MSI Stealth 15M A11(RTX 3060搭載)の実機レビュー

更新日:2021年5月2日
CPU Core i7-11375H
GPU GeForce RTX 3060
メモリ 16GB~64GB
ストレージ 500GB~2TB SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 非光沢 144Hz
質量 約1.7kg
バッテリー 最大 約9時間
価格[税込] 18万円台~
RTX3060を搭載しながらたった約1.7kg!

MSI Stealth 15M A11は、厚さ約16.15mm、質量約1.7kgと、薄くて軽いゲーミングノートPCです。

ミドルクラスのゲーミング性能を備えつつ、持ち運びがしやすいのが特徴です。出張先、会社、友人宅など、外にゲーミングノートPCを頻繁に持ち出したい方に適しています。

高級感のあるボディで、見た目も派手ではなくシンプルなのでゲームだけでなく、仕事用としてもいいと思います。

カーボングレイとピュアホワイトのカラーがありますが、カーボングレイのモデルは色域も広めでした。

公式サイトはこちら
カーボングレイのカラーはこちら

カーボングレイのカラーは、パソコンSHOPアーク(Ark)で販売しています。パーツのカスタマイズ(ストレージやメモリ容量をアップ)も可能です。

購入はこちら(パソコンSHOPアーク)
ピュアホワイトのカラーはこちら

ピュアホワイトのカラーは、MSIストアのみで販売しています。パーツのカスタマイズはできません。

購入はこちら(MSIストア)

 

レビュー機は、カーボングレイのモデルがメーカーからの貸出機、ピュアホワイトのモデルが当サイトの購入品です。今回はどちらも次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-11375H、16GBメモリ、GeForce RTX 3060、512GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「MSI Stealth 15M A11の特徴」のみお読みください。

 

MSI Stealth 15M A11の特徴

薄くて軽いゲーミングノートPC

MSI Stealth 15M A11は、ミドルクラスの性能を備えながら、厚みがわずか約16.15mm、重さ約1.7kgと、薄さと軽さが特徴の15.6型ゲーミングノートPCです。

薄くて軽いゲーミングノートPC

 

カバンにも収まりがよく、持ち運びがしやすいです。自宅と会社で使用するテレワーク用、または出張にも持参しやすいハイスペックPCとしても使えますし、友人宅に集まってゲームを楽しむのにも適しています。スペック高めのPCを持ち運びたい方におすすめの機種です。

持ち運びしやすい薄型ボディ

 

下表では、RTX 3060 Laptopを搭載可能な15.6型のゲーミングノートPCと質量を比較しました。実測値で1.732kgというのは、比較した中ではダントツの軽さです。ACアダプターまで含めた質量も2.179kgしかなく、他機種と比べると約400g以上軽いです。

RTX 3060を搭載可能な15.6型ゲーミングノートとの質量比較
  PC本体の質量
ACアダプター
の質量
合計質量
MSI Stealth 15M A11 [本製品] 1.732kg 447g 2.179kg
ASUS ROG Zepyurus G15 1.979kg 591g 2.570kg
MSI GF65 Thin 10U 1.931kg 593g 2.524kg
ASUS TUF Dash F15 2.060kg 589g 2.649kg
ASUS TUF Gaming A15 2.280kg 582g 2.862kg
GALLERIA XL7C-R36 2.022kg 596g 2.618kg
※PC本体・ACアダプターの質量は当サイトの計測値です

 

RTX 3060の最大グラフィクスパワーは65W

MSI Stealth 15M A11は、ゲーミングノートPCとしてはミドルクラスとなるGeForce RTX 3060 Laptopを搭載しています。

なお、同じGeForce RTX 3060 Laptopであっても、メーカーや機種によって実際のグラフィックス性能には大きな差があります。MSI Stealth 15M A11の最大グラフィックパワー(max TGP)は、65Wとなっています。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

最大グラフィックパワーが65Wというのは、GeForce RTX 3060 Laptop搭載ノートの中では、低めの設定となります。当サイトでレビューしたことのある機種の中では、最も低い数値でした。薄型・軽量ボディの製品なので、ここは妥協が必要です。

国内で販売中のGeForce RTX 3060 Laptop搭載ノート
  最大グラフィックスパワー
raytrek R5-CA 130W
GALLERIA XL7C-R36 130W
ASUS TUF Gaming A15 95W
ASUS ROG Zepyurus G15 95W
ASUS TUF Dash F15 85W
MSI GF75 Thin 10U 75W
MSI GF65 Thin 10U 75W
MSI Stealth 15M A11 [本製品] 65W

 

3DMark Time Spyの結果を確認してみると、MSI Stealth 15M A11は、最大グラフィックスパワーが75WのGeForce RTX 3060搭載PCよりもやや低く、RTX 2060より少し高いスコアでした。グラフィックスパワーが低めとは言っても、ゲーミングノートPCとして、ミドルレンジの性能はしっかり出ています。

なお、MSI Stealth 15M A11では、動作モードによっても、発揮できるグラフィックス性能に大きな差があります。「Balancedモード」にすると、エントリークラスのゲーミングノートPC程度のグラフィックス性能しかでませんので、ご注意ください。MSI Stealth 15M A11でゲームをする場合は、「Extreme Performance」モードでのプレイがおすすめです。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 11357 (130W)
RTX 3070 10293 (130W)
RTX 3080 8GB 10258 (105W)
RTX 2080 9456
ミドルハイ RTX 3070 9220 (95W)
RTX 2070 SUPER 8322
RTX 3060 8302 (130W)
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 7778
RTX 3060 7519 (95W)
RTX 2070 Max-Q 7216
ミドルレンジ RTX 3060 7146 [Extreme Performance]
3375 [Balanced]
RTX 3060 6984 (75W)
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
エントリー GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :GeForce RTX 3060 Laptop
 :ピュアホワイトのレビュー機で計測したスコア
括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

第11世代Core i7-11375Hを搭載

MSI Stealth 15M A11は、インテルのHシリーズプロセッサーである、Core i7-11375H(cTDP-up 35W)を搭載しています。

Core i7-11375H搭載

 

Hシリーズプロセッサーではあるものの、4コア8スレッドのCPUなので、マルチコアのベンチマークスコアはほどほどです。それでも、シングルコアの処理性能が高いため、少し前のゲーミングノートPCによく搭載されていた、6コア/12スレッドの第10世代Core i7-10750H(TDP 45W)に近いスコアは出ています。ゲームプレイでCPUがボトルネックになってフレームレートが著しく下がる、という心配はなさそうです。また、シングルコアの処理性能が重要なアプリを快適に動かすことができます。Adobe系のクリエイター向けソフトを使用した作業にも使用しやすいと思います。

CPU性能の比較 ~ CINEBENCH R23 ~
マルチコア
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i7-10750H 6839
Core i7-11375H 6476
Core i7-1185G7 6229
シングルコア
Core i7-11375H 1557
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 9 5900HX 1466
Core i7-10750H 1277
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

144Hzのハイリフレッシュレート液晶

MSI Stealth 15M A11は、144Hz駆動のハイリフレッシュレート液晶を搭載しています。

1秒間に最大144回画面の書き換えができ、滑らかな映像でのゲームプレイが可能となります。特に、FPS系のeスポーツタイトルをプレイするのに適しています。 最大グラフィックスパワー65WのRTX 3060でも、VALORANT、APEX、フォートナイト、PUBGといった軽めのゲームなら、100 fps以上のフレームレートで快適にプレイすることができそうです。

144Hzのハイリフレッシュレート液晶

 

冷却にはこだわっているが、温度はやや高め

MSI Stealth 15M A11は、薄型ボディに、ミドルクラスのゲーミング性能を詰め込んでいるため、十分なパフォーマンスを発揮するには、冷却性能が重要となります。

本製品は、できるだけ発熱を抑えるために、RTX 3060 Laptopを、最大グラフィクスパワー65Wとやや抑えめに駆動させています。

さらに、最大6つのヒートパイプ、2基のファンによる、COOLER BOOST 5という冷却システムにより、4方向から排気を行うことで、冷却性能を高めています。

これらが功を奏して、ゲーム中のCPUおよびGPU温度はある程度抑えられてはいますが、それでも他のゲーミングノートと比べると高めの温度です。また、表面温度も高く、手が熱く感じやすいです。薄型・軽量であるがゆえに、ここは妥協しなければならないポイントです。

4方向から排気し冷却性を高めているがCPU温度などはやや高め

 

カーボングレイとピュアホワイトのカラー

MSI Stealth 15M A11には、カーボングレイとピュアホワイトのカラーがあります。基本スペックはどちらも同じですが、当サイトでsRGBカバー率を計測したところ、カーボングレイが95.0%、ピュアホワイトが61.8%でした。カーボングレイのほうが後に発売されており仕様が変わったのか、複数のパネルを調達していることから、どちらのパネルも搭載される可能性があるのかはわかりません。

カーボングレイとピュアホワイト

 

メモリとストレージ容量のカスタマイズが可能

MSI Stealth 15M A11を購入する場合、パソコンショップアークであれば、メモリやストレージのカスタマイズが可能です。メモリ容量は最大64GB、ストレージ容量は最大2TBを選択することができます。もちろん、パソコンショップアークでカスタマイズして購入しても、2年間のメーカー保証がちゃんと付いてきます。

一方、購入後に自分で増設しようとすると、底面のネジの1つに貼られている「FACTORY SEAL」を破くことになり、メーカー保証が受けられなくなります。せっかく、2年と長めのメーカー保証が付いているので、後で自己責任で増設するよりも、用途に合った容量のメモリとストレージを選択しておくことをおすすめします。

メモリやストレージ容量のカスタマイズが可能

 

最大8Kの外部出力が可能

MSI Stealth 15M A11は、Thunderbolt 4に対応したUSB-Cポートを1つ備えており、Thunderbolt 4経由であれば最大8Kの解像度での映像出力が可能です。

まだまだ一般的と言えるほど普及はしていませんが、デジイチやスマホ等で撮影した8K動画の簡単な編集や高解像度のフォトムービーの作成をMSI Stealth 15M A11で行い、8Kテレビに表示する、といったことができます。

Thunderbolt 4を搭載

 

各用途の快適度

MSI Stealth 15M A11の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
スペックは十分です。快適に作業できるでしょう。
オンライン会議 オンライン会議に特化した機能はありませんが、カメラ、マイク、スピーカーを備えており、普通にオンライン会議に参加できます。
動画鑑賞 ピュアホワイトのモデルの場合、液晶の鮮やかさはイマイチですが、スペックは十分です。スピーカー音は普通です。カーボングレイのモデルは液晶も綺麗です。
RAW現像
画像編集
カーボングレイのモデルであれば、色域が広めで、スペックも十分で画像編集も可能です。
動画編集 快適に動作し、実用的なスペックです。
ゲーム RTX 3060 Laptop + 144Hzのハイリフレッシュレート液晶を搭載しています。ミドルクラスのゲーミングノートPCとして、快適にゲームができます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

本製品は、MSI製ノートPCにプリインストールされている「Dragon Center」ソフトの「User Scenario(ユーザーシナリオ)」の項目から、動作モードを変更することができます。

動作モードは、「Extreme Performance」「Balanced」「Silent」「Super Battery」「User」5つのモードがありす。

プリインストールされている「Gaming Center」から変更可能

 

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「Extreme Performance」のモードで、ゲームの平均フレームレートを掲載します。

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

軽い部類のeスポーツタイトルであれば、高設定でも100 fps以上でており、144Hz駆動のハイリフレッシュレート液晶を活かしたプレイが可能だと思います。

なお、今回2モデルで計測しましたが、カーボングレイのほうがフレームレートがやや高かったです。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 低設定 230 fps 185 fps
高設定 139 fps 132 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB 130W 214 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 2080   190 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3060 130W 175 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 2070 SUPER   163 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q   144 fps
RTX 3060 75W 143 fps
RTX 3060 65W 139 fps
132 fps
RTX 2070   138 fps
RTX 2060   123 fps
GTX 1660Ti   113 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 低設定 250 fps 204 fps
高設定 214 fps 187 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3080 16GB 130W 281 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 130W 267 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 2060   250 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3060 65W 214 fps
187 fps
RTX 2060 Max-Q   194 fps
GTX 1650Ti   180 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 低設定 286 fps 210 fps
高設定 190 fps 169 fps
最高設定 146 fps 130 fps
※バトルラボで計測

※フォートナイトは、いつもと計測場所が異なるため、他のグラフィックスとの比較は行っていません。

軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 非常に低い 147 fps 119 fps
中型 140 fps 116 fps
ウルトラ 136 fps 112 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 182 fps
RTX 2070 SUPER   167 fps
RTX 3060 130W 163 fps
RTX 2080   160 fps
RTX 3060 95W 158 fps
RTX 3060 75W 156 fps
RTX 3060 65W 136 fps
112 fps
RTX 2070   134 fps
RTX 2060   122 fps
GTX 1660Ti   110 fps
GTX 1650Ti   82 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

ほとんどのゲームが、最大設定でも60 fpsを超えるフレームレートで、快適なプレイが可能です。

ウォッチドックスのようなかなり重いゲームタイトルは60 fpsを超えませんでしたが、少しグラフィック品質を落とすことで、快適にゲームができるようになります。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 オフ 88 fps 75 fps
オフ 59 fps 55 fps
ウルトラ オフ 51 fps 47 fps
自動 66 fps 64 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB 130W 78 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 58 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 65W 51 fps
47 fps
RTX 3060 75W 50 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 オフ 73 fps 69 fps
オフ 67 fps 58 fps
最大 オフ 45 fps 38 fps
高性能 53 fps 49 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3070 130W 74 fps
RTX 3080 16GB 130W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 63 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 75W 50 fps
RTX 3060 65W 45 fps
38 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 101 fps 92 fps
75 fps 68 fps
ウルトラ 64 fps 58 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 130W 90 fps
RTX 3070 130W 88 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 2070 SUPER   77 fps
RTX 3060 95W 70 fps
RTX 3060 65W 64 fps
58 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 2060   52 fps
Radeon RX 5500M   44 fps
RTX 2060 Max-Q   43 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 軽量品質 112 fps 104 fps
標準品質 97 fps 87 fps
高品質 72 fps 66 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 130W 104 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 2080   95 fps
RTX 2070 SUPER   88 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 85 fps
RTX 2070   81 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3060 65W 72 fps
66 fps
GTX 1660Ti   63 fps
RTX 2060   61 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 最低 102 fps 89 fps
89 fps 81 fps
最高 74 fps 72 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高、DLSS:オフ)
RTX 3070 130W 119 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 2070 SUPER   104 fps
RTX 3080 16GB 130W 101 fps
RTX 2080   101 fps
RTX 3060 130W 95 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3060 95W 91 fps
RTX 2070   88 fps
RTX 2060   77 fps
RTX 3060 65W 74 fps
72 fps
GTX 1660Ti   72 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 標準(ノート) 139 fps 117 fps
高(ノート) 127 fps 113 fps
最高品質 105 fps 94 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3070 130W 138 fps
RTX 3080 8GB 105W 137 fps
RTX 3080 16GB 130W 135 fps
RTX 3070 95W 129 fps
RTX 2070 SUPER   127 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q   118 fps
RTX 2080 Max-Q   117 fps
RTX 3060 75W 111 fps
RTX 2070   110 fps
RTX 3060 95W 108 fps
RTX 3060 65W 105 fps
94 fps
RTX 2070 Max-Q   98 fps
GTX 1660Ti   96 fps
RTX 2060   95 fps
GTX 1650Ti   73 fps
GTX 1650   64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 カーボングレイ ピュアホワイト
1920x1080 最高品質 19656
(すごく快適)
18872
(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシング&DLSS有効時のフレームレート

レイトレーシングを有効にした時と、さらにDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

GeForce RTX 30シリーズでは、第2世代「RTコア」により、レイトレーシング機能も強化されていますが、VRAMが6GBとそこまで大容量ではなく、最大グラフィックスパワーが65Wと低いこともあり、あまり高いフレームレートは出ません。レイトレーシングを有効にしてプレイしたい場合は、もっと上位のグラフィックスのゲーミングノートPCの方が適していると思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS カーボングレイ ピュアホワイト
1920
x
1080
レイトレ:中 パフォーマンス 57 fps 50 fps
レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 50 fps 49 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 59 fps
RTX 3060 95W 54 fps
RTX 3060 75W 53 fps
RTX 3060 65W 50 fps
49 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

MSI Stealth 15M A11のディスプレイの詳細なチェックです。

カーボングレイのモデルと、ホワイトのモデルでは異なるパネルが搭載されていました。なお、どちらのモデルも必ずしもこのパネルが搭載されるとは限りません。 

カーボングレイに搭載されていたパネル

パネルは、「LG LP156WFG-SPB3」でした。

144Hzの高リフレッシュレートに対応したFHD液晶です。色域も広めでした。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では300cd/m2とやや高めです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み
    ・ギラつき
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は95.0%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや青と赤色が強く発色していますが、わずかですのでほぼ気になりません。比較的自然な発色だと思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。ギラつきも感じませんでした。

画面への映り込み

調光によるフリッカーは発生していませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約51msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、144Hz(1秒間に144フレームを表示する)ディスプレイで2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hz(1秒間に60フレームを表示する)ディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像なので、本製品のディスプレイ残像は少なめだと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

なお、カーボングレイのモデルのみ、MSI DRAGON CENTERのツールの中に「True Color」という項目があり、ここからディスプレイのモードを変更することが出来ます。

True Colorの項目がある
True Colorで選べるディスプレイモード
※画像をクリックすると拡大できます

 

ピュアホワイトのパネル

パネルは、「BOE NV156FHM-NX4」でした。

144Hzの高リフレッシュレートに対応した、FHD液晶です。ゲームプレイには支障はありませんが、色域は狭めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では269cd/m2と普通です。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み
    ・ギラつき
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は61.8%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや青色が強く発色していますが、わずかですのでほぼ気になりません。比較的自然な発色での表示が可能だと思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。ギラつきも感じませんでした。

画面への映り込み

調光によるフリッカーは発生していませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約48msでした。カーボングレイとほぼ同じ遅延です。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、2フレーム前くらいまで残像がありました。こちらもカーボングレイとほぼ同じです。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

MSI Stealth 15M A11のキーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは、横:約19mm、縦:約19mmと十分なサイズです。キーストロークは、約1.3mmとやや浅めです。

実際に打ってみると、やはりキーストロークの浅さを感じますが、普通にタイピングできるキーボードだと思います。ただし、英字キーボードの枠をそのまま使用して、日本語キーを配置しているようで、「全角/半角」キーや、「\」キーのような、サイズが小さいキーが幾つかあります。特に、日本語入力の切り替えで使用する、「全角/半角」キーは押し間違えやすかったです。また、「Enter」キーの列が端ではない点も、やや慣れが必要だと思います。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通です。ただ、ホームポジションに手を置くと、右の手の平がタッチパッドに覆いかぶさってしまいます。もう少し左寄りに配置されているとよかったかなと感じます。


タッチパッド

 

キーボードは、マルチカラーバックライトを内蔵しています。明るさは4段階で調整でき、カラーリングのカスタマイズも可能です。

キーボードバックライト

 

キーボードのマルチカラーバックライトは、プリインストールされている「Dragon Center」のMystic Light機能を使用して、発色、発光パターンを選択できます。ただし、キーごとに色を変えることはできず、発光パターンも少ないです。


Dragon CenterからLEDの調整が可能

 

パフォーマンスのチェック

MSI Stealth 15M A11のパフォーマンスのチェックです。ここでは、「Balanced」モードと、「Extreme Performance」モードでの計測結果を掲載します。

動作モード

 

CPU

CPUには、Core i7-11375Hを搭載しています。

ベンチマークでは、シングルコアに関しては高いスコアが出ていました。ただし、4コア/8スレッドなので、マルチコア スコアはそこまで高くなく、6コア/12スレッドの第10世代Core i7-10750Hに及びませんでした。

なお、CPU性能に関しては、ピュアホワイトのモデルのほうがやや高めのスコアが出ていました。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-11375H(カーボングレイ)
Core i7-11375H(ピュアホワイト)
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-11375H 6476 [Extreme Performance]
6078 [Balanced]
Core i7-1185G7 6229
Core i7-11375H 5919 [Extreme Performance]
5853 [Balanced]
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2643
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-11375H 1557 [Balanced]
1550 [Extreme Performance]
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11375H 1486 [Balanced]
1480 [Extreme Performance]
Ryzen 9 5980HX 1466
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1275
Ryzen 7 4700U 1214
Core i7-10870H 1176
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce RTX 3060 Laptopを搭載しています。ただし、最高グラフィックスパワーが65Wと抑えられており、RTX 30シリーズのグラフィックスとしては、低めのスコアでした。特に、「Balanced」モードで測定した時のスコアは低かったです。

なお、グラフィックス性能は、カーボングレイのほうがやや高めのスコアが出ていました。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
RTX 3060(カーボングレイ)
RTX 3060(カーボングレイ)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
  11526
RTX 3080 16GB 130W 11357
RTX 3070 130W 10432
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 2070
SUPER
  8322
RTX 3060 130W 8302
RTX 2080
Max-Q
  8068
RTX 2070   7778
RTX 3060 95W 7519
RTX 2070
Max-Q
  7216
RTX 3060 65W 7146 [Extreme Performance]
3375 [Balanced]
RTX 3060 75W 6984
RTX 3060 65W 6559 [Extreme Performance]
4483 [Balanced]
RTX 2060   6163
RTX 2060 Max-Q   5676
GTX 1660Ti   5667
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3060 Laptopの情報は次の通りです。「Balanced」でも「Extreme Performance」でもGPUクロックなどは同じです。また、カーボングレイもピュアホワイトも同じ仕様です。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、デフォルトでは512GBのNVMe SSDを搭載しています。十分な速度ではありますが、NVMe SSDとしてはそこまで速くはありません。パソコンショップアークであれば、もっと高速かつ大容量のストレージにカスタマイズすることも可能です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3500
2052
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しています。カード挿入後の出っ張りはわずかにあります。読み込み速度は高速です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

インテルのHシリーズCoreプロセッサーを搭載することで、書き出し時間が速いです。色を調整したりする作業もスムーズにできます。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-11375H
16GBメモリ
75秒 (ピュアホワイト)
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-11375H
16GBメモリ
79秒 (カーボングレイ)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Apple M1 (Rosetta 2)
16GBメモリ
80秒 (MacBook Pro 13 M1)
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

GeForce RTXシリーズの外部グラフィックスを搭載していることで、ニューラルフィルターやスーパー解像度などの新機能も、外部グラフィックスを搭載していないノートPCと比べると大分速いです。その他の処理も速く、快適に作業できます。

  カーボングレイ ピュアホワイト
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約4秒 約3秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約9秒 約15秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約4秒 約4秒
スーパー解像度 約5秒 約6秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約3秒 約3秒
被写体を選択 約6秒 約4秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

GeForce RTX 3060を搭載することで、快適に作業できます。グラフィックスのVRAMも6GBとまずまずの大きさです。

4K動画の書き出し
Core i7-10750H
RTX 2060
4分51秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
4分55秒
Core i7-11375H
RTX 3060 65W
5分11秒 (カーボングレイ)
Core i7-10870H
RTX 3070
5分15秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i7-11375H
RTX 3060 65W
6分35秒 (ピュアホワイト)
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
20分00秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
21分19秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020
ピュアホワイト

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

USB Type-Cポートを2ポート備えていますが、右側面の奥側のUSB-Cポートは、Thunderbolt 4に対応しており、以下のような結果となりました。今回は45W以上の出力であれば、USB-Cアダプターを使用した充電が出来ました。ただ、メーカーサイトでは「65W以上のデバイス(ACアダプターや対応モバイルバッテリーなど)のみをサポートしています。」と記載されていたので、実際の使用においては、65W以上の出力のものを使用することをおすすめいたします。

なお、手前側のUSB-Cポートは、データ転送と、DisplayPort出力対応となっており、本体への給電には対応していないので、ご注意ください。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「1.7kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りで、公表値よりもわずかに重かったです。それでも、RTX 30シリーズを搭載した15.6型のゲーミングPCにしては、軽いです。また、ACアダプターも、ゲーミングノート用としては、薄型で軽いので、カバンに入れての持ち運びもしやすいと思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.732kg
ACアダプター 447g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、メーカーの仕様表では52Whと記載されています。メーカーサイトによるバッテリー駆動時間は最大9時間(JEITA 2.0)です。

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。駆動時間は短めです。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 最大9時間
(2) PCMark 10 Modern Office 3時間59分
(2) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間7分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

「Balanced」モードでも、CPU温度が95℃前後まで上がっており、高い温度です。CPUのみで実行するソフトウェアエンコードなどはあまりしないほうがいいと思います。

  • Balanced
  • Extreme Performance
CPU温度
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

カーボングレイのモデルで、モードを「Extreme Performance」にすると、CPU温度、GPU温度共にやや高めですが、常時90℃を超えているわけではないので、なんとか大丈夫でしょう。それ以外のときは問題ないかなと思います。

  • Balanced
  • Extreme Performance
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。ピュアホワイトのモデルで計測しています。

アイドル時でも、多少ファン音がします。「Extreme Performance」モードで、FF15のような高い負荷をかけると、やや大きめの騒音値になります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Extreme Performance時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。こちらもピュアホワイトのモデルで計測しています。

ゲーム中は、ボディ温度が上がり、熱くなります。パームレストやキーボード部分の温度も上がるので、手の平などにやや不快感があります。ボディが薄く軽いため、致し方ないところです。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。こちらもピュアホワイトのモデルで計測しています。

一般的なノートPCよりは高い消費電力ですが、GPUの最大グラフィックスパワーが抑えられていることもあり、ゲーミングノートPCとしてはやや低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

MSI Stealth 15M A11の外観のチェックです。

カーボングレイ

まずはカーボングレイのモデルの外観画像を掲載します。

やや青みがかったグレイです。オールアルミニウム合金製のボディは、高級感があります。

 

天板には、MSIのドラゴンのエンブレムが印字されています。うっすら見える程度で、主張が強いわけではないので、ビジネスシーンでも使えると思います。

 

92万画素の標準的なWebカメラを備えています。IRカメラは搭載されていません。

 

閉じた時の画像です。厚みが16.15mmしかなく、とてもスリムなボディです。

 

インターフェイスには、USB-C(映像出力対応)、USB-C(Thunderbolt 4、Power Delivery、映像出力対応)、USB 3.2 x2、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。ポートの種類と数は十分だと思いますが、ゲーミングノートなので、有線LANポートもあればよかったです。

 

液晶は180度開くことができます。

 

キーボード上部は、スピーカーではなく、吸気口になっています。

 

スピーカーは背面の両サイドに配置されています。音質は普通です。ノートPC基準で10点満点で採点すると、5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面にも吸気口が設けられていますが、ハニカムデザインでかっこいいです。

 

本体をやや浮かせて、底面から吸気しやすくするために、ゴム足は高めになっています。

 

ネジの1つに「FACTORY SEAL」が貼られています。このシールを剥がすと、保証対象外となるためご注意下さい。

 

ACアダプターは薄型です。ゲーミングノート用としてはそれほど大きくないので、持ち運びもしやすいです。

 

ACアダプターの出力は150Wです。

 

ピュアピュアホワイト

次に、ピュアホワイトのカラーの外観画像を掲載します。

とても清涼感のある外見となっています。黒い汚れは目立つかもしれませんが、指紋や皮脂は目立ちにくいです。また、ボディがピュアホワイトでも、液晶の周りのベゼルは黒いPCも多いですが、本製品はそこも含めてすべてピュアホワイトで統一されています。

 

ACアダプターも、カーボングレイと同じものが搭載されています。

 

まとめ

以上が、MSI Stealth 15M A11のレビューです。

薄さと軽さが特徴的な、モビリティを重視する方に適した15.6型ゲーミングノートPCです。本体とACアダプターを含めても、実測で2.179kgしかないので、出張先、会社と自宅の往復、友人宅など、外に持ち運びしやすいです。また、ある程度の出力があれば(65W以上を推奨)、USB-Cアダプターによる給電が可能なので、外出先でゲーム以外の目的にも使いやすいです。

この軽さで、GeForce RTX 3060 Laptopの高性能グラフィックスを搭載しており、ゲームや動画編集が快適でしょう。

デザイン性と、質感も優れており、ゲーミングノートとしては珍しい、ライトなイメージのピュアホワイトのボディに加えて、落ち着きを感じるグレーのボディカラーも選択できます。

ただし、薄型・軽量ボディに、高い性能のCPUおよびGPUを搭載してはいるものの、GPUの最大グラフィックスパワーが低めに設定されているなど、ややパフォーマンスは抑えられています。また、CPU温度などは高めで、表面温度も気になる熱さです。ここは、薄型・軽量であるのと引き換えに妥協しなくてはならないポイントです。

気になったのは、カーボングレイのモデルは液晶の色域が広めであったのに対し、ピュアホワイトのモデルの色域は狭かった点です。カーボングレイのモデルのほうが発売が後なので、パネルが変わったのか、それとも、カーボングレイでも色域の狭いパネルが搭載される可能性があるのかは分かりません。公式にsRGB 100%と表記されているわけではないので、色域を重視するなら、念のため別の機種のほうが無難かと思います。

また、ゲーミングノートなので、LANポートが欲しいところでした。

RTX3060を搭載しながらたった約1.7kg!

MSI Stealth 15M A11

特徴

  • 本体+ACアダプターで約2.18kgと軽い
  • RTX 3060(65W)の高性能グラフィクス
  • デザイン性と質感が高い

こんなあなたに

  • 持ち運びやすさ重視でゲーミングノートを選びたい方
  • 外出先で動画編集などをしたい方
  • 価格18万円台~[税込]
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