※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
ASUS ZenBook S13 UX392FN の実機レビュー
CPU | Core i7-8565U |
---|---|
GPU | GeForce MX150 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.9型 |
液晶種類 | フルHD 光沢 |
質量 | 約1.16kg |
バッテリー | 約16.4時間 |
価格[税別] | 199,500円 |
ZenBook S13 UX392FNは、世界最薄ベゼルの液晶を搭載しているモバイルノートです。
4辺全てのベゼルが狭いため、画面占有率は約95%と非常に高いです。アルミニウムのボディと相まって、非常に美しい仕上がりになっています。
さらに、GeForce MX150を搭載していながら、約1.16kgと軽量である点も特徴です。
液晶の色域もsRGB比 100%(当サイト計測値)と広く、画像や映像を扱う方にも適しています。
価格はやや高いですが、かなり目を引くPCです。
レビュー機は、当サイトの購入品です。以下の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-8565U、GeForce MX150、16GBメモリ、512GB PCIe SSD
目次
お忙しい方は、「ZenBook S13 UX392FNの特徴」のみお読みください。
ZenBook S13 UX392FN の特徴
世界最薄ベゼルのディスプレイ
ZenBook S13 UX392FNの最も特徴的な部分は、世界最薄レベルのベゼルのディスプレイを搭載している点です。左右のベゼル幅は約3.5mm、上部は約4mmと非常に薄いです。スリムベゼルは最近のノートPCの主流となっていますが、その中でもベゼルの薄さが際立っています。本体に対する画面占有率は95%となっており、ほぼ全面ディスプレイと言っても過言ではありません。
ベゼルが薄いからと言って、性能がよくなるわけではありませんが、PC本体がコンパクトになることと、見た目がかっこいいという利点があります。
下の写真でもわかるように、上部のベゼルの幅も狭いため、Webカメラを搭載するために出っ張りがあります。ディスプレイを閉じたときの姿については、好みが分かれるかもしれませんが、指がかかるのでPCを開きやすいと思います。
本製品は13.9型の液晶ですが、ほぼ同等サイズの14型ノートと比べると、ダントツに小さいです(下表参照)。コンパクトさが売りの13.3型ノート(ZenBook 13 UX333FAやXPS 13)と比べるとさすがに及びませんが、普通のサイズのdynabook GやThinkPad X390などと比べると、奥行と高さは短くなっています。
幅 | 奥行 | 高さ | ||
13.9型 | ZenBook S13 UX392FN | 316 | 195 | 12.9 |
14型 | ZenBook 14 UX433FN | 319 | 199 | 15.9 |
ThinkPad X1 Carbon 2018 | 323.5 | 217.1 | 15.95 | |
VAIO SX14 | 320.4 | 222.7 | 15.0~17.9 | |
13.3型 | ZenBook 13 UX333FA | 302 | 189 | 16.9 |
XPS 13(9380) | 302 | 199 | 7.8~11.6 | |
dynabook G | 308.8 | 211.6 | 17.9 | |
ThinkPad X390 | 311.9~ | 217~ | 16.5~ |
GeForce MX150を搭載可能
ZenBook S13 UX392FNは、軽量かつコンパクト・スリムなモバイルPCとしては珍しく、外部グラフィックスとしてGeForce MX150を搭載しています。
GeForce MX150は、GPUとしての性能は高くはなくゲームをするのには向いていませんが、クリエイティブな作業、例えば写真編集や動画編集といった作業を、ややスムーズに行うことができます。
このことからしても、ZenBook S13 UX392FNは、映像や画像を頻繁に扱う、クリエイティブな作業を行う方がメインターゲットとなっているモバイルノートPCであると言えるでしょう。
ただし、描画性能がアップしたGeForce MX250を搭載したノートPCも発売されているので、最新のGeForce MX250でないのは、ちょっと残念です。
デュアルファンでしっかり冷却
ZenBook S13 UX392FNは、薄型のボディにWhiskey Lake-UプロセッサーとGeForce MX150を搭載できるため、放熱がしっかりなされていないと、十分に性能を発揮できない恐れがあります。
しかし、本体内部にはデュアルファンを備えており、CPUとGPUの熱を本体背面から効率的に排出できる構造となっています。高負荷時の温度を計測してみても、問題ない範囲です。詳細は「パーツの温度のチェック」をご覧ください。
耐久性に優れたフルアルミボディ
ZenBook S13 UX392FNのボディは、CNC加工によるアルミボディとなっています。シンプルでかっこいいことはもちろんですが、耐久性にも優れており、MIL-STD 810G軍用基準にも準拠しています。モバイルPCとして頻繁に持ち運ぶ場合でも、強度の心配をする必要はありません。
また、天板にはスピンメタル加工が施されており、ZenBookらしい輝きがあります。
ライバル機種との比較
ライバル機種との比較です。ライバル機種と言っても、ZenBook S13 UX392FNのように超コンパクト・薄型でdGPUを搭載したPCは珍しいので、ZenBook S13 UX392FNがいいなと思うときに比べてほしい、別の特徴を持ったPCとの比較を行います。比較対象は、ほぼ同じ液晶サイズでGeForce MX250を搭載可能なレノボのThinkPad T490と、元祖狭額ベゼルのXPS 13(9380)です。
ZenBook S13 UX392FNは、GeForce MX150を搭載しているのに最も軽い質量です。さらに、画面サイズの小さいXPS 13よりも、奥行が短くなっている点も優秀です。ただし、価格は高めです。
一方、ThinkPad T490は、描画性能が向上したGeForce MX250、LTE、高精細のWQHD液晶を搭載している点が優れています。質量とサイズが気にならなければ、トータルスペックは上です。
XPS 13 (9380)は画面サイズがやや小さいこともあり、横幅が狭く、体積は最も小さくなっています。また、剛性の高いボディで、ボディカラーもホワイトを採用し特徴的です。4K液晶を搭載しても、比較機種の中では最も価格が安く、外部グラフィックスが必要なければおすすめです。
[本製品] ZenBook S13 UX392FN |
レノボ ThinkPad T490 |
デル XPS 13 (9380) |
|
画像 | |||
CPU | 第8世代Core (Whiskey Lake-U) |
||
GPU | GeForce MX150 | CPU内蔵 / GeForce MX250 |
CPU内蔵 |
メモリ | 16GB | 最大48GB | 最大16GB |
ストレージ | PCIe SSD | SATA / PCIe SSD | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.9型 | 14.0型 | 13.3型 |
液晶 | フルHD IPS | HD TN FHD IPS FHD IPS タッチ FHD IPS PrivacyGuard WQHD DOLBY Vision |
FHD IPS 4K IPS タッチ |
LTE | 非対応 | 対応 | 非対応 |
質量 | 約1.16kg | 約1.44kg~ | 約1.23kg~ |
サイズ[mm] | [幅] 316 [奥行] 195 [高さ] 12.9 |
[幅] 329 [奥行] 227 [高さ] 18.9 |
[幅] 302 [奥行] 199 [高さ] 7.8-11.6 |
バッテリー | 最大 約16.4時間 50Wh |
最大 約17.8時間 50Wh |
最大 約21時間 52Wh |
[本製品] ZenBook S13 UX392FN |
レノボ ThinkPad T490 |
デル XPS 13 (9380) |
|
CPU | Core i7-8565U | ||
GPU | GeForce MX150 | GeForce MX250 | CPU内蔵 |
メモリ | 16GB | ||
ストレージ | 512GB SSD | ||
液晶種類 | FHD | WQHD | 4K タッチ |
LTE | なし | あり | なし |
価格[税別] | 199,500円 | 186,550円 | 166,384円 |
各用途の快適度
ZenBook S13 UX392FNの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧、Office作業 | ◎ | CPU、ストレージ性能は十分で快適に操作できます。液晶も見やすいですが、光沢液晶であるため、画面への映り込みがあり、そこが気になるところです。 |
---|---|---|
動画鑑賞 | 〇 | CPUなどのスペックは十分です。色鮮やかな液晶で見やすいですが、光沢であるため、暗いシーンになると部屋のものや自分自身が映り込みます。また、スピーカーの最大音量が小さめなのも気になります。 |
RAW現像・画像編集 | 〇 | Core i7-8565Uの割には現像時間が速いです。色域も、sRGBカバー率 約97%と比較的広く、Web掲載用の写真の編集なら十分でしょう。ただし、Adobe RGBをカバーするような色域が必要な場合は適しません。 |
動画編集 | 〇 | GeForce MX150の外部グラフィックスを搭載しているので、短めの動画でエフェクトなどもあまりかけなければ、問題ないでしょう。ただし、動画編集としてはもう少し高性能のCPUとグラフィックスを搭載したPCのほうがおすすめです。 |
ゲーム | △ | ゲーム向きではありません。ただ、2Dゲームや、古い軽めのゲームならできると思います。 |
液晶ディスプレイのチェック
ZenBook S13 UX392FNは、フルHDの光沢液晶を搭載しています。
色域も高めで、最大輝度も当サイトの計測では459cd/m2と高く、見やすい液晶だと思います。
- 視野角
- RGB
発色特性 - 色域
- 画素・
ギラつき - 映り込み
- フリッカー
キーボードおよびタッチパッドのチェック
ZenBook S13 UX392FNのキーボードのチェックです。
キーピッチは19.05mm(横方向)と十分な広さがあります。縦方向のキーピッチは実測で約18mmとこちらも十分です。キーストロークは1.4mmとやや浅めですが、最近のモバイルPCとしては普通でしょう。キートップはほぼフラットに見えますが、0.15mmカーブしています。
キートップはやや滑り、底付きの衝撃も感じますが、キー配列は素直で、普通に打てるキーボードだと思います。ただし、部屋が明るいときは、照明の位置によっては印字がやや見づらいです。
タッチパッドの操作性も普通です。
バックライトも付いています。
パフォーマンスのチェック
ZenBook S13 UX392FNのパフォーマンスのチェックです。
CPU
モバイルノートPCとしては標準的なCPUを搭載しています。ただ、同じCPUを搭載した他のノートPCより、多くのベンチマークスコアが高めでした。数十分かかるような処理はほとんど違いはないですが、ベンチマークソフトのように数分で終わるような処理は速い傾向がありました。
~ CINEBENCH R15 ~
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
グラフィックス
グラフィックスには、GeForce MX150を搭載しています。ゲーム向きではありませんが、動画や画像の編集などをしようと思っている場合、ソフトによっては処理が速くなります。
~ 3DMark Time Spy ~
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です
GeForce MX150の詳細は次のようになっています。GeForce MX150には、GPU Clockが937MHzのものと、1469MHzのものがありますが、本製品はスペックの低い937MHzのものとなります。
ストレージ
ストレージは、PCIe SSDを搭載しており、高速です。
~ CrystalDiskMark ~
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です
その他のベンチマークスコア
以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。
- CINEBENCH R20
- Passmark
- 3D Mark
実際のソフトで計測した処理時間
次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。
Core i7-8565Uの割には高速で、Core i7-8750Hに近い現像時間でした。2~3分で終わる処理は非常に高速です。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
GeForce MX150を搭載することで、Intel UHD 620搭載のノートPCよりも高速です。ただし、GeForce MX150の中ではGPU Clockがそれほど高くないこともあり、GeForce MX250搭載PCよりは遅かったです。
※ グラフィックスは全てノートPC用
ベンチマークやRAW現像のように、数分で終わる処理は非常に高速でしたが、エンコードのように数十分かかる処理はそれほど速くなく、Core i7-8565Uを搭載した他のノートPCと同等程度の時間でした。
エンコード駆動時間 | |
x265でエンコード (※1) | 31分33秒 |
QSVでエンコード (※2) | 3分13秒 |
NVENCでエンコード (※3) | ― |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 AMD APU内蔵のハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
ターボブースト時のCPUクロックは非常に高いです。そのため、短時間で終わる処理は非常に高速です。一方、持続可能なCPUクロックに落ち着いたときは、普通のクロックです。
カードリーダー/ライターのチェック
内蔵カードリーダー/ライターのチェックです。
microSDカードのみ対応しています。カード挿入後の出っ張りがややあります。microSDカードしか挿せないのなら、ほとんど隠れるようにして欲しかったです。
カードリーダー/ライターの速度は普通です。なお、UHS-Ⅱのカードを挿入すると逆に速度が下がります。
USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト
USB Type-Cポートを利用して、純正品以外の充電器やドックが使えるか試した結果を、下表に掲載します。
映像出力はできますが、Thunderboltには対応していません。PowerDeliveryによる充電は、46Wの充電器は「低速のUSB充電ケーブルです」と警告がでるものの充電できるようでした。ただし、18Wの充電器は使えませんでした。なお、他社製の充電器を使って故障しても、自己責任となりますので、ご了承下さい。
充電できるか? | 外部モニター / 有線LANの拡張 |
||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | 〇 | 〇 |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | 〇 | × | |
PD充電器 ※1 |
ZHOULX 充電器(65W) | 〇 | ― |
AUKEY 充電器(46W) | 〇 | ― | |
cheero 充電器(18W) | × | ― | |
5V充電器 ※2 |
ANKER 充電器(5V/2.4A) | × | ― |
AUKEY 充電器(5V/2.4A) | × | ― | |
その他 | USB C-DPケーブルで外部モニター接続 | ― | 〇 |
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
質量のチェック
ZenBook S13 UX392FNの質量を、ほぼ同サイズの14.0型モバイルノートと比較します。
同等サイズのモバイルPCの中ではかなり軽めです。比較している機種に限定すると、外部グラフィックスを搭載したモバイルPCとしては、最軽量です。
当サイトの計測値は下表の通りで、ほぼ仕様値通りです。
質量 | |
PC本体 | 1.162kg |
ACアダプター | 209g |
バッテリー駆動時間のチェック
ZenBook S13 UX392FNのバッテリー容量を、同等サイズの14.0型モバイルノートと比較します。
50Whのバッテリーを搭載しており、同等サイズのモバイルPCとしては平均的以上の容量です。
メーカーが公開しているJEITA2.0計測法では、約16.4時間となっています。
当サイトで計測したバッテリー駆動時間は下表のようになっており、やや長めのバッテリー駆動時間です。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0測定方法 ※1 | 約16.4時間 |
(2) 動画再生時 ※2 | 8時間04分 |
(3) PCMark 8 Work テスト ※3 | 5時間18分 |
※1 メーカー公表値
※2 ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
※3 ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
高速充電に対応しており、約49分で60%までの充電が可能です。
アイドル状態で計測した1時間あたりの充電容量は次のようになっています。比較的速い充電だと思います。
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時はほぼ無音です。動画再生時やエンコード時間はやや低めだと思います。dGPU(GeForce MX150)に負荷のかかるPremiere Proでのムービーのプレビュー時は、普通の騒音値です。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。
普通の温度です。
エンコード時の温度の詳細
下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。ターボ―ブースト時は90℃以上の温度になり高めですが、持続可能なCPUクロックに落ち着いたときは70℃前後で推移しており、問題ない温度だと思います。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
高めの負荷をかけるとパームレスト部分が熱くなってやや不快ですが、低負荷時は問題ありません。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。
アイドル時の消費電力が低いです。その他の状態もやや低めです。
外観のチェック
ZenBook S13 UX392FNの外観のチェックです。
ボディカラーは、ユートピアブルーという、やや青みがかったシルバーに近い色です。
天板には、ZenBookの特徴である同心円模様が施されています。
harman/kardonの認定を受けたスピーカーが底面に配置されています。音質は普通ですが最大音量が低めである点が気になります。勝手に点数をつけると、10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。
アルミボディを採用したボディの縁はダイヤモンドカットされていて高級感がありますが、割と尖っているので、持つときに少し痛いかもしれませんが、そこがかっこいい点でもあります。
液晶は、ベゼルごとガラスで覆われています。
パームレストにはヘアライン加工が施されています。
液晶が開く最大の角度です。
ZenBook S13 UX392FNは、ディスプレイを開くと出っ張った下部がPCを持ち上げるエルゴリフトヒンジ機構を備えています。キーボードに約4度の傾斜がつくので、タイピングがしやすくなります。
インターフェースは、USB 3.1 Type-Cを2ポート、フルサイズのUSB3.1を1ポート、microSDカードリーダーを備えるのみです。
底面はシンプルです。
底面カバーを外したときの画像です。メモリの換装はできません。
M.2 SSDは換装できそうです。
ACアダプターは小型で持ち運びやすいです。容量は65Wです。
ASUS Mini Dockが付属しているので、HDMI出力などのポートが必要であれば、このMini Dockを一緒に持ち運ぶといいでしょう。
まとめ
ZenBook S13 UX392FNは、世界最薄クラスのベゼルのディスプレイを搭載した、液晶サイズの割にコンパクトなモバイルPCです。
インパクトのある液晶だけでなく、GeForce MX150を搭載することが可能で、液晶の色域も広めです。
映像や画像の編集などを行うクリエイターが、外出先で、簡易的な作業を行うためのモバイルノートに適しています。
ほぼ全面ディスプレイは人目を引くので、ちょっとこだわりのPCを使いたい方の所有欲も満たせそうです。
外部GPU搭載の超コンパクトPC
ZenBook S13 UX392FN
特徴
- 4辺狭額ベゼル&アルミの美しいボディ
- コンパクト・スリム・軽量
- GeForce MX150搭載
こんなあなたに
- 画像や映像の編集を外出先で行う方
- 人に自慢できるPCが欲しい方
- 価格19万円台[税別]~
- 一言もう少し安かったらなぁ
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ
ASUSのノートパソコンの一覧。TransBook、Zenbookなどのブランドごとやサイズごとに掲載。
モバイルノートパソコンの比較ページ。ThinkPadやレッツノートなどの人気の製品や、液晶サイズ別に製品を掲載しています。
約15年間にわたり、年間100機種以上、パソコンを細かくチェックしている筆者がおすすめするノートパソコン。