レノボ Yoga S740(14)の実機レビュー

更新日:2019年11月10日
CPU Core i5-1035G4
Core i7-1065G7
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 14.0インチ
液晶種類 フルHD 光沢
質量 約1.4kg
バッテリー 最大約26時間
価格[税別] 7万円台~
バッテリー駆動時間重視の方におすすめ

Yoga S740(14)は、最大約26時間(メーカー仕様値)と驚くほど長いバッテリー駆動時間が目を惹く、14型のノートPCです。

Iris Plusを内蔵した第10世代Coreプロセッサー Ice Lakeを搭載しており、グラフィックス性能も高めです。高い性能でもデュアルファンを搭載しており、安定して動作します。

フルアルミボディで質感も高いです。格安機種程ではないものの、価格も手ごろです。

比較的コンパクトで、持ち運びにも対応できます。ただし、モバイル専用機として使用するほどは軽くありません。1台のPCを家でも外でも使用したいという方に適しています。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。

レビュー機の構成

Core i5-1035G4、8GBメモリ、256GB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「Yoga S740(14)の特徴」のみお読みください。

 

Yoga S740(14)の特徴

驚きのバッテリー駆動時間

Yoga S740(14)の大きな特徴は、非常に長いバッテリー駆動時間です。Core i5搭載モデルは最大約23時間、Core i7搭載モデルは最大約26時間のバッテリー駆動時間となっています。

バッテリー容量は62.3Whとなっています。最近の14型モバイルノートPCのバッテリーと比較しても、かなり大きめの容量のバッテリーを搭載しています。充電なしで長時間PCを使用したい方にはうってつけの製品です。

62.3Whの大容量バッテリー
14型モバイルノートのバッテリー容量
ideapad 530S 34Wh
m-Book B401H 35Wh
VAIO SX14 35Wh
Inspiron 14 7000 42Wh
レッツノート LV 43Wh
m-Book X400 46.74Wh
ThinkPad T490 50Wh
ThinkPad X1 Carbon 2019 51Wh
ThinkPad X1 Carbon 2018 57Wh
ThinkPad T490s 57Wh
Yoga C930 60Wh
Yoga S740(14) 62.3Wh
別のバッテリー容量を選べるパソコンもあります

 

モバイルPCとしても使用できる質量とサイズ

Yoga S740(14)の質量は約1.4kg~となっています。

同じ14型モバイルノートPCと比較すると、軽い部類ではないものの、持ち出しも可能な重さです。また、宅内モバイルとして、室内の色々な場所で使用するといった使い方にも合っています。

14型モバイルノートの質量(メーカー仕様値)
VAIO SX14 約0.999kg
ThinkPad X1 Carbon 2019 約1.09kg~
Inspiron 14 7000 約1.095kg~
m-Book X400 約1.13kg
ThinkPad T490s 約1.24kg~
レッツノート LV 約1.27kg
Yoga C930 約1.38kg
Yoga S740(14) 約1.40kg~
ThinkPad T490 約1.44kg~
ideapad 530S 約1.49kg
m-Book B401H 約1.50kg
構成によって質量が大きく変わる製品もあります

 

Iris Plus内蔵の第10世代Coreプロセッサー

Yoga S740(14)は、Ice Lakeと呼ばれる第10世代Coreプロセッサーを搭載しており、CPU内蔵グラフィックスとしてIris Plusを内蔵している点が特徴の1つとなっています。

通常のUシリーズCoreプロセッサーに内蔵されているIntel UHD Graphicsよりも高い処理性能を備えており、QSVによる動画のエンコードなど、時間のかかる処理を短縮することができます。ノートPCで色々やってみたいと思う方に最適なCPU構成です。

第10世代Coreプロセッサー搭載

 

デュアルファンで安定動作

Yoga S740(14)は、冷却ファンを2つ搭載しており、性能の高いIce Lakeのプロセッサーも強力に冷却することができます。外部グラフィックスを搭載したノートPCでデュアルファンの構成はよく見かけますが、外部グラフィックスを搭載していないノートPCでデュアルファンなのは珍しいです。安定して動作しており、安心して使えます。

2つの冷却ファンを搭載

 

Yoga Sシリーズはクラムシェル型PC

レノボのYogaシリーズというと、変形自在でタブレット形状にもなるコンバーチブル型ノートPCというイメージがありますが、Yoga S740(14)を含むYoga Sシリーズは通常のクラムシェル型のノートPCです。コンバーチブル型ノートPCと間違えることがないように、注意してください。

Yogaの名前がついても2 in 1 ではない

 

SDカードリーダーやHDMIは非搭載

Yoga S740(14)には、HDMI出力やSDカードリーダーなどは搭載していません。ちょっと高めのグラフィックス性能を備えているだけに、デジカメなどからの写真や動画を簡単に取り込めないのは、少し残念です。

インターフェイスは少なめ

 

ライバル機種との比較

ライバル機種との比較を行いました。Yoga S740(14)と同じIce Lakeを搭載した14型のノートPCがまだないため、Comet Lakeの第10世代Coreプロセッサーを搭載する14型のノートPCと比較しています。

比較したのは、デルのNew Inspiron 14 7000(7490)と、レノボのThinkPad X1 Carbon 2019です。やや毛色の違う2機種ですが、Yoga S740(14)のポジションが見えてきます。

Yoga S740(14)は、Ice Lake搭載、長時間のバッテリー駆動といった際立つ部分があり、価格も安めです。趣味もかねて1台でオールマイティに使うのに適してます。また、質量さえ気にならなければモバイルPCとしても使用可能です。

New Inspiron 14 7000は、GeForce MX250やLTEを搭載したモデルがあります。モビリティとグラフィックス性能の高さを求めるなら、こちらの方が適しています。

一方、ThinkPad X1 Carbon 2019は、非常に軽く、LTEにも対応しています。細かくカスタマイズもできます。正統派のモバイルPCといった感じです。

使用目的や、使用場所、重視する部分(バッテリー、グラフィックス、質量、LTE対応、価格など)を考慮してみると、最適な1台が見つかるでしょう。

ライバル機種(14型モバイル)との比較
  [本製品]
Yoga S740(14)
デル
New Inspiron 14 7000
レノボ
ThinkPad X1 Carbon 2019
画像
CPU 第10世代Core(U)
Ice Lake
第10世代Core(U)
Comet Lake
第8世代Core(U)
第10世代Core(U)
Comet Lake
GPU Iris Plus Intel UHD
GeForce MX250
Intel UHD
バッテリー 最大約26時間
62.3Wh
52Wh 最大約18.9時間
51Wh
LTE なし 対応
サイズ[mm] [幅]322.4
[奥行]212
[高さ]14.9-18.1
[幅]319.77
[奥行]205.93
[高さ]14.9-17.96
[幅]323
[奥行]217
[高さ]14.95-
質量 約1.4kg~ 約1.095kg~
タッチ液晶は1.21kg
約1.09kg~
価格[税別] 7万円台~ 9万円台~ 15万円台~

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによって快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
スペックは十分で快適に作業できます。ただし、液晶が光沢であるため映り込みがあります。
動画鑑賞 スペックは十分で、液晶も比較的色鮮やかで、スピーカー音も比較的良く、快適に動画を鑑賞できます。ただし、光学ドライブは非搭載です。
RAW現像
画像編集
sRGBカバー率が96.6%となっており、Web用の画像編集・RAW現像などには使えるでしょう。なお、メモリが16GBのモデルをおすすめします。
動画編集 PowerDirectorなどの軽い個人向け動画編集ソフトを使うなら大丈夫ですが、本格的なソフトを使う場合、スペック不足です。
ゲーム 外部グラフィックスが強化されたIris Plusを内蔵しているとは言え、PCゲームを本格的にするにはまだ性能不足です。ただ、軽めのPCゲームやブラウザゲームならできると思います。

 

液晶ディスプレイのチェック

液晶ディスプレイのチェックです。

型番は「AUO B140HAN05.A」となっていました。

最大輝度は、当サイトの計測で、367cd/m2と比較的高いです。色域も比較的広く見やすい画面です。ただし、光沢液晶である点は好みが分かれると思います。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率が96.6%、sRGB比が100.7%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線は下図のようになっています。どの色も1:1の直線に近く、素直な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはありません。

画面拡大

光沢液晶であるため、映り込みがあります。

画面への映り込み

正確な計測方法ではありませんが、今回確認した限りではフリッカーは感じませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm×縦:約18mm、キーストロークは約1.2mmです。キーボードの打ちやすさは普通です。1つのフレームに、2つのキーが入っているところがあるのは、やや格好悪いです。

タッチパッドおよびクリックボタンの操作性は普通です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

なお、キーボードにはバックライトも付いており、薄暗い場所でもタイピングなどがしやすいです。

バックライトキーボード

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUは、第10世代Coreプロセッサー(Ice Lake)を搭載しています。CPU性能は普通で、一般ユーザーにはちょうどいいと思います。

CPU性能
~ CINEBENCH R20 ~
Core i5-1035G4
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-9980HK 3405
Core i7-9750H 2640
Core i7-10710U 2211
Core i5-9300H 1921
Core i7-1065G7 1484
Core i5-1035G4 1464 [レビュー機で計測]
Core i5-1035G1 1424
Core i5-10210U 1392
Core i7-8565U 1268
Core i5-8265U 1252
Core i3-8145U 952
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

Intel Iris Plusのグラフィックスを搭載しており、Intel UHD グラフィックスよりも高いベンチマークスコアになっています。ただ、それでもGeForce MX250より性能は劣ります。

グラフィックス性能の目安
~ 3DMark Night Raid - Graphics score ~
Intel Iris Plus Graphics(Core i5-1035G4)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce MX250 15406
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
9188 [レビュー機で計測]
Intel UHD
(Core i5-1035G1)
7248
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800
Intel UHD 620 5274
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

ストレージは、PCIe SSDを搭載しており高速です。

ストレージ性能
~ CrystalDiskMark ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(Seq Q32T1 Read [MB/s] )
PCIe SSD 3552[レビュー機で計測]
SATA SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれたストレージ以外は、他のPCで計測した代表値です

 

実際のソフトで計測した処理時間

次に、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間を掲載します。

Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Premiere Proの書き出し時間は、Intel UHD 620の約60%の時間で完了しました。ただし、外部グラフィックスを搭載したノートPCと比べると遅いです。

Core i7-9750H/16GB
RTX 2070 Max-Q
42秒
Core i7-9750H/16GB
GTX 1660Ti
47秒
Core i5-9300H/8GB
GTX 1650
103秒
Core i7-8565U/16GB
GeForce MX250
147秒
Core i5-1035G4/8GB
Intel Iris Plus
301秒 [レビュー機で計測]
Core i7-8650U/16GB
Intel UHD 620
473秒
※ 4K動画(約2分)に、「テキスト(ブラー付)」+「RGBカーブ補正」+「シャープ」+「自然な彩度」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 1080p HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

比較的速いエンコード時間です。特にQSVによるエンコードが高速です。

  Core i5-1035G4
x265でエンコード (※1) 27分31秒
NVENCでエンコード (※2)
QSVでエンコード (※3) 1分52秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Core i7-8700 12分27秒
Core i7-8750H 16分40秒
Core i7-10710U 21分43秒
Core i5-1035G4 27分31秒 [レビュー機で計測]
Core i5-10210U 28分33秒
Core i7-8565U 31分50秒
Core i5-8265U 32分07秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
Core i5-1035G4
内蔵GPUでのエンコード時間
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
1分43秒
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
1分52秒 [レビュー機で計測]
Intel UHD
(Core i5-1035G1)
2分13秒
Intel UHD
(Core i5-10210U)
3分06秒
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
3分17秒

 

USB Type-C 充電器 / ドックの動作テスト

USB Type-CポートはThunderbolt 3対応で、DisplayPort機能やUSB PDにも対応しています。

また、当サイトで試した限りでは18WのPD充電器や、5V充電器でも充電することができました。外出先や出張などのとき、充電の面では便利です。

なお、純正品以外の機器で充電し故障しても、当サイトでは責任を負えませんのでご注意下さい。

充電器/ドックとの互換性
  充電できるか? 外部モニター /
有線LANの拡張
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
ZHOULX 充電器(65W)
AUKEY 充電器(46W)
cheero 充電器(18W)
5V充電器
※2
ANKER 充電器(5V/2.4A)
AUKEY 充電器(5V/2.4A)
その他 USB C-DPケーブルで外部モニター接続
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器

 

質量のチェック

質量は、メーカー仕様表では約1.4kgとなっていましたが、当サイトで計測した質量は、それよりもやや重かったです。ACアダプターについては、215gと軽いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.448kg
ACアダプター(+電源ケーブル) 215g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー容量は、前述した通り62.3Whもあり、多い容量です。

バッテリー駆動時間は次のようになっています。長い駆動時間です。多くのシーンで、丸一日バッテリーがもつのではないかと思います。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約26時間
(2) PCMark 10 Modern Office 15時間21分
(3) 動画再生時 11時間26分
(4) PCMark 8 Work 8時間03分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

当サイトで計測した充電時間は次の通りです。普通の充電速度かなと思います。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
60%
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

エンコード時は普通の騒音値ですが、それ以外は低めの騒音値です。アイドル時と動画再生時はほぼ無音でした。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:動画再生時(解像度:720x480で実行)
左から3番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から4番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

普通の温度です。デュアルファンを搭載しており、冷却性能は高いです。

各パーツの温度
測定環境:室内温度 約26℃、 測定ソフト:HWMonitor
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。70℃前後で推移しており、問題ない温度です。ターボブースト後、温度は安定しています。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

エンコード時はやや熱く感じますが、それ以外は問題ありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

やや低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

Yoga S740(14)のカラーはアイアングレーで、Ideapadシリーズの一般的なボディカラーよりも、深めの色です。アルミボディの表面にはサンドブラスト加工が施されており、つるつるではなく、手になじむ感触です。

 

天板です。

 

スピーカーが底部ではなく、キーボード面の左右サイドに配置されています。音のこもりがなく、ダイレクトなサウンドを楽しめる作りとなっています。音質をノートPC基準で、10点満点で採点すると6~7点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

液晶を閉じたときの画像です。

 

側面のインターフェースは下図の通りで、種類は少ないです。

 

底面の画像です。

 

底面カバーを外したときの画像です。2つのCPUファンを搭載しており強力に冷却可能です。メモリはオンボードです。

 

搭載されていたSSDです。

 

ACアダプターです。容量は65Wです。

 

まとめ

Yoga S740(14)は、長いバッテリー駆動時間が特徴的な14型ノートPCです。最近の14型ノートPCの中で、かなり多いバッテリー容量を搭載しています。

さらに、Iris Plusを内蔵したIce Lakeと呼ばれる第10世代Coreプロセッサーを搭載しているので、高めのグラフィックス性能を備えています。

高めのグラフィック性能ですが、デュアルファンを搭載しており、高い負荷をかけても動作が安定しています。

ロングバッテリー、高めの処理性能に加えて、ボディはそこそこコンパクトで、持ち運びも可能な質量となっており、使い勝手がよさそうです。いつでも使えるオールラウンドなPCとして重宝するでしょう。

ただし、モバイル専用PCとしてはやや重めの質量ですし、インターフェイスも少なめ、という部分が使い方によってはデメリットになるでしょう。

バッテリー駆動時間重視の方におすすめ

Yoga S740(14)

特徴

  • 最大約26時間の長時間バッテリー駆動
  • Iris Plus内蔵のIce Lake搭載
  • デュアルファン搭載

こんなあなたに

  • バッテリー駆動時間が最重要項目
  • グラフィック性能が高めのモバイルPCが欲しい
  • 価格7万円台~
  • 一言特定の人にはささるPC
公式サイトはこちら

 

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