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STEEP のベンチマークとおすすめPC
ウィンタースポーツアクション「STEEP」をプレイ!
2016年12月22日にPlayStation4、Xbox One、PC向けに発売となった「STEEP」。以前オープンベータテストの時に紹介しましたが、本作は広大なアルプスの雪山を舞台としたオープンワールド型のウィンタースポーツアクションで、スノーボードやスキーをはじめ、ウィングスーツやパラグライダーなど、アルプス山脈という箱庭上で自由に滑ったり飛んだりすることができます。オンラインプレイでは他のプレイヤーやフレンドと一緒に滑ったり、スコアを競い合ったりすることもできます。
ウィンタースポーツアクションと言えばSSX、箱庭上のスポーツゲームではSkateなどを連想しますが、あまりこれらのようなぶっ飛んだおふざけ要素などは少なく、至ってシンプルで真面目なウィンタースポーツアクションゲームとなっています。
プレイする人によっては「たいくつ」と思うかも知れませんが、広大なアルプスの雪山を自由に滑って自身でスポットを開拓していったり、テクニックやトリックを極めてその様子をカメラに収めたり、自身のベストスコアを突き詰めたり、フレンドや知らないオンライン上の人とレースやスコアを競い合ったりなど、のんびりとした設計で、楽しみ方も至って自由です。
オープンワールドでウィンタースポーツを堪能せよ!
基本的な操作方法はチュートリアルから、ジャンプやトリックなどはチュートリアルビデオから詳しく教えてくれるので、こういうスポーツアクションゲームで遊んだことがない人でも親しみやすいと思います。どの種目も疾走感が気持ち良く、滑っている途中もスタイリッシュなBGMが気分を盛り上げてくれるので、ジャンプトリックなどを決めるとアドレナリン放出間違い無しです。様々なアクティビティをフレンドと一緒にプレイできますが、普通にプレイしていても、いきなり野良の人が横から一緒に滑ってきたり、招待されたりと、割りとオープンな環境なので、ぼっちの人でも楽しめると思います。
スノーボードでのトリックはジャンプしてスティックを回すだけ
ウィングスーツのスピード感は興奮もの
STEEP のベンチマークとおすすめPC
必要動作環境と推奨動作環境とコントローラ
公式で公開されている必要動作環境と推奨動作環境は下記の通りとなります。必要動作環境はそれほど高くはないようですが、推奨動作環境ではGTX 970以上とハイエンドなグラフィックカードを求められます。またPC版ではXBOXコントローラーに加え、PS4コントローラーにも完全対応しています。表記もPS4ボタンのものに切り替わるので、PS4コントローラーに慣れている方は非常に便利です。
必要動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS |
Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows 10 (各64ビット版) |
Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows 10 (各64ビット版) |
CPU |
Intel Core i5 2400S @2.5GHz AMD FX-4100 @3.6GHz |
Intel Core i7 3770K @3.5GHz AMD FX-8350 @4.0 GHz |
メモリ | 6GB | 8GB |
GPU | GeForce GTX 560Ti 以上 AMD Radeon R7 260X 以上 |
NVIDIA GeForce GTX 970 以上 AMD Radeon R9 390 以上 |
HDD空き容量 | 25 GB | 25 GB |
グラフィック設定画面とベンチマーク機能
グラフィック設定画面は下記の画像の通りです。品質設定は「低品質」「中品質」「高品質」「超高品質」の4段階となっており、テクスチャクオリティやシャドウクオリティなども細かく設定できます。今回の動作検証には、ゲーム内ベンチマークを使って平均fpsを計測します。
このベンチマークはスノーボードで山を滑り降り、最後にフレームレートやCPU/GPU負荷をグラフで表示してくれます。オープンベータテストのベンチマークから改良されており、詳細結果をクリックするとブラウザ上から平均fpsやGPUの温度まで、さらに詳しい情報を表示できるので、かなり本格的なベンチマークとなっています。
今回、垂直同期はオフにし、画面解像度は1920×1080(フルHD)、ハイエンドGPUのみ3840x2160(4K解像度)で計測しています。
ディスプレイ設定
グラフィック設定画面
ベンチマークの様子
ベンチマーク結果画面
STEEP のベンチマーク結果
各グラフィックカードでのベンチマーク(平均フレームレート)計測結果は以下の通りです。
デスクトップPCで超高設定で快適にプレイするには、60fps以上あるGTX1060 (6G)以上、最低設定で動作するにはGTX 1050Tiは必要になると思います。ノートPCだと超高設定で快適にプレイするにはGTX 1070以上は必要になるでしょう。
グラフィックス | GeForce GTX1080 | GeForce GTX1070 | GeForce GTX 1060 (6GB) | GeForce GTX 1050Ti |
GeForce GTX 1050 |
GeForce GTX965M | GeForce GTX960M | |
使用したPC |
NEXTGEAR -NOTE i7901 |
デル ALIENWARE 15 | デル ALIENWARE 17 | ガレリア GKF1050TNF |
FRONTIER NZ |
デル ALIENWARE 15 | マウス m-Book W | |
1920x1080 | 低 |
176 fps | 111 fps | 105 fps | 70 fps | 61 fps | 48 fps | 44 fps |
中 |
170 fps | 108 fps | 99 fps | 60 fps | 57 fps | 45 fps | 41 fps | |
高 | 141 fps | 103 fps | 80 fps | 45 fps | 39 fps | 32 fps | 32 fps | |
超高 | 104 fps | 80 fps | 58 fps | 30 fps | 27 fps | 23 fps | 17 fps | |
3840x2160 | 低 |
78 fps | - | - | - | - | - | - |
中 |
72 fps | - | - | - | - | - | - | |
超高 | 54 fps | - | - | - | - | - | - | |
高 | 38 fps | - | - | - | - | - | - |
グラフィックス | TITAN X | GeForce GTX1080 |
GeForce GTX1070 |
GeForce GTX1060 (6G) |
GeForce GTX1060 (3G) |
GeForce GTX960 |
GeForce GTX1050Ti |
GeForce GTX1050 |
|
使用したPC | ドスパラ GALLERIA | ||||||||
1920x1080 | 低 |
159 fps | 156 fps | 143 fps | 115 fps | 107 fps | 71 fps | 71 fps | 63 fps |
中 |
154 fps | 152 fps | 135 fps | 107 fps | 101 fps | 60 fps | 66 fps | 60 fps | |
高 | 149 fps | 137 fps | 113 fps | 85 fps | 79 fps | 44 fps | 52 fps | 43 fps | |
超高 | 120 fps | 106 fps | 83 fps | 61 fps | 58 fps | 31 fps | 38 fps | 32 fps | |
3840x2160 | 低 |
91 fps | 78 fps | 61 fps | 44 fps | - | - | - | - |
中 |
84 fps | 72 fps | 56 fps | 41 fps | - | - | - | - | |
超高 | 65 fps | 55 fps | 42 fps | 30 fps | - | - | - | - | |
高 | 47 fps | 40 fps | 31 fps | 19 fps | - | - | - | - |
画質を比較してみる
次にグラフィック品質である、低品質と超高品質での画質比較です。影の品質や木々の数、衣服や雪のテクスチャクオリティに差がありますが、正直なところ、こういった雪だらけだと、ぱっと見ではほとんど差は感じられません。低品質だとさすがに画質が荒く物足りなさはありますが、超高品質にしなくても、高品質でも十分綺麗だと思います。
画質比較
STEEPにおすすめのPC
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三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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