ドスパラのおすすめのパソコン【2018年夏版】

更新日:2018年7月18日

2018年7月13日、ドスパラの製品展示会が開催され、メーカーがおすすめする製品の紹介がありました。

このページでは、2018年夏、メーカーが推している製品かつ、筆者もおすすめするドスパラのパソコンを厳選して紹介します。

目次

一般ユーザー向けのおすすめパソコン

Altair F-13KR
CPU Core i5-8250U
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 FHD 非光沢 広視野角
質量 約1.19kg
バッテリー 不明
価格 9万円台~(税抜)
コスパの高いモバイルノートPCが欲しい方におすすめ

Core i5-8250U、8GBメモリ、フルHD液晶を搭載したバランスのとれたモバイルノートPCです。

質量が約1.19kgと軽量化され、持ち運びしやすくなりました。

液晶も、実機を確認したところ、広視野角のパネルを使っていました。

バッテリー容量は5000mAhということでしたが、実際の駆動時間が公開されておらず気になるところではあるので、もし実機を借りられる機会があれば確認してみます。

また、天板にはロゴなどを何も貼り付けておらず、好みのステッカーなどで自分で装飾できるようになっています。

Critea VF-HEKS
CPU Core i7-8550U
GPU GeForce MX150
メモリ 4~32GB
ストレージ SATA SSD / HDD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 フルHD 非光沢
質量 約1.83kg
バッテリー 約7.7時間
価格 10万円台~(税抜)
はじめて動画編集や画像編集などを行う人におすすめ

ゲーミングノートPC以外では最上位のモデルとなっています。

熱とパワーのバランスをとったモデルで、スリムな筐体に外部グラフィックスを搭載したモデルとなります。15.6型ノートPCとしては質量が比較的軽いのも特徴だと思います。

外部グラフィックスとしてGeForce MX150を搭載することで、動画編集なども出来るノートPCです。

グラフィックスの性能は高くありませんが、趣味で動画編集などを行う分には十分な性能でしょう。軽いゲームも動作します。

なお、GeForce MX150は、NVENCに対応していないので、エンコードにGPU高速処理をさせたいと思っている方はご注意下さい。

 

Magnate IM(2018年4月モデル)
CPU Core i5-8400~
GPU CPU内蔵
ケース ミニタワー(MicroATX)
価格 5万円台~(税抜)
安くて長く使えるデスクトップPCならこれ

こちらDiginnosの一番人気のデスクトップで、王道のスペックになっています。特徴は薄いですが、長期使用を前提とした構成で、ASUSのマザーボードを使用するなど、パーツも厳選しています。

法人1万社に採用されているシリーズで、現在、価格.comでも人気2位となっています。

また、Magnate IMにGeForce GTX 1050Tiを搭載した「Magnate MH」もおすすめで、こちらは何をやったらいいのかわからないとか、色々試してみたいという方におすすめです。

Monarch GE 8700
CPU Core i7-8700~
GPU CPU内蔵
ケース ミドルタワー(ATX)
価格 9万円台~(税抜)
グラフィックスは自分で増設したい方におすすめ

こちらは、外部グラフィックスを搭載していないカスタマイズ前提での製品となっています。

Core i7にSSDを標準搭載しており、グラフィックスは手持ちのものを流用するとか、お気に入りのグラフィックスを増設するとか、そういった方向けの製品となります。

Diginnos mini Magnate IM
CPU Core i5-8250U
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
液晶サイズ 13.3型
液晶種類 フルHD 非光沢
質量 約1.19kg
バッテリー 不明
価格 9万円台~(税抜)
オールインワンPCの置き換えにおすすめ

今月末に発売予定の製品で、mini Magnateの新しいシリーズです。

従来モデルと形状は一緒ですが、CPUは8000番台に対応し、よりパワーアップした小型筐体。VESAに対応しているので、モニターの裏に取り付けることも可能です。

オールインワンPC(液晶一体型PC)の置き換えに便利な製品です。

 

 

クリエイター向けのおすすめパソコン

クリエイターとゲーマーが要求するPCスペックの違いは?

まず、クリエイターとゲーマーでは、PCに要求するスペックがどのように異なるのでしょうか?

CPUについては、クリエイターはコア数、ゲーマーはクロックスピードを重要視、ディスプレイについては、クリエイターは4Kや色再現性、ゲーマーは高リフレッシュレートを重要視します。

スペックの高い製品が必要であるという点はどちらも似ていますが、ニーズは異なっており、それによって選択すべきパーツも異なってきます。

ドスパラのサイトでは、目的によって製品が選べるようになっている

一口にクリエイターと言っても、イラストレーター、写真家、3D CG、動画編集や音楽編集など様々あり、クリエイターによって要求されるスペックは様々です。

そこでドスパラでは、目的・ソフトウェアから、最適なハードウェアが選べるように、Webサイトを構成しています。

raytrek-V ZV for Artist 今川真史氏使用モデル
CPU Core i7-8700K
GPU GeForce GTX 1070Ti
メモリ 32GB
ストレージ 512GB PCIe SSD
2TB HDD
ケース ミドルタワー(ATX)
価格 22万円台~(税抜)
※標準仕様でカスタマイズ可能です
3DCG(DirectX対応ソフト向け)クリエイターにおすすめ

今川真史氏とのコラボモデルで、奇をてらわないハイスペックPCというテーマで作成されました。主に文教で配られているCG関係専門誌「CGWORLD」のインタビュー記事と連動して作成されたモデルとなります。

実際の制作現場において、作業時間を短縮するということは非常に大事なポイントで、どこをアップグレードしていけば、最大限の体験効果ができるのかといった切り口で考えた結果、raytrek-V ZVのモデルをメインにし、ストレージをPCIe-NVMe SSDへカスタマイズしました。

Open GL対応ソフトではなく、DirectX対応ソフトを利用する場合に適したハイスペック製品です。

raytrektab Siro
CPU Atom x5-Z8350
メモリ 4GB
ストレージ 64GB eMMC
液晶サイズ 8.0型
液晶種類 1280×800
質量 約400g
価格 4万円台~(税抜)
どこでも手軽に絵を描きたい方におすすめ

raytrektabは、4,096段階の筆圧検知のワコム製デジタイザーペンに対応したタブレットです。ペン性能が高く、本体の質量が軽く、どこでも手軽にイラストのラフ画などを書くことができ、raytrekブランドの中では人気No.1の製品となります。

今回、このraytrektabに、ホワイトのカラーのモデルが追加されました。従来モデルと比較すると、Windowsボタンが無くなりました。絵を描かれる方は、手がぶつかってWindowsメニューが開いてしまうことが多かったため、Windowsボタンを無くしたそうです。

 

ゲーミング向けのおすすめパソコン

GCF1060GF (15.6型)、GCF1060NF (17.0型)
GCF1070GF (15.6型)、GCF1070NF (17.0型)
該当製品 GCF1060GF (15.6型)
GCF1060NF (17.0型)
GCF1070GF (15.6型)
GCF1070NF (17.0型)
CPU Core i7-8750H
GPU GTX 1060
GTX 1070
液晶サイズ 15.6型 / 17.3型
液晶種類 FHD 非光沢 120Hz
価格 16万円台~(税抜)
ノートで本格的にゲームをしたい人におすすめ

120Hz高速リフレッシュレート液晶、steelseries RGB LEDキーボードを搭載したゲーミングノートパソコンです。

高速リフレッシュレートの液晶は、PUBGやフォートナイトといったシューター系のゲームでは、非常にメリットが大きいです。ノートPCの液晶は変更できないので、グラフィックスだけでなく液晶の品質もよくチェックしておくと良いでしょう。

また、実績を持ったゲーミングデバイスメーカー「steelseries」のコラボキーボードを搭載することで、快適に操作可能です。

GCF1050TGF-E、GCF1060GF-E
該当機種 GCF1050TGF-E
GCF1060GF-E
CPU Core i5-8300H
Core i7-8750H
GPU GTX 1050Ti
GTX 1060
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 非光沢
価格 12万円台~(税抜)
ゲーミングノートPCを持ち歩きたい人におすすめ

狭額ベゼルを採用し、GALLERIAとしては非常にコンパクトな製品です。

ボディも薄いですが、両サイドから排気を行うことによって冷却性も改善しています。

また、キーボードが一番のウリで、光学式スイッチを採用しています。普通、スイッチをオン/オフすることで、電気を通してキーを検知しますが、これをせずに、光学センサーが影が作られたどうかを検知し検知します。ゲーマーは特定のキーだけを押すため、キーボードが壊れることが多々ありますが、光学スイッチを採用することで耐久性の高いキーボードとなっています。

現在は、60Hz液晶搭載モデルしかありませんが、7月末から144Hz駆動の液晶を搭載したモデルが発売される予定となっています。

GALLERIA XV、XT
CPU Core i7-8700
Core i7-8700K
Core i7-8086K
GPU GTX 1060 6GB
GTX 1070Ti
ケース ミドルタワー(ATX)
価格 14万円台~(税抜)
PUBGのゲームをこれからしようと思っている人におすすめ

一昔前のゲーミングPCで、今流行っているPUBGのようなバトルロワイアルゲームをやろうとしても、グラフィックの処理性能が全く追いつきません。このタイミングで買い替えを検討しているユーザーも多いと思いますが、GALLERIA XV(GTX 1070Ti搭載)またはGALLERIA XT(GTX 1060 6GB)なら、快適にPUBGなどができます。

また、機種は異なりますが、GALLEIRA SZ(GTX 1080Ti搭載)は、プロリーグ化を目指した大会「PUBGジャパンシリーズ」の使用PCに使われています。こちらもスリムタイプでも放熱性が高くおすすめです。

GALLERIA GAMEMASTER
CPU Core i5-8500
Core i7-8700
GPU GTX 1050Ti
GTX 1060 6GB
GTX 1070Ti
ケース ミニタワー(microATX)
ミドルタワー(ATX)
価格 16万円台~(税抜)
パソコンは詳しくないけど、PCゲームをしたい方におすすめ

ゲーミングPCというよりは、PS4のような「ゲーム機」という位置づけの製品です。

2018年4月にリニューアルを行い、ケースデザインが大きく変わりました。「The esports standard」というキーワードをもとに、競技として今後行われていくゲームに対して、標準スペックとなるように生まれ変わりました。

なお、ミニタワー(microATX)、ミドルタワー(ATX)がありますが、ミドルタワーのほうが売れているようです。ただし、「ゲーム機」というコンセプトや、サイドパネルの安定性を考慮すると、筆者はミニタワーをおすすめします。