ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-Eの実機レビュー

更新日:2018年8月14日
CPU Core i7-8750H
GPU GeForce GTX 1060
Optimus 対応
メモリ 4~32GB
ストレージ SATA M.2 SSD
2.5インチ SSD / HDD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 非光沢
質量 約2.0kg
バッテリー 約4.6時間
価格 約159,980円(税別)~
コンパクトかつ高性能なゲーミングノートPC

ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-Eは、最新のCPUであるCore i7-8750HGeForce GTX 1060を搭載した15.6型のゲーミングノートPCです。

高性能なグラフィックカードを搭載しながらも、わずか19mmの薄さ(最厚部は27mm)と、2.0kgの軽さを実現。幅7mmの狭額ベゼルデザインでボディもコンパクトです。

また薄さだけではなく、キーボードにも妥協せず、メカニカルスイッチに打鍵感が近い光学式スイッチを採用したキーボードも搭載。レスポンスが速くゲーム向きです。

さらに薄型設計でも優れた冷却性能を備えており、小柄ながらも高性能なゲーミングPCです。

2018.8.14追記 液晶ディスプレイが144Hzに対応しました!

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-8750H、8GBメモリ、GeForce GTX 1060(6GB)、250GB SSD+1TB HDD

目次

お忙しい方は、「GALLERIA GCF1060GF-Eの特徴」のみお読みください。

GALLERIA GCF1060GF-Eの特徴

薄型・軽量・コンパクト!

GALLERIA GCF1060GF-Eは、グラフィックカードを搭載したゲーミングPCであるにもかかわらず、閉じたときにわずか19mmという薄型設計で、なおかつ本体も約2.0kgと軽量です。


薄型・軽量で持ち運びに便利

GALLERIA GCF1060GF-Eは、ベゼル幅がわずか7mmという狭額のベゼルデザインで、見た目が良く、またサイズがコンパクトです。


狭額ベゼルデザイン

 

光学式スイッチを採用したRGBキーボード

GALLERIA GCF1060GF-Eは、メカニカルスイッチの打鍵感に近い光学式スイッチを採用したキーボードを搭載しています。打ちやすいキーですが、タイプ音はややうるさいので、静かな場所で使用する際や、近くで誰かが寝ているような環境で使うには適さないです。


光学式スイッチを採用した独特なキーボード


キーの内部

 

最新のHシリーズCPU、Core i7-8750Hを搭載

GALLERIA GCF1060GF-Eは、Hシリーズの最新インテルCPU、Core i7-8750Hが搭載されています。

Core i7-8750Hは、従来のCore i7-7700HQより、コア数が増え、CINEBENCHのベンチマークでは、約1.6倍もスコアが上でした。ゲーム用途だけでなく、エンコードやRAW現像など時間がかかる処理をする場合にもおすすめです。

Core i7-8750Hのベンチマークスコアの詳細は、こちらをご覧ください。

Core i7-8750Hのベンチマーク

Core i7-8750Hの各種ベンチマークの計測結果を掲載。CINEBENCH R15、PassMark、エンコード時間など。

 

人気のグラフィックス GeForce GTX 1060を搭載

GALLERIA GCF1060GF-Eのグラフィックスは、人気のグラフィックスであるGeForce GTX 1060(6GB)を搭載しています。

コストパフォーマンスが高いグラフィックスで60 fps前後のフレームレートで良ければ、多くのタイトルが高いグラフィック設定でプレイできます。

ただし、同等性能のPCと比較すると、1割ほどベンチマークが低く出ます。温度に問題があるようには感じませんでしたが、少しフレームレートが低めに出ると思うといいです。

 

薄型でも優れた冷却性能

GALLERIA GCF1060GF-Eは、冷却ファンと冷却ヒートパイプがある辺りの底面部分をメッシュ仕様にすることで、通気性を高めており、薄型でも優れた冷却性能を実現しています。これにより、高負荷なゲームでも熱でパフォーマンスを落とすことなく、快適にプレイできます。

メッシュ部分が多いため、パソコン冷却台を使用すると、普通のゲーミングノートPCよりも効果が出やすいのではないかと思います。

ただし、加圧や衝撃には弱いと思うので、持ち運びの際は注意が必要です。


底面をメッシュ仕様に


背面だけでなく、側面からも排気

 

動作音はやや大きめ

ボディがメッシュ部分が多く、排気口も多いことから、ゲーム時の動作音が、他のゲーミングノートPCに比べて大きめです。音が気になりやすい方は、ヘッドホンの使用をおすすめします。

 

GCF1060GFとのサイズ比較

狭額縁ディスプレイであると記載しましたが、通常の縁幅のGCF1060GFと比較すると、ボディサイズはどのくらい違うのでしょう?この2機種を並べてみたのが下の図です。かなりボディが小さいことが分かると思います。



GCF1060GFとのサイズ比較

 

ゲームベンチマーク

GALLERIA GCF1060GF-Eの各ゲームのベンチマークは下表のようになっています。

同スペックであるGALLERIA GCF1060GFと比べて、1割ほどスコアが低いですが、それでも高めのグラフィック設定でほとんどのゲームが快適に動作します。

なぜスコアがやや低めなのかは不明です。GPUクロックがどう推移しているのか確認してみたかったのですが取得できませんでした。ちなみに温度面は問題なさそうでした。

なお、Max-QデザインのGeForce GTX 1060と同じくらいのスコアなので、GeForce GTX 1060 with Max-Qのグラフィックスが搭載されていると思えばいいと思います。

ゲームベンチマーク(解像度設定:1920x1080)
ゲーム一覧 ドスパラ
GALLERIA GCF1060GF-E
[参考]
GALLERIA GCF1060GF
重さの目安 ゲームタイトル グラフィック
品質設定
Core i7-8750H
GeForce GTX 1060(6GB)
Core i7-8750H
GeForce GTX 1060(6GB)
1920×1080 1920×1080
重いゲーム ファイナルファンタジーXV 7154 (快適) 71 fps 7942 (とても快適) 79 fps
5613 (快適) 56 fps 6125 (快適) 61 fps
4321 (快適) 42 fps 4653 (快適) 46 fps
ゴーストリコン ワイルドランズ 82 fps 98 fps
56 fps 64 fps
ウルトラ 33 fps 37 fps
中程度の
重さのゲーム
FF14 紅蓮のリベレーター 標準品質 ★ 12505 / 92 fps 14503 / 107 fps
高品質 ★ 11316 / 81 fps 13098 / 92 fps
最高品質 9984 / 68 fps 10943 / 74 fps
フォーオナー 134 fps 156 fps
97 fps 100 fps
超高 72 fps 76 fps
STEEP 最低 91 fps 106 fps
72 fps 81 fps
超高 54 fps 59 fps
ライズオブトゥームレイダー 最低品質 95 fps 120 fps
中品質 77 fps 93 fps
最高品質 64 fps 73 fps
ファークライ5 74 fps 83 fps
62 fps 69 fps
最高 59 fps 64 fps
軽めのゲーム ドラゴンズドグマオンライン
最高品質 9366 (とても快適) 10939 (とても快適)
PSO2 EP4 描画:6 24540 (快適) 29823 (快適)
MHF 第三弾(大討伐) 25112 26353
ドラゴンクエストX 最高品質 17402 (すごく快適) 18773 (すごく快適)
★「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※計測時のグラフィックドライバーバージョンは、執筆時点で最新の「397.64」です。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)

 

PUBGのフレームレート計測結果です。 PUBGにはベンチマーク機能がないため、実際にゲームをし、Frapsのソフトでフレームレートを計測しました。飛行機から地上に降下するまでの平均フレームレートを計測した結果が下の通りです。左のフレームレートが通常マップ、右が砂漠マップとなります。なお、マップの状況や通信状況によってフレームレートが前後するので、参考程度にどうぞ。

高設定でも、70fps前後出ており快適にプレイできます。1時間ほど続けてプレイしてみましたが、熱によるカクツキや強制終了はなく、快適にプレイできました。ただし、冷却ファンの動作音が気になるため、環境音が大事なPUBGではヘッドホンの装着を推奨します。

中程度の重さのゲーム
PUBG
1920x1080 78 fps / 74 fps
72 fps / 68 fps
ウルトラ 63 fps / 60 fps

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1060の情報は次の通りです。ノートに搭載されるGTX 1060としては普通の仕様です。


グラフィックカードのスペック

 

GeForce GTX 1060のその他のゲームのフレームレートについては、下のページを参考にしてください。他のPCで計測した結果ではありますが、鉄拳7、バイオハザード7などのフレームレートについても掲載しています。

PCゲームベンチマーク一覧

液晶ディスプレイのチェック

2018.8.14 追記 液晶ディスプレイが、144Hz対応となりました。以下の従来の液晶ディスプレイとは特性が異なるのでご注意下さい。

液晶ディスプレイの詳細なチェックです。

液晶の型名は「Innolux N156HCA-EA1」でした。兄弟機種のGCF1050TGF-Eとは異なるパネルが搭載されていました。GCF1060GF-Eは、毎回このパネルが搭載されるのか、それともGCF1050TGF-Eと同じパネルが搭載されることもあるのかは分かりません。

視野角は良いです。


視野角(斜めから見たときの見やすさ)

 

カラーマネージメントツールによるガンマ補正曲線です。やや緑が強めですが、ほぼ気になりません。



※見方の詳細については、miyahan.com様、DOS/V Power Report様のページをご確認ください

 

色域はノートパソコンとしては広いです。


ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

画素形状です。ギラつきは特に感じません。


画面拡大

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

GCF1060GF-Eは、メカニカルスイッチのような打ち心地の光学式スイッチを採用したキーボードを搭載しています。

実際に打ってみると、キーを押したときの反応が非常に速く、キーストロークはメカニカルキーボードに比べると浅さを感じるものの、ストンと落ちるような感覚があります。感覚としては青軸のメカニカルキーボードに近く、打鍵音もカチカチと高めの音がします。

ただ、キートップの面積が広めでフラットに近いため、もう少し面積が小さく湾曲していたらよかったと思います。また、ホームポジション(タイピングをするときの基本位置)が左寄りにあるため、右の手の平のみがタッチパットに触れて、マウスポインタ―が意図せず動くときがあります。タッチパッドはもう少し左寄りにあればよかったと思います。

なお、実測で、キーピッチは横:約18.5mm、縦:約18.5mm、キーストロークは約2mmした。


キーボード全体図

キーの拡大図1


キーの拡大図2

 

タッチパッドの指の動かしやすさは普通です。クリックボタンは普通の押しやすさです。


タッチパッド

 

キーボードにはLEDバックライトも搭載しています。




キーボードイルミネーション

 

バックライトのカラーや明るさは、プリインストールされている「GAMING CENTER」から調整できます。発光パターンはブリージングやレインボー、スパークなど種類が豊富です。ただインターフェースの言語に日本語がないので、分かりにくいのが難点です。このソフトからは他にもファンスピードの調整やCPUやメモリの使用率、温度などもモニターすることができます。


「GAMING CENTER」

発光パターンは豊富

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

CPUは、最新のCore i7-8750Hを搭載しています。前述しましたが、6コア12スレッドになり、15.6型ノートPCとしては高性能のCPUです。


CPU性能の目安
※灰色のバーのパーツは選択できません

グラフィックス

グラフィックスにはGeForce GTX 1060を搭載しています。ミドルレンジで人気のグラフィックスです。



CPU性能の目安
※灰色のバーのパーツは選択できません

ストレージ

ストレージは、SATA SSDとHDDを搭載可能です。


ストレージ性能の目安
※灰色のバーのパーツは選択できません

GALLERIA GCF1060GF-Eで計測したベンチマーク

以下、Core i7-8750H、メモリ 8GB、GeForce GTX 1060、250GB SSDのレビュー機で計測したベンチマーク結果を掲載します。同スペックであるGALLERIA GCF1060GF構成のPCと比べて、ほんの少しスコアが低いです。

CINEBENCH R15
(CPU性能の評価)

Core i7-8750H
PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-8750H
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)




Core i7-8750H、GeForce GTX 1060(6GB)
VRMark
(VRが快適に動作するかの評価)


※Target frame rateを超えれていれば快適に動作
Core i7-8750H、GeForce GTX 1060(6GB)
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-8750H
GeForce GTX 1060(6GB)
x265でエンコード (※1) 16分24秒
NVENCでエンコード (※2) 1分46秒
QSVでエンコード (※3) 3分41秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark 5
(ストレージの評価)

250GB SSD
CrystalDiskMark 5
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

 

エンコード中のCPUクロックです。極端にクロックがダウンすることもなく安定しています。


エンコード時のCPUクロック

質量のチェック

GALLERIA GCF1060GFの質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.0kg」とあります。当サイトで計測した質量は次の通りでした。HDDを搭載しているせいか、2.1kgを超えていますが、HDDを搭載しなければ、メーカー仕様値に近づくと思います。

質量の計測結果
PC本体 ACアダプター
2.125kg 493g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量を確認すると、約47Whとなっていました。普通の容量です。

今回、時間がなくバッテリー駆動時間のテストはしていませんが、バッテリー駆動状態でゲームをすると、1時間ちょっと位になると思います。ACアダプターは携帯したほうがいいと思います。

 


 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は普通ですが、それ以外は高めの動作音です。ファンがかなりのスピードで回転し、本体底面がメッシュであったりと通気性の良さがあだとなり、ゲーム中は動作音が気になります。


 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安
20dB
ほぼ無音
21~25dB
PCに近づかないと音が聞こえないレベル
26~30dB PCから少し離れても音が聞こえるレベル
31~35dB 静かな扇風機くらいの音
36~40dB PCの近くにいると、ややうるさく感じるレベル
41~45dB 風量を上げた扇風機くらいの音。一般的なデスクトップPC音
46~50dB 一般的なエアコン音くらい。うるさい
50dB以上 エアコンをハイパワー運転にしたような音。とてもうるさい
※筆者の感覚ですので、感じ方には個人差があります

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

ゲーミングPCとしては普通の温度ですが、薄型設計にしては良く冷却されていると思います。


 

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。

80℃を切るぐらいの温度で推移しており問題ない温度です。極端なクロックダウンも起こっていませんでした。


エンコード中のCPU温度

 

FF XIVベンチ(fps制限なし)実行時の温度の詳細

下図は、FF XIVベンチマーク(fps制限なし)実行時のCPU、GPU温度の詳細です。

負荷が高くなるベンチマークの後半でも、CPU温度、GPU温度共に70℃台に収まっており、問題ない温度です。


FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のCPU温度


FF XIVベンチ(fps制限なし)実行中のGPU温度

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム時の表面温度は、キーボード中央部分はやや熱いですが、WASDキーは低めを維持しており、パームレストも熱くなく、それほど不快感はありません。


消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

本機はOptimusに対応しているため、アイドル時の消費電力は低いです。ゲーム時の消費電力はそれなりにあります。


外観のチェック

GALLERIA GCF1060GF-Eの外観のチェックです。

狭額フレームを採用することで、液晶周りがスッキリし、モダンなデザインです。GeForce GTX 1060の高性能GPUを搭載しているゲーミングPCとしてはかなり薄くスタイリッシュです。全身ブラックのボディで一見地味ですが、キーボードバックライトのカラーが鮮やかで、オリジナリティのある外観です。

 

天板です。「GALLERIA」などのロゴが入っていないのが好印象です。好きなラベルを貼っても面白そうです。

 

電源ボタンとファンブーストボタンです。長時間ゲームをプレイする時はファンブースト機能をおすすめします。

 

天板を閉じたときの画像です。

 

側面のインターフェースです。
USB3.0ポート、USB Type-C、SDカードスロットなど主要なポートは揃っています。映像出力もHDMIとmini-Displayportを装備しています。LANポートは下側を開くタイプで、ケーブルがやや抜きにくいです。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。

 

冷却ファンと冷却ヒートパイプ部分をメッシュ仕様にすることにより、通気性を高めています。また、この排気部分を浮かせるため、後ろのゴム足は高めです。

 

底面カバーを開けたときの画像です。2つのファンでCPUとGPUを強力に冷却しています。

 

今回搭載されていたM.2 SSDです。上にもM.2スロットがあるので増設できるかもしれません。

 

今回搭載されていたメモリです。スロットは2つです。

 

今回搭載されていたハードディスクです。

 

バッテリーの詳細です。

 

ACアダプターは薄型です。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りで、150Wの容量です。GeForce GTX 1060を搭載している割には少し容量が少ないです。

まとめ

以上が、GALLERIA GCF1060GF-Eのレビューです。

人気のGeForce GTX 1060を搭載したゲーミングPCにしては驚愕の薄さと軽さで、非常にコンパクトです。狭額ベゼルも見栄えが良くモダンなデザインです。

また、光学式スイッチを採用したキーボードを搭載しており、ゲーム中の操作も快適です。

ただ、同じGeForce GTX 1060を搭載したゲーミングノートPCと比較すると、少しパフォーマンスが低いです。また、ゲーム中ファンの駆動音も結構気になります。ACアダプターの容量が150Wしかないのも少し気になります。

持ち運びをするなら本製品はかなりおすすめですが、コンパクトさや軽さに拘らず、据え置きで使うならフレームレートが高く出るGALLERIA GCF1060GFもおすすめです。

詳細・購入はこちら

【公式サイトはこちら】
ドスパラ GALLERIA GCF1060GF-E

 

 

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