15インチノートPCの比較
ここでは、おすすめの15インチノートPCを紹介します。
一般ユーザーに最適な画面サイズであり、各社が力を入れているサイズでもあます。今回は、エントリーPC、スタンダードPC、ハイスペックPC、ゲーミングPCの4つのカテゴリに分けて、厳選したおすすめ機種を紹介します。
目次
エントリーPC
まずは、3~5万円台(税込)で購入できるエントリー向けPCを紹介します。
この価格帯で購入できるPCは、Celeronや、AMDの低価格プロセッサーを搭載した機種が中心となり、軽作業をメインとしたモデルが主流となります。
ただし、価格を抑えたエントリーPCでは、液晶の視野角が悪く色域も狭いため、薄く青白い感じがする画面を搭載していることがあります。このような液晶の場合、個人的には長時間使うと眼が疲れるように感じます。そのため、CPUやメモリだけでなく、搭載する液晶の種類もチェックすることをおすすめします。
液晶 | 15.6型 FHD IPS 非光沢 |
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CPU | Athlon Silver 7120U |
質量 | 約1.63kg |
価格[税込] | 3万円台~ |
この価格帯のPCにしては、見やすいフルHD IPS液晶を搭載し、Athlon Silver 7120U搭載モデルなら3万円台からと非常に安いです。軽めなので、取り扱いもしやすいです。ただし、最安モデルは処理性能が低く、メモリも4GBしかないので、ウェブ閲覧用などに限定して使用する方がいいです。
一般的なホームユースにある程度快適に使いたいならば、Ryzen 3、8GBメモリの構成で5万円台のモデルがおすすめです。
レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD TN / IPS |
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CPU | Ryzen 5 7520U |
質量 | 約1.58kg |
価格[税込] | 5万円台~ |
「Zen 2世代」のRyzenではありますが、この価格帯のPCとしては、CPU性能が高く、軽めの作業なら、ストレスなく使えると思います。
Ryzen 5、8GBメモリ、512GB SSDのモデルが5万円台、Microsoft Office Home & Business 2021付きでも7万円台と安いです。
ディスプレイには、TNパネルとIPSパネルの2種類がありますが、視野角が広く、比較的見やすいIPSパネルを搭載したモデルをおすすめします。
レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD IPS 非光沢 |
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CPU | Ryzen 5 7520U |
質量 | 約1.65kg |
価格[税込] | 5万円台~ |
一般用途に比較的快適に使用でき、価格が安い機種です。
Ryzen 5、8GBメモリ、256GB SSDの構成でも5万円台で購入できます。「Zen 2世代」のRyzenではありますが、ウェブ閲覧やOfficeソフトでの作業であれば快適に動作します。
また、視野角の広いIPS液晶を搭載しており、画面も普通に見やすいです。
ただし、メモリは8GBのみで、オンボードメモリなので増設や換装はできません。その他にも、抑えられている部分があるので、下記レビューでご確認ください。
レビュー記事はこちら
スタンダードPC
ここでは、標準的なCPUを搭載し、液晶も比較的見やすく、家庭での一般的な用途であれば快適に使用できるスタンダードノートPCを紹介します。
Web閲覧、メール、動画視聴などの簡単な作業に加えて、趣味レベルの写真や動画の編集、ライトなゲームなどマルチに使うことができます。ファミリーからオフィスでの使用まで、幅広く使用でき、最も多くの人に選ばれるカテゴリです。
CPU | Core i3-1305U Core i5-1334U Core i7-1355U |
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メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | 最大 512GB PCIe SSD |
ディスプレイ | 15.6型 FHD 広視野角 非光沢 |
価格[税込] | 8万円台~ |
国内で人気の高いdynabookのホームノートPCです。電子マニュアルや、あんしんサポートが付いており、初心者でも安心して購入できます。
ライトな用途であれば、第13世代Core i3、8GBメモリ、256GB SSDの構成が8万円台で購入できます。テレワークにも使うなど、もう少し高めの処理性能を求める場合は、第13世代Core i5、16GBメモリ、512GB SSDの構成がおすすめです。シークレットサイト経由で9万円台(税込)と、こちらも安いです。
なお、メモリがシングルチャネルなので、グラフィックス性能はやや低いです。メモリの増設がしやすいので、軽くゲームやFHD動画の作成なども行いたい場合は、後からメモリを増設して、デュアルチャネル動作にするといいです。
樹脂ボディなので高級感はありませんが、やっぱり国内での知名度が高いメーカーが安心、という方におすすめです。
Gen 5 (AMD)
液晶 | 15.6型 FHD IPS 非光沢 |
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CPU | 最大 Ryzen 7 7730U |
質量 | 約1.7kg |
価格 | 7万円台(税込)~ |
Ryzen 5 7530U、16GBメモリ、512GB SSDというゆとりのある構成をセール時には7万円台で購入でき、コスパが高いのが大きな魅力です。
USB-C(DisplayPort、Power Delivery対応)、LANポート、SDカードリーダーなどを搭載し、ポート類も充実しています。
ボディにはアルミ素材を多く使用しており、質感も比較的いいです。ビジネス向けノートPCですが、家庭用としてもおすすめです。
レビュー記事はこちら(eg3000)
液晶 | 15.6型 FHD IPS タッチ 光沢 |
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CPU | 最大 Core i7-1355U |
質量 | 約1.71kg |
価格 | 9万円台(税込)~ |
タッチ対応液晶を搭載し、指で画面にタッチして操作することができるので、子供や年配の方などマウス操作に慣れていない方にも使いやすいです。
また、パソコン関連のことを何でも相談できるサービスを比較的安く付けることができるので、初心者の方などでも安心して購入できます。
最新の第13世代Core i5、16GBメモリ、512GB SSDという快適に動作する構成を9万円台(税込)で購入できるので、コスパもいいです。
なお、Ryzen搭載の兄弟機種であるHP Pavilion 15-ehもあり、こちらもおすすめです。
レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD 広視野角 非光沢 |
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CPU | Core i5-1155G7 |
質量 | 約1.68kg |
価格 | 9万円台(税込)~ |
国内生産のノートPCです。24時間365日の電話サポートも付いており、初心者の方でも安心です。
Core i5-1155G7、16GBメモリ、512GB SSDと、日常用途に不足のない構成で、9万円台から購入できます。
カスタマイズにより、大容量のメモリやストレージ、LTE搭載といった構成を選ぶこともできます。
LTEを搭載すれば、家にネット回線を引いていない方にもおすすめです。また、質量も軽めなので、家でも外でも使いやすいです。
なお、Ryzen 5 5560U搭載のモデルもあり、こちらは8万円台~購入できます。
レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD 広視野角 光沢 |
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CPU | 最大 Core i7-1195G7 |
質量 | 約2.0kg~ |
価格 | 11万円台(税込)~ |
キーストロークが2.5mmと深く、タイピング性能に優れており、キー入力が多い方に特におすすめです。
ここで紹介した機種の中で、唯一光学ドライブを搭載していますし、LANポートやSDカードリーダーなど、ポート類も充実しています(USB-Cはデータ転送機能のみ)。
国内での知名度が高いメーカーであり、3年保証が付いているので、初心者でも安心です。
ただし、現時点で最新の2023年6月モデルですが、CPUは旧世代の第11世代Coreです。
旧レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD 広視野角 非光沢 |
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CPU | 最大 Ryzen 7 7730U |
質量 | 約1.63kg~ |
価格 | 6万円台(税込)~ |
最新のRyzen 7000シリーズを搭載し、6万円台からと安く購入できる機種です。
おすすめは、Ryzen 5 7530U、16GBメモリ、512GB SSDの構成で7万円台のモデルです。ホームノートPCとして、快適に動作します。
液晶の視野角は広いですが、当サイトのチェックではフリッカーが発生していました。長時間使用する場合は、ご注意ください。その他、キーボードにバックライトが付いていないなど省かれている部分があるので、気にならないか確認してください。
レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 |
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CPU | Core i7-1355U |
質量 | 約1.7kg |
価格 | 12万円台(税込)~ |
購入時にメモリやストレージをカスタマイズすることができ、SSD x2のデュアルストレージ構成を選択できます。カスタマイズしても、最短で翌日出荷と短納期で入手できるのも魅力です。
なお、シングルストレージで購入しても、2.5インチドライブ用のケーブルとマウンターが付属していたので、購入後に自分でストレージを増設してもいいと思います。
標準状態で、第13世代Core i7、16GBメモリの構成なので、テレワークなど、少し負荷のかかる作業にも使いやすいです。画面も普通に見やすいです。
レビュー記事はこちら(fh0000)
液晶 | 15.6型 FHD 光沢 タッチ IPS / 有機EL |
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CPU | 最大 Ryzen 7 7730U |
質量 | 約1.75kg |
価格 | 10万円台(税込)~ |
全体的な質が高めでも、価格は安く、コンバーチブル型PCなので使用できる場所も多いため、非常に人気のある機種です。
一般用途であれば、10万円台(税込)で購入できるRyzen 5 7530U搭載モデルがおすすめです。16GBメモリ、512GB SSDの余裕のある構成で、快適に使用できます。動画視聴などエンターテイメントを楽しむのがメインであれば、有機ELディスプレイを搭載したモデルもいいと思います。
アクティブペン(別売)も使用でき、スケッチや手書きメモも取ることができます。
旧レビュー記事はこちら
ハイスペックPC
ここでは、スタンダードPCの部分で紹介したような一般的なノートPCよりも高めのCPU性能やグラフィックス性能を備えた、ハイスペックPCをご紹介します。
メインPCとしてより快適に使用したい方や、画像や動画の編集作業、CADや3Dモデリングなどのクリエイティブな作業用として使用したい方に適したカテゴリです。
2023年初頭に第13世代CoreであるRaptor Lakeプロセッサーが登場し、現在のハイスペックPCでは、PBP:45Wクラスの第13世代Core (H)や、PBP:55Wクラスの第13世代Core (HX)が主流となっています。よくわからない場合は、Core i7-13700Hを選んでおくといいです。Core i7-13700Hを基準にして、もっと高い処理性能を希望するのであれば第13世代Core (HX)を、そこまで高い処理性能を求めなから価格を抑えたいということであれば、一世代前のの第12世代Core (H)を選んでもいいと思います。
外部グラフィックスとしては、GeForce RTX 40シリーズが主流となっています。扱いやすさを重視するなら、RTX 4050や、前世代のRTX 3050を搭載し、質量が軽めの機種を選ぶといいです。少し高めのグラフィックス性能がよければRTX 4060がおすすめです。RTX 4060搭載であれば、4K動画の編集などのクリエイティブワークも快適に行うことができますし、快適にプレイできるゲームも多いです。
なお、RTX 30/40シリーズでは、同じグラフィックスを搭載していても、メーカーの設定する最大グラフィックスパワーによって、実際のパフォーマンスには差があります。この辺りは、レビュー記事をチェックしてください。
Officeソフトの使用など、一般的な作業を快適に使いたいという目的なら外部グラフィックスは不要です。
※矢印で囲っている範囲が多くのユーザーにおすすめのグラフィックス
ハイスペックノートPCにおいては、作業内容に適した液晶を選択することをおすすめします。チェックするのは、解像度と色域の広さです。
高解像度の写真や、4K動画を扱うのであれば、4K液晶が適しています。
色域については、ウェブ用コンテンツの作成であればsRGB 100%、印刷用コンテンツの作成であればAdobe RGB 100%、本格的な映像編集にはDCI-P3 100%を目安に、作業に適した色域の広い液晶を選ぶとよいでしょう。
ハイスペックPCに見合うメモリとしては、16GBをベースに考えるといいでしょう。16GBあれば、RAW現像などのクリエイティブな作業を行うのにも適しています。4K動画編集を行ったり、クリエイター向けソフトを複数起動するなら、32GBあると安心です。カスタマイズの可否や、後から自分で増設することができるのかもチェックしておくといいと思います。
おすすめのハイスペックPC
液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 |
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CPU | Core i7-12650H |
GPU | GeForce MX550 |
質量 | 約1.97kg |
バッテリー | 約8時間 |
価格 | 12万円台(税込)~ |
スタンダードPCで紹介したノートPCよりも少し高めの性能を備えた機種です。
Core i7-12650H + MX550という構成に、色域広めの液晶を搭載しており、軽くゲームをしたり、写真やFHD動画の編集など趣味に使うのに適しています。
カスタマイズでは、最大64GBメモリ、2TB x2で4TBのストレージを選択することもできるので、負荷が少し高めの作業を行う仕事用としても使いやすいです。
シークレットサイトであれば、12万円台から購入できます。
レビュー記事はこちらマウスコンピューター製PCを13万円以上ご購入の方に、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼント!詳細はこちらをご覧下さい。
液晶 | 15.6型 WQHD 165Hz 非光沢 |
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CPU | Core i7-13700HX |
GPU | GeForce RTX 4060 |
質量 | 約2.2kg |
バッテリー | 約5.1時間 |
価格[税込] | 18万円台~ |
Core i7-13700HX + RTX 4060というミドルクラスのゲーミングノートPCと同程度の高い性能を備え、sRGBカバー率約99%のWQHD液晶を搭載した、クリエイター向けノートPCです。165Hz駆動液晶なので、ゲームも快適にプレイできます。この構成で18万円台~なので、コスパが高いです。
カスタマイズでは、最大64GBメモリ、4TB x2のストレージ構成を選択することができ、クリエイター向けソフトで快適に作業できる環境を入手できます。
レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD+ / 3.5K 有機EL |
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CPU | 最大 Core i9-13900H |
GPU | Intel Arc A370M / 最大 GeForce RTX 4070 |
質量 | 約1.86kg~ |
バッテリー | 86Wh |
価格 | 29万円台(税込)~ |
最大で、第13世代Core i9-13900H + RTX 4070と高いスペック構成を選択でき、比較的軽く、高質感で、デザインもかっこいい、クリエイター向けの高級ノートPCです。
液晶は画面比16:10で作業がしやすく、sRGB 100%クラスのFHD+液晶と、DCI-P3 100%クラスの3.5K 有機ELの2種類から作業内容に合ったものを選ぶことができます。
プロクラスのクリエイターに適した機種だと思います。
旧レビュー記事はこちら
ゲーミングノートPC
ここでは、当サイトで人気のあるゲーミングPCを厳選して紹介します。
詳細なゲーミングPCの選び方を含め、数あるゲーミングノートPCの比較については、下のページをご覧ください。
ゲーミングノートPCの比較とおすすめ 2023
おすすめのゲーミングノートPC
ここでは厳選して2機種だけ紹介します。
液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 120Hz / 165Hz |
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CPU | 最大 Core i9-13900HX |
GPU | 最大 GeForce RTX 4060 |
価格 | 14万円台(税込)~ |
ベース電力:55Wクラスの第13世代Core (HX)を搭載し、高い処理性能を備えているゲーミングノートPCです。それでも、Core i7-13700HX + RTX 4060の構成で、タイミングによっては18万円台から購入できるので、コスパが高いです。
165Hz液晶であれば、100% sRGBクラスの広めの色域なので、クリエイティブな作業にも使えそうです。
内部には、空きのM.2スロットもあったので、ストレージのセルフカスタマイズもできると思います。
レビュー記事はこちら液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 144Hz |
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CPU | Core i7-13700H |
GPU | GeForce RTX 4060 |
価格 | 18万円台(税込)~ |
GeForce RTX 4060を搭載し、最大グラフィックスパワーが140Wと高く、前世代のRTX 3070に匹敵するほどのグラフィックス性能を備えています。負荷の高いゲームを含めて、快適にプレイできるゲームが多いです。
この性能で18万円台~なので、コスパが高いです。
搭載する液晶は、当サイト計測でsRGBカバー率94.2%あったので、高めの性能を生かして、クリエイティブな作業も行えます。
レビュー記事はこちら
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