富士通 LIFEBOOK WA3/G2の実機レビュー

更新日:
CPU Core i3-1115G4
Core i7-1260P
メモリ 最大 64GB
ストレージ 最大 1TB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 広視野角
FHD フルフラットファイン
質量 約1.7kg~
バッテリー 最大 約9.4時間
価格[税込] 11万円台~ ※1

※1 価格は2022/8/10時点

光学ドライブ、第12世代Core搭載ノートPC

LIFEBOOK WA3/G2は、国内で知名度の高い富士通の15.6型ホームノートPCです。

最新の第12世代Core i7を搭載しているため、とても快適に使用できます。

光学ドライブを搭載しながらも、質量が約1.7kg~と軽めなので、宅内での移動などがしやすいです。

また、比較的打ちやすいキーボードや、HDMI入力対応(フルフラットファインパネルモデルのみ)なども特徴的です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。先行機機となるため、ベンチマークなどは製品版と異なる可能性があります。ご了承下さい。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-1260P、フルフラットファインパネル液晶、64GBメモリ、1TB PCIe SSD

 

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目次

お忙しい方は、「LIFEBOOK WA3/G2の特徴」のみお読みください。

 

LIFEBOOK WA3/G2の特徴

富士通のホームノートPC

LIFEBOOK WA3/G2は、富士通の15.6型ホームノートPCです。国内で名の通ったメーカーのパソコンで、MADE IN JAPANなので安心して使えると感じる方も多いです。

セキュリティソフトに、マカフィー リブセーフ3年版が入っていますし、カスタムメイドモデルだと標準で3年無料保証(ユーザー登録必須)が付いているなど、パソコンに詳しくないユーザーでも安心して使うことができるようになっています。

パソコン初心者はもちろん、年配のご両親、祖父母などへのプレゼントとしても選びやすいです。

安心感のある富士通のホームノートPC

 

第12世代Core i7が搭載可能

LIFEBOOK WA3/G2では、最新の第12世代Core i7搭載を選択することができます。

旧世代のCPUから大きく処理性能がアップしており、さらに快適に使用できるようになりました。

初心者や、「そんなに高いスペックでなくていい」と感じる方もいると思いますが、そのようなあまり慣れていないユーザーにこそ、快適に動くスペックのパソコンがいいと思います。

低スペックで動作が遅いと、イライラして、だんだんと使わなくなるかもしれません。でも、Core i7-1260P搭載であれば、バックグラウンドでWindowsアップデートが動くなど見えない部分で負荷がかかるような場合でも、影響が少ないですし、アップデート作業自体も速く済みます。快適に、気軽に、長く使用することができると思います。

 

光学ドライブ搭載

LIFEBOOK WA3/G2は、最近は珍しくなってきた、光学ドライブを搭載した15.6型のホームノートPCです。

富士通のノートPCを選ぶ方の中には、パソコン歴が長く、データをDVDに保存している方も少なくないと思います。LIFEBOOK WA3/G2は、そんな方も安心して使うことができます。

その他、SDカードリーダーや、LANポートなど、インターフェイスも揃っています。

光学ドライブ搭載

 

約1.7kg~と扱いやすい質量とサイズ

LIFEBOOK WA3/G2は、光学ドライブ搭載の15.6型ノートPCでも、約1.7kg~と比較的軽いです。今回チェックしたのは、LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)でしたが、こちらでも約1.9kgと2kgを切る質量となっています。

また、ボディサイズも少し前の機種と比べるとコンパクトになっており、全体的に扱いやすさが向上しています。自分の部屋だけでなく、リビングなど他の部屋に移動して使う、といった使い方もしやすいです。

比較的スリムで扱いやすいボディ

 

HDMI入力もできる

LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)は、入力・出力兼用のHDMI端子を備えています。

そのため、外部ディスプレイや、テレビなどに映像を映すだけでなく、外部機器の映像を本機器のディスプレイに表示することもできます。例えば、下の画像のように、Nintendo Switchなどの家庭用ゲーム機を接続して、遊ぶことができます。

一人暮らしや、単身赴任などで家にテレビを置いていない方には嬉しい機能です。

HDMI入力が可能

 

比較的打ちやすいキーボード

LIFEBOOK WA3/G2は、下図のようなキーボードを搭載しています。

端から端までスペースが活用されており、余裕のあるキー配置で、キーのサイズも揃っています。

一般的なノートPCは、キーストロークが約1.5mm程度なのに対して、LIFEBOOK WA3/G2は、キーストロークが約2.5mmと深く、しっかりと打つことができます。また、キーはどの指でも同じように押すことができるように、3種類の荷重に分けられていたり、タイプミスを防ぐために、テンキーや矢印キーが少し離れて配置されていたりと、キーボードを打ちやすくするための工夫がなされています。

個人的には、キートップのカーブがもう少し深い方が好みではありますが、全体的に比較的打ちやすいキーボードです。テレワークなど、自宅で仕事をする方にも使いやすいと思います。

比較的打ちやすいキーボード

 

選択できる構成の紹介

LIFEBOOK WA3/G2には、「フルフラットファインパネルモデル」と、それ以外の「フルHD液晶モデル」があります(呼び方は異なる場合があります)。

まず、フルフラットファインパネルモデルは、液晶面全体がガラスで覆われており、見た目がいいです。さらに、ウェブカメラがWindows Hello対応、HDMI入力にも対応など、少し充実した機能を備えています。

一方、フルHD液晶モデルは、Core i3モデルもあり、12万円台~と安く購入できます。ただし、質量が少し重くなりますし、ボディサイズも違うので、ボディ自体が少し異なっているのだと思います。インタフェースの仕様も若干異なります。Core i7選択時は、15万円台~となり、フルフラットファインパネルモデルとの価格差はそれほど大きくありません。

性能、機能、価格などを考えると、フルフラットファインパネルモデルがおすすめです。カスタムメイドモデルの場合、LIFEBOOK WA3/G2だけで見ると、間違えることもあるかもしれません。モデル名や、搭載するCPUなどのチェックを忘れないようにしてください。

LIFEBOOK WA3/G2の構成比較
  フルフラットファイン
パネルモデル
フルHD液晶モデル
CPU Core i7-1260P Core i3-1115G4
Core i7-1260P
メモリ 最大64GB
ストレージ 最大1TB PCIe SSD
光学ドライブ DVDスーパーマルチ /
ブルーレイドライブ
液晶種類 FHD フルフラットファインパネル FHD スーパーファイン
ウェブカメラ HDカメラ
Windows Hello対応
プライバシーカメラシャッター付き
HDカメラ ※
質量 約1.9kg Core i3 : 約2.0kg
Core i7 : 約1.7kg
バッテリー 約7.6時間 Core i3 : 約7.6時間
Core i7 : 約9.4時間
価格[税込] 16万円台~ 11万円台~
※Core i7選択時は、プライバシーカメラシャッター付き

 

やや残念な部分

今回、LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)をチェックしましたが、「フルフラットファインパネルモデル」と言うぐらいなので、色域も広めの液晶を搭載しているのかと期待しましたが、当サイト計測でsRGBカバー率62.5%と色域は狭かったです。

色域広めの液晶であれば、ネットや動画を色鮮やかな表示で見ることができますし、Core i7-1260Pの高めの処理性能と、グラフィックス性能を活かして、ちょっとした写真や動画の編集などの用途にも使えたと思うので、液晶の色域が狭かったのは少し残念です。

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、快適に動きます。
オンライン会議 ウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えており、普通にオンライン会議に参加できます。
動画鑑賞 普通に動画を鑑賞することが出来ます。ただ、一般的な液晶で、色域も広くはありません。スピーカー音も普通です。
RAW現像
画像編集
Core i7-1260Pを選択でき、メモリも最大64GBまで搭載できます。性能は問題ありませんが、液晶の色域がsRGBカバー率 62.5%と狭いので、RAW現像や画像編集にはあまり向いていません。
動画編集 Core i7-1260Pを選択し、大きめの容量のメモリを搭載していれば、FHDの簡単な動画編集ならできます。ただし、液晶の色域が狭いので、色の調整などには向いていません。
ゲーム 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、Core i7-1260P + デュアルチャネルメモリの構成であれば、軽いゲームなら、グラフィック品質などを下げることで出来るものもあります。

 

ディスプレイのチェック

LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)のディスプレイのチェックです。

色域は狭いですが、広視野角で、フリッカーも発生しておらず、普通に見やすい液晶です。ホームノートPCとしては標準的な性能です。ただし、光沢液晶で映り込みがあるのは好みの分かれる部分だと思います。最大輝度は、当サイトの計測では260cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は62.5%でした。

ガモット図
※ i1 Display PlusでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色ほぼ揃って1:1の直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢液晶なので、画面への映り込みがあります。また、ややギラつきを感じます。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。輝度をいくつにしても、フリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

LIFEBOOK WA3/G2のキーボードのチェックです。

仕様値で、キーピッチは約18.4mm、キーストロークは約2.5mmです。キーストロークが深く、キーがしっかりと沈み込む心地よさがあります。また、キーの荷重が3段階に設定されており、押しやすいです。キー配置は標準的で、主要なキーのサイズも揃っており、「半角/全角」キーや、「Enter」キーも押しやすいサイズです。総合的見ても、打ちやすいキーボードだと思います。ただ、キートップがもう少し湾曲していれば指なじみがよく、さらに打ちやすかったかなと感じます。

4列テンキーが少し離れて配置されているので、押し間違えることがなく、数字入力もしやすいです。

タッチパッドの使いやすさは普通です。クリックボタンが独立しているので、押しやすいです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)のパフォーマンスのチェックです。

 

CPU

LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)は、第12世代Core i7-1260Pを搭載しています。

ベンチマークの結果は以下のとおりです。

マルチコア、シングルコアともに、Core i7-1260Pとしてはやや控えめではありますが、第11世代Core i7-1195G7を超えるスコアが出ており、快適に使用できるパフォーマンスを備えていることが分かります。

なお、LIFEBOOK WA3/G2(フルHD液晶モデル)では、Core i3-1115G4を選択することもできますが、処理性能は大きく下がります。快適に、長く使いたい場合は、Core i7-1260P搭載モデルの方がおすすめです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1260P
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 7 5700U 9288
Ryzen 5 5600H 9255
Core i5-11400H 8514
Ryzen 5 5600U 8491
Core i5-1240P 8409
Core i7-1260P 9032
8360
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 2643
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HK 1916
Core i7-12700H 1823
Core i7-1255U 1776
Core i7-1280P 1751
Core i7-1260P 1802
1679
Core i5-1235U 1675
Core i7-1195G7 1634
Core i9-11900H 1570
Ryzen 7 6800H 1522
Core i7-1185G7 1517
Core i5-1240P 1483
Ryzen 9 5900HX 1463
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Ryzen 5 5600U 1369
Ryzen 5 5600H 1354
Core i5-1135G7 1294
Core i3-1115G4 1275
Ryzen 7 5700U 1268
Ryzen 5 5500U 1185
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリはDDR4-3200で、広めのメモリ帯域でした。なお、スロットメモリなので換装もできそうです。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
64GB(32GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
34.32GB/s
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスは、CPU内蔵グラフィックスです。ベンチマークの結果は以下のとおりです。

メモリ帯域が比較的広かったため、Core i7-1260P + DDR4-3200メモリの構成の割には、高めのスコアが出ていました。一般用途には十分のグラフィックス性能です。

なお、メモリが4GBのシングルチャネル構成の場合や、CPUにCore i3-1115G4を選択した場合は、グラフィックス性能が低くなります。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i7-1260P
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Ryzen 7 6800U
メモリLPDDR5-6400
30319
Core i7-1260P
メモリLPDDR5-5200
23149
Core i7-1280P
メモリDDR4-3200
21606
Core i7-1260P
メモリDDR4-3200
20541
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
20478
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
16093
Ryzen 5 5625U
メモリDDR4-3200
15826
Ryzen 7 5825U
メモリDDR4-3200
15728
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1235U
メモリDDR4-3200
13877
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、読み込み、書き込みともに高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
3432
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しており、アクセス速度も速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

第12世代Coreプロセッサー(Alder Lake-P)のその他のベンチマークスコアについては、こちらのリンク先をご覧ください。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

結果は、以下のとおりです。

USB-Cポートは、Power Deliveryや、DisplayPortなどの拡張機能には対応していません。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック × ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 × ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBでの表示が出来ています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)の質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.9kg」とあり、光学ドライブ付きの15.6型ノートPCとしては、扱いやすい質量です。当サイトの計測値は下表の通りで、仕様値よりも少し軽かったです。室内での持ち運びなどもしやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.853kg
ACアダプター+電源ケーブル 370g

 

バッテリー駆動時間のチェック

LIFEBOOK WA3/G2のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、仕様値で51Whです。

バッテリー駆動時間は下の通りです。バッテリー駆動時間は短いですが、宅内で使うことが多い機種なので、問題ないと思います。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約7.6時間
(2) 動画再生時 5時間15分
(3) FF14ベンチ
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は普通です。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
70%(約35Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)は、Webカメラにプライバシーカメラシャッターが付いています。IRカメラも搭載しており、Windows Helloの顔認証が使用できます。

Webカメラは、約92万画素のHDカメラです。比較的自然な色味の画像でした。オンラインミーティングなどにも普通に参加できます(画面右側がやや暗くなっていますが、シャッターがちゃんと開いていなかったようです)。

なお、LIFEBOOK WA3/G2(フルHD液晶モデル)は、少し構成が異なります。Core i7選択時は、プライバシーカメラシャッター付きですが、Windows Helloには非対応のウェブカメラを搭載します。Core i3選択時は、プライバシーカメラシャッターなし、Windows Hello非対応となります。

Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面の左右にステレオスピーカーを搭載しています。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

CPU電力は約25Wで推移し、CPU温度は78℃を超えない程度をキープしています。

高負荷時でもCPU温度はそれほど高くなっていないので、心配することなく使用できます。

CPU電力&CPU温度

 

静音性のチェック

LIFEBOOK WA3/G2の動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でも多少音がします。高い負荷がかかると騒音値が上がりますが、他機種と比べても普通の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

全体的にやや低めの温度を保っています。パームレスト部分の温度もそれほど上がっておらず、不快に感じるほどではありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

モバイル向けのプロセッサーを搭載しているため、消費電力は低めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています
※TAP-TST8は、従来使っていたTAP-TST7よりも、消費電力が低めに計測される傾向があります。他のPCと消費電力を比較するときは、ご注意ください。

 

外観のチェック

LIFEBOOK WA3/G2の外観のチェックです。

オーソドックスなデザインですが、画面全体がガラスで覆われた液晶や、スペースをフル活用した配置のキーボードなどに、最新のノートPCらしさを感じます。

キーボード部と、パームレスト部を区切る「Fライン」も富士通らしいです。

 

端の方に富士通のロゴマークが小さく入っています。シンプルなデザインの天板で、好感が持てます。

 

閉じた時の画像です。厚さは約25mmです。

フロント側には小さな出っ張りがあり、液晶面が開きやすくなっています。

 

側面のポート類です。光学ドライブに加えて、USB3.2 x2、USB-C、HDMI、LAN、SDカードリーダーを備えています。ポートの種類は充実しています。

 

手前の左側には、懐かしい感じのする状態表示LEDが配置されています。

左から、電源ランプ、バッテリ充電/残量ランプ、Num Lockランプ、Caps Lockランプ、F Lockランプとなっています。キーボードの各種ロック状態が確認しやすいです。

 

液晶はご覧の角度まで開きます。液晶を好みの角度に調整するのに十分な角度だと思います。

 

底面はフラットでシンプルです。樹脂感があり、やや安っぽく感じます。左下のゴム足の近くにある小さな穴は、強制終了スイッチです。

 

ACアダプターは、約90Wの出力です。

 

まとめ

以上が、LIFEBOOK WA3/G2のレビューです。

LIFEBOOK WA3/G2は、日本で有名な富士通の15.6型ホームノートPCです。長年富士通のパソコンを使用している方など、富士通というメーカーに安心感を覚える方に特に適した機種となっています。

光学ドライブを搭載し、SDカードリーダーや、LANポートなど、インターフェイスも充実しています。今は少なくなったオールドファッションな機種というイメージを持つかもしれませんが、光学ドライブ付きでも約1.7kg~と比較的軽く、コンパクトなボディで、宅内での移動もしやすくなっています。

第12世代Core i7-1260Pを搭載し、処理性能も申し分ありません。狭額縁ベゼルの液晶は見た目もいいです。また、端から端までスペースを活用してキーが配置されたキーボードは、深めのキーストロークなど、富士通らしいこだわりがあり、タイピングしやすいです。HDMI入力に対応しているのも面白い特徴でした。

新旧をうまく融合させて、光学ドライブ付きのホームノートPCを長年使い続けてきたユーザーなどが買い替えやすく、一層快適に使うことができるようになっていると思います。テレビを置いていないけど、パソコンでDVDを見たり、家庭用ゲーム機をつないでゲームをしたい、という一人暮らしのような方にもおすすめです。

欲を言えば、LIFEBOOK WA3/G2(フルフラットファインパネルモデル)の液晶が、色域広めの液晶であればなおよかったです。

なお、LIFEBOOK WA3/G2には、フルフラットファインパネルモデルと、それ以外のモデルがあり、特徴が多少異なるので、間違えないようにご注意ください。

 

光学ドライブ、第12世代Core搭載ノートPC

LIFEBOOK WA3/G2

特徴

  • 第12世代Core i7-1260P搭載モデルあり
  • 光学ドライブ付きで約1.7kg~と扱いやすい質量
  • HDMI入力端子あり(モデルによる)

こんなあなたに

  • 富士通のパソコンがやっぱり安心と感じる方
  • 光学ドライブ付きホームノートPCを使いたい方
  • 価格11万円台[税込]~ ※
公式サイトはこちら

※価格は2022/8/10時点のもの

 

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