おすすめSIMフリー/5G/LTE対応ノートパソコン
ここでは、SIMフリー/LTE/5Gに対応したモバイルノートパソコンの比較をします。モバイルWiFiルーターを使用しなくてもデータ通信が出来るため便利です。また、格安SIMを使えば、通信量は1ヵ月3GBであれば1,000円程で済みます。外出先で、パソコンでインターネットをしたい方には非常におすすめです。
目次
カテゴリ別のおすすめPC
その他情報
おすすめのクラムシェル型ノートPC
ここでは、LTE/5Gに対応しているクラムシェル型(タブレットには変形できない)モバイルノートパソコンの中でおすすめの製品を紹介します。
最近は、5G対応モデルもかなり増えてきました。総務省の発表では、2022年3月末時点で全国の5Gネットワークの人口カバー率が93.2%となっており、5Gで通信を行える場所も増えています。LTE対応と、5G対応を選択できる場合、迷ったら5G対応を選んでおくといいと思います。予算を抑えたい場合はLTE対応を選ぶといいでしょう。
特におすすめモデル
CPU | Core i5-1340P Core i7-1360P |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大 2TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14型 |
液晶種類 | 1920x1200 非光沢 |
質量 | 約928g~ |
バッテリー | 最大 約28.0時間 (64Wh) |
WWAN | 5G |
価格[税込] | 20万円台~ |
LIFEBOOK WU2/H1は、非常に完成度が高いモバイルノートPCです。
64Whの大容量バッテリーを搭載し、約928g~と非常に軽いので、持ち運びがしやすいです。また、5Gに対応しているだけでなく、28Wクラスの第13世代Core (P)、打ちやすいキーボードを搭載し、下の画像ようにインターフェイスも充実しています。
外出先でも快適に使用できる機種が20万円台~、当サイトの特別クーポンを使えば19万円台から購入できるので、他社の5G対応モデルと比べても、価格は比較的安い方です。 モバイルノートPCとして不足を感じる部分がなく、国内では有名メーカーということもあり、個人的にはベストバイのモバイルノートPCだと思います。
実際に使用してみましたが、最初の設定や、接続などにも問題はなく、通信できました。
CPU | Core i5-1340P Core i7-1360P |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大 2TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0型 |
液晶種類 | FHD 非光沢 / FHD タッチ 光沢 / 4K 非光沢 |
質量 | 約1.046kg~1.167kg |
バッテリー | 最大 約28時間 (53Wh) |
WWAN | 5G |
価格[税込] | 21万円台~ |
VAIO SX14は、14型の大きめの液晶を搭載し、質量が軽く、堅牢性も高い、本格派モバイルノートです。
5G対応を選択できることに加えて、キーボードが打ちやすいですし、Thunderbolt 4ポートや、LANポートなど、インターフェイスも充実しているので、外でも作業がしやすいです。バッテリー駆動時間は短くなりますが、4K液晶も選択できます。
カラーラインナップが多く、ALL BLACK EDITIONや、上の画像の勝色特別仕様のカラーが選択できるのも特徴です。
なお、プリペイドタイプのVAIOオリジナルデータ通信SIMを一緒に購入することができますが、こちらは5Gでの通信には対応していませんので、ご注意ください。
最近は、海外PCメーカーの傘下に入ったメーカーが多くなってきましたが、VAIOは純国内メーカーです。日本を応援する意味でも、おすすめの製品です。割引やキャッシュバックのキャンペーン時であれば、価格も意外と高くないです。
ahamoやOCN モバイル ONEのSIMでテストしましたが、接続、LANからからWANへの切り替え、スリープ復帰など、問題なく使えていました。また、VAIOオリジナルデータ通信SIMでは、混雑する昼間でも速い速度が出ていました。LTEの速度で十分な場合は、VAIOオリジナルデータ通信SIMはおすすめです。
CPU | 第13世代Core (U) |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大2TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14型 |
液晶種類 | 1920x1200 IPS 2240x1400 IPS 2880x1800 OLED など |
質量 | 約1.12kg~ |
バッテリー | 最大 約28.5時間 |
WWAN | LTE / 5G |
価格[税込] | 22万円台~ |
高い堅牢性と、使いやすさゆえに、ビジネスパーソンからの人気が高い14型モバイルノートPCです。
約1.12kg~と持ち運びがしやすいボディに、最新の第13世代Core (U)を搭載し、ディスプレイの選択肢も多いので、持ち出した先でも作業内容に合った構成で快適に使用できます。
比較的打ちやすいキーボードや、ThinkPad特有のトラックポイントも人気の理由となっています。トラックポイントは、慣れると、マウスがなくても、カーソル操作がしやすいです。
LTE、または5Gのモジュールの追加にも各モデルで定められた割引が適用されるので、比較的安くLTEや5Gを追加することができます。
SDカードリーダーや、LANポートはありませんが、それ以外は、使ってみると人気の高さに納得のいく機種だと思います。
CPUが異なる旧モデルを、現在メインのモバイルノートPCとして使っており、週に2~3回は外で使っていますが、トラブルなく使えています。なお、SIMはahamoを使っています。
CPU | 第12世代Core (U) |
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メモリ | 最大32GB |
ストレージ | 最大2TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14型 |
液晶種類 | 1920x1200 IPS 非光沢 |
質量 | 約869g~ |
バッテリー | 最大 約24.0時間 |
WWAN | LTE / 5G (eSIM対応) |
価格[税込] | 19万円台~ |
質量が1kgを切っており、非常に軽いモバイルPCです。
モデルによっては、32Whの標準バッテリーと、48Whの大容量バッテリーを選択できますが、個人的にはバッテリー駆動時間が大きく伸びる大容量バッテリーのほうがおすすめです。
シリンドリカル形状の湾曲したキートップで、キーストロークが約1.5mmあり、「半角/全角」、「Backspace」、「Enter」キーなども大きく、比較的打ちやすいキーボードを搭載しています。テレワークなどにも快適に使用できます。
なお、LTE対応と、5G対応を選ぶことができ、どちらを選んでも、nanoSIMに加えて、eSIMにも対応しています。eSIMなら、契約から開通までの時間が短いので、急ぐ場合でも安心です。
LTE対応モデルにahamoのSIMカードを挿して、東京出張時に1日使用してみました。最初の設定も問題なく、Wi-FiとLTEの切り替えにも問題ありませんでした。また、途中でLTE接続が途切れるといったトラブルもなく使用することができました。
CPU | 第11世代Core |
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メモリ | 最大64GB |
ストレージ | 最大2TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 15.6型 |
液晶種類 | FHD 非光沢 |
質量 | 約1.67kg~ |
バッテリ | 約9.0時間 (49Wh) |
WWAN | LTE |
価格[税込] | 13万円台~ |
LTEを搭載したノートPCを13万円台(税込)~と安く購入できます。
15.6型の大画面で作業しやすいですが、約1.67kg~と軽くはないため、自宅での使用に適しています。
アパートなどの制限で光回線などを引くことができない、もしくは高いネット回線を引きたくない方におすすめです。LTEモジュールを搭載した本製品と格安SIMを使うことで、月々1,000円程度からインターネットに接続することができ、節約できます。
なお、初期構成ではLTEモジュールが選択されていないため、「LTE通信モジュール」をカスタマイズ画面で選択することを忘れないようにして下さい。
その他のモデル
その他におすすめのLTE/5G対応モデルを下に掲載します。
CPU | 第13世代Core (P/U) |
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液晶 | 12.4型 1920x1280 |
質量 | 約889g~ |
バッテリー | 最大 約16時間 |
WWAN | LTE / 5G (eSIM対応) |
価格[税込] | 31万円台~ |
ビジネスパーソンに人気の高いレッツノートの新機種です。
12.4型のコンパクトボディは、標準バッテリーを搭載しても約969g~(LTE選択時)と軽く、堅牢性も高いので、持ち運びがしやすいです。
処理性能、インターフェイスともに不足はありません。
パナソニックは、Wnderlink LTEサービスを提供しているので、レッツノートでLTEを使うならこのサービスを使うのが無難です。動作検証が取られているためトラブルが少ないです。
CPU | 第13世代Core (P) |
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液晶種類 | 12.5型 FHD 非光沢 |
質量 | 約899~950g |
バッテリー | 最大 約27.5時間 (53Wh) |
WWAN | 5G |
価格[税込] | 21万円台~ |
VAIO SX12は、やや小型の12.5インチ液晶を搭載し、コンパクトで、質量も1kg切りと軽く、持ち歩きに便利なモバイルノートPCです。
小型なパソコンですが、28Wクラスの第13世代Core (P)を搭載し、処理性能も十分です。フルキーピッチのキーボードを備え、タイピングのしやすさは犠牲になっていませんし、ポート類も揃っており、使いやすいです。
旧レビュー記事はこちらCPU | 第13世代Core (U) |
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液晶 | 13.3型 1920x1200 IPS 非光沢など |
質量 | 約1.09kg~ |
バッテリー | 最大 約22.9時間 |
WWAN | LTE / 5G |
価格[税込] | 17万円台~ |
ThinkPad X1 Carbon Gen 11の弟のような機種で、ワンサイズ小さく、価格も少し安いです。
13インチクラスのボディに、第13世代Core (U)、画面比16:10のディスプレイを搭載しており、持ち出した先でも作業がしやすいです。
なお、LTE / 5G対応となっていますが、現時点ではLTEのみ選択可能でした。
旧レビュー記事はこちらCPU | 第13世代Core (P/U) |
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液晶 | 14.0型 QHD / QHD タッチ |
質量 | 約1.039kg~ |
バッテリー | 最大 約17時間 |
WWAN | LTE / 5G (eSIM対応) |
価格[税込] | 31万円台~ |
vPro対応プロセッサーを搭載し、企業に採用されることが多く、ビジネスパーソンに人気の高い機種です。
画面比3:2のQHD液晶で、効率よく作業できます。また、今どきの機種としては珍しく、LANポートやVGAまで搭載しており、インターフェイスが充実しています。
基本的に選択できるのはLTE対応ですが、プレミアムエディションには5G対応モデルもあります。
パナソニックの提供する、Wnderlink LTEサービスを一緒に選択すると、APN設定不要で、すぐにネットが使えるので、おすすめです。
レビュー記事はこちらCPU | 第13世代Core (U) |
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液晶 | 14.0型 1920x1200 IPS 非光沢など |
質量 | 約1.32kg~ |
バッテリー | 最大 21.7時間 |
WWAN | LTE |
価格[税込] | 15万円台~ |
持ち運ぶノートPCとしては大きめの14型ディスプレイと、打ちやすさに定評のあるキーボードを搭載し、作業がしやすいPCです。
2.2K液晶や、2.8K有機ELなどディスプレイの選択肢が多いですし、LTE選択時でも価格はそれほど高くありません。
ただし、質量はそれほど軽くないため、長時間持ち歩くのには適していません。ただし、車移動が主なら、この質量でも特に苦ではないでしょう。
旧レビュー記事はこちらCPU | 第12世代Core (U) |
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液晶 | 14.0型 FHD 非光沢 |
質量 | 約1.08kg~ |
バッテリー | 約23.5時間 |
WWAN | LTE |
価格[税込] | 18万円台~ |
14型で、約1.08kg~と軽い機種ですが、約73Whの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー駆動でも長い時間使用できます。外出先で長時間使用することが多い方におすすめです。
なお、本機器は法人向けの製品ではありますが、個人でも購入できます。LTE対応を希望する場合は、カスタマイズ画面で「LTE通信モジュール」を選択するのを忘れないようにしてください。
レビュー記事はこちら
おすすめの2 in 1型ノートPC
タブレットへも変形する2 in 1 パソコンの中でLTE/5Gに対応した、おすすめの製品を紹介します。
CPU | Microsoft SQ3 |
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メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13型 |
液晶種類 | 2880x1920 タッチ |
質量 | 本体のみ:約878g |
バッテリ | 47.7Wh |
WWAN | 5G |
価格[税込] | 21万円台~ |
人気の高い、マイクロソフトのタブレット型2 in 1 PCです。
5G対応なのは、Microsoft SQ3を搭載したモデルとなります。OSがARM版Windows 11 Homeなので、たまに動かないアプリがあるので注意が必要です(ブラウザやOfficeソフトなど一般的なものは普通に動きます)。
解像度が高めの画面比3:2の液晶は、作業がしやすく、ペン入力にも対応しています。
純正のペンは、タイプカバー(キーボード)に収納することができ、便利です。ただし、タイプカバーと、ペンは別売りで、全部そろえると24万円台~と高くなってしまいます。
CPU | Core i3-10100Y |
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メモリ | 8GB |
ストレージ | 128GB SSD |
液晶サイズ | 10.5型 |
液晶種類 | 1920 x 1280 光沢 |
質量 | 本体:約553g 本体+キー:約798g |
バッテリー | 最大10.5時間 (28Wh) |
WWAN | LTE |
価格[税込] | 10万円台~ |
Surface Proのサイズ・性能・価格を引き下げた、廉価版Surfaceという感じの製品です。
本体+タイプカバーでも、質量は約798gしかありません(仕様値)。
傾き検知にも対応した、高性能なSurfaceペンにも対応しています。
ただし、旧世代のCPUで、スペックも高くないため、サブ機や、負荷の低い作業用に用途を限定して使用した方がいいでしょう。また、ペンやタイプカバーまでセットで揃えると、12万円台~となります。
CPU | 第12世代Core i7-1250U |
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メモリ | 16GB |
ストレージ | 最大 1TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3型 |
液晶種類 | FHD 有機EL タッチ |
質量 | 本体のみ:約645g |
バッテリー | 約12.0時間 |
WWAN | 5G |
価格[税込] | 18万円台~ |
5G対応モデルでも、本体のみで約645gと非常に軽い、13.3型のタブレットPCです。外出先でも非常に使いやすく、ネット閲覧やオンラインストレージの使用なども気軽に行えます。
ディスプレイには、色鮮やかな有機ELを搭載しており、次世代のWacom Linear Pen技術を採用したFMV LOOXペン(別売)での手書き入力にも対応しています。
FVM LOOX本体を他のPCの外部ディスプレイとして使用することもでき、便利です。
また、非常に打ちやすい純正キーボード(別売)を用意すると、普通のモバイルノートPCとしても使いやすいです。 当サイトの特別クーポンを使えば17万円台から購入できます。
CPU | 第13世代Core (P) |
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液晶 | 12.4型 1920x1280 タッチ |
質量 | 約969g~ |
バッテリー | 最大 約16時間 |
WWAN | LTE / 5G (eSIM対応) |
価格[税込] | 36万円台~ |
vPro対応プロセッサーを搭載し、企業に採用されることが多い、レッツノートの2 in 1 PCです。
12インチクラスのボディですが、LANやVGAも備えており、インターフェイスが充実しています。また、通信モジュール搭載を選択すると、eSIMにも対応となります。
LTE搭載の場合は、パナソニックの提供する、Wnderlink LTEサービスと合わせの使用がおすすめです。
CPU | 第13世代Core (U) |
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液晶 | 14型 1920x1200 IPS など |
質量 | 約1.38kg~ |
バッテリー | 最大 約27.7時間 |
WWAN | LTE / 5G |
価格[税込] | 25万円台~ |
ThinkPad X1シリーズの2 in 1 PCです。
ボディの堅牢性が高く、vProプロセッサーも選択できるため、ビジネスシーンで使われることも多いです。
画面比16:10の画面を搭載し、4K 有機ELディスプレイも選択できます。本体収納型のペンが付属し、手書き入力でのスケッチやサインなどもしやすいです。
ただし、14型のモバイルノートPCとしては、質量がやや重めです。
LTE/5G対応ノートパソコンの必要性
ここでは、LTE/5G対応ノートパソコンは必要かどうなのかについて考えます。
外出先へノートパソコンを持ち運んで、インターネットへ接続したい場合、パソコンがLTE/5Gに対応していないくても、スマホのテザリングを使用したり、公衆Wi-Fiを利用したり、モバイルWi-Fiを利用したりと、いくつか方法があります(詳しくは後述)。しかし、いずれも面倒だったり、セキュリティ面で不安があったりします。一方、LTE/5Gに対応したノートパソコンであれば、スマホのように画面を開けばすぐにインターネットにつながるので格段に便利ですし、公衆Wi-Fiのように覗き見される心配もないため安全です。
また、外出先に持ち出さない方でも、自宅内に光回線などを契約しないで、LTE/5G対応パソコンで直接インターネットにつなぐという方法もあります。それほどインターネットをしない方であれば、こちらのほうが月々の費用は安くなるでしょう。
外出先へ持ち出さず、自宅内には光回線などを引いている場合、LTEに対応したノートパソコンを購入する必要性は無いでしょう。
LTE非対応のノートパソコンをLTE化する方法
LTEに対応していないノートパソコンをLTE化する(LTEで通信させる)方法として、次の3つが考えられます。それぞれメリット・デメリットがあるので紹介します。なお、ここでは格安SIMカードを使って、LTEに接続する方法を想定しています。
方法1格安SIM対応のUSB型ドングルを取り付ける
ピクセラのPIX-MT110など、格安SIMに対応したUSBドングルが発売されています。こちらをパソコンにUSB接続すれば、インターネットへ接続することが可能です。しかも、この製品は、AC接続してモバイルWi-Fiルーターのように使用することも可能です。
ただし、パソコンから出っ張るので、カバンにしまうときに、いちいちノートパソコンから取り外す必要があります。また見た目もスマートではありません。
方法2モバイルWi-Fiルーターを使用する
Aterm MR51FNなど、格安SIMに対応したモバイルWi-Fiルーターが発売されています。パソコンからこの機器にWi-Fiで接続すれば、インターネットへ接続することが可能になります。この機器の場合、複数台のパソコンやタブレットなどを同時にインターネットへ繋ぐことが可能ですし、デバイスにUSB端子がなくても大丈夫です。しかも、Aterm MR51FNは、5Gにも対応しています。
ただし、パソコンとモバイルWi-Fiルーターの2台持ちになるので、片方を忘れたり、片方の充電が切れたりするとインターネットに接続できなくなります。
方法3スマホのテザリングを利用する
スマホのテザリングを使うのもよくある手法です。モバイルWi-Fiルーターと違い、スマホは常に持ち歩くことが多いので、持ち運ぶ機器は増えません。
ただし、スマホの充電切れが気になって、あまり長い時間使うことができません。万が一、スマホの充電が切れていた場合、パソコンもインターネット通信できません。
LTE/5Gノートパソコンのメリット・デメリット
LTE/5Gノートパソコンのメリット・デメリットをまとめました。
LTE/5G対応ノートパソコンのメリット
LTE/5G対応ノートパソコンのメリットは、パソコンを起動したら、すぐにインターネットにつながる点です。別途USBドングルを接続したり、モバイルWi-Fiルーターの電源を入れる手間が必要もありません。また、ノートパソコン以外の機器を一緒に持ち歩く必要がありませんし、ノートパソコン以外を充電する必要もありません。
LTE/5G対応ノートパソコンのデメリット
デメリットは、対応しているノートパソコンが少ないため、選択肢が限られることです。また、LTE/5Gに対応しているノートパソコンは、対応していない製品に比べてやや高いです。
主観ではありますが、たまにLTE/5G接続できなくなったりすることがあり、通信トラブルはWi-Fiよりもやや多い気がします。今まで普通に使えていたのに、Windows Updateによって接続が遅くなったり、接続に失敗したりするケースもありました。ただ、パナソニックやVAIOなど、LTEサービスを提供しているメーカーなら、そういった心配は少ないでしょう。
LTE/5G対応パソコンで通信する場合の料金
LTE/5G対応パソコンを使う方は、MVNO(いわゆる格安SIMを提供する事業者)のSIMカードを契約する方が多いと思います。この場合、料金の相場としては、3GBの通信容量で月額1000円、6GBで月額1,500円くらいです。かなり安い価格で契約可能です。
VAIOのパソコンで利用するなら、同社提供の「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」、レッツノートのパソコンで利用するなら、同社提供の「Wonderlink LTE」がおすすめです。ただし、どちらも5Gには対応していないので、ご注意ください。
それ以外のメーカーのパソコンなら、OCNモバイルONEが個人的にはおすすめでしたが、NTTドコモとの合併に伴い、新規申し込みが終了となりました。現時点では、mineoや、IIJmioではデータ通信のみの申し込みが可能です。ただし、昼間は速度が遅くなる場合があります。速度にこだわるなら、ahamo、povo、LINEMOなど、キャリアの提供するプランを使うのもいいかもしれません。
高速データ通信量 | 3GB | 7GB |
---|---|---|
月額料金[税込] | 980円 | 2,158円 |
レッツノートのパソコンで使う場合におすすめです。
昼間の速度が速く、"接続できない"といったトラブルもなく、サポートも手厚いです。ただし、5Gには対応していません。
メーカーサイトはこちら期間 | 1年 | 2年 | 3年 |
---|---|---|---|
高速データ通信 | 32GB | 64GB | 128GB |
年額料金[税込] | 15,620円 | 25,520円 | 36,520円 |
VAIOのノートパソコンで使う場合におすすめです。
こちらも、速度が速く、トラブルも少なく、ワンストップでのサポートを受けられるでしょう。 ただし、5Gには非対応です。
他とは違い、1年から3年単位の契約で、その期間内で使える高速データ通信量が決まっています。月ごとに使う通信量が大きく異なる方に特に最適です。
メーカーサイトはこちら
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約15年間にわたり、年間100機種以上、パソコンを細かくチェックしている筆者がおすすめするノートパソコン。
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