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ゴーストリコン ワイルドランズ のベンチマークとおすすめPC
ゴーストリコンシリーズ最新作
広大なオープンワールド
ユービーアイソフトのミリタリーシューター『ゴーストリコン』シリーズの最新作『ゴーストリコン ワイルドランズ(Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands)』が3月9日に発売されました。『ワイルドランズ』では、ジャングル、山岳、雪山、沼沢地などさまざまな地形が存在する南米、ボリビアを舞台とした広大なオープンワールドとなっており、この箱庭の中で4人の仲間と共に様々なミッションをこなしていくというのがゲームの基本となっています。メタルギア・ソリッドVをプレイしたことがある方ならイメージしやすいと思いますが、本作はメタルギア・ソリッドVに4人協力プレイを足した感じのゲームです。
マップは非常に広く、ミッション地点までは車やバイク、ヘリなどを使って移動することになります。オープンワールドはこういった移動も楽しさのひとつでもあります。
ミッションは内容によっては様々ですが、キャンペーンモードのチュートリアルでは、ステルスによる敵殲滅です。まずは双眼鏡やドローンを飛ばして敵の位置をマーク、敵に見つからないように排除していくのですが、同時に何人もいる場合には、SYNCショットを使い、仲間に射撃指示を送ります。SYNCショットは協力プレイでの攻撃準備にも役に立ちます。その他にも待機や移動、集合など基本的な指示ができるので、仲間と連携を取りつつ、ミッションをこなしていくのが本作の面白みです。
4人で車に乗りミッション地点まで移動
双眼鏡やドローンを使って敵の位置をマーク
SYNCショットを使い、仲間に射撃指示
最大4人での協力プレイが面白い
本作の面白さは何より、4人での協力プレイでしょう。マルチプレイの場合、プレイヤーはまず、顔、性別、髪型、装備など好きな外見に設定した使用キャラクターを作ります。実際に筆者も4人協力プレイで遊んでみました。
協力プレイでもキャンペーンモードと同じマップ、ミッションとなります。既にクリアしたミッションでも、他のプレイヤーに協力することで、自分の進行状況には影響なく、経験値を獲得できます。
経験値を貯めてレベルが上がると、武器やドローン、ガジェット、連携などスキルポイントを割り振ることができます。自分が仲間にどういった役割を果たすかによって、スキルを取得していくことになります。
協力プレイでは、フレンドはもちろんですが、知らない人ともマッチします。中にはチャットで話しかけてきたり、マイクで話しかけてきたりする人もいますが、こういった出会いもマルチプレイの面白さだと思っています。知らない人とうまく連携が取れたり、難しいミッションをクリアできたりすると、楽しいものです。過去に遊んだことのあるプレイヤーには後でフレンド申請を送ることができます。基本的には海外の方が多いので、プレイヤーの英語力も試されます。
レベルアップしてスキルポイントを割り振る
フレンドや知らない人と連携をとってミッションに挑もう
ゴーストリコン ワイルドランズ のベンチマークとおすすめPC
必須動作環境と推奨動作環境
公開されている必須動作環境と推奨動作環境は以下の通りです。必須動作環境でもメモリは6GB以上、グラフィックカードはGeForce GTX970、GTX1060以上とかなり高めです。推奨動作環境でもグラフィックカードは同じですが、設定によって大きく変わると思います。
必須動作環境 | 推奨動作環境 | ||
---|---|---|---|
OS |
Windows 7 SP1/Windows 8.1/Windows 10 (64bit版のみ) |
Windows 7 SP1/Windows 8.1/Windows 10 (64bit版のみ) |
|
CPU |
Intel Core i5-2400S @2.5GHz AMD FX-4320 @4GHz |
Intel Core i7- 3770@3.5GHz AMD FX-8350 @4GHz |
|
メモリ | 6GB | 8GB | |
HDD | 50GB以上 | 50GB以上 | |
GPU | NVIDIA GeForce | NVIDIA GeForce GTX970/GTX1060 |
NVIDIA GeForce GTX970/GTX 1060 |
AMD Radeon | AMD R9 390/RX480 (4GB VRAM Shader Model 5.0 以上) |
AMD R9 390/RX480 (4GB VRAM with Shader Model 5.0 以上) |
グラフィック設定画面
垂直同期はオフにすることができ、フレームレートは60fps以上出すことが可能です。グラフィック設定では品質プリセットが低、中、高、非常に高い、ウルトラとあり、ウルトラ設定でのVRAM使用量はおよそ5GBです。また本作にはベンチマーク機能があります。
ディスプレイ設定画面
グラフィック設定画面
ベンチマーク機能
ベンチマークでは本作が快適に動作するかのテストを計測してくれます。ベンチマーク中はフレームレート、CPU使用率、GPU使用率、GPU温度を知ることができるので、どれほどの負荷がかかっているのかが分かります。ベンチマーク終了後の結果画面では平均フレームレートが表示されるので、60fps以上安定して出ていれば本作が快適に動作します。実際に人気のグラフィックカードで計測してみたので、下記を参考にどうぞ。
ベンチマーク計測中
ベンチマーク計測結果
ゴーストリコン ワイルドランズ のベンチマーク結果
記載しているスコアはベンチマーク結果の平均フレームレートになります。結果は下記の通り、本作はオープンワールドのため負荷は高めです。"非常に高い"の設定で60fps以上あるのは、デスクトップ、ノートともにGTX 1070以上になります。"ウルトラ"設定ともなると、GTX 1080でもやっと平均フレームレートは61fpsと、かなり負荷は高いです。TITAN Xでやっと快適にプレイできるくらいです。
推奨環境であるGTX 1060ですが、ビデオメモリが3GBの製品だと、"中"設定で快適にプレイできますが、"高"設定だと平均フレームレートは61fpsとかなりギリギリです。オープンワールドの場合フレームレートが大きく変動し、なるべく余裕を持たせたいところなので、"高"設定で快適にプレイするとなると、GTX1060(6GB)の製品が必要になりそうです。
グラフィックス | GeForce GTX1080 | GeForce GTX1070 | GeForce GTX 1060 (6GB) | GeForce GTX 1050Ti | GeForce GTX 965M | GeForce GTX 960M | |
使用したPC |
デル ALIENWARE 15 | デル ALIENWARE 17 | GALLERIA GKF1050TNF | デル ALIENWARE 15 | マウス m-Book W | ||
低 |
未計測 | 119 fps | 92 fps | 63 fps | 44 fps | 40 fps | |
中 |
- | 89 fps | 66 fps | 44 fps | 30 fps | 27 fps | |
高 | - | 82 fps | 61 fps | 38 fps | 27 fps | 24 fps | |
非常に高い | - | 75 fps | 55 fps | 33 fps | 23 fps | 19 fps | |
ウルトラ | - | 51 fps | 38 fps | 20 fps | 5 fps | 4 fps |
グラフィックス | GeForce GTX1080Ti |
TITAN X | GeForce GTX1080 |
GeForce GTX1070 |
GeForce GTX1060 (6G) |
GeForce GTX1060 (3G) |
GeForce GTX1050Ti |
GeForce GTX1050 |
|
使用したPC | ドスパラ GALLERIA | ||||||||
低 |
177 fps | 172 fps | 142 fps | 123 fps | 98 fps | 93 fps | 71 fps | 64 fps | |
中 |
138 fps | 129 fps | 106 fps | 91 fps | 71 fps | 66 fps | 47 fps | 41 fps | |
高 | 128 fps | 121 fps | 98 fps | 84 fps | 65 fps | 61 fps | 43 fps | 36 fps | |
非常に高い | 112 fps | 105 fps | 89 fps | 76 fps | 59 fps | 55 fps | 37 fps | 30 fps | |
ウルトラ | 72 fps | 69 fps | 61 fps | 52 fps | 41 fps | 34 fps | 23 fps | 17 fps | |
低 |
91 fps | 84 fps | 60 fps | 49 fps | - | - | - | - | |
中 |
64 fps | 58 fps | 45 fps | 36 fps | - | - | - | - | |
高 | 57 fps | 54 fps | 41 fps | 33 fps | - | - | - | - | |
非常に高い | 52 fps | 48 fps | 40 fps | 32 fps | - | - | - | - | |
ウルトラ | 36 fps | 34 fps | 29 fps | 23 fps | - | - | - | - |
画質を比較してみる
品質プリセットの"低"設定と"ウルトラ"設定での画質比較です。テクスチャはもちろんのこと、草木の表示量、影の品質が大きく異なります。グラフィックは非常に綺麗なので、プレイするなら”非常に高い"設定以上がおすすめです。
低設定
ウルトラ設定
ゴーストリコン ワイルドランズをプレイするにはGeForce GTX 1070がおすすめ
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三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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