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ゴーストリコン ワイルドランズ のベンチマークとおすすめPC

更新日:2017年4月4日

ゴーストリコンシリーズ最新作

広大なオープンワールド

ユービーアイソフトのミリタリーシューター『ゴーストリコン』シリーズの最新作『ゴーストリコン ワイルドランズ(Tom Clancy's Ghost Recon Wildlands)』が3月9日に発売されました。『ワイルドランズ』では、ジャングル、山岳、雪山、沼沢地などさまざまな地形が存在する南米、ボリビアを舞台とした広大なオープンワールドとなっており、この箱庭の中で4人の仲間と共に様々なミッションをこなしていくというのがゲームの基本となっています。メタルギア・ソリッドVをプレイしたことがある方ならイメージしやすいと思いますが、本作はメタルギア・ソリッドVに4人協力プレイを足した感じのゲームです。

マップは非常に広く、ミッション地点までは車やバイク、ヘリなどを使って移動することになります。オープンワールドはこういった移動も楽しさのひとつでもあります。

ミッションは内容によっては様々ですが、キャンペーンモードのチュートリアルでは、ステルスによる敵殲滅です。まずは双眼鏡やドローンを飛ばして敵の位置をマーク、敵に見つからないように排除していくのですが、同時に何人もいる場合には、SYNCショットを使い、仲間に射撃指示を送ります。SYNCショットは協力プレイでの攻撃準備にも役に立ちます。その他にも待機や移動、集合など基本的な指示ができるので、仲間と連携を取りつつ、ミッションをこなしていくのが本作の面白みです。


4人で車に乗りミッション地点まで移動

双眼鏡やドローンを使って敵の位置をマーク

SYNCショットを使い、仲間に射撃指示

最大4人での協力プレイが面白い

本作の面白さは何より、4人での協力プレイでしょう。マルチプレイの場合、プレイヤーはまず、顔、性別、髪型、装備など好きな外見に設定した使用キャラクターを作ります。実際に筆者も4人協力プレイで遊んでみました。

協力プレイでもキャンペーンモードと同じマップ、ミッションとなります。既にクリアしたミッションでも、他のプレイヤーに協力することで、自分の進行状況には影響なく、経験値を獲得できます。

経験値を貯めてレベルが上がると、武器やドローン、ガジェット、連携などスキルポイントを割り振ることができます。自分が仲間にどういった役割を果たすかによって、スキルを取得していくことになります。

協力プレイでは、フレンドはもちろんですが、知らない人ともマッチします。中にはチャットで話しかけてきたり、マイクで話しかけてきたりする人もいますが、こういった出会いもマルチプレイの面白さだと思っています。知らない人とうまく連携が取れたり、難しいミッションをクリアできたりすると、楽しいものです。過去に遊んだことのあるプレイヤーには後でフレンド申請を送ることができます。基本的には海外の方が多いので、プレイヤーの英語力も試されます。


レベルアップしてスキルポイントを割り振る

フレンドや知らない人と連携をとってミッションに挑もう

ゴーストリコン ワイルドランズ のベンチマークとおすすめPC

必須動作環境と推奨動作環境

公開されている必須動作環境と推奨動作環境は以下の通りです。必須動作環境でもメモリは6GB以上、グラフィックカードはGeForce GTX970、GTX1060以上とかなり高めです。推奨動作環境でもグラフィックカードは同じですが、設定によって大きく変わると思います。

  必須動作環境 推奨動作環境
OS
Windows 7 SP1/Windows 8.1/Windows 10
(64bit版のみ)
Windows 7 SP1/Windows 8.1/Windows 10
(64bit版のみ)
CPU
Intel Core i5-2400S @2.5GHz
AMD FX-4320 @4GHz
Intel Core i7- 3770@3.5GHz
AMD FX-8350 @4GHz
メモリ 6GB 8GB
HDD 50GB以上 50GB以上
GPU NVIDIA GeForce NVIDIA GeForce GTX970/GTX1060
NVIDIA GeForce GTX970/GTX 1060
AMD Radeon AMD R9 390/RX480
(4GB VRAM Shader Model 5.0 以上)
AMD R9 390/RX480
(4GB VRAM with Shader Model 5.0 以上)
※「http://www.ubisoft.co.jp/grw/special/beta.html」のページを参照

グラフィック設定画面

垂直同期はオフにすることができ、フレームレートは60fps以上出すことが可能です。グラフィック設定では品質プリセットが低、中、高、非常に高い、ウルトラとあり、ウルトラ設定でのVRAM使用量はおよそ5GBです。また本作にはベンチマーク機能があります。


ディスプレイ設定画面

グラフィック設定画面

ベンチマーク機能

ベンチマークでは本作が快適に動作するかのテストを計測してくれます。ベンチマーク中はフレームレート、CPU使用率、GPU使用率、GPU温度を知ることができるので、どれほどの負荷がかかっているのかが分かります。ベンチマーク終了後の結果画面では平均フレームレートが表示されるので、60fps以上安定して出ていれば本作が快適に動作します。実際に人気のグラフィックカードで計測してみたので、下記を参考にどうぞ。


ベンチマーク計測中

ベンチマーク計測結果

ゴーストリコン ワイルドランズ のベンチマーク結果

記載しているスコアはベンチマーク結果の平均フレームレートになります。結果は下記の通り、本作はオープンワールドのため負荷は高めです。"非常に高い"の設定で60fps以上あるのは、デスクトップ、ノートともにGTX 1070以上になります。"ウルトラ"設定ともなると、GTX 1080でもやっと平均フレームレートは61fpsと、かなり負荷は高いです。TITAN Xでやっと快適にプレイできるくらいです。

推奨環境であるGTX 1060ですが、ビデオメモリが3GBの製品だと、"中"設定で快適にプレイできますが、"高"設定だと平均フレームレートは61fpsとかなりギリギリです。オープンワールドの場合フレームレートが大きく変動し、なるべく余裕を持たせたいところなので、"高"設定で快適にプレイするとなると、GTX1060(6GB)の製品が必要になりそうです。


ノートパソコン
グラフィックス GeForce GTX1080 GeForce GTX1070 GeForce GTX 1060 (6GB) GeForce GTX 1050Ti GeForce GTX 965M GeForce GTX 960M
使用したPC
  デル ALIENWARE 15 デル ALIENWARE 17 GALLERIA GKF1050TNF デル ALIENWARE 15 マウス m-Book W

未計測 119 fps 92 fps 63 fps 44 fps 40 fps

- 89 fps 66 fps 44 fps 30 fps 27 fps
- 82 fps 61 fps 38 fps 27 fps 24 fps
非常に高い - 75 fps 55 fps 33 fps 23 fps 19 fps
ウルトラ - 51 fps 38 fps 20 fps 5 fps 4 fps

デスクトップパソコン
グラフィックス GeForce
GTX1080Ti
TITAN X GeForce
GTX1080
GeForce
GTX1070
GeForce
GTX1060
(6G)
GeForce
GTX1060
(3G)
GeForce
GTX1050Ti
GeForce
GTX1050
使用したPC ドスパラ GALLERIA

177 fps 172 fps 142 fps 123 fps 98 fps 93 fps 71 fps 64 fps

138 fps 129 fps 106 fps 91 fps 71 fps 66 fps 47 fps 41 fps
128 fps 121 fps 98 fps 84 fps 65 fps 61 fps 43 fps 36 fps
非常に高い 112 fps 105 fps 89 fps 76 fps 59 fps 55 fps 37 fps 30 fps
ウルトラ 72 fps 69 fps 61 fps 52 fps 41 fps 34 fps 23 fps 17 fps

91 fps 84 fps 60 fps 49 fps - - - -

64 fps 58 fps 45 fps 36 fps - - - -
57 fps 54 fps 41 fps 33 fps - - - -
非常に高い 52 fps 48 fps 40 fps 32 fps - - - -
ウルトラ 36 fps 34 fps 29 fps 23 fps - - - -

画質を比較してみる

品質プリセットの"低"設定と"ウルトラ"設定での画質比較です。テクスチャはもちろんのこと、草木の表示量、影の品質が大きく異なります。グラフィックは非常に綺麗なので、プレイするなら”非常に高い"設定以上がおすすめです。


低設定

ウルトラ設定

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