※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Rise of the Tomb RaiderのベンチマークとおすすめPC
2016.07.23 GeForce GTX 1060のフレームレートを追記
2016.11.01 ノートPC用GeForce GTX 1070のフレームレートを追記
2017.3.04 ノートPC用GTX 1080のベンチマークを追記
2017.3.16 ノートPC用GTX 1050のベンチマークを追記
PC版 ライズ・オブ・トゥームレイダーがついに発売!
今作では氷と吹雪に覆われた雪山が舞台
新生“Tomb Raider”シリーズの続編となるPC版「Rise of the Tomb Raider」が1月28日(国内Steam版は1月29日)についに発売となりました。家庭用版はXbox独占タイトルとしてXbox OneおよびXbox 360で既に2015年11月12日に発売されており、前作に続き今作もかなり評価の高い作品となっているようです。
今作「Rise of the Tomb Raider」の舞台となるのは、氷と雪に覆われた険しい山岳地帯。「不死の謎」を追ってシベリアの雪山にやってきたララは、ピッケルを使って険しい雪山を登って行きます。このゲームの特徴は、雪山の過酷な大自然を生き抜く“サバイバル要素”、謎解きや罠を回避して遺跡を探索する“アドベンチャー要素”、弓や銃、隠れたり地形を利用したりして敵と戦う“アクション要素”の3つのゲーム要素がバランス良く配置されており、映画のような引き込まれるストーリーも相まって、最後まで存分に楽しめる作品となっています。
舞台は氷と雪に覆われたシベリアの険しい山岳地帯
初めて4K画質でプレイしたいと思えたゲーム
今作をひと通りプレイしてまず驚いたのは、大幅に進化したグラフィック、そしてリアルに表現された大自然の美しさ。また光と影のコントラストが強調されており、ゲーム序盤に登場する遺跡は、息を呑むほど幻想的で美しく表現されています。さらに今作のララは前作よりも顔の表現がよく動くので、まるで実写の映画を観ている様です。特に4K(3840x2160)での画質は圧巻ものです。これまでゲームに4Kは必要ないと思っていた筆者ですが、グラフィックの美しさから、初めて4K画質でプレイしたいと思えたゲームです。
ハラハラさせるようなアクション演出から美しい山の風景、幻想的で危険に満ちた遺跡での謎解きと、そのプレイヤーを飽きさせない緩急の上手さは、序盤にしてすでに映画を一本見終えたかのような感触を与えてくれます。謎解きや仕掛けなどの要素は前作とはあまり変わり映えがしないような気もしますが、新たなアクションや罠、コスチュームやオンライン要素など、新要素が多数追加されているようです。前作をプレイしていないという方は是非ともプレイするべきですが、まずは今作をプレイしてみることをオススメします。
幻想的で美しくも危険に満ちた遺跡
対応のグラフィックカードを購入するともれなくゲームが付いてくる!?
今ならなんと、NVIDIAのGeForce製品「GeForce GTX 970」以降、もしくは「GeForce GTX 970M」以降のPCないしはグラフィックカードを購入すると、STEAMダウンロード版「Rise of the Tomb Raider」が無料でもらえるキャンペーンが行われています。
これからグラフィックカードやPCを購入する方、または既に購入されたという方は必ず応募しましょう。応募方法はグラフィックカードの各メーカーによって異なるので、下記のページから各メーカーロゴをクリックし、詳細を確認してください。
キャンペーン期間は2016年1月7日(木)~2月16日(火)までとなっており、引き換え終了日は2016年4月16日となっています。
実際に筆者はMSI製のグラフィックカードを購入し、「Rise of the Tomb Raider」のSTEAMのシリアルキーが貰えました。
キャンペーン詳細はこちら : http://www.nvidia.co.jp/object/rise-of-the-tomb-raider-bundle-jp.html
対応のグラフィックカードを購入すると「Rise of the Tomb Raider」が貰える
Rise of the Tomb Raiderのフレームレート計測
動作環境とグラフィック設定画面
公開されている動作環境は下記の通り。動作OSはWindows 10となっていますが、Windows 7や8.1でも動作します。最新のグラフィック性能を搭載したゲームだけあって、求められる環境はCPUやGPU、メモリ共にかなり高めです。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS |
Windows 10 64bit以降 | Windows 10 64bit以降 |
CPU |
Intel Core i3-2100(3.10GHz)以上 AMD Phenom II X4 945(3.0GHz)以上 |
Intel Core i7-3770,(3.40GHz)以上 AMD FX-8350(4.0GHz)以上 |
メモリ | 6GB RAM以上 | 8GB RAM以上 |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 550Ti 以上 AMD Radeon HD7790 以上 |
NVIDIA GeForce GTX 970 以上 AMD Radeon R9 290x 以上 |
ビデオメモリ | NVIDIA - 1GB AMD - 3GB |
6GB以上 |
HDD空き容量 | 35 GB以上 | 35 GB以上 |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
グラフィック設定画面は下記の画像の通りです。カスタムフルスクリーンのチェックボックスをオンにしないと、擬似的フルスクリーンになってしまい、本来よりパフォーマンスが下がってしまうので注意して下さい。また、Windows10の環境ではDirectX 12での動作が可能です。一部の環境下ではパフォーマンスが大幅に向上するようです。設定項目は異方性フィルタリングやダイナミックフォリッジ、アンビエントオクルージョン、ブルーム、テッセレーション、ブラーなど多数あります。その中でも「ピュアヘア」は前作にもあった髪をサラサラにするレンダリング技術で、負荷もかなり高いです。
「Rise of the Tomb Raider」のグラフィック設定画面
アップデートで追加されたベンチマーク機能
3月のアップデートでベンチマークが追加されたので、計測してスコア結果を追記しました。ベンチマーク内容ですが、山頂、シリア、地熱谷の3つステージで計測し、各平均fpsと総合平均fpsをスコア結果で出してくれます。負荷はシリア>地熱谷>山頂の順でパフォーマンスは重いです。
アップデートで追加されたベンチマーク
ベンチマーク内容は山頂とシリアと地熱谷の3つのステージで計測
ベンチマーク結果画面
Rise of the Tomb Raiderのベンチマーク結果
スコア結果は以下の通りです。
山頂、シリア、地熱谷の各ステージでの平均fps、総合スコアの平均fpsを掲載しています。ノートパソコンの場合、GeForce 980Mなら、1920x1080の解像度および「高」グラフィック設定でも快適でしょう。デスクトップパソコンの場合、GeForce GTX 970なら、1920x1080の解像度および「最高」グラフィック設定で快適す。
ただ、シリアのような負荷の高い一部のステージでは急激にfpsが下がったりするので、総合スコア結果よりも、シリアや地熱谷で平均fpsが60以上欲しいところです。
なお、グラフィックドライバーや、グラフィックス以外の環境によっても結果は変わってくるため、あくまでも参考程度の数値としてご覧ください。
グラフィックス | GeForce GTX1080 |
GeForce GTX1070 |
GeForce GTX1060 |
GeForce GTX1050Ti |
GeForce GTX 1050 |
GeForce GTX960M |
|
使用したPC |
マウス NG-NOTE i7900 |
ガレリア QSF1070HGS |
ガレリア QSF1060HGS |
ガレリア GKF1050TNF |
FRONTIER NZ |
マウス m-Book W | |
1920x1080 | 最低 |
山頂:261 fps シリア:165 fps 地熱谷:143 fps スコア:191 fps |
山頂:211 fps シリア:147 fps 地熱谷:127 fps スコア:161 fps |
山頂:173 fps シリア:115 fps 地熱谷:118 fps スコア:136 fps |
山頂:122 fps シリア:78 fps 地熱谷:97 fps スコア:100 fps |
山頂:97 fps シリア:65 fps 地熱谷:75 fps スコア:80 fps |
山頂:68fps シリア:45fps 地熱谷:61fps スコア:59fps |
低 |
山頂:247 fps シリア:144 fps 地熱谷:133 fps スコア:176 fps |
山頂:197 fps シリア:128 fps 地熱谷:110 fps スコア:148 fps |
山頂:147 fps シリア:100 fps 地熱谷:107 fps スコア:119 fps |
山頂:102 fps シリア:66 fps 地熱谷:78 fps スコア:83 fps |
山頂:85 fps シリア:55 fps 地熱谷:61 fps スコア:67 fps |
山頂:59fps シリア:39fps 地熱谷:48fps スコア:49fps |
|
中 | 山頂:214 fps シリア:128 fps 地熱谷:117 fps スコア:155 fps |
山頂:168 fps シリア:110 fps 地熱谷:103 fps スコア:128 fps |
山頂:115 fps シリア:83 fps 地熱谷:88 fps スコア:96 fps |
山頂:78 fps シリア:54 fps 地熱谷:61 fps スコア:65 fps |
山頂:63 fps シリア:44 fps 地熱谷:48 fps スコア:52 fps |
山頂:45fps シリア:32fps 地熱谷:38fps スコア:39fps |
|
高 | 山頂:188 fps シリア:125 fps 地熱谷:112 fps スコア:143 fps |
山頂:151 fps シリア:108 fps 地熱谷:98 fps スコア:120 fps |
山頂:100 fps シリア:79 fps 地熱谷:77 fps スコア:86 fps |
山頂:66 fps シリア:52 fps 地熱谷:53 fps スコア:57 fps |
山頂:55 fps シリア:43 fps 地熱谷:41 fps スコア:46 fps |
山頂:38fps シリア:30fps 地熱谷:32fps スコア:34fps |
|
最高 | 山頂:161 fps シリア:113 fps 地熱谷:99 fps スコア:125 fps |
山頂:127 fps シリア:95 fps 地熱谷:85 fps スコア:103 fps |
山頂:85 fps シリア:67 fps 地熱谷:63 fps スコア:72 fps |
山頂:56 fps シリア:40 fps 地熱谷:35 fps スコア:44 fps |
山頂:44 fps シリア:22 fps 地熱谷:20 fps スコア:29 fps |
山頂:29fps シリア:20fps 地熱谷:7fps スコア:15fps |
グラフィックス | GeForce GTX1080 |
GeForce GTX1070 |
GeForce GTX1060 6GB |
GeForce GTX1060 3GB |
GeForce GTX970 |
GeForce GTX960 |
|
使用したPC | マウス NEXTGEAR-MICRO、ドスパラ ガレリア | ||||||
1920 x 1080 |
最低 |
山頂:235fps シリア:162fps 地熱谷:130fps スコア:175fps |
山頂:190fps シリア:131fps 地熱谷:112fps スコア:145fps |
山頂:198 fps シリア:131 fps 地熱谷:127 fps スコア:153 fps |
山頂:187 fps シリア:121 fps 地熱谷:129 fps スコア:147 fps |
山頂:168fps シリア:113fps 地熱谷:111fps スコア:132fps |
山頂:118fps シリア:78fps 地熱谷:95fps スコア:98fps |
低 |
山頂:222fps シリア:136fps 地熱谷:122fps スコア:160fps |
山頂:183fps シリア:124fps 地熱谷:100fps スコア:137fps |
山頂:161 fps シリア:111 fps 地熱谷:118 fps スコア:131 fps |
山頂:149 fps シリア:103 fps 地熱谷:113 fps スコア:123 fps |
山頂:144fps シリア:99fps 地熱谷:97fps スコア:114fps |
山頂:95fps シリア:65fps 地熱谷:73fps スコア:78fps |
|
中 | 山頂:200fps シリア:120fps 地熱谷:109fps スコア:143fps |
山頂:153fps シリア:98fps 地熱谷:81fps スコア:111fps |
山頂:123 fps シリア:91 fps 地熱谷:98 fps スコア:105 fps |
山頂:113 fps シリア:84 fps 地熱谷:92 fps スコア:97 fps |
山頂:110fps シリア:81fps 地熱谷:81fps スコア:91fps |
山頂:74fps シリア:54fps 地熱谷:61fps スコア:63fps |
|
高 | 山頂:180fps シリア:119fps 地熱谷:104fps スコア:137fps |
山頂:138fps シリア:92fps 地熱谷:75fps スコア:102fps |
山頂:110 fps シリア:88 fps 地熱谷:87 fps スコア:95 fps |
山頂:99 fps シリア:80 fps 地熱谷:80 fps スコア:87 fps |
山頂:98fps シリア:77fps 地熱谷:73fps スコア:83fps |
山頂:63fps シリア:51fps 地熱谷:51fps スコア:55fps |
|
最高 | 山頂:159fps シリア:110fps 地熱谷:94fps スコア:120fps |
山頂:121fps シリア:83fps 地熱谷:70fps スコア:92fps |
山頂:94 fps シリア:75 fps 地熱谷:68 fps スコア:80 fps |
山頂:85 fps シリア:68 fps 地熱谷:60 fps スコア:71 fps |
山頂:80fps シリア:65fps 地熱谷:69fps スコア:72fps |
山頂:50fps シリア:22fps 地熱谷:12fps スコア:24fps |
|
3840 x 2160 |
最低 |
山頂:120fps シリア:71fps 地熱谷:88fps スコア:94fps |
山頂:99fps シリア:63fps 地熱谷:76fps スコア:80fps |
山頂:69fps シリア:42fps 地熱谷:52fps スコア:55fps |
山頂:64fps シリア:39fps 地熱谷:49fps スコア:51fps |
- | |
低 |
山頂:96fps シリア:61fps 地熱谷:70fps スコア:79fps |
山頂:81fps シリア:54fps 地熱谷:62fps スコア:66fps |
山頂:55fps シリア:36fps 地熱谷:42fps スコア:45fps |
山頂:52fps シリア:34fps 地熱谷:39fps スコア:42fps |
- | ||
中 | 山頂:71fps シリア:52fps 地熱谷:60fps スコア:62fps |
山頂:60fps シリア:46fps 地熱谷:53fps スコア:53fps |
山頂:42fps シリア:31fps 地熱谷:35fps スコア:36fps |
山頂:39fps シリア:29fps 地熱谷:33fps スコア:34fps |
- | ||
高 | 山頂:66fps シリア:50fps 地熱谷:55fps スコア:58fps |
山頂:56fps シリア:43fps 地熱谷:48fps スコア:49fps |
山頂:38fps シリア:29fps 地熱谷:32fps スコア:33fps |
山頂:36fps シリア:27fps 地熱谷:29fps スコア:31fps |
- | ||
最高 | 山頂:56fps シリア:44fps 地熱谷:44fps スコア:48fps |
山頂:46fps シリア:36fps 地熱谷:39fps スコア:41fps |
山頂:32fps シリア:25fps 地熱谷:25fps スコア:28fps |
山頂:28fps シリア:20fps 地熱谷:23fps スコア:24fps |
- |
DX11とDX12でスコアを比較してみる
次にWindows 10の環境で、DirectX11での動作とDirectX12での動作ではどれほどスコアに差が出るか検証してみました。DirectX12で動作させるには、グラフィックオプション画面で、DirectX12の項目のチェックボックスをオンにしてゲームを再起動するだけです。
結果は下記の通りです。
1920×1080(フルHD)解像度の場合、DirectX12動作の方が少しパフォーマンスが向上しています。ただ、3840x2160の4K解像度だとややパフォーマンスが低下してしまいました。ですがどちらもそれほど大きな差はないので、無理にDirectX12環境にせずとも、DirectX11環境の動作で大丈夫でしょう。
DirectX | DirectX11 | DirectX12 | |
1920x1080 | 最低 |
総合スコア:145fps | 総合スコア:161fps |
低 |
総合スコア:137fps | 総合スコア:141fps | |
中 | 総合スコア:111fps | 総合スコア:126fps | |
高 | 総合スコア:102fps | 総合スコア:116fps | |
最高 | 総合スコア:92fps | 総合スコア:106fps | |
3840x2160 | 最低 |
総合スコア:80fps | 総合スコア:76fps |
低 |
総合スコア:66fps | 総合スコア:64fps | |
中 | 総合スコア:53fps | 総合スコア:52fps | |
高 | 総合スコア:49fps | 総合スコア:49fps | |
最高 | 総合スコア:41fps | 総合スコア:40fps |
画質を比較してみる
下記の画像は4K画質(3840x2160)での、グラフィック最低設定と最高設定の比較画像と、髪をサラサラにするレンダリング技術「ピュアヘア」機能のオフと最高設定の比較画像です。グラフィック最低設定と最高設定ではララの顔を見れば一目瞭然ですが、テクスチャ、光源処理など別人というくらい違います。ピュアヘアはオフだとのっぺりとしていて不自然な髪の毛ですが、最高設定だと、サラサラで自然な髪の毛になっているのがわかると思います。そのためグラフィック負荷も高めです。この画像比較でわかる通り、それぞれ差がかなりあるので、なるべく高いグラフィック設定でプレイすることをオススメします。
画質の比較
Rise of the Tomb RaiderにオススメPC
おすすめのゲーミングPCはこちらです。
非常にコストパフォーマンスの高いゲーミングPCです。
ユーザーの声を取り入れた個性的なデザインのケースに、ガラスサイドパネルと内部のLEDファンが点灯し、安い割にはデザインも良いです。
レビュー記事はこちら人気のBTOパソコンです。
エントリーモデルからハイエンドモデルまでラインナップが広く、目的に応じたスペックのPCを選びやすいです。また、いずれのモデルも比較的安いです。
レビュー記事はこちら
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ
STEAMストアページ:http://store.steampowered.com/agecheck/app/391220/
Rise of the Tomb Raider 公式サイト:http://www.tombraider.com/landing/
ゲーム用ノートパソコン比較:ゲームノートパソコンの比較 - the比較
ゲーム用デスクトップパソコン比較:ゲームデスクトップパソコンの比較 - the比較