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ファイナルファンタジーXV(FF15)のベンチマークとおすすめPC

更新日:

ゲームベンチマークである「ファイナルファンタジー15」について、現行のNVIDIA RTXシリーズでのベンチマークスコアを更新しました。また、本作をプレイするためのおすすめのグラフィックス、ゲーミングPCも紹介しています。

2023.4.30 ベンチマークスコアを更新

目次

 

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION とは

「ファイナルファンタジーXV」に待望のWindows版が登場!

PC版である「WINDOWS EDITION」では、ネイティブ4K(3840×2160)解像度や、HDR10に対応に加え、リアルな草原の表現を可能にする「NVIDIA Turf Effects」、リアルでふわっとした毛の表現が可能な「NVIDIA Hair Works」、リアルな炎と煙の表現を可能にする「NVIDIA Flow」、はっきりした影の表現を可能にする「NVIDIA Hybrid Frustum Traced Shadows」、リアルな陰影表現を可能にする「NVIDIA VXAO」など、NVIDIA独自のレンダリング技術が数多く実装されおり、家庭用ゲーム機では不可能な、リアルで超高精細な映像表現が可能となりました。

さらにゲームを止めて360°のフリーカメラで超高解像度や多彩なフィルタを適用してスクリーンショットを撮影できる
「NVIDIA Ansel」やゲーム中のシーンを自動で録画してくれる「NVIDIA ShadowPlay Highlights」にも対応しています。これらの機能は無料で公開されているベンチマークからでも試すことができます。

また、本編ではPC版ならではのMODにも公式対応しており、ユーザーが作成したきキャラクターモデルデータを適用して遊ぶこともできます。

「ファイナルファンタジーXV」自体は、スクウェア・エニックス独自の「ルミナスエンジン」を使って開発されていますが、これに「NVIDIA GameWorks」が加わり、PC用に最適化された本作は、完全版と言える「ファイナルファンタジーXV」でしょう。


「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」公式サイト

FF XV WINDOWS EDITION にはこれだけ含まれる

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」を購入するとゲーム本編に加え、下記のコンテンツが全て付いてきます。特に「ファイナルファンタジーXV」ロイヤルパックは、3月6日にPS4/Xbox One用にも発売されるパッケージで、新規マップやファーストパーソンモードなど新たなコンテンツが多数追加されるので、かなり贅沢な内容となっています。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」はMicrosoftストア、Steam、Originにて3月6日に発売予定です。ストアによってダウンロード版予約特典アイテムも違うようです。

Windows版に含まれるもの
  最低動作環境
「ファイナルファンタジーXV」本編
「ファイナルファンタジーXV」のゲーム本編です。
DLC シーズンパス
コンソール版で配信した6つのダウンロードコンテンツが収録されています。
特典アイテム
コンソール版で特典として配布されたアイテムが多数収録されています。
「ファイナルファンタジーXV」 ロイヤルパック
・インソムニア エクストラ マップ
・ファーストパーソンモード
・クルーザーでの後悔、新たな釣り場と料理の解放
・真・ファントムソード
・FFXV世界の歴史や情報が記されたアイテムの追加
・レガリア TYPE-D入手&強化クエストの追加

FINAL FANTASY XV ROYAL EDITION トレーラー

 

ファイナルファンタジーXV(FF15)のベンチマーク

ベンチマークランチャー

2017年2月2日に「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のベンチマークが公開され、現在はVer 1.3となっています。

PC版であるWINDOWS EDITIONではNative 4K解像度や、HDR10に対応し、NVIDIA AnselやShadowPlay 、Highlights、NVIDIA GameWorksなど、PCならではのグラフィック技術や機能などが盛り込まれた完全版です。

ベンチマークは下記のページの最下からダウンロードすることができ、容量はおよそ3.7GBとなってます。このベンチマークからは自身のPCのパフォーマンスを測定し、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」をプレイできるか確認することができます。


Version 1.3 ベンチマークダウンロードはこちら

 

グラフィック設定プリセット

グラフィック設定プリセットは軽量品質、標準品質、高品質の3種類用意されていますが、FF14のベンチマークのように細かいグラフィックオプションは設定できません。各グラフィック設定の詳細は下記の表の通りです。 選択できる画面解像度も1280×720、1920×1080、3840×2160の3つとなっています。HDRをオンにするならWindowsの設定から、NVIDIA AnselはAlt+F2で表示します。ベンチマークの計測時間は約6分30秒となっています。

ベンチマーク終了後はランチャーの「Webで確認」をクリックすると、公式のページから各グラフィックカードの平均スコアと自分のスコア結果を照らし合わせることができます。

軽量品質
光の反射計算やアンチエイリアス計算を除いた軽量なグラフィックス設定です。
影解像度が低く、LOD距離、テクスチャ解像度も下がります。
標準品質
推奨環境PCでの標準的な品質です。
高品質
NVIDIA Turf Effects/ NVIDIA HairWorks / NVIDIA Flowなどハイエンドグラフィックスの機能が有効になります。影解像度、LOD距離、テクスチャ解像度が上がります。多くのVRAMを持ったグラフィックスボードが必要になります。
※「http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/」のページを参照

 

動作環境(必要スペック)

公式で公開されている動作環境です。
必要動作環境から推奨動作環境、4K HDRでプレイする時の推奨動作環境も公開されています。

動作環境
  必要動作環境 推奨動作環境 4K HDR 推奨動作環境
OS
Windows 7 SP1
Windows 8.1
Windows 10(64bit)
Windows 7 SP1
Windows 8.1
Windows 10(64bit)
Windows 10(64bit)
Fall Creators update
CPU Intel Core i5-2500
AMD FX-6100
Intel Core i7-3770
AMD FX-8350
Intel Core i7-7700
AMD Ryzen 5 1600X
メモリ 8GB 16GB 16GB
GPU NVIDIA GeForce GTX 760
NVIDIA GeForce GTX 1050
AMD Radeon R9 280
NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB
AMD Radeon RX 480
NVIDIA GeForce GTX 1080Ti
解像度 720p 1080p 4K(2160p)
HDD 100GB以上 155GB以上
DirectX DirectX 11 以上
※「http://www.jp.square-enix.com/ff15/PC/」のページを参照

 

テスト環境

『ファイナルファンタジー15』のベンチマークを実行するにあたって、テストに使用したPCの構成は以下の通りです。NZXT H7 Whiteケースに、CoolerMasterの1000W電源、Raptor Lake-Sの最上位モデル「Core i9-13900K」に、SSDにはPCIe Gen4の「WD Black SN850X」を搭載したゲーミングPCです。また、テストはすべて「高品質」設定で計測しています。

レビュー機の構成
OS Windows 11(22H2)
CPU Core i9-13900K
ケース NZXT H7 White
マザーボード ASRock Z790 Pro RS
CPUクーラー CoolerMaster PL360 FLUX [水冷]
メモリ Crucial DDR5-4800 32GB(16GB×2)
ストレージ SSD WD Black SN850X [PCIe Gen4x4 NVMe 1TB]
電源 CoolerMaster V1000 Platinum [1000W]
レビュー記事 実機レビュー

 

ベンチマーク結果

現行のNVIDIA RTXシリーズグラフィックスカードで、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」のベンチマークを計測した結果を掲載します。

また、このベンチマークには平均フレームレートなどを表示する機能はありませんが、5桁の数値で表されるスコアの上3桁が平均フレームレートとなっています。つまり、約6000以上のスコアがあれば、平均60 fps以上のフレームレートが出ていることになります。

スコアの数値が平均フレームレートを表している
【スコアの目安】

12000~  非常に快適
9000~11999 とても快適
6000~8999 快適
4500~5999 やや快適
3000~4499 普通
2500~2999 やや重い
2000~2499 重い
0~1999 動作困難

 

ベンチマーク結果 New!

高品質設定、各解像度での平均フレームレートは以下の通りです。

フルHD解像度では、RTX 3050のエントリークラスでも平均フレームレートは69 fpsと、かなり快適にプレイできるようです。

WQHD解像度では、RTX 3060のミドルクラスであれば、平均フレームレートは69 fpsと快適にプレイが可能です。

4K解像度では、RTX 4070以上なら平均フレームレートが72 fpsと快適にプレイが可能です。

ファイナルファンタジー 15(DX11)
高品質での平均フレームレート
  1920x1080 2560x1440 3840x2160
RTX 4090
227 fps 215 fps 155 fps
RTX 4080 SUPER
218 fps 194 fps 120 fps
RTX 4080
217 fps 192 fps 115 fps
RTX 4070 Ti SUPER
208 fps 169 fps 101 fps
RTX 4070 Ti
202 fps 157 fps 89 fps
RTX 4070 SUPER 194 fps 149 fps 84 fps
RTX 4070
172 fps 128 fps 72 fps
RTX 4060 Ti 8GB
132 fps 93 fps 52 fps
RTX 4060 105 fps 74 fps 42 fps
RTX 3060 94 fps 69 fps 39 fps
RTX 3050 69 fps 50 fps 28 fps
※ピンク色のセルはフレームレートが120 fps以上のもの
※灰色のセルはフレームレートが59 fps以下のもの
高品質の比較(1920×1080)
RTX 4090 227 fps
RTX 4080 SUPER 218 fps
RTX 4080 217 fps
RTX 4070 Ti SUPER 208 fps
RTX 4070 Ti 202 fps
RTX 4070 SUPER 194 fps
RTX 4070 172 fps
RTX 4060 Ti 8GB 132 fps
RTX 4060 105 fps
RTX 3060 94 fps
RTX 3050 69 fps
高品質の比較(1920×1080)
RTX 4090 215 fps
RTX 4080 SUPER 194 fps
RTX 4080 192 fps
RTX 4070 Ti SUPER 169 fps
RTX 4070 Ti 157 fps
RTX 4070 SUPER 149 fps
RTX 4070 128 fps
RTX 4060 Ti 8GB 93 fps
RTX 4060 74 fps
RTX 3060 69 fps
RTX 3050 50 fps
高品質の比較(1920×1080)
RTX 4090 155 fps
RTX 4080 SUPER 120 fps
RTX 4080 115 fps
RTX 4070 Ti SUPER 101 fps
RTX 4070 Ti 89 fps
RTX 4070 SUPER 84 fps
RTX 4070 72 fps
RTX 4060 Ti 8GB 52 fps
RTX 4060 42 fps
RTX 3060 39 fps
RTX 3050 28 fps
 :60 fps以上の平均フレームレート

 

グラフィック設定による画質の違い

実際のゲーム本編で、低設定と最高設定での画質を比較してみました。見ての通り、テクスチャや影の品質がかなり違います。標準品質でも十分綺麗ですが、4K画質だとかなり違ってきます。

最低設定
最高設定

 

FFXV ベンチマークで「NVIDIA Ansel」を試す

「NVIDIA Ansel」を使用すると、ゲーム中にいつでもカメラを動かして、色彩調整や効果を付けて自由にスクリーンショットを撮影することができます。

起動方法は簡単、ゲーム中に[Alt]+[F2]キーを押すだけ。ゲームの時間が止まり、撮影モードになります。実際にFFXVのベンチマークで試してみました。下の画像はその時のスクリーンショット。左のツールバーが編集メニューとなります。

フィルタータイプはグレースケールやコントラスト、露出具合などを細かく調整できたり、レトロやセピア調などの効果を与えることも可能です。カメラは360°自由に動かすことができ、ズームや回転させることも可能です。ただし、ズームした分だけ処理も重くなって動作が遅くなることもあります。

キャプチャータイプはそのままのスクリーンショットから超解像度、VRのような360°撮影も可能です。高画質なスクリーンショットを撮影するなら超解像度がおすすめですが、容量はかなり大きいです。

この「NVIDIA Ansel」機能は誰でも試すことができるので、NVIDIAのグラフィックカードを使用している方は試してみてはいかがでしょうか。

「NVIDIA Ansel」使用例

 

FFXV ベンチマークでDLSS機能を試す

DLSSとは?

RTXシリーズのTensorコアが生み出す新機能にリアルタイム レイトレーシングとDLSSという機能があります。DLSSとは「Deep Learning Super-Sampling」の略で、アンチエイリアス処理技術のことです。PCゲームをプレイする方なら一度は見たことがある、グラフィック設定にあるアンチエイリアスという項目。これはテクスチャのジャギー(ギザギザ部分)を滑らかに(除去)する技術で、SMAA、TAA、TXAAなどたくさん種類があります。一般的に多くのゲームで活用されているのがTAAです。

このジャギーが滑らかになればなるほど負荷も高くなるのですが、RTXシリーズのDLSSではTAAに比べ、効率良くジャギーを処理できる上、フレームレートも向上し、さらなるパフォーマンスアップが見込めるそうです。

対応予定のゲームは、上記で挙げた「シャドウオブトゥームレイダー」や「ファイナルファンタジーXV」、「ARK: Survival Evolved」、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」などで、現在25タイトルほどが対応予定だそうです。RTXシリーズの登場で、よりリアルな描写が可能になった最新PCゲーム環境、今後どのようなゲームが登場するのか非常に楽しみです。

TAAとDLSS 2Xの比較 NVIDIA開発ブログから抜粋

 

DLSSに対応したFFXV ベンチマーク

11月17日より、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」が、従来のアンチエイリアス技術からパフォーマンスが向上する「DLSS」に対応しました。下記のページから、DLSSに対応した「Version 1.2」のベンチマークがダウンロードできます。

ベンチマークはグラフィックのプリセット選択画面からカスタムを選択し、NVIDIA DLSSのチェックボックスをONにするだけです。OFFの場合だと従来のTAAアンチエイリアス処理になります。

カスタム設定からNVIDIA DLSSを有効

 

DLSSとTAAの画質比較

DLSSと通常のベンチマークで適用されるTAAでの画質比較です。NVIDIA公式ではDLSSではグラフィックスがより鮮明になり、ジャギーもさらに減少するそうです。

実際に髪の毛の表現を拡大して比較してみると、ややボケている感じはあるものの、滑らかになり、ジャギーもかなり減少しているように見えます。

画質だけでなくフレームレートまでもが向上するという良いことずくしのDLSS。特に4K解像度でプレイするにはRTXシリーズは最適なグラフィックカードではないでしょうか。

TAAとDLSSの比較

 

FF15におすすめPC

PC版「ファイナルファンタジーXV」 である「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」をフルHD解像度で、高品質で快適にプレイするなら、エントリークラスのRTX 3050以上を搭載していれば、快適にプレイが可能です。

また、WQHD解像度ではRTX 3060、4K解像度ではRTX 4070以上を搭載していれば、快適にプレイすることができるでしょう。

ただ、これからゲーミングPCを購入するのであれば、先を見据えて最新世代のミドルクラス「RTX 4060」を搭載したゲーミングPCがおすすめです。

下記で紹介するPCは、RTX 4060を搭載することのできる、安価でコストパフォーマンスに優れたおすすめのゲーミングPCです。

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Ryzen 5 4500にGeForce RTX 4060を搭載したミドルクラスが12万円台と、コストパフォーマンス抜群のゲーミングPCです。CPUは旧世代のエントリークラスですが、フルHD解像度ならそれほどボトルネックにはならないでしょう。

安価な割には、クロスを形どったフロントパネルに、内部の見えるガラスサイドパネルと、個性的なデザインが特徴です。

また、メッシュパネルと最大6つのファンでエアフロー性能も良く、高負荷時でも静かで、長時間のゲームも集中してプレイすることができます。

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CPU Core i5-14400F
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パソコン工房 LEVELθ M-Class
構成例
CPU Core i5-14400F
GPU GeForce RTX 4060
価格 149,800円(税込)
デザインが良くコスパも抜群

コスパに特化したWEB限定販売のパソコン工房のゲーミングPCです。

例えば、最新のインテル第14世代Core i5-14400Fに、GeForce RTX 4060搭載のミドルクラス構成で約15万円です。

追加オプションでゲーミングモニター、ゲーミングキーボードとマウス、ゲーミングヘッドセットをまとめて購入できるゲーミングスターターキットもあります。

Thermaltakeのミニタワーケースを採用しており、カラーはブラックとホワイトの2色から選択できます。左サイドの強化ガラスパネルはスイングドア式で、内部へのアクセス性も抜群。デザインもゲーミングらしい見た目でかっこいいです。

 

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