※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
レノボ IdeaPad Slim 550 15.6型 の実機レビュー
CPU | Ryzen 7 5700U Ryzen 5 5500U Ryzen 3 5300U |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | NVMe SSD |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD IPS 非光沢 |
質量 | 約1.66kg |
バッテリー | 最大約15.0時間 |
価格[税込] | 6万円台~ |
IdeaPad Slim 550 15.6型は、非常にコスパの高い家庭用ノートPCです。
最新のRyzen 5000シリーズ、8GBメモリ、256GB SSD、IPS液晶という構成で、6万円台(税込)から購入できます。
メモリがオンボード、搭載ストレージは1台のみなど、後から増設したい方には不満があるかもしれませんが、自分でカスタマイズせずに、買ったそのままで使用する一般ユーザーによっては、十分すぎるほど快適に使用できます。
レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の2つの構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Ryzen 7 5700U、16GBメモリ、512GB PCIe-NVMe SSD
Ryzen 5 5500U、8GBメモリ、256GB PCIe-NVMe SSD NEW!
目次
お忙しい方は、「IdeaPad Slim 550 15.6型の特徴」のみお読みください。
IdeaPad Slim 550 15.6型の特徴
コスパ最強のホームPC
IdeaPad Slim 550 15.6型は、高コスパで人気の家庭用ノートPCです。
いくつかモデルがありますが、現時点で、最もおすすめなのは、Ryzen 5 5500U、8GBメモリ、256GB SSDの構成で6万円台(税込)のモデルです。一般用途には十分すぎる構成で価格が非常に安いです。
出費はできるだけ抑えたいけど、快適に使える家庭用ノートPCが欲しい方に非常におすすめの機種です。家族みんなで使ってもいいですし、テレワーク/オンライン授業用などに使ってもいいでしょう。
Ryzen 7の処理性能が高すぎる!
本製品はRyzen 5000シリーズのプロセッサーを搭載できますが、その中で最上位のRyzen 7 5700Uは、1世代前と同じZen 2アーキテクチャーであるものの、スレッド数が2倍になったことで、高いマルチコア性能となっています。ベンチマークソフト「CINEBENCH R23」のマルチコアのスコアにおいて、Ryzen 7 5700Uは、よく比較対象となるインテルのCore i7-1165G7よりも約2倍以上も高いスコアが出ていました。
一方、シングルコアの性能は、第11世代Coreの方が高いです。シングルコアの性能によってパフォーマンスが大きく左右されるアプリを使用することが多い場合は、兄弟機種のインテルCPUを搭載したIdeaPad Slim 550i 15.6型の方がいいかもしれません。
デュアルチャネルメモリ搭載
IdeaPad Slim 550 15.6型は、オンボードメモリなので、後から換装することができません。
しかし、8GB / 16GBメモリのモデルであればデュアルチャンネルです。
同じくRyzen 5000シリーズを搭載し、人気の高いInspiron 14やInspiron 15では、8GB以上のメモリでもシングルチャネルとなっているので、その点ではIdeaPad Slim 550 15.6型のほうにアドバンテージがあります。デュアルチャネルの方が速度が速く、グラフィック性能も上がるので、より快適に使用できます。
アルミ+ABS樹脂のボディ
IdeaPad Slim 550 15.6型は、価格の安い機種なので、フルアルミボディではありませんが、天板にはアルミ素材を採用しています。
本体側はABS樹脂製で、そこまで高級感はないものの、さらっとした手触りで、指紋や汚れが付きにくく、実用的だと思います。
インテルCPU搭載の兄弟機種あり
IdeaPad Slim 550 15.6型は、AMD Ryzen 5000シリーズを搭載していますが、同じボディにインテルCPUを搭載した、IdeaPad Slim 550i 15.6型という兄弟機種もあります。
下表では、AMDモデルと、インテルモデルを簡単に比較しています。CPU以外のスペックは同じです。ただ、Ryzen 5000プロセッサーのほうが、インテル第11世代Coreよりもバッテリーのもちがいいため、バッテリー駆動時間は、IdeaPad Slim 550のほうが長くなっています。
また、価格も、売れ筋構成モデルで比較すると、AMD Ryzen搭載モデルの方が安いです。
[本機器] IdeaPad Slim 550 15.6型 |
[兄弟機種] IdeaPad Slim 550i 15.6型 |
|
CPU | Ryzen 7 5700U Ryzen 5 5500U Ryzen 3 5300U |
Core i7-1165G7 Core i5-1135G7 Core i3-1115G4 |
メモリ | 最大16GB | |
ストレージ | SSD | |
液晶 | 15.6型 FHD IPS 非光沢 | |
重量 | 約1.66kg | |
バッテリー | 最大 約15時間 | 最大 約13時間 |
[本機器] IdeaPad Slim 550 15.6型 |
[兄弟機種] IdeaPad Slim 550i 15.6型 |
|
CPU | Ryzen 5 5500U | Core i5-1135G7 |
メモリ | 8GB | |
ストレージ | 256GB PCIe-NVMe SSD | |
価格[税込] | 64,251円 | 79,178円 |
それぞれのモデルで選択できるプロセッサーの性能は、以下のグラフの通りです。AMD Ryzen 5000シリーズのマルチコアの性能がずば抜けて高いのが特徴です。
一方、インテルCPUは、シングルコアの性能が高いです。一部のクリエイター向けソフトなど、シングルコアの性能がパフォーマンスに大きく影響するソフトを使用する場合や、インテルCPUの方が好みの方は、IdeaPad Slim 550i 15.6型を選択するといいと思います。
ただ、Slim 550およびSlim 550iは液晶の色域が狭く、画像や映像を編集するようなクリエイター向けソフトの使用にはあまり適していません。そのため、多くのユーザーにはRyzen 5000プロセッサーを搭載したIdeaPad Slim 550 15.6型のほうがおすすめです。
:IdeaPad 550i 15.6型 (インテル)で選択可能なCPU
やや残念な点
IdeaPad Slim 550 15.6型は、ノートPCとしては大きめのサイズですが、ストレージはM.2 SSDのみのシングルストレージです。内部には、2.5インチドライブが入るスペースおよび固定器具があるものの、ケーブルおよびコネクタがないためストレージの増設ができません。せっかく、スペースがあるので、ケーブルなど付属していれば良かったです。
ただ、別途、ケーブルコネクターを購入すれば増設することが出来ます。詳細はページ下部をご覧ください。
また、欲を言えば、少し価格が上がってもいいので、色域が広めの液晶を搭載したモデルもあれば、高いパフォーマンスを発揮して、ライトなクリエイティブ作業も行いやすかったと思います。海外のモデルではsRGB 100%のモデルがあるようです。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 十分なスペックで、快適に動きます。 |
---|---|---|
オンライン会議 | ○ | 特別にオンライン会議向けの機能を備えている訳ではありませんが、ウェブカメラ、マイク、スピーカーを搭載しており、普通にオンライン会議に参加できます。 |
動画鑑賞 | ○ | ディスプレイ、スピーカー音ともに普通です。スペック的には十分なので、動画鑑賞にも問題なく使用できます。 |
RAW現像 画像編集 |
△ | sRGBカバー率が63.2%と狭めなので、RAW現像や画像編集向きの機種ではありません。 |
動画編集 | △ | 簡易的な動画編集ならできますが、外部グラフィックスを搭載していないため、本格的な動画編集には適していません。また、液晶の色域が狭いので、色の調整をする方にも向いていません。 |
ゲーム | △ | 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、グラフィックス品質を下げることで、軽いゲームなら出来るものもあります。 |
ディスプレイのチェック
IdeaPad Slim 550 15.6型のディスプレイのチェックです。
パネルは、「LEN156FHD」でした。
一般的なFHD液晶です。IPSパネルなので視野角が広く、フリッカーも発生していません。表面も非光沢で、見やすい液晶です。ただし、色域は狭いです。最大輝度は、当サイトの計測では320cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
キーボードおよびタッチパッドのチェック
IdeaPad Slim 550 15.6型のキーボードのチェックです。
実測で、キーピッチは横:19mm、縦:18mmです。キーストロークは約1.5mmです。キートップはわずかにカーブしています。「\」キーはサイズが小さいですが、それ以外には極端に小さいキーはありません。一つの枠に複数のキーが配置されている部分もあるものの、タイピングにはそれほど支障がないと思います。普通の打ちやすさのキーボードです。
一般的な4列テンキーもあり、数字の入力もしやすいです。
タッチパッドの使い勝手は普通です。
キーボードバックライトも搭載しています。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。
IdeaPad Slim 550 15.6型では、Lenovo Vantageの電源スマート設定において、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「インテリジェント・クーリング」と、高いパフォーマンスが出る「エクストリーム・パフォーマンス」で計測したベンチマークスコアを確認していきます。
CPU
IdeaPad Slim 550 15.6型には、AMD Ryzen 5000シリーズを搭載しています。Ryzen 5000シリーズには、Zen 3アーキテクチャを採用したものもありますが、IdeaPad Slim 550 15.6型が搭載するのは、Ryzen 4000シリーズと同じZen 2アーキテクチャを採用したプロセッサーです。
まず、Ryzen 7 5700Uのベンチマークスコアを計測してみましたが、かなり高めのマルチコアスコアが出ていました。同じCPUを搭載したInspiron 15で計測したときよりも、約25%も高く、インテルCPUのCore i7-10870Hに迫る数値でした。
次に、Ryzen 5 5500Uのベンチマークスコアを計測してみましたが、こちらも同じCPUを搭載したInspiron 14 2-in-1よりも高いスコアで、Ryzen 7 5700Uを搭載したInspiron 15とほぼ同じスコアが出ていました。
ただし、シングルコアのスコアは、インテルCPUと比較すると、そこまで高くありませんでした。
~ CPU性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
メモリ
メモリはDDR4-3200で普通の速さです。なお、オンボードメモリなので換装はできません。
~メモリ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア
グラフィックス
2世代ほど前のエントリー外部グラフィックスであるGeForce MX250に近いスコアが出ています。メモリがデュアルチャンネルなので、やや高めのグラフィックス性能です。ただ、LPDDR4X-4266を搭載した第11世代インテルCoreプロセッサーほどではありません。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、十分な読み込み速度です。ただ、書き込み速度はやや遅いです。
~ ストレージ性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SDカードスロット
フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は遅いです。
その他のベンチマーク
その他のベンチマーク、LightroomやPremiere Proの書き出し時間、フォートナイトやApexなどのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。
ただ、今回、CINEBENCH R23など、結構高いスコアが出てたので、下のリンク先のデータよりも、いい結果が出るかもしれません。
USB Type-C / HDMIの動作テスト
USB Type-Cの動作チェック
USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。
USB-Cポートは、Thunderboltには対応していませんが、DisplayPortと、Power Deliveryには対応しています。出力が低めのPD充電器でも充電ができました(警告は表示されます)。
充電 | モニター 出力 |
有線LAN | ||
ドック | ThinkPad USB Type-C ドック | ○ | ○ | ○ |
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック | ○ | × | × | |
PD充電器 ※1 |
61W RAVPower GaN充電器 | ○ | ― | ― |
45W Lenovoウルトラポータブル | ○ | ― | ― | |
30W RAVPower GaN充電器 | ○ | ― | ― | |
18W cheero充電器 | ○ | ― | ― | |
モニター ※2 |
EIZO ColorEdge CS2740 | ○ | ○ | ― |
Philips 258B6QUEB/11 | ○ | ○ | ○ |
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
HDMIの動作チェック
4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hzでの表示ができていますが、色の形式はYCbCr420でした。
質量のチェック
IdeaPad Slim 550 15.6型の質量のチェックです。
メーカーサイトには「約1.66kg」とあります。当サイトの計測値は下表の通りで、仕様値とほぼ同じでした。一般的な15.6型のPCとしては、普通の質量です。
ACアダプターは軽いです。
質量 | |
PC本体 | 1.622kg |
ACアダプター+電源ケーブル | 202.8g |
バッテリー駆動時間のチェック
IdeaPad Slim 550 15.6型のバッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量は、45Whです。このサイズのPCとしては、普通の容量です。
バッテリー駆動時間は下の通りで、宅内であればバッテリー駆動でも十分使用できる時間です。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0 | 約10.0時間 |
(2) PCMark 10 Modern Office | 8時間41分 |
(3) 動画再生時 | ー |
(4) PCMark 8 Work | 7時間12分 |
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業
当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は普通です。
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。なお、今回は、Ryzen 7 5700Uモデルで計測した結果のみ掲載します。Ryzen 5 5500Uでも計測はしてみましたが、CPU温度はそれほど変わらなかったのでここでは割愛します。
デフォルトのインテリジェント・クーリングモード時は、すぐにCPU電力が約22W、CPUクロックが約2.5GHzに落ち着き、そのまま推移しています。CPU温度は一旦80℃ぐらいまで上がりますが、その後下がり、70℃台前半をキープしているので、温度はよくコントロールされていると思います。
エクストリーム・パフォーマンスモードの場合、CPU電力は約35W、CPUクロックは約3.0GHzと高めを維持しています。それに伴いCPU温度も高くなり、90℃台にまで達しています。高めのCPU温度です。
インテリジェント・クーリングモードでも十分高いパフォーマンスが出ているので、普段は、インテリジェント・クーリングモードで使用するといいと思います。
- インテリジェント・クーリング
- エクストリーム・パフォーマンス
静音性のチェック
IdeaPad Slim 550 15.6型の動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時はほぼ無音です。負荷がかかったときは、普通の騒音値です。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。
全体的に温度は低めです。パームレスト部の温度もそれほど上がらないので、高負荷時でも不快に感じることなく使用できます。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
モバイル向けのプロセッサーなので、低めの消費電力です。
外観のチェック
IdeaPad Slim 550 15.6型の外観のチェックです。
プラチナグレーのボディです。ボディに高級感はないものの、指紋などの汚れが目立ちにくく、使いやすいと思います。
天板です。小さめの「Lenovo」のロゴが端に配置されています。
スピーカーは、キーボード上部に配置されています。音質は普通です。ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
HD 720pの標準的なウェブカメラを搭載しています。画質は普通です。プライバシーシャッターが付いているので、使用しないときは物理的に閉じておくことができます。なお、顔認証には対応していません。
電源ボタンに、指紋センサーが統合されています。Windows Helloの指紋認証でのログインが可能です。
側面のポート類です。USB3.0 x2、USB-C(Power Delivery、DisplayPortに対応)、HDMI、SDカードリーダーを備えています。
底面はシンプルです。
PC内部です。冷却ファンは1つですが、ヒートパイプが2本搭載されており、しっかり冷却できるようになっています。
M.2 SSDは換装できそうです。装着されているのは、Type 2242 M.2 SSDですが、スペーサーを外せば、Type2280のM.2 SSDへの換装も可能だと思います。
2.5インチドライブ用のスペースがありますが、ケーブルやコネクタがないため、このままでは増設はできません。
もし、2.5インチストレージを増設したいなら、下の「JUTOSHUR 2.5inch HDD SSD Hard Drive Cable Connector(Amazon販売ページ)」を購入する必要があります。
試しに、このケーブルコネクターを2.5インチSSDに接続し、固定器具に入れてPCに増設してみましたが、問題なく認識しました。
ACアダプターの容量は65Wです。コンパクトなサイズで、ケーブルも太くありません。
まとめ
以上が、IdeaPad Slim 550 15.6型のレビューです。
今回は、Ryzen 5 5700U、16GB搭載モデルをチェックしましたが、標準的なノートPCとは思えないほどの、高い処理性能を備えていました。また、デフォルトのインテリジェント・クーリングモードなら、発熱も抑えられています。
その他、デュアルチャンネルメモリ、SDカードリーダー、USB-C(Power Delivery、DisplayPort対応)を搭載し、Wi-Fi 6にも対応しており、申し分のない構成です。
ストレージは1台しか搭載していませんが、ケーブルコネクターを購入すれば、自分でSSDを増設することも可能です。デュアルストレージにしたい方はチャレンジしてみてもいいでしょう。ただし、レノボおよび当サイトでは、増設に関する保証・サポートは行っていないため、ご了承下さい。
ただ、液晶の色域は狭いので、画像や動画の編集などクリエイティブな用途にはあまり向いていません。メモリも自分で増設・換装することは出来ません。この辺りが気にならなければ、宅内で使用するノートPCとして、非常にコスパが高いです。
コスパ最強の15.6型ホームノートPC
IdeaPad Slim 550 15.6型
特徴
- 抜群のコストパフォーマンス
- 見やすいIPS液晶搭載
- Ryzen 5000シリーズの高い性能を引き出す仕様
こんなあなたに
- コスパの高いホームノートPCが欲しい方
- 快適に使えれば、細かい点は気にしない方
- 価格6万円台(税込)~
関連動画
製品の概要をまとめた動画も作成しました。2.5インチSSDの増設も行っています。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ
最新のRyzen 5000プロセッサーを搭載しながら、約7万円から購入できる15.6インチのノートパソコン。Thunderbolt非対応、狭い色域などコストをカットしている部分もありますが、その分価格は非常に安く、コストパフォーマンスが高いです。
Ryzen 5000シリーズの最新プロセッサーに、デュアルチャネルのメモリ、256GB以上のPCIe SSDを搭載しながら、6万円台という安さ。実測で1.396kgと比較的軽く、さらにデュアルSSDにすることも可能。
Ryzen 5000シリーズを搭載そたファミリー層に適したコンバーチブル型PC。大きめの画面に、タッチパネルやペンにも対応していることで、子供からご年配の方まで使いやすい。
レノボのパソコンの一覧ページです。売れ筋のThinkPadや、コストパフォーマンスの高いideapadなど掲載し、おすすめのPCも書き込んでいます。
約15年間にわたり、年間100機種以上、パソコンを細かくチェックしている筆者がおすすめするノートパソコン。