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バトルフィールドV(BFV)のベンチマークとおすすめPC
2019.1.20 RTX 2060のスコアを追記、同時にRTXシリーズのみフレームレートを再計測
2019.1.20 レイトレーシングのフレームレートを再計測
目次
シリーズ最新作の「バトルフィールドV」
第二次世界大戦の開幕
2018年11月20日、ついに発売を迎えた「バトルフィールドV」。前作の「バトルフィールド 1」の舞台が第一次世界大戦に対し、本作の舞台は第二次世界大戦。バトルフィールドが第二次世界大戦をテーマにするのは初代の「バトルフィールド1942」以来から実に16年ぶりとなります。
「バトルフィールドV」ではオランダやフランス、北アフリカ、ノルウェーから8つのマップが用意されており、 特に今作ではパッケージ画像にある通り、若き女性兵士がプレイアブルキャラクターとして登場します。
グラフィックは前作と比べて大幅な進化は見られませんが、戦場さながらの緊張感漂う空気感はかなりこだわっているように思えます。キャンペーンをプレイしていても、映画のワンシーンを彷彿とさせるようなステージや攻防戦があり、どことなく写実的で、環境音や足音、天候の変化など、ゲームシステム以外の戦場の描写はかなり進化していると思います。
さらにPC版の「バトルフィールドV」では、リアルタイム レイトレーシング対応の初のタイトルとなります。GeForce RTX 20シリーズ環境において、DXRを有効化した鏡面反射によるリアルなグラフィックを体感することができるのも、本作の大きな特徴です。
やりごたえのある多数のマルチプレイヤーモード
マルチプレーヤーではお馴染みの32人 vs 32人のコンクエストモードはもちろん、歩兵戦主体のドミネーションやマップが複数のセクターに分割されたブレークスルーなど、新モードも多数存在。
その中でもグランド・オペレーションというモードでは、数日に渡って展開されるちょっとしたストーリー仕立てのゲームモード。初日は「エアボーン」から始まり、その日の戦果によって弾薬やビークルなどが2日目、3日目の作戦と影響し、最終的に再出撃が不可能の「ファイナルスタンド」をプレイして終了となります。グランド・オペレーションの全体プレイ時間はおよそ1時間と少し長くはなるものの、かなり遊びごたえのあるゲームモードです。
それと最近流行っているバトルロイヤルモードもあります。「ファイアストーム」というゲームモードで、ゆっくりと迫ってくる炎の輪に巻き込まれないよう、注意しながら戦場を駆け抜け、最後の1分隊になるまで戦います。ただ、「ファイアストーム」の実装は2019年3月とかなり遠いです。
今作では分隊行動が勝敗を分ける
「Origin Access Premier」の先行アクセスで発売日前からプレイしている感想ですが、前作に引き続き敵をマークするスポットというシステムが廃止されているため、敵の分隊の位置が把握しづらく、分隊同士で補い合いながらの集団行動がベストになります。そのため、コンクエストでは集団で戦場をあちこち回遊することになり、ドミネーションでは分隊から離れることは死を意味するので、思い通りの行動ができない場面が多いです。
またUIがかなりシンプル(文字が小さい)になっており、弾薬などの情報がとても見にくく感じます。さらにはキルカメラもないので、自分がどういう状況でキルされたのか分からず、次の作戦行動に移るのが遅れます。第二次世界大戦という世界観を大事にしているのも分かりますが、プレイしていて少しストレスは感じます。
リスポーンが早いのと、「突撃兵」「衛生兵」「援護兵」「斥候兵」の4つの兵科で役割が明確に分かれているのは良いです。マップバランスも良く、戦車や航空機が強すぎるということも今作では感じられません。
隠しシステムである、「劣勢のチームの拠点確保やリスポーン時間が早くなる」という「接戦システム」についてですが、大きな差で負けている場合はあまり影響はないですが、均衡した試合ではかなり影響を受けます。賛否両論はありますが、ゲーム性としては面白いものの、フェアではないのが率直な感想です。今後いい方向に修正はされていくと思います。
知ってた?バトルフィールドVが定額で遊べる「Origin Access Premier」
実は知らない人も多い「Origin Access Premier」。2018年7月31日から日本でもサービスが開始されており、本編を購入しなくても、月額1644円で「バトルフィールドV」や「Anthem」などを含むEAタイトルが遊び放題になるサービスです。
明確にはPremierとBasicに分かれており、Premierが月額1,644円、年額10,644円、Basicが月額518円、年額3,002円となっています。サービスは下記の表の通り。最新タイトルだけでなく、過去作の「バトルフィールドシリーズ」や、「STAR WARS バトルフロント II」、「ミラーズエッジ カタリスト」や「シムズ4」など人気のタイトルも遊ぶことができます。
またPremierなら新作ゲームを発売日の5日前から先行プレイができ、筆者も加入しております。Basicだとプレイ時間が10時間までと限られているので注意。
そのほかOriginの販売タイトルが全て10%割引となる特典もあります。その他「Origin Access Premier」についての詳細は下記リンクからご確認ください。
BASIC | PREMIER | |
価格 | 月額 ¥ 518 年額 ¥ 3,002 |
月額 ¥ 1,644 年額 ¥ 10,644 |
新作ゲームの先行アクセス |
10時間まで | 無制限 |
Vaultゲームコレクション | 160タイトル | 166タイトル |
Originのゲームが10%OFF | ○ | ○ |
バトルフィールドVのベンチマーク
バトルフィールドVの動作環境(必要スペック)
公式ページにて公開されているPC動作環境です。最低動作環境ではCPUやGPUを見ると意外と低いですが、求められるメモリ容量は大きいです。推奨動作環境では12GBとなり、メモリ容量が足りないとゲーム中カクつく恐れがあるので、環境によってはメモリの増量が必要になってくるかも知れません。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
OS |
Windows 7(64bit) Windows 8.1(64bit) Windows 10(64bit) |
Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5 6600K AMD FX-8350 |
Intel Core i7 4790 AMD Ryzen 3 1300X |
メモリ | 8GB | 12GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1050 / GTX 660 2GB AMD Radeon RX 560 / HD 7850 2GB |
NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB AMD Radeon RX 580 8GB |
DirectX | 11.0以上 | 11.1以上 |
HDD | 50GB以上 |
バトルフィールドVのグラフィック設定画面
バトルフィールドVのグラフィック設定画面です。グラフィック設定プリセットは「低」「中」「高」「最高」の4つの設定となります。HDRにも対応しており、DXRの設定はRTX 20シリーズのみの機能となります。そのほか「先行フレームレンダリング」というフレームを先行描写してフレームレートを向上させる機能がありますが、それほどフレームレートは伸びず、入力遅延も発生するためおすすめしません。
ベンチマーク結果
各グラフィックスカードで、「バトルフィールドV」の平均フレームレートを計測した、ベンチマークスコアです。新たにグラフィックカードやパソコンを購入予定の方は、どの程度のスペックのパーツ or PCを購入すればよいのか、参考にして下さい。
テスト時のグラフィック設定はDX12有効、HDRオフ、先行フレームレンダリングオフ、垂直同期オフです。RTX 20シリーズではDXRはオフに設定しています。グラフィックドライバは執筆時点で最新の「416.94」です。
計測方法にはシングルプレイヤーの「旗なき戦い」をプレイし、「低」「中」「高」「最高」それぞれのプリセット設定で平均フレームレートを計測しました。マルチプレイでも同様の設定でテストしているので、下記のスコア表で60fpsを超えていれば、快適にプレイが可能です。
テストPCは表下に記載していますが、搭載メモリは推奨動作環境を満たす16GBに増設して計測しています。8GBでも問題なくプレイできましたが、マルチプレイでは若干カクつく場面も見られたので、カクツキによるストレスを軽減するなら、メモリ容量は満たしておいた方がいいと思います。
RTX 2060発売と同時に、RTXシリーズのみフレームレートを計測し直しました。 ゲーム自体のアップデートやNVIDIAドライバのアップデートもあり、わずかながら発売当時よりスコアが伸びています。2019年 1月20日計測時のグラフィックドライバのバージョンは「417.71」となっています。
デスクトップパソコン(1920×1080) のベンチマーク結果
フルHD 1920×1080解像度でのベンチマーク結果です。推奨動作環境の通り、GTX 1060 (6GB)があれば、最高設定も快適に動作します。120Hz駆動、144Hz駆動モニタでのプレイを意識するなら、GTX 1070以上があれば大丈夫そうです。
GeForce GTX 1060 (6GB) |
GeForce GTX 1060 (3GB) |
GeForce GTX 1050Ti |
GeForce GTX 1050 |
|
低設定 |
110 fps | 102 fps | 68 fps | 37 fps |
中設定 | 90 fps | 84 fps | 55 fps | 27 fps |
高設定 | 75 fps | 64 fps | 46 fps | 19 fps |
最高設定 | 69 fps | 49 fps | 37 fps | 10 fps |
GeForce GTX 1080Ti |
GeForce GTX 1080 |
GeForce GTX 1070Ti |
GeForce GTX 1070 |
|
低設定 |
192 fps | 170 fps | 160 fps | 145 fps |
中設定 | 171 fps | 136 fps | 133 fps | 119 fps |
高設定 | 143 fps | 118 fps | 110 fps | 100 fps |
最高設定 | 131 fps | 108 fps | 100 fps | 92 fps |
GeForce RTX 2080Ti |
GeForce RTX 2080 |
GeForce RTX 2070 |
GeForce RTX 2060 |
|
低設定 |
200 fps | 200 fps | 187 fps | 163 fps |
中設定 | 180 fps | 165 fps | 147 fps | 128 fps |
高設定 | 175 fps | 150 fps | 125 fps | 109 fps |
最高設定 | 165 fps | 140 fps | 117 fps | 100 fps |
※使用したPC:サイコム G-Master Spear Z370
デスクトップパソコン(2560×1440) のベンチマーク結果
WQHD 2560x1440解像度でのベンチマーク結果です。GTX 1070以上があれば、最高設定でも60 fps以上で快適にプレイできます。
GeForce GTX 1080Ti |
GeForce GTX 1080 |
GeForce GTX 1070Ti |
GeForce GTX 1070 |
|
低設定 |
150 fps | 121 fps | 115 fps | 102 fps |
中設定 | 133 fps | 109 fps | 100 fps | 90 fps |
高設定 | 112 fps | 88 fps | 81 fps | 73 fps |
最高設定 | 104 fps | 83 fps | 77 fps | 68 fps |
GeForce RTX 2080Ti |
GeForce RTX 2080 |
GeForce RTX 2070 |
GeForce RTX 2060 |
|
低設定 |
192 fps | 162 fps | 140 fps | 117 fps |
中設定 | 165 fps | 142 fps | 122 fps | 102 fps |
高設定 | 140 fps | 119 fps | 101 fps | 85 fps |
最高設定 | 132 fps | 112 fps | 96 fps | 80 fps |
デスクトップパソコン(3840×2160) のベンチマーク結果
4K UHD 3840×2160解像度でのベンチマーク結果です。GTX 1080Ti 以上があれば、最高設定でも60 fps以上で快適にプレイできます。
GeForce GTX 1080Ti |
GeForce GTX 1080 |
GeForce GTX 1070Ti |
GeForce GTX 1070 |
|
低設定 |
88 fps | 70 fps | 65 fps | 57 fps |
中設定 | 78 fps | 61 fps | 55 fps | 50 fps |
高設定 | 65 fps | 50 fps | 45 fps | 41 fps |
最高設定 | 62 fps | 46 fps | 44 fps | 39 fps |
GeForce RTX 2080Ti |
GeForce RTX 2080 |
GeForce RTX 2070 |
GeForce RTX 2060 |
|
低設定 |
116 fps | 96 fps | 80 fps | 65 fps |
中設定 | 103 fps | 85 fps | 70 fps | 57 fps |
高設定 | 86 fps | 70 fps | 58 fps | 46 fps |
最高設定 | 83 fps | 68 fps | 56 fps | 44 fps |
グラフィック設定による画質の違い
グラフィック低設定と最高設定の画質比較です。 DXRはオフです。画像クリックでフルHD(解像度:1920×1080)サイズで拡大します。テクスチャの違いも大きいですが、草の量、陰影表現が違います。低設定だと戦場のリアリティも薄れてしまうので、せっかくPC版をプレイするなら、最高設定でプレイすることを強くおすすめします。
リアルタイムレイトレーシングを試してみる
リアルタイムレイトレーシングとは?
RTXシリーズのTensorコアが生み出す新機能のひとつとして、リアルタイムレイトレーシングがあります。まず、レイトレーシングとは映像技術のひとつで、視点からスクリーンに対して光線を出し、反射と屈折を計算し、物体のリアルな光の反射、屈折、陰影を表現することです。
Pascal世代では難しかったこのレイトレーシング機能が、RTX 20シリーズではリアルタイムで計算でき、Pascal世代の約10倍の速度で描写が可能だそうです。それがリアルタイムレイトレーシングです。
百聞は一見に如かずということで、レイトレーシング技術を使った、下記の動画を見てもらった方が早いでしょう。
車のボディや眼球、水面に映り込む炎や光の反射による陰影表現がまるで実写映画のようにリアルに表現されています。
このレイトレーシング技術に対応予定のゲームタイトルは「シャドウオブトゥームレイダー」、「METRO EXODUS」、「ファイナルファンタジーXV」や「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」などが挙げられており、本作の「バトルフィールドV」はこのリアルタイムレイトレーシングに対応した初のゲームタイトルになります。
DirectX Raytracing(DXR)を利用するには
このリアルタイムレイトレーシングは「バトルフィールドV」では「DirectX Raytracing(以下、DXR)」という機能として、11月15日のアップデートより実装されています。動作環境は下記の通りです。NVIDIA GeForce RTX 20シリーズのグラフィックカードはもちろんですが、メモリ容量が12GB以上必要になってきます。メモリ容量が足りないと、ゲーム中カクつく恐れがあります。
DXRの利用には「NVIDIA GeForce RTX 20シリーズ」のグラフィックカード、「Windows 10 October 2018 Update」、「GeForce 416.94 Driver」以降のグラフィックスドライバが必要になります。
「Windows 10 October 2018 Update」に関しては、自動更新ではアップデートできなかったので、こちらからダウンロードして手動で更新してみてください。「今すぐアップデート」をクリックすると、ダウンロードが始まります。
上記を満たすと、下記の画像のように「バトルフィールドV」のグラフィック設定画面にDXRの項目が表示されます。
DXR向けPC最低動作環境 | DXR向けPC推奨動作環境 | |
OS |
64ビット版Windows 10 October 2018 Update (1809) 適用済み | |
CPU | Intel Core i5 8400 AMD Ryzen 5 2600 |
Intel Core i7 8700 AMD Ryzen 7 2700 |
メモリ | 12GB | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 2070 | NVIDIA GeForce RTX 2080 |
DirectX | DirectX Raytracing(DXR)対応ビデオカード | |
HDD | 50GB以上 |
DirectX Raytracing(DXR)の負荷は凄まじい
GeForce RTX 2070、RTX 2080、RTX 2080Tiで、DXR無効時と有効時で平均フレームレートを比べてみました。
テスト時のグラフィック設定はDX12有効、先行フレームレンダリングオフ、垂直同期オフです。テストPCは表下に記載していますが、搭載メモリは推奨動作環境である16GBに増設して計測しています。8GBでもプレイできないことはないですが、マルチプレイでは若干カクつく場面も見られたので、カクツキによるストレスを軽減するなら、メモリ容量は満たしておいた方がいいと思います。
2018年12月3日より、NVIDIA公式ページによると、ゲームアップデートによるDXRの最適化と、NVIDIAドライバアップデートにより、BFVのリアルタイムレイトレーシングのパフォーマンスが最大 50% 向上したそうです。
これにより、以前ではGeForce RTX 2070でもフルHD(1920x1080)の最高設定で60 fpsを下回っていたのが、アップデート後は60 fpsを上回るようになっています。
そのため、RTX 2060のフレームレート追記と同時に、RTXシリーズすべてのレイトレーシングのフレームレートを計測し直しました。計測時のグラフィックドライバのバージョンは「417.71」となっています。
結果はNVIDIAの発表通り、アップデート後のレイトレーシングのフレームレートはかなり伸びていました。
下記の表の通り、DXRの負荷はかなり高いです。ONにするだけでフレームレートが最大で約50%も低下しています。
フルHDの場合、レイトレーシング有効、最高設定でプレイするにはRTX 2070以上が必要になります。4K解像度、最高設定でプレイするにはグラフィックカードを2枚使用したSLI構成が必要になってくると思います。
解像度 | 1920x1080 | 2560x1440 | 3840x2160 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
DXR | OFF | ON | OFF | ON | OFF | ON |
低設定 |
163 fps | 98 fps | 117 fps | 72 fps | 65 fps | 42 fps |
中設定 | 128 fps | 85 fps | 102 fps | 66 fps | 57 fps | 38 fps |
高設定 | 109 fps | 51 fps | 85 fps | 34 fps | 46 fps | 15 fps |
最高設定 | 100 fps | 49 fps | 80 fps | 33 fps | 44 fps | 14 fps |
※使用したPC:サイコム G-Master Spear Z370
解像度 | 1920x1080 | 2560x1440 | 3840x2160 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
DXR | OFF | ON | OFF | ON | OFF | ON |
低設定 |
187 fps | 110 fps | 140 fps | 82 fps | 80 fps | 49 fps |
中設定 | 147 fps | 96 fps | 122 fps | 77 fps | 70 fps | 46 fps |
高設定 | 125 fps | 62 fps | 101 fps | 42 fps | 58 fps | 20 fps |
最高設定 | 117 fps | 60 fps | 96 fps | 40 fps | 56 fps | 19 fps |
※使用したPC:サイコム G-Master Spear Z370
解像度 | 1920x1080 | 2560x1440 | 3840x2160 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
DXR | OFF | ON | OFF | ON | OFF | ON |
低設定 |
200 fps | 125 fps | 162 fps | 96 fps | 96 fps | 59 fps |
中設定 | 165 fps | 108 fps | 142 fps | 89 fps | 85 fps | 55 fps |
高設定 | 150 fps | 72 fps | 119 fps | 48 fps | 70 fps | 25 fps |
最高設定 | 140 fps | 69 fps | 112 fps | 47 fps | 68 fps | 24 fps |
解像度 | 1920x1080 | 2560x1440 | 3840x2160 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
DXR | OFF | ON | OFF | ON | OFF | ON |
低設定 |
200 fps | 140 fps | 192 fps | 110 fps | 116 fps | 71 fps |
中設定 | 180 fps | 123 fps | 165 fps | 105 fps | 103 fps | 66 fps |
高設定 | 175 fps | 90 fps | 140 fps | 58 fps | 86 fps | 30 fps |
最高設定 | 165 fps | 86 fps | 132 fps | 57 fps | 83 fps | 29 fps |
DirectX Raytracing(DXR)でのグラフィック比較
続いてスクリーンショットの比較です。解像度は1920×1080のフルHD、最高設定です。水面に対しての炎の反射や木の陰の映り込みの違いがわかると思います。雨の水で濡れた岩の表現もかなり違います。実際のゲーム内ではDXRを有効にするだけで、かなり実写に近い映像表現を体験することができます。
DXRはマルチプレイにおいて有利になり得るのか?
DirectX Raytracing(DXR)がどういった機能かおわかり頂けたとは思いますが、DXRは果たしてマルチプレイではどういった影響を及ぼすのでしょうか。
実際にマルチプレイヤーモードにてDXRを有効にしてプレイしてみたところ、敵の影が水溜りやビークルに反射して位置が分かりやすくなるといった、有利になるような事はありませんでした。
あくまで、グラフィックにリアリティが増すだけです。あまりグラフィックにこだわらず、マルチプレイをメインでプレイする方にとっては負荷が高いだけの機能とも言えます。
バトルフィールドVをプレイするためのオススメPC
おすすめのゲーミングPCはこちらです。
非常にコストパフォーマンスの高いゲーミングPCです。
ユーザーの声を取り入れた個性的なデザインのケースに、ガラスサイドパネルと内部のLEDファンが点灯し、安い割にはデザインも良いです。
レビュー記事はこちら人気のBTOパソコンです。
エントリーモデルからハイエンドモデルまでラインナップが広く、目的に応じたスペックのPCを選びやすいです。また、いずれのモデルも比較的安いです。
レビュー記事はこちら
三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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