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鉄拳7 のベンチマークとおすすめPC
鉄拳シリーズ最新作がついにPCに登場!
本格3D格闘ゲーム『鉄拳7』をSTEAMでプレイできる!
バンダイナムコエンターテインメントによる、3D格闘ゲームのシリーズ最新作「鉄拳7」が6月1日にPC、PS4、Xbox One向けに発売されました(PC版は6月2日)。アーケードでは昨年から稼働しており、家庭用版として発売された本作は、3D格闘ゲームの中でもかなり期待のタイトル。特に鉄拳シリーズ初のPC版ということで、 "深いゲーム性"のある格闘ゲームを欲していたPCゲーマーにとっては、待ちに待ったタイトルではないでしょうか。
またオンライン対戦はもちろんのこと、アーケードモードや、ストーリーモード、トレジャーバトルなど、オフラインで遊べるシングルプレイも充実しており、フルプライスで購入しても、後悔のない作品となってます。
ストリートファイターから『豪鬼』が参戦!
本作ではあのストリートファイターシリーズからゲスト(と言うよりがっちりストーリーに絡んでいる)という形で、『豪鬼』が参戦。コンボや立ち回りは3D格闘ゲームというより、2D格闘ゲームそのままですが、モーションや必殺技、モデリングなどは本家を超えるほどの仕上がりになっています。
生粋の鉄拳プレイヤーからすると、豪鬼のようなイレギュラーなキャラは、別ゲー過ぎて対応に困ることもありますが、ストリートファイターファンからすると、馴染みのあるコマンドやコンボがあり、3D格闘ゲーム初心者でも入りやすいのではないでしょうか。ボタンは4つしか使わず、トレーニングモードもかなり充実しているので、格闘ゲーム初心者、2D格闘ゲームしかプレイしてこなかったという人も、本作を機に、3D格闘ゲームをプレイしてみるというのはどうでしょうか。
オンライン対戦がとても快適!
やはり格闘ゲームと言えば、オンライン対戦で全国のライバル達としのぎを削るのが醍醐味。
PS4やXboxOne版では、マッチングが成立しづらいという減少が起きているそうですが(既にパッチで対応済み)、筆者が一週間ほどランクマッチやプレイヤーマッチをプレイしたところ、少なくともSTEAM版では、変なラグやワープなどはなく、とても快適にプレイできています。ひとつ難点を上げるならロードの長さでしょうか。SSDにインストールしても、キャラ選択画面から、ステージ選択、対戦に至るまでの読み込みが長いです。
またPC版だと、垂直同期をオフにすることで、ティアリングはやや発生するものの、表示遅延を抑えることができるので、現状ではPC版が一番快適にプレイできる環境ではないでしょうか。
鉄拳7 のベンチマークとおすすめPC
最低動作環境と推奨動作環境
推奨動作環境ではメモリは8GB以上、GeForce GTX 1060と決して低くはありませんが、最低動作環境を見る限り、設定によっては古いグラフィックカードでもプレイできそうです。容量はダウンロードの時点で57.3GBとかなりの大容量です。また同じ『Unreal Engine 4』を採用していることもあり、「ストリートファイターV」が動作する環境であれば、本作も快適に動作すると思います。
最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
---|---|---|
OS |
Windows 7 /Windows 8 /Windows 10 (64bit版のみ) | |
CPU |
Intel Core i3-4160 @ 3.60GHz | Intel Core i5-4690 3.5 GHz |
メモリ | 6GB | 8GB |
HDD | 60GB | 60GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 660 2GB NVIDIA GTX 750Ti 2GB |
NVIDIA GeForce GTX 1060 以上 |
グラフィック設定画面とベンチマーク計測
PC版の鉄拳7のグラフィック設定画面は以下の通りです。描画品質プリセットは低、中、高、最高の4つの設定があります。垂直同期はグラフィック設定画面からオフにすることができます。デフォルト設定でオフになっていると思うので、PC版では遅延のない快適な環境で操作ができます。
また本作は対戦型ゲームなので、最大フレームレートは60で固定されています。フレームレートはオプション設定からFPS表示設定ができるので、常に左上で現状のフレームレートを見ることができます。対戦中はフレームレートが60で安定していると、快適にプレイできる環境となります。
ベンチマーク計測にはプラクティスモードにてキャラを操作してフレームレートの変動を計測。ステージによる負荷はどれもさほど変わらないので、全て三島道場にて計測しています。
グラフィック設定画面
プラクティスモードの三島道場にてフレームレートを計測
鉄拳7 のベンチマーク結果
ベンチマーク結果は以下の通りです。エフェクトによってはフレームレートは落ち込むと思っていましたが、どれも60fsp辺りで安定したフレームレートでした。
推奨環境ではGTX 1060以上となっていましたが、デスクトップならGTX 1050、ノートでもGTX 1050Tiほどのグラフィックカードを搭載していれば、最高設定でもプレイすることができます。ただ、エフェクトによってはややカクつきも見られたので、安定さを求めるならデスクトップ、ノートともに、GTX 1060を選択するのがベストだと思います。GTX 1080などハイエンドなグラフィックカードならば、4K解像度の最高設定で快適にプレイすることができます。
グラフィックス | GeForce GTX1080 | GeForce GTX1070 | GeForce GTX 1060 (6GB) | GeForce GTX 1050Ti | GeForce GTX 965M | |
使用したPC |
デル ALIENWARE 15 | デル ALIENWARE 17 | GALLERIA GKF1050TNF | デル ALIENWARE 15 | ||
低 |
未計測 | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | |
中 |
- | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | |
高 | - | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 58 fps | |
最高 | - | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 50 fps |
グラフィックス | GeForce GTX1080Ti |
TITAN X | GeForce GTX1080 |
GeForce GTX1070 |
GeForce GTX1060 (6G) |
GeForce GTX1060 (3G) |
GeForce GTX1050Ti |
GeForce GTX1050 |
|
使用したPC | G-GEAR(CPUはCore i7-7700Kに換装しています) | ||||||||
低 |
60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | |
中 |
60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | |
高 | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | |
最高 | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | |
低 |
60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | - | - | - | - | |
中 |
60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | - | - | - | - | |
高 | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 60 fps | - | - | - | - | |
最高 | 60 fps | 60 fps | 60 fps | 56 fps | - | - | - | - |
画質を比較してみる
品質プリセットの"低"設定と"最高"設定での画質比較です。テクスチャはもちろんのこと、特に影の表現がかなり違います。本作は美麗なグラフィックと迫力が売りの格闘ゲームなので、最高設定でプレイするのがオススメです。
グラフィック品質比較
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三度の飯よりゲームが好き。 面白ければどんなゲームもプレイするが、中でも好きなジャンルは2D格闘ゲーム。2009年からSteamでPCゲーム漁りを始めてからゲーミングPCに興味を持ち、ライター業を経てレビュアーへ。これまで300台以上のゲーミングPCを実機でテストし、レビュー記事を執筆。おじいちゃんになってもPCゲーマーでありたい。
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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