FMV WU6-L1の実機レビュー【結論】外出時のサブ機にピッタリ
| CPU | Snapdragon X X1-26-100 |
|---|---|
| メモリ | 16GB ~ 32GB |
| ストレージ | 約256GB ~ 約2TB |
| 画面サイズ | 14型 16:10 |
| 画面種類 | 1920x1200 非光沢 |
| 質量 | 約634g~約640g |
| バッテリー | 31Wh |
| 価格 | 16万円台~ ※ |
※クーポン利用時の価格
結論:外出時のサブ機にピッタリ
FMV WU6-L1は、Snapdragonを搭載した軽量ノートPCです。
「Snapdragonはムリ!」という人も多いと思いますが、少しお待ちください。この機種はサブ機としてなら、全然アリです。
600g台の非常に軽量なボディが大きな特徴で、さらにSnapdragonを搭載することで、31Whと少ないバッテリー容量でも、バッテリー駆動時間が長くなっています。
ARM版Windowsということで、動かないアプリやプリンターもあり、メイン機として使うには心もとないかもしれません。
しかし、Microsoft OfficeとAIツール(ブラウザで使うサービス)しか使わないなど、用途を限定した外出用サブ機としては、非常に優秀です。
今回は以下の構成でレビューをしています。レビュー機は、メーカーからの貸し出し機です。
レビュー機の構成
Snapdragon X X1-26-100、32GBメモリ、1TB SSD
[お得]富士通パソコンで使えるクーポン
学生向けクーポン
学生であれば、こちらの富士通の学割サイトから購入するのがお得です。
一般向けクーポン
一般ユーザーの場合は、当サイト向けのクーポンを利用することで、通常よりも安く購入することが可能です。
目次
お忙しい方は、「FMV WU6-L1の特徴」のみお読みください。
製品の特徴
WU6-L1の位置づけ
富士通のFMV WUシリーズは、「軽さ」が特徴のモバイルノートですが、下表のように、種類がたくさんあります。
この中で、今回レビューするWU6-L1は、唯一、Snapdragonを搭載したARM版WindowsノートPCとなります。
もし、ARM版Windowsに拒否反応がある方は、他のWindowsのモデルのレビュー記事をご覧ください。ただ、ARM版Windowsでもサブ機としてなら、全然使えると思います。
これらの詳しい違いについては、下の記事にまとめていますので、こちらをご覧ください。
外出時のサブ機としてならかなり優秀
ARM版WindowsのPCは、普通のWindowsのPCと違い、動かないアプリや、遅くなるアプリ、動かないプリンターなどが一部あります。現在は、動かないアプリは大分少なくなってはきていますが、メイン機として使うのは少し心配です。
ただ、本製品は、外出時のサブ機としてならかなり優秀な製品です。
理由は、かなり軽い点と、バッテリー駆動時間も長い点で、さらにサブ機なら用途を限定できるためです。
Microsoft Officeソフト、Zoom、ブラウザくらいしか使わないのであれば、これらはすべてARMにネイティブ対応しているので、何の問題もなく使えます。これらの用途に限定したサブ機として使うなら、何ら問題はありません。
世界最軽量の軽さで携帯しやすい
質量に関しては、WU5-K3と並んで、14型ノートとしては世界最軽量(約634g~)となっており非常に軽いです。実際に持ってみると、中身が入っていないのではないかと思うくらいの軽さです。ちなみに、Macbook Airの約半分の重さしかありません。
長いバッテリー駆動時間
600g台の質量にするには、バッテリー容量をやや削る必要があります。世界最軽量の2機種「WU6-L1」も「WU5-K3」も、どちらも31Whと、他のFMV WUシリーズと比べてバッテリー容量は半分くらいしかありません。
ただ、SnapdragonのSoCを搭載することで、当サイトの計測では、「WU6-L1」は「WU5-K3」の2倍近いバッテリー駆動時間となっていました。非常に長いバッテリー駆動時間です。
タイピングもしやすい
本製品は、他のメーカーのノートパソコンなどと比べてキーボードが打ちやすい点も特徴です。
資料を作ることが多い方におすすめです。
懸念点
前述しましたが、ARM版Windowsということで、ARMに対応していないアプリは、エミュレーターで動くため遅くなりますし、ドライバーなどが対応していないことも多いので、周辺機器は使えない場合もあると思います。そのため、ARM版で動くアプリのみに限定して使用できるのであればおすすめです。そうでなければ別のPCもご検討下さい。
ただ、以前と比べたら、動くアプリが増えています。
購入時の注意点
本製品は、ACアダプターが、標準で同梱されていません。市販のPD充電器も使えますが、持っていない方は、オプションで追加するのを忘れないようにしましょう。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
| 用途 | 快適度 | コメント |
| Web閲覧 Office作業 |
◎ | Web閲覧やOffice作業は快適に行えます。多くのブラウザや、Microsoft OfficeはARMにネイティブ対応しています。 |
|---|---|---|
| 動画鑑賞 | ◎ | ディスプレイの色域が広めなので、映像が綺麗です。スピーカー音は普通です。 |
| RAW現像 画像編集 |
○ | ディスプレイの色域が広めなので画像編集もできます。なお、LightroomとPhotoshopはARM対応です。デスクトップLightroom Classicはエミュレーターで動いていました。 |
| 動画編集 | △ | 遅くても構わなければ、できないことはありませんが、内蔵GPU性能が低めなので、動画編集向きではありません。なお、Premiere ProはARMにネイティブ対応しています。 |
| ゲーム | ×~△ | 動かないゲームが多いです。動いてもエミュレーターで動く場合がほとんどなので、フレームレートが低いです。 |
ディスプレイのチェック
FMV WU6-L1のディスプレイは、視野角も広く、非光沢なので映り込みも少なく見やすいです。画面サイズは14型で、モバイルノートPCとしては大きめです。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードは打ちやすいです。
小さいアルファベットキーがなく、「Backspace」や「半角/全角」などのよく使うキーが逆に大きくなっており、狙ったキーを押しやすいです。
キートップもやや湾曲しており、指がフィットしやすく、隣のキーを誤って押しにくいです。
さらに、矢印キーが少し下がっている部分も秀逸で、矢印キーを見なくても探しやすいです。
タッチパッドは小さめですが、クリックボタンが独立しており押しやすいです。
※画像をクリックすると拡大できます
パフォーマンスのチェック
FMV WU6-L1のパフォーマンスのチェックです。
CPU
CPUには、Qualcomm Snapdragon X X1-26-100(無印)を搭載しています。
仕様上では、性能が高い順番に「Snapdragon X Elite」「Snapdragon X Plus」「Snapdragon X(無印)」となっていますが、下図のベンチマーク結果を見ると、本製品に搭載されているSnapdragon X X1-26-100(無印)は、Snapdragon X Plusよりも高いスコアが出ていました。
また、他のインテルやAMDのCPUと比べてみても、一般向けノート用CPUとしては、比較的高めのスコアが出ていると思います。ARM上でネイティブ動作するアプリであれば、割と高いパフォーマンスが出ます。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフィックス
グラフィックス性能は、そこまで高くありません。ただ、こちらもSnapdragon X Plusよりは高いスコアが出ていました。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージは速いです。
~ ストレージ性能の評価 ~
SDカードスロット
microSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。
~ SDカードスロット性能 ~
質量のチェック
FMV WU6-L1の質量は、14型ノートPCとして、世界最軽量の軽さです。
非常に軽いので、ちょっとした外出でも気軽に持っていけます。
| 質量 | |
| PC本体 | 629g |
| ACアダプター+電源ケーブル | 150g |
バッテリー駆動時間のチェック
FMV WU6-L1のバッテリー駆動時間のチェックです。
世界最軽量の質量を出すために、バッテリー容量は31Whと少なめですが、省電力のSnapdragonのSoCを搭載しているおかげで、バッテリー駆動時間は長めです。
| バッテリー駆動時間 | |
| (1) JEITA3.0(アイドル時) | 約21.0時間 |
| (2) JEITA3.0(動画再生時) | 約13.0時間 |
| (3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | 8時間13分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
外観のチェック
FMV WU6-L1の外観のチェックです。
今回は「ピクトブラック」のカラーで、マットな質感です。

ロゴが小さいので、すっきりとしています。

ボディの高さは薄いです。

スピーカーの位置は正面側にあります。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
ただ、スピーカーが正面側にあるので、両手をパームレストにのせていると、音がこもって聞こえる点はデメリットです。

フルHD画質のWebカメラを搭載しています。プライバシーシャッターも搭載しています。顔認証には対応していません。なお、指紋センサー(電源ボタン内蔵)は搭載されています。

ポート類はご覧の通りです。USB 3.2 Gen 2のポートが2つあり、いずれもPower DeliveryおよびDisplayPort Alt Modeに対応しています。HDMIやLANポートもあります。

ヒンジは最大 約180度まで開くので、対面の人に画面を見せるときに便利です。

底面はご覧の通りです。

ACアダプターは、標準では同梱されていません。オプションで付ける必要があります。オプション品は、下図の通り非常に小型です。

まとめ
以上が、FMV WU6-L1のレビューでした。
14型ノートPCとして、世界最軽量という質量を実現しつつ、SnapdragonのSoCを搭載することで、バッテリー駆動時間も長いモバイルノートです。
ちょっとした外出でも、気軽に持っていくことができるので、仕事での心強い相棒となるでしょう。
ARM版Windowsなので、一部のアプリやドライバーは動作しません。正直メインPCとして使うには不安があります。
しかし、外出時用のサブ機としてなら優秀です。サブ機であれば、Officeソフト、メールソフト、ブラウザくらいしか使わない方も多いと思われます。そのように用途が限定されている場合であれば、ARM版Windowsでも問題ありません。軽量・ロングバッテリーの本製品は、最強のサブ機となるでしょう。
なお、ACアダプターが標準では同梱されないのでご注意下さい。必要な方はオプションで追加しましょう。
外出時用のサブ機にピッタリ
FMV WU6-L1

特徴
- Snapdragon搭載のARM版Windowsノート
- 超軽量かつロングバッテリー
- タイピングがしやすく、資料作成などがはかどる
こんなあなたに
- サブ機として使う方
- 外へ持ち出すことが多い方
[お得]富士通パソコンで使えるクーポン
学生向けクーポン
学生であれば、こちらの富士通の学割サイトから購入するのがお得です。
一般向けクーポン
一般ユーザーの場合は、当サイト向けのクーポンを利用することで、通常よりも安く購入することが可能です。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ






