FMV WU2-K3の購入レビュー【結論】PCをよく持ち運ぶ方に非常におすすめ
| CPU | Core Ultra 5 125U Core Ultra 7 155H |
|---|---|
| メモリ | 8GB ~ 64GB |
| ストレージ | 約256GB ~ 約2TB |
| 画面サイズ | 14型 16:10 |
| 画面種類 | 1920x1200 非光沢 |
| 質量 | 31Wh:約747g~ 63Wh:約860g~ |
| バッテリー | 31Wh / 63Wh |
| 価格 | 13万円台~ ※ |
※クーポン利用時の価格
結論:PCをよく持ち運ぶ方に非常におすすめ
FMV WU2-K3は、非常に軽く、バッテリー駆動時間も長く、タイピングもしやすく、3拍子そろった理想的なモバイルノートです。
このようなスペックの割には、価格は抑えられているほうです。
PCをよく持ち運ぶ大学生、外回りが多いビジネスパーソンなどにおすすめです。
ただ、購入時の注意点もあるので、解説していきます。
今回は以下の構成でレビューをしています。レビュー機は、当サイトの購入品です。
レビュー機の構成
Core Ultra 5 125U、16GBメモリ、512GB SSD
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目次
お忙しい方は、「FMV WU2-K3の特徴」のみお読みください。
製品の特徴
WU2-K3の位置づけ
富士通のFMV WUシリーズは、「軽さ」が特徴のモバイルノートですが、下表のように、種類がたくさんあります。
この中で、今回レビューするWU2-K3は、最も標準的なモデルです。価格が抑えられており、強いこだわりが無ければ、この製品がいいでしょう。
| 機種名 | 特徴 |
| WU1-K1 (アウトレット) | ロングバッテリー |
|---|---|
| WU1-L1 (上の後継) | ロングバッテリー&タッチ対応 |
| WU2-K3 | 標準モデル |
| WU3-K3 | タッチパネル対応 |
| WU4-K3【FMV Zero】 | 高性能 |
| WU5-K3【FMV Zero】 | 世界最軽量 |
| WU6-L1 | Snapdragon搭載 |
| WU7-K3 | 高性能/5G対応 |
| WU8-K3 | 2 in 1 PC |
これらの詳しい違いについては、下の記事にまとめていますので、こちらをご覧ください。
非常に軽くて疲れにくい
本製品は、1kgを大きく切る重さで、非常に軽い点が特徴です。
PCを外へ持って行くことがある社会人、大学生などは、移動するときに疲れにくいです。
なお、本製品のバッテリーは、31Whと63Whが選べます。質量差は、113gほどですが、バッテリー駆動時間が約2倍になります。
ACアダプターを持ち歩く前提なら31Whでも良いですが、個人的には63Whバッテリーを強くおすすめします。
タイピングもしやすい
本製品は、他のメーカーのノートパソコンなどと比べてキーボードが打ちやすい点も特徴です。
ビジネスパーソンや大学生など、資料を作ることが多い方におすすめです。
旧モデルよりLANポートが進化
旧モデル(LIFEBOOK WU2/J3)のLANポートは、カバーを開く必要がありましたが、新モデルでは直接LANケーブルを挿せるようになりました。
また、インターフェース自体はとても豊富で、ビジネスシーンや大学生活で、プロジェクターや外部モニターへ映像を映すときや、USBメモリへデータをコピーするときなど、困ることがありません。
旧モデルは販売終息?
なお、旧モデルと仕様がほとんど変わらないため、旧モデルもおすすめでしたが、執筆時点では、購入することができなくなっています(どの構成にしてもカートへ入れられない)。
ただ、たまに在庫復活するため、旧モデルのアウトレット品が登場していないか確認してみてもいいでしょう。アウトレット品のページはこちらです。
長めのバッテリー駆動時間
63Whのバッテリーを搭載し、バッテリー駆動時間も普通のノートPCと比べて長いです。
ただし、兄弟機種のFMV WU1-K1(およびFMV WU1-L1)と比較すると、バッテリー駆動時間は短くなります。
FMV WU2-K3でも、一般的なユーザーには十分なバッテリー駆動時間だと思いますが、「高めの負荷をかけても長いバッテリー駆動時間のPCがいい」、「2日間バッテリーで使いたい」などの要望があれば、FMV WU1-K1などのほうがいいでしょう。
懸念点
Core Ultra 5 125UのCPUの場合、処理性能はそれほど高くありません。動画編集などをするような場合は、やや性能不足です。ただ、資料作成などの日常使いであれば、このCPUでも何ら問題ありません。ストレスなく作業できると思います。
一方、Core Ultra 7 155Hであれば高い性能なので、動画編集やRAW現像などを行う場合は、こちらのCPUのほうがいいでしょう。ただし、性能を求める場合、このCPUよりも1つ世代の新しいCore Ultra 7 255Hを搭載したWU4-K3やWU7-K3のほうがおすすめです。実際に計測したベンチマークでも、こちらのほうが高い性能が出ていました。
また、スピーカーが正面側にあり、タイピングしていると、スピーカーの上に手がかぶさる形になるので、音がややこもってしまう点はデメリットです。
購入時の注意点
初期構成だと、メモリやSSD容量が少ないので、Core Ultra 5、16GBメモリ、約512GB SSD以上の構成に変更することをおすすめします。
また、ACアダプターが、標準で同梱されていません。USB-C給電ができるので、USB-C充電器を持っている方は不要ですが、持っていない方は、オプションで追加するのを忘れないようにしましょう。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
| 用途 | 快適度 | コメント |
| Web閲覧 Office作業 |
◎ | Web閲覧やOffice作業は快適に行えます。 |
|---|---|---|
| 動画鑑賞 | ◎ | ディスプレイの色域が広めなので、映像が綺麗です。スピーカー音は普通です。 |
| RAW現像 画像編集 |
○ | ディスプレイの色域が広めなので画像編集もできます。なお、この用途で使うなら、CPUはCore Ultra 7 155Hにしたほうがおすすめです。 |
| 動画編集 | ○ | Core Ultra 7 155HのCPUであれば、CPU内蔵グラフィックスの性能が高めなので、動画編集も割とできます。 |
| ゲーム | △~○ | Core Ultra 7 155HのCPUであれば、軽めのゲームならできますが、このCPUにしては思ったほど性能は出ないので、ゲームをするなら別機種のほうがいいと思います。 |
ディスプレイのチェック
FMV WU2-K3のディスプレイは、色域が広めで、視野角も広く、非光沢なので映り込みも少なく、フリッカーもなく、見やすいです。画面サイズは14型で、モバイルノートPCとしては大きめです。
詳細については、以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
当サイトで計測した色域は下表の通りです。比較的広めです。最大輝度は、当サイトの計測では378 cd/m2とやや高めでした。
| カバー率 | |
| sRGBカバー率 | 100% |
|---|---|
| DCI-P3カバー率 | 77% |
| Adobe RGBカバー率 | 76% |
ガンマ補正曲線を確認すると、赤と緑がやや強めに発色していますが、比較的自然な発色になっていると思います。
視野角は広いです。
非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。ギラつきは、ほとんど感じません。
PWM調光によるフリッカーはありませんでした。
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードは打ちやすいです。学生やビジネスパーソンなど、タイピングをよくする方におすすめです。
小さいアルファベットキーがなく、「Backspace」や「半角/全角」などのよく使うキーが逆に大きくなっており、狙ったキーを押しやすいです。
キーピッチは、横:約19mm(仕様)、縦:約18mm(実測)、キーストロークは約1.5mm(仕様)と十分な数値です。
キートップもやや湾曲しており、指がフィットしやすく、隣のキーを誤って押しにくいです。
さらに、矢印キーが少し下がっている部分も秀逸で、矢印キーを見なくても探しやすいです。
タッチパッドは小さめですが、クリックボタンが独立しており押しやすいです。
※画像をクリックすると拡大できます
パフォーマンスのチェック
FMV WU2-K3のパフォーマンスのチェックです。
CPU
CPUには、Core Ultra 5 125UまたはCore Ultra 7 155Hを搭載しています。
Core Ultra 5 125Uの場合、それほど性能は高くありません。ただし、資料作成、ウェブページの閲覧くらいの負荷なら、ストレスなく行えます。一般的なユーザーであれば、こちらのCPUで問題ないと思います。
Core Ultra 7 155Hの場合、性能は高くなります。ただ、旧機種で計測したときは、このCPUにしてはそこまで高い性能は出ていませんでした。兄弟機種のWU7-K3のほうが高い性能が出ていたので、性能重視の方はWU7-K3のほうがいいと思います。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックス性能を見てみます。
Core Ultra 5 125Uの場合は、普通の性能です。一般ユーザーはこちらで大丈夫です。
Core Ultra 7 155Hの場合は、性能が50%ほど上がります。グラフィックスに負荷のかかる動画編集などを行うなら、こちらのCPUのほうがいいでしょう。ただ、先ほども言いましたが、性能重視なら、より高性能のWU7-K3のほうがいいです。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージは速いです。
~ ストレージ性能の評価 ~
SDカードスロット
microSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。カメラユーザーは、フルサイズのSDカードスロットのほうが良かったと思うので、ここは残念です。
~ SDカードスロット性能 ~
質量のチェック
FMV WU2-K3の質量は、非常に軽いです。
ただ、構成によって、質量がやや変わってきます。
具体的には、バッテリーが2種類あり、63Whバッテリーのほうが、31Whバッテリーよりも113gほど重くなります。
また、Core Ultra 7を搭載すると、冷却ファンが2つになるので、16gほど重くなります。
また、シルバーホワイトやフロストグレーは、塗装の分、ピクトブラックより10gほど重くなります。
一番軽い構成だと約747gで、一番重い構成だと約886gとなりますが、一番重い構成でも、他のノートPCよりかなり軽いです。
今回は、63Whバッテリー、Core Ultra 5、ピクトブラックのモデルですが、当サイトによる実測値は以下の表の通りでした。この構成の場合、メーカー仕様値だと約860gでしたが、それよりも軽かったです。富士通は仕様値より実測値が重くなることはほぼないので安心です。
ACアダプターも軽いですが、標準では付属していません。オプションで追加購入するか、別途用意する必要があります。
| 質量 | |
| PC本体 | 834g |
| ACアダプター+電源ケーブル | 149g |
バッテリー駆動時間のチェック
FMV WU2-K3のバッテリー駆動時間のチェックです。
長いバッテリー駆動時間です。大学などへ持って行って、1日使う場合でもバッテリーがもつでしょう。
| 31Wh | 63Wh | |
| (1) JEITA3.0(アイドル時) | 約19.0時間 | 約35.0時間 |
| (2) JEITA3.0(動画再生時) | 約6.5時間 | 約13.5時間 |
| (3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | ー | 8時間27分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。
なお、今回は、Core Ultra 5 125Uを搭載しており、プロセッサー・ベース・パワー(PBP)は、15Wとなっています。
「バランス」モードの場合、PBP通りのCPU電力で推移しており、普通の性能が出ていることが分かります。このときのCPU温度も80℃前後なので問題ありません。
「最適なパフォーマンス」モードのときは22W前後で推移しており、このCPUにしては高いパフォーマンスが出ていることが分かります。CPU温度は80℃台後半で推移しており、やや高めですが問題ない範囲です。
静音性のチェック
FMV WU2-K3の動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時はほぼ無音です。他の状態も低めの動作音です。
| 騒音値 | |
| アイドル時 | 約20dB |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 約24dB |
| 中負荷時 [動画編集] | 約29dB |
| 高負荷時 [ゲーム] | 約30dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:FF14のゲームのベンチマーク実行時(標準品質(ノートPC)、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。
アイドル時や中負荷時は問題ありません。
高負荷時はキーボード中央部の温度が上がりますが、パームレスト部分の温度は変わらないため、作業をしていて不快感はありません。快適にタイピングできるでしょう。
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
全体的に低い消費電力です。
| 消費電力 | |
| アイドル時 | 5W |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 9W |
| 中負荷時 [動画編集] | 19W |
| 高負荷時 [ゲーム] | 25W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
FMV WU2-K3の外観のチェックです。
今回は「ピクトブラック」のカラーです。手触りはサラサラしており、マットな質感で、ブラック系のカラーの割には指紋も目立ちにくくなっています。

ロゴが小さいので、すっきりとしています。

ボディの高さは薄いです。
スピーカーの位置は正面側にあります。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。
ただ、スピーカーが正面側にあるので、両手をパームレストにのせていると、音がこもって聞こえる点はデメリットです。

フルHD画質のWebカメラを搭載しています。プライバシーシャッターも搭載しています。また、オプションでIRカメラ(顔認証)を付けることも可能です。

ポート類はご覧の通りです。USB-Cのポートが2つあり、いずれもPower DeliveryおよびDisplayPort Alt Modeに対応しています。なお、Core Ultra 5搭載時はUSB 3.2(最大20Gbps)ですが、Core Ultra 7搭載時はThunderbolt4(最大40Gbps)となります。

ヒンジは最大 約180度まで開くので、対面の人に画面を見せるときに便利です。
重量バランスもいいため、膝の上において、ヒンジを大きく開いても、奥側にひっくり返る心配もありません。

底面はご覧の通りです。

ACアダプターは、標準では同梱されていません。オプションで付ける必要があります。オプション品は、下図の通り非常に小型です。

まとめ
以上が、FMV WU2-K3のレビューでした。
非常に軽く、バッテリー駆動時間も長く、タイピングもしやすく、3拍子そろった理想的なモバイルノートです。
PCを持ち歩くことが多い大学生、外での打合せや商談が多いビジネスパーソンなどに適したノートPCです。
CPUがCore Ultra 5 125Uの場合、処理性能はそこまで高くありませんが、資料作成や、ブラウザでのAIツールの利用などの用途であれば、ストレスなくできるでしょう。
もし、動画編集など負荷の高い作業をするなら、CPUをCore Ultra 7 155Hにしてもいいですが、それならもっと性能の高いCore Ultra 7 255Hを搭載したWU7-K3やWU4-K3のほうがいいと思います。
残念な点としては、スピーカーが正面側にあるところです。タイピングをしていると腕でスピーカーを塞いで音がややこもります。
また、ACアダプターが標準では同梱されないのでご注意下さい。必要な方はオプションで追加しましょう。
PCをよく持ち運ぶ方に非常におすすめ
FMV WU2-K3

特徴
- 軽くて持ち運びしやすい
- タイピングがしやすく、資料作成などがはかどる
- バッテリー駆動時間が長い
こんなあなたに
- よくPCを持ち出す大学生・ビジネスパーソン
- FMV WUシリーズの中で、安いモデルが言い方
[お得]富士通パソコンで使えるクーポン
学生向けクーポン
学生であれば、こちらの富士通の学割サイトから購入するのがお得です。
一般向けクーポン
一般ユーザーの場合は、当サイト向けのクーポンを利用することで、通常よりも安く購入することが可能です。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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