FMV WU1-L1の実機レビュー - 約868gで長時間駆動。大学生や社会人におすすめな理由
| CPU | Core Ultra 5 226V Core Ultra 7 256V Core Ultra 7 258V |
|---|---|
| メモリ | 16GB / 32GB |
| ストレージ | 約256GB ~ 約2TB |
| 画面サイズ | 14型 16:10 |
| 画面種類 | 1920x1200 非光沢 |
| 質量 | 非タッチパネル:約868g タッチパネル:約908g |
| バッテリー | 64Wh |
| 価格 | 15万円台~ ※ |
※記事執筆時点でのクーポン利用時の価格
結論:大学生やビジネスパーソンに非常におすすめ
FMV WU1-L1は、約868gの軽量ボディと長いバッテリー駆動時間、タイピングがしやすいキーボードが特徴の14型モバイルノートPCです。
PCをよく持ち歩き、資料作成をする機会が多い大学生やビジネスパーソンに非常におすすめです。
これだけの軽量・ロングバッテリーを実現しながら、SSDを約256GBから約512GBへ変更した構成でも、約17万円台とコストパフォーマンスも優秀です。
この価格で標準3年保証が付く点も魅力です。学割ページ経由なら標準で4年保証です。
今回、実機を使って、性能、バッテリー駆動時間、キーボードの打ちやすさなどを詳しくレビューします。
今回は以下の構成でレビューをしています。レビュー機は、メーカーからの貸出機です。
レビュー機の構成
Core Ultra 5 226V、16GBメモリ、512GB SSD
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目次
お忙しい方は、「FMV WU1-L1の特徴」のみお読みください。
製品の特徴
他のFMV WUシリーズと比べてどうなの?
富士通のFMV WUシリーズは、下表のように、種類がたくさんあります。
この中で、今回レビューするWU1-L1は、Core Ultra 200Vシリーズの省電力CPUを搭載し、長いバッテリー駆動時間が特徴のノートPCです。
Core Ultra 200HシリーズのCPUを搭載したWU4-K3やWU7-K3よりは処理性能は落ちるものの、日常使いには十分な性能で、Core Ultra 200Hシリーズよりもロングバッテリーです。
また、価格も比較的安く、大学生にも非常におすすめです。
| 機種名 | 特徴 |
| WU1-L1 | ロングバッテリー&タッチ対応 |
|---|---|
| WU2-K3 | 標準モデル |
| WU3-K3 | タッチパネル対応 |
| WU4-K3【FMV Zero】 | 高性能 |
| WU5-K3【FMV Zero】 | 世界最軽量 |
| WU6-L1 | Snapdragon搭載 |
| WU7-K3 | 高性能/5G対応 |
| WU8-K3 | 2 in 1 PC |
なお、これらの詳しい違いについては、下の記事にまとめていますので、こちらをご覧ください。
長いバッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間が長いと書きましたが、どの程度長いのでしょう?
下のグラフは、当サイトにて計測したことのあるFMV WUシリーズのバッテリー駆動時間です。
FMV WU1-L1は、他のモデルより、バッテリー駆動時間が非常に長いことが分かります。
実際の作業に近い負荷をかけてバッテリー駆動時間を計測していますが、このくらいバッテリーがもてば、ACアダプターを持ち歩かなくても、一日中使えると思います。
また、FMV WU1-L1は、タッチパネルなし液晶のモデルも選べますが、その場合、もっとバッテリー駆動時間が伸びるはずです。
非常に軽いボディ
本製品は、ボディも非常に軽いです。
タッチパネルなし液晶搭載時の質量が約868g、タッチパネル付液晶搭載時の質量が約908gとなっています。これだけ軽いと、持ち歩くのも苦ではありません。
大学生は教科書などで荷物が重くなりがちです。そのため、ノートPCはできるだけ軽いモデルを選びたいところです。本製品はそうした用途にぴったりです。
長いバッテリー駆動時間と軽さを両立した、非常に優秀なノートPCです。
タッチパネル液晶も選べる
本製品は、タッチパネルの液晶を選択することができます。
スマホやタブレットのように直観的に触って操作できるので、初心者でも使いやすいです。
ただ、タッチパネル液晶にすると、+11,000円必要です。また、バッテリー駆動時間が短くなります。そのため、個人的にはタッチパネルは、あまり必要ないと思います。
タイピングもしやすい
本製品は、指の力に合わせてキーの重さを変えた「2段階押下圧」キーボードを採用し、また、主要なキーで小さいものが無く、キーボードが打ちやすい点も特徴です。
実際に打ってみると、全体的にやや軽い(力が必要ない)感じがあり、強い反発のあるキーを好む人向きではありませんが、少ない力で打つことができます。また、小さいキーがないおかげで、タイプミスが少ないです。
大学生やビジネスパーソンなど、資料を作ることが多い方におすすめです。
ポートが豊富
ポートの種類が多い点も、本製品のメリットです。
HDMIポートがあるのでプロジェクターへの投影もできます。
LANポートもあるので、無線LANを禁止している会社でも、有線LANでネットワークに接続することができます。
懸念点・注意点
初期構成だと、SSD容量が約256GBと少ないので、約512GB SSD以上の構成に変更することをおすすめします。
さらに、ACアダプターが、標準で同梱されていません。USB-C給電ができるので、USB-C充電器を既に持っている方は不要ですが、持っていない方は、オプションで追加するのを忘れないようにしましょう。
また、スピーカーが手前側に配置されているため、タイピング中の手の位置によっては音が遮られ、ややこもって聞こえる場合があります。
各用途の快適度
各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
| 用途 | 快適度 | コメント |
| Web閲覧 Office作業 |
◎ | Web閲覧やOffice作業は快適に行えます。 |
|---|---|---|
| 動画鑑賞 | ◎ | ディスプレイの色域が広めなので、映像が綺麗です。スピーカー音は普通です。 |
| RAW現像 画像編集 |
○ | ディスプレイの色域が広めなので画像編集もできます。ただ、CPU性能はそこまで速いわけではないので、遅く感じる処理もあると思います。なお、この用途で使うなら、できればCore Ultra 7のCPUがいいです。 |
| 動画編集 | ○ | CPU性能はそこまで高くありませんが、グラフィックス性能は高めなので、動画編集も割とできます。ただ、可能であれば32GBメモリがおすすめです。 |
| ゲーム | △~○ | CPU性能はそこまで高くありませんが、グラフィックス性能は高めなので、軽いゲームであれば、できるものもあります。ただし、ゲームをしたいなら、Core Ultra 7 258Vがおすすめです。 |
ディスプレイのチェック
FMV WU1-L1のディスプレイは、色域が広めで、視野角も広く、非光沢なので映り込みも少なく、資料作成などがしやすいです。
また、タッチパネル液晶とタッチパネルなし液晶があり、今回は前者です。
詳細については、以下のタブをクリックしてご覧ください。
- 色域・輝度
- RGB
発色特性 - 視野角
- 映り込み・
ギラつき - フリッカー
当サイトで計測した色域は下表の通りで、比較的広めです。最大輝度は、当サイトの計測では386 cd/m2とやや高めでした。
| カバー率 | |
| sRGBカバー率 | 97% |
|---|---|
| DCI-P3カバー率 | 76% |
| Adobe RGBカバー率 | 74% |
ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も揃っており、比較的自然な発色になっていると思います。
視野角は広いです。
非光沢液晶であるため、画面への映り込みは低減されています。ギラつきは、ほとんど感じません。
PWM調光によるフリッカーはありませんでした。
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードは打ちやすいです。学生やビジネスパーソンなど、タイピングをよくする方におすすめです。
小さいアルファベットキーがなく、「Backspace」や「半角/全角」などのよく使うキーが逆に大きくなっており、狙ったキーを押しやすいです。
キーピッチは、横:約19mm(仕様)、縦:約18mm(実測)、キーストロークは約1.5mm(仕様)と十分な数値です。
キートップもやや湾曲しており、指がフィットしやすく、隣のキーを誤って押しにくいです。
さらに、矢印キーが少し下がっている部分も秀逸で、矢印キーを見なくても探しやすいです。
タッチパッドは小さめですが、クリックボタンが独立しており押しやすいです。
※画像をクリックすると拡大できます
パフォーマンスのチェック
FMV WU1-L1のパフォーマンスのチェックです。
CPU
CPUには、Lunar Lakeことインテル Core Ultra 200Vシリーズを搭載しています。
今回、Core Ultra 5 226Vを搭載していますが、CPU性能は普通です。高い性能ではありませんが、ウェブページの閲覧、Officeソフトでの資料作成、クラウドベースのAIへの質問くらいの負荷なら、ストレスなく行えます。
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。
グラフィックス
グラフィックス性能を見てみます。
今回、Core Ultra 5 226Vを搭載していますが、CPU内蔵グラフィックスとしては、性能は高めです。動画編集のようなグラフィックスに負荷のかかる作業もできます。
Core Ultra 7 258Vや256Vにすれば、さらに性能が上がります。
~ グラフィックス性能の評価 ~
:レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ストレージ
ストレージは速いです。
~ ストレージ性能の評価 ~
SDカードスロット
microSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は速いです。
~ SDカードスロット性能 ~
質量のチェック
仕様では、タッチパネルなし液晶モデルが約868g、タッチパネル液晶モデルが約908gとなっています。
今回、タッチパネル付液晶ですが、当サイトでの実測値は下の通りで、非常に軽いです。
| タッチパネル付 | |
| PC本体 | 887g |
| ACアダプター+電源ケーブル | 149g |
バッテリー駆動時間のチェック
FMV WU1-L1のバッテリー駆動時間も非常に長いです。
今回、タッチパネル付液晶を搭載していますが、非タッチパネルのモデルなら、バッテリー駆動時間は、もっと長くなると思います。
| タッチパネルなし | タッチパネル付 | |
| (1) JEITA3.0(アイドル時) | 約36.0時間 | 約34.0時間 |
| (2) JEITA3.0(動画再生時) | 約15.5時間 | 約14.5時間 |
| (3) 動画編集ソフトでプレビュー再生 | ー | 10時間59分 |
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生させたとき。画面輝度は約120cd/m2
パーツの温度のチェック
Prime95実行時のCPU温度
Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。
なお、今回は、Core Ultra 5 226Vを搭載しており、プロセッサー・ベース・パワー(PBP)は17W、最大ターボパワーは37Wとなっています。
「バランス」モードの場合、初動を除くと17W前後のCPU電力で推移しており、PBPとほぼ同じ数値です。標準的なパフォーマンスが出ていることが分かります。このときのCPU温度は70℃台なので問題ありません。
「最適なパフォーマンス」モードのときは28W前後で推移しており、このCPUにしては高いパフォーマンスが出ていることが分かります。CPU温度は90℃台前半で推移しており、やや高めです。
基本的には「バランス」モードで動かし、どうしても処理を速くしたいときに「最適なパフォーマンス」にするといいでしょう。
静音性のチェック
FMV WU1-L1の動作音(静音性)のチェック結果です。
アイドル時はほぼ無音です。他の状態も低めの動作音です。図書館や新幹線など、静かな場所でも使いやすいです。
| 騒音値 | |
| アイドル時 | 約20dB |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 約23dB |
| 中負荷時 [動画編集] | 約26dB |
| 高負荷時 [ゲーム] | 約33dB |
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
アイドル時:アイドル時
低負荷時:1080pのYouTube動画再生時
中負荷時:Premiere Proで、編集中の1080pの動画をプレビュー再生した時
高負荷時:FF14のゲームのベンチマーク実行時(標準品質(ノートPC)、1920x1080、ウィンドウ)
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。
アイドル時や中負荷時は問題ありません。
高負荷時はキーボード中央部や排気口あたりの温度が上がりますが、パームレスト部分の温度は変わらないため、作業をしていて不快感はありません。快適にタイピングできるでしょう。
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。
全体的に低い消費電力です。
| 消費電力 | |
| アイドル時 | 4W |
|---|---|
| 低負荷時 [YouTube再生] | 11W |
| 中負荷時 [動画編集] | 13W |
| 高負荷時 [ゲーム] | 27W |
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています
外観のチェック
FMV WU1-L1の外観のチェックです。
今回は「ピクトブラック」のカラーです。手触りはサラサラしており、マットな質感です。

ロゴが小さいので、すっきりとしています。

ボディの高さは薄いです。
スピーカーの位置は正面側にあります。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。タイピングしていると、腕がスピーカーの上あたりを覆うため、やや音がこもります。

フロントカメラは約207万画素で、Windows Helloに対応。カメラを物理的に隠すシャッターも付いています。

ポート類はご覧の通り豊富です。
USB-CポートはThunderbolt4で、Power Delivery、DisplayPort Alt Modeに対応しています。
また、LANポートも搭載されています。ただし、ケーブルを挿す際は、カバーを開いて使う必要があります。

ヒンジは約180度回転するので、対面の人などに画面を見せやすいです。

底面はご覧の通りです。

PC内部はご覧のようになっています。メモリはCPUに統合されています。CPU冷却ファンは2つで、十分な冷却性能です。

SSDは、Type 2280のものを搭載しています。

ACアダプターは、標準では同梱されていません。オプションで付ける必要があります。オプション品は、下図の通り非常に小型です。

まとめ
以上が、FMV WU1-L1のレビューでした。
ボディが軽くて、バッテリー駆動時間も長く、頻繁にノートパソコンを持ち歩く大学生やビジネスパーソンに、非常におすすめの製品です。
Core Ultra 5 226V、16GBメモリ、512GB SSDといった標準的な構成でも、17万円台とそこまで高くなく、コスパも高いです(256GB SSDの場合は15万円台)。
標準で3年の保証、学割ページ経由なら4年の保証が付いてくるのも嬉しいです。
さらに、タイピングもしやすいので、資料作成が多い方にもおすすめです。
CPU性能は普通ですが、グラフィックス性能が高いので、動画編集なども割とできます。
注意点としては、初期構成だと、SSD容量が約256GBと少ない点です。約512GB SSD以上の構成に変更することをおすすめします。
また、ACアダプターが標準では同梱されないのでご注意下さい。必要な方はオプションで追加しましょう。
大学生やビジネスパーソンに非常におすすめ
FMV WU1-L1

特徴
- 長いバッテリー駆動時間
- 非常に軽い質量
- タイピングしやすいキーボード
こんなあなたに
- 大学生
- PCを持ち歩くことが多いビジネスパーソン
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一般向けクーポン
一般ユーザーの場合は、当サイト向けのクーポンを利用することで、通常よりも安く購入することが可能です。

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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