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dynabook初となる14型モバイルノートPCで、1kgを切る軽さのdynabook RJ74を発表

CPU | Core i5-1240P Core i5-1250P Core i7-1260P Core i7-1270P |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | 256GB / 512GB PCIe SSD |
液晶サイズ | 14.0インチ |
液晶種類 | 1920x1200 広視野角 非光沢 |
質量 | 1kg以下 |
バッテリー | 約18時間 予定 (48.7Wh) |
価格[税込] | ー |
dynabookから、1kgを切る軽さが特徴的な、法人向けの14型モバイルノートPCが発表されました。
第12世代Core Pシリーズプロセッサーを搭載し、処理性能と、省電力性能のバランスが良く、テレワークでもオフィスワークでも快適に作業ができます。
また、画面比16:10の液晶は、色域も広めで、幅広い作業を効率よく行えそうです。
全体的なバランスがよく、仕事にも使いやすそうですが、LTEには対応していません。
製品の特徴
1kgを切る軽さの14型ビジネスノート
dynabook RJ74は、時代を反映した新しい働き方、ハイブリッドワーク(テレワークとオフィスワークの組み合わせ)に適した、14型のモバイルノートPCです。
14型の薄型モバイルノートPCというのは、dynabook初となります。しかも、モバイルノートとしては大きめの14型のサイズで、1kgを切る軽さです。
14型で軽い機種としては、下表のような機種がありますが、この中にdynabookのノートPCが選択肢として加わるのは嬉しいです。
ただし、下表に載せている機種では、半数以上がLTEに対応していますが、dynabook RJ74はLTEには非対応です。外出先などで、ネットを使用する場合でも、スマホのテザリングなどでの対応で事足りるという方に適していると思います。
製品名 | 質量 | LTE | |
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VAIO Z | 約982g~ | 対応 |
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マウス DAIV 4P | 約985g | 非対応 |
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ASUS ZenBook 14 Ultralight | 約995g | 非対応 |
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VAIO SX14 | 約999g~ | 対応 |
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パナソニック レッツノート LV | 約999g~ | 対応 |
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ASUS ExpertBook B9 | 約1.005kg | 非対応 |
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ThinkPad X1 Carbon | 約1.13kg~ | 対応 |
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ThinkPad T14s Gen 2 | 約1.28kg~ | 対応 |
第12世代Core Pシリーズを搭載
dynabook RJ74は、インテルの最新CPUである、第12世代Core Pシリーズプロセッサーを搭載しています。下表にある4つのCPUから選択することができます。
法人向けということで、いずれのCPUも、PC管理機能が備わったvPro対応です。ただし、Core i7-1260Pと、Core i5-1240Pは、EnterpriseではなくEssentialsとなっており、vProの全ての機能が使えるわけではなく、基本的なPCの管理機能とセキュリティ機能のみを備えています。
Pコアと、Eコアを備えた第12世代Coreにより、快適に使える処理性能と、バッテリー駆動でもしっかり使える省電力性能により、モバイルノートPCとしてバランスが良く、使いやすい機種となっているようです。
i7-1270P | i7-1260P | i5-1250P | i5-1240P | |
Pコア | 4 | |||
Eコア | 8 | |||
Pコア定格クロック | 2.2GHz | 2.1GHz | 1.7GHz | |
Pコア最大クロック | 4.8GHz | 4.7GHz | 4.4GHz | |
L3キャッシュ | 18MB | 12MB | ||
GPU最大クロック | 1.4GHz | 1.3GHz | ||
GPU実行ユニット | 96 | 80 | ||
Base Power(PL1) | 28W | |||
Max Turbo Power(PL2) | 64W | |||
vPro | Enterprise | Essentials | Enterprise | Essentials |
作業がしやすい画面比16:10の液晶
dynabook RJ74は、画面比16:10(解像度:1920x1200)の14型液晶を搭載しています。コンパクト化のために、左右上下のベゼル幅が狭くなっており、すっきりしたイメージです。
FHD液晶よりも縦方向の表示領域が少し広くなり、Officeソフトなどを使った作業も少ししやすくなります。100% sRGBクラスと色域も広めなので、sRGBで調整されたものであれば、ウェブページなどを比較的正確な色で表示できるのもメリットです。ちょっとした画像の編集などにもちょうどいいです。
また、ブルーライトを低減する、Eyesafe認定ディスプレイとなっており、長時間の作業でも目が疲れにくいです。

なお、液晶面は180度開き、フラットになるので、対面する相手に資料を見せるような、ビジネスシーンでも使いやすいです。

メモリはLPDDR5-4800
dynabook RJ74は、LPDDR5-4800メモリを搭載しています。
第12世代Coreから対応可能となった新しい仕様のメモリです。従来のDDR4メモリよりが速度アップしており、第12世代Coreのメリットを引き出せる構成となっているのは嬉しいです。
キーボード・タッチパッド
dynabook RJ74は、下の画像のようなキーボードを搭載しています。
標準的な配置ですが、「半/全」キーや、Enterキーの隣のキーなどのサイズがやや小さいようです。
タッチパッドはサイズが大きいです。仮想デスクトップの切り替えなど、4本指のジェスチャー操作もしやすくなっています。

堅牢性の高いマグネシウム合金ボディ
dynabook RJ74は、ボディ素材にマグネシウム合金を採用し、軽さと、堅牢性を両立しています。
ボディカラーは、ダークテックブルーです。ビジネスだけでなく、様々なシーンにフィットしやすいカラーだと思います。

インターフェースやセキュリティ機能など
インターフェースは、USB3.2 x2、USB-C x2(Thunderbolt 4対応)、HDMI、LAN、microSDカードリーダーを備えています。スリムタイプの筐体ですが、LANポートも備えており、実用的なインターフェイス構成となっています。

セキュリティ機能としては、顔認証センサー、指紋認証センサー(電源ボタンに統合)の両方を搭載することができます。
製品情報
dynabook RJ74は、今春発売予定です。下記のdynabook公式サイトで詳細を確認することができます。
dynabook公式サイトはこちら

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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