レノボ ThinkPad X1 Carbon Gen 9(2021年モデル)の特徴

更新日:2021年1月13日
CPU 最大 第11世代Core i7 vPro
メモリ 最大32GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 14.0インチ
液晶種類 FHD+ 非光沢 タッチ PG
FHD+ 非光沢 タッチ
FHD+ 非光沢 省電力
UHD+ 省電力
※全てIPS液晶
※PG:Privacy Guard
質量 約1.13kg~
バッテリー 最大約15時間(57Wh)
WWAN 5G / 4G
価格[税別] 未発売
16:10の液晶を搭載した人気モバイルノート

ThinkPad X1 Carbon Gen 9は、リデザインされ、メジャーアップデートが施された、人気の高い14型モバイルノートPCです。

最大の進化は、従来機種よりも縦方向の表示領域が増えた、16:10の液晶を搭載し、より作業がしやすくなった点です。さらに、5G対応、バッテリー容量のアップなどの変化を遂げながらも、本体サイズや、質量は従来機種から大きく変化していないのもポイントです。

14型のモバイルノートPCの先頭を走り続ける機種の最新バージョンということで、日本での発表と発売も待ち遠しいです。

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ThinkPad X1 Carbon Gen 9の特徴

リデザインされて16:10の液晶を搭載

ThinkPad X1 Carbon Gen 9は、従来モデルのThinkPad X1 Carbon Gen 8からリデザインされ、新ボディとなった、人気の14型モバイルノートPCです。

目立つ特徴の一つは、最近のノートPCの流れに沿った、アスペクト比16:10の液晶を搭載していることです。例えば、従来モデルのフルHD液晶は、アスペクト比が16:9、解像度が1920x1080でしたが、ThinkPad X1 Carbon Gen 9では、解像度が1920x1200となり、縦方向の表示領域が少し広くなっています。

アスペクト比16:10の液晶を搭載

 

見やすい広色域液晶を搭載

ThinkPad X1 Carbon Gen 9は、下に示す4種類から搭載する液晶を選択できます。

ThinkPad X1 Carbon Gen 9で選択できるディスプレイ

(1) FHD+ IPS 非光沢, タッチ, PrivacyGuard, 500nit, 100% sRGB

(2) FHD+ IPS 非光沢, タッチ, 400nit, 100% sRGB, ブルーライト低減

(3) FHD+ IPS 非光沢, 省電力, 400nit, 100% sRGB, ブルーライト低減

(4) UHD+ IPS, HDR400 with Dolby Vision, DCI-P3 100%, 500nit, ブルーライト低減

※FHD+:1920x1200  UHD+:3840x2400

FHD+液晶は、どの液晶を選択しても100% sRGBの広色域液晶となっています。UHD+液晶であれば、DCI-P3 100%と、さらに色域が広くなり、Dolby Visionに対応したより鮮やかな表示が可能となります。

UHD+液晶はDolby Vision対応

 

また、ThinkPad X1 Carbon Gen 9からの特徴として、TÜV Rheinland認証のブルーライト低減に対応した液晶も選択できるようになり、目にもやさしくなっています。

鮮やかで、輝度も高く、見やすい液晶を搭載しているのは、ビジネス用途でも、パーソナル用途でも嬉しい特徴です。

なお、一般的には、(3)の省電力液晶がもっともおすすめです。

 

5G対応

ThinkPad X1 Carbon Gen 9は、4G LTEに加えて、5Gにも対応可能となりました。5GはLTE CAT20対応、4GはLTE CAT12対応となります。

5G / 4G 対応を選択することで、場所を問わず、ネットに常時接続されたノートPCとして、スマホライクな使い方も可能です。

なお、4Gは2021年春頃、5Gは2021年5月ごろから選択可能となる予定のようです。

 

デュアルファン・リアベントでしっかり冷却

ThinkPad X1 Carbon Gen 9は、デュアルファンと、リアベント(後方排気)により、エアフローに改良が施されています。しっかりとした冷却性能を備えることで、パフォーマンスを十分に引き出すことができそうです。

デュアルファン・リアベント

 

また、このリアベントが関係しているのかもしれませんが、ヒンジ機構が、これまでの2点ヒンジから、新しいone-barヒンジへと変化しています。

one-barヒンジ

 

Thunderbolt 4対応USB-Cを2ポート搭載

ThinkPad X1 Carbon Gen 9のインターフェイスは、下の画像のとおりです。

USB3.2 x2、USB-C(Thunderbolt 4、DisplayPort、Power Delivery対応)、HDMIを備えています。

宅内や社内で使用するときは、USB-Cドックや、ThinkPad Thunderbolt 4ドックを使用すると、外部ディスプレイや外付けマウス、電源などをUSB-Cケーブル1本で脱着できるので、便利です。

なお、お気付きかもしれませんが、従来機種にあった、有線LAN接続用のドングルを挿す場所がなくなっています。また、メカニカルドッキングステーションに固定するための形状ではなくなりました。仕様表を確認してみましたが、サポートされているドックとしても、メカニカルドッキングステーションが挙げられていませんでした。

インターフェイス

 

ゼロタッチログインも可能

ThinkPad X1 Carbon Gen 9の人感センサー付きIRカメラを搭載したモデルであれば、ゼロタッチログインが可能です。これは、ノートPCを使用中にいったん席を外し、戻ってきたときに、人感センサーにより、使用を再開する人を検出し、IRカメラを使用したWindows Helloの顔認証によりWindowsへログインする、という動作をPCに触れることなく、ゼロタッチで行うことができる機能です。

離席時でもPCのセキュリティを守りつつ、シームレスに使用を再開できるので、便利な機能だと思います。

 

電源ボタンに指紋センサーを統合

ThinkPad X1 Carbon Gen 9では、指紋センサーが電源ボタンに統合されています。

従来機種までは、タッチパッドの右側に指紋センサーが配置されていましたが、指紋センサーと電源ボタンが1つになることで、電源ONと指紋認証を1ステップで済ませることができます。

 

従来モデルとの比較

従来モデルのThinkPad X1 Carbon Gen 8との違いは、気になる点だと思います。

下表では、新旧モデルの比較を行っています。

現行モデルとの比較
  [本機器]
ThinkPad X1 Carbon Gen 9
[現行機種]
ThinkPad X1 Carbon Gen 8
CPU 最大 第11世代Core i7 vPro 最大 第10世代Core i7-10610U
メモリ 最大 32GB 最大 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶種類 14型 FHD+ / UHD+ 14型 FHD / WQHD / UHD
質量 約1.13kg~ 約1.09kg~
サイズ[mm] [幅] 314.5
[奥行] 221.6
[高さ] 14.9
[幅] 323
[奥行] 217
[高さ] 14.95~
バッテリー 57Wh 51Wh
WWAN 5G / 4G 4G

 

最大メモリ容量がアップ

ThinkPad X1 Carbon Gen 9では、メモリ容量が最大32GBにアップしています。実際に32GBメモリが必要な方は多くはないかもしれませんが、最大メモリ容量がアップし、活用できるフィールドが広がるのは歓迎です。

なお、メモリの形式はLPDDR4xとなっているので、従来モデルと同じく、オンボードメモリだと思われます。

 

わずかに重くなった質量

質量は、従来機種の約1.09kg~から、約1.13kg~となりました。わずかに重くなりましたが、実際の使用においては、ほとんど気付くこともないレベルだと思います。

なお、軽さを追求するのであれば、ThinkPad X1 Nanoもおすすめです。

 

フットプリントはほぼ変化なし

従来モデルと比較して、幅は短くなり、奥行きは少し長くなりました。

なお、フットプリントは、従来モデルが700.91平方センチなのに対して、新モデルは696.93平方センチとなっており、ほとんど変化していません。ボディの面積をほとんど変えることなく、液晶のアスペクト比が16:10になり、縦方向の表示面積が増えているということなので、頑張っていると思います。

 

バッテリー容量がアップ

ThinkPad X1 Carbon Gen 9では、バッテリー容量が57Whへとアップしています。14型のモバイルノートPCとしては、かなり大きめの容量です。

仕様値として公表されているMobileMark 2018のベンチマークテストでは、従来モデルのThinkPad X1 Carbon Gen 8が最大約13.8時間の駆動時間(参考)であるのに対して、ThinkPad X1 Carbon Gen 9では最大約15時間となっています。

外出先での丸一日の使用にも耐える、ロングバッテリー駆動が可能です。

 

その他の特徴

ThinkPad X1 Carbon Gen 9は、従来機種と同様、液晶面を180度開き、フラットにすることができます。

パームレストの右端には、「ThinkPad X1」のロゴが配置されています。従来機種よりも、少し主張のあるデザインとなりました。

また、タッチパッドの横幅が広くなっています。

フラットになるボディ

 

ボディの基本的なデザインは、変化していません。ThinkPadシリーズらしいブラックカラーです。

なお、天板には通常のブラックタイプと、UHD+液晶搭載時に選択できるカーボン柄があります。

ブラックの天板
カーボン柄の天板(UHD+液晶搭載時に選択可能)

 

動画

以下はレノボが公開しているThinkPad X1 Carbon Gen 9の紹介動画です。製品の特徴が簡単に紹介されています。

 

モデルチェンジしてより使いやすくなった人気の14型モバイルノートPC

ThinkPad X1 Carbon Gen 9

特徴

  • 16:10の広色域液晶を搭載
  • 5G / 4Gに対応
  • タイピングしやすいキーボード 
  • 大容量バッテリーを搭載

こんなあなたに

  • 作業がしやすいモバイルノートPCが欲しい方
  • ビジネスにも安心して使えるノートPCが欲しい方
  • 価格未発売
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