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VAIO Z (2022年モデル)がマイナーバージョンアップし、Core i7-11390Hを搭載
CPU | Core i7-11390H |
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メモリ | 16GB / 32GB LPDDR4X |
ストレージ | 最大2TB PCIe Gen4 SSD |
液晶サイズ | 14.0インチ |
液晶種類 | FHD 非光沢 4K HDR 非光沢 |
質量 | FHD : 約982~1013g 4K : 約1028~1065g |
バッテリー | FHD : 約34.0時間 4K : 約17.0時間 |
WWAN | 5G |
価格[税込] | 31万円台~ |
VAIOから、フラグシップモバイルノートPCである、VAIO Zの新モデルが発売されました。
フルカーボンボディで、最小重量が約982gと、1キロを切る軽さが特徴的な14型ノートPCです。しかも、第11世代Core i7-11390Hを搭載し、モバイルノートPCとしては抜群のパフォーマンスを備えており、5G対応も選択できます。
前モデルから性能・機能をアップさせた、マイナーアップバージョンとなるので、前モデルとの差異も簡単に紹介しています。
なお、前モデルからの変化はそれほど大きくありません。前モデルも販売されており、価格が少し安くなっているので、比較してみて、前モデルを購入するというものいいと思います。
製品の特徴
982g~と軽いのにハイパフォーマンス
VAIO Z (2022年モデル)は、約982g~という軽さと、TDP35WのインテルCore Hシリーズプロセッサー搭載による高めのパフォーマンスが特徴的な14型モバイルノートPCです。
VAIOシリーズのモバイルノートPCの中でも、フラグシップ機に位置づけられている機種で、外に持ち出しやすく、なおかつ、快適に作業ができます。
VAIO Z (2022年モデル)は、前モデル(2021年2月発売)からのマイナーチェンジとなるモデルで、旧モデルとの機能・性能面での主な違いは以下のような点です。なお、旧モデルは当サイトで実機レビューを公開しています。多くの部分で共通しているので、こちらもご確認ください。
CPUがCore i7-11390Hに
旧モデルの搭載するCPUは、Core i5-11300H、Core i7-11370H、Core i7-11375Hでしたが、VAIO Z (2022年モデル)では、CPUにCore i7-11390Hを搭載しています。
Core i7-11370H(動作周波数3.3GHz、最大4.80GHz)、Core i7-11375H(動作周波数3.3GHz、最大5.00GHz)、Core i7-11390H(動作周波数3.4GHz、最大5.00GHz)はどれも同じ第11世代Core Hシリーズの4コア/8スレッドCPUで、パフォーマンスに大きな差があるわけではありません。それでも、Core i7-11390Hは動作周波数が少しアップしているので、その分の処理性能の向上が期待できそうです。
ただし、実際の使用において、驚くほどの大きな変化ではないと思います。
AIノイズキャンセリング機能を搭載
VAIO Z (2022年モデル)では、AIを使用したノイズキャンセリング機能を搭載しています。生活音や雑音などをカットし、オンライン会議等をより快適に行えるようになっているようです。
筐体・キーボードのカスタマイズの幅が広がった
VAIO Z (2022年モデル)は、前モデルと同じ、デザイン性の高い、フルカーボンボディも大きな特徴となっています。
下の画像のようなブラックカラー、日本語配列キーボードが、最も標準的な構成です。
キーボードには、下の画像のような、日本語配列(かな文字なし)や、英語配列キーボードなども選択できます。
加えて、これまでSIGNATURE EDITIONというスペシャルエディションでしか選択できなかった、シグネチャーブラックや、日本語配列(隠し刻印)キーボードも選択できるようになりました。
シグネチャーブラックは、カーボン繊維の目をあえて残して、カーボンボディらしさを楽しむことができます。
隠し刻印キーボードは、見た目がかっこよく、大人な雰囲気です。バックライトをつけると、隠し刻印を光らせることができ、薄暗い場所でもタイピングはしやすいです。
広色域の4K液晶も選択可能
前モデルと共通の特徴ですが、VAIO Z (2022年モデル)は、標準的なFHD液晶に加えて、4K液晶も選択できます。
FHD液晶が約1,677万色の表示色なのに対して、4K液晶は約10億6,433万色(10ビット)の色表示が可能となっています。前モデルの4K液晶はDCI-P3カバー率99.8%と色域が広かったので、VAIO Z (2022年モデル)でも、4K液晶は同じく広色域で、クリエイティブな作業にも使用しやすいと思います。
5Gも選択できる
これも前モデルと同じ部分ですが、VAIO Z (2022年モデル)では、5G対応を選択することができます。
最近は、エリアも広がってきたため、5Gでの高速通信のメリットを活かした使い方もできそうです。
勝色特別仕様もあり
VAIO Zには、数量限定の勝色特別仕様というプレミアムエディションもあります。
特別な一台が欲しい方は、こちらを検討してもいいと思います。
インターフェースは少なめ
VAIO Z (2022年モデル)のインターフェイス構成も、前モデルと同じです。
USB-C(Thunderbolt 4、Power Delivery、DisplayPort対応)x2、HDMIのみとなっており、インターフェイスの数と種類は少ないです。
セキュリティ機能としては、電源ボタンに統合された指紋センサーと、IRカメラを搭載しており、Windows Helloの指紋認証、顔認証を使用できます。
購入先
VAIO公式 オンラインストアでは、VAIO Z (2022年モデル)に最長4年の保証サービスを付けて購入することができるので、おすすめです。
購入はこちら(VAIO STORE)
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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