dynabook PZ/HUの実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-1195G7
Core i5-1155G7
Core i3-1115G4
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ SSD / SSD + HDD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 広視野角 非光沢
質量 約1.69kg~1.94kg
バッテリー 約10.0時間
価格[税込] 7万円台~
国内有名メーカーPCが7万円台~

dynabook PZ/HUは、国内で知名度抜群のdynabookブランドで、7万円台から購入できるコスパの高い機種です。

安いですが、色域広めの液晶を搭載し、色鮮やかな表示ができるので、見やすく、趣味での写真編集など多目的に使えます。

また、電子マニュアルが付いており、サポートも充実しているので、初心者の方にもおすすめです。

デザインはイマイチですが、そこにこだわらないのであれば、一般ユーザーにとてもおすすめの機種です。

公式サイトはこちら

※一般価格と会員価格が全然異なるため、価格を確認するときは、SHARPのココロメンバーの会員になってから確認するといいでしょう。なお、会員には無料でなれます。

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は、次の構成でレビューを行っています。

レビュー機の構成

Core i5-1155G7、8GBメモリ (4GB x2)、256GB PCIe SSD

 

このページをご覧の方だけに

当サイト経由で以下のDynabookシークレットサイトへアクセスすると、最大1,100円OFFで購入できます。Dynabook製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。

 

目次

お忙しい方は、「dynabook PZ/HUの特徴」のみお読みください。

 

dynabook PZ/HUの特徴

レノボやHPにも対抗できる価格が魅力的

dynabook PZ/HUは、国内で知名度抜群のメーカーであるDynabook(旧TOSHIBA)のノートPCです。特に、パソコンを購入するなら国内有名メーカーがいい!でも価格は安い方がいい!という方におすすめの機種です。

一般的に、富士通やNEC、そしてDynabookなどの国内有名メーカーのノートPCは、価格が高めというイメージがあるかもしれませんが、dynabook PZ/HUは価格も安いです。例えば、第11世代Core i5-1155G7、8GBメモリ、256GB SSD、見やすいFHD液晶を搭載し、8万円台で購入できます。⇒2022年5月1日追記:値下がりして、7万円台で購入できるようになりました。

使いやすい構成でも8万円台!

 

試しに、国内有名メーカーである富士通とNECの15.6型ノートPCと簡単に比較してみました。

dynabook PZ/HUは、光学ドライブは搭載していないものの、同等かそれ以上のスペック構成でありながら、価格が非常に安いです。

国内有名メーカーの富士通、NECとの比較
  dynabook PZ/HU 富士通
LIFEBOOK WA3/F3
NEC
LAVIE Direct N15
画像
CPU Core i5-1155G7 Core i3-1115G4 Core i5-1135G7
メモリ 8GB
ストレージ 256GB SSD
光学ドライブ なし あり あり
価格[税込] 82,280円 122,779円 144,980円
レビュー レビュー
スペックをできるだけ合わせて価格を比較
価格はクーポン適用後(2021年12月22日時点)

 

価格が安く人気の高い海外メーカーの同等スペックのPCとも比較してみました。

こちらは、512GB SSDで統一して比べていますが、CPUに上位のCore i5-1155G7を搭載し、液晶の質も上なので、コスパの高さでも負けていないと思います。

海外メーカーのレノボ、HPとの比較
  dynabook PZ/HU レノボ
IdeaPad Slim 550i
HP
Pavilion 15-eg
画像
CPU Core i5-1155G7 Core i5-1135G7 Core i5-1135G7
メモリ 8GB
ストレージ 512GB SSD
価格[税込] 88,880円 77,800円 89,800円
レビュー レビュー
スペックをできるだけ合わせて価格を比較
価格はクーポン適用後(2021年12月22日時点)

 

電子マニュアル付きで、初心者にも優しい

dynabook PZ/HUには、「おたすけナビ」という電子マニュアルが付いています。

初心者の方であれば、基本操作や、アプリを使ってどんなことができるのかなど分からない場合があるかもしれませんが、おたすけナビを出せれば、何とかなりそうです。サポート情報なども紹介されています。

また、dynabookのPCには、購入日から5年間は「あんしんサポート」(使い方相談窓口)を無料で使え、電話でのサポートを受けることができます。

初心者の方にも、安心して使えると思います。

おたすけナビ

 

色域広めの見やすい液晶を搭載

dynabook PZ/HUは、色域が広めで、見やすい液晶を搭載しています。

一般的には、家庭用の価格を抑えたモデルでは、sRGBカバー率が約60%ぐらいの液晶を搭載することが多いです。一方、dynabook PZ/HUは、当サイト計測でsRGBカバー率98.8%と色域が広めのシャープ製の液晶を搭載しており、色鮮やかな表示が可能となっています。この辺りは、シャープグループ傘下となったシナジー効果が発揮されていると思います。

ウェブページに掲載されている画像を、比較的正確な色で表示したり、ウェブやSNSに掲載するための写真や動画の簡単な編集をしたりするのにも適しています。

非光沢液晶なので、映り込みが気にならず、作業がしやすい液晶だと思います。

比較的色域が広めの液晶

 

メモリの換装・増設がしやすい

dynabook PZ/HUは、下の画像のように、ネジを1つはずし、小さな蓋を開けるだけで、メモリスロット部分に簡単にアクセスすることができます。裏蓋全部を外す必要がなく、メモリの換装・増設がしやすいのは嬉しい特徴です。

メモリの換装がしやすい

 

実際に、メモリを8GB→64GB(32GBx2)に換装してみましたが、問題なく認識されていました。ライトにクリエイター向けソフトを使用する場合など、用途によってはメモリを換装して使用すると、より快適に使えると思います。

64GB (32GB x2)メモリに換装時

 

2.5インチドライブ用のスペースもあるが・・

dynabook PZ/HUでは、Core i7-1195G7搭載モデルでは、SSD + HDDのデュアルストレージ構成も選択できます。

今回は、SSDのみ搭載されているモデルですが、マウンタ、コネクタ、接続ケーブルは付属していませんでした。

2.5インチドライブ用のスペース

 

試しに、「JUTOSHUR ケーブルコネクター」と「10ピン 150mmのフレキシブルケーブル」を使って、2.5インチSSDの増設をしてみたところ、問題なく認識されました。ただし、マウンタがないので、このままでは2.5インチドライブが固定されていません。実際に2.5インチドライブを増設して使用するのであれば、マウンタを準備するなど、もう一工夫必要です。

2.5インチSSDを搭載しようと思っている方は、SSD+HDDを購入しておき、後からHDDを交換したほうが、余計な手間がかからないと思います。

2.5インチSSDを増設してみた
増設したドライブも問題なく認識

 

インターフェイスも十分

dynabook PZ/HUは、一般的な用途に十分のインターフェイスを備えています。

まず、フルサイズのSDカードリーダーを搭載しているので、スマホやカメラなどから写真や動画を取り込みやすいです。また、USB-Cポートは、DisplayPort、PowerDeliveryにも対応しているので、USB-Cドックを使用すると、外部ディスプレイやマウスなどをケーブル1本で脱着することもできます。

さらに、有線LANポートも搭載しているので、無線LANの設定をしなくても、ネットに接続することができます。

 

高負荷時のCPU温度が高い

dynabook PZ/HUには、第11世代のTiger Lake UP3では最上位となるCore i7-1195G7や、Core i5-1135G7よりも動作周波数がアップしたCore i5-1155G7を搭載したモデルがあります。

今回チェックしたのは、Core i5-1155G7搭載モデルでしたが、ベンチマークでは、Core i7-1165G7の標準的なスコアを超えていました。

ただし、CPUに連続して高い負荷をかけると、CPU温度が100℃近くまで上がり、そのままの状態が続きました。ぎりぎりまでパフォーマンスを引き出す設定なのかもしれませんが、CPUの耐久性や寿命が気になります。長時間連続して高負荷作業を行う場合は、注意が必要だと思います。

なお、一般的なウェブ閲覧、メール、Officeソフトの使用などであれば、ここまでCPU温度が上がることはないので、そこまで心配しなくて大丈夫です。

CPU稼働率が100%になる高負荷時のCPU温度

 

冷却システムを確認してみると、2基の冷却ファンと、1本のヒートパイプという構成でした。冷却ファンが左右に分かれ、ヒートパイプが2本の構成であれば、もう少し冷却性能がアップしたのかもしれません。

一つ上のCore i7-1195G7搭載モデルを選択する場合は、パフォーマンスをしっかり引き出すことができるのか、やや気になります。

2基の冷却ファンと1本のヒートパイプ

 

ボディデザインと質感には妥協が必要

dynabook PZ/HUは、国内有名メーカーのノートパソコンでありながら、コスパの高い機種ですが、妥協が必要な部分もあります。それは、ボディデザインと質感です。

樹脂製のブラックボディで、デザイン性も、質感も高くありません。価格を抑えたビジネスノートPCというイメージです。耐久性もメタルボディのノートPCには劣ると思います。パソコンに、かっこよさや、所有する喜びを求める方、持ち出しても使いたい方などには、別の機種の方がいいかもしれません。

樹脂製のボディ

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
基本性能が高めなので、サクサク動き、快適に使用することができます。
オンライン会議 オンライン会議に特化した機能はありませんが、問題なくオンライン会議やオンライン授業などが出来ます。
動画鑑賞 色域広めのディスプレイを搭載しており、色鮮やかな映像を楽しめます。ただし、スピーカー品質は、あまり良くありません。
RAW現像
画像編集
sRGBカバー率98.8%と色域広めの液晶を搭載しています。CPUの性能も低くありませんので、プロクリエイター用でなければ、RAW現像や画像編集にも使用できるとは思います。
動画編集 △~○ 外部グラフィックスを搭載していないため、本格的な動画編集は難しいです。ただ、簡易的な、ファミリームービーの作成などであれば、対応できると思います。
ゲーム 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、軽いゲームなら、グラフィック品質などを下げることで出来るものもあります。

 

ディスプレイのチェック

dynabook PZ/HUのディスプレイのチェックです。パネルは、「LQ156M1JW01」でした。

広めの色域で、作業がしやすい液晶です。輝度を下げるとフリッカーが発生していましたが、大分低めにしなければ発生しないので、そこまで気にしなくても大丈夫だと思います。最大輝度は、当サイトの計測では245cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定結果は、以下のとおりです。色域は比較的広いです。

  カバー率
sRGBカバー率 98.8%
DCI-P3カバー率 75.6%
Adobe RGBカバー率 74.3%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色ほぼ揃って1:1の直線となっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、映り込みが抑えられています。ギラつきは、ほぼ感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無を確認しました。輝度を29以下に下げると、フリッカーが検出されました。ただし、約27kHzと周波数が高いので、体への影響を感じることは少ないと思います。また、輝度設定が29というのは、結構暗いので、一般的なユーザーはここまで輝度を落とすことは少ないと思います。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

dynabook PZ/HUのキーボードのチェックです。

キーピッチは約18.7mm、キーストロークは約1.5mmです。キートップはほぼフラットです。

主要なキーのサイズは揃っており、キーの配置も標準的です。4列テンキーが付いているので、数字の入力もしやすいです。総じて、普通の打ちやすさのキーボードだと思います。

バックライトは付いていません。

タッチパッドも、普通の使い心地です。クリックボタンも普通の押しやすさでした。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

パフォーマンスのチェック

dynabook PZ/HUのパフォーマンスのチェックです。

 

CPU

dynabook PZ/HUは、インテルの第11世代Coreを搭載しています。Tiger Lake UP3の最上位となるCore i7-1195G7も選択できます。

今回は、Core i5-1155G7を搭載しています。Core i5-1135G7よりも動作周波数がアップしており、マルチコア、シングルコアともにCore i7-1165G7を超えるスコアが出ていました。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-1155G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 10593
Core i5-11400H 8514
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Core i7-1195G7 6332
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i5-1155G7 4845
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-1195G7 1555
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1507
Core i5-1155G7 1449
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1382
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Ryzen 5 5500U 1185
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリはDDR4-3200で、速度は普通です。スロットメモリなので、換装できます。

なお、Core i3モデルは、8GBメモリでもシングルチャネル構成となっているので、メモリ速度は遅くなります。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
8GB(4GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
29.62GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

グラフィックスは、CPU内蔵グラフィックスです。

今回は、Core i5-1155G7の内蔵グラフィックスです。Core i5-1135G7よりもグラフィックス最大動的周波数もアップしており、高めのスコアが出ていました。一般用途には十分のグラフィックス性能だと思います。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i5-1155G7
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Core i7-1195G7
メモリLPDDR4X-4266
22853
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
GeForce MX330 16714
Core i5-1155G7
メモリDDR4-3200
14917
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
14368
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
12154
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
シングルチャネル
10059
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、十分な速度です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
2337
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

他の機種で計測した数値ではありますが、実際のソフトの処理時間、フォートナイトやApexなどのゲームのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。機種によってスコアにバラつきはありますが、傾向は分かると思います。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

メモリを8GB→64GBに換装することによって、RAW現像にかかる時間が短くなります。Lightroom Classic CCのRAW現像を行う場合は、メモリ容量をアップするといいと思います。

Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
56秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
56秒 (MacBook Pro 14)
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13)
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i5-1155G7
64GBメモリ
79秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Core i5-1155G7
8GBメモリ
94秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

メモリを64GBに換装して計測しました。処理によっては、短時間で済むものもあります。ただ、スーパーズームや、JPEGのノイズを削除する処理には時間がかかりました。これらの処理は、GeForce RTXシリーズのグラフィックスを搭載した機種のほうが速いです。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約2秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 約4分52秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約2分56秒
スーパー解像度 約35秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約5秒
被写体を選択 約4秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

USB-Cポートは、映像出力と、本機への給電にも対応しており、下表のような結果となりました。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBでの表示が出来ています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

dynabook PZ/HUの質量のチェックです。

メーカーサイトの仕様値では、Core i5搭載の本機器は「約1.84kg」となっています。当サイトの実測値は下表の通りで、仕様値よりもかなり軽かったです。HDDを搭載していないモデルだったからかもしれません。15.6型のノートPCとしても、扱いやすい質量で、他の部屋に運んだりしやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.658kg
ACアダプター 253g

 

バッテリー駆動時間のチェック

dynabook PZ/HUのバッテリーのチェックです。

バッテリー容量は38.1Whです。15.6型ノートPCとしては、小さめの容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は次の通りです。バッテリー容量が小さいので、駆動時間も短めです。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約10.0時間
(2) PCMark 10 Modern Office 7時間38分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 8 Work 3時間23分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、物理シャッターは付いていません。顔認証センサーを搭載しており、Windows Helloの顔認証が使用できます。

Webカメラ

 

Webカメラの解像度はFHD(約200万画素)です。やや広角気味のレンズで、色味は若干寒色系ですが、解像度が高いため粒状感が少ないです。ノートパソコンに搭載されるWebカメラとしては、比較的映りがいい方だと思います。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 10標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

スピーカーは、底面の前方左右に配置されています。音質はそれほど良くはなく、ノートPC基準で10点満点で4点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

高い負荷をかけると、すぐにCPU温度が100℃近くまで上がり、そのまま高い温度で推移しています。その間、CPU電力は23W前後を維持しようとしていますが、高いCPU温度を抑えるために、断続的にCPU電力・CPUクロックが大きく下がっています。もう少し、CPU温度を低めに保つ設定でもよかったかと思います。

なお、ネットやOfficeソフトの使用など一般的な使い方であれば、このように高い負荷が連続してかかることはほとんどないので、それほど心配しなくていいと思います。

CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

静音性のチェック

dynabook PZ/HUの動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高負荷時は騒音値が上がりますが、一般的なノートPCと同程度の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

表面温度は、やや低めです。パームレスト部の温度もほとんど変化していないので、不快に感じることはないと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、確認できた最も高い数値を掲載しています。

モバイル向けのプロセッサーなので、全体的には消費電力は高くありません。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

dynabook PZ/HUの外観のチェックです。

樹脂製のボディで、コストを抑えたビジネス向けノートPCのような感じです。

 

天板には、dynabookのロゴが配置されてます。

天板と、パームレスト部分には、下の画像のように細かいライン加工が施されており、凸凹しています。指紋などは付きにくいです。

 

閉じた状態です。厚みは約19.9mmと比較的スリムで、扱いやすいです。

 

側面のポート類はご覧の通りです。USB3.1 x3、USB-C、HDMI、LAN、SDカードリーダーを備えています。USB-Cポートは、映像出力と本機への給電に対応しています。

 

液晶面が開く最大の角度はご覧のようになっています。

 

底面はご覧の通りです。

 

ネジを一つ外すだけで、メモリスロットにアクセスできます。メモリの換装がしやすいのは嬉しいです。

 

裏蓋を外すと、内部はこのようになっています。2基のファンと、1本のヒートパイプで冷却しています。

 

ストレージには、Type 2280 M.2 SSDを搭載していました。換装もできそうです。

 

2.5インチドライブ用のスペースもあります。ただし、マウンタや、ケーブルは付属していませんでした。

 

ACアダプターは65Wです。サイズは比較的コンパクトです。

 

まとめ

以上が、dynabook PZ/HUのレビューです。

国内有名メーカーのdynabookのノートPCで、第11世代Core i5-1155G7搭載モデルが8万円台で購入できます(⇒2022年5月1日:7万円台に値下がりしまた)。レノボやHPなどのコスパの高いノートPCとも競える価格だと思います。

電子マニュアルと、安心のサポートも付いているので、初心者の方や、PCに不慣れな方にもおすすめです。

価格を抑えたノートPCでは、液晶の色域が狭い場合が多いですが、dynabook PZ/HUは、sRGBカバー率98.8%と色域も広く、色鮮やかな表示が可能なのもポイントです。趣味で写真の編集などをしたい方にもいいと思います。

その他、インターフェイスも比較的充実していますし、メモリの増設・換装も容易でした。

ただし、高負荷時のCPU温度は高かったです。冷却性能がそこまで高くないようなので、Tiger Lake UP3の最上位であるCore i7-1195G7搭載モデルは、どこまでパフォーマンスを発揮できるのか、やや気になります。

ボディのデザインと質感は高くありませんが、ここが妥協できれば、dynabookのノートPCで、コスパが高い機種ということで、とてもおすすめです。

 

国内有名メーカーPCが7万円台~

dynabook PZ/HU

特徴

  • 国内有名メーカー製なのにコスパが高い
  • sRGBカバー率98.8%と色域広めの液晶搭載
  • 初心者にも安心の電子マニュアル付き

こんなあなたに

  • 初心者も安心して使いやすいノートPCが欲しい方
  • デザインより、メーカー知名度や価格を重視する方
  • 価格7万円台[税込]~
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