MSI Stealth 15M A11の実機レビュー

更新日:2020年12月11日
CPU Core i7-1185G7
GPU RTX 2060 Max-Q
メモリ 16GB~64GB
ストレージ 512GB~2TB SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 非光沢 144Hz
質量 約1.69kg
バッテリー 約9時間
価格[税別] 17万円台~
驚く軽さのゲーミングノート

MSI Stealth 15M A11は、わずか約1.69kgしかなく、持ち運びに便利なゲーミングノートPCです。

出張先や、会社、自宅、知人宅へ、ゲーミングノートを持っていきたいといった方に最適な製品です。仕事にもゲームにも使えるでしょう。

全面ホワイトのボディも、清潔感・透明感があり特徴的です。

ただし、色域は狭く、有線LANを搭載していない点は注意です。

公式サイトはこちら
カスタマイズするならこちら

パソコンSHOPアーク(Ark)なら、メモリやストレージをカスタマイズして購入することもできます。

購入はこちら(パソコンSHOPアーク)

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-1185G7、16GBメモリ、GeForce RTX 2060 Max-Q、512GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「MSI Stealth 15M A11の特徴」のみお読みください。

 

MSI Stealth 15M A11の特徴

ゲーミングノートでありながら超薄型・軽量設計

MSI Stealth 15M A11は、高性能なゲーミングノートでありながら、薄さわずか約15.95mm、重さ約1.69kgの超薄型・軽量設計となっています。

出張時にホテルへ持ち運んでゲームや負荷の高い作業をする、知人宅へ持って行きゲームをする、会社と自宅の両方で使うテレワーク用に使いたまにゲームもする、といったようなことをしたい方におすすめの製品です。

持ち運びでのテレワーク、ゲームにも最適

 

他の軽量ゲーミングノートPCと比較すると、ASUS ROG ZEPHYRUS G14のほうがわずかに軽いですが、ROG ZEPHYRUS G14は14インチ液晶で一回り画面が小さくなっています。さらに、ACアダプターまで含めた質量は、MSI Stealth 15M A11のほうが軽くなっています。

他のゲーミングノートの質量の比較
  PC本体の質量
ACアダプター
の質量
合計質量
MSI Stealth 15M A11 [本製品] 約1.69kg 448g 2.138kg
ASUS ROG ZEPHYRUS G14 約1.65kg 527g 2.177kg
マウス G-Tune E5-144 約1.77kg 843g 2.613kg
ドスパラ GALLERIA GCL2060RGF-T 約1.85kg 587g 2.437kg
MSI GF65 Thin 約1.86kg 528g 2.388kg
ドスパラ GCR2070RGF-QC-G 約1.87kg 817g 2.687kg
MSI GS66 Stealth 約2.1kg 898g 2.998kg
※ACアダプターの質量は当サイトの計測値です

 

白で統一されたデザイン

ゲーミングノートと言えば、真っ黒で重厚感のあるデザインをイメージしがちですが、MSI Stealth 15M A11は、全面真っ白のピュアホワイトで統一されたデザインが特徴的です。清潔感があるとともに、白にすることでより製品が軽く見えます。

外装にはアルミニウム合金を採用しており、白色ボディによくある、見た目の安っぽさが全くない、美しさと高級感あふれるボディです。

特に、部屋をホワイトで統一しているなど、真っ白な製品が好きな方にはおすすめの製品です。

全面ホワイトで統一された美しさと清潔感のあるボディ

 

第11世代Core i7-1185G7を搭載

MSI Stealth 15M A11は、薄型モバイル向けインテル第11世代プロセッサーの中で最上位となる「Core i7-1185G7(cTDP-up 28W)を搭載しています。

薄型モバイル向けインテルプロセッサー「Core i7-1185G7」を搭載

 

4コア8スレッドのCPUではありますが、6コア12スレッドの第10世代Core i7-10710Uより高い処理性能となっています。特に、シングルコアの処理性能が飛躍的に向上しているので、シングルコアの処理性能が大きく影響するアプリを使用する場合に、より快適さを感じるのではないかと思います。

CPU性能の比較 ~ CINEBENCH R20 ~
マルチコア
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2908
Core i7-1185G7 2408
Core i7-10710U 2211
Core i7-1065G7 1484
シングルコア
Core i7-1185G7 588
Ryzen 9 4900HS 488
Core i7-10750H 478
Ryzen 7 4700U 465
Ryzen 7 4800H 457
Core i7-10710U 447
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

と言っても薄型モバイル向けのプロセッサーなので、ゲーミングノートPCに多く採用されているHシリーズの第10世代Core i7-10750H(TDP 45W)には、マルチコア性能はさすがに及びません。

下表は、同じGeForce RTX 2060 Max-Qでも、Ryzen 9 4900HS(TDP 35-54W)を搭載したスコアとCore i7-1185G7を搭載したときのゲームのフレームレートです。本当は、Core i7-10750Hあたりを搭載したPCと比較したかったのですが、過去にCore i7-10750H+RTX 2060 Max-Qの機種でベンチマークを計測したことが無かったので、今回はRyzen 9 4900HSで比較しています。

ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズのように、CPU使用率がそこまで高くないゲームは、平均フレームレートにそこまで差が出ませんが、シャドウオブザトゥームレイダーのようにCPU使用率が高めのゲームは、Core i7-1185G7搭載PCは、Ryzen 9 4900HSより低めの平均フレームレートになりました。

いくつかゲームタイトルでテストしてみましたが、本製品は、ほとんどのタイトルで、シャドウオブザトゥームレイダーのように、フレームレートがやや落ちました。

中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
RTX 2060 Max-Q 91 fps
90 fps
1920×1080、最高設定
ベンチマーク実行中のCore i7-1185G7のCPU使用率
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
RTX 2060 Max-Q 71 fps (Ryzen 9 4900HS)
64 fps (Core i7-1185G7)
1920×1080、最高設定
ベンチマーク実行中のCore i7-1185G7のCPU使用率

 

Core i7-1185G7は、外出先での作業が多く、そこそこ高めのパフォーマンスが必要な方にはちょうどいいでしょう。一方、ゲームの快適さを重視する場合や、CPU性能に依存する作業が多い場合は、HシリーズのCPUを搭載した機種の方が適しているかもしれません。

 

GeForce RTX 2060 Max-Qを搭載

MSI Stealth 15M A11は、GeForce RTX 2060 Max-Qを搭載しています。電源効率を重視して動作する「Max-Q Design」仕様なので、通常のRTX 2060よりもベンチマークスコアなどはやや落ちます。

さらに、前述したように、Hシリーズのプロセッサーを搭載したゲーミングノートよりフレームレートが出ないこともあり、3DMark Time Spy(下図)では、GTX 1660Tiよりもやや下回るスコアとなります。

ただし、RTX 2060 Max-Qでは、最新の映像技術であるレイトレーシングや、AIによるフレームレート向上技術であるDLSS機能を使用することができます。

なお、気を付けたい点として、デフォルトの状態だと、GeForce GTX 1650Tiくらいのパフォーマンスしか出ません。動作モードを「Extreme Performance」にすることで、フレームレートが向上します。

ノート用グラフィックス性能の比較
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
ハイエンド RTX 2080 9450
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
RTX 2070 Max-Q 7216
ミドルレンジ RTX 2060 6020
RTX 2060 Max-Q 5676
5260 [Extreme Performance]
3849 [Balanced]
GTX 1660Ti 5626
エントリー GTX 1650Ti 3697
GTX 1650 3494
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

144Hzの高リフレッシュレートパネルを搭載

MSI Stealth 15M A11は、144Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を搭載しています。通常の60Hz液晶の2倍以上を描写するので、滑らかで残像の少ない映像でゲームをすることができます。特にeスポーツタイトルにおいて、表示されるフレームが多い分、敵の動き出しを早く察知することができ、試合を優位に進められます。

また、GeForce RTX 2060 Max-Qでも、VALORANTやAPEX、フォートナイトなどの軽いゲームなら、144 fps以上のフレームレートで快適にプレイすることができます。

144Hzの高リフレッシュレート液晶搭載

 

メモリとストレージ容量のカスタマイズが可能

MSI Stealth 15M A11は、パソコンショップアークでなら、メモリ容量は最大64GB、ストレージ容量は最大2TBまで増設することができます。MSIの製品は、底面のネジの1つに「FACTORY SEAL」が貼られており、これを破ると保証が受けられなくなります。後から増設しにくいので、余裕を持ったメモリ、ストレージ容量にしておくといいと思います。

メモリやストレージ容量のカスタマイズは可能

 

各用途の快適度

MSI Stealth 15M A11の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
スペックは十分です。快適に作業できるでしょう。
動画鑑賞 液晶の鮮やかさはイマイチですが、スペックは十分です。スピーカー音は普通です。
RAW現像
画像編集
液晶の色域が狭く、画像の編集を行うような用途には向いていません。
動画編集 比較的快適に動作します。ただ、液晶の色域が狭いので、色調整をするような方には適しません。
ゲーム ミドルクラスのグラフィックスRTX 2060 Max-Qに、144Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載し、快適にゲームができます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

本製品は、MSI製ノートPCにプリインストールされている「Dragon Center」ソフトの「User Scenario(ユーザーシナリオ)」の項目から、動作モードを変更することができます。

動作モードは、「Extreme Performance」「Balanced」「Silent」「Super Battery」「User」5つのモードがありす。また、GPUのオーバークロックも可能です。

プリインストールされている「Gaming Center」からも変更可能

 

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「Extreme Performance」のモードで、ゲームの平均フレームレートを掲載します。

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。本製品は144Hz液晶を搭載しているため、常に144 fps以上出せることが望ましいです。

高設定でもほとんどのタイトルで60fpsを超えており、快適にゲームができます。グラフィック設定を下げれば、144 fps以上のフレームレートを安定して出せるタイトルも多いです。

下のグラフには、Ryzen 9 4900HSのプロセッサー+RTX 2060 Max-Qを搭載した構成での平均フレームレートも、一部のゲームで掲載しています。Core i7-1185G7搭載の本製品は、Ryzen 9 4900HS搭載ノートと比較すると、同じRTX 2060 Max-Qを搭載していても、フレームレートがやや低くなっているのが分かります。

軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
1920x1080 低設定 183 fps
高設定 105 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 2080 190 fps
RTX 2070 SUPER 163 fps
RTX 2080 Max-Q 148 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 144 fps
RTX 2070 138 fps
RTX 2060 123 fps
RTX 2070 Max-Q 120 fps
RTX 2060 Max-Q 113 fps (Ryzen 9 4900HS)
105 fps
GTX 1660Ti 113 fps
Radeon RX 5500M 82 fps
GTX 1650Ti 76 fps
GTX 1650 70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
1920x1080 低設定 224 fps
高設定 194 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高設定
RTX 2070 SUPER 300 fps
RTX 2060 250 fps
Radeon RX 5500M 215 fps
RTX 2060 Max-Q 194 fps
GTX 1650Ti 180 fps
※バトルラボ 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
1920x1080 低設定 168 fps
高設定 120 fps
最高設定 93 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 2070 SUPER 151 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 136 fps
RTX 2060 110 fps
Radeon RX 5500M 103 fps
RTX 2060 Max-Q 93 fps
GTX 1650Ti 78 fps
GTX 1650 74 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
1920x1080 非常に低い 157 fps
128 fps
ウルトラ 110 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 2070 SUPER 167 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 163 fps
RTX 2080 160 fps
RTX 2080 Max-Q 145 fps
RTX 2070 134 fps
RTX 2060 122 fps
RTX 2060 Max-Q 120 fps (Ryzen 9 4900HS)
110 fps
GTX 1660Ti 110 fps
RTX 2070 Max-Q 107 fps
Radeon RX 5500M 86 fps
GTX 1650Ti 82 fps
GTX 1650 69 fps
※トレーニングモードで計測
[以上のゲームのベンチマークスコアおよびフレームレートについて]
※表示しているのは平均フレームレートです
※グラフは、ノート用グラフィックスのみで比較しています
 :レビュー機で計測したフレームレート(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

重いゲームでも設定を下げることで60fpsを超え、FF14のような中程度の重さのゲームなら最高設定で快適にプレイすることが可能です。

前述した通り、本製品と、Ryzen 9 4900HS+RTX 2060 Max-QのノートPCとを比較すると、FF14のようにCPU負荷が低いゲームは、本製品とRyzen 9 4900HSのPCはあまり変わらないフレームレートが出ていましたが、ほとんどのゲームは本製品のほうが低いフレームレートでした。

重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
高品質 68 fps
54 fps
最大 26 fps
重い部類のゲーム
Horizon Zero Dawn(DX12)
最高画質 76 fps
54 fps
最高 49 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
1920x1080 92 fps
52 fps
ウルトラ 43 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 2070 SUPER 77 fps
RTX 2060 52 fps
Radeon RX 5500M 44 fps
RTX 2060 Max-Q 43 fps
GTX 1650Ti 29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
1920x1080 軽量品質 93 fps
標準品質 73 fps
高品質 54 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 2070 SUPER 88 fps
RTX 2080 Max-Q 83 fps
RTX 2070 80 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 78 fps
RTX 2070 Max-Q 70 fps
RTX 2060 66 fps
GTX1660Ti 63 fps
RTX 2060 Max-Q 62 fps (Ryzen 9 4900HS)
54 fps
GTX 1650Ti 43 fps
GTX 1650 40 fps
Radeon RX 5500M 39 fps
GTX1050Ti 26 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
1920x1080 最低 102 fps
75 fps
最高 64 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 2070 SUPER 104 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 94 fps
RTX 2080 Max-Q 90 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2070 Max-Q 79 fps
RTX 2060 77 fps
RTX 2060 Max-Q 71 fps (Ryzen 9 4900HS)
64 fps
GTX 1660Ti 69 fps
Radeon RX 5500M 53 fps
GTX 1650Ti 50 fps
GTX 1650 46 fps
GTX 1050Ti 30 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン(DX11)
1920x1080 低品質 85 fps
高品質 74 fps
最高品質 69 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2070 SUPER 95 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 93 fps
RTX 2080 Max-Q 91 fps
RTX 2070 84 fps
RTX 2070 Max-Q 83 fps
RTX 2060 78 fps
RTX 2060 Max-Q 75 fps (Ryzen 9 4900HS)
69 fps
GTX 1660Ti 73 fps
Radeon RX 5500M 68 fps
GTX 1650Ti 61 fps
GTX 1650 56 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
1920x1080 標準(ノート) 15833 / 131 fps
高(ノート) 14401 / 110 fps
最高品質 12803 / 90 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2070 SUPER 127 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 118 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 2070 114 fps
RTX 2060 99 fps
RTX 2070 Max-Q 98 fps
GTX 1660Ti 95 fps
RTX 2060 Max-Q 91 fps (Ryzen 9 4900HS)
90 fps
Radeon RX 5500M 73 fps
GTX 1650Ti 73 fps
GTX1650 64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 20669(すごく快適)
※約5500で60fps
[以上のゲームのベンチマークスコアおよびフレームレートについて]
※表示しているのは平均フレームレートです
※グラフは、ノート用グラフィックスのみで比較しています
 :レビュー機で計測したフレームレート(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

レイトレーシングとDLSSのフレームレート

レイトレーシングとDLSSのベンチマークです。

負荷の重いレイトレーシング機能を使うのは、ミドルクラスであるRTX 2060 Max-Qでは厳しいです。ただ、フォートナイトくらいの軽いゲームなら、DLSSと併用することで、60 fps以上でプレイが可能です。

重い部類のゲーム
Bright Memory Infinite Ray Tracing Benchmark(RTX : High)
1920x1080 DLSS:Off 18 fps
DLSS:Performance 45 fps
軽い部類のゲーム
フォートナイト(最高設定+レイトレーシング : On)
1920x1080 DLSS:Off 40 fps
DLSS:バランス 69 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

MSI Stealth 15M A11のディスプレイの詳細なチェックです。

本製品は144Hzの高リフレッシュレートに対応しているものの、色域が狭いです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では264cd/m2とやや暗いです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は62.2%、sRGB比は62.3%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、青色が強いですが、色域が狭いディスプレイは黄色っぽく見えるので、このくらいの設定でもいいかと思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはそれほど感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

調光によるフリッカーは発生していませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約40msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、144Hz(1秒間に144フレームを表示)のディスプレイで2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hz(1秒間に60フレームを表示のディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像がありました。単純に考えて、本製品のディスプレイは普通のディスプレイの約2分の1以下の残像表示時間です。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

MSI Stealth 15M A11のキーボードとタッチパッドのチェックです。

ただし、キーストロークはそこまで深くありませんが、キーピッチは十分で、普通にタイピングできると思います。

「Enter」および「Backsapce」キーが左端にない点はマイナスポイントですが、キー自体が大きいのでタイプミスすることは少ないです。ただし、「半角/全角」キーは小さいので、タイプミスしやすいです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通ですが、タイピングをしていると、右の手の平が覆いかぶさる位置にあるのが残念です。


タッチパッド

 

パームレスト部分はさらさらしていて、触り心地がとても良いです。


パームレスト

 

キーボードにはLEDバックライトが搭載しています。明るさは4段階で調整できます。

キーボードバックライト

 

LEDキーボードバックライトは、前述したプリインストールされている「Dragon Center」から発色、発光パターンを選択できます。キーごとに色を変えることはできず、発光パターンも少ないです。Ambient Linkに対応しています。


Dragon CenterからLEDの調整が可能

 

パフォーマンスのチェック

MSI Stealth 15M A11のパフォーマンスのチェックです。

 

Core i7-1185G7の詳細

今回搭載されているCore i7-1185G7の設定内容を確認すると、ご覧のようになっています。なお、本製品は、動作モードによってPL1(Power Limit 1:継続可能な電力上限値)の値が変わってきます。動作モード「Balanced」「Silent」「Super Battey」ではPL1が40Wですが、「Extreme Performance」にすると55Wに上がります。

Balanced(PL: 40W)
Extreme Performance(PL: 55W)

 

ここでは、動作モードをデフォルトの「Balanced」にしたときと、最も高いパフォーマンスが出る「Extreme Performance」にしたときのベンチマークスコアを確認していきます。

 

CPU

CPUには第11世代プロセッサーの最上位モデル「Core i7-1185G7」を搭載しています。

今回、初めてCore i7-1185G7を使用してみましたが、CINEBENCH R20のマルチコアのスコアは、Core i7-1165G7よりも30%も高く、Core i7-10710Uよりも高かったです。ただし、Core i7-10750Hよりは15%ほど低いスコアでした。
また、動作モードを「Balanced」にしたときより、「Extreme Performance」の方が、わずかですがマルチコアのスコアが高いです。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1185G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i9-10980HK 3860
Core i7-10875H 3557
Ryzen 5 4600H 3260
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2908
Core i7-1185G7 2521 [Extreme Performance]
2408 [Balanced]
Core i7-10710U 2211
Ryzen 5 4500U 2180
Core i5-10300H 2113
Core i7-1165G7 1923
Core i5-1135G7 1922
Ryzen 3 4300U 1637
Core i5-1035G1 1424
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

続いて、何度も処理をループし、10分経過後の最後の処理をスコアとして表示するCINEBENCH R23の結果を下に掲載します。こちらも、Core i7-1165G7より約30%、マルチコアのスコアが高かったです。シングルコアのスコアに関しては、下に掲載したCPUの中では最も高かったです。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1185G7
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i7-10875H 10369
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229 [Extreme Performance]
6193 [Balanced]
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2454
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-1185G7 1517 [Extreme Performance]
1516 [Balanced]
Core i7-1165G7 1447
Core i5-1135G7 1308
Core i7-10875H 1306
Core i3-1115G4 1265
Ryzen 7 4700U 1214
Ryzen 5 4500U 1142
Core i7-1065G7 1126
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

DDR4-3200のメモリを搭載しており高速です。

Passmark Performance Test 10.0 - MEMORY MARK
~ メモリ性能の評価 ~
16GBメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce RTX 2060 Max-Qを搭載しています。下に、3DMark Time Spyのスコアを掲載します。

「特徴」のところでも記載しましたが、デフォルトの「Balanced」モードだと、かなりスコアが低めに出ます。「Extreme Performance」モードにすることで大分スコアが向上しますが、CPUがHシリーズではないということもあり、他のPCで計測したスコアよりもやや低めに出ています。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 2060 Max-Q
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 2080Ti
12388
デスクトップ用
RTX 2080 SUPER
10674
デスクトップ用
RTX 2070 SUPER
9583
RTX 2080 9456
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
RTX 2080
SUPER Max-Q
7302
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
5260 [Extreme Performance]
3849 [Blanced]
GTX 1660Ti 5667
Radeon RX 5500M 4342
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
GTX 1050Ti 2201
GTX 1050 1689
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 2060 Max-Qの情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、デフォルトでは512GBのNVMe SSDを搭載しています。NVMe SSDとしてはそこまで速くはありませんが、パソコンショップアークでなら、もっと高速かつ大容量のストレージを選択できます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
1985
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しています。カード挿入後の出っ張りはわずかにありますが、押されて出てくることはあまりないでしょう。読み込み速度は比較的速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275 MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。こちらは、動作モード「Extreme Performance」で計測したもののみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroom Classicの書き出し時間はCore i7-10750Hより速かったです。色域がもっと広ければLightroomの使用にも適していたので残念です。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
72秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
76秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
85秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
Ryzen 5 4600H
8GBメモリ
156秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

RTX 2060 Max-Qを搭載している割には、思ったほど速くはありませんでしたが、MacBook Pro 16インチよりは高速でした。4K/30fpsの動画編集作業も比較的快適でした。液晶の色域は狭いので、色調整も行うような方は適しません。

Core i9-10980HK
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10750H
GeForce RTX 2060
4分51秒
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H
GeForce GTX 1650
6分34秒
Core i7-1185G7/16GB
GeForce RTX 2060 Max-Q
7分43秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8GB
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GeForce GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
17分33秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
20分00秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※テストに使う元動画およびエフェクト内容を変更しました
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

こちらもそこそこ速い書き出し時間です。

  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 16分37秒
NVENCでエンコード (※2) 1分00秒
QSVでエンコード (※3) 1分47秒
VCEでエンコード(※4)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※4 AMD APU内蔵のハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 7 4800H 11分00秒
Core i9-10980HK 11分11秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 12分48秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 13
GeForce RTX 2060 Max-Q

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作テスト結果です。Power Deliveryに関しては、45Wの充電器は使えませんでしたが、61Wの充電器は使えました。ゲームなどをすると、充電していてもバッテリーが減ってしまうと思いますが、外出先で充電したいときなどには便利だと思います。

また、Thunderbolt 4およびDisplayPort出力にも対応しています。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.69kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通り、公表値とほぼ同じ結果となりました。外部グラフィックスを搭載したゲーミングPCにしては、かなり軽量です。ACアダプターも薄型で軽いので、カバンに入れての持ち運びが楽です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.693kg
ACアダプター 448g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は52.4Whとなっています。メーカーサイトによるバッテリー駆動時間は最大9時間(JEITA 2.0)です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。そこまで長い駆動時間ではありません。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約9時間
(2) PCMark 10 Modern Office 4時間6分
(2) 動画再生時 4時間37分
(4) PCMark 10 Gaming 1時間11分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、パーツの温度、静音性、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。なお、以下では動作モードを「Extreme Performance」で計測しています。

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。90℃後半で推移しており、高めの温度です。

CPU温度
x265でエンコード中のCPU温度

 

ゲーム時のGPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の温度は下図の通りです。CPU温度はやや高めです。GPU温度は70℃台で推移しており、問題ありません。

CPU温度
GPU温度
ゲーム中のGPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

ファンが「Extreme Performance」だとアイドル時でも常にファンが回っています。 「Balanced」や「Silent」にするとファンが停止するのでほぼ無音です。

エンコード時は高めの動作音ですが、ゲーム時はやや高めの動作音ではありますが、それほど不快ではありません。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

アイドル時や、CPUだけに負荷がかかるx265エンコード時はそれほど熱くはありませんが、ゲームをすると、全体的に熱くなり、手の平など不快感を感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

モバイル向けプロセッサーを搭載していることで、ゲーミングノートPCとしては低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

MSI Stealth 15M A11の外観のチェックです。

真っ白なボディにスリムな筐体がスタイリッシュさを際立たせています。白色ボディに見られるチープさもなく、高級感のあるデザインです。


 

天板にはドラゴンのエンブレムが印字されていますが、グレーなのであまり目立ちません。

 

ヒンジ部分も真っ白です。

 

Webカメラは、1280x720の解像度で、画質は普通です。IRカメラは搭載されていません。

 

閉じた時の画像です。前後どちらから見てもスリムなボディです。

 

Thunderbolt 4 Type-Cが1ポート、USB 3.2が2ポート、HDMIにmicroSDカードリーダーがあります。ゲーミングノートなのに有線LANポートがないのは残念です。

 

ヒンジは180度開くため便利です。

 

キーボード上部は、スピーカーではなく、吸気口になっています。

 

スピーカーは背面にあります。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で採点すると、5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面の吸気口も六角形が並んだようなデザインでかっこいいです。

 

ゴム足は高めになっており、本体をやや浮かせることで、底面から吸気しやすくなっています。

 

ネジの1つに「FACTORY SEAL」が貼られています。このシールを剥がすと、保証対象外となるためご注意下さい。

 

底面カバーを外すには、ヒンジ部分の小さな部品をまず取り外します。そのあと、背面側からオープナーなどを差し込んで爪をとると、底面カバーが外れると思います。

 

底面カバーを外した時の画像です。シートが張り付いているので中身が見えません。

 

一部はがしてみるとこんな感じです。他ははがれにくいので止めておきます。

 

M.2 SSDの画像です。隣にもう1つ設置できそうなスペースがありますが、コネクタがありません。

 

ACアダプターは薄型で、ゲーミングノート用としてはそれほど大きくありません。

 

電源コネクタは、排熱口があるので、端にありません。

 

ACアダプターは150Wです。

 

まとめ

以上が、MSI Stealth 15M A11のレビューです。

非常に質量が軽いので、出張先、知人宅、自宅や会社などへ持っていきやすい製品です。ゲーミングノートはバッテリーがあまり持たないので、ACアダプターも一緒に持ち歩くことが多いですが、本製品はACアダプターも軽いです。また、USB-Cによる充電にも対応しているので、いざというときに小さめのPD充電器も使えます(ただし、容量の小さいPD充電器は使えません)。

清潔感のある白いボディも特徴的で、より軽く見えるカラーです。

薄型・軽量ボディにするため、CPUにはHシリーズのCoreプロセッサーではなく、「Core i7-1185G7」を搭載しています。その影響で、GeForce RTX 2060 Max-Q搭載PCとしては、ゲーム時のフレームレートがやや低めですが、この質量のノートPCとしては十分な性能でしょう。

ディスプレイの色域は狭いです。広めの色域であれば、RAW現像などの用途にも使えたので残念です。

有線LANポートがない点もご注意ください。

 

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特徴

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