※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
マウス G-Tune E5-144の実機レビュー
CPU | Core i7-10875H |
---|---|
GPU | GeForce RTX 2060 |
メモリ | 16GB ~ 64GB |
ストレージ | PCIe SSD / PCIe SSD x2 |
液晶サイズ | 15.6インチ |
液晶種類 | FHD 144Hz 非光沢 |
質量 | 約1.77kg |
バッテリー | 約5.5時間 |
価格[税込] | 19万円台~ |
G-Tune E5-144は、約1.77kgとゲーミングノートPCとしては非常に軽い質量でありながら、高い性能のノートPCです。
CPUには、8コアのCore i7-10875Hを搭載し、性能が通常のゲーミングノートよりもワンランク上です。グラフィックスはGPUクロックがやや高めに設定されたミドルスペックのGeForce RTX 2060を搭載。さらに、180Wではなく230WのACアダプターを搭載することで、性能の上限が引き上げられています。
もちろん、高リフレッシュレートパネルも搭載しています。
価格は、17万円台からと高く感じるかもしれませんが、この性能を考えれば、コスパの高い製品だと思います。
レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。
レビュー機の構成
Core i7-10875H、 16GBメモリ、GeForce RTX 2060、512GB NVMe SSD
目次
お忙しい方は、「G-Tune E5-144の特徴」のみお読みください。
このページをご覧の方だけに
当サイト経由で、マウスコンピューターのサイトへ行きパソコンを13万円以上(税込)ご購入の方に、5,000円分のAmazonギフト券をプレゼントします。マウスコンピューターの製品をご購入の際は、是非ご活用下さい。詳細は、下のバナーをクリックして下さい。
G-Tune E5-144の特徴
同等スペックのPCよりも高いパフォーマンス
GeForce RTX 2060を搭載したゲーミングノートPCは、180W電源が搭載されることがほとんどですが、本機は230Wの電源を搭載されています。電力の上限が上がることで、パフォーマンスをより引き出すことができるようになります。
また、GeForce RTX 2060の仕様を確認すると、一般的なノートPC用GeForce RTX 2060より、GPUクロックとブーストクロックが上がっています。これによりゲーム中のフレームレートが、同等構成のPCよりもやや高いケースが多かったです。
また、高負荷時(エンコード時)のCPUクロックを確認すると、Core i7-10875Hを搭載した他のPCよりも、持続可能なCPUクロックが高めに推移しており、高いパフォーマンスが出ていました。
実際に180W電源の別のノートPCとベンチマークスコアを比較すると、CINEBENCH 20のマルチコアのスコアでは約18%、3DMark のTime Spyのスコアでは約8%性能がアップしています。
ゲーミングノートとしてはかなり軽量
G-Tune E5-144は、高い性能であるにもかかわらず、質量約1.77kgと軽いです。15インチゲーミングノートPCとしては最軽量クラスの質量です。外出先や友人宅、ゲームの大会での練習用にも持っていける優れた製品です。
ただし、ACアダプターの容量が230Wと大きい分、質量が重くなっており、PC本体+ACアダプターの質量は、そこまで軽いわけではありません。ゲーミングノートを持ち出すときは、ACアダプターも一緒に持ち歩くことが多いと思うため、質量重視の方のために180WのACアダプターのオプションもあれば良かったです。
それでも、ゲーミングノートPCとしては軽い部類に入るので持ち出しが便利なことには変わりありません。
PC本体の質量 |
ACアダプター の質量 |
合計質量 | |
マウス G-Tune E5-144 | 約1.77kg | 843g | 2.613kg |
ドスパラ GALLERIA GCL2060RGF-T | 約1.85kg | 587g | 2.437kg |
MSI GF65 Thin | 約1.86kg | 528g | 2.388kg |
ドスパラ GCR2070RGF-QC-G | 約1.87kg | 817g | 2.687kg |
MSI GS66 Stealth | 約2.1kg | 898g | 2.998kg |
GIGABYTE AERO 15 OLED | 約2.2kg | 843g | 3.043kg |
144Hzの高リフレッシュレートパネルを搭載
最近のゲーミングノートPCは、144Hz駆動の高リフレッシュレート液晶を搭載しています。
VALORANTなどの集中力が必要となるeスポーツタイトルも、144Hzの高リフレッシュレート液晶なら、表示されるフレームが多い分、敵の動き出しを早く察知することができ、動作の激しいシーンでも視認性が良く、ゲームを優位に進められます。
実際にいくつかタイトルをプレイしてみましたが、動作が滑らかで素早い動きにも視認しやすく、残像も少ないです。VALORANTだけでなく、フォートナイトやAPEX、PUBGなど、スポーツタイトルをはじめとしたシューティングを主にプレイする方にはもはや必要不可欠とも言えるでしょう。
デュアルSSDが可能
本製品は、M.2 SSDを2つ搭載することが可能です。自分で増設しなくても、カスタマイズ画面からも1TB x2の構成を選択することができます。OS領域とデータ領域を物理的に分けたい方や、動画ファイルやハイレゾ音源ファイルなどをたくさん保存する等、大きな容量が必要な方におすすめです。
ライバル機種との比較
ここでは、GeForce RTX 2060を搭載し、2kg未満のゲーミングノート「ドスパラ GALLERIA GCL2060RGF-T」と「MSI GF65 Thin」と、本製品とを比較します。
G-Tune E5-144は、本体質量が軽い点がとても魅力です。色域も比較的広く、多くの用途で使えるでしょう。また、CPUがワンランク上の性能です。その代わりGALLERIAより価格が高くなっています。また、前述の通りACアダプターがやや重いです。
GALLERIA GCL2060RGF-Tは、質量、性能とも高い水準で、なにより価格が安い点が魅力です。ただし、下表には書かれていませんが、キーボード形状が特殊です(詳細)。
MSI GF65 Thinは、前述の通り、PC本体+ACアダプターの質量が最も軽いです。ただし、液晶色域が狭い点がデメリットです。
マウス G-Tune E5-144 |
ドスパラ GALLERIA GCL2060RGF-T |
MSI GF65 Thin | |
画像 | |||
CPU | Core i7-10875H | Core i7-10750H | Core i7-10750H |
GPU | GeForce RTX 2060 | ||
液晶 | 15.6型 FHD 非光沢 | ||
リフレッシュレート | 144Hz | 144Hz | 120Hz |
sRGBカバー率 | 94.6% | 93.6% | 59.7% |
質量 | 約1.77kg | 約1.85kg | 約1.86kg |
電源 | 230W | 180W | 180W |
価格[税別] | 17万円台~ | 15万円台~ | 16万円台~ |
各用途の快適度
G-Tune E5-144の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。
用途 | 快適度 | コメント |
Web閲覧 Office作業 |
◎ | 高いスペックなのでサクサク作業ができるでしょう。 |
---|---|---|
動画鑑賞 | ◎ | 映像が観やすく、スペックも十分です。スピーカー音は普通です。 |
RAW現像 画像編集 |
○ | 性能は十分です。液晶の色域は当サイトの計測ではsRGBカバー率が94.6%と、Web用の編集になら使えると思います。 |
動画編集 | ◎ ~ ○ |
CPUおよびグラフィックス性能が高く、快適に動画編集ができます。色域も十分広いです。ただし、DCI-P3ほどの色域はありません。 |
ゲーム | ◎ | 高性能CPU&グラフィックスに、144Hz液晶を搭載し、快適です。 |
ゲームベンチマーク&フレームレート
動作モード
ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。
なお、本製品は、デフォルトの「エンターテイメント」、性能を上げる「パフォーマンス」の2つのモードがありますが、ここでは「パフォーマンス」モードにして計測しています。動作モードを変更するには、キーボード上部のショートカットキーからワンタッチで切り替えが可能です。
なお、プリインストールされている「Control Center」からも変更ができます。さらに、ファン速度を一時的に高める「ターボモード」へ切り替えることも可能です。
eスポーツタイトルのフレームレート
国内で人気の高いeスポーツタイトルのフレームレートを掲載します。すべて同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。144Hz環境の本機では、144 fps以上を維持できることが理想です。
VALORANTの場合、高設定でも平均フレームレートは144 fpsを大きく超えています。APEXやフォートナイトでは設定を下げることで、144 fpsを維持できます。
軽い部類のゲーム
Apex Legends
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 低設定 | 220 fps |
高設定 | 130 fps |
軽い部類のゲーム
VALORANT
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 低設定 | 336 fps |
高設定 | 258 fps |
軽い部類のゲーム
フォートナイト
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 低設定 | 209 fps |
高設定 | 155 fps | |
最高設定 | 118 fps |
その他のゲームタイトルのフレームレート
ゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。
他のRTX 2060搭載ノートPCと比較すると、本製品は高いフレームレートが出ています。RTX 2070 Max-Qと同等のスコアです。負荷の高いゲームも最高設定で平均フレームレートが60fpsを超えてきています。
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 軽量品質 | 11778 / 117 fps |
標準品質 | 9261 / 92 fps | |
高品質 | 7040 / 70 fps |
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 最低 | 119 fps |
中 | 94 fps | |
最高 | 79 fps |
重い部類のゲーム
モンスターハンターワールド:アイスボーン
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 低 | 112 fps |
高 | 73 fps(96 fps) | |
最高 | 55 fps(72 fps) |
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 低 | 124 fps |
高 | 66 fps | |
ウルトラ | 55 fps |
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 標準(ノート) | 18419 / 158 fps |
高(ノート) | 16481 / 129 fps | |
最高品質 | 14458 / 108 fps |
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 低品質 | 107 fps |
高品質 | 92 fps | |
最高品質 | 83 fps |
中程度の重さのゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 非常に低い | 183 fps |
中 | 165 fps | |
ウルトラ | 130 fps |
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
|
||
---|---|---|
1920x1080 | 最高品質 | 22408(すごく快適) |
上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。
ディスプレイのチェック
ディスプレイの詳細なチェックです。
144Hz駆動に対応し、色域も狭くはなく、残像も気になりません。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では287cd/m2と普通です。
- 色域
- RGB
発色特性 - 視野角
- 画素・
ギラつき - 映り込み
- フリッカー
遅延
キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約50msでした。他の一般的なノートPCは80ms前後なので、本製品は遅延は少ないほうだと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。
残像
本製品の液晶パネル(144Hz)について「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを1/2000のシャッタースピードで撮影し、普通のノートPCの液晶パネル(60Hz)と比較しました。どちらも2フレームくらい前まで残像が残っていますが、本製品は、表示される1秒間に表示されるフレーム数が2倍以上多いため、本製品のほうが残像は少ないと言えます。
キーボードおよびタッチパッドのチェック
キーボードとタッチパッドのチェックです。
仕様では、キーピッチは約18.75mm、キーストロークは約1.4mmとなっています。キーピッチは十分ありますが、キーとキーのすき間が狭いので、隣のキーも誤って押してしまう確率がやや高くなります。もう少しキートップの面積が狭くても良かったかなと思います。また、キートップはもう少し湾曲しているほうが良かったです。キーストロークはやや浅めだと感じます。ただ、慣れれば普通にタイピングできるとは思います。
テンキーは3列しかないため、「+」や「-」などの位置が通常と異なり、見ないで打つためには練習が必要です。このテンキーなら無くても良かったと思います。また、上下の矢印キーが小さく、一段下がっているわけでもないので押しにくいです。
タッチパッドの操作性は普通です。クリックボタンはやや固めで、クリック音がやや大きいかなと思います。
キーボードにはLEDバックライトが搭載しています。明るさは4段階で調整できます。
LEDキーボードバックライトは、プリインストールされている「Control Center」から「LEDデバイス」を選択します。キーごとに色を変えることはできず、発光パターンも少ないです。LEDライトバーもここから変更できます。
パフォーマンスのチェック
パフォーマンスのチェックです。ここでは、デフォルトの「エンターテイメント」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「パフォーマンス」モードで計測した結果を掲載します。
CPU
CPUには高い性能のCore i7-10875Hを搭載しています。エンターテイメントモードより、パフォーマンスモードの方が、スコアが高くなります。また、他のCore i7-10875H搭載ノートPCで計測したときよりも、高いスコアでした。
~ CINEBENCH R20 ~
※[パフォーマンスモード]、[エンターテイメントモード]と書かれていないCPUは、他のPCで計測した代表値です
グラフィックス
グラフィックスはGeForce RTX 2060を搭載しています。こちらもパフォーマンスモードの方がスコアが高く、他のRTX 2060搭載ノートPCよりも高いです。
~ グラフィックス性能の評価 ~
※[パフォーマンスモード]、[エンターテイメントモード]と書かれていないグラフィックスは、他のPCで計測した代表値です
ストレージ
ストレージには、デフォルトでは512GBのNVMe SSDを搭載しており、1TBのSSDへ変更することも可能です。さらに1TB SSD x2の構成も可能です。
~ ストレージ性能の評価 ~
SDカードスロット
SDカードスロットの速度は普通です。
その他のベンチマークスコア
以下、その他のベンチマーク結果を掲載します。
クリエイターソフトの処理時間
各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。こちらは、「パフォーマンスモード」で計測したもののみ掲載します。以下のグラフでは、レビュー機で計測したグラフのみ緑色にしています。
そこそこ速いです。また、現像処理自体もスムーズで快適です。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
非常に高速です。編集作業自体も快適です。動画編集用ノートPCとしてもおすすめです。
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
こちらも非常に高速です。
パフォーマンスモード | |
x265でエンコード (※1) | 10分31秒 |
NVENCでエンコード (※2) | 56秒 |
QSVでエンコード (※3) | 2分54秒 |
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
質量のチェック
質量のチェックです。
メーカーサイトには「約1.77kg」と記載されています。公表値よりもやや軽い結果となりました。高性能なパーツを搭載しているゲーミングPCにしては非常に軽量です。ただし、ACアダプターは、230Wに強化している分、843gとやや重いです。しかし、薄型なので、カバンに入れやすいとは思います。
質量 | |
PC本体 | 1.743kg |
ACアダプター | 843g |
バッテリー駆動時間のチェック
バッテリー駆動時間のチェックです。
バッテリー容量は62.32Whです。やや多めの容量です。
当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載しているので、ゲームをするとそれほど持ちません。
バッテリー駆動時間 | |
(1) JEITA2.0測定方法 | 約5.5時間 |
(2) 動画再生時 | 3時間27分 |
(3) PCMark 8 Work テスト | ー |
(4) PCMark 10 Battery (Gaming) | 1時間21分 |
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限
以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。また、以下のチェックでは一部を除いて「パフォーマンス」モードのみで計測しています。
静音性のチェック
動作音(静音性)のチェック結果です。
「エンターテイメント」のモードであれば普通の動作音かなと思います。「パフォーマンス」モードにすると、高負荷時は騒音値が高くうるさく感じます。
参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。
パーツの温度のチェック
各パーツの温度のチェック結果です。ここではエンコード時とFF14(fps制限なし)ベンチ実行時の温度のみ計測しています。
エンコード時の温度の詳細
下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。90℃台で推移しており、やや高めの温度です。
ゲーム時のGPU温度の詳細
下図は、ゲーム時のGPU温度の詳細です。約70℃で推移しており普通の温度です。
表面温度のチェック
本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。
ゲーム中はキーボード中央部分がそれなりに熱くなります。また、右パームレストがやや暖かく感じます。
消費電力のチェック
消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。
ゲーム時は、高性能パーツを搭載していることにより、消費電力は高いです。
外観のチェック
G-Tune E5-144の外観のチェックです。
スリムなボディで、左右と上側のベゼルが細いのが特徴です。キーボードバックライトを付けなければ、一見ゲーミングノートには見えません。
天板には「G-TUNE」のロゴが印字されています。
電源ボタンとヒンジ部分です。
Webカメラは、PC本体の下側にあります。Web会議などを行うと、下からのアングルで顔が相手に映るため、口が大きく見えたり、鼻の穴が見えやすかったりするため、あまり美しく映りません。
閉じた時の画像です。前後どちらから見ても非常にスリムです。
インターフェースは次の通りです。主要なポートは揃っていますが、フルサイズSDカードではなく、micro SDカードスロットというのは残念です。
液晶が開く最大の角度です。
スピーカーは背面にあります。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。デフォルトでは「THX SPATIAL AUDIO」がオンになっていますが、どうも個人的には聞きづらく、THX STEREOにしたほうが好みでした。
底面です。
底面カバーを開けたときの画像です。2つのファンでCPUとGPUを冷却しています。
今回搭載されていたメモリです。スロットは2つです。
今回搭載されていたM.2 SSDです。上にも、空きのM.2スロットがあります。
ACアダプターは薄型です。
コネクタ部分は排熱口には当たらない設計になっています。
ACアダプターの詳細は以下の通りです。230Wです。
まとめ
以上が、G-Tune E5-14のレビューです。
8コア/16スレッドの高性能CPU「Core i7-10875H」に、GPUクロックがやや高い「GeForce RTX 2060」を搭載。さらに230W電源を搭載し、パフォーマンスが向上したゲーミングノートPCです。
144Hzの高リフレッシュレート液晶も搭載し、視認性が良くゲームを優位に進められるでしょう。
また、ゲーミングノートPCとしてはPC本体が非常に軽く、持ち運びにも楽です。ACアダプターの質量は軽くないため、PC本体とACアダプターとを合わせた総質量はやや重くなりますが、それでもゲーミングノートとしては軽い方で、持ち運びに便利だと思います。
キーボードは、もう少しキートップの面積が小さい方が好みでした。またテンキーは3列と変則的なので、無くても良かったかなと思います。
約1.77kgでも高い性能のゲーミングノート
マウス G-Tune E5-144
特徴
- Core i7-10875H & GeForce RTX 2060搭載
- 約1.77kgと軽くて、持ち運びに便利
- 144Hzの高リフレッシュレート液晶
こんなあなたに
- スリムで高性能なゲーミングノートPCが欲しい方
- 高性能ノートPCを持ち運びたい方
1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
関連ページ
マウスコンピューターのパソコンの一覧ページ。各シリーズの違いや、おすすめ製品の紹介。各製品のレビュー記事もあり。
ゲーミングノートパソコンの比較ページ。ALIENWAREやGALLERIA、NEXTGEAR-NOTE、OMENといったゲームブランドノートPCの比較。
パソコンに必須のセキュリティソフトの比較ページ。セキュリティソフトの選び方や、比較一覧表、用途ごとのおすすめ製品などを掲載。