レノボ ThinkPad X1 Titanium Yoga の特徴

CPU | 第11世代Core vPro |
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メモリ | 最大16GB |
ストレージ | 最大1TB PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.5インチ |
液晶種類 | 2K IPS 100% sRGB |
質量 | 約1.15kg~ |
バッテリー | 44.5Wh |
価格[税別] | 未発売 |
ThinkPad X1 Titanium Yogaは、画面比が3:2となった2 in 1 PCです。
縦の比率が高くなったことで文書ファイルなどが見やすくなり、定評のあるThinkPadキーボードと合わせて仕事がしやすいモバイルノートです。
また、天板にチタンを採用しするなどし、薄さが11.5mmと非常に薄いです。
4G LTEや5Gにも対応しています。
ThinkPad X1 Titanium Yogaの特徴
画面比3:2で仕事がしやすい
標準的なノートPCの 画面比は16:9ですが、ThinkPad X1 Titanium Yogaは「3:2」のディスプレイを搭載しています。これは、HP Spectre x360 14、レッツノート QV、Surfaceシリーズなどごく一部のノートPCにしか採用されていない画面比です。動画鑑賞向きの画面比ではありませんが、その代わりWebページや文書ファイルなどは、縦長であることが多いため、縦の比率の高いディスプレイだと見やすくなります。
さらに、2256x1504と解像度が高く、文字がやや小さくなっても構わなければ、広大なデスクトップ領域で作業をすることができます。

定評のあるThinkPadキーボードを搭載し、タイピングもしやすく仕事がやりやすいでしょう。なお、ボディがかなり薄いため、従来のThinkPadシリーズのキーボードではなく、ThinkPad X1 Nanoに近いキーボードになると思われます。

Tiger Lake-UP4を搭載
ThinkPad X1 Titanium Yogaは、一般的なノートPCに採用されているUP3のインテル第11世代Coreプロセッサーではなく、UP4を採用しています。UP3が12W~28WというOparating Rangeであるのに対し、UP4は7W~15Wと低めです。そのため、パフォーマンスが気になる方も多いかと思いますが、同じUP4を搭載しているThinkPad X1 Nanoでテストした限りでは、そこまで大きな違いはありませんでした。
一般的にモバイルノートPCで行うような作業であれば、問題なくこなせるでしょう。
チタン合金採用で11.5mmの薄いボディ
ThinkPad X1 Titanium Yogaは11.5mmと、ThinkPad史上最も薄いボディです。
一般的なモバイルノートは、15mm前後なので、その薄さが分かると思います。
また、天板には高価なチタンを採用しています。チタンは、アルミの3倍とも言われる強度で、熱にも強い金属です。強度が高いチタンを採用することでボディを薄くすることが出来ていると思われます。なお、天板以外の部分には、カーボンやマグネシウムを採用しています。


4G LTE / 5G対応
ThinkPad X1 Titanium Yogaは、4G LTEにも対応しており、また5Gのオプションも用意されているとのことです。なお、5GモジュールはQualcomm Snapdragon X55 5Gだそうです。
現段階では、国内で5Gを使えるエリアは限定的ですが、今年はエリアがどんどん拡大していく予定です。今後を見据えて、5Gモデルを購入するのもいいと思います。

2 in 1 PCでペンも使える
ThinkPad X1 Titanium Yogaは、ヒンジが360度回転するコンバーチブル型の2 in 1 PCとなっており、またタッチパネルおよびペンにも対応し、多くの用途で使える製品です。
なお、ペンは天板の横にマグネットで吸着できるようです。

質量は1.15kg~
ThinkPad X1 Titanium Yogaの質量は1.15kg(WWANモデルは1.18kg)となっています。従来のThinkPad X1 Yogaは1.36kgもあり、「魅力的な製品だけど質量がなぁ~」と感じていた方にとっては、朗報ではないかと思います。
ThinkPad X1 Nanoは1kgを切っているので、それに比べると重いと感じるかもしれませんが、1.15kgでも十分持ち運べる質量です。2 in 1 でペンも使えることを考えると、妥協できる質量ではないかと思います。

仕様
ThinkPad X1 Titanium Yogaの仕様はご覧の通りです。
気になるのはバッテリー駆動時間です。バッテリー容量は44.5Whとそこまで多くなく、さらに、高解像度でタッチパネルのディスプレイを搭載しており、消費電力を食いやすいです。ただ、UP4のTiger Lakeを採用していることで、標準的なバッテリー駆動時間に落ち着くのではないかと思います。
仕様 | |
CPU | 最大第11世代Core i7 vPro (Tiger Lake-UP4) |
メモリ | 最大16GB LPDDR4x |
ストレージ | 最大1TB PCIe SSD |
ディスプレイ | 13.5型 |
2K(2256x1504), 3:2, 450nit, 100% sRGB, Dolby Vision, タッチ, ペン対応 |
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Webカメラ | 720p HD IR / シャッター付き |
マイク | 4つの360度全方位マイク |
WWAN | なし / 4G LTE / 5G |
バッテリー | 44.5Wh 最大10.9時間(MobileMark) |
質量 | 1.15kg WWANモデルは1.18kg |
インターフェースはご覧のようになっています。Thunderbolt 4が2つに、ヘッドフォン/マイクコンボ端子のみのシンプルな構成です。ビジネス用途の場合、変換アダプターを用意する必要があるでしょう。

②電源スイッチ
③ヘッドフォン/マイクコンボ
④ケンジントンロックスロット
動画
以下はレノボが公開しているThinkPad X1 Titanium Yogaの動画です。製品の特徴が簡単にまとめられており、また様々な角度から本体を見ることが出来ます。
3:2の画面比になった 2 in 1 PC
ThinkPad X1 Titanium Yoga

特徴
- 3:2の2Kディスプレイ
- 11.5mmの薄型ボディ
- 4G LTE / 5G対応
- 2 in 1 PCでペンにも対応
こんなあなたに
- 仕事がしやすいモバイルノートが欲しい方
- 営業職など、外でタッチパネルやペンも使いたい方
- 価格未発売
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