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レノボ Yoga 6 の特徴

CPU | Ryzen 7 4700U Ryzen 5 4500U |
---|---|
メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3インチ |
液晶種類 | FHD 広視野角 |
質量 | 約1.32kg~ |
バッテリー | 最大 約18時間 |
価格[税込] | 7万円台~ |
Yoga 6は、高い処理性能を誇るRyzen 4000Uシリーズを搭載した、13型 2 in 1モバイルPCです。
60Whの大容量バッテリーを搭載しているので、高性能プロセッサーでも、最大約18時間のロングバッテリー駆動が可能です。外出先でのライトなクリエイティブ作業や、ストリーミングなどにも使用できると思います。
天板はファブリック素材でカバーされており、外見も特徴的です。手になじむデザインなので、日常的に持ち歩いての使用に適しています。
液晶の色域も広めで、ペンも使用でき、モバイルPCとしてなかなか使いやすい機種だと思います。
Yoga 6の特徴
Ryzen 4000Uシリーズ搭載
Yoga 6は、AMD Ryzen 4000Uシリーズのプロセッサーを搭載し、コンパクト、かつ省電力性能の高いモバイルPCとしては、ずば抜けた処理性能が、大きな特徴となっています。
下のグラフでは、代表的なプロセッサーのベンチマークスコアを比較しています。Ryzen 5 4500Uでも6コアを搭載し、高性能のCore i7-10710Uと同等以上のスコアとなっています。特にこだわりがなければ、Ryzen 5 4500U搭載モデルで、十分すぎるほど快適な動作が期待できるでしょう。
8コアのRyzen 7 4700Uはさらに高いスコアで、これを超えるのは、主にTDPの高いHシリーズのようなプロセッサーになります。省電力版のプロセッサーとしては、最高レベルの処理性能です。少しでも高い処理性能を求めるならば、Ryzen 7 4700U搭載モデルがおすすめです。
※Yoga 6で搭載可能なプロセッサーを緑のバーで表示しています
グラフィックス性能も少し高め
Yoga 6は、外部グラフィックスは搭載しませんが、内蔵グラフィックスの性能も少し高めです。
下のグラフでは、代表的なグラフィックスのベンチマークスコアを比較しています。
外部GPUまでとはいきませんが、内蔵グラフィックスとしては高めの、Intel CPU内蔵のIris Plusよりも高いスコアとなっています。
ゲームがバリバリ動くというレベルではありませんが、画質を落とせばライトなゲームがプレイできたり、動画のエンコードが少し速くなる、といったメリットがあります。
※Yoga 6で搭載可能なグラフィックスを緑のバーで表示しています
ファブリック素材で包まれた天板
Yoga 6は、下の画像のように、天板がファブリック素材で覆われた、一風変わった作りです。また、エッジ部分には丸みがあります。
温かみがあり、手になじむデザインなので、持ち運びがしやすそうです。

自在に変形できるコンバーチブル型
Yoga 6は、コンバーチブル型の2 in 1 PCなので、下の画像のように、自在な変形が可能です。
テントモードでは、狭い場所でもPCを立てることができます。また、立った姿勢で使用する場合はタブレットモードが使いやすいです。
このように、使用する場所に合わせて変形できるので、モバイルPCとして場所を選ばずに使用することができます。

デジタルペンも使用できる
Yoga 6は、デジタルペンを使用できます。
デジタルペンの筆圧感知性能や、傾き検知の有無は不明ですが、少なくとも、手書きメモや、スケッチをとることができ、2 in 1 PCとしての使用の幅が広がります。
デジタルペンはオプションのようですが、一緒に揃えておきたいアイテムです。

サイズの割にやや重め
Yoga 6の質量は、約1.32kgからとなっています。同サイズのコンバーチブル型モバイルPCと比較すると、やや重めの質量です。
システム手帳のような感覚でいつでも持ち歩くなど、できるだけ軽量な方がよければ、他機種も検討してみるといいでしょう。
大容量バッテリー搭載
Yoga 6は、60Whのバッテリーを搭載しています。これは、同サイズのコンバーチブル型モバイルPCの中でもトップクラスの大容量です。
この大容量バッテリーのおかげで、最大約18時間のバッテリー駆動が可能です。外出先で1日使用する場合でも、十分な駆動時間です。
なお、同時に発表された他のYogaシリーズは急速充電に対応していますが、Yoga 6のみ急速充電には非対応です。
広めの色域の液晶を搭載
Yoga 6は、13.3型の広視野角 FHD液晶を搭載しています。このサイズにはちょうどいい解像度です。
色域は、72% NTSC(換算すると、ほぼ100% sRGB)と広めです。ウェブコンテンツや、ストリーミング動画の視聴や、作成作業に適しています。
なお、画面占有比は88%と高く、スッキリとして、見た目もいいです。

バックライト付きキーボード
Yoga 6は、下の画像のようなバックライト付きキーボードを搭載しています。
キー配置にも目立ったくせがなく、普通に打てるキーボードのような感じがします。

インターフェイスはUSBのみ
Yoga 6は、インターフェイスとして、USB3.1 x2、USB-C x2を備えています。
左側のUSB-Cポートは、フルファンクション(Power Delivery、DisplayPort 1.4対応)、右側のUSB-Cポートは、DisplayPort対応で、Power Deliveryには非対応となっています。
インターフェイスの種類はUSBのみとなりますが、モバイルPCとしては十分な構成だと思います。

その他の特徴
IRカメラは搭載していませんが、パームレスト部の右側に指紋センサーを備えており、指紋認証でのWindowsログインができます。また、ウェブカメラには、プライバシーシャッターを備えています。セキュリティ面でも、安心して使えるよう配慮されています。
無線規格は、2x2 Wi-Fi 6に対応しています。今後、Wi-Fi 6対応機器の普及によって、安定した高速通信が可能となるでしょう。
ライバル機種の紹介
Yoga 6と同じように、Ryzen 4000Uシリーズプロセッサーを搭載した、コンバーチブル型2 in 1 PCである、HP ENVY x360 13をライバル機種として簡単に紹介します。
HP ENVY x360 13は、Ryzen 4000Uシリーズ搭載、100% sRGBの広色域、ペンの使用も可能な点など、Yoga 6と非常に似た機種です。HP ENVY x360 13の方が、よりコンパクトで、質量も軽いです。ただ、バッテリー容量はYoga 6の方が大容量です。
HP ENVY x360 13は、すでに販売が始まっており、Ryzen 5 4500U、8GBメモリ、256GB SSDの構成で75,000円(税別)と価格も安いです。
Yoga 6の日本での販売は未定ですし、発売されるとしても長くは待てないという方は、HP ENVY x360 13をチェックしてみるといいと思います。

まとめ
Yoga 6は、Ryzen 4000Uシリーズを搭載し、処理性能の高さが特徴となっている、13型の2 in 1モバイルPCです。コンバーチブル型なので、場所や用途に合わせて変形して使用でき、幅広く使用することができます。
天板にはファブリック素材を採用しており、温かみがあり、手になじむデザインなので、いつも持ち運びするモバイルPCとして、愛着がわきそうです。
さらに、大容量バッテリー、広色域の液晶、デジタルペンを使用可能という特徴もあります。モビリティも高めで、ライトなクリエイティブ作業にも使用できます。
やや重いですが、なかなか使い勝手がよさそうな機種だと思います。
外出先でも高い処理性能を長く使える13型 2 in 1 モバイルPC
Yoga 6

特徴
- Ryzen 4000Uの高い処理性能
- 60Whの大容量バッテリー
- ファブリック素材を使用したデザイン
こんなあなたに
- 処理性能の高いモバイルPCが欲しい方
- 他とは少し異なるデザインのPCがいい
- 価格7万円台[税込]~
- 一言万人向けのモバイルPC

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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