HP ENVY x360 13 (13-ay0000) 2020年モデルの実機レビュー

更新日:2020年7月25日
CPU Ryzen 7 4700U
Ryzen 5 4500U
Ryzen 3 4300U
メモリ 8G / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.3インチ
液晶種類 FHD IPS 光沢
質量 約1.25kg
バッテリー 最大 約17時間
(51Wh)
価格[税別] 7万円台~
7万円台でも高い性能の2 in 1 PC

HP ENVY x360 13は、7万円台で購入できる2 in 1 PCです。

安いだけでなく、デザインが良く、さらにAMD Ryzen 4000 (U)シリーズプロセッサーを搭載しており、処理性能はしっかり高いことも特徴です。

ディスプレイの色域も比較的広く、アクティブペンにも対応し、クリエイティブワークにも使えるでしょう。

質量はそこまで軽くはないものの、ボディはコンパクトでバッテリー駆動時間も長く、モバイルノートPCとしても十分使えます。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 4500U、8GBメモリ、512GB PCIe SSD

 

当サイト限定クーポンで安く購入可能

当サイト向けの特別クーポンを利用することで、日本HPパソコンを、通常よりも安く購入することが可能です(12万円以上の製品が対象)。

 

目次

お忙しい方は、「ENVY x360 13の特徴」のみお読みください。

 

HP ENVY x360 13の特徴

高級感あるボディでも7万円台からと低価格

HP ENVY x360 13 2020年モデルは、アルミニウムを採用した高級感のあるボディとなっており、強度が高く、傷が付きにくく美しいボディです。通常、アルミニウムを採用していると、価格が高くなりますが、本製品は7万円台(税別)からと比較的安くなっています。

高級感のあるボディ

 

第3世代Ryzen 4000搭載で高い処理性能

7万円台で購入できるのは、Ryzen 3 4300Uですが、Core i7-10510Uと同等の処理性能があり、一般な用途であれば十分快適に動きます。また、+5,000円で、Ryzen 5 4500Uのモデルを購入でき、こちらなら、6コアのCore i7-10710Uと同じくらいの高い性能です。RAW現像や画像編集をするのであれば、Ryzen 7 4700Uがおすすめです。処理が高いことに加え、メモリが16GBあり、メモリを必要とするクリエイティブ作業も快適です。

CINEBENCH R20 マルチコア
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2585
Core i7-10710U 2211
Ryzen 5 4500U 2180
Ryzen 3 4300U 1558
Core i7-10510U 1459
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです

 

安い製品でもsRGBカバー率は約100%で見やすい

HP ENVY x360 13 2020年モデルの液晶の色域を、当サイトで計測してみたところ、sRGBカバー率が100%もありました。7万円台で購入できるノートPCで、このくらいの色域を持った製品はなかなかありません。Webページなどが見やすいですし、画像編集やRAW現像、イラスト制作などの用途でも使用できる品質だと思います。

sRGBカバー率は100%(当サイト計測)

 

変形できる2 in 1 PC

HP ENVY x360 13 は、タブレットにも変形できる2 in 1 PCです。用途に応じて以下のように形状を変えることができます。

変形できる2 in 1 PC

 

アクティブペンも使える(別売り)

HP ENVY x360 13は、アクティブペンも使用できます。ただし、同梱されていないので、必要な場合は、別途購入する必要があります。

新しいペン「HP MPP アクティブペン」もオプションとして発売されており、こちらなら4096段階の筆圧検知および傾き検知に対応しています。マグネットも内蔵しており、液晶の端に吸着させることも可能です。電池式ではなく充電式で、USB-Cケーブルで充電できます。

HP MPP アクティブペン

 

実際に使ってみましたが、Surface Pro 7と同等程度に描きやすいと感じました(プロの絵師ではないので細かい評価はできなくてすみません・・・)。

比較的描きやすい

 

ただし、Surface Pro 7と比べると、斜めの線を描いたときに波打つ現象(ジッタ―)は、Surface Pro 7 のほうが若干少ないかなと感覚的に感じました(見比べてみるとあんまり変わらないかぁ・・・)。

HP ENVY x360 13で書いた斜めの線
Surface Pro 7で書いた斜めの線
定規を使って線を描いています

 

また、好みの問題でもありますが、iPad ProのApple Pencilのようにペン先の感触が固く、滑りやすいのが気になりました。

ペン先は固い

 

なお、Microsoft Pen プロトコルの方式を採用したペンであれば、基本的には他のペンも使用できます。試しにBAMBOO Ink PlusとSurfaceペンを使ってみましたが、問題なくスケッチできました。柔らかいタッチが良ければ、HP MPP アクティブペンではなく、Surfaceペンなどを購入するのも良いでしょう。

Surfaceペンなども使用可能

 

コンパクトになった筐体

HP ENVY x360 13は、旧モデルから奥行きが18mmも短くなり、かなりコンパクトなボディとなっています。下の画像のように、液晶の上下のベゼル幅が狭くなり、画面占有比が旧モデルの79%から88%へ大きく変化しています。

旧モデルよりもコンパクトに

 

どの程度コンパクトなのかを把握するため、13インチのコンバーチブル型PCや、11型ノートPCとサイズを比較してみました。同サイズのコンバーチブル型PCの中でもコンパクトさが特徴となっているHP Elite Dragonflyよりも、さらに奥行が短いです。また、参考までに比較してみたワンサイズ下の11.6インチクラムシェル型PCと同等の奥行しかありません。

コンパクトさを重視する方はもちろん、小さめのカバンにも入れやすいので、女性にもおすすめのサイズ感です。

13インチコンバーチブル型PCのサイズ比較
  奥行 高さ
HP ENVY x360 13 (2020) [本機器] 306 194 15.5-16.5
HP ENVY x360 13 (2019) 306 212 14.5-16
ThinkPad X13 Yoga 310.4 219 15.95
Inspiron 13 5000 (5300) 305.96 203.4 15.85
HP Elite Dragonfly 304.3 197.5 16.1
[11.6型クラムシェル]HP Stream 11 281 194 16.5-18.5
[11.6型クラムシェル]ideapad Slim 150 288 200 18.8
※ サイズの単位はmm

 

長いバッテリー駆動

HP ENVY x360 13 2020年モデルは、51Whバッテリーを搭載しており、旧モデルの53Whからは微減しているものの、それでも13型のモバイルノートPCとしては多めの容量です。

Ryzenプロセッサー搭載機は、省電力性能にやや劣るというイメージがあるかもしれませんが、Ryzen 4000Uシリーズになって改善されています。当サイトの計測でも、旧モデルよりバッテリー駆動時間が延びており、他の一般的なモバイルノートPCよりも長い駆動時間です。

新旧モデルのバッテリー駆動時間の比較
  新モデル 旧モデル
(1) 動画再生時 9時間36分 7時間57分
(2) PCMark 8 Work 8時間07分 7時間00分
(1) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(2) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

質量は軽くないが・・・

最近は、1kgを切るようなモバイルノートが増えたため、HP ENVY x360 13は軽い方ではありません。

ただし、同じ13型の"コンバーチブル型"PCには、重めの機種が多いため、同じジャンルのPCでは、標準的な質量と言えるでしょう。また、1.25kgという質量でも十分持ち運びできる軽さです。

13インチクラスのコンバーチブル型モバイルPCの「質量」の比較
HP Elite Dragonfly 約999g~
HP ENVY x360 13 (2020) 約1250g
ThinkPad X13 Yoga 約1250g~
HP ENVY x360 13 (2019) 約1280g
XPS 13 2-in-1 (7390) 約1330g

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、画面も見やすいため快適に作業できます。ただし、光沢液晶である点は、好まない方もいるかと思います。
動画鑑賞 ディスプレイの表示が綺麗で、スピーカー音も比較的いいので、動画鑑賞は快適です。
RAW現像
画像編集
処理性能の高いCPUに、sRGBカバー率 100%の色域のディスプレイを搭載し、RAW現像などが快適でしょう。ただし、メモリが16GBのモデルを購入するようにしましょう。
動画編集 △~○ 快適に動くかどうかはソフトにもよると思います。Ryzenプロセッサーとの相性が悪くないソフトであれば、簡易的な編集なら快適だと思います。なお、Premiere ProはFHDの書き出しはそこそこ速いですが、4Kになると極端に遅くなります。
ゲーム 内蔵グラフィックスの性能が比較的高いので、軽めのゲームならできるでしょう。ただし、少し重いゲームだと高いフレームレートは出ませんし、ディスプレイも高リフレッシュレートに対応しているわけではありません。ゲームをするなら、ゲーム向けのノートPCがおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイのチェックです。

視野角が広く、色域も広く比較的見やすいディスプレイです。ただし、光沢液晶である点は、好みが分かれると思います。最大輝度は、当サイトの計測では309cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトで計測した色域は次の通りです。

sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 74.1%
Adobe RGBカバー率 73.8%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや暖色系の画面になっていることが分かりますが、それほど気にはなりません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。タッチパネル特有の電極線が若干見えますが、普通の方は気にならないと思います。

画面拡大

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、輝度を下げてもフリッカーは確認できませんでした。なお、下図は輝度0にしたときの写真です。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

HP ENVY x360 13 2020年モデルのキーボードのチェックです。

「enter」キーの右隣に「home」や「pg up」などのボタンがある点が気になる方もいると思いますが、enterキーは十分な大きさがあるので、実際にタイピングしてみても特にenterキーをタイプミスすることはありませんでした。backspaceキーがやや小さいため、たまに隣のキーと押し間違えることがありますが、指が慣れればそれも無くなると思います。

メーカー仕様表では、キーピッチ : 約19.0×19.0mm、キーストローク : 約1.3mmとなっています。キーストロークが浅いものの、しっかりとした打鍵感はあります。キートップはほぼフラットで、打ちやすいとは言いませんが、普通に打てるキーボードだと思います。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品は、サーマルプロファイルが用意されており、今回は「HP推奨モード」と「パフォーマンスモード」の両方で計測しています。

HP Command Center - サーマルプロファイル

 

CPU

第3世代Ryzen 4000プロセッサーを搭載しており、高い処理性能です。今回、Ryzen 5 4500Uを搭載していますが、Core i7-10710Uとほぼ同じスコアです。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 4500U(HP推奨モード)
Ryzen 5 4500U(パフォーマンスモード)
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Ryzen 5 4600H 3260
Ryzen 7 Pro 4750U 3197
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2585
Ryzen 5 4500U 2265 [パフォーマンスモード]
2180 [HP推奨モード]
Core i7-10710U 2211
Ryzen 3 4300U 1558
Ryzen 7 3700U 1526
Core i7-1065G7 1484
Core i7-10510U 1459
Core i5-1035G1 1424
Ryzen 5 3500U 1421
Core i5-10210U 1418
Core i3-10110U 922
Ryzen 3 3200U 751
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
[パフォーマンスモード]、[HP推奨モード]と書かれていないCPUは、他のPCで計測した代表値です

 

メモリ

メモリはDDR4-3200のデュアルチャネルで、高速です。

本製品のメモリ

 

グラフィックス

グラフィックス性能は、内蔵グラフィックスとしては高い性能です。ただし、ローエンドの外部グラフィックス「GeForce MX250」よりも低いスコアなので、ゲームや動画編集をするなら、外部グラフィックスを搭載していたほうが、おすすめです。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Ryzen 5 4500U(HP推奨モード)
Ryzen 5 4500U(パフォーマンスモード)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1050 25325
GeForce MX330 16714
Radeon Graphics
(Ryzen 9 4900HS)
16322
GeForce MX250 15406
Radeon Graphics
(Ryzen 7 Pro 4750U)
14302
Radeon Graphics
(Ryzen 7 4700U)
13861
Radeon Graphics
(Ryzen 5 4500U)
12126 [パフォーマンスモード]
11999 [HP推奨モード]
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Radeon Vega 8
(Ryzen 5 3500U)
10014
Radeon Graphics
(Ryzen 3 4300U)
9800
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
9188
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
5274
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
[パフォーマンスモード]、[HP推奨モード]と書かれていないGPUは、他のPCで計測した代表値です

 

内蔵グラフィックスの情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

今回、512GB SSDを搭載していますが、シーケンシャルリードが3500MB/sを超えており、高速でした。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 3588 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれていないストレージは、他のPCで計測した代表値です

 

SDカードスロット

micro SDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大275MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

Ryzen 5 4500Uについては、上記以外のベンチマークも計測しています。フォートナイト、PUBG LITEなどのゲームベンチマークなどは、以下のリンク先にまとめているので、ご興味があればご覧ください。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。以下のグラフでは、レビュー機で計測したもののみ緑色にしています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Core i7-10510Uよりは速いですが、今回メモリが8GBということもあり、そこまで速くはありませんでした。メモリはオンボードで増設もできないので、Lightroomを使うなら、16GB搭載モデルがいいと思います。編集作業自体(輝度や彩度の変更等)はスムーズにできました。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
79秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
85秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Ryzen 7 Pro 4750U
16GBメモリ
101秒
Ryzen 5 4500U
8GBメモリ
107秒 [レビュー機で計測]
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
Ryzen 3 4300U
20GBメモリ
143秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

FHD動画の書き出しは比較的速いですが、4K動画の書き出しはやや時間がかかります。FHD動画については、実際に編集してみましたが、スムーズに編集できました。

4K動画の書き出し
Core i7-10750H/16GB
GeForce RTX 2060
4分51秒
Ryzen 5 4600H/32GB
GeForce GTX 1650
5分48秒
Core i7-1065G7/16GB
Intel Iris Plus
27分23秒
Core i7-10510U/16GB
Intel UHD
49分32秒
Ryzen 7 Pro 4750U/16GB
Radeon Graphics
約1時間30分
Ryzen 7 4700U/16GB
Radeon Graphics
約1時間30分
Ryzen 5 4500U/8GB
Radeon Graphics
約2時間 [レビュー機で計測]
Ryzen 3 4300U/8GB
Radeon Graphics
約2時間15分
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
FHD動画の書き出し
Ryzen 7 4700U/16GB
Radeon Graphics
5分5秒
Ryzen 7 Pro 4750U/16GB
Radeon Graphics
5分8秒
Ryzen 5 4500U/8GB
Radeon Graphics
5分57秒 [レビュー機で計測]
Ryzen 3 4300U/8GB
Radeon Graphics
6分44秒
Core i7-1065G7/16GB
Intel Iris Plus
7分41秒
Core i7-10510U/8GB
Intel UHD
16分54秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

15W TDPのプロセッサーとは思えないくらい速いです。

  HP推奨モード パフォーマンスモード
x265でエンコード (※1) 19分49秒 17分20秒
QSVでエンコード (※2) 1分16秒 1分12秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 Pro 4750U 13分53秒
Core i7-9750H 15分37秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 17分20秒 [パフォーマンスモード]
19分49秒 [HP推奨モード]
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[パフォーマンスモード]、[HP推奨モード]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック
HP推奨モード
パフォーマンスモード

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cポートの動作テストは次の通りです。

Thunderbolot 3には対応していませんが、Power Deliveryおよび映像出力には対応しています。当サイトのテストでは、45W以上のPD充電器は使用できました。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
65W ZHOULX充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower充電器 ×
18W cheero充電器 ×
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器 ×
5V/2.4A AUKEY充電器 ×
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

本製品はHDMIポートはありません。外部モニターに接続する場合は、USB-Cポートを使用して下さい。

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.25kg」とあり普通です。当サイトの計測値は下表の通りです。モバイルノートPCとしては軽くありませんが、カバンへ入れて持ち運んでも、それほど苦にならない質量です。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.246kg
ACアダプター+電源ケーブル 293g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は51Whです。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通り長めです。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) MobileMark 2014 最大 17 時間
(2) PCMark 10 Modern Office 11時間04分
(3) 動画再生時 9時間36分
(4) PCMark 8 Work 8時間07分
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

1時間で約67%充電できました。比較的速いと思います。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
67%(約34Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

カメラ・マイク・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は1280x720で、画質は普通です。

Webカメラの前にマネキンなどを置いて、Windows 10標準のカメラアプリで撮影
Webカメラの画質
左:本製品、右:Logicool StreamCam

 

マイク性能

マイク、ややエコーがかかったような状態になりますが、十分オンライン会議などで使えると思います。ただし、1万円台の少しいいマイクと比べると、音質はやや落ちるので、ホスト側になったり、配信をしたりするのであれば、外付けのマイクを接続したほうがいいです。

Zoomでミーティング中の音声を録音
本製品のマイク
[参考]1万円台のマイク
audio-technica AT2020USB+
※音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。

 

スピーカー

スピーカーは側面の斜めになっているとこに配置されています。最大音量は大きいです。音質も比較的良く、ノートPC基準で10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。なお、ここでは一部を除いて「HP推奨モード」で計測しています。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷がかかっても、やや低めの騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。このテストのみ、「HP推奨モード」と「パフォーマンスモード」で計測しています。

「HP推奨モード」の場合は、CPUクロックが落ち着いた後は70℃前後で推移しており問題ない温度です。「パフォーマンスモード」の場合は、100℃近くまで達してしまいます。通常は「HP推奨モード」で運用するのがいいでしょう。

HP推奨モード
パフォーマンスモード

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

高い負荷をかけると、全体的に暖かくなりますが、それほど気にはなりません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

TDP 15Wのプロセッサーなので、消費電力は高くありません。ただし、「パフォーマンスモード」にするともう少し上がります。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から、確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ENVY x360 13 2020年モデルの外観のチェックです。

アルミニウム素材のボディで、高級感があります。ナイトフォールブラックというカラーで、ややブランが混じったような色になっています。

 

天板の画像です。

 

薄いボディです。排気口が、従来モデルでは側面にありましたが、新モデルでは背面になりました。背面側に物をくっつけて置かないように注意しましょう。

 

HP ENVY x360 13のインターフェースはご覧の通り少なめです。フルサイズのUSBポートは下に押し下げて挿すタイプですが、PC本体を床から浮かせることなく接続できます。

 

液晶は360度回転するため、下図のように相手側に画面を見せることももちろん可能です。

 

底面はネジなどが少なく綺麗です。

 

底面カバーを外すには、正面側にある2つのネジをT5トルクスドライバーで外す必要があります。さらに、背面側のゴム足の下に3つネジがあるので、それも取る必要があります。また、爪がやや固いので外しにくいです。

メモリはオンボードですので増設や換装はできません。できるだけ多く搭載しておきましょう。

 

ACアダプターは65Wです。角が丸くなっているので持ちやすいですが、電源ケーブルは太いです。

 

まとめ

HP ENVY x360 13は、アルミニウム素材を採用し高級感のある見た目でありながら、7万円台から購入できる安さが魅力のコンバーチブル型PCです。

コンパクトボディでありながら、AMD Ryzen 4000 (U)シリーズの高い処理性能を備えている点や、この安さでsRGBカバー率100%のディスプレイを搭載しているのも特徴です。

4096段階、傾き検知のペンにも対応しており、イラストも描きやすいです。

一台のPCを、メイン兼モバイルPCとして使用し、なおかつ、ペン入力もしたい、しかも処理性能も妥協したくない、という欲張りな願いを満たしてくれる機種だと思います。

ただし、質量はそれほど軽くはありません。と言ってもそれほど重いわけではなく、十分持ち運びできる質量だと思います。

 

7万円台でも高性能2 in 1 PC

HP ENVY x360 13

特徴

  • 安い
  • コンパクトでデザインもいい
  • Ryzen 400シリーズ搭載で高性能
  • sRGBカバー率100%のディスプレイ
  • アクティブペンも使用できる(別売り)

こんなあなたに

  • 安くてもしっかり使える2 in 1 PCが欲しい
公式サイトはこちら

 

当サイト限定クーポンで安く購入可能

当サイト向けの特別クーポンを利用することで、日本HPパソコンを、通常よりも安く購入することが可能です(12万円以上の製品が対象)。

 

関連ページ