デル XPS 13 2-in-1(7390)の特徴

更新日:2019年8月9日
CPU 第10世代Core(U)
メモリ 最大32GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.4型
液晶種類 1920x1200 IPS 光沢
3840x2400 IPS 光沢
質量 約1.32kg~
バッテリー 51Wh
LTE 非対応
価格[税別] 8月中旬発売
第10世代インテルCPU搭載の2 in 1 PC

XPS 13 2-in-1(7390)は、13型コンバーチブル型のプレミアムノートPCです。

第10世代のUシリーズプロセッサーをいち早く搭載し、旧モデルから処理性能を格段に上げてきました。

液晶アスペクト比が16:10というのも特徴的です。フルHD+に加えて、4K-UHD+の高解像度液晶も選択できます。

アルミから削り出されたユニボディは、強度も高く、デザインも美しいです。パソコンはデザインも重要と考える方にもおすすめです。

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パソコンの横のクマは・・・

上の画像のクマは、きゃりーぱみゅぱみゅのMV美術などを手掛けた増田セバスチャンによって飾り付けられた世界で1つだけの特別なベアです。このベアは、8月12日まで表参道Rスタジオで開催中のDELL Design Laboで見ることができます。他にも巨大な増田セバスチャンアートベアが展示されており、一緒に写真を撮ることができます。若い女の子が一緒に撮影し、#DELLのハッシュタグでTwitterなどのSNSで投稿しているので、是非ご覧ください。

XPS 13 2-in-1(7390)の特徴

第10世代Core(U)搭載

XPS 13 2-in-1(7390)の最も目を引く特徴は、詳細が発表されたばかりである10nm製造プロセスの第10世代Uシリーズプロセッサーをいち早く搭載していることです。

第10世代Uシリーズプロセッサーと、旧モデルに搭載していた第8世代YシリーズプロセッサーのCore i5とCore i7の仕様を比較すると、コア数、スレッド数、キャッシュに大きな差があり、処理能力はかなり高くなっています。

また、第10世代Coreプロセッサーは、Gen 11のCPU内蔵GPUを搭載しており、GPU性能もアップしています。そのため、画像や映像を扱う作業でも、より快適な使用が期待できます。特に、Core i7-1065G7にはIris Plusを搭載しており、UHD Graphicsよりも高い描画処理能力となっています。

さらに、Thunderbolt 3コントローラを統合しているため、Thunderbolt 3のための別チップを必要とせず、省スペースやコスト面でもメリットがあります。

Yシリーズプロセッサーから、Uシリーズプロセッサーになっただけでも、処理性能が大きくアップするのですが、上述のような特徴を持つ最新の第10世代Coreなので、快適に対応できる作業範囲がかなり広がっているはずです。

ただし、TDPは大きく上がったため、従来はファンレスだったモデルがファンを搭載するようになりました。バッテリー駆動時間もやや短くなるのではないかと予想できます。

第10世代Uプロセッサーと第8世代Yプロセッサーの仕様比較
  第10世代Uプロセッサー 第8世代Yプロセッサー
Core i7-1065G7 Core i5-1035G1 Core i7-8500Y Core i5-8200Y
開発コード名 Ice Lake-U Amber Lake-Y
コア数/スレッド数 4 / 8 2 / 4
ベースクロック 1.3GHz 1.0GHz 1.5GHz 1.3GHz
ターボブースト利用時
の最大クロック
3.9GHz 3.6GHz 3.9GHz 3.9GHz
キャッシュ 8MB 6MB 4MB
内蔵グラフィックス Iris Plus UHD Graphics UHD 617 UHD 615
TDP 15W 5W

 

フルHD+、4K-UHD+液晶を選択可能

聞きなれないかもしれませんが、XPS 13 2-in-1(7390)は、フルHD+、もしくは4K-UHD+の液晶を選択できます。

一般的なノートPCの液晶のアスペクト比は16:9(フルHD:1920x1080、4K-UHD:3840x2160)ですが、XPS 13 2-in-1(7390)搭載する液晶のアスペクト比は16:10(フルHD+:1920x1200、4K-UHD+:3840x2400)となっています。縦方向の表示できる情報量が増えており、WebブラウザやExcel、Wordなどの縦スクロールすることが多いソフトを使用するときや、PhotoshopやLightroomなどペン(枠で区切られた領域)が多いソフトを使用するときに便利です。

16:10の液晶を採用しているノートパソコンは、レッツノートやSurfaceなどがありますが、機種はかなり少ないです。

16:10のアスペクト比の液晶

 

さらに、搭載する液晶には、下記のような特徴があります。

厳密な色再現が必要なプロフェッショナルな用途とまではいきませんが、デジタルコンテンツの作成など、内容によってはクリエイティブな作業にも十分使用できる質の高い液晶を搭載していると言えるでしょう。

液晶の特徴

HDR 400準拠:明部と暗部のコントラストが高く、明瞭ではっきりとした表示が可能

DCI-P3カバー率 90%:デジタルシネマの色域規定であるDCP-P3のカバー率が90%と高め

Gorilla Glass 5:液晶パネル保護のために、強度に提供のあるGorilla Glass 5を採用

 

デル プレミアムアクティブペンに対応

XPS 13 2-in-1(7390)は、オプションのデル プレミアムアクティブペン(PN579X)に対応しています。

デル プレミアムアクティブペンは4,096段階の筆圧感知性能となっています。傾き検知に対応しているかは不明ですが、実機を借りられることがあれば試してみようと思います。

また、使用後は、ペンをPC本体に磁石でくっつけておくことができます。内蔵型でないアクティブペンは置き場所に困ることがありますが、このような細かい配慮があれば、紛失もしにくくなり、嬉しいです。

 

デュアルファンでしっかり冷却

旧XPS 13 2-in-1はYシリーズプロセッサーを搭載していたのでファンレス構成でしたが、XPS 13 2-in-1(7390)は、Uシリーズプロセッサーを搭載するようになったため、デュアルファン構成となっています。

しかも、ファンを搭載するようになったのに、PC本体の厚みは維持したまま、むしろわずかに薄くなっています。

試してみないと分かりませんが、冷却は安心できるのではないかと思います。

デュアル冷却ファン

 

ゆとりあるキーボード

XPS 13 2-in-1(7390)は、狭額ベゼルを採用しボディの横幅は旧モデルよりもやや短いにもかかわらず、本体枠ぎりぎりまでキーボードを配置しており、キーボードはサイズアップしています。

また、タッチパッドのサイズも大きくなっていたり、指紋センサーが電源スイッチと統合されていたりと、細かい部分も使いやすくなっています。

なお、キーボードおよび液晶ベゼルのカラーは「ブラック」と「アークティックホワイト」がラインナップされていますが、アークティックホワイトは英語キーボードとなります。ブラックは、日本語と英語キーボードのどちらかを選択できます。

横幅いっぱいのキーボード

 

キーボードはマグレブキーボードを採用しています。磁気でキーを支える仕組みで、よりボディを薄くすることが可能です。実際にタイピングしてみましたが、他のモバイルノートと、打ち心地はほとんど変わりませんでした。

マグレブキーボード

 

旧モデルとの比較

旧モデルのXPS 13 2-in-1(9365)とスペックを比較します。

前述の通りCPUが最も大きな変化です。旧モデルは、Yシリーズ第8世代プロセッサーを搭載していましたが、新モデルではUシリーズ第10世代プロセッサーを搭載することで、大幅に処理性能がアップしています。

また、液晶が縦方向にわずかに広くなっているのも特徴です。4K-UHD+の高解像度液晶も選択できるようになりました。

バッテリー容量も増えていますが、CPUのTDPが上がったのと解像度も増えたので、駆動時間はそれほど延びないでしょう。

残念なのは質量が少しだけ増えています。軽量化よりも、スペックを向上することで、よりクリエイティブな作業への対応を図ったモデルと言えそうです。

旧モデルとの比較
  [本製品]
XPS 13 2-in-1(7390)
[旧モデル]
XPS 13 2-in-1(9365)
画像
CPU 第10世代Core (U) 第8世代Core (Y)
メモリ 最大32GB 最大16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 13.4型 13.3型
液晶種類 フルHD+ IPS 光沢
4K-UHD+ IPS 光沢
フルHD 光沢
QHD+ 光沢
質量 約1.32kg~ 約1.24kg~
サイズ [mm] [幅] 296
[奥行] 207
[高さ] 7~13
[幅] 304
[奥行] 199
[高さ] 8~13.7
バッテリー 51Wh 46Wh

 

質量のチェック

XPS 13 2-in-1(7390)の質量は、メーカーサイトでは約1.32kg~となっています。

1kgを切る2 in 1 PCも発売されている中、1.32kgというのはやや重い部類に入ると思います。タブレット形状にして、片手持ちで長時間使用するのは少し厳しいかなと思います。

13型コンバーチブル型 2-in-1 モバイルPCの「質量」の比較
LIFEBOOK WU3 (25Wh) 約868g~
LIFEBOOK WU3 (50Wh) 約989g~
LIFEBOOK MH75/D2 約1240g
XPS 13 2-in-1 (9365) 約1240g
Yoga C630 約1250g
HP ENVY x360 13 約1280g
XPS 13 2-in-1 (7390) 約1320g~
HP Spectre x360 13 約1320g
Inspiron 13 7000 2-in-1 約1450g
ThinkPad L390 Yoga 約1560g~

 

バッテリー容量のチェック

XPS 13 2-in-1(7390)は、51Whのバッテリーを搭載しています。これは同等サイズの13型コンバーチブル型 2-in-1 モバイルPCの中でも、大きめの容量です。

ただし、一般的に高解像度の液晶を搭載すると、消費電力が増加します。そのため、4K-UHD+液晶を搭載すると、大幅にバッテリー駆動時間が短くなると思われます。バッテリー駆動時間を優先するのであれば、フルHD+液晶を選択する方がよいでしょう。

13型コンバーチブル型 2-in-1 モバイルPCの「搭載バッテリー」の比較

 

外観のチェック

XPS 13 2-in-1(7390)のボディは、アルミニウムからの削り出しによるユニボディです。そのため、いくつものパーツを組み合わせた筐体よりも、強度が優れています。

 

側面部分は、キラッと光るようになっており、細部までこだわったプレミアムPCの感じがでています。

 

閉じた状態では、プラチナシルバーのアルミ筐体ですが、開いた時のカラーは、ブラックと、アークティックホワイトの2色を選択できます。ブラックはカーボンファイバー製、アークティックホワイトはグラスファイバー製です。

グラスファイバー

 

Webカメラの位置も、旧モデルから変化しています。旧モデルはディスプレイの下部に配置されていましたが、XPS 13 2-in-1(7390)では、非常にコンパクトなカメラモジュールを開発することで、狭額ベゼルですが、液晶の上部に配置されています。ラップトップ形状でビデオチャットを行う場合などでも、自然な映りになります。

 

インターフェイスは、非常に限られており、USB Type-C(Thunderbolt 3対応)x2、microSDリーダーとなっています。USB Type-Cポートは、ディスプレイ出力とUSB PDに対応しています。

コンパクトな筐体を実現するためには仕方のないことだと思いますが、USB機器や外部ディスプレイを使用したい場合は、アダプターやケーブルを必要とするケースもあるでしょう。

 

底面はスッキリとしています。吸気口の大きさは小さいですが、背面と側面側にいくつか取られています。

 

液晶は360度回転するので、下図のような形状で使用することも可能です。

 

まとめ

XPS 13 2-in-1(7390)は、デザインが良く、性能も高いコンバーチブル型2-in-1 PCです。

最新の第10世代Core(U)を搭載し、また、アスペクト比が16:10のフルHD+もしくは4K-UHD+の質の高い液晶を選択でき、内容によってはクリエイティブな作業にも対応できるでしょう。

アルミニウムの削り出しボディを採用することで、質感が良く、剛性も高いです。ただし、その一方で、質量はやや重いのがデメリットかなと思います。

また、LTEにも対応していません。

高い処理性能を備えたコンバーチブル型2-in-1PC

XPS 13 2-in-1(7390)

特徴

  • 剛性が高く、美しいボディ
  • 第10世代Core(U)搭載
  • アスペクト比が16:10でやや縦に長い
  • 4K-UHD+液晶も選択可能

こんなあなたに

  • 処理性能の高い2-in-1PCが欲しい
  • デザインも重視したい
  • 価格8月中旬発売
  • 一言もう少し軽いと良かった
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