デル Inspiron 16 Plus (7610)の実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-11800H
Core i5-11400H
GPU CPU内蔵 / RTX 3050
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe NVMe SSD
画面サイズ 16.0インチ
画面種類 3K (3072x1920) 非光沢
質量 ~約2.015kg
バッテリー 86Wh
価格[税込] 11万円台~
画面比16:10の3K液晶を搭載

Inspiron 16 Plusの大きな特徴は、100% sRGBクラスの3K液晶(画面比16:10)を搭載していることです。

複数のウィンドウを同時に表示できるので、効率よく作業を行うことができますし、ペイン(枠)の多いクリエイター向けソフトの使用にも適しています。

第11世代Core Hプロセッサーを搭載し、処理性能も十分です。RTX 3050搭載モデルであれば、動画編集なども快適に行えるでしょう。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、1台が当サイトの購入品、1台がメーカーからの貸出機です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-11400H、8GBメモリ (4GB x2)、512GB PCIe SSD

Core i7-11800H、GeForce RTX 3050、16GBメモリ (8GB x2)、1TB PCIe SSD NEW!

 

このページをご覧の方だけに

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目次

お忙しい方は、「Inspiron 16 Plus (7610)の特徴」のみお読みください。

 

Inspiron 16 Plus (7610)の特徴

作業がはかどる16型の3K液晶を搭載

Inspiron 16 Plus (7610)の最大の特徴は、作業がしやすい16型の3K液晶を搭載していることです。

一般的な液晶がアスペクト比16:9であるのに対して、Inspiron 16 Plus (7610)の液晶は、アスペクト比16:10となっています。縦方向の表示面積が少し広くなっているため、ブラウザや、Officeソフトなど、縦スクロールするアプリが使いやすいです。

また、100% sRGBクラスと色域が広めなので、ウェブ掲載用の写真の編集作業などにも適しています。外部グラフィックスを搭載したモデルであれば、YouTube投稿用のような動画の編集にも使用できます。

アスペクト比16:10の16型液晶

 

さらに、3Kの高解像度なので、写真を高精細に表示することができます。また、多少文字が小さくなってもよければ 、一度に沢山の情報を表示することも可能です。例えば、下の画像のように、複数のウィンドウを開いて作業ができるので、作業効率がアップします。

クリエイティブな用途だけでなく、効率よく仕事を行うためのノートPCとしても、おすすめです。

複数のウィンドウを開いて作業がしやすい

 

RAW現像なども速い

本製品は、インテルの第11世代Coreプロセッサーを搭載しており、RAW現像などの処理が速いです。色域もsRGB 100%クラスと比較的広く、Webコンテンツ用のデジタル写真のRAW現像に適しています。

なお、RAW現像をするなら、メモリは16GB以上がおすすめです。

Lightroom Classic CCによるRAW現像が快適

 

CPU内蔵グラフィックスの性能は低い

Inspiron 16 Plus (7610)は、第11世代Core Hプロセッサーを搭載しています。

第11世代Coreなので、CPU内蔵グラフィックスには、性能が高めのIntel Iris Xeを内蔵しているのかと思うかもしれませんが、Hシリーズプロセッサーの内蔵グラフィックスはIntel UHDグラフィックスです。グラフィックス処理を行う実行ユニットの数も少なく、下のグラフで示すように、CPU内蔵グラフィックスの性能はかなり低めです。

グラフィックス性能が低いと言っても、Officeソフトを使用したり、動画視聴を行ったりする分には、全く問題ありませんが、動画編集などをしようと思っている場合、必ず外部グラフィックスを搭載したモデルを購入するようにしましょう。

3DMark Night Raid ~ グラフィックス性能 ~
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Core i5-11400H
メモリDDR4-3200
6017

 

RTX 3050の最大グラフィックスパワーは65W

上で紹介したように、Inspiron 16 Plus (7610)のCPU内蔵グラフィックスの性能が低いため、動画の編集や、PhotoshopのAI機能を用いた処理などを行う場合は、外部グラフィックスにRTX 3050を搭載したモデルの方がおすすめです。

Inspiron 16 Plus (7610)の搭載するRTX 3050の最大グラフィックスパワーは65Wでした。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

ゲーミングノートPCであれば、エントリークラスの中ではやや高めのグラフィックス性能となります。この程度の性能があれば、4K動画編集を行ったり、息抜きにゲームをプレイするのにもちょうどいいです。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 12077 (165W)
RTX 3080 16GB 11361 (130W)
RTX 3080 8GB 11229 (135W)
RTX 3070 10327 (130W)
RTX 3080 8GB 10258 (105W)
RTX 3070 9220 (95W)
ミドルレンジ RTX 3060 8302 (130W)
RTX 3060 7519 (95W)
RTX 3060 6984 (75W)
RTX 2060 6163
GTX 1660Ti 5667
RTX 2060 Max-Q 5526
エントリー RTX 3050 Ti 5243 (60W)
RTX 3050 4815(65W)
RTX 3050 4476 (60W)
RTX 3050 3980 (40W)
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :Inspiron 16 Plus (7610)が搭載するRTX 3050 Laptopのグラフィック性能
括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

ただし、GeForce RTX 3050を搭載したモデルは、最低でも16万円台となってしまいます。いくら3Kディスプレイを搭載しているとはいえ、RTX 3050レベルの外部グラフィックスで、この価格はやや高いと思います。せめて14万円台に価格を下げて欲しいです。

 

メモリの換装が可能

Inspiron 16 Plus (7610)は、2基のメモリスロットを備えています。

全てのモデルがデュアルチャネルになっているので、空きスロットはありませんが、メモリの換装は可能です。実際に、8GB(4GB x2)→64GB(32GB x2)に換装してみましたが、問題なく使用できました。クリエイティブな用途に使う場合は、自己責任とはなりますが、大容量メモリに換装することで、より快適に作業ができるようになります。

2基のメモリスロット

 

デュアルストレージにカスタマイズ可能(自己責任)

Inspiron 16 Plus (7610)は、M.2スロットも2基備えています。1つはType 2230サイズ用、1つはType 2280サイズ用です。

今回は、既存のストレージとして、Type 2230 M.2 SSDが、エクステンダーを使用して装着されており、Type 2230 M.2 SSD用のスロットが空きスロットになっていました。

Type 2230 M.2 SSDはあまり流通していませんが、既存のType 2230 M.2 SSDを空きのSSD2スロットに移設し、空いたSSD1スロットに一般的なType 2280 M.2 SSDを取り付けることで、デュアルストレージ構成が可能になります。

空きスロットにも放熱板が付いていますし、ストレージが不足するような場合でも、対応できそうなのは、安心感があります。

なお、使用するM.2 SSDによって正常に認識されない場合があるかもしれません。移設・増設する場合は、自己責任でお願いします。

2基のM.2 スロット

 

背面からの排熱がやや気になる

Inspiron 16 Plus (7610)は、2基の冷却ファンを備え、下の画像のような4ヶ所の排気口から熱を排出するような構造となっています。

4つの排気口

 

ただし、液晶を開くと、背面の排気口がほとんど隠れてしまいます。そのため、放熱性能があまり高くないように感じます。

実際に、Core i5モデルでは、高負荷時のCPU温度はやや高めでした。一方、Core i7-11800H + RTX 3050搭載モデルでは、CPU温度が高くなりすぎないような設定となっているようでした。そのため、CPU温度は心配ないですが、Core i7-11800Hとしてはパフォーマンスがやや抑えられているようで、ベンチマークスコアは思ったほど伸びませんでした。

背面の排気口がほとんど隠れてしまう

 

フルサイズのSDカードリーダーを搭載

Inspiron 16 Plus (7610)は、フルサイズのSDカードリーダーを備えています。

そのため、カメラで撮影した動画や写真の取り込みもしやすいです。ただ、SDカードの読み込み速度が低速だったので、取り込みに少し時間がかかるのが、残念です。

フルサイズのSDカードスロット

 

兄弟機種との比較

Inspiron 16 Plus (7610)には、Inspiron 15 Plus (7510)という兄弟機種があります。ここでは、簡単にこの2機種の比較を行います。

Inspiron 15 Plus (7510)は、全てのモデルに外部グラフィックスを搭載しています。また、Core i5-11400H + RTX 3050の構成が12万円台と安く、コスパが高いです。RTX 3050Ti搭載モデルも選択できます。ただし、液晶はアスペクト比16:9のFHD液晶です。外部ディスプレイを接続して使用する方や、画像・動画編集に使える高コスパ機ということであれば、Inspiron 15 Plus (7510)がいいかもしれません。

一方、Inspiron 16 Plus (7610)は、アスペクト比16:10、3K解像度の16型液晶を搭載しています。画像などの精細な表示が可能ですし、見やすく効率よく作業ができます。また、場合によっては、外部グラフィックスを搭載しないモデルを選択できるのもメリットとなります。例えば、バッテリー駆動でも、比較的長めの時間使用できます。RAW現像や、Officeソフトなどを使用した作業用であれば、外部グラフィックス非搭載のモデルでも十分だと思います。

液晶と、外部グラフィックスの有無をベースに機種を選定することをおすすめいたします。

兄弟機種との比較
  [本製品]
Inspiron 16 Plus
(7610)
[兄弟機種]
Inspiron 15 Plus
(7510)
画像
CPU Core i7-11800H
Core i5-11400H
GPU CPU内蔵 / RTX 3050 RTX 3050 / 3050Ti
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe NVMe SSD
液晶サイズ 16.0型 15.6型
液晶種類 3K (3072x1920) FHD (1920x1080)
質量 ~約2.015kg 約1.895kg~
サイズ[mm] [幅]355.28
[奥行]247.5
[高さ]18.99
[幅]356.06
[奥行]228.9
[高さ]18.99
バッテリー 86Wh 56Wh / 86Wh
価格[税込] 11万円台~ 12万円台~
レビュー   レビュー
※2021年9月30日現在の価格です

 

各用途の快適度

Inspiron 16 Plus (7610) の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
アスペクト比16:10の16型液晶を搭載しており、効率よく作用ができます。スペック十分高く、非常に快適に作業できるでしょう。
動画鑑賞 色域広めの3K液晶を搭載しており、色鮮やかな表示が可能です。スピーカー音も比較的よく、快適に動画視聴を行えます。
オンライン会議 カメラ、マイク、スピーカーを備えており、普通にオンライン会議に参加できます。
RAW現像
画像編集
100% sRGBクラスの液晶を搭載し、ウェブ用の画像編集に対応できます。メモリを換装すれば、Lightroom Classic CCによるRAW現像も高速でした。ただし、外部グラフィックスを搭載しないモデルは、AIを使用した処理に少し時間がかかります。また、印刷用の写真の編集には、液晶の色域がやや不足しています。
動画編集 △/○ 外部グラフィックスを搭載しないモデルは、グラフィックス性能が低いので、動画編集には適していません。一方、RTX 3050搭載モデルであれば、動画編集にも適していると思います。
ゲーム △/○ 外部グラフィックスを搭載したモデルであれば、エントリークラスのゲーミング性能を備えています。息抜きにゲームをプレイする程度であれば、十分楽しめると思います。ただし、CPU内蔵グラフィックスのみのモデルでは、プレイできるゲームはかなり限られるでしょう。

 

ディスプレイのチェック

Inspiron 16 Plus (7610)のディスプレイのチェックです。パネルは、「B160QAN」でした。

3K (3072x1920)の高解像度で、色域も広い、クリエイティブな作業に適したディスプレイです。最大輝度は、当サイトの計測では1台が291cd/m2、もう1台が332cd/m2と普通です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定結果は、以下のとおりで、色域は広めです。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 82.2%
Adobe RGBカバー率 80.7%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、若干緑と赤色が補正されていることが分かりますが、補正幅は少ないので、比較的自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきは、やや感じます。個人的にはギラつきがやや気になりますが、一般的なユーザーであればそれほど気にならない方が多いと思います。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。輝度をいくつにしても、フリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Inspiron 16 Plus (7610)のキーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mm弱、縦:18mm、キーストロークは約1.3mmです。

「backspace」キーはサイズが少し小さく、押し間違えやすいです。また、「enter」キーもややスリムです。総合的には、普通の打ちやすさのキーボードだと思います。

4列テンキーも付いているので、数字の入力はしやすいです。

タッチパッドはサイズが大きく、操作がしやすいです。ただし、クリックはやや重いですが、気になる程ではないでしょう。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

バックライトも付いています。


バックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

Inspiron 16 Plus (7610)は、下図のようにサーマル設定を変更することができます。

ここでは、デフォルトの「最適化」と、最も高いパフォーマンスが出る「超高パフォーマンス」での計測を行いました。


電源マネージャ

 

CPU

Inspiron 16 Plus (7610)は、インテルの第11世代Core Hプロセサーを搭載しています。

Core i7-11800H(8コア/16スレッド)と、Core i5-11400H(6コア/12スレッド)のそれぞれのベンチマークの結果は以下の通りです。

Core i5-11400Hでは、マルチコア、シングルコアともに標準的なスコアが出ています。

一方、Core i7-11800Hは、Core i5-11400Hよりも高いマルチコアスコアが出たものの、思ったほどの差はありませんでした。Core i7-11800Hは、CPU電力が45Wで推移しており、低い数値ではないのですが、Core i7-11800Hは60W前後で推移する機種が多いため、それらと比べるとベンチマークスコアが低く見えてしまいます。

それでも、一般的なノートPCに搭載されるTiger Lake-Uのプロセッサーよりも高いパフォーマンスなので、クリエイティブな作業も快適に行うことができると思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-11400H
Core i7-11800H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Core i9-11980HK 10083
Core i7-11800H 12501
9683 [超高パフォーマンス]
8692 [最適化]
Core i5-11400H 8784 [超高パフォーマンス]
8357 [最適化]
8514
Core i9-10885H 8637
Ryzen 7 5700U 8445
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 3 5300U 5469
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1504
1483 [超高パフォーマンス]
1477 [最適化]
Core i5-11400H 1469 [最適化]
1464 [超高パフォーマンス]
1442
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i9-11980HK 1450
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
Core i9-10885H 1163
Core i5-10500H 1162
Ryzen 3 5300U 1130
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

Inspiron 16 Plus (7610)のメモリ形式は、DDR4-3200です。スロットメモリなので、換装もできます。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
26.8GB/s
DDR4-2933
デュアルチャネル
最大 約46.8GB/s (23.4GB/s x2)
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
DDR4-2933
シングルチャネル
最大 約23.46GB/s
 :本製品で選択できるメモリ

 

グラフィックス

まずは、外部グラフィックスを搭載しないモデルで、Core i5-11400Hの内蔵グラフィックスの性能をチェックします。ベンチマークスコアは下表の通りで、かなり低めでした。

第11世代Coreといっても、HシリーズのCoreプロセッサーの内蔵グラフィックスは、インテルUHDグラフィックスです。実行ユニットの数も少なく、第11世代Coreの内蔵するIris Xeグラフィックスのような、高めのグラフィックス性能ではありません。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Core i5-11400H(Intel UHD Graphics)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
GeForce MX330 16714
Ryzen 9 4900HS 16322
GeForce MX250 15406
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
14368
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
12154
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
Core i5-11400H
メモリDDR4-3200
6017 [最適化]
6012 [超高パフォーマンス]
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

次に、GeForce RTX 3050を搭載したモデルのグラフィックス性能のチェックです。スコアは下表の通りです。エントリークラスのゲーミングノートPCとしても通用する、十分なグラフィックス性能です。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3050 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3080 8GB 135W 11229
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070 145W 10259
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 2070 SUPER   8322
RTX 3060 130W 8333
RTX 2070   7778
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 2060   6163
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050 95W 5054
RTX 3050 65W 4815 [超高パフォーマンス]
4691 [最適化]
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 40W 3980
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3050 Laptop GPUの情報は次の通りです。動作モードを変更しても、GPUクロック等に変化はありませんでした。

本製品のGeForce RTX 3050のスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、1TB SSDは読み込み速度が約3,500MB/sあり高速でしたが、書き込み速度は、読み込み速度に比べてそこまで速くもありませんでした。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe-NVMe SSD
1TB PCIe-NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3533
3500
2490
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は遅いです。挿入時でも、SDカードの出っ張りは少ないので、挿したままでも移動しやすいです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「最適化」モードで計測した結果のみ掲載します。

※Core i5-11400H搭載モデルは、初期構成の8GBのメモリだと、クリエイター向けソフトはパフォーマンスが出ないため、64GBメモリに換装してテストしています。なお、Core i7-11800H搭載モデルは、16GBメモリでの計測です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Core i7-11800Hでも、Core i5-11400H搭載でも(メモリを64GBに換装した影響もあり)、現像時間は非常に短かったです。

Core i7-11800H
16GBメモリ
56秒
Core i5-11400H
64GBメモリ
57秒
Core i5-11400H
16GBメモリ
65秒
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Apple M1 (Rosetta 2)
16GBメモリ
80秒 (MacBook Pro 13 M1)
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Core i7-10870H
16GBメモリ
94秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

数秒で済む処理もありますが、外部グラフィックスを搭載していないモデルだと、AIを使った重い処理の場合は、処理に時間がかかります。ただ、従来からあるフィルター処理など、そこまで重くない処理であれば、割と快適に使えます。

GeForce RTX 3050を搭載したモデルであれば、スーパー解像度など非常に速くなる処理もあります。

  i5-11400H i7-11800H
RTX 3050
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約5秒 約5秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 約3分59秒 約2分2秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約2分31秒 約2分29秒
スーパー解像度 約1分47秒 6秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

外部GPUを搭載していないモデルの場合、HシリーズのCoreプロセッサーは、CPU内蔵グラフィックスの性能が低いため、FHD動画の書き出しにも長い時間がかかります。

GeForce RTX 3050を搭載したモデルであれば、FHD動画であれば非常に速く書き出せますし、4K動画の書き出しも実用的な速さになります。

FHD動画の書き出し
Core i7-11800H
RTX 3050 (65W)
1分27秒
Core i7-1185G7
Intel Iris Xe
3分33秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分6秒
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
4分28秒
Core i5-1145G7
Intel Iris Xe
4分40秒
Core i5-1135G7
Intel Iris Xe
4分41秒
Ryzen 7 4700U
Radeon Graphics
5分5秒
Ryzen 5 4500U
Radeon Graphics
5分57秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
6分14秒
Ryzen 3 4300U
Radeon Graphics
6分44秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
7分41秒
Core i5-1035G4
Intel Iris Plus
7分43秒
Core i5-11400H
Intel UHD
16分16秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
4K動画の書き出し
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-11800H
RTX 3070 (145W)
3分50秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
3分51秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060 (130W)
4分47秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050 (95W)
5分02秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-11800H
RTX 3050 (65W)
5分19秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 9分14秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17による書き出し時間

RTX 3050搭載モデルであれば、DaVinci Resolveの書き出しも速いです。

Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分07秒
Core i7-11370H
RTX 3050Ti (60W)
4分18秒
Core i7-11800H
RTX 3050 (65W)
4分42秒
Ryzen 5 5600H
RTX 3050 (60W)
5分22秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M1 6分20秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-11370H
RTX 3050 (50W)
7分14秒
Core i7-1195G7 12分44秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

RTX 3050モデルのみ、Blenderベンチマークの結果を掲載します。エントリーモデルのグラフィックスなので、Blenderのレンダリングは、それほど速くありません。

OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
6分40秒
Core i7-11800H
RTX 3070 (140W)
6分57秒
Core i7-11800H
RTX 3060(130W)
9分04秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(130W)
9分13秒
Ryzen 9 5900HS
RTX 3080(100W)
9分28秒
Core i7-10750H
RTX 3060 (75W)
10分06秒
Core i7-10875H
RTX 3060 (130W)
10分40秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(95W)
12分53秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-11800H
RTX 3050 (65W)
17分16秒
Core i7-1195G7
RTX 3050 (40W)
25分17秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒
SPECviewperf 2020

RTX 3050モデルのSPECviewperf 2020のスコアは次の通りです。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、RTX 3050を搭載したモデルにおける、最も高いパフォーマンスが出る「超高パフォーマンス」モードでの、ゲームの平均フレームレートを掲載します。

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じソフトのバージョン、同じCPU、ストレージ、同じ設定、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください

Inspiron 16 Plus (7610)は、ゲーミングノートPCではありませんが、RTX 3050搭載モデルであれば、重めのゲームでも画質を調整することでプレイできそうです。息抜きにゲームを楽しむこともできると思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 63 fps
オフ 35 fps
ウルトラ オフ 30 fps
自動 33 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3070 130W 72 fps
RTX 3080 16GB 130W 71 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 90W 52 fps
RTX 3060 75W 50 fps
RTX 3050Ti 60W 33 fps
RTX 3050 65W 30 fps
RTX 3050Ti 40W 23 fps
RTX 3050 60W 23 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 68 fps
オフ 58 fps
最大 オフ 26 fps
高性能 37 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070 130W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 145W 68 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3070 140W 62 fps
RTX 3060 130W 59 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050Ti 60W 31 fps
RTX 3050 95W 29 fps
RTX 3050 65W 26 fps
RTX 3050Ti 60W 24 fps
RTX 3050 60W 22 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 92 fps
55 fps
ウルトラ 45 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB 130W 99 fps
RTX 3070 130W 88 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060 130W 72 fps
RTX 3060 90W 65 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 3050Ti 60W 49 fps
RTX 3050 65W 45 fps
RTX 3050 60W 42 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 86 fps
標準品質 69 fps
高品質 49 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3070 130W 99 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 81 fps
RTX 3060 90W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 51 fps
RTX 3050 65W 49 fps
RTX 3050 60W 46 fps
RTX 3050 50W 43 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
ファンタシースターオンライン ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 44263 / 156 fps
9290 / 69 fps
ウルトラ 6218 / 57 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3070 130W 90 fps
RTX 3060 130W 85 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 65W 57 fps
RTX 3050 50W 49 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 92 fps
72 fps
最高 58 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3070 130W 119 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3080 16GB 130W 108 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 130W 90 fps
RTX 3060 90W 85 fps
RTX 3050Ti 95W 68 fps
RTX 3050Ti 60W 62 fps
RTX 3050 65W 58 fps
RTX 3050 60W 56 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 131 fps
高(ノート) 103 fps
最高品質 84 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050Ti 60W 90 fps
RTX 3050 65W 84 fps
RTX 3050 60W 83 fps
RTX 3050 65W 73 fps
RTX 3050 50W 71 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   63 fps
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 153 fps
高設定 89 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 193 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 3060 130W 153 fps
RTX 3060 90W 147 fps
RTX 3050Ti 60W 113 fps
RTX 3050 65W 89 fps
RTX 3050 60W 89 fps
RTX 3050 50W 77 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 254 fps
高設定 202 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3070 130W 300 fps
RTX 3080 16GB 130W 275 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3050 65W 202 fps
RTX 3060 130W 196 fps
RTX 3050 60W 195 fps
RTX 3060 90W 180 fps
GTX 1650Ti   180 fps
RTX 3050Ti 60W 174 fps
RTX 3050 50W 163 fps
GTX 1650   139 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 225 fps
高設定 105 fps
最高設定 79 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 3070 130W 150 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 90W 136 fps
RTX 3060 130W 128 fps
RTX 3050Ti 60W 89 fps
GTX 1650Ti   78 fps
RTX 3050 65W 79 fps
RTX 3050 60W 77 fps
GTX 1650   74 fps
RTX 3050 50W 68 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い  156 fps
中型 120 fps
ウルトラ 94 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3070 130W 186 fps
RTX 3080 8GB 105W 185 fps
RTX 3070 95W 183 fps
RTX 3080 16GB 130W 170 fps
RTX 3060 130W 156 fps
RTX 3060 90W 137 fps
RTX 3050Ti 60W 105 fps
RTX 3050 60W 99 fps
RTX 3050 65W 94 fps
GTX 1650Ti   82 fps
GTX 1650   69 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 20659(すごく快適)
※約5500で60fps

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

Thunderbolt 4、Power Delivery、DisplayPortに対応したUSB-Cポートを備えており、結果は以下の通りです。

今回試したすべての機器を使用できましたが、本体への給電に関しては、警告が表示されることが多かったです。USB-Cアダプターで給電する場合は、90Wぐらいの高出力のものを使用するとよさそうです。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック △ ※3
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック △ ※3
PD充電器
※1
90W RAVPower GaN充電器
61W RAVPower GaN充電器 △ ※3
45W Lenovoウルトラポータブル △ ※3
30W RAVPower GaN充電器 △ ※3
18W cheero充電器 △ ※3
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 △ ※3
Philips 258B6QUEB/11 △ ※3
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速充電ケーブルであるとの警告が表示
※4 今回は、左側面の一番上部のポートのみでテスト

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBでの表示が出来ています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには、「最大:2.015kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りです。外部GPUを搭載したモデルは、仕様値よりも少し重かったです。それでも、スペック高めの16型ノートPCとしては、取り扱いしやすい質量だと思います。

ただし、ACアダプターは重めです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  Core i5モデル
[外部GPUなし]
Core i7モデル
[RTX 3050]
PC本体 1.983kg 2.072kg
ACアダプター 502g 507g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Inspiron 16 Plus (7610)のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は86Whです。大きめの容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。

大容量バッテリーを搭載しているので、Core i5モデルは、3Kの16型液晶を搭載した機種としては、長めのバッテリー駆動が可能でした。Core i7モデルは時間が時間がなかったため未計測ですが、Core i5モデルよりは短いバッテリー駆動時間になると思います。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  Core i5モデル
[外部GPUなし]
Core i7モデル
[RTX 3050]
(1) JEITA2.0測定方法
(2) PCMark 10 Modern Office 12時間44分
(3) PCMark 10 Gaming 1時間49分
(4) PCMark 8 Work 4時間57分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

当サイトで計測した1時間での充電量はご覧の通りです。普通の充電速度だと思います。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
52%(約44Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、メカニカル カメラ シャッターが付いています。なお、IRカメラは搭載していないので、Windows Helloの顔認証は利用できません。

Webカメラ

 

Webカメラは、30fpsで720pの標準的なHDカメラです。やや暖色系の画質です。細部には粗がありますが、ノートパソコンに搭載されるWebカメラとしては、普通の性能かと思います。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 10標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

Inspiron 16 Plus (7610)のスピーカーは、底面の左右サイドに、2W x2のステレオスピーカーを搭載しています。 音質も比較的良いです。ノートPC基準で10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

 

Core i5-11400H

「最適化」モードでは、最初はCPU電力が55W前後で推移し、CPU温度は90℃前後と高めです。その後、CPU電力が47W前後に下がるので、CPU温度も80℃台前半まで下がっています。

「超高パフォーマンス」モードでは、最初、CPU電力が64W前後と高いため、CPU温度も100℃近くまで上がっています。しばらくすると、CPU電力が45W前後まで下がってそのまま推移するため、CPU温度も80℃台前半に収まっています。

動作モードを変更しても、処理性能にはそこまで大きな差はないので、「最適化」モードで使用する方が、安心だと思います。

  • 最適化時
  • 超高パフォーマンス時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

Core i7-11800H

「最適化」モードでは、3分ほど経過するとCPU電力が下がり、45W前後で推移しており、CPU温度はほぼ70℃台をキープしています。

「超高パフォーマンス」モードでも、最初はCPU温度が高めですが、3分ほど経過した後は、CPU電力が45W前後まで下がり、CPU温度も70℃台に収まっています。

どちらの動作モードでも、CPU温度は心配のない範囲に抑えられていますが、パフォーマンスはやや抑えられている印象です。

  • 最適化時
  • 超高パフォーマンス時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度およびGPU温度は下図の通りです。

ここでは、GeForce RTX 3050モデルで計測した結果のみ掲載します。CPU、GPUともに問題ない範囲です。

  • 最適化
  • 超高パフォーマンス
CPU電力&CPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

普通の騒音値だと思います。

騒音値
Core i5-11400Hモデル
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
Core i7-11800H、RTX 3050モデル
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。こちらも、「最適化」モードでチェックしています。

全体的に低めの温度です。高負荷時でも、パームレスト部分の温度は、ほとんど変化していないので、手に不快感を感じることはありません。

ただし、RTX 3050を搭載したモデルで、ゲームベンチマークを実行すると、キーボード面が熱くなります。

PC本体の表面温度
Core i5-11400Hモデル
Core i7-11800H、RTX 3050モデル
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

外部グラフィックスを搭載していないモデルは、一般的なノートPCとほとんど変わらない、低めの消費電力です。RTX 3050を搭載したモデルは、高めの負荷をかけるとそれなりに消費電力も高くなります。

消費電力
Core i5-11400Hモデル
Core i7-11800H、RTX 3050モデル
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Inspiron 16 Plus (7610)の外観のチェックです。

アスペクト比16:10の16型液晶を搭載しており、一般的な15.6型ノートPCよりも縦に少し大きいです。ボディカラーはミストブルーです。オーソドックスなデザインなので、仕事にも、プライベートにも使いやすいです。

 

天板です。中央に「DELL」のロゴマークが配置されていますが、それほど目立ちません。

 

電源ボタンには、指紋認証リーダーが統合されており、指紋認証によるWindowsへのログインが可能です。

 

側面のポート類はご覧の通りです。USB3.2 x2、USB-C(Thunderbolt 4、Power Delivery、DisplayPort対応)、HDMI、SDカードリーダーを備えています。

 

液晶が開く最大の角度はご覧のとおりです。

 

底面は、吸気しやすくなっています。

 

内部の画像はご覧のようになっています。

 

外部GPUを搭載していないモデルは、2つの冷却ファンと、2本のヒートパイプで、4方向から排気を行います。

 

2つのメモリスロットがあり、メモリの交換が可能です。

 

M.2スロットは2つあります。放熱板を外すと、Type 2230のM.2 SSDが搭載されていました。エクステンダーを取り外せば、一般的なType 2280 M.2 SSDへ換装することもできそうです。

 

空きのM.2スロットにも放熱板が付けられています。こちらには、Type 2230 M.2 SSDのみ搭載可能です。M.2230 M.2 SSDは入手しにくいので、既存のType 2230 M.2 SSDを空きのスロットに移設し、空いたSSD1のM.2 SSDスロットにType 2280 M.2 SSDを増設することで、デュアルストレージも可能だと思います。

 

ACアダプターは130Wです。大きめのサイズです。RTX 3050搭載モデルも同じ130WのACアダプターですが、外部グラフィックス非搭載モデルには、もう少し小さいACアダプターでも良かったような気がします。

 

まとめ

以上が、Inspiron 16 Plus (7610)のレビューです。

100% sRGBクラスの3K 16型液晶を搭載している点が、大きな魅力です。色域が広めの液晶なので、画像や動画を鮮やかに表示することができ、クリエイター向けソフトの使用にも適しています。また、複数のウィンドウを同時に表示することもできるので、効率よく作業を行いたい方にも適しています。

CPUには第11世代Core Hプロセッサーを搭載し、クリエイター向けソフトの使用にも適しています。Lightroom Classic CCによるRAW現像も、非常に高速でした。ただ、CPU内蔵グラフィックスの性能は高くないので、作業内容によっては、外部グラフィックスを搭載したモデルを選択したほうがいいでしょう。

メモリの換装や、SSDの増設などもできそうです。特に、クリエイティブな用途で使用するのであれば、大容量メモリに換装することで、一層快適に作業できるようになります。

効率よく、快適に作業を行いたい方におすすめの機種です。在宅ワークなどにも使いやすいそうです。Core i7-11800H + RTX 3050搭載モデルであれば、動画編集などにも快適に使用できます。ただ、RTX 3050搭載モデルは最低でも16万円台となっており、いくら3K液晶を搭載していてもやや高いと思います。この価格を出すなら、RTX 3060搭載のゲーミングノートが買えてしまいます。

 

画面比16:10の3K液晶を搭載

Inspiron 16 Plus (7610)

特徴

  • 100% sRGBクラスの3K 16型液晶を搭載
  • RTX 3050搭載モデルも選択可能
  • メモリ・SSDの換装や増設が可能

こんなあなたに

  • 効率よく作業ができるノートPCが欲しい方
  • 画像・動画編集などのクリエイティブな用途に
公式サイトはこちら

 

 

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