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MSI Prestige 16 A12Uの実機レビュー

更新日:
CPU Core i7-1280P
GPU GeForce RTX 3050 Ti
メモリ 32GB
ストレージ 1TB PCIe NVMe SSD
液晶サイズ 16インチ
液晶種類 2560x1600 165Hz 光沢
質量 約2.1kg
バッテリー 最大 約10.5時間
価格[税込] 26万円台
ミニLEDディスプレイを搭載!

Prestige 16 A12Uは、ミニLEDディスプレイを搭載したクリエイター向けノートPCです。

ミニLEDを搭載することで、最大輝度が非常に高く、色彩表現も豊かで、有機ELのような焼き付きもありません。画像や映像を綺麗に表示することができ、画像編集などをする方におすすめです。

また、Core i7-1280P + RTX 3050 Tiという、一般ノートPCよりも高めのスペック構成でありつつ、ボディがスリムで扱いやすくなっています。ハイブリッドワークなどにもよさそうな機種です。

公式サイトはこちら
Prestige 16 A12UはMSIストア限定販売

Prestige 16 A12Uは、MSI公式オンラインストア限定で販売されています。

購入はこちら(MSIストア)

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-1280P、GeForce RTX 3050 Ti、32GBメモリ、1TB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「Prestige 16 A12Uの特徴」のみお読みください。

 

Prestige 16 A12Uの特徴

16型のミニLEDディスプレイを搭載

Prestige 16 A12Uは、ミニLEDディスプレイを搭載していることが、他のクリエイター向けノートPCにはあまりない特徴です。ミニLEDディスプレイの利点は、最大輝度が1000nit、コントラスト比が100,000:1と高く、一般的な液晶ディスプレイよりもメリハリのある表示が可能なことです。

また、有機ELディスプレイのように焼き付きを心配する必要がないのもメリットです。

16型のミニLEDディスプレイを搭載

 

また、画面比16:10のWQXGA解像度、DCI-P3相当の色域、色差がdeltaE<2となっています。高めの解像度、広色域、正確な色表現が可能なディスプレイで、クリエイター向けのソフトを使用した作業がしやすいです。

加えて、色域変換機能に対応しており、MSI True Colorを使用して、作業内容に合った色域に変更することができます。

MSI True Colorで色域を変更できる

 

sRGBモードでウェブ掲載用の写真編集を行ったり、DCI-P3モードで動画編集を行ったりと、用途によって色域を変えることが可能です。

ウェブ用の画像編集などにちょうどいい

 

約2.1kg・約16.85mmの扱いやすいスリムボディ

Prestige 16 A12Uは、16型と大きめのサイズで、外部GPUにGeForce RTX 3050 Tiを搭載していますが、質量は約2.1kg、厚みは約16.85mmと比較的軽く、スリムなボディです。

また、ゲーミングノートPCのように派手なデザインではなく、一般的なノートPCと同じような外観なので、ビジネス用途にも使いやすいと思います。

さすがにモバイルノートPCのように気軽に持ち運べる機種ではありませんが、車での移動がメインであれば、それほど苦労せずに持ち運ぶことができます。移動先でも慣れた環境で効率よく作業ができる機種として、オフィスと自宅の両方で使用する、ハイブリッドワーク用としても良さそうです。

一般ノートPCのようなデザインのスリムなボディ

 

CPUはCore i7-1280P

Prestige 16 A12Uは、CPUに第12世代Core i7-1280Pを搭載しています。これは、PBP(プロセッサーベース電力):28WのPシリーズのプロセッサーです。一方、クリエイター向けノートPCに搭載されることが多いのは、Core i7-12700HのようなPBP:45WのHシリーズプロセッサーです。

PBPの数値だけを見ると、処理性能に大きな差が出そうですが、CPUのベンチマークでは以下のような結果となりました。Prestige 16 A12Uの搭載するCore i7-1280Pは、第12世代Core i5-12500Hと同程度のスコアが出ており、Core i7-12700Hの代表的なスコアと比べてもそれほど遜色ありませんでした。また、Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間の比較でも、Core i7-12700Hの場合よりも数秒長い時間がかかる程度で、著しい差はありませんでした。

CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Core i7-1280P 13397
Core i5-12500H 13213

 

さらに、スリムボディで、ゲーミングノートPCのような排気口でもありませんが(下図参照)、CPUに高い負荷をかけた時のCPU温度は心配のない温度に保たれていました。

そのため、スリムタイプのクリエイターノートPCとして、Core i7-1280Pは意外とバランスがいい選択ではないかと思います。

排気口

 

カードリーダーはmicroSDサイズ

Prestige 16 A12Uは、microSDカードリーダーを搭載しており、読み込み速度も比較的速かったです。

ただし、本格的なカメラではフルサイズのSDカードを使用することが多いので、SDカード経由で写真などを取り込む場合は、別途SDカードリーダーを使うか、microSDカードにアダプターをつけてSDカードサイズにして使う必要があります。クリエイター向けのノートPCで、スペース的にも余裕がありそうなので、フルサイズのSDカードリーダーであれば良かったです。

microSDカードスロット

 

Prestige 14、Prestige 15との比較

MSIのクリエイター向けノートPCであるPrestigeシリーズには、今回レビューしているPrestige 16 A12Uの他に、Prestige 15 A12U、Prestige 14 A12Uと、サイズ違いの兄弟機種があるので、ここで簡単に比較してみます。

Prestige 14 A12Uは、14型で、約1.29kgとコンパクトで軽いボディなので、持ち運びがしやすい点が大きなメリットです。モビリティ重視の方に適したモデルです。FHD液晶ですし、グラフィックス性能も3機種の中では少し低いですが、その分価格も安いので、入手しやすいです。

Prestige 15 A12Uは、Adobe RGB相当の広色域な4K液晶を搭載しており、高解像度画像の表示や、DTP用途などに適しています。外部GPUを搭載した機種としては質量も軽めなので、作業性と持ち運びやすさを両立させたい方など、多くのクリエイターにちょうどいいモデルだと思います。

Prestige 16 A12Uは、画面比16:10のミニLEDディスプレイが最大の売りです。HDR動画の表示や、編集も行えます。また、画面が大きく作業がしやすいです。予算に余裕があり、作業性を重視する方に適しています。

サイズ違いの兄弟機種との比較
  Prestige 14 A12U Prestige 15 A12U [本機器]
Prestige 16 A12U
画像
ディスプレイ 14.0型 FHD 15.6型 4K 16型 WQXGA
ミニLED
色域 sRGB相当 Adobe RGB相当 DCI-P3相当
CPU Core i7-1280P
GPU RTX 3050 RTX 3050 Ti
メモリ 32GB
質量 約1.29kg 約1.69kg 約2.1kg
バッテリー 最大 約7時間 最大 約9時間 最大 約10.5時間
インターフェース Thunderbolt4 x2
USB3.2 x1
micro SD
Thunderbolt4 x2
USB3.2 x2
micro SD
HDMI
価格 [税込] 192,800円 259,800円 269,800円
レビュー レビュー記事 レビュー記事
※2022年11月28日現在の価格
※Prestige 14の価格は、パソコンSHOPアークでの価格(それ以外はMSIストアの価格)

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックと、画面比16:10の16型ディスプレイにより、快適に作業できます。
オンライン会議 Webカメラ、マイク、スピーカーを搭載しており、問題なくオンライン会議をすることができます。
動画鑑賞 色鮮やかな表示が可能なミニLEDディスプレイを搭載しており、快適に動画視聴ができます。
RAW現像
画像編集
色域変換のできる広色域ディスプレイを搭載しています。CPUはCore i7-1280Pですが、高めのパフォーマンスだったので、RAW現像や画像編集も快適です。ただし、Adobe RGB 100%はないので、DTP用としてはやや色域の広さが足りないかもしれません。
動画編集 GeForce RTX 3050 Tiを搭載し、動画編集も出来るスペックです。特別重い処理をするのでなければ、4K動画の編集も出来るでしょう。
ゲーム GeForce RTX 3050 Tiを搭載し、ディスプレイも165Hzのハイリフレッシュレートに対応しているので、ある程度ゲームをプレイできます。ただし、ゲーム目的には価格が高いです。ゲームメインであれば、もう少し高いグラフィック性能を備えたゲーミングノートPCの方がいいと思います。

 

ディスプレイのチェック

Prestige 16 A12Uのディスプレイをチェックします。

搭載されていたパネルは、「B160QAN02.K」でした。

この製品は、「MSI True Color」という付属のソフトで、sRGB、Adobe RGB、DCI-P3などに表示モードを変更することができます。表示モードを変更すると、ディスプレイの色域変換が行われ、作業内容に合った色域で表示することができます。

ディスプレイの表示モード

 

各表示モードの色域を計測してみた結果は次の通りです。Adobe RGBモードや、DCI-P3モードでは、sRGBモードよりも色域が広くなっていることが分かります。

  • sRGBモード
  • Adobe RGBモード
  • DCI-P3モード
sRGBモード
  カバー率
sRGB 98.0% 99.9%
ガモット図
※ i1 Display PlusでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
Adobe RGBモード
  カバー率
Adobe RGB 88.9% 91.0%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成
DCI-P3モード
  カバー率
DCI-P3 99.7% 104.4%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

 

SDR時の最大輝度は、当サイトの計測では510cd/m2と高かったです。メーカー公表では最大輝度1000nitとなっているので、HDR映像表示時は最大輝度がもっと高くなるはずです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

今回、フリッカーがあるためか、輝度が変動し、正確に計測できなかったため、ガンマ補正曲線は割愛します。

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢ディスプレイなので、画面への映り込みがあります。ギラツキはほとんど気になりません。

画面への映り込み

当サイトの計測では、どの輝度設定でもフリッカー(ちらつき)が発生していました。約1.2kHzと周波数が高めなので、気にならない方も多いとは思いますが、目が敏感な方は、疲れるかもしれません。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

Prestige 16 A12Uのキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mm、縦:19mm、キーストロークは約1.3mmです。キートップはほぼフラットですが、文字入力に使用する主要なキーのサイズは揃っており、タイピングのしやすさは普通です。

ただ、「半角/全角」キーのサイズが小さいです。また、右「shift」キーのサイズも小さいですし、位置も「enter」キーの真下ではないので、この辺りは、少し慣れが必要です。さらに、テンキーが付いていますが、3列テンキーですし、矢印キーや電源ボタンがあるため、やや変則的な配置となっています。4列テンキーに慣れていて、テンキーを使うことが多い場合は、違和感を感じそうです。

タッチパッドや、クリックボタンの使いやすさは、普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。シングルカラーなので、色の変更はできません。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

Prestige 16 A12Uのパフォーマンスのチェックします。

本製品では、MSI Centerで動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「Smart Auto」と、最大性能が期待できる「ハイパフォーマンス」モードで計測したベンチマークの結果を掲載します。

MSI Center

 

CPU

Prestige 16 A12Uのプロセッサーは、PBP:28WのPシリーズプロセッサーの中では上位に位置するCore i7-1280Pを搭載しています。ベンチマークの結果は以下のとおりです。

マルチコアでは、Core i7-1280Pとしては高いスコアが出ており、Core i5-12500Hと同程度でした。

シングルコアのスコアはそこまで高くありませんでしたが、Core i7-1280Pとして標準的な数値は出ています。

極端に重い作業をするのでなければ、多くのアプリで快適な動作が期待できます。

なお、動作モードを変更してもほとんどスコアに変化がないので、常時「Smart Auto」で使用していいと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i7-1280P
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13213
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-1280P 13397 [ハイパフォーマンス]
13367 [Smart Auto]
11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 5 6600H 10470
Ryzen 7 5825U 10040
Core i7-1260P 9032
Core i5-1240P 8409
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1250U 7435
Core i7-1195G7 6594
Core i5-1230U 6273
Core i7-1185G7 5452
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-12700H 1823
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i9-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
1654 [Smart Auto]
1652 [ハイパフォーマンス]
Core i5-12500H 1727
Core i5-1235U 1675
Core i5-1240P 1666
Core i7-1195G7 1634
Core i3-1215U 1592
Core i5-1230U 1532
Core i7-1185G7 1531
Ryzen 7 6800H 1522
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 7 6800U 1504
Core i7-1250U 1495
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 5 5625U 1383
Core i5-1135G7 1294
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリはLPDDR5-4800です。32GBメモリと、余裕のあるメモリ容量となっています。なお、オンボードメモリなので換装することははできません。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~

今回、Sandraが落ちてしまい、計測できませんでした。

他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

Prestige 16 A12Uは、グラフィックスにGeForce RTX 3050 Ti Laptopを搭載しています。最大グラフィックスパワーは、40Wです。

最大グラフィックスパワー

 

ベンチマークスコアは以下の通りです。外部グラフィックスの中ではエントリークラスの性能ですが、画像編集には十分の性能です。また、特殊な重い処理をするのでなければ、4K動画の編集なども比較的快適に行うことができるレベルだと思います。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3050 Ti Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 Ti 16GB 175W 12614
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050 Ti 40W 4906 [Smart Auto]
4892 [ハイパフォーマンス]
RTX 3050 65W 4560
RTX 3050 40W 4435
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3050 Ti Laptopの情報は次の通りです。動作モードを変更しても、GPUクロック等は変化しませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、1TB PCIe Gen4 SSDを搭載しており、非常に速いです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6461
 PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

microSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は速いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

第12世代Coreプロセッサー(Alder Lake-P)のその他のベンチマークスコアについては、こちらのリンク先もご覧ください。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。なお、こちらは「ハイパフォーマンス」で計測した結果のみ掲載しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

実用的な速度でRAW現像ができています。ただし、「書き出しにGPUを使用をON」にすると、逆に遅くなったので、デフォルトのままの設定で使ったほうがいいと思います。

Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3050 (65W)
59秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i5-12500H 69秒
Core i7-1280P
RTX 3050 Ti (40W)
73秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

GeForce RTX 3050 Ti Laptopを搭載しているので、外部GPU非搭載の機種よりも「スーパーズーム(x2)」のような処理が速かったです。Photoshopを使った作業は概ね快適に行えます。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 3秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 1分14秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 2分14秒
スーパー解像度 56秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 4秒
被写体を選択 7秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

4K動画の書き出しでは、上位の外部GPUを搭載した機種に比べると少し時間がかかっていますが、実用的な範囲には収まっています。一般的な編集内容であれば、それほどストレスなく使用できそうです。

4K動画の書き出し
Core i9-12900HK
RTX 3080 Ti (175W)
3分09秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-12700H
RTX 3070Ti (105W)
3分51秒
Core i7-1180H
RTX 3070 (140W)
3分53秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i7-1280P
RTX 3050 Ti (40W)
5分19秒
Core i7-1280P
RTX 3050 (40W)
5分22秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 9分14秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 18による書き出し時間

DaVinci Resolove Studio 18による書き出し時間です。こちらも、実用的な時間で書き出しができています。

Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分16秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分51秒
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
3分53秒
Core i7-1280P
RTX 3050 Ti (40W)
4分51秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M2 6分25秒 (MacBook Pro 13)
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで実行するx265エンコードも、比較的速いです。

Core i9-12900HK 7分15秒
Core i7-12700H 7分50秒
Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 7 6800H 8分42秒
Core i7-1280P 8分53秒
Core i7-1280P 11分10秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

入門レベルであれば使えそうですが、本格的にBlenderを使うのであれば、もう少しグラフィックス性能が高いものがいいかもしれません。

OptiXでの実行したときのスコア
SPECviewperf 2020

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

なお、ここでは、動作モードを「ハイパフォーマンス」のモードにして、ゲームのフレームレートを計測しています。

 

各ゲームの平均フレームレート

ゲーミングノートPCではありませんが、エントリークラスのGeForce RTX 3050 Ti Laptopを搭載し、ディスプレイも165Hzのハイリフレッシュレートに対応しています。画質を落とせば、60 fps以上の平均フレームレートでプレイできるタイトルもあります。

ゲームメインにするにはもったいない機種ですが、息抜きに軽くゲームをするのにはいいと思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 56 fps
45 fps
ウルトラ 38 fps
レイトレ:ウルトラ 11 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 94 fps
RTX 3080 Ti 175W 93 fps
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3060 115W 62 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3050Ti 40W 38 fps
RTX 3050 40W 29 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps
1920
x
1080
オフ オフ 75 fps
オフ オフ 52 fps
最大 オフ オフ 19 fps
オフ 高性能 25 fps
最大 高性能 13 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、品質:最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 88 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 87 fps
RTX 3080 Ti 175W 85 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 145W 68 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 115W 46 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050 95W 29 fps
RTX 3050 40W 24 fps
RTX 3050Ti 40W 19 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 122 fps
25 fps
エクストリーム 23 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 97 fps
RTX 3080 Ti 175W 94 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 88 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060
115W 52 fps
RTX 3050 Ti 40W 23 fps
RTX 3050 40W 9 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 80 fps
52 fps
ウルトラ 44 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 113 fps
RTX 3080 Ti 175W 111 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 108 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 99 fps
RTX 3080 16GB 165W 96 fps
RTX 3080 16GB 140W 92 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060 130W 73 fps
RTX 3060 115W 72 fps
RTX 3060 90W 64 fps
RTX 3050Ti 40W 44 fps
RTX 3050 60W 42 fps
RTX 3050 95W 41 fps
RTX 3050 40W 31 fps
GTX 1650   31 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 89 fps
標準品質 69 fps
高品質 48 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 Ti 175W 123 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 115W 80 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
RTX 3050 40W 37 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 38853 / 146 fps
7343 / 62 fps
ウルトラ 5236 / 52 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 134 fps
RTX 3080 Ti 175W 132 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 112 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3060 115W 81 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 52 fps
GTX 1650Ti   46 fps
RTX 3050 40W 38 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920
x
1080
最低 オフ 98 fps
オフ 75 fps
最高 オフ 52 fps
クオリティ 34 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 159 fps
RTX 3080 Ti 175W 148 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 129 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3060 115W 96 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 90W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
RTX 3050Ti 40W 52 fps
GTX 1650Ti   50 fps
RTX 3050 40W 42 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 128 fps
高(ノート) 106 fps
最高品質 84 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 Ti
※ディスクリートモード
175W 176 fps
RTX 3080 Ti 175W 170 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 148 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 125 fps
RTX 3060 115W 114 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050Ti 40W 84 fps
RTX 3050 60W 84 fps
RTX 3050 40W 76 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 269 fps
高設定 95 fps
最高設定 69 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 170 fps
高設定 89 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 319 fps
高設定 232 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 157 fps
中型 104 fps
ウルトラ 84 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均スコア
1920x1080 最高品質 21468(すごく快適)

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

Prestige 16 A12Uは、Thunderbolt4ポートを2つ搭載しており、各周辺機器のテスト結果は次の通りです。

映像出力と、Power Deliveryに対応しており、ドック類も使用できました。Power Deliveryによる本機器への給電に関しては、30W以上の出力のUSBアダプターであれば使用できました。ただし、負荷のかかる作業を行う場合は、付属のACアダプターもしくは、それと同程度の出力があるUSB-Cアダプターを使用した方がいいです。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。3840x2160、8ビット、RGB、60Hzでの出力が出来ていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

Prestige 16 A12Uの質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.1kg」とあります。実測値は以下の通りで、仕様値とほぼ同じでした。外部グラフィックスを搭載した16型ノートPCとしては、軽めの質量なので、取り扱いがしやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.127kg
ACアダプター+電源ケーブル 389g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Prestige 16 A12Uのバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、約82Whと大きめの容量でした。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りです。外部GPUを搭載した16型ノートPCとしては、バッテリー駆動時間は長めです。動画再生のような負荷の軽い作業であれば、バッテリー駆動でもある程度の時間使用できます。ただし、バッテリー駆動中に動画編集などをすると、バッテリー駆動時間は3時間程度になると思います。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 最大 約10.5時間
(2) 動画再生時 7時間24分
※画面輝度は約120cd/m2
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りで、充電速度は速いです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
74%(約60Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Prestige 16 A12UのWebカメラは、左側面のWebカメラスイッチでON/OFFを切り替えることができます。また、IRカメラを搭載しており、Windows Helloの顔認証によるログインが可能です。

Webカメラ
Webカメラ ON/OFF 切り替えスイッチ

 

Webカメラは、約207万画素のFHDカメラです。明るめで、比較的自然な色味の画像でした。ノートPCとしては高めの解像度なので、100%スケールで表示しても粗さを感じません。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

スピーカー

スピーカーは、底面の左右サイドに、ステレオスピーカーを搭載しています。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

「Smart Auto」モードと、「ハイパフォーマンス」モードでは、CPU電力、CPU温度の推移にほとんど変化がありませんでした。最初のブースト時を除けば、CPU電力は45W程度で推移し、CPU温度は70℃台後半~80℃台前半ぐらいに収まっています。スリムタイプのボディですが、CPU温度は心配のない範囲に抑えられています。

なお、動作モードを変えても、パフォーマンスにもほとんど変化がないので、常に「Smart Auto」モードで使用していいと思います。

  • Smart Auto時
  • ハイパフォーマンス時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

ゲーム時のCPU温度、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中の大まかなCPU温度と、GPU温度の推移は下図の通りです。CPUとGPUに高めの負荷がかかった時のパーツ温度の参考となります。

「Smart Auto」モードでは、CPU温度、GPU温度ともに概ね60℃台に収まっています。「ハイパフォーマンス」モードでも、1分ほど経過した後は似たような傾向となっています。

どちらのモードでも、CPU・GPUの温度を心配することなく、動画の書き出しのような負荷のかかる作業が行えると思います。

  • Smart Auto時
  • ハイパフォーマンス時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

Prestige 16 A12Uの動作音(静音性)のチェック結果です。

「Smart Auto」モードでも、アイドル時にファン音が聞こえます。少し負荷がかかると、ファンの回転数が上がりますが、うるさいという程ではありません。「ハイパフォーマンス」モードで動画の書き出しのような高い負荷がかかると、騒音値がさらに上がりますが、似たような構成の他機種と比べても同程度の騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Premiere Proで編集中の動画をプレビュー再生
左から3番目:Premiere Proで4K動画を書き出し

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

「Smart Auto」モードで、少し負荷がかかるとキーボード面の温度が上がります。「ハイパフォーマンス」モードで高い負荷がかかると、キーボード面の温度がさらに高くなり、パームレスト部の温度も上がっています。高負荷時にタイピングすると、手のひらにやや不快感がありますが、スリムタイプのボディなので仕方のない部分だと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

一般のノートPCよりは高い消費電力ですが、CPUが第12世代Core (P)であることに加えて、外部GPUの最大グラフィックスパワーが40Wと抑えられているので、動画の書き出し時でも100W以下と、クリエイター向けノートPCとしては低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Prestige 16 A12Uの外観のチェックです。

ゲーミングノートPCのような派手さはなく、一般のノートPCと同じようなボディデザインです。16型と大きめで、鮮やかな表示のミニLEDディスプレイの美しさが際立っています。

ボディカラーは、清潔感があるアーバンシルバーで、仕事用としても使いやすいと思います。

 

天板には、msiのロゴが配置されています。それほど強く主張せず、デザイン的にアクセントになっているので、個人的には好感が持てます。

 

ボディの高さは約16.85mmと薄いです。排気口も目立ちません。

 

パームレスト部の右側には、指紋認証リーダーが配置されており、Windows Helloの指紋認証が使用できます。

 

側面のポート類はご覧の通りです。USB-A x2、Thunderbolt 4 Type-C(映像出力、Power Delivery対応)x2、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。

 

ヒンジが約180度開き、ほぼフラットになるので使いやすいです。

 

底面には吸気口があります。

 

底面のネジ穴の1つに、FACTORY SEALが貼られています。これを破るとメーカー保証対象外となるためご注意下さい。

 

ACアダプターは、100Wです。スクエア形状で、そこまで大きくはありません。ただ、コンセント側のケーブルはやや大きいです。持ち出すときは、100W出力が可能なサードパーティーのUSB-Cアダプターを準備してもいいかもしれません。

 

まとめ

以上が、Prestige 16 A12Uのレビューです。

Prestige 16 A12Uは、ミニLEDディスプレイを搭載していることが特徴的なクリエイター向けのノートPCです。

ミニLEDディスプレイを搭載することで、最大輝度が1000nitと高く、色表現も豊かです。有機ELのような焼き付きの心配もありません。DCI-P3相当の色域で、色域変換機能も備えているので、作業に合った色域表示にすることもできます。また、画面比16:10、WQXGA解像度の16型サイズなので、表示領域に余裕があり、効率よく作業ができます。

CPUは、Core i7-1280Pですが、割りと高めのパフォーマンスでした。RAW現像など、CPUの性能が求められる処理も比較的速かったです。GPUには、RTX 3050 Ti Laptopを搭載し、凝った処理をするのでなければ、4K動画の編集なども行えます。

このような特徴を備えつつ、質量が約2.1kg、厚みが約16.85mmと、扱いやすいスリムボディなので、移動がしやすいのもポイントです。職場と、自宅の間で持ち運んで使う、ハイブリッドワーク用としてもいいと思います。

やや残念だったのは、クリエイター向けノートPCなのに、カードリーダーがmicroSDサイズだったことです。できれば、フルサイズのSDカードリーダーがよかったです。また、ミニLEDディスプレイ搭載なので、価格が高いです。予算に余裕がないとなかなか手が出せません。

 

ミニLEDディスプレイを搭載したクリエイターノート

Prestige 16 A12U

特徴

  • DCI-P3相当の16型ミニLEDディスプレイ搭載
  • GeForce RTX 3050 Tiを搭載
  • 約2.1kgと比較的軽くてスリムなボディ

こんなあなたに

  • 画像・映像編集を行うクリエイター
  • ハイブリッドワーク用のノートPCとして
  • 価格29万円台(税込)~
公式サイトはこちら

Prestige 16 A12UはMSIストア限定販売

Prestige 16 A12Uは、MSIストアでの限定販売となっています。

購入はこちら(MSIストア)

 

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