ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionが10月16日より販売受付

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CPU Core Ultra 7 258V
メモリ 32GB (オンボード)
ストレージ 1TB SSD
液晶サイズ 14.0型
液晶種類 2.8K 有機EL
質量 約986g
バッテリー 57Wh
価格[税込] 10万円台~
Lunar Lake搭載ThinkPad X1 Carbon

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、ThinkPadシリーズの中でも高い人気を誇る、ThinkPad X1 Carbonシリーズの最新機種です。ついに1kgを切る軽さになりました。

インテル最新CPUである、Lunar Lake(Core Ultra シリーズ2)を搭載することで、Copilot+ PCにも準拠した機種となっています。高めのAI性能だけでなく、モバイルノートPCとしては十分な処理性能と、長めのバッテリー駆動時間も期待できます。

ここでは、ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionの簡単な特徴を紹介します。

なお、レノボの公式サイトにて、2024年10月16日から販売受付開始予定となっています。

公式サイトはこちら

 

製品の特徴

ついに1kgを切った人気のモバイルノートPC

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、ビジネスパーソンからの人気も高い、14型のモバイルノートPCです。従来機のThinkPad X1 Carbon Gen 12までは、質量が1kgを超えていましたが(それでも十分軽い)、ついに、ThinkPad X1 Carbonシリーズのファンが待っていた、1kgを切る超軽量モデルとなりました。

ボディの厚みも、約14.37mmと薄く、持ち運びがしやすいです。日常的に持ち歩く方や、外で作業をすることが多い方におすすめです。

 

Lunar Lakeこと、「Core Ultra シリーズ2」搭載

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、インテルの最新CPUである、Lunar Lakeこと、「Core Ultra シリーズ2」プロセッサーを搭載しています。現時点では、「Core Ultra 7 258V」搭載モデルのみ発表されていますが、今後、CPUの選択肢は増えるかもしれません。

なお、当サイトでは、「Core Ultra 7 258V」を搭載するレノボの別機種で、CPUの性能をチェックしたことがあります。下のグラフから分かるように、最大パフォーマンスはそれほど高くありませんが、シングルコア性能が高めでした。最大の特徴は、高めの負荷がかかる作業をバッテリー駆動で長めの時間行うことができることです(詳細はこちらをご確認ください)。外出先でがっつり作業を行うことができるので、ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionのような機種には最適なCPUだと思います。

CINEBENCH 2024 マルチコア性能
Snapdragon X Elite X1E-78-100 1104
Ryzen AI 9 HX 370 882
Core Ultra 7 155H 825
Apple M3 613
Core Ultra 7 258V 603 [別機種で計測した参考値]
CINEBENCH 2024 シングルコア性能
Apple M3 141
Core Ultra 7 258V 121 [別機種で計測した参考値]
Ryzen AI 9 HX 370 110
Snapdragon X Elite X1E-78-100 107
Core Ultra 7 155H 103

 

その他、CPU内蔵としては、グラフィックス性能も高めです。また、最大47 TOPSのNPUを内蔵し、Copilot+ PCにも準拠しているので、ローカル環境で生成AIを使うような作業への適性も高いです。

CPUにメモリが統合されているため、軽量化の点でも一役買っていると思います。

 

2.8Kの有機ELディスプレイ

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、2.8K(2880x1800ドット)の有機ELディスプレイを搭載しています。

設定によっては、1画面を広く使うことができ、効率よく作業を行うことができるでしょう。また、有機ELらしく、色域が広くて、美しい表示も期待できるはずです。画像・FHD動画の簡単な編集など、ライトなクリエイティブワークにも使うことができると思います。

 

トラックポイントも健在

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、ThinkPadシリーズの伝統である、トラックポイント(赤いポッチ)も備えています。ThinkPadシリーズの旧モデルからの買換えの方も安心です。慣れると、外付けマウスがなくてもカーソル移動をスムーズに行うことができ、便利です。

なお、タッチパッドには、ボタンクリックパッドと、触覚タッチパッドの2種類があるようです。従来通りの操作感を求めるのであれば、ボタンクリックパッドを選ぶといいでしょう。

 

堅牢性の高いボディ

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、軽くて、薄いだけでなく、カーボン素材を使用した、堅牢性の高いボディも特徴的です。ビジネスパーソンなどのハードな使い方にも適しています。

 

ポート類

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、下図のようなポート構成となっています。

USB3.2 Gen1 Type-A x2、Thunderbolt 4 x2、HDMIと、一通り揃っているので、ビジネス用途においても不足を感じることは少ないでしょう。ただし、SDカードリーダーや、LANポートはないので、必要に応じてアダプターやドックなどを用意するといいです。

また、左側面には、Nano SIMスロットもあるので、WWAN搭載も選択することができるのではないかと思います。

 

購入先

ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Editionは、2024年10月16日より販売受付開始予定となっています。詳細については、レノボ公式サイトの情報をご確認ください。

レノボ公式サイト

 

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