レノボ IdeaPad Flex 550 / 550i (14) の実機レビュー

更新日:2020年8月25日
CPU Ryzen 7 4700U
Ryzen 5 4500U
Ryzen 3 4300U
Core i7-1065G7
Core i5-1035G1
Core i3-1005G1
メモリ 4GB~16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 14.0インチ
液晶種類 FHD IPS 光沢 タッチ
質量 約1.5kg
バッテリー AMD:最大 約13.6時間
Intel:最大 約11.9時間
価格[税別] 5万円台~
ペン付属で5万円台~

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)は、5万円台から購入できるコンバーチブル型の2 in 1 PCです。

この価格で、デジタルペンまで付いてお得です。

ペンが付いて低価格であることから、絵が好きな子供向けPCとしても適しているでしょう。

Wi-Fi 6非対応、オンボードメモリなど、やや気になる部分もありますが、多くのユーザーは特に気にならないでしょう。

Flex 550(14)はAMD Ryzen搭載モデル、Flex 550i(14)はインテルCore搭載モデルとなっており、特に、Flex 550(14)は、処理性能が高いのに、価格が安くお買い得です。

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 4500U、8GBメモリ、256GB PCIe SSD

 

目次

お忙しい方は、「IdeaPad Flex 550 / 550i (14)の特徴」のみお読みください。

 

IdeaPad Flex 550 / 550i (14)の特徴

非常に高いコストパフォーマンス

IdeaPad Flex 550(14)シリーズには、インテルCoreプロセッサーを搭載したIdeaPad Flex 550i(14) と、AMD Ryzenを搭載したIdeaPad Flex 550(14)があります。どちらも5万円台からと安いです。

特に、IdeaPad Flex 550(14)は、処理性能の高いRyzen 5 4500U、8GBメモリ、512GB SSD、IPS液晶の高スペック構成でも、約6万円台(税込)となっており、非常にコストパフォーマンスが高いです。

IdeaPad Flex 550(14)の価格例(8月24日時点)

 

デジタルペンが付属

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)では、デジタルペンが使用可能です。ペンでのタッチ操作や、手書き入力、スケッチなどを行うことができ、活用の幅が広がります。

なお、デジタルペンが同梱されていて、購入後すぐに使用できるのも嬉しいポイントです。

デジタルペンが付属

 

付属のペンは傾き検知に対応していませんでしたが、ワコム BAMBOO Ink Plusなら、傾きを検知しました。

対応しているペンなら傾き検知OK

 

製品の特性上、ゆっくり斜めに線を引くと、線が波打つ現象(ジッタ―)が発生します。

ジッタ―は発生する

 

付属のペンでイラストを描いてみましたが、紙に描くときのような適度な摩擦感があり、まずまずの描きやすさです。ただし、(後述しますが)液晶がやや黄色く見にくいです。ペンで手書き文字やかんたんな図を描いてメモをとるくらいなら本製品でも十分ですが、イラストが描けるノートPCが欲しいなら、Surface Pro 6HP ENVY x360 13などのほうがいいと思います。

まずまずの描きやすさだが、画面の色が不自然

 

ペンホルダーが付属しているため、USBポートにホルダーを挿して、そこにペンを挿しておけば、無くす心配もありません。

ペンホルダー付属

 

自在に変形可能

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)は、360度回転するヒンジを備えた、コンバーチブル型PCです。下の画像のように、ラップトップモード、テントモード、スタンドモード、タブレットモードと、使用する場所や用途に合わせて変形できるので、便利です。

万一、それほど変形して使用することがなかったとしても、通常のノートPCとして普通に使用できるので、1台で幅広く使用するPCとして、おすすめです。

変形自在のコンバーチブル型PC

 

IPS液晶搭載だが、画面が黄色っぽい

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)は、IPS液晶を搭載し視認性に優れています。

ただし、今回試した個体は、緑色と赤色が強く発色しており、画面が黄色(緑+赤)っぽくなっています。

ガンマ補正曲線
(このグラフから明部になるに従って、緑と赤が強く発色していることが分かる)

 

色のバランスのとれたPCの画面と比較すると、下図のように画面が大分黄色っぽくなっていることが分かると思います。キャリブレーションツールがあれば補正できますが、持っている方は稀でしょう。ここは残念なポイントです。

本製品は画面が黄色っぽい

 

色が気になる方のために

色がどうしても気になる方のために、当サイトでキャリブレーションしたときに作成したICCプロファイルをリンクしておきます。個体が異なるため正確には補正できませんが、これを適用することで、今よりは大分マシな色合いになるのではないかと思います。下のファイルをダウンロードし、「色の管理」からプロファイルを追加してみてください。詳しい適用方法については「ICCプロファイル 適用」などのキーワードで検索してみてください。ただし、異なるパネルが搭載されていた場合、逆に色がおかしくなるためご注意下さい。

ICCプロファイル

 

メモリはオンボードのみ

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)のメモリはオンボードとなっており、購入後のメモリの増設・換装はできません。長く快適に使用したいのであれば、8GB、もしくはそれ以上のメモリを搭載したモデルがおすすめです。

メモリはオンボード

 

Wi-Fi 6非対応

本製品は、これから普及していくと思われる無線規格、Wi-Fi 6には非対応です。最近の新機種では、Wi-Fi 6対応が一般的になりつつありますし、本製品は、ハイスペック構成も選択できるだけに、少し残念な部分です。

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、快適に動きます。
動画鑑賞 CPUやグラフィック性能は問題ありませんが、ディスプレイは色鮮やかさに欠けます。
RAW現像
画像編集
こちらもCPUおよびグラフィック性能は十分ですが、ディスプレイの色合いが良くないため、画像編集などには不向きです。
動画編集 FHDの簡易的な動画編集ならできますが、外部グラフィックスを搭載していないため、本格的な動画編集は難しいです。また、ディスプレイの色が不自然であるため、色調整も難しいです。
ゲーム 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、軽いゲームなら、グラフィック品質設定を下げることで、出来るゲームもあります。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイのチェックです。

IPSパネルを搭載し視野角はいいですが、色合いが不自然です。そのうち見慣れてくると思いますが、ディスプレイの品質にこだわってIPSパネルを搭載した製品を探しているなら、別の製品のほうがいいと思います。最大輝度は、当サイトの計測では189cd/m2と低めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

搭載されていたパネルは、「CMN N140HCA E5B」です。なお、他のパネルが搭載される可能性もあり、その場合は特性も変わってきます。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は65.5%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、緑と赤色が強く発色していることが分かります。この影響で画面は黄色っぽく見えます。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはありませんが、電極線がやや見えます。

画面拡大

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。

画面への映り込み

正確な確認方法ではありませんが、輝度を下げても調光によるフリッカーは確認できませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

IdeaPad Flex 550(14)のキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは横:19mm、縦:18.5mmで、キーストロークは約1.6mmとなっています。ノートPCとしては標準的な数値です。「Backspace」キー、「¥」キーなどは小さく、ややタイプミスしやすいです。やや軽めのタッチで押せるキーボードで、打ちやすさは普通だと思います。

タッチパッドの操作性は普通です。クリックボタンの押しやすさは普通ですが、ややクリック音は大きめです。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

下のグラフでは、IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)で選択できるプロセッサーの性能を比較しています。

インテルモデルと、AMDモデルで、それぞれ3種類のプロセッサーがあり、選択肢が多いです。下のグラフでは、インテルCoreプロセッサーの性能が低く見えますが、決して低いわけではありません。Ryzen 4000Uシリーズのパフォーマンスが驚くほど高いだけです。

ただ、使用するソフトや処理の内容によっては、インテルCoreプロセッサーモデルの方が適している場合もあります。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 4500U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Core i9-10980HK 3860
Core i7-10875H 3557
Core i9-10885H 3516
Ryzen 5 4600H 3260
Ryzen 7 Pro 4750U 3197
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2585
Ryzen 5 Pro 4650U 2424
Ryzen 5 4500U 2317 [レビュー機で計測]
Core i7-10710U 2211
Ryzen 3 4300U 1637
Core i7-1065G7 1484
Core i5-1035G1 1424
Core i3-1005G1 948
Celeron N4100 459
Celeron 4205U 304
※緑色のバーが、550(14)で選べるグラフィックスです
※黄色のバーが、550i(14)で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれていないCPUは、他のPCで計測した代表値です

 

メモリ

Ryzen 5モデルのメモリはDDR4-3200のデュアルチャネルです。ただし、オンボードであるため、換装することは出来ません。

本製品のメモリ

 

グラフィックス

内蔵グラフィックスの性能は下図の通りです。

Ryzen 7 4700Uに内蔵しているRadeon Graphicsは、Core i7-1065G7に内蔵しているIris Plusよりも、グラフィックス性能が高いです。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~

Ryzen 5 4500U
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1050 25325
GeForce MX330 16714
GeForce MX250 15406
Radeon Graphics
(Ryzen 7 Pro 4750U)
14302
Radeon Graphics
(Ryzen 7 4700U)
13861
Radeon Graphics
(Ryzen 5 4500U)
11483 [レビュー機で計測]
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Radeon Graphics
(Ryzen 3 4300U)
9800
Intel UHD
(Core i5-1035G1)
7248
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
5274
※緑色のバーが、550(14)で選べるグラフィックスです
※黄色のバーが、550i(14)で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれていないグラフィックスは、他のPCで計測した代表値です
※Core i3-1005G1は計測したことがないため省略

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
256GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
2208 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれていないストレージは、他のPCで計測した代表値です

 

SDカードスロット

IdeaPad Flex 550 / 550i (14)には、フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通ですが、カード挿入後の出っ張りがあります。このままカバンへ入れると折れるのでご注意下さい。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。グラフでは、レビュー機で計測したもののみ緑色にしています。

TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間
  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 21分02秒
VCEでエンコード (※2) 1分12秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 AMD APU内蔵のハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 7 4800H 11分00秒
Core i9-10980HK 11分11秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 21分02秒 [レビュー機で計測]
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック
Ryzen 5 4500U

 

その他のベンチマーク

その他のベンチマーク、LightroomやPremiere Proの書き出し時間などについては、下のリンク先をご覧ください。他の機種で計測したスコアではありますが、ほぼ変わらないので参考になると思います。

 

フォートナイトやPUBG、VALORANT、Apex、ストV、鉄拳7などのゲームのフレームレートについては下のページにまとめましたので、こちらもご覧ください。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

18W、30Wの充電器を使用した場合は、「低速のUSB充電ケーブルが接続されています」と警告が出るものの充電できていました。45W以上なら警告が出ませんでした。

映像出力(DP)、Thunderbolt 3には対応していません。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
65W ZHOULX充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower充電器
18W cheero充電器
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器 ×
5V/2.4A AUKEY充電器 ×
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740 ×
Philips 258B6QUEB/11 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、YCbCr444で出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.5kg」とあります。モバイルノートPCとしては重いですが、一般的なノートPCとしては軽いです。当サイトの計測値は下表の通りで、1.5kgオーバーでした。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.541kg
ACアダプター+電源ケーブル 216g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、52.5Whと大きめの容量です。

バッテリー容量

 

なお、一般的に、インテルCoreプロセッサー搭載モデルの方が、AMD Ryzenプロセッサー搭載モデルよりもバッテリー駆動時間が長い傾向がありますが、本製品では逆転しており、AMDモデルの方がバッテリー駆動時間が長くなっています。

各モデルのバッテリー駆動時間比較
Core i3 Core i5 Core i7
約11.9時間 約11.6時間 約10.6時間
Ryzen 3 Ryzen 5 Ryzen 7
約12.8時間 約12.2時間 約13.6時間

 

今回、Ryzen 5モデルで計測してみましたが、比較的長いバッテリー駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  Ryzen 5モデル
(1) JEITA2.0 約12.2時間
(2) PCMark 10 Modern Office 10時間38分
(3) 動画再生時 9時間46分
(4) PCMark 8 Work 7時間12分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20のスコアです。充電容量はほぼ100%ある状態で計測しましたが、スコアは電源接続時とほぼ変わりません。

バッテリー駆動時のCINEBENCH R20
バッテリー駆動時のスコア
電源接続時との比較
Ryzen 5 4500U 2317 [電源接続時]
2304 [バッテリー駆動時]

 

1時間あたりの充電率は約49%で、普通かなと思います。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
49%(約26Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

カメラ・マイク・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は1280x720です。彩度がやや物足りず、画像も荒いですが、ノートパソコンとしては標準的な画質だと思います。

Webカメラの前にマネキンなどを置いて、Windows 10標準のカメラアプリで撮影
Webカメラの画質
左:本製品、右:Logicool StreamCam

 

Webカメラにはシャッターが付いており、物理的に隠すこともできます。

Webカメラ

 

マイク性能

マイク性能については、ややこもった感じがしますが、ノートパソコンとしては標準的な性能だと思います。

Zoomでミーティング中の音声を録音
本製品のマイク
[参考]1万円台のマイク
audio-technica AT2020USB+
※音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。

 

スピーカー

IdeaPad Flex 550 / 550i (14)スピーカーはキーボードの両側面に配置されています。音質は普通で、ノートPC基準で勝手に採点すると10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷をかけた場合は、他のノートPCと同じくらいの騒音値です。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。

一瞬上がるときもありますが、おおむね70℃台前半で推移しており、問題ない温度だと思います。

x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

やや低めの温度です。作業をしていても手のひらが熱くなりにくいです。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

TDP 15Wのプロセッサーであるため、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)の外観のチェックです。

パームレストがグレーのカラーになっており、安っぽさを感じますが、指紋などが目立ちにくいのはメリットです。

 

天板はシルバーのカラーとなっており、こっちから見たときはそれほど安っぽくは見えません。

 

ボディは薄いです。

 

タブレット形状にしたときの横からの写真です。ヒンジがある側面は、やや斜めになっています。

 

指紋認証装置も搭載しています。ワンタッチでスリープ解除およびログインの両方を行うことができる指紋認証装置もありますが、IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)はそれができません。スリープ解除は電源ボタンを押す必要があります。

 

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)は、最近のコンパクトPCとしては珍しく、SDカードリーダーも搭載しています。その他に、インターフェイスとしては、USB 3.0、USB-C、HDMI出力を備えています。

 

底面です。

 

底面カバーを外すには、T5トルクスドライバーが必要です。

 

PC内部はご覧の通りです。メモリはオンボードで換装することはできません。

 

M.2 SSDは換装できそうです。Type2280のM.2 SSDも装着できるでしょう。

 

ACアダプターは、65Wと大容量です。サイズはコンパクトです。

 

まとめ

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)は、非常にコストパフォーマンスの高い、コンバーチブル型2 in 1 PCです。

例えば、Ryzen 5のモデルが、ペンまで付属して約6万円(税込)です。

ディスプレイはIPSパネルで視野角はいいですが、画面が光沢であるため周囲の物が映り込みやすく、さらに緑と赤が強く発色しており、画面全体が黄色っぽく見えます。どうしても色合いが気になる方は、当サイトでキャリブレーションしたときに作成したプロファイルを適用してみてください。少しは改善されるかもしれません(パネルが異なっている場合は別)。

非常に安く、ペンも使えることから、子供にも適した製品だと思います。

もしペンが必要なければ、タブレットにしたりタッチ操作をすることは少ないと思うので、クラムシェル型でさらに安く、液晶の色合いもまともなIdeaPad Slim 550 14のほうがおすすめです。

 

ペン付属で5万円台~

IdeaPad Flex 550(14) / 550i(14)

特徴

  • Ryzen 4000Uシリーズなら高性能
  • ペンも付属
  • 非常に安い

こんなあなたに

  • マルチに使える1台が欲しい
  • 価格を抑えても、処理性能は諦めたくない
  • 絵が好きな子供にプレゼントしたい方
  • 価格5万円台[税別]~
  • 一言液晶が残念
公式サイト:Flex 550 14(AMD) 公式サイト:Flex 550i 14(インテル)

 

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