レノボ ThinkPad E15の特徴レビュー

更新日:2019年11月9日
CPU Core i3-10110U
Core i5-10210U
Core i7-10510U
GPU CPU内蔵
Radeon RX 640
メモリ 4GB~16GB
ストレージ HDD / SSD
SSD+HDD /
SSD + Optane
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 フルHD 非光沢 /
フルHD IPS 非光沢
質量 約1.9kg
バッテリー 最大 約12.6時間
価格[税別] 6万円台~
メインPCとして最適な15.6型の据え置きノートPC

ThinkPad E15は、ThinkPadシリーズでもっともリーズナブルなEシリーズの15.6型ノートPCです。

Core i3搭載モデルであれば、6万円台(税別)から購入することができます。

旧モデルのThinkPad E590から、CPUが第10世代Core(U)にバージョンアップしており、順当進化を遂げています。また、200g程軽量になっていますが、使用スタイルが変化するほどではありません。オフィスなどでメインPCとして据え置きで使用するのに最適だと思います。

打ちやすさに定評があるキーボードを備えているので、文字や数字の入力作業が多い方に特におすすめです。

公式サイトはこちら

ThinkPad E15の特徴

先代よりわずかに軽量化

ThinkPad E15は、ThinkPadシリーズで最も入手しやすい価格帯であるEシリーズの最新機種です。ThinkPad E590の後継機種となります。

まず旧モデルとなるThinkPad E590との比較を行います。サイズは誤差程度しか小さくなっていません。質量は200gほど軽量になり、2kgを切るようになったので、少し取り回しがしやすくなりました。基本的に、据え置きでの使用や、室内でちょっと移動しての使用に適したノートPCというスタンスには変化はないようです。

スペックとしては、CPU、GPU、ストレージ、液晶構成に変化が見られます。

旧モデルとの比較
  [本製品]
ThinkPad E15
[旧モデル]
ThinkPad E590
画像
CPU Core i3-10110U
Core i5-10210U
Core i7-10510U
Core i3-8145U
Core i5-8265U
Core i7-8565U
GPU Intel UHD /
Radeon RX640
Intel UHD 620 /
Radeon RX 550X
ストレージ HDD / SSD /
HDD + SSD /
SSD + Optane
HDD / SSD /
HDD + SSD /
HDD + Optane
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD TN 非光沢
FHD IPS 非光沢
HD TN 非光沢
FHD IPS 非光沢
バッテリー 最大 約12.6時間(45Whr) 最大 約14.3時間(45Whr)
サイズ [幅]368
[奥行]245
[高さ]18.9
[幅]369
[奥行]252
[高さ]19.95
質量 約1.9kg~ 約2.10kg~
価格[税込] 6万円台~ 6万円台~

 

事務作業であればCore i3で十分な性能

ThinkPad E15は、Comet Lakeと呼ばれる第10世代Core(U)を搭載しています。第8世代Core(U)などと比較した大体の処理性能は、下のグラフに示す通りです。

MS Officeソフトや会計ソフトの使用といった一般的な事務作業や、Web閲覧、メールといった一般的な事務作業であれば、Core i3搭載モデルでも十分に快適に使用できるでしょう。

少しでも快適に、かつ長く使うならCore i5やCore i7モデルがいいでしょう。

ちなみに、CPU以外の構成を同じにした場合、それぞれのCPU間の価格差は10,000円ちょっとぐらいです。予算と、作業内容を考慮して、費用対効果を計算してみることをおすすめします。

CINEBENCH R15 ~ マルチコア ~
Core i7-9750H 1212
Core i7-10710U 1095
Core i7-10510U 771
Core i5-10210U 647
Core i7-8565U 602
Core i5-8265U 542
Core i3-10110U 404
Core i3-8145U 340
※緑色のバーが、ThinkPad E15で選べるCPUです
※ベンチマークスコアは代表的な値です
CPU以外のスペックを揃えた場合の価格比較
  Core i3-10110U Core i5-10210U Core i5-10510U
GPU CPU内蔵
ストレージ 256GB SSD
メモリ 8GB
液晶種類 FHD IPS 非光沢
その他 Intel Wi-Fi 6、バックライト付きキーボード、指紋センサーあり
価格[税込] 84,216円 95,700円 107,184円
※2019年11月8日(発売日)の価格です

 

dGPUの処理性能は据え置き

ThinkPad E15のCore i5、Core i7搭載モデルでは、外部グラフィックスとしてRadeon RX 640を選択することができます。

このRadeon RX 640は、新しいように見えますが、実際はThinkPad E590で搭載可能だったRadeon RX 550Xのリブランドとなっており、性能に変化はなさそうです。大まかには、エントリークラスのグラフィックスであるGeForce MX150に近い性能と考えていいと思います。

ただし、GeForceには対応していても、Radeonには対応していないというソフトも多いので、使用する予定のソフトがRadeonにも対応しており、処理が高速化するかを確認しておいた方がいいでしょう。

Radeon RX 640を搭載するメリットが薄いのと、搭載すると16,500円程の追加となることを考えると、それほど必要ないかなと感じます。CPU内蔵グラフィックスで対応できる範囲での使用がおすすめです。

グラフィックス性能の目安
~ 3D Mark Time Spy - Graphics score ~
GTX 1050Ti 2310
GTX 1050 1787
GeForce MX 150 1074
Radeon RX 550X 1003
Radeon RX 550 870
Intel UHD 620 380
Radeon RX 640は、Radeon RX 550Xのリブランドのよう
Radeon RX 640の選択画面

 

IPS液晶をおすすめ

ThinkPad E15は、TN液晶とIPS液晶の2種類から選択できます。どちらもフルHDなので、同じ解像度ではありますが、一般的にIPS液晶の方が視野角が広く、見やすいです。

ThinkPad E15のようなビジネスPCは、一日中PCでの作業を行うこともあるので、液晶の見やすさは、目の疲れや作業効率にも直結してきます。そこまで大きな価格差ではないので、IPS液晶を搭載することをおすすめします。Core i3搭載モデルの最安構成では、デフォルトでTN液晶が選択されていたので、液晶のチェックを忘れないようにしてください。

TN液晶とIPS液晶の2種類

 

デュアルストレージ構成も可能

ThinkPad E15は、HDD + SSDといったデュアルストレージ構成も選択可能です。

据え置きで使う場合は、256GB SSD + 1TB HDD等の構成にすることで、起動の速さと、大容量ストレージを両立することができます。

なお、より速度にこだわる場合は、SSD+Opnateメモリーの構成も選択できるようになりました。

ストレージ構成の選択肢

 

打ちやすさに定評のあるキーボード

ThinkPad E15は、テンキー付きキーボードを搭載してます。

ThinkPadシリーズの特徴となっている、打ちやすいキーボード、トラックポイントなどに変化はないようです。テンキーを使用して数字を入力する経理、ライター、プログラマーなど、キー入力の多い作業に適しています。

このキーボードは、日本語・バックライト無し、日本語・バックライト付き、英語・バックライト無し、英語・バックライト付きの4種類から選択できます。バックライトの有無は意外と見落としやすいので、カスタマイズのときに要チェックです。

カスタマイズで指紋センサーを選択した場合、右上の電源ボタンに指紋センサーが統合されます。よりスマートに指紋センサーを使用できるようになりました。

テンキー付きキーボード
キーボードの選択肢

 

遂になくなったSDカードリーダー

ThinkPad E15のインターフェイス構成は、下の画像のとおりです。

給電とVideo-outに対応したUSB Type-C、USB 3.1 x2、USB 2.0、HDMI、LANポートを備えています。光学ドライブは搭載していませんし、旧モデルではあったmicroSDカードリーダーもなくなっています。デジカメやスマホから写真や動画を取り込むことが多い場合、少し不便になりました。

なお、USB Type-Cドックを使用して拡張性をアップすることが可能です。外部ディスプレイや、マウスを使用する場合は、ケーブル1本で周辺機器の接続・取り外しができ、便利です。

インターフェイス構成

 

ボディカラーはブラックのみ

ThinkPad E15のボディは、ThinkPadらしいブラックカラーです。旧モデルのThinkPad E590ではシルバーボディも選択できましたが、ThinkPad E15ではなくなっているようです。

ディスプレイの開角度は広く、フラットになります。

ThinkPadらしい姿
フラットになるディスプレイ

 

ライバル機種との比較

ライバルとなるInspiron 15 5000と比較します。

ThinkPad E15はComet Lake、Inspiron 15 5000はIce Lakeという違いはあるものの、液晶サイズは同じで、質量もほぼ変わりません。

似たような構成にして価格を比較すると、比較時にキャンペーンをやっていたということもあり、Inspiron 15 5000のほうがかなり安いです。ただし、ThinkPad E15は、キーボードの打ちやすさ、パーツのカスタマイズのしやすさという点は優れていると思います。

ライバル機種との比較
  ThinkPad E15 Inspiron 15 5000
(5593)
CPU Comet Lake Ice Lake
GPU CPU内蔵
Radeon RX 640
CPU内蔵
質量 1.9kg 1.9kg
液晶種類 FHD IPS 非光沢 FHD IPS 非光沢
ライバル機種との価格比較
  ThinkPad E15 Inspiron 15 5000
(5593)
CPU Core i5-10210U Core i5-1035G1
GPU CPU内蔵
メモリ 8GB
ストレージ 512GB SSD
液晶種類 FHD IPS 非光沢
価格[税込] 107,800円 74,781円
価格は2019年11月9日のものです。価格は変動します

 

まとめ

ThinkPad E15は、ThinkPadシリーズの中では最もリーズナブルなEシリーズの最新機種です。

旧機種のThinkPad E590から順当なスペックアップと、少しの軽量化を遂げています。

サイズや質量からすると、据え置きでのメインPCとしての使用が一番フィットするでしょう。キーボードも打ちやすく、細かくカスタマイズすることもできるので、作業内容に合わせて最適な構成を選択できるのも魅力の一つです。

例えば、Core i3、SSD、FHD IPS液晶の構成だと7万円台(税込)で購入でき、負荷の高い作業でなければ十分快適に使用できるでしょう。

据え置きのメインPCとして秀逸な15.6型ノートPC

ThinkPad E15

特徴

  • 第10世代Core(U)搭載
  • キーボードが打ちやすい
  • Radeon RX 640も搭載可能

こんなあなたに

  • タイピングをよくする方
  • 価格6万円台[税別]~
  • 一言SDリーダーがなくなった・・
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後日、実機レビュー予定

後日、実機でのレビューを予定しています。記事公開後、通知しますので、よろしければブックマークや、twitterfacebookでのフォローをしていただけると、嬉しいです。

 

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