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レノボ ideacentre Y700の実機レビュー

更新日:2017年5月3日

「Y」字の模様がかっこいい

レノボ ideacentre Y700は、「Y」字の模様がかっこいいデザインのミドルタワーデスクトップPCです。

裏面配線が可能で内部はスッキリとしています。またドライバーなどを使わずにアクセスできるパーツが多く、メンテナンス性も良いです。

グラフィックスには、人気のGeForce GTX 1060やGTX 1070を選択することが可能で、高いグラフィック品質設定でゲームをすることができるでしょう。


※レビュー機はメーカーからの貸出機です

目次

ideacentre Y700の基本スペック

ideacentre Y700の2017年2月21日発売モデルの基本スペックをチェックします。特徴的な部分は赤字にしています。

CPU
第7世代インテルCore プロセッサーです。本機はCore i7-7700を搭載しています。
マザーボード・チップセット
インテル H170チップセットです。
 
グラフィックカード
CPU内蔵、GeForce GTX 1060GTX 1070を選択可能。本機はGTX 1060です。
メモリ
最大で32GBのメモリを選択できます。本機は16GB(8GB×2)を搭載しています。
2.5インチ ストレージ
SSDまたは"SSD+HDD"となっています。本機は256GB SSD + 2TB HDDです。
光学ドライブ
DVDスーパーマルチドライブです。
 

特徴1 - 「Y」の模様がかっこいい

ideacentre Y700は、「Y」の模様がかっこいいです。

フロントパネルの「Y」の模様は、LEDが内蔵されており電源を入れると赤く光ります。また、天面にも「Y」の模様が入っており、フロントの模様と統一感があっていいです。


フロントパネルの「Y」の模様


フロントパネルはLEDがあり光る


天面の「Y」の模様

特徴2 - 裏面配線ができて内部がスッキリ

ショップオリジナルのPCケースを採用している製品は、裏面配線ができず内部がごちゃごちゃしている場合がよくありますが、本製品はケーブル類を裏面配線することが可能で、内部がスッキリしています。また、これにより空気の流れがよくなり冷却性も向上します。



裏面配線ができて内部はスッキリ

 

また、天面にある大きなボタンを押すだけで、左側面のパネルが外れます。簡単にパネルを取り外せるため、内部の掃除をするときや、パーツ交換をするときに楽です。


天面のボタンを押すと、側面パネルが外れる

特徴3 - かっこいいゲーミングマウス&キーボード

GeForce GTX 1060を搭載した製品番号「90DF00ESJP」なら、PC本体とデザインがマッチしたゲーミングマウスと、メカニカルゲーミングキーボードが付属します。

マウスはやや小ぶりです。人によって持ち方や手の大きさが変わるので、使いやすいかどうかは人によりますが、筆者は割と持ちやすいと思います。ただ、サイドのクリックボタンがやや固く、音もやや大きいと感じました。

キーボードはストンと落ちるキーが押しやすいと感じます。キーボード自体がやや高さがあるため、リストレストなどを置くとちょうどいいと思います。




ゲーミングマウスとキーボード

特徴4 - GeForce GTX 1060 or 1070搭載

ideacentre Y700は、高性能なGeForce GTX 1060またはGTX 1070のグラフィックスを搭載したモデルがあります(この他にインテル HD グラフィックスを搭載したモデルもあります)。

レビュー機では、GeForce GTX 1060を搭載しており、ベンチマークスコアは下表の通りです。フルHD解像度なら、高めのグラフィック品質設定でもプレイできるゲームが多いです。

ゲームベンチマーク(1920x1080)
製品名 レノボ
ideacentre Y700
基本スペック Core i7-7700
GeForce GTX 1060 6GB
ファイナルファンタジー XIV 紅蓮のリベレーター 標準品質 ★ 17210 (非常に快適) 123 fps
高品質 ★ 12822 (非常に快適) 87 fps
最高品質 11373 (非常に快適) 77 fps
ドラゴンズドグマオンライン
標準品質 13467 (とても快適)
最高品質 13001 (とても快適)
ファンタシースターオンライン2 EP4 描画:3 104439 (快適)
描画:6 45297 (快適)
モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐) 24354
ドラゴンクエストX 標準品質 18961 (すごく快適)
最高品質 16964 (すごく快適)
ゴーストリコン ワイルドランズ 99 fps
61 fps
ウルトラ 34 fps
フォーオナー 163 fps
97 fps
超高 71 fps
STEEP 最低 103 fps
77 fps
超高 57 fps
★デスクトップPCの場合は「標準品質(デスクトップPC)」と「高品質(デスクトップPC)」、ノートPCの場合は「標準品質(ノートPC)」と「高品質(ノートPC)」の設定にしています。
※フレームレート(fps)の掲載値は、平均値です。最小値や最大値ではありません
※CPUやメモリなどの環境によってスコアが変わる点はご了承ください。
※ドラゴンズドグマオンラインは、約5800スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ファンタシースターオンライン2 EPISODE4は、約4500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※モンスターハンターフロンティア 第三弾(大討伐)は、約6000スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※ドラゴンクエストXは、約5500スコアで平均60fps(当サイト調べ)
※通常の液晶ディスプレイは60Hz駆動であるため、ゲームを快適にプレイするには平均60fpsは欲しいです。ただし、平均fpsが60でも最小fpsはもっと小さいため、60fpsを切らないようにプレイするには平均80~100fpsは欲しいです。また、120Hz駆動の液晶ディスプレイを使用している方は、平均120fpsは欲しいです。

 

GPU-Zで確認したグラフィックカードの情報は次の通りです。ベンダーはMSIと表示されています。


グラフィックカードのスペック

その他のゲームのベンチマークスコア、他のグラフィックカードのベンチマークスコアについては下のリンク先を参考にしてください。

PCゲームベンチマーク一覧

価格は普通

他社と似たような構成にして価格を比べてみましたが、普通の価格だと思います。

価格比較(2017年5月3日時点)
  ideacentre
Y700
他社1 他社2 他社3
CPU Core i7-7700 Core i7-7700 Core i7-7700 Core i7-7700
グラフィックス GTX 1060 6GB GTX 1060 6GB GTX 1060 6GB GTX 1060 3GB
メモリ 8GB 8GB 8GB 8GB
ストレージ 256GB SSD
2TB HDD
500GB SSD
2TB HDD
240GB SSD
2TB HDD
240GB SSD
2TB HDD
電源 450W 500W 500W 500W
価格 142,106円 156,578円 143,596円 139,752円

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

CPU

下のようなCPUを選択することが可能です。ゲームをするならCore i7-7700がおすすめです。


CPUの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのCPUは選択できません

グラフィックス

下のようなグラフィックスを選択することが可能です。GeForce GTX 1070であれば、フルHD解像度&最高品質のグラフィック設定で多くのゲームができるでしょう。GeForce GTX 1060の場合でも、"高め~最高品質"のグラフィック設定で多くのゲームができます。


グラフィックスの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのグラフィックスは選択できません

ストレージの選び方

ストレージは、下図のようなものを選択できます。PCIe-NVMeのSSDは選択できませんが、SATAのSSDでも十分高速です。


ストレージの選び方(筆者の独自判断)
※灰色のバーのストレージは選択できません

ideacentre Y700で計測したベンチマーク

以下、本機で計測したベンチマークスコアを掲載します。

PassMark Performance Test 9.0 CPU MARK
(CPU性能の評価)

Core i7-7700
3DMark
(主にグラフィックス、CPU性能の評価)


Core i7-7700、GeForce GTX 1060 6GB
VRMark
(VRが快適に動作するかの評価)

※Target frame rateを超えれていれば快適に動作
Core i7-7700、GeForce GTX 1060 6GB
TMPGEnc Video Mastering Works 6によるエンコード時間
(x265がCPU性能の評価、NVENC、QSVが主にグラフィックス性能評価)
  Core i7-7700
GeForce GTX 1060 6GB
x265でエンコード (※1) 16分21秒
NVENCでエンコード (※2) 1分18秒
QSVでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
CrystalDiskMark
(ストレージの評価)

256GB SATA SSD(LITEON LCH-256V2S)
CrystalDiskMark
(SDカードスロットの評価)

UHS-Ⅰ対応カード

 

 

 

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