HP ENVY x360 15(2020年モデル)の実機レビュー

更新日:2020年8月11日
CPU Ryzen 7 4700U
Ryzen 5 4500U
Core i7-1065G7
Core i5-1035G1
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD IPS 光沢
質量 約2.0kg
バッテリー 最大 約17時間
価格[税別] 8万円台~
性能高めでも安い15型 2 in 1 PC

HP ENVY x360 15は、性能と質感が高めで、価格が比較的安い15.6型 2 in 1 PCです。

色域広めの画面を搭載し、ペンにも対応し、タブレットにもなる2 in 1 PCが、8万円台(税別)からとお得です。

ネット閲覧や動画鑑賞だけでなく、画像編集や動画編集やイラスト制作もやってみたいという方のエントリーモデルにも適した製品だと思います。

AMDモデルなら、高い処理性能で価格も安くてコスパが高く、インテルモデルはペンが付属しておりお買い得です。

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 4500U、16GBメモリ、512GB PCIe SSD

 

当サイト限定クーポンで安く購入可能

当サイト向けの特別クーポンを利用することで、日本HPパソコンを、通常よりも安く購入することが可能です(12万円以上の製品が対象)。

 

目次

お忙しい方は、「HP ENVY x360 15の特徴」のみお読みください。

 

HP ENVY x360 15の特徴

高い品質でも価格は比較的安い

HP ENVY x360 15は、AMD 第3世代Ryzen 4000プロセッサーまたはインテル第10世代Coreプロセッサーに、色域が広いタッチパネル対応液晶を搭載し、タブレットにも変形できる 2 in 1 PCです。また、ペンにも対応しています。デザインもいいと思います。

さらに細かい面を言えば、2枚のメモリを交換可能で、Wi-Fi 6にも対応しています。

このような高い品質のノートパソコンですが、価格は税別8万円台からとなっており比較的安いです。

 

安い製品でもsRGBカバー率は約100%で見やすい

最近は5~6万円で買えるノートPCもいくつかありますが、このような製品と決定的に違うのは、HP ENVY x360 15は、色域が広いという点です。当サイトの計測では、sRGBカバー率が99.4%あり、従来の2019年モデルよりも大きく改善しています。色の表現できる幅が広く、Webページなどが見やすいですし、画像編集、イラスト制作などにも使える品質です。

sRGBカバー率は99.4%(当サイト計測)

 

狭額ベゼルでサイズダウン

HP ENVY x360 15は、旧モデルよりも液晶ベゼルの幅が狭くなり、画面占有比が79.5%から、88%へと拡大しています。その結果、PC本体の奥行も15mm短くなっています。

15.6型PCなので、積極的に外に持ち出すような機種ではありませんが、コンパクト化により、取り扱いしやすくなっています。

上下のベゼル幅が狭くなり、よりコンパクトに

 

HP MPP アクティブペンにも対応

HP ENVY x360 15は、アクティブペンにも対応しています。

新しいペン「HP MPP アクティブペン」も発売されており、こちらなら4096段階の筆圧検知および傾き検知に対応しています。電池式ではなく充電式で、USB-Cケーブルで充電でき、マグネット内蔵で液晶の端に吸着させることも可能です。

なお、インテルモデルのみ、このペンが付属します。AMDモデルは付属しませんので別途購入する必要があります。

HP MPP アクティブペン

 

絵については素人なので細かいレビューはできませんが、実際に使ってみた感じとしては、比較的描きやすかったです。

比較的描きやすい

 

ただし、製品の特性上、斜めの線をゆっくり描いたときに波打つ現象(ジッタ―)は発生するので、仕事で使おうと思っている方は注意が必要だと思います。

定規を使って線を描いています

 

また、好みの問題でもありますが、iPad ProのApple Pencilのようにペン先の感触が固く、滑りやすいです。

ペン先は固い

 

Microsoft Pen プロトコルの方式を採用していれば、他のペンも使えるので、ペン先が柔らかいほうが良ければ、SurfaceペンやBAMBOO Ink Plusペンを使うといいでしょう。

Surfaceペンなども使用可能

 

SDカードリーダー搭載

HP ENVY x360 15には、SDカードリーダーを備えており、デジカメやデジタル一眼レフなどで撮った写真や動画を直接取り込むことができます。VlogやYouTube用として、スマホ以外のカメラで撮影し、編集する、といった作業を頻繁に行うときに便利です。

SDカードリーダーを搭載

 

AMDモデルとインテルモデルの違い

HP ENVY x360 15のAMDモデルとインテルモデルの主な違いは、プロセッサーとカラーリングです。

プロセッサーについては、CINEBENCH R20などのベンチマークスコアでは、AMDプロセッサー(緑色)のほうが高いスコアになっています。価格もAMDモデルのほうが安いので、基本的にはAMDモデルのほうがおすすめです。

プロセッサー性能の比較 ~ CINEBENCH R20 マルチコア ~
Ryzen 7 4700U 2585
Ryzen 5 4500U 2332
Core i7-1065G7 1484
Core i5-1035G1 1424
グラフィックス性能の比較 ~ 3DMark Night Raid ~
Radeon Graphics
(Ryzen 7 4700U)
13861
Radeon Graphics
(Ryzen 5 4500U)
13020
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Intel UHD
(Core i5-1035G1)
7248
※緑色のバー:AMDプロセッサー
※オレンジ色のバー:インテルプロセッサー

 

カラーについては、AMDモデルは落ち着いたナイトフォールブラックのカラーで、インテルモデルは清潔感のあるナチュラルシルバーとなっています。

AMDモデルはナイトフォールブラック
インテルモデルはナチュラルシルバー

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
快適に動きます。
動画鑑賞 ディスプレイの表示が綺麗で、スピーカー音もやや良いので、動画鑑賞は快適です。変形してタブレット形状などで見ることもできます。ただし、光沢液晶なので画面への映り込みがやや気になるかもしれません。
RAW現像
画像編集
sRGBカバー率 99.4%と色域が比較的広く、スペックもまずまずなので、RAW現像や画像編集にも使えます。ペンも使えるので、PhotoShop等の編集もやりやすいです。ただし、Adobe RGBをカバーするような色域はないので、印刷するような方には適していません。
動画編集 △~○ 使うソフトにもよりますが、家庭で、FHD液晶を簡易的に編集するなら大丈夫です。ただし、外部グラフィックスを搭載していないため、本格的な動画編集は難しいです。
ゲーム プロセッサー内蔵のグラフィックスとしては高い性能であるため、軽いゲームなら高めのフレームレートが出る場合もあります。ただし、外部グラフィックスを搭載していないため、本格的にゲームをしたい場合はスペック不足です。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイのチェックです。

光沢液晶であるため周りの物が映り込みますが、色域が広く視野角も広く見やすい画面です。最大輝度は、当サイトの計測では390cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は99.4%、sRGB比は104.7%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色も1:1の直線的で揃っており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきはありません。

画面拡大

光沢液晶であるため、画面への映り込みがあります。

画面への映り込み

調光によるフリッカーを確認しました。正確な確認方法ではありませんが、輝度0にしてもフリッカーは確認できませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

HP ENVY x360 15のキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは18.7 x18.7mm、キーストロークは約1.5mmです。実際に打ってみると、割としっかりとした打鍵感があります。

「Enter」キーの列と、右隣の列との間のすき間が広くない点が気になる方もいると思います。しっかりとブラインドタッチ出来ていれば、Enterキーを押し間違えることはそれほどありませんが、Backspaceキーはやや小さいので、右隣のキーと押し間違えることがあるかもしれません。

タッチパッドの操作性は普通です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品は、サーマルプロファイルが用意されており、今回は「HP推奨モード」と「パフォーマンスモード」の両方で計測しています。

HP Command Center - サーマルプロファイル

 

CPU

第3世代Ryzen 4000プロセッサーを搭載しており、高い処理性能です。パフォーマンスモードのほうが若干スコアが高いですが、それほど大きな差ではないため、CPU温度が低いHP推奨モードでの運用でいいと思います。

CINEBENCH R20
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 4500U(HP推奨モード)
Ryzen 5 4500U(パフォーマンスモード)
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 4900HS 4250
Ryzen 7 4800H 3944
Ryzen 5 4600H 3260
Ryzen 7 Pro 4750U 3197
Core i7-10750H 2965
Ryzen 7 4700U 2585
Ryzen 5 4500U 2414 [パフォーマンスモード]
2332 [HP推奨モード]
Core i7-10710U 2211
Ryzen 3 4300U 1558
Ryzen 7 3700U 1526
Core i7-1065G7 1484
Core i7-10510U 1459
Core i5-1035G1 1424
Ryzen 5 3500U 1421
Core i5-10210U 1418
Core i3-10110U 922
Ryzen 3 3200U 751
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
[パフォーマンスモード]、[HP推奨モード]と書かれていないCPUは、他のPCで計測した代表値です

 

メモリ

メモリはDDR4-3200のデュアルチャネルで、高速です。

本製品のメモリ

 

グラフィックス

グラフィックスは、内蔵グラフィックスとしては高い性能です。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~

Ryzen 5 4500U(HP推奨モード)
Ryzen 5 4500U(パフォーマンスモード)
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1050 25325
GeForce MX330 16714
Radeon Graphics
(Ryzen 9 4900HS)
16322
GeForce MX250 15406
Radeon Graphics
(Ryzen 7 Pro 4750U)
14302
Radeon Graphics
(Ryzen 7 4700U)
13861
Radeon Graphics
(Ryzen 5 4500U)
13054 [パフォーマンスモード]
13020 [HP推奨モード]
Intel Iris Plus
(Core i7-1065G7)
11084
Radeon Vega 8
(Ryzen 5 3500U)
10014
Radeon Graphics
(Ryzen 3 4300U)
9800
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G4)
9188
Intel Iris Plus
(Core i5-1035G1)
7246
Intel UHD
(Core i5-10210U)
5800
Intel UHD 620
(Core i5-8265U)
5274
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
[パフォーマンスモード]、[HP推奨モード]と書かれていないGPUは、他のPCで計測した代表値です

 

ストレージ

今回、512GB SSDを搭載していますが、シーケンシャルリードが3500MB/sを超えており、高速でした。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
3566 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです
※[レビュー機で計測]と書かれていないストレージは、他のPCで計測した代表値です

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

上記以外のベンチマークスコアについては下のリンク先をご覧ください。別のPCで計測した数値ではありますが、大きくスコアは変わらないので参考になると思います。フォートナイト、PUBG LITEなどのフレームレートもまとめています。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。一部を除き「HP推奨モード」で実行しています。以下のグラフでは、レビュー機で計測したもののみ緑色にしています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

比較的速い現像です。現像処理自体も快適でした。色域も広めなのでLightroomで現像するのにも適したノートPCです。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Ryzen 5 4500U
16GBメモリ
96秒 [レビュー機で計測]
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
Ryzen 3 4300U
20GBメモリ
143秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

FHD動画の書き出しは比較的速く、実際にカット編集くらいなら遅さは感じませんでした。エフェクトによっては重いと感じるものの、簡易的な編集なら出来ると思います。また、4K動画の書き出しはかなり時間がかかったため、4Kの編集はおすすめできません。

余談ですが、PowerDirectorおよびFilmoraでも、FHD動画を簡単に編集してみたところ、やや重いなと感じるエフェクトはありましたが、こちらも簡単な編集ならできそうでした。

FHD動画の書き出し
Ryzen 7 4700U/16GB
Radeon Graphics
5分5秒
Ryzen 7 Pro 4750U/16GB
Radeon Graphics
5分8秒
Ryzen 5 4500U/16GB
Radeon Graphics
5分20秒 [レビュー機で計測]
Ryzen 3 4300U/8GB
Radeon Graphics
6分44秒
Core i7-1065G7/16GB
Intel Iris Plus
7分41秒
Core i7-10510U/8GB
Intel UHD
16分54秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
4K動画の書き出し
Core i7-10750H/16GB
GeForce RTX 2060
4分51秒
Ryzen 5 4600H/32GB
GeForce GTX 1650
5分48秒
Core i7-1065G7/16GB
Intel Iris Plus
27分23秒
Core i7-10510U/16GB
Intel UHD
49分32秒
Ryzen 5 4500U/16GB
Radeon Graphics
約1時間30分 [レビュー機で計測]
Ryzen 7 4700U/16GB
Radeon Graphics
約1時間30分
Ryzen 3 4300U/8GB
Radeon Graphics
約2時間15分
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

x265によるエンコードについては、「HP推奨モード」と「パフォーマンスモード」で計測しましたが、それほど差はありませんでした。どちらも速いエンコードです。

  HP推奨モード パフォーマンスモード
x265でエンコード (※1) 17分31秒 17分6秒
VCEでエンコード (※2) 1分30秒 1分22秒
NVENCでエンコード (※3)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 AMD APU内蔵のハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)
※3 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
x265でのエンコード時間
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Ryzen 5 4500U 17分06秒 [パフォーマンスモード]
17分31秒 [HP推奨モード]
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
Core i3-8130U 45分24秒
※[パフォーマンスモード]、[HP推奨モード]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード中のCPUクロック
  • HP推奨モード
  • パフォーマンスモード
x265でエンコード中の電力
  • HP推奨モード
  • パフォーマンスモード

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

HP ENVY x360 15のUSB Type-Cポートの動作チェックです。なお、今回はAMDモデルでテストしているので、インテルモデルの場合、動作が異なるかもしれません。結果はご覧の通りです。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
65W ZHOULX充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower充電器 ×
18W cheero充電器 ×
5V充電器 ※2 5V/2.4A ANKER充電器 ×
5V/2.4A AUKEY充電器 ×
モニター
※3
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 スマホやタブレット向けの5Vの充電器
※3Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、59Hz(60Hzも)、YCbCr444で表示出来ていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

HP ENVY x360 15の質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.0kg」とありましたが、当サイトの計測値は下表の通り、それよりもやや軽めでした。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.882kg
ACアダプター+電源ケーブル 296g

 

バッテリー駆動時間のチェック

HP ENVY x360 15のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリーは約51Whでした。やや多いバッテリー容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りで、やや長めです。

なお、バッテリー時に画面がかなり暗くなりますが、「AMD Radeon Settings Lite」を起動し、「Vari-Bright」をオフにすれば、通常の輝度に戻ります。

バッテリー駆動時間
  AMDモデル
(1) JEITA2.0 最大 17時間
(2) PCMark 10 Modern Office
(3) 動画再生時 8時間15分
(4) PCMark 8 Work 7時間53分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

カメラ・マイク・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は1280x720です。画質はノートパソコンとしては標準的です。ただし、1万円台の少しいいWebカメラと比較すると、画質は落ちます。

Webカメラの前にマネキンなどを置いて、Windows 10標準のカメラアプリで撮影
Webカメラの画質
左:本製品、右:Logicool StreamCam

 

マイク性能

HP ENVY x360 15のマイク性能については、ややエコーがかかったような状態になりますが、オンライン会議くらいなら十分使えると思います。ただし、1万円台の少しいいマイクと比べると、音質はやや落ちます。

Zoomでミーティング中の音声を録音
本製品のマイク
[参考]1万円台のマイク
audio-technica AT2020USB+
※音声を再生するには、audioタグをサポートしたブラウザが必要です。

 

スピーカー

HP ENVY x360 15は両サイドとキーボードの上に配置されたトリプルスピーカーを搭載しています。最大音量が非常に大きく、音質は他のノートPCよりもやや良いですが、洗練された感じがなく、ガヤガヤとした感じがします。音質について勝手に点数を付けると、ノートPC基準で10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は大きく変わります。なお、以下は一部を除き「HP推奨モード」で実行しています。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はほぼ無音です。高い負荷がかかったときは普通の騒音値です。

騒音値
HP推奨モード
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

ここでは、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時の温度のみを掲載します。なお、このテストについては「HP推奨モード」と「パフォーマンスモード」の2つで計測しています。

HP推奨モードの場合、CPUクロックが高めで推移しているときは90℃以上の高い温度です。約4分後にCPUクロックが下がってからも80℃台で推移しており、やや高めの温度です。

パフォーマンスモードの場合、100℃近くで推移しており、かなり高い温度です。基本的にはHP推奨モードでの運用をおすすめします。

HP推奨モード
パフォーマンスモード
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

全体的に見るとそれほど高い温度ではありません。ただ、左パームレストの真下にM.2 SSDがあるため、編集ファイルの書き出しなど、SSDに負荷がかかる処理を実行すると左手の平がやや暖かくなります。

PC本体の表面温度
HP推奨モード
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

TDP 15Wのプロセッサーを搭載し、外部グラフィックスは搭載していないため、やや低めの消費電力です。

消費電力
HP推奨モード
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

HP ENVY x360 15(AMDモデル)の外観のチェックです。

ナイトフォールブラックというシックなカラーで、ベゼルが細くてモダンな見た目です。いいデザインだと思います。

 

天板の画像です。

 

360度回転するヒンジの画像です。

 

下のボタンを押すと、Webカメラを物理的に隠すことが出来ます。

 

指紋認証装置はおもしろい位置にあります。スリープ状態で指をタッチすると、スリープ解除およびログインまで実行されます。

 

インターフェイスとしては、SDカードスロット、USBポート x2、USB-C、HDMI出力などを備えています。このUSB-Cポートは、USB Power DeliveryとDisplayPortに対応しており、外部ディスプレイへの出力や、他社製のUSB-Cアダプターでの給電も行うことができます。

 

底面はネジが1つしか見えません。

 

底面カバーを外すには、T5トルクスドライバーが必要です。さらに、ゴム足の下にあるネジも取る必要があります。上のゴム足には3つ、下のゴム足には2つネジが隠れています。

CPU冷却ファンは2つあり、もう少し冷えるかなと思いましたが、それほどでもありませんでした。ただし、ENVY x360 13より高いパフォーマンスは出ていました。

 

メモリスロットは2つあり、換装可能です。

 

M.2 SSDも換装できると思います。

 

ACアダプターは65Wにしては比較的小さいですが、電源ケーブルが太いです。

 

まとめ

HP ENVY x360 15は、やや性能が高めで比較的安い15.6型 2 in 1 PCです。

sRGBカバー率がほぼ100%の液晶を搭載し、タブレットにもなる2 in 1 PCで、デザインも良く、他の製品よりも上質なノートパソコンですが、価格は8万円台(税別)と良心的です。

本職のクリエイターが使うには物足りませんが、趣味として写真の編集や、SNS用の動画の編集など、色々やってみたい方にはちょうどいいスペックだと思います。

アクティブペンにも対応しており、CLIP STUDIOでイラストを描いたり、PhotoShopでペン操作したりすることもできます。

メモリを交換できる点も地味に嬉しいです。

タッチパッドに対応している代わりに、画面は光沢であるため、周囲のものが映りこむのは好き嫌いが分かれるところかな思います。

 

性能高めでも安い15型 2 in 1 PC

HP ENVY x360 15

特徴

  • 色域が広めの液晶
  • アクティブペンも使用できる
  • 良心的な価格
  • 選べるインテルモデルとAMDモデル

こんなあなたに

  • ちょっと性能高めで多機能のPCが欲しい方
  • 趣味レベルだけど写真や動画編集もやってみたい方
公式サイト(AMDモデル 15-ee0000) 公式サイト(Intelモデル 15-ed0000)

 

当サイト限定クーポンで安く購入可能

当サイト向けの特別クーポンを利用することで、日本HPパソコンを、通常よりも安く購入することが可能です(12万円以上の製品が対象)。

 

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