『ウォッチドッグス レギオン』のベンチマークとおすすめゲーミングPC

更新日:2020年11月15日

執筆:ゲーム記事担当"つむじ"

2020.11.14  初稿

目次

 

ウォッチドッグス レギオンとは

最新の映像美で近未来ロンドンを駆け回る

ユービーアイソフトの近未来オープンワールドアクション『ウォッチドッグス レギオン』が10月29日に発売されました。XBOX / PS4 / PC版が揃って解禁となり、RTX 3080 / RTX 3090のグラフィックカードを購入していると、特典コードによりデジタルダウンロード版がもらえるため、無料でプレイできるという人も多いのではないでしょうか。

シリーズ第3作目となる『ウォッチドッグス レギオン』の舞台はイギリスのロンドン。オープンワールドなので、再現度の高いロンドンの美しい街並みを最新の映像美で駆け回ることができます。特にPC版では、レイトレーシングによるリフレクション効果により、まるで映画の様な映像を楽しむことができ、DLSS機能によってパフォーマンスも強化することができます。

ということで、本記事では『ウォッチドッグス レギオン』の特徴から、新世代グラフィックス RTX 30シリーズを含めた、人気グラフィックカードでのベンチマーク、フレームレートを測定。レイトレーシングやDLSSも試していきます。


『ウォッチドッグス レギオン』公式サイト

 

『ウォッチドッグス レギオン』の特徴

まずは『ウォッチドッグス レギオン』の特徴を簡単にご紹介。前作まではアメリカが舞台だったのが、本作ではイギリスのロンドンへと舞台を移しました。有名なビッグ・ベン、タワーブリッジ、ホワイトチャペルなどの人気スポットも登場します。

『ウォッチドッグス レギオン』の世界では、街行く人は皆スマホをいじり、頭上では数多くのドローンが飛び交い、市民は常に監視されています。道路では無人バスやタクシーが走り、紙幣や硬貨も姿を消した、本当にそれほど遠くない未来。

ストーリーの中心となるロンドンでは、組織犯罪、民間軍事企業、未来主義者といった様々な組織が派権争いを続けており、抗争や監視社会で抑圧された市民はもはや限界寸前。プレイヤーはレジスタンス“デッドセック”を組織して、自由を取り戻すために立ち向かうことになります。

シリーズ同様、スマホを使ったハッキングや、ガジェットはもちろん、ドローンやスパイダーボット、ARを使ったステルスなど、新たなテクノロジーも登場しています。

市民をスカウトして自分だけの組織を立ち上げる

本作には主人公というのが存在しません。プレイヤーは文字通り、ロンドン市民全員をスカウトして仲間にすることができ、自分好みのレジスタンス組織を作ることができます。

スカウトする市民の中には特別なスキルやガジェットを操作できる人がいるので、そういったレア人材を発掘していきたいところ。

また、仲間を使い分けることで、街の探索やミッションが進行しやすくなったりします。さらにスカウトした仲間は服装やスキル、ガジェットなどのカスタマイズも可能。

今作もユニークなガジェットが数多く登場

ウォッチドッグスではシリーズを通して、様々なガジェットが登場してきました。特に本作から登場する貨物輸送ドローンは、プレイヤーを乗せて飛ぶことができる優れもの。

建物の屋上などの高所で行けない場所や、上空からの探索、大型サーバー輸送にも使用することができるかなり便利なガジェットとなっています。ロンドンの街並みを上空から観光できるのもまた一興。

ウォッチドッグスの面白さは潜入にアリ。

本作ではミッション内容や立入禁止エリアなど、厳重な警備が敷かれた危険な区域へ潜入しなければならない場合があります。

監視カメラや敵ドローンをハイジャックして偵察したり、スパイダーボットなどのガジェットを駆使して敵を翻弄したり、車やトラップを動かして敵を気絶させたり、はたまた己の身ひとつで強行突破したりと、潜入方法が様々。

状況に応じて色んな潜入方法を試すのも本作の面白さのひとつです。

忘れかけていたオープンワールドの面白さを再び!

初めてオープンワールドをプレイした時は衝撃的で、この箱庭の中で自由にどこまでも行けるという感覚は新鮮そのものでした。それこそ探索だけで一晩中プレイできてしまうほど楽しんだ記憶があります。

ところが今では、探索やお使いミッションに面倒さを感じ、オープンワールドというジャンルにも飽きてしまい、ずっと避けている方も多いのでは。私もバンドルで貰えなかったらプレイすることはなかったと思います。

本作は、オープンワールドに飽きてしまった今でも、面白さを思い起こさせ、再認識させてくれる様な作品。近未来のロンドンの街並みはどこも綺麗で、探索するワクワク感を思い出させてくれます。

 

『ウォッチドッグス レギオン』のグラフィック関連

動作環境と推奨スペック

公式ページにて公開されている『ウォッチドッグス レギオン』のPC動作環境は以下の通りです。FHD (1920×1080)、WQHD (2560×1440)、4K(3840x2160)の各解像度と、グラフィック品質、レイトレーシングOFFとONの時と詳細に公開されています。

レイトレーシングOFFの時では、FHD高設定だとGTX 1060以上、4K最大設定にもなるとRTX 2080Ti以上は必要になってくるようです。レイトレーシングをONにする場合ではVRAMが6GB以上のGPUを搭載していないといけません。

  • レイトレーシング OFF
  • レイトレーシング ON
  1080p 低設定 1080P 高設定 1440p 高設定 4K 最大設定
CPU
Intel Core i5-4460
AMD Ryzen 5 1400
Intel Core i7-4790
AMD Ryzen 5 1600
Intel Core i7-9700
AMD Ryzen 5 3600
Intel Core i7-9700K
AMD Ryzen 7 3700X
RAM
8 GB(デュアルチャネル) 16 GB(デュアルチャネル)
GPU
GeForce GTX 970
GeForce GTX 1650
Radeon R9 290X
GeForce GTX 1060
GeForce GTX 1660S
Radeon RX 480
GeForce RTX 2060S
Radeon RX 5700
GeForce RTX 2080Ti
GeForce RTX 3080
VRAM
4 GB 6 GB 8 GB 10 GB
ストレージ 45 GB 45 GB
(+20 GB HD Pack)
OS Windows 10
※「必要動作環境」のページを参照
  1080P 高設定 1440p 超高設定 4K 最大設定
レイトレーシング:中
DLSS:品質
レイトレーシング:高
DLSS:品質
レイトレーシング:最大
DLSS:パフォーマンス
CPU
Intel Core i5-8400
AMD Ryzen 5 2600
Intel Core i7-9700
AMD Ryzen 5 3600
Intel Core i9-9900K
AMD Ryzen 7 3700X
RAM
16 GB(デュアルチャネル)
GPU
GeForce RTX 2060 GeForce RTX 3070 GeForce RTX 3080
VRAM
6 GB 8 GB 10 GB
ストレージ 45 GB 45 GB
(+20 GB HD Pack)
OS Windows 10
※「必要動作環境」のページを参照

 

ディスプレイ・グラフィック設定画面

『ウォッチドッグス レギオン』でのグラフィック設定画面は以下の画像の通りです。プリセット設定でのグラフィック品質では「低」「中」「高」「超高」「最大」の5段階。レイトレーシングやDLSSの品質レベルも細かく選択できるようになっています。

また、画面右下では現在のVRAM使用量も表示されます。高解像度、高画質にすればするほどVRAM使用量も増えるので、高画質でプレイしたい場合はVRAMの多い高性能なグラフィックカードを用意しましょう。

ディスプレイ・グラフィック設定画面

 

『ウォッチドッグス レギオン』のベンチマーク機能

『ウォッチドッグス レギオン』にはゲーム内にベンチマーク機能があります。このベンチマークでは、ある一定のシーンを測定し、最小/最高/平均フレームレートを結果を見ることができます。本記事では各人気のグラフィックスでベンチマーク機能を使って、平均フレームレートを計測しました。

ディスプレイ・グラフィック設定画面
ベンチマーク計測画面
ベンチマーク計測結果画面

 

『ウォッチドッグス レギオン』フレームレート

テストに使用したPC

『ウォッチドッグス レギオン』のベンチマークを測定するにあたって、テストに使用したPCの構成は以下の通りです。

レビュー機の構成
CPU Core i9-10900K
ケース NZXT H510 Matte Black
マザーボード ASUS TUF Z490-PLUS(WI-FI)
CPUファン 簡易水冷 Silverstone PF240-ARGB ZEFT
メモリ Gskill Trident Z DDR4-2666 16GB(8GB×2)
ストレージ1 M.2 SSD WD BLUE SN550 1TB
ストレージ2 SATA SSD Crucial MX500 1TB
電源 Corsair RM1000x 1000W

 

グラフィックス毎のフレームレート

ベンチマーク結果での平均フレームレートは下記の表の通り。グラフィックス設定は「低」「高」「最大」で計測しています。最大設定での負荷はかなり重く、フルHDだと60 fps超えるには最低でもRTX 2060 SUPERが必要となります。

ただ、オープンワールドではフレームレートが上下しやすく、広い場所やオブジェクトが多い場合など、シーンによっては極端にフレームレートが下がる場合があります。

そのため、下記の表よりも多く見積もってグラフィックカードを選択した方がいいと思います。だいたい平均 70 fps以上あるグラフィックカードの方が安定してプレイできると思います。

1920×1080 での平均フレームレート
グラフィック品質 最大
RTX 3090
124 fps 110 fps 104 fps
RTX 3080
124 fps 109 fps 100 fps
RTX 3070
124 fps 109 fps 90 fps
RTX 2080Ti
124 fps 108 fps 89 fps
RTX 2080 SUPER 124 fps 107 fps 80 fps
RTX 2070 SUPER 118 fps 103 fps 72 fps
RTX 2060 SUPER 116 fps 94 fps 61 fps
GTX 1660Ti 98 fps 76 fps 35 fps
GTX 1660 SUPER 93 fps 74 fps 33 fps
GTX 1660 88 fps 69 fps 29 fps
GTX 1650 SUPER 83 fps 64 fps 20 fps
GTX 1650 62 fps 47 fps 18 fps
※ピンク色のセルは120 fps以上、灰色のセルは59 fps以下を示します(以下同様)
最大設定での比較(解像度:1920×1080)
RTX 3090 104 fps
RTX 3080 100 fps
RTX 3070 90 fps
RTX 2080Ti 89 fps
RTX 2080 SUPER 80 fps
RTX 2070 SUPER 72 fps
RTX 2060 SUPER 61 fps
GTX 1660Ti 35 fps
GTX 1660 SUPER 33 fps
GTX 1660 29 fps
GTX 1650 SUPER 20 fps
GTX 1650 18 fps
 :60 fps以上の平均フレームレート

 

2560×1440 での平均フレームレート
グラフィック品質 最大
RTX 3090
120 fps 105 fps 93 fps
RTX 3080
120 fps 105 fps 84 fps
RTX 2080Ti
118 fps 99 fps 71 fps
RTX 3070
117 fps 99 fps 70 fps
RTX 2080 SUPER 110 fps 88 fps 60 fps
RTX 2070 SUPER 101 fps 79 fps 52 fps
RTX 2060 SUPER 88 fps 68 fps 45 fps
最大設定での比較(解像度:2560×1440)
RTX 3090 93 fps
RTX 3080 84 fps
RTX 2080Ti 71 fps
RTX 3070 70 fps
RTX 2080 SUPER 60 fps
RTX 2070 SUPER 52 fps
RTX 2060 SUPER 45 fps
 :60 fps以上の平均フレームレート

 

3840×2160 での平均フレームレート
グラフィック品質 最大
RTX 3090
106 fps 86 fps 61 fps
RTX 3080
98 fps 79 fps 54 fps
RTX 2080Ti
80 fps 63 fps 43 fps
RTX 3070
78 fps 62 fps 40 fps
RTX 2080 SUPER 68 fps 53 fps 34 fps
RTX 2070 SUPER 60 fps 46 fps 30 fps
RTX 2060 SUPER 50 fps 39 fps 25 fps
最大設定での比較(解像度:3840×2160)
RTX 3090 61 fps
RTX 3080 54 fps
RTX 2080Ti 43 fps
RTX 3070 40 fps
RTX 2080 SUPER 34 fps
RTX 2070 SUPER 30 fps
RTX 2060 SUPER 25 fps
 :60 fps以上の平均フレームレート

 

CPUによるフレームレートの違い

同じグラフィックカードでもCPUによってはフレームレートがかなり変わります。同じRTX 3070で、Core i9-10900KとCore i7-6700Kで平均フレームレートを比較したところ、以下の様な結果になりました。Core i9-10900Kが平均89 fpsに対し、Core i7-6700Kだと63 fpsまでガクンと下がります。なるべくマルチコア、さらにシングルコアも強い、最新のCPUを搭載しておいた方がいいでしょう。

1920×1080 のフレームレート(最大設定)
グラフィック品質 最小 最大 平均
Intel Core i9-10900K
RTX 3070
44 fps 128 fps 89 fps
Intel Core i7-6700K
RTX 3070
26 fps 100 fps 63 fps
最大設定平均フレームレートのグラフ比較(解像度:1920×1080)
Intel Core i9-10900K
RTX 3070
89 fps
Intel Core i7-6700K
RTX 3070
63 fps

 

画質比較

低設定と最大設定の画質を比較です。スクリーンショットだとあまり違いはわかりにくいかも知れませんが、テクスチャ品質やライトの表現がかなり違います。なるべく最大設定でプレイしたいところです。

低設定と最大設定の画質比較

 

DLSSとレイトレーシング

DLSS有効時のベンチマーク

本作はNVIDIA RTXによるAIを使ったパフォーマンス向上技術ディープラーニング スーパー サンプリング(以下DLSS)にも対応しています。DLSSを有効にすることによって、画質を落とさずに、フレームレートが向させることができます。特に新世代グラフィックスであるGeForce RTX 30シリーズでは、第3世代「Tensorコア」により、AIレンダリング技術がより強化されています。

DLSSの強度は「高性能」「品質」「バランス」「ウルトラパフォーマンス」から選択できるようになっています。なるべく画質を落とさずにフレームレートを向上させるには「品質」設定がおすすめですが、よりパフォーマンスが欲しい時は、「高性能」設定がおすすめです。

DLSSをONにした時と、OFFの時のフレームレートの差は以下の通り。今回は「品質」設定で計測しています。最大で1.4倍ほどフレームレートが伸びており、60 fpsを割っていたものも、60 fpsを超えるようになります。

グラフィック品質 : 最大(DLSS : 品質)
解像度 2560×1440 3840x2160
RTX 3090
102 fps 82 fps
RTX 3080
98 fps 75 fps
RTX 2080Ti
89 fps 61 fps
RTX 3070
87 fps 59 fps
RTX 2080 SUPER 78 fps 52 fps
RTX 2070 SUPER 69 fps 44 fps
RTX 2060 SUPER 60 fps 37 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440、最大)
RTX 3090 102 fps [DLSS ON]
93 fps [DLSS OFF]
RTX 3080 98 fps [DLSS ON]
85 fps [DLSS OFF]
RTX 2080Ti 89 fps [DLSS ON]
71 fps [DLSS OFF]
RTX 3070 87 fps [DLSS ON]
70 fps [DLSS OFF]
RTX 2080 SUPER 78 fps [DLSS ON]
60 fps [DLSS OFF]
RTX 2070 SUPER 69 fps [DLSS ON]
52 fps [DLSS OFF]
RTX 2060 SUPER 60 fps [DLSS ON]
45 fps [DLSS OFF]
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、最大
RTX 3090 82 fps [DLSS ON]
61 fps [DLSS OFF]
RTX 3080 75 fps [DLSS ON]
54 fps [DLSS OFF]
RTX 2080Ti 61 fps [DLSS ON]
43 fps [DLSS OFF]
RTX 3070 59 fps [DLSS ON]
40 fps [DLSS OFF]
RTX 2080 SUPER 52 fps [DLSS ON]
34 fps [DLSS OFF]
RTX 2070 SUPER 44 fps [DLSS ON]
30 fps [DLSS OFF]
RTX 2060 SUPER 37 fps [DLSS ON]
25 fps [DLSS OFF]
 :DLSS有効時のフレームレート

 

レイトレーシング有効時のベンチマーク

本作はレイトレーシングに対応しており、車の窓や建物のガラス、水たまりなど、リフレクション効果が得られ、よりリアルなグラフィック表現が可能になります。強さは「中」「高」「最大」から設定できるようになっており、高くなればなるほど、負荷は上がります。

今回「最大」設定でベンチマークを計測してみましたが、レイトレーシングの負荷はかなり高く、60 fpsを超えるものは、フルHD解像度のRTX 3080とRTX 3090のみでした。

グラフィック品質 : 最大(レイトレーシング : 最大)
解像度 1920×1080 2560×1440 3840x2160
RTX 3090
74 fps 57 fps 33 fps
RTX 3080
71 fps 52 fps 30 fps
RTX 3070
54 fps 37 fps 17 fps
RTX 2080Ti
55 fps 39 fps 22 fps
RTX 2080 SUPER 46 fps 31 fps 15 fps
RTX 2070 SUPER 39 fps 27 fps 14 fps
RTX 2060 SUPER 35 fps 23 fps 11 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最大
RTX 3090 74 fps
RTX 3080 71 fps
RTX 2080Ti 55 fps
RTX 3070 54 fps
RTX 2080 SUPER 46 fps
RTX 2070 SUPER 39 fps
RTX 2060 SUPER 35 fps
他のグラフィックスとの比較(2560x1440、最大
RTX 3090 57 fps
RTX 3080 52 fps
RTX 2080Ti 39 fps
RTX 3070 37 fps
RTX 2080 SUPER 31 fps
RTX 2070 SUPER 27 fps
RTX 2060 SUPER 23 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、最大
RTX 3090 33 fps
RTX 3080 30 fps
RTX 2080Ti 22 fps
RTX 3070 17 fps
RTX 2080 SUPER 15 fps
RTX 2070 SUPER 14 fps
RTX 2060 SUPER 11 fps
 :60 fps以上の平均フレームレート

 

レイトレーシング+DLSS有効時のベンチマーク

レイトレーシングとDLSSを両方有効にしてみた時のフレームレートです。レイトレーシングは負荷がかなり高いので、フレームレートを向上させるDLSSとの併用がおすすめです。

今回グラフィック品質は「最大」、レイトレーシングも「最大」、DLSSは「品質」で計測してみました。フルHD環境ではRTX 2080 SUPERでも60 fpsを超えていましたが、4KだとRTX 3090でも60 fps超えは厳しいようです。

レイトレーシングもDLSSもVRAMをかなり使用するので、最大設定でプレイするにはなるべく8GB以上のVRAMを搭載したグラフィックカードをおすすめします。

グラフィック品質 : 最大(レイトレーシング : 最大+DLSS : 品質)
解像度 1920×1080 2560×1440 3840x2160
RTX 3090
83 fps 77 fps 53 fps
RTX 3080
82 fps 73 fps 48 fps
RTX 2080Ti
72 fps 57 fps 36 fps
RTX 3070
73 fps 53 fps 31 fps
RTX 2080 SUPER 63 fps 48 fps 25 fps
RTX 2070 SUPER 57 fps 43 fps 22 fps
RTX 2060 SUPER 49 fps 35 fps 18 fps
他のグラフィックスとの比較(3840x2160、最大)
RTX 3090 52 fps [DLSS ON]
33 fps [DLSS OFF]
RTX 3080 48 fps [DLSS ON]
30 fps [DLSS OFF]
RTX 2080Ti 36 fps [DLSS ON]
22 fps [DLSS OFF]
RTX 3070 31 fps [DLSS ON]
17 fps [DLSS OFF]
RTX 2080 SUPER 25 fps [DLSS ON]
15 fps [DLSS OFF]
 :60 fps以上の平均フレームレート

 

レイトレーシング画面比較

レイトレーシングOFFとONの比較画像です。水たまりへの建物の映り込みや建物のガラスの反射がかなりリアルなのがわかると思います。リアルタイムで演算しているので、街行くNPCや車もしっかりと映り込みます。

レイトレーシング画面比較
レイトレーシング画面比較

 

おすすめPCとグラフィックカード

4Kで快適に遊ぶにはRTX 3080が必要

『ウォッチドッグス レギオン』をプレイするためのおすすめPCとグラフィックカードの紹介です。

最大設定で快適にプレイするには、フルHD環境ならRTX 2070 SUPER以上で十分ですが、4K環境だとDLSSを有効にして、RTX 3080以上が必要となります。RTX 3070もおすすめしたいですが、VRAM容量が8GBしかなく、高解像度になると足を引っ張ることになります。

また、CPUによってもフレームレートがかなり上下するので、インテル第10世代プロセッサーや、AMDのZen3など、なるべく最新のCPUを搭載した方がいいでしょう。

以下で紹介しているPCは、RTX 2070 SUPERから、RTX 3080までを搭載できる、当サイトおすすめのゲーミングPCです。レビューもしているのでご参考にどうぞ。

 

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