ドスパラ raytrek G5-TAの実機レビュー

更新日:
CPU Core i5-11400H
GPU GeForce GTX 1650
メモリ 16GB
ストレージ 512GB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 非光沢
質量 約2.0kg
バッテリー 約5.9時間
価格[税込] 99,980円~
エントリー向け画像・動画編集用PCならこれで決まり

raytrek G5-TAは、画像・動画編集に実用的なスペックを、約10万円(税込)で入手できる機種です。

Core i5-11400H + GTX 1650と、クリエイター向けノートPCとしてはやや抑えた構成ではありますが、Adobe Creative CloudのPhotoshop、Lightroom、Premiere Proといったソフトを使って、そこそこ快適に作業ができます。

コスパが非常に高く、クリエイター向けのエントリー機としてだけでなく、ゲームでも遊べる一般ユーザー向けのノートPCとしても、おすすめです。

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i5-11400H、16GBメモリ、GeForce GTX 1650、512GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「raytrek G5-TAの特徴」のみお読みください。

 

raytrek G5-TAの特徴

多目的に使えるハイコスパ機

raytrek G5-TAは、クリエイター向けノートPCながら、約10万円(税込)と非常に安く、コスパの高い機種です。発売当初の約12万でも十分安かったのですが、価格が下がり、非常に高コスパの機種になりました。

ライバルとなるエントリークラスのクリエイター向けノートPCと比較すると、最も安くなっています。筆者が簡単に調べた範囲では、クリエイターに適したノートPCとしては、raytrek G5-TAは現時点で最安だと思います。

ライトに動画編集や画像編集をやってみたいような方に、非常におすすめです。

ライバル機種との比較
  ドスパラ
raytrek G5-TA
レノボ
Legion 560i
デル
Inspiron 15 Plus
(7510)
画像
CPU Core i5-11400H
GPU GeForce GTX 1650 RTX 3050
メモリ 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD
液晶 FHD sRGBカバー率99% FHD 100%sRGB FHD 100%sRGB
価格[税込] 99,980円 102,643円 123,984円
レビュー レビュー
スペックをできるだけ合わせて価格を比較
色域は、メーカーサイトの表記をそのまま掲載
価格はクーポン適用後(2021年12月24日時点)

 

さらにCore i7-1165G7、16GBメモリ、60%前後のsRGBの液晶くらいの"一般家庭向けノートPC"と比べても、価格はそれほど変わらない価格です。raytrek G5-TAのほうがスペックははるかに高く、ゲームや動画編集もできる性能なのに、一般家庭向けノートPCと同等の価格です。非常にコスパが高いと思います。

 

sRGBカバー率99%の液晶を搭載

クリエイター向けノートPCとして外せないのが、色鮮やかな表示ができる液晶を搭載していることです。そのため、液晶の色域の広さのチェックは不可欠です。

用途によって適切な色域は異なりますが、エントリークラスのクリエイター向けノートPCであれば、sRGBカバー率が100%に近いものを選ぶといいです。これは、ウェブやSNSなどを含め、パソコンの画面で見るものを作るのにちょうどいい色域です。raytrek G5-TAは、約9万円と安い機種ですが、メーカー公表値でsRGBカバー率約99%、当サイト計測でsRGBカバー率96.9%と、色域広めの液晶を搭載しています。

クリエイターだけでなく、撮影した子供の動画などを視聴したいといった一般ユーザーの方にも、ある程度綺麗な映像で観ることができるのでおすすめです。

また、非光沢なので映り込みが少なく、フリッカーも発生していなかったので、作業もしやすいです。

sRGBカバー率99%の液晶を搭載

 

写真・動画編集にちょうどいい

raytrek G5-TAは、インテルのHシリーズCoreプロセッサー + 外部グラフィックスという構成なので、クリエイター向けソフトが快適に動きます。

特におすすめなのは、Adobe Creative Cloudのアプリを使った作業や、その学習用途です。

一例として、Adobe Photoshop CCでの動きも軽快でした。AIを使用したニューラルフィルターの使用では、GeForce RTX 30シリーズを搭載した機種よりも時間がかかることもありましたが、CPU内蔵グラフィックスより速かったですし、待てないほどではありませんでした。

Adobe Photoshop CCでの作業

 

動画編集ソフトのAdobe Premiere Pro CCでも、問題なく編集作業ができました。

Adobe Premiere Pro CCでの作業

 

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像や、Adobe Premiere Pro CCによる4K動画の書き出しにかかる時間を、簡単に比較してみました。Ryzen 7 4800H + GTX 1650 Tiという構成の兄弟機種であるraytrek G5-Rよりも処理時間は短かったです。Adobeソフトは、インテルCPUのほうが処理速度が出やすい傾向があるためです。

Core i7-11800H、RTX 3050を搭載した上位機種のraytrek R5-TA5と比較すると処理はやや遅いですが、価格差が5万円もあることを考慮すると、本製品のほうがコスパが高いと言えるのではないかと思います。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間
Core i7-11800H
RTX 3050
55秒 [raytrek R5-TA5で計測]
Core i5-11400H
GTX 1650
65秒 [本機器で計測]
Ryzen 7 4800H
GTX 1650Ti
94秒 [raytrek G5-Rで計測]
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
Core i7-11800H
RTX 3050
4分56秒  [raytrek R5-TA5で計測]
Core i5-11400H
GTX 1650
5分12秒 [本機器で計測]
Ryzen 7 4800H
GTX 1650Ti
6分15秒 [raytrek G5-Rで計測]
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間

 

フルサイズSDカードリーダーを搭載

raytrek G5-TAは、フルサイズのSDカードリーダーを備えています。

読み込み速度は遅いですが、デジイチや一眼レフなどで撮影した写真や動画をSDカード経由で取り込みやすいです。

SDカードリーダー

 

メモリ・ストレージのセルフカスタマイズが可能

ドスパラのノートPCには、購入時にカスタマイズが可能なモデルもありますが、raytrek G5-TAは購入時のメモリやストレージのカスタマイズはできません。

ただ、内部を確認すると、メモリスロット、M.2スロットをそれぞれ2基ずつ備えており、購入後に自分でメモリ・ストレージの増設・換装を行うことはできます。

メモリスロット
2基のM.2スロット

 

試しに、M.2 SSDの増設をしてみましたが、正常に認識され、使用することができました。撮影した動画などをたくさん保存するような場合、1TB SSDを増設すると快適に使用できそうです。ただし、これらのカスタマイズは自己責任となりますので、ご了承ください。

増設したM.2 SSDも使用可能

 

最短で翌日出荷

海外メーカーなどのノートPCでは、納期が1か月以上など、納期が長い場合がありますが、raytrek G5-TAは、最短で翌日出荷となっており、すぐに入手することができます。

使っていたノートPCが不調で、急いで新しい機種が欲しい方や、せっかく買ったら、できるだけ早く手にしたい、という方にもおすすめです。

 

各用途の快適度

raytrek G5-TAの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
サクサク動作と、見やすい液晶で、非常に快適に作業ができるでしょう。
動画鑑賞 色鮮やかな表示ができ、スペックも十分です。スピーカー音は普通ですが、動画鑑賞も快適です。
オンライン会議 ウェブカメラ、スピーカー、マイクを備えており、普通にオンライン会議に参加できます。
RAW現像
画像編集
当サイト計測でsRGBカバー率96.9%と色域広めの液晶なので、ウェブやSNS用の画像編集もできます。
動画編集 4K動画でも実用的な時間で書き出すことができ、動作も比較的快適です。YouTube投稿用動画の編集などにも適してます。
ゲーム エントリー向けのグラフィックスですが、軽め~中程度の重さのゲームなら割と高いフレームレートが出ます。重いゲームもグラフィック設定を下げれば60fps近くまで出るものもあります。ただし、ゲーム目的であれば、ハイリフレッシュレート液晶を搭載した機種の方がおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

raytrek G5-TAのディスプレイの詳細なチェックです。パネルは、「BOE CQ NV156FHM-N6A」でした。

公式ではsRGBカバー率約99% (sRGB比約100%) となっており、当サイト計測でもほぼそれに近い数値が出ました。映り込みもなく、フリッカーも発生しておらず、作業がしやすい液晶だと思います。最大輝度は、当サイトの計測では291cd/m2となっており普通の輝度です。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの計測での計測結果は、以下の通りです。広めの色域でした。

  カバー率
sRGBカバー率 96.9%
DCI-P3カバー率 76.5%
Adobe RGBカバー率 75.0%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、全体的に中間部が暗めの設定になっていますが、それほど気になりません。自然に近い発色です。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきも気になりません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。どの輝度設定でも、フリッカーは発生していませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mm、キーストロークは約1.5mmでした。キートップはほぼフラットです。矢印キーのサイズが大きい分、右SHIFTキーがENTERキーの真下でなかったり、右矢印キーが3列テンキーの一部に入り込んでいたりと、やや変則的な配置の部分があります。ブラインドタッチでタイピングするときは、右手小指の動きには少し慣れが必要だと思いますが、それ以外は普通の打ちやすさのキーボードです。

タッチパッドの使い勝手は普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードにはLEDバックライトが搭載されています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

raytrek G5-TAには、「エンターテイメント」と、「ゲームモード」の2つの動作モードが用意されています。動作モードは、プリインストールされている「Control Center」の「電源設定」で変更することができます。ここでは、上記2つのモードでベンチマークなどの計測を行いました。

Control Centerの電源設定

 

CPU

CPUには、第11世代Core i5-11400Hを搭載しています。

ベンチマークの結果は、以下の通りです。

マルチコアでは、Core i5-11400Hとしては順当なスコアが出ていました。シングルコアのスコアも高めです。

また、「エンターテイメント」モードにすると、スコアが大きく下がります。raytrek G5-TAのパフォーマンスを十分に引き出すには、「ゲームモード」で使用するといいと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i5-11400H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Ryzen 7 4800H 10836
Core i7-11800H 10593
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Core i9-11980HK 10083
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Core i5-11400H 8013 [ゲームモード]
4235 [エンターテイメント]
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1507
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i5-11400H 1456 [ゲームモード]
1373 [エンターテイメント]
Core i9-11980HK 1450
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1382
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Ryzen 7 4800H 1254
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
Core i5-10500H 1162
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

raytrek G5-TAのメモリはDDR4-3200で、メモリ速度は速いです。スロットメモリなので、換装も可能です。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
36.24GB/s
DDR4-2933
デュアルチャネル
最大 約46.8GB/s (23.4GB/s x2)
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce GTX 1650を搭載しています。

ベンチマークの結果は以下の通りです。

ゲーミングノートPCに搭載される外部グラフィックスと比較すると、低めのスコアですが、GeForce GTX 1650としては順当なスコアだと思います。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce GTX 1650
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
  11526
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10432
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3060 140W 9537
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 2070
SUPER
  8322
RTX 3060 130W 8302
RTX 2080
Max-Q
  8068
RTX 2070   7778
RTX 3060 95W 7519
RTX 2070
Max-Q
  7216
RTX 3060 75W 6984
RTX 2060   6163
RTX 2060 Max-Q   5676
GTX 1660Ti   5667
GTX 3050Ti 60W 5292
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3662 [ゲームモード]
  3463 [エンターテイメント]
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPU-Zで確認したGeForce GTX 1650の情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、512GBのPCIe NVMe SSDを搭載しています。読み込み速度は十分な速さですが、書き込み速度はやや遅かったです。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3500
2490
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。カードを挿すと出っ張ります。読み込み速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでも、「ゲームモード」で計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroom Classicの書き出しは、比較的速かったです。Ryzen搭載の兄弟機種raytrek G5-Rよりも速く、快適です。

Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
56秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
56秒
Core i5-11400H
16GBメモリ
65秒
Apple M1
16GBメモリ
66秒
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒 [raytrek G5-R]
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

比較的重い機能を実行しましたが、処理時間はそこそこ短めでした。AIを使ったニューラルフィルター処理は、GeForce RTXシリーズを搭載する機種ほどではないものの、CPU内蔵グラフィックスの機種よりも処理は速いです。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約3秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 約1分28秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約2分43秒
スーパー解像度 約35秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

Premiere Proの書き出しは、GeForce RTX 3050 Ti搭載機の時に近い処理時間で、思ったよりも速かったです。4K動画でも実用的な速度だったので、FHD動画だともっと速いです。編集作業も快適です。

Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Core i5-11400H
GTX 1650
5分12秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Ryzen 7 4800H
GTX 1650Ti
6分15秒 [raytrek G5-R]
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 9分14秒
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分15秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
3分48秒
Core i7-11370H
RTX 3050Ti (60W)
4分18秒
Core i5-11400H
GTX 1650
4分19秒
Ryzen 5 5600H
RTX 3050 (60W)
5分22秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒
Apple M1 6分20秒
Core i7-1195G7 12分44秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
※raytrek G5-TAでは未計測
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

x265エンコードには少し時間がかかります。CPUコアをフルに使うような処理は、Ryzen搭載機の方が有利です。

Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 9 5900HS 8分59秒
Ryzen 7 5800H 9分07秒
Core i7-11800H 9分41秒
Ryzen 7 4800H 10分17秒 [raytrek G5-R]
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Core i5-11400H 13分50秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ゲームのベンチマークスコア、または実際にゲームをプレイし、Frapsで計測したフレームレートを掲載します。

エントリークラスのゲーミング性能ですが、グラフィックス性能を下げると、重いゲームでも60 fps以上出るタイトルもあるようです。中程度の重さのFF14では、最高設定でも60 fps以上出ていました。

ハイリフレッシュレート液晶ではありませんが、そこを気にしなければ、比較的多くのタイトルのゲームをプレイできそうです。息抜きでゲームをするのに、ちょうどいいと思います。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 74 fps
標準品質 56 fps
高品質 40 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 145W 92 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均fps
1920x1080 35886 / 140 fps
5667 / 55 fps
ウルトラ 3703 / 44 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 109 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
GTX 1650   44 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 123 fps
高(ノート) 96 fps
最高品質 71 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3070 145W 137 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 125 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650   71 fps
GTX 1650Ti   68 fps
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 245 fps
高設定 165 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 404 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 390 fps
RTX 3080 16GB 165W 326 fps
RTX 3080 8GB 105W 272 fps
RTX 3080 16GB 140W 271 fps
RTX 3070 95W 270 fps
RTX 3060 75W 260 fps
RTX 3070 145W 246 fps
RTX 3060 130W 242 fps
RTX 3060 95W 242 fps
RTX 3050Ti 60W 222 fps
RTX 3050 95W 211 fps
RTX 3050 60W 195 fps
GTX 1650Ti   180 fps
GTX 1650   165 fps
RTX 3050Ti 40W 145 fps
※プラクティスモードで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 224 fps
高設定 62 fps
最高設定 46 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 191 fps
RTX 3080 16GB 140W 190 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 185 fps
RTX 3080 16GB 165W 167 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3070 145W 133 fps
RTX 3060 75W 127 fps
RTX 3060 90W 121 fps
RTX 3060 130W 120 fps
RTX 3050Ti 40W 87 fps
GTX 1650Ti   78 fps
RTX 3050 60W 77 fps
RTX 3050Ti 60W 69 fps
GTX 1650   46 fps
※バトルラボで計測

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。下表のような結果となりました。

USB Type-Cポートは、Power Delivery、Thunderboltには対応していません。DisplayPortには対応しており、外部ディスプレイへの出力はできました。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック ×
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ×
45W Lenovoウルトラポータブル ×
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 ×
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、RGBで表示できています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.0kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りで、公表値よりも軽かったです。外部グラフィックスを搭載した15.6型ノートPCとしては、やや軽めだと思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.884kg
ACアダプター 540g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

本機のバッテリー容量は46.74Whです。クリエイターノートPCとしてはやや少なめの容量です。

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。そこそこ性能が高いため、バッテリー駆動では長時間の使用はできません。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約5.9時間
(2) PCMark 10 Modern Office 3時間39分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間35分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

当サイトで計測した1時間あたりの充電容量は次の通りです。充電速度は速いです。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
77%(約35Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、物理シャッターは付いていません。なお、IRカメラも非搭載なので、Windows Helloの顔認証は使用できません。

Webカメラ

 

Webカメラの解像度は1280x720(約92万画素)のHDカメラです。ホワイトバランスがややおかしく、細部には粗さがありますが、ノートパソコンに搭載されるWebカメラとしては、一般的な性能だと思います。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 10標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

底面の左右に2W x2のスピーカーを搭載しています。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

 

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

「エンターテイメント」モードでは、CPU電力が約15Wと低めで推移するため、CPU温度も50℃台前半と低いです。一方、「ゲームモード」では、CPU電力が約45Wまでアップし、そのまま高いCPU電力を維持しています。そのため、CPU温度も高くなりますが、それでも90℃以下には抑えられています。

「ゲームモード」の方が本来のパフォーマンスを発揮できます。CPU温度も、それほど心配することなく使用できるレベルだと思います。

  • エンターテイメント
  • ゲームモード
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

グラフィック性能がそこまで高くないこともあり、どちらのモードも低めの温度です。ゲームだけでなく、動画編集のようにCPUおよびGPUに負荷のかかる作業でも、安心して行うことが出来るでしょう。

  • バランス
  • パフォーマンス

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は静かです。エンターテイメントモードであれば、Adobe Premiere Proのプレビューのような少し負荷のかかる作業でも、騒音値は低いです。ゲームモードで動画の書き出しのような高負荷作業を行うと、同等他機種と同じぐらいの騒音値になります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:Adobe Premiere Proで4K動画にエフェクトをいくつかかけてプレビューした時
左から3番目:Adobe Premiere Proによる4K動画の書き出し時

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

全体的に低めの表面温度です。パームレスト部の温度もあまり変化しておらず、不快感はありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

一般的なノートPCよりは高めの消費電力ですが、外部グラフィックスを搭載したノートPCとしては、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

raytrek G5-TAの外観のチェックです。

色はシルバーです。シンプルなデザインのオーソドックスなボディです。

 

天板には、「raytrek」のロゴが印字されています。

 

閉じた時の画像です。厚さは20mmと、そこまで分厚くありません。

 

側面・背面のポート類です。

USB3.2 x2、USB2.0、USB-C、HDMI、LAN、SDカードリーダーを備えています。USB-Cポートは、映像出力に対応しています。

LAN、HDMI、USB-Cポートが背面にまとめられているので、有線LANや、外部ディスプレイを使用する場合でも、ケーブルが邪魔にならず、使いやすいです。

 

液晶が開く最大の角度はご覧の通りです。

 

底面です。吸気しやすいように吸気口が大きく取られています。

 

底面カバーは、爪の引っ掛かりが少ないため開けやすいです。

2つの冷却ファンと、5本のヒートパイプを備え、4方向から排気して冷却しています。外部GPUを搭載した機種としてはエントリークラスですが、しっかりした冷却機構だと思います。

 

メモリスロットが2つあります。メモリの換装が可能です。

 

M.2スロットが2基あり、1つは空きスロットなので、増設も可能です。試しに、Type 2280 M.2 SSDを増設してみましたが、問題なく認識され、使用することができました。

 

ACアダプターは、120Wです。容量の割には、アダプター本体はやや大きめでした。

 

まとめ

以上が、raytrek G5-TAのレビューです。

インテルのHシリーズCore、外部グラフィックス、色域広めの液晶という、クリエイター向けアプリを使用するのに適した構成で、約10万円(税込)と驚くほどコスパの高い機種です。

ここまで安いと、クリエイティブな作業をする方だけでなく、スペック高めのPCが欲しい一般的なユーザーにも非常におすすめです。快適に仕事ができ、ライトにゲームもできます。

Core i5-11400H + GTX 1650という構成をみると、クリエイター向けノートPCとしてはやや低めの性能に感じるかもしれませんが、Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像や、Adobe Premiere Pro CCによる4K動画の書き出しなども、思ったより速く、画像・動画の編集作業などに実用的な機種でした。

アート系の学校に通う学生さんや、Adobe Creative Cloudの使い方を身につけたい方はもちろん、すでにクリエイティブな仕事を行っておられる方のサブ機や持ち出し機としても、十分使えると思います。

納期も短く、メモリやストレージのカスタマイズ(自己責任)もしやすいです。

なお、DTP、3DCGの作成など、クリエイティブな作業のジャンルによっては、スペックが不足する場合があるので、ご注意ください。なお、予算があり、もう少し上のスペックがよければ、ドスパラであればraytrek R5-TA6もいいと思います。

 

エントリー向け画像・動画編集用PCならこれで決まり

ドスパラ raytrek G5-TA

特徴

  • 約10万円で買えるクリエイター向けのエントリー機
  • メーカー公表値でsRGBカバー率99%の液晶を搭載
  • メモリやストレージの増設・換装も可能

こんなあなたに

  • はじめて画像・動画編集をする方
  • 快適に動く仕事用のノートPCが欲しい方
  • 価格9万円台[税込]~
公式サイトはこちら

 

 

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