ASUS ROG Strix G15 G513QR(2021)の実機レビュー

更新日:2021年4月8日
CPU Ryzen 9 5900HX
Ryzen 7 5800H
GPU RTX 3070 Laptop
メモリ 16GB(DDR4-3200)
ストレージ 1TB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 300Hz 非光沢
WQHD 165Hz 非光沢 
質量 約2.3kg
バッテリー 最大約13.8時間
価格[税込] 20万円台~
WQHDモデルもあるRTX 3070搭載ゲーミングノート

ASUS ROG Strix G15は、GeForce RTX 3070 Laptopを搭載した高性能ゲーミングノートPCです。

Ryzen 7 5800HもしくはRyzen 9 5900HXを搭載し、プロセッサーの処理性能も非常に高いです。さらに、FHD/300Hz液晶、またはWQHD/165Hz液晶を搭載し、eスポーツを含め、多くのタイトルを快適に、かつ勝ちを目指した本気のプレイが可能となっています。

ハイエンドクラスの性能を備えたゲーミングノートを20万円台からの価格で入手できるのも魅力的です。

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 9 5900HX、16GBメモリ、GeForce RTX 3070 8GB、WQHD 165Hz

 

目次

お忙しい方は、「ASUS ROG Strix G15の特徴」のみお読みください。

 

ASUS ROG Strix G15の特徴

RTX 3070搭載!最大グラフィックスパワーは130W

ASUS ROG Strix G15は、GeForce RTX 3070 Laptopを搭載したハイエンドクラスとなるゲーミングノートPCです。

同じGeForce RTX 3070 Laptopを搭載していても、実際のパフォーマンスは機種によって変わってきます。ASUS ROG Strix G15の搭載するGeForce RTX 3070 Laptopは、最大グラフィックスパワー(max TGP)130Wで動作します。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

最大グラフィックスパワー130Wというのは、他のGeForce RTX 3070 Laptop搭載ノートと比較してみると、高めの設定です。

国内で販売中のGeForce RTX 3070 Laptop搭載ノート
  最大グラフィックスパワー
デル Alienware m15 R4 140W
ASUS ROG Strix G15 [本機器] 130W
MSI GP66 Leopard 10U 130W
ASUS TUF Gaming A17 95W
ASUS TUF Dash F15 85W
※一部、下のサイトを参照しておりますが、正確ではないケースもあるようです。
【参考】 PCWorld(ASUS製品)、NOTEBOOK CHECK(MSI製品)、NOTEBOOK CHECK(その他)

 

3DMark Time Spyの結果で比較すると、ASUS ROG Strix G15のスコアは、最大グラフィックスパワーが95WのRTX 3070搭載機よりも高く、RTX 2080や、場合によってはRTX 3080を超えるほどの性能を示しています。ほとんどのゲームを快適にプレイできるでしょう。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 11361
RTX 3070 10293 (130W)
RTX 3080 8GB 10258
RTX 2080 9456
ミドルハイ RTX 3070 9220 (95W)
RTX 2070 SUPER 8322
RTX 3060 8302 (130W)
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 7778
RTX 3060 7519 (95W)
RTX 2070 Max-Q 7216
ミドルレンジ RTX 3060 6984 (75W)
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
エントリー GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :GeForce RTX 3070 Laptop
 :レビュー機で計測したスコア
括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

8コア/16スレッドのRyzenプロセッサーを搭載

ASUS ROG Strix G15は、Zen 3コアのRyzen 9 5900HX、もしくはRyzen 7 5800Hを搭載しています。

下表には、AMD Ryzen 5000Hシリーズ モバイルプロセッサーの仕様を載せています。Ryzen 7 5800Hは中位の性能、Ryzen 9 5900HXはオーバークロックが可能で、上位クラスの性能となります。

オーバークロック可能な8コアプロセッサー
AMD Ryzen 5000 Hシリーズ モバイルプロセッサー
  コア/
スレッド
Max Boost
(Base) GHz
L2+L3
Cache
TDP
Ryzen 9 5980HX 8 / 16 4.8 (3.3) 20MB 45W+
Ryzen 9 5980HS 8 / 16 4.8 (3.0) 20MB 35W
Ryzen 9 5900HX 8 / 16 4.6 (3.3) 20MB 45W+
Ryzen 9 5900HS 8 / 16 4.6 (3.0) 20MB 35W
Ryzen 7 5800H 8 / 16 4.4 (3.2) 20MB 45W
Ryzen 7 5800HS 8 / 16 4.4 (2.8) 20MB 35W
Ryzen 5 5600H 6 / 12 4.2 (3.3) 19MB 45W
Ryzen 5 5600HS 6 / 12 4.2 (3.0) 19MB 35W

 

CINEBENCH R23のスコアは次のようになります。インテル製のCPUを抑え、当サイトで計測したノートPCとしては、1位、2位のスコアとなるほど、非常に高い処理性能です。シングルコアのスコアも比較的高いです。ゲームタイトルにもよりますが、Ryzenプロセッサーでも、フレームレートが著しく下がることもありませんでした。

ただし、Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像では、この高い性能を活かすことができず、処理に時間がかかりました。クリエイティブな作業の場合は、使用するソフトによって高い性能を発揮できない場合があるかもしれません。

CINEBENCH R23
マルチコア
Ryzen 9 5900HX 13227
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-11370H 7123
シングルコア
Core i7-11370H 1519
Ryzen 9 5900HX 1452
Ryzen 7 5800H 1435
Core i7-10875H 1306
Core i7-10870H 1176

 

【FHD/300Hz】と【WQHD/165Hz】のパネル

ASUS ROG Strix G15 G513QRには、2つのモデルがあり、搭載する液晶が異なっています。

Ryzen 7 5800H搭載モデルはFHD/300Hz液晶を搭載し、Ryzen 9 5900HX搭載モデルはWQHD/165Hz液晶を搭載しています。どちらも、Adaptive-Syncに対応しており、カクツキの少ないスムーズな映像でゲームをプレイできます。

eスポーツなど競技性の高いゲームをプレイする場合は、素早い敵の発見とエイムが可能となり、ゲームを有利に進めることができるFHD/300Hz液晶が適しています。

一方、WQHD/165Hz液晶は、FHD液晶よりも高解像度で、精細な描画による世界観を楽しむタイプのゲームに没頭するのに適しています。それでも、リフレッシュレートも165Hzと高いので、普通にFPSゲーム等をプレイするのにも不足はありません。また、WQHD/165Hz液晶は、sRGBカバー率100%、DCI-P3カバー率98.5%と色域も広かったため、動画編集などのクリエイティブな作業にも使用できると思います。ゲームだけでなくマルチに使う場合も、WQHD/165Hz液晶はおすすめです。

プレイするゲームタイトルや、使用する目的を考慮して、搭載する液晶を基準にどちらのモデルかを選択するといいでしょう。

WQHD/165Hz液晶は色域も広くマルチに使える

 

高いパフォーマンスを引き出す冷却システム

ASUS ROG Strix G15は、Ryzen 7 5800H / Ryzen 9 5900HX + GeForce RTX 3070 (130W)というハイパフォーマンス構成ですが、その高いパフォーマンスを十分に発揮するためには、高い冷却性能が求められます。

ASUS ROG Strix G15では、下の画像のような強力な冷却システムを搭載しています。6本のヒートパイプ、4つのヒートシンク、デュアルファン、4つの排気口という構成で、CPU、GPU、VRAMの熱を放出し、効率的に冷却します。

ASUS ROG Strix G15 G513QRの冷却システム

 

それ以外にも、液体金属のサーマルコンパウンド、ノイズを抑えつつ排気効率を上げるArc Flowファン、数が増した超薄型フィン、ホコリに強いセルフクリーニング冷却システム2.0など、見えない部分も冷却性能を高めるための工夫がなされています。

もちろん、非常に高い性能なので、高負荷時はやや高めの温度になりますが、今回試した範囲では、熱によるトラブルもなく、安定して高いパフォーマンスを発揮できていました。

 

ゲーミングノートらしいイルミネーション

ASUS ROG Strix G15は、RGB LEDを備えており、下の画像のように、ゲーミングノートPCらしい、気分を揚げるイルミネートが可能です。

このRGB LEDは、好みの色やパターンにカスタマイズすることができます。例えば、チームカラーに統一したり、キーボードのRGBバックライトを調整して、ゲームに使用するキーをハイライトするといったことができます。

また、Aura Syncに対応したヘッドフォンやマウスといったデバイスを一緒に使用することで、統一感を出し、一層ゲームを楽しむ環境を作ることもできるでしょう。

気分を揚げるイルミネーション

 

ストレージの増設も可能

ASUS ROG Strix G15には、空きのM.2スロットがあります。

動画編集などのクリエイティブな作業も行うなどで、ストレージ容量が不足する場合は、自己対応とはなりますが、M.2 SSDを増設することもできます。

空きM.2スロット

 

上位機種との比較

ROG Strix G15の上位機種であるROG Strix SCAR 15と簡単な比較を行います。

サイズ・質量、デザインを確認すると、おそらくベースは同じボディのようです。上位機種のROG Strix SCAR 15は、そこに、ワンランク上のGeForce RTX 3080に、反応性と耐久性に優れた光学メカニカルキーボード、合計4つのスピーカー(G15は2つ)を搭載しています。また、SCAR 15は自分のプロファイルを保存できるKeystoneに対応しているのも特徴です。より大容量のメモリやストレージを搭載したモデルもあります。

兄弟機種との比較
  ASUS
ROG Strix G15
ASUS
ROG Strix SCAR 15
画像
CPU Ryzen 9 5900HX
Ryzen 7 5800H
Ryzen 9 5900HX
Ryzen 7 5800H
GPU RTX 3070 8GB RTX 3080 16GB
メモリ 16GB 16GB / 32GB
ストレージ 1TB PCIe SSD 512GB / 2TB PCIe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD 300Hz / WQHD 165Hz
重量 約2.3kg
バッテリー 90Wh(最大約13.8時間) 90Wh(最大約12.4時間)
価格[税込] 209,800円~ 299,800円~
※2021年4月7日現在の価格

 

30日間返品保証 + ASUSのあんしん保証

現在、ASUS Storeでは、30日間返品保証キャンペーンを実施しており、ASUS ROG Strix G15も対象機種に入っています。そのため、購入後、製品到着から30日以内であれば、返品し、購入代金を返金してもらうことができます。

また、ASUSは、理由を問わずどんな故障でも部品代の20%+消費税のみで修理してくれる(1年間で1度のみ)、という「ASUSのあんしん保証」というサービスを無償で提供しています。さらに、キャンペーン中、30日後も継続して使用する方には、「ASUSのあんしん保証 Premium 3年」がプレゼントされます。この保証は、理由を問わずどんな故障でも自己負担0円で修理してくれるサービス(年に1回まで、3年間)です。

もちろん、保証期間内のメーカー責任の自然故障であれば、「ASUSのあんしん保証」の加入の有無にかかわらず、無償で修理してもらえます。

ASUSのあんしん保証

 

各用途の快適度

ASUS ROG Strix G15の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
サクサク動きます。
動画鑑賞 色鮮やかな表示ができ、スピーカー音も悪くないので、動画鑑賞を快適に行えると思います。
オンライン会議 Webカメラを搭載していません。マイク、スピーカーは付いているので、音声のみであれば参加できます。
RAW現像
画像編集
WQHDモデルなら、画像編集にも使用できる広色域液晶です。ただ、CPU性能は高いものの、使用するソフトによってはRAW現像などに意外と時間がかかる場合があります。
動画編集 CPUおよびグラフィックス性能が非常に高く、快適に動画編集ができます。
ゲーム 最大グラフィックスパワー130WのRTX 3070 + FHD/300Hz or WQHD/165Hzの液晶で、ほとんどのゲームが快適に動作します。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

本製品は、いくつか動作モードを選択できますが、ここでは「Turbo」モードにして計測しています。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトを起動し、ここから変更します。

ARMOURY CRATE
※クリックすると拡大出来ます
動作モード

 

各ゲームのフレームレート

各タイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

重い部類のゲームでも、高設定で60 fps以上出ています。DLSSに対応しているゲームであれば、DLSSをオンにすることで、より高いフレームレートでのプレイが可能となるはずです。

軽い部類のゲームであれば、高設定でも140 fps以上、設定を落とせば260 fps出ることもあったので、FHD/300Hz液晶や、WQHD/165Hz液晶を活かしたプレイが十分可能です。

ほとんどのゲームタイトルを、快適にプレイすることができそうです。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 93 fps
オフ 78 fps
ウルトラ オフ 68 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB 130W 71 fps
RTX 3070 130W 68 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3060 130W 58 fps
RTX 3060 95W 53 fps
RTX 3060 75W 49 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 82 fps
オフ 76 fps
最大 オフ 66 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB 130W 75 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 130W 66 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 63 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 75W 54 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 135 fps
標準品質 120 fps
高品質 92 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 130W 102 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 2080   95 fps
RTX 3070 130W 92 fps
RTX 2070 SUPER   88 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 85 fps
RTX 2070   81 fps
RTX 3060 95W 77 fps
RTX 3060 75W 71 fps
GTX 1660Ti   63 fps
RTX 2060   61 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   40 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 16887 / 150 fps
高(ノート) 16029 / 140 fps
最高品質 14974 / 124 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB 105W 137 fps
RTX 3080 16GB 130W 135 fps
RTX 3070 95W 129 fps
RTX 2070 SUPER   127 fps
RTX 3070 130W 124 fps
RTX 3060 130W 118 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q   118 fps
RTX 2080 Max-Q   117 fps
RTX 3060 75W 111 fps
RTX 2070   110 fps
RTX 3060 95W 108 fps
RTX 2070 Max-Q   98 fps
GTX 1660Ti   96 fps
RTX 2060   95 fps
GTX 1650Ti   73 fps
GTX 1650   64 fps
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 260 fps
高設定 191 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB 130W 196 fps
RTX 3070 130W 191 fps
RTX 2080   190 fps
RTX 3080 8GB 105W 177 fps
RTX 3060 130W 175 fps
RTX 3070 95W 170 fps
RTX 2070 SUPER   163 fps
RTX 3060 95W 159 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q   144 fps
RTX 3060 75W 140 fps
RTX 2070   138 fps
RTX 2060   123 fps
GTX 1660Ti   113 fps
GTX 1650Ti   76 fps
GTX 1650   70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 195 fps
高設定 164 fps
最高設定 149 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB 130W 159 fps
RTX 2070 SUPER   151 fps
RTX 3070 130W 149 fps
RTX 3080 8GB 105W 145 fps
RTX 3070 95W 142 fps
RTX 3060 130W 133 fps
RTX 3060 75W 130 fps
RTX 3060 95W 127 fps
RTX 2060   110 fps
Radeon RX 5500M   103 fps
RTX 2060 Max-Q   93 fps
GTX 1650Ti   78 fps
GTX 1650   74 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 20873(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシング&DLSS有効時のフレームレート

レイトレーシングとDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

「サイバーパンク2077」や、「ウォッチドッグス レギオン」などの重いゲームだと、レイトレーシングを最高設定にして、ぎりぎり60 fps出るか出ないかといった感じでした。DLSSを最高設定にすることで、プレイできなくはないと思います。

ただ、レイトレーシングを有効にして重めのゲームをプレイすることがメインとなるのであれば、16GBのVRAMを搭載したRTX 3080の方がいいかもしれません。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 レイトレ:中 パフォーマンス 62 fps
レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 60 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 16GB 130W 72 fps
RTX 3080 8GB 105W 65 fps
RTX 3070 95W 62 fps
RTX 3070 130W 60 fps
RTX 3060 130W 59 fps
RTX 3060 95W 54 fps
RTX 3060 75W 52 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps
1920
x
1080
最大 高性能 54 fps
最大 高性能 53 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、最大、レイトレ:最大、DLSS:高性能)
RTX 3070 95W 64 fps
RTX 3080 16GB 130W 62 fps
RTX 3080 8GB 105W 60 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 75W 54 fps
RTX 3070 130W 53 fps
RTX 3060 95W 53 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

ASUS ROG Strix G15のディスプレイの詳細なチェックです。

今回搭載しているのはWQHD液晶で、パネルは、「Innolux N156KME-GNA」でした。

高解像度で、165Hzの高リフレッシュレートに対応しながら、sRGBカバー率100%と、色域が広いです。輝度は当サイトの計測では341cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

なお、Ryzen 7搭載モデルの液晶は、FHD/300Hz駆動液晶となります。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は広いです。当サイトの計測結果は、以下の通りです。

sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 98.5%
Adobe RGBカバー率 87.8%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、どの色もほぼ揃って直線的なので、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきはやや感じますが、そこまで気にはなりません。

画面への映り込み

どの輝度にしても、フリッカーは確認できませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約35msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、165Hzの液晶で2~3フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCの液晶は、60Hzで2フレーム前くらいまでの残像です。本製品は、普通の液晶より、1秒間に3倍近いフレームを表示するにも関わらず、2~3フレーム前くらいまでの残像しか見えなかったので、一般的なノートPCより、残像は抑えられています。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

ROG Strix G15のキーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mm、キーストロークは約1.8mmです。キートップはわずかにカーブしています。タイピング時の底付きの衝撃も少なく、打ちやすいです。

ROG独自のオーバーストローク技術が使用されており、浅めのキーストロークでキー入力を検知することができるので、一瞬を争うような場面でも有利にゲームを進めることができます。

ファンクションキーの上部に専用ホットキーが設けられていたり、ファンクションキーが4つ毎のブロックに分けられていたりと、ゲームをプレイしながらもPCの動作等をコントロールしやすくなっています。

ただ、英語キーボードの枠をそのまま使用しているようで、1つの枠に複数のキーが配置されている部分があるのが、見た目的にもやや残念です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドは面積も広く、操作しやすいです。また、NumberPadなので、テンキーとしても使用できます。


タッチパッド

 

RGBバックライトを備えています。各キーのライティング設定が可能なので、WASDキーをハイライトする、といったこともできます。

キーボードバックライト

 

下の画像のように、アプリを使用して、RGBバックライトの色や、ライティングのエフェクトの設定・選択が可能です。


キーボードのライティング設定

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

動作モード

 

CPU

CPUにはRyzen 9 5900HXを搭載しています。8コア16スレッド、キャッシュ20MBという非常に高性能なプロセッサーです。

ベンチマークでも、非常に高い性能を示しています。特に、マルチコアのベンチマークスコアは、インテルのCPUを超える高いスコアが出ていました。

なお、Ryzen 7 5800Hでも十分高い性能なので、WQHD液晶でなくてよければ、Ryzen 7 5800H搭載モデルで十分だと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 9 5900HX
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13380
13227 [Turbo]
12085 [パフォーマンス]
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-11375H 1618
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 9 5900HX 1463
1452 [Turbo]
1431 [パフォーマンス]
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 5800H 1435
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1217
Ryzen 7 4700U 1214
Core i7-10870H 1176
Ryzen 5 4500U 1142
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

DDR4-3200のメモリを16GB(8GBx2)搭載しています。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
26.16GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce RTX 3070 Laptop搭載しています。最大グラフィックスパワー130Wで動作するため、場合によってはRTX 3080を超えるほどの高いパフォーマンスを発揮しています。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Laptop
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
  11526
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
10293 [Turbo]
9810 [パフォーマンス]
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 2080   9456
RTX 3070 95W 9220
RTX 2070
SUPER
  8322
RTX 3060 130W 8302
RTX 2080
Max-Q
  8068
RTX 2070   7778
RTX 3060 95W 7519
RTX 2070
Max-Q
  7216
RTX 3060 75W 6984
RTX 2060   6163
RTX 2060 Max-Q   5676
GTX 1660Ti   5667
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Laptop GPUの情報は次の通りです。動作モードを「Turbo」にすると、GPUクロックがアップし、パフォーマンスが向上します。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
 PCIe Gen3 SSD 3589
3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

モバイル用のRyzenプロセッサーは、Lightroomとやや相性が悪く、末尾にHが付くHシリーズのインテルCoreプロセッサーと比べるとやや遅いです。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Apple M1 (Rosetta 2)
16GBメモリ
80秒 (MacBook Pro 13 M1)
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 9 5900HX
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

速い処理速度です。

Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
4分36秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3070 (130W)
4分52秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB(130W)
4分55秒
Core i7-10870H
RTX 3060 (130W)
5分04秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
5分15秒
Core i5-10300H
GTX 1650Ti
5分18秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(95W)
5分26秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i7-10750H
RTX 3060 (75W)
7分00秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8GB
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020
GeForce RTX 3070 (130W)
Blender Benchmarkによるレンダリング時間

Blenderは十分な速さですが、インテルCoreプロセッサー + GeForce RTX 3070の構成よりも遅かったです。

OptiXでの実行したときのランキング
他のスペックとの比較
Core i7-10870H
RTX 3080 8GB (105W)
6分40秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (130W)
6分45秒
Core i7-10870H
RTX 3070 (95W)
7分15秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3070(130W)
7分53秒
Core i7-10750H
RTX 3060 (75W)
10分06秒
Core i7-10875H
RTX 3060 (130W)
10分40秒
Xeon W-10885M
RTX 2080 Max-Q
10分56秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3060(95W)
12分53秒
Core i7-10875H
Quadro RTX 3000
15分38秒
Core i7-10875H
RTX 2060
15分53秒
Core i7-10750H
GTX 1660Ti
27分11秒

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。

データ転送、映像出力、本機への給電に対応していますが、Thunderboltには対応していません。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器
45W Lenovoウルトラポータブル
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、60Hz、8ビット、YCbCr444で表示されています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.3kg」と記載されていますが、実測値はわずかに重めでした。15インチクラスのゲーミングノートとしてはそれほど軽くはありません。ACアダプターも重いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.330kg
ACアダプター 737.9g

 

バッテリー駆動時間のチェック

ROG Strix G15のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、90Whでした。15.6型のゲーミングPCにしては大きめの容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。ゲーミングノートPCとしてはやや長めの駆動時間だと思います。軽めの作業であれば、バッテリー駆動でも使用できます。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約12.4時間
(2) PCMark 10 Modern Office 7時間50分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間35分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU電力とCPU温度の詳細です。パフォーマンスモードでは、最初CPU電力は63W前後ですが、5分くらい経つと約45Wまで下がります。それに伴いCPU温度は90℃台前半から70℃後半ぐらいまで下がります。最初は温度が高めですが、いったん下がると問題ない温度で推移してます。

Turboモードでは、CPU電力が約64W、CPU温度は82℃前後で一定です。Turboモードはファンが高速回転するので、CPU温度のピーク値はTurboモード時の方が低くなります。ただし、その代わりファン音はうるさくなります。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

以下はTurboモード時の測定結果ですが、CPU温度のピーク値は約95℃と高いものの、80℃台か、それ以下となる時間も長いです。また、GPU温度も高めではありますが、80℃前後に収まっているので、CPU、GPUともによくコントロールされており、問題ないと思います。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時は、ファンが動作していないとほぼ無音です。FF15のような高い負荷がかかると、「パフォーマンス」モードはそれほどでもありませんが、「Turbo」モードにするとややうるさく感じます。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)
左から3番目:同上 (Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

ゲーム中は温度が上がりますが、パームレストやキーボード部分の温度はそれほど上昇しないので、ゲームプレイ中に不快に感じることはないと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

性能の高いCPU・GPUを搭載しているので高めの消費電力です。アイドル時は外部GPUが動作していないので、消費電力はグッと下がります。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

ASUS ROG Strix G15 G513の外観のチェックです。

液晶の画面占有率が約85%と高くなり、前世代のROG Strix G15よりも設置面積が7%小さくなっています。

 

天板は、アルミニウム合金製です。ROGのロゴマークも配置されており、ゲーミングPCらしいデザインです。

 

スピーカー(1W x2)は、底面に配置されています。最大音量はやや低めですが、音質はまずまずです。ノートPC基準で10点満点で採点すると、5~6点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

ディスプレイを閉じたときに隠れるような構造のヒンジを採用しています。

 

ウェブカメラは搭載していません。

 

閉じた時の画像です。高さは22.69~27.2mmと、しっかり厚みがあります。

 

インターフェイスには、USB3.2 x3、USB-C(映像出力、本機への給電に対応)、HDMI、LANポートを備えています。SDなどのカードリーダーは備えていません。

DC-in、LAN、HDMI、USB-Cといったポートが背面に配置されているので、有線LAN、外部ディスプレイ、電源などのケーブルがゲームプレイの邪魔になることがありません。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。吸気できるように、部分的に通気口があります。

 

底面カバーを外したときの画像です。2基の冷却ファン、6本のヒートパイプを備えています。4方向から排気するようになっており、効率的に放熱できる構造になっています。

 

メモリです。メモリスロットを2つ備えており、換装も可能だと思います。

 

M.2スロットは2つあります。ASUSではユーザーによる増設や交換はサポートしておりませんが、増設は可能だと思います。

 

ACアダプターの容量は240Wと大きいです。

 

まとめ

以上が、ASUS ROG Strix G15 G513QRのレビューです。

GeForce RTX 3070を搭載し、最大グラフィックスパワーが130Wと高いため、ハイエンドクラスのゲーミング性能を備えていることが大きな特徴です。プロセッサーには、Ryzen 7 5800H、もしくはRyzen 9 5900HXを搭載し、処理性能も申し分ありません。

FHD/300Hz液晶なら、高いグラフィック性能と合わせ、競技性の高いeスポーツなどで勝ちにこだわったプレイが出来ます。WQHD/165Hz液晶なら、映像に没頭する系のゲームを楽しむことができ、また、色域が広いため動画編集などのクリエイティブな作業にも使用できそうです。

バランスが良く、マルチに使用できそうな、ハイエンドクラスの性能のゲーミングノートPCが20万円台からと、価格も良心的だと思います。

今なら、ASUS Storeで「30日返品キャンペーン」も行っているので、一つ上を目指す方は試してみるいい機会だと思います。

WQHDモデルもあるRTX 3070搭載ゲーミングノート

ASUS ROG Strix G15 G513QR(2021)

特徴

  • max TGP 130Wで動作するRTX 3070を搭載
  • FHD/300Hz、WQHD/165Hzの2種類の液晶
  • ハイエンドの性能を20万円台から入手できる

こんなあなたに

  • ハイエンドクラスにステップアップしたい方
  • クリエイティブワークにも使いたい方
  • 価格20万円台[税込]~

公式サイトはこちら

 

 

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