ASUS TUF Gaming A17(2021)の実機レビュー

更新日:2021年3月3日
CPU Ryzen 7 5800H
GPU RTX 3070 Laptop
メモリ 16GB(DDR4-3200)
ストレージ 512GB PCIe SSD
液晶サイズ 17.3インチ
液晶種類 FHD 144Hz 非光沢
質量 約2.7kg
バッテリー 約12.8時間(90Wh)
価格[税込] 16万円台
16万円台で購入できるRTX 3070搭載機

ASUS TUF Gaming A17は、Ryzen 7 5800H + GeForce RTX 3070 Laptopという構成のゲーミングノートPCです。最大の魅力は、このミドルハイクラスのゲーミングノートPCを16万円台で購入できることです。おそらく、現時点で最安のRTX 3070 Laptop搭載機だと思います。

eスポーツタイトルから、重めの最新ゲームまで、ほとんどのタイトルを十分快適にプレイすることができます。

なお、色域(色の表現できる範囲)は狭いので、クリエイティブな用途にはあまり適していません。

細かいことは気にしないから、コスパが高いゲーミングノートPCが欲しい方には、非常におすすめの機種です。

公式サイト(ASUSストア)はこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。先行貸出機ですので、一部部材は量産品と違う可能性があります。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 7 5800H、16GBメモリ、GeForce RTX 3070 8GB

 

目次

お忙しい方は、「 ASUS TUF Gaming A17の特徴」のみお読みください。

 

ASUS TUF Gaming A17の特徴

RTX 3070 Laptop搭載で16万円台とコスパが高い

TUF Gaming A17は、最新のGeForce RTX 30シリーズのRTX 3070 Laptopを搭載したゲーミングノートPCです。最大の特徴は、RTX 3070 Laptopを搭載したゲーミングノートPCでありながら、価格が16万円台(税込)と非常に安く、コスパが高いことです。

なお、このRTX 3070 LaptopというGPUですが、下のグラフで示すように、ゲーミングノートPCの中の位置づけでいくと、ミドルハイクラスの性能となり、重めのゲームでも快適にプレイすることが可能なレベルです。

3DMark Time Spy - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 16GB 11361
RTX 3080 8GB 10258
RTX 2080 9456
ミドルハイ RTX 3070 8879
RTX 2070 SUPER 8322
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 7602
RTX 2070 Max-Q 7216
ミドルレンジ RTX 2060 6004
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5626
エントリー GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494

 

下の表では、参考までに同じRTX 3070 Laptopを搭載した機種との比較を行いました。比較したのは、同じASUSで15.6型のTUF Dash F15と、同じ17.3型のデルのALIENWARE M17 R4で、どちらもRTX 3070 Laptop搭載機としてはそこまで価格が高い機種ではありません。それでも、出来るだけ構成を揃えて比較すると、TUF Gaming A17がダントツで安いです。

現時点では、RTX 3070 Laptop搭載のゲーミングノートPCとしては最安ではないかと思います。細かいことは気にしないから、ミドルハイクラスのゲーミングノートPCをできるだけ安く入手したい、という方にとてもおすすめです。

RTX 3070 Laptop搭載ゲーミングノートPCの比較
  [本機器]
TUF Gaming A17
デル
ALIENWARE M17 R4
ASUS
TUF Dash F15
画像
CPU Ryzen 7 5800H Core i7-10870H Core i7-11370H
GPU GeForce RTX 3070
メモリ 16GB
ストレージ 512GB PCIe SSD
液晶サイズ 17.3型 15.6型
液晶種類 FHD 144Hz
Adaptive-Sync
FHD 144Hz FHD 144Hz
価格[税込] 169,800円 246,217円 200,500円
レビュー レビュー
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8コア/16スレッドのRyzen 7 5800Hを搭載

TUF Gaming A17は、Zen 3コアのRyzen 7 5800Hを搭載しています。

下表には、AMD Ryzen 5000 Hシリーズ モバイルプロセッサーの仕様を載せていますが、この中では中位の性能で、価格と性能のバランスのとれたCPUと言えます。

AMD Ryzen 5000 Hシリーズ モバイルプロセッサー
  コア/
スレッド
Max Boost
(Base) GHz
L2+L3
Cache
TDP
Ryzen 9 5980HX 8 / 16 4.8 (3.3) 20MB 45W+
Ryzen 9 5980HS 8 / 16 4.8 (3.0) 20MB 35W
Ryzen 9 5900HX 8 / 16 4.6 (3.3) 20MB 45W+
Ryzen 9 5900HS 8 / 16 4.6 (3.0) 20MB 35W
Ryzen 7 5800H 8 / 16 4.4 (3.2) 20MB 45W
Ryzen 7 5800HS 8 / 16 4.4 (2.8) 20MB 35W
Ryzen 5 5600H 6 / 12 4.2 (3.3) 19MB 45W
Ryzen 5 5600HS 6 / 12 4.2 (3.0) 19MB 35W

 

CINEBENCH R23のスコアは次のようになりますが、マルチコアだけでなくシングルコアのスコアも高くなっています。タイトルによっても変わりますが、Ryzenプロセッサーだからと言って、フレームレートが著しく下がるといったこともありません。ゲーミング性能を大きく落とすことなく、価格を抑えることができているので、非常にコスパのいい構成だと思います。

CINEBENCH R23
マルチコア
Ryzen 9 5900HX 13380
Ryzen 7 5800H 11955
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-11370H 7123
シングルコア
Core i7-11370H 1519
Ryzen 7 5800H 1492
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i7-10875H 1306
Core i7-10870H 1176

 

大画面の17.3型液晶搭載

TUF Gaming A17は、ゲーミングノートPCとしては大画面となる、17.3型液晶を搭載しています。持ち運びには適していませんが、大画面でゲームに没頭することができます。

液晶は、144Hz駆動の高リフレッシュレート液晶です。最近は、ハイクラスでは240Hzや、300Hz駆動の液晶が多いので、これらと比較するとやや見劣りしますが、通常は、144Hz駆動でも十分快適にプレイできると思います。

ただし、TUF Gaming A17は価格を抑えるために、液晶の質があまり高くないようで、他の高性能グラフィックスを搭載したゲーミングノートPCと比較すると、残像がやや多いです。また、色域も狭いので、クリエイティブ作業にはあまりおすすめできません。

大画面の17.3型液晶を搭載

 

パフォーマンスを引き出す冷却システム

ASUS TUF Gaming A17は、Ryzen 7 5800H+RTX 3070 Laptopという高いスペック構成ですが、その性能を十分に発揮し、安定して動作させるためには、しっかりとした冷却システムが不可欠です。

ASUS TUF Gaming A17では、下の画像のような冷却システムを搭載しています。4本のヒートパイプ、3つのヒートシンク、デュアルファンという構成で、3方向から排気します。高負荷時はやや高めの温度になることは避けられませんが、テストした範囲では、しっかり冷却されており安定して動作していました。

冷却システム
排気口

 

なお、搭載しているファンは、下の画像のような83枚のブレードを備えています。エアフローを向上させつつ、静音性もアップしています。また、冷却性能だけでなく、ホコリを排出できる機構を備えています。TUFという名に恥じないタフな作りで、長く冷却性能を落とすことなく使用することができます。

なお、このファンですが、CPU、GPUの温度が60℃以下の場合は、完全にオフになるので、アイドル時や軽作業の場合は、静かになります(動作モードにもよります)。

冷却ファン

 

メモリ換装やSSD増設が可能

TUF Gaming A17は、メモリの換装や、ストレージの増設が可能です。

メモリはDDR4-3200 SO-DIMMのスロットメモリ構成となっており、デフォルトでは8GB x2の16GBですが、最大32GBのメモリが搭載可能となっています。ストレージは、既存のM.2 SSDに加えて、空きのM.2 SSDスロットがあり、増設が可能となっています。

また、この後でも説明していますが、他社メーカーであれば、自分でメモリやストレージの増設をするとメーカー保証がなくなることが多いですが、ASUSには「ASUSのあんしん保証」があるので、その点でも自分での換装や増設がしやすいです。

メモリ換装、SSD増設が可能

 

ASUSのあんしん保証

ASUSでは、他社にはない特徴として、「ASUSのあんしん保証」というサービスがあります。これは、理由を問わずどんな故障でも部品代の20%+消費税のみで修理してくれるというものです。メモリやストレージなどを増設した後の故障など、他のメーカーであれば保証対象外となるケースでも、ASUSなら故障した部品代の20%で修理してくれます。しかも、加入料は0円で、購入後に簡単な製品登録をするだけでサービスを受けられます。※増設・換装後に故障した場合、最初のパーツの状態じゃないと修理は受けられないため、ご注意下さい。換装時は、換装したパーツを保管しておくことをおすすめします。

「ASUSのあんしん保証」のサービスを受けることができるのは、保証期間1年の間に1回だけですが、保証期限を3年に伸ばす「ASUSのあんしん保証 Premium 3年パック」 も用意されているので、より安心を求める方は3年パックがいいでしょう。詳細はメーカーサイトをご確認下さい。

なお、保証期間内のメーカー責任の自然故障であれば、「ASUSのあんしん保証」の使用回数にカウントされることなく、無償で修理してくれます。

ASUSのあんしん保証

 

各用途の快適度

ASUS TUF Gaming A17の各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。また、外部モニターなどに繋いだ場合などは、評価は異なってきますのでご注意下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
17.3型の大画面なので、文字も見やすく、Web閲覧やOffice作業は快適です。
動画鑑賞 大画面なので没入感があります。ただし、スピーカー音は普通です。
オンライン会議 カメラやマイクの性能は普通です。ただ、アップとダウンの両方でAIノイズキャンセリング機能を使用することができます。
RAW現像
画像編集
液晶の色域も狭いので、あまり画像編集には向いていません。また、CPU性能自体は高いですが、ソフトによっては書き出しなどの速度がそこまで速くない場合があります。
動画編集 CPUおよびグラフィックス性能が高く、快適に動画編集ができます。ただし、液晶の色域が狭いので、趣味レベルを超える用途には適しません。
ゲーム 高性能CPU、GPUを搭載し、多くのタイトルで144Hz駆動液晶を活かしたプレイが可能です。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Frapsで計測したフレームレートを掲載します。

なお、本製品は、いくつか動作モードを選択できますが、ここでは「Turbo」モードにして計測しています。動作モードを変更するには、Fn+F5を押すか、「ARMOURY CRATE」のソフトを起動し、ここから変更します。

ARMOURY CRATE
※クリックすると拡大出来ます
動作モード

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

いずれのゲームもフレームレートはかなり高いです。低設定だと平均160 fps以上、高設定にしても130 fps以上出ているので、144 Hz液晶との相性も良く、優位にゲームを進めることができるでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 254 fps
高設定 177 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 3080 16GB 196 fps
RTX 2080 190 fps
RTX 3080 8GB 177 fps
RTX 3070 177 fps
RTX 2070 SUPER 163 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 144 fps
RTX 3060 140 fps
RTX 2070 138 fps
RTX 2060 123 fps
GTX 1660Ti 113 fps
GTX 1650Ti 76 fps
GTX 1650 70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 300 fps(最大)
高設定 258 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 2070 SUPER 300 fps
RTX 3080 16GB 275 fps
RTX 3080 8GB 272 fps
RTX 3060 260 fps
RTX 3070 258 fps
RTX 2060 250 fps
RTX 2060 Max-Q 194 fps
GTX 1650Ti 180 fps
※プラクティス 最大300fpsで計測
軽い部類のゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均fps
1920x1080 低設定 163 fps
高設定 145 fps
最高設定 138 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 3080 16GB 159 fps
RTX 2070 SUPER 151 fps
RTX 3080 8GB 145 fps
RTX 3070 138 fps
RTX 3060 130 fps
RTX 2060 110 fps
Radeon RX 5500M 103 fps
RTX 2060 Max-Q 93 fps
GTX 1650Ti 78 fps
GTX 1650 74 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
解像度 品質 平均fps
1920x1080 非常に低い 175 fps
160 fps
ウルトラ 156 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 8GB 185 fps
RTX 3080 16GB 170 fps
RTX 2070 SUPER 167 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 163 fps
RTX 2080 160 fps
RTX 3060 158 fps
RTX 3070 156 fps
RTX 2070 134 fps
RTX 2060 122 fps
GTX 1660Ti 110 fps
GTX 1650Ti 82 fps
GTX 1650 69 fps
※トレーニングモードで計測
[以上のゲームのベンチマークスコアおよびフレームレートについて]
※表示しているのは平均フレームレートです
※グラフは、ノート用グラフィックスのみで比較しています
 :レビュー機で計測したフレームレート(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

負荷の重い最新のゲーム「サイバーパンク2077」や「ウォッチドッグス レギオン」でも、最高設定で60 fps以上出ています。少しグラフィック品質の設定を下げるか、DLSSをオンにすれば、安定して80 fps前後のフレームレートが出ています。その他のゲームでも、最高設定でも80 fps以上で快適に動作しています。負荷が重めのゲームも含めて十分快適にプレイできると思います。

以下のゲームのフレームレートについて
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 オフ 100 fps
オフ 70 fps
ウルトラ オフ 62 fps
自動 80 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB 71 fps
RTX 3080 8GB 65 fps
RTX 3070 62 fps
RTX 3060 49 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 94 fps
83 fps
最大 64 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ)
RTX 3080 16GB 75 fps
RTX 3080 8GB 73 fps
RTX 3070 64 fps
RTX 3060 54 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 軽量品質 13234 / 132 fps
標準品質 11333 / 113 fps
高品質 8707 / 87 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 16GB 102 fps
RTX 3080 8GB 95 fps
RTX 2080 95 fps
RTX 2070 SUPER 88 fps
RTX 3070 87 fps
RTX 2070 81 fps
RTX 3060 71 fps
GTX 1660Ti 63 fps
RTX 2060 61 fps
GTX 1650Ti 43 fps
GTX 1650 40 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最低 109 fps
100 fps
最高 95 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高)
RTX 3080 8GB 115 fps
RTX 3080 16GB 108 fps
RTX 2070 SUPER 104 fps
RTX 2080 101 fps
RTX 3070 95 fps
RTX 3060 91 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2060 77 fps
GTX 1660Ti 72 fps
GTX 1650Ti 50 fps
GTX 1650 46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11)
解像度 品質 平均fps
1920x1080 標準(ノート) 16697 / 146 fps
高(ノート) 15986 / 137 fps
最高品質 14754 / 120 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 8GB 137 fps
RTX 3080 16GB 135 fps
RTX 2070 SUPER 127 fps
RTX 3070 120 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 118 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 3060 111 fps
RTX 2070 110 fps
RTX 2070 Max-Q 98 fps
GTX 1660Ti 96 fps
RTX 2060 95 fps
GTX 1650Ti 73 fps
GTX 1650 64 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
解像度 品質 平均fps
1920x1080 最高品質 20433(すごく快適)
※約5500で60fps

 

レイトレーシング&DLSS有効時のフレームレート

レイトレーシングを有効にしたときと、さらにDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。GeForce RTX 30シリーズでは、第2世代「RTコア」によりレイトレーシング機能も強化されています。

「サイバーパンク2077」や「ウォッチドッグス レギオン」などの重いゲームは、レイトレーシングの設定を最大にした場合、DLSSを最もパフォーマンスの上がるモードにして、ぎりぎり60 fpsを超えるか超えないかという感じです。DLSSをオンにすることで、重めのゲームでもレイトレーシング設定でプレイできそうです。

以下のゲームのフレームレートについて
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077
解像度 品質 DLSS 平均fps
1920x1080 レイトレ:中 オフ 40 fps
パフォーマンス 70 fps
レイトレ:ウルトラ オフ 31 fps
パフォーマンス 63 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス)
RTX 3080 16GB 72 fps
RTX 3080 8GB 65 fps
RTX 3070 63 fps
RTX 3060 52 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン
解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps
1920
x
1080
最大 オフ 45 fps
高性能 62 fps
最大 オフ 41 fps
高性能 59 fps
他のGPUとの比較(1920x1080、最大、レイトレ:最大、DLSS:高性能)
RTX 3080 16GB 62 fps
RTX 3080 8GB 60 fps
RTX 3070 59 fps
RTX 3060 54 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

パネルは、「B173HAN04」でした。

144Hz駆動で、Adaptive-Syncにも対応しており、ゲーム時のティアリング(ずれ)や、スタッタリング(カクつき)を抑えることができます。ただし、色域が狭めで、ゲーミングノートPCとしては残像も多めで、液晶の質はあまり高くありません。コスパの高い機種ではありますが、液晶部分でコストカットを図っているように感じます。最大輝度は、当サイトの計測では253cd/m2と普通でした。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

ちなみに、USB-Cケーブルで外部ディスプレイに接続すれば、GeForce RTX 3070経由で表示されるので、もっと色域が広く高リフレッシュレートの外部モニターや、10bit表示対応のカラーマネジメントモニターに出力することが出来ます。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は62.1%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、青と赤色の発色がやや強めですが、実際の使用において気になるレベルではありません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。ギラつきはほぼ感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。フリッカーは発生していませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約53msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延はやや少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、144Hzの液晶で5フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、60Hzで2フレーム前くらいまでの残像ですので、1Hzあたりのフレーム数はほぼ同様です。残像の多さは、ゲーミングノートPCではない一般的なノートPCと同等程度です。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

キーボードは、OVERSTROKEに対応しており、キーの押し込みが少し浅くても正確にキー入力を感知してくれます。また、WASDキーがクリアになっており、ゲーム中でもキーを認識しやすいです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mm、キーストロークは約1.8mmです。キートップはわずかに湾曲しています。しっかりとした打鍵感も感じることができる、打ちやすいキーボードです。ただし、Backspaceキーのサイズがやや小さいので、この部分は押し間違えることが少し増えるかもしれません。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

下の画像のように、ゲーミングノートPCらしいライティングが可能なRGBバックライトを備えています。


キーボードバックライト

 

下の画像のように、アプリを使用して、RGBバックライトの色や、キーライティングのエフェクトの設定・選択が可能です。ただし、各キーごとに色を変えることはできません。


キーボードのライティング設定

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「パフォーマンス」と、最も高いパフォーマンスが出る「Turbo」でベンチマークなどを計測しました。

動作モード

 

CPU

CPUはRyzen 7 5800Hを搭載しています。これは、8コア16スレッド、キャッシュ20MBの高性能のプロセッサーです。マルチコア、シングルコアともにパフォーマンスが高いです。特に、マルチコアのベンチマークスコアだけ見ると、一般的なゲーミングノートPCに搭載されるインテルのCPUを超える、高い性能を示しています。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 7 5800H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13380
Ryzen 7 5800H 11955 [Turbo]
11047 [パフォーマンス]
Core i7-10875H 10369
Core i7-10870H 9592
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4000
Core i7-1065G7 3965
Core i3-1115G4 2643
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 7 5800H 1492 [Turbo]
1478 [パフォーマンス]
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i7-1165G7 1447
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Core i3-1115G4 1217
Ryzen 7 4700U 1214
Core i7-10870H 1176
Ryzen 5 4500U 1142
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックスには、最新のノート用RTX 30シリーズである、GeForce RTX 3070 Laptop 8GBを搭載しています。スコアは高めで、GeForce RTX 2080 SUPERを少し超える程度です。ただし、デスクトップ用のRTX 3070と比べると性能は落ちます。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
GeForce RTX 3070 Laptop
※画像をクリックすると拡大できます
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
17064
デスクトップ用
RTX 3070
13393
デスクトップ用
RTX 3060Ti
11526
RTX 3080 16GB 11361
RTX 3080 8GB 10258
RTX 2080 9456
RTX 3070 8879 [Turbo]
8350 [パフォーマンス]
8693
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3070 Laptopの情報は次の通りです。動作モードを「Turbo」にすると、GPUクロックがアップし、パフォーマンスが向上します。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

メモリ

メモリは、DDR4-3200のデュアルチャネルメモリです。メモリ速度は、以下の通りで、そこまで速くはありません。

なお、2基のメモリスロットを備えており、メモリ容量は最大32GBとなっているので、換装も可能だと思います。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
26.59GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

ストレージ

ストレージには、PCIe SSDを搭載しており高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3599
3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、実際のソフトウェアで計測した各種処理時間です。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

Lightroomとの相性はあまり良くなく、CINBENCH R23で出た高いスコアの割には、書き出し時間が遅かったです。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i9-9980HK
16GBメモリ
77秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-10750H
16GBメモリ
80秒
Apple M1 (Rosetta 2)
16GBメモリ
80秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 5 4500U
32GBメモリ
91秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

比較的重い機能を実行しましたが、いずれも数秒で終わっており、快適に作業できます。特にAIを使ったニューラルフィルター処理が、GeForce GTXシリーズに比べて高速です。

  処理時間
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 3秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 8秒
ニューラルフィルター(スタイルの適用) 4秒
コンテンツに応じた塗りつぶし 約3秒
被写体を選択 約3秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間
4K動画の書き出し
Core i9-10980HK
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10750H
GeForce RTX 2060
4分51秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
4分55秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3070
5分16秒
Core i7-10750H
GeForce GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8GB
8分15秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7
Intel Iris Xe
14分12秒
Core i7-1160G7
Intel Iris Xe
21分19秒
Core i7-1065G7
Intel Iris Plus
27分23秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間
Core i7-10870H
GeForce RTX 2060
4分54秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 16GB
5分10秒
Ryzen 7 5800H
RTX 3070
5分29秒
Core i7-10875H
GeForce GTX 1650Ti
6分53秒
Core i9-9980HK
Radeon Pro 5500M 8G
7分11秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1)
Core i7-1165G7 17分35秒
Ryzen 7 4700U 33分05秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで実行するx265エンコードを実行してみましたが、高速でした。

Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 7 5800H 10分05秒
Core i7-10875H 10分44秒
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Core i7-1165G7 24分17秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
SPECviewperf 2020

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.7kg」と記載されており、実測値もほぼ同じでした。ACアダプターはやや重いです。移動に適した機種ではありません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.714kg
ACアダプター 718kg

 

バッテリー駆動時間のチェック

ASUS TUF Gaming A17のバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量は、90Whでした。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りです。17.3型のサイズで、ハイクラスのゲーミングノートPCにしては、長めのバッテリー駆動時間だと思います。

また、急速充電にも対応しており、仕様では30分で約50%までの充電が可能となっています。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA 2.0 約12.8時間
(2) PCMark 10 Modern Office 10時間02分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 8 Work 6時間50分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPUの温度およびCPU電力の推移を確認します。

「パフォーマンス」モードの場合は、4分くらい経つとCPU電力が62Wあたりから45Wまで下がり、ややパフォーマンスが落ちるものの、それに伴いCPU温度は80℃前後まで下がります。やや高めですが、ギリギリ問題ない温度かなと思います。

「Turbo」モードにしたときは、CPU電力が約65W一定で動作し、高いパフォーマンスが出る代わりに、CPU温度は83℃前後で推移しており高めの温度です。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU温度
CPU電力
CPU温度
CPU電力

 

FF15ベンチ実行時の温度

下図は、ゲーム時のGPU温度の詳細です。

「Turbo」モードにするとパフォーマンスが上がるものの、冷却ファンの回転数が上がるため、CPU温度およびGPU温度は、そこまで大きな差はありません。CPU温度は90℃前後とやや高めですが、GPU温度は70℃台に収まっています。

  • パフォーマンス時
  • Turbo時
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です

「パフォーマンス」モードであればそこまでうるさくはありません。「Turbo」モードにするとややうるさく感じます。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:FF15ベンチマーク (高品質、1920x1080)
左から3番目:同上(Turbo時)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

キーボード中央付近の温度は上がるものの、パームレストおよびWASDキーの温度はそれほど上昇しないので、長時間のゲームプレイでも不快感はそれほどありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能CPUおよび高性能グラフィックスを搭載しているため、ゲーミングノートPCの中でも高めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

ナノエッジという狭額縁の17.3型の大型液晶を搭載しており、没入感のあるゲームプレイが可能です。パームレストを含むキーボード面には、ヘアライン加工が施されています。

 

エクリプスグレーのボディの天板には、「TUF」の文字がデザインとして配置されています。

 

2W x2 スピーカーが、底面の左右に配置されています。音質は普通です。ノートPC基準で、10点満点で採点すると4~5点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

Webカメラは720pのHDカメラです。顔認証には対応していません。

 

閉じた状態です。排気口はハニカムデザインです。

 

側面のポート類です。USB x3、USB-C、HDMI、LANポートを備えています。USB-Cポートは、DisplayPortにも対応しており、外部ディスプレイとの接続も可能です。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

底面です。

 

底面カバーを外したときの画像です。特徴の部分で書いた通り、冷却性能も高いです。

 

メモリスロットを2つ備えており、換装も可能です。

 

左側のファンの下の位置に、M.2 SSDを搭載しています。

 

また、右側のファンの下の位置に、M.2 SSDのスロットがもう1基あり、M.2 SSDを増設することもできます。

 

ACアダプターは、200W(20.0V、10.0A)と大容量です。薄型ですが、やや重いです。持ち運びにはあまり適していません。

 

まとめ

以上が、ASUS TUF Gaming A17のレビューです。

Ryzen 7 5800H + RTX 3070 Laptopという構成で、17.3型の144Hz駆動液晶を搭載した、ミドルハイクラスのゲーミングノートPCが、16万円台(税込)というのは破格の安値だと思います。

Ryzen搭載ですが、シングルコアの性能が向上し、ゲーミング性能も悪くありません。多くのタイトルのゲームを快適にプレイできます。

ただ、144Hz駆動液晶ですが、残像がやや目立つので、勝ちにこだわったeスポーツゲームなどには、不足を感じるかもしれません。また、液晶の色域が狭いので、クリエイティブな用途にも向いていません。

液晶の見やすさにはあまりこだわらない方には、入手しやすい価格で、満足度は高いでしょう。また、外部モニターに接続して、PCのディスプレイはサブとして使うような方にもおすすめです。

 

コスパが非常に高いRTX 3070 Laptop搭載ゲーミングノートPC

ASUS TUF Gaming A17

特徴

  • Ryzen 7 5800H+GeForce RTX 3070 8GB
  • 17.3型の144Hz駆動液晶を搭載
  • ハイクラスのゲーミングノートPCが16万円台と安い

こんなあなたに

  • ハイクラスのゲーミングノートPCを安く入手したい方
  • スペック重視で、液晶にはそこまでこだわらない方
  • 価格16万円台[税込]~
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