AVG インターネット セキュリティのレビュー

更新日:2019年5月8日
アバストと合わせ世界最大規模のユーザー数に

AVG インターネット セキュリティは、無料版を利用するユーザーも多い、古くからの実績あるソフトウェアです。

マルウェア対策性能は、今までは可もなく不可もなくといった第3者機関での評価が多かったですが、2016年にアバストに買収され、双方の技術が集結することにより、性能が向上しています。

アバストと合わせると約4億人という世界最大規模の利用ユーザー数になり、新たな脅威の発見が早く、それに対応するのも早くなります。

セキュリティ関連の第三者テスト機関による関連アワードでの多くの受賞実績が、高い性能と信頼性を物語っています。

最新版では、AI技術が採用されたり、ランサムウェアに対する対応が強化されたりと、性能が向上しています。

公式サイトはこちら

目次

AVG インターネット セキュリティの特徴

最近の第3者機関での評価は比較的高い

第3者機関での評価は比較的高い

AVG インターネット セキュリティは、どの第三者機関でも比較的高い評価を得ています。

2013~2015年にかけて、どの第三者機関での調査も、可もなく不可もないような評価でしたが、2016年以降は評価が上がっているように見受けられます。

2016年にアバストに買収された影響もあると思います。AVGとアバストのユーザーを合わせると約4億人にもおよび、脅威検出、人口知能等による解析が迅速に行えるようになっています。


使いやすいインターフェイス

分かりやすいアイコン表示

象徴的なアイコン表示で、状態が非常に分かりやすい、ユーザー・インターフェースです。各機能の状態が一目で分かるようになっています。

また、基本的には設定を触る必要もないので、あまり詳しくない方でも問題なく使用できるでしょう。


機密データ シールド

機密データ シールド

AVG インターネット セキュリティは、新しい機能として、機密データ シールドを搭載しています。

これは、個人情報を守るための、新しい保護層です。この機能により、Windowsの他のユーザーなどの権限を持たない第三者やソフトから重要な個人情報のファイルを守ります。保護される情報は、職務経歴や健康記録など、個人情報の特定に関係するファイルです。これらのファイルを自動的に認識して、保護してくれます。

ただし、手動で特定のファイルを選択することができないので、重要だと思っているファイルが保護されない場合も考えられます。

サイレントモード搭載

サイレントモード搭載

新機能として、サイレントモードを搭載しています。

この機能をONにしておくと、登録しているアプリが全画面で実行されているときに、インターネット セキュリティからの通知が無効化され、仕事やゲームに集中することができます。


AIを活用したフィッシング検知

フィッシング脅威をブロック

AVG インターネット セキュリティは、AIを活用したフィッシング脅威検知機能を新たに搭載しています。

Webサイトを分析したり、デザインを検証することによって、危険の疑いがあるウェブサイトをブロックします。

これらの検知処理は自動で行われるので、特に意識することなく、ウェブ閲覧時の危険からの保護を得ることができます。

 

NASなどを運用している方は共有の有効化設定を

ファイアウォールの設定

AVG インターネット セキュリティをインストールすると、ファイアウォールの機能で、「Windowsファイル及び印刷共有の許可」、「Remote Desktop Connection」が未設定になっています。

ローカルネットワーク内でNASなどを使用している方や、リモートデスクトップが使えなくなる可能性があります。

その場合は、ファイアウォールの設定より、この設定を変更し、有効化して下さい。


 

マルウェア対策性能

AVG インターネット セキュリティのマルウェア(ウイルス、ワーム、ルートキットなど)の対策性能は"高い"と考えます。

防御層

AVG インターネット セキュリティの機能としては、「ウイルス対策」、「マルウェア対策」、「ルートキット対策」、「電子メールスキャナ」、「保護クラウド技術」、「コミュニティ保護ネットワーク」、「AVG リンクスキャナ」、「ソーシャルネットワーキング保護」、「スパム対策」、「AVG オンラインシールド」などがあります。

 

また、悪意のあるファイルがPCに侵入しようとしている場合、次のような流れで、マルウェアかどうかをチェックします。

AVG インターネット セキュリティ のマルウェアチェックの流れ

 

第3者機関による検出率

マルウェアからの保護力を確認しようとする場合、個人でハニーポットをしかけサンプルを集めても、限定的な結果にしかなりません。セキュリティソフトの検証を専門に行っている機関のデータを確認するのが、最も有効であり、ここでは、有名な第3者機関による評価結果を確認します。

他のセキュリティソフトについては、下のリンク先をご覧ください。

セキュリティソフトのマルウェア検出性能の比較

 

ここでは、代表的な調査結果として、まず、オーストリアのAV-Comparativesの評価結果を掲載します。下表のReal-World Protection Testは、Webサイトを閲覧中の実利用環境で、どの程度マルウェアを防ぐかをテストしたものです。過去3回の評価結果を見ると、成績は非常に優秀で、過去3回のテストについては、いずれもADVANCED+の評価です。加えて、このテストは無料版であるAVG アンチウイルスで行われています。有料版のAVG インターネットセキュリティだと、さらに高い保護力が期待できます。

AV-Comparatives | Real-World Protection Test
  2017年7~11月 2018年2~6月 2018年7~11月
保護率 99.6% 99.4% 99.6%
AWARD LEVELS
※AWARD LEVELSは、最高評価がADVANCED+(★★★)となります

 

次に、ドイツの独立機関であるAV-TESTの評価結果を確認します。2018年12月のテストでは「TOP Product」の認定を受けています。また、それ以外のテストでは「TOP Product」の認定を逃しているものの、十分高い評価です。「Performance」の項目での評価が影響して「TOP Product」を逃したのかと思われます。

ちなみに、このテストは有料版のAVG インターネットセキュリティで評価されています。

AV-TEST.org
  2018年10月 2018年12月 2019年2月
Protection 5.5 6 6
Performance 5.5 5.5 5.5
Usability 6 6 5.5
認定
※Protection:ウイルス、ワーム、トロイの木馬などマルウェア全般からの保護能力
※Performance:PCのスピードへの影響
※Usability:誤検出などPCの利便性を損なわないようにする能力
※各項目の最高点は、6点となります

 

以上のように、AVG インターネット セキュリティのマルウェアの対策性能は非常に高いと言えます。

動作の軽さ

動作の軽さは、第3者機関のデータおよび使用感から推察すると"やや軽い"といったところです。

当サイトでは、スキャン速度、メモリ使用量など、軽さに関するテストを8項目チェックしていますが、テストしたセキュリティソフトの中では、ほぼ真ん中の順番でした。こちらの調査結果の詳細は下のリンク先をご覧ください。

セキュリティソフトの軽さの比較

 

AV-ComparativeのPerformance Testsの結果を見ると、最近は"ADVANCED+"の最高評価を得ていました。ただし、このテストは、半分以上のセキュリティソフトが"ADVANCED+"となることもあり、テスト対象の全セキュリティソフトの中では、平均的だと思います。

AV-Comparatives | Performance Test
  2017年10月 2018年4月 2018年10月
AWARD LEVELS
※AWARD LEVELSは、最高評価がADVANCED+(★★★)となります

 

AV-TEST.orgの評価結果でも、比較的良いスコアになっています。

AV-TEST.org | Windows 10
  2018年10月 2018年12月 2019年2月
Performance 5.5 5.5 5.5
※Performance:PCのスピードへの影響
※各項目の最高点は、6点となります

 

ランサムウェア対策

イギリスの第3者機関であるMRG Effitasにて、2018年のQ1の結果を見ると、まずまずの性能です。

ただ、2018年のQ2以降は、テストされていません。最新の性能がどれほどなのか気になるところです。

最新版のAVG インターネット セキュリティには、ランサムウェアからの保護に特化した「ランサムウェア プロテクション」も搭載しています。ファイルの変更や削除ができるアプリをユーザー側が完全に制御できるので、以前よりもランサムウェアに対する防御力は上がっていると思われます。

「ランサムウェアからの保護」画面

 

なお、他のセキュリティソフトとのランサムウェア対策性能の比較は、下のページにまとめています。

セキュリティソフトのランサムウェア対策性能の比較

 

ネットバンキング保護

セキュリティソフトのオンラインバンキング保護技術を評価しているMRG Effitasの「Online Banking Certification / Q3 2017」を確認すると、凶悪なフィナンシャル・マルウェアに対してのテストでは、24時間以内に対応したものも含めると、100%対抗できているようです。また、ボットネットを使用したテストでも対応できています。ただ、シミュレーターを使ったテストでは、十分に対応できていない部分があります。そのため、AVG インターネット セキュリティのネットバンキング保護機能は"普通"だと考えられます。

残念ながら、2017年Q3以後は、MRG Effitasのテストに参加していないため、最新の保護性能については判断できません。

 

ネットバンキング保護に特化した機能ではありませんが、AVG インターネット セキュリティには、偽ウェブサイト シールド機能も搭載しています。ネットバンキングのIDやパスワードを盗むための偽のウェブサイトへの接続を回避することができます。

偽ウェブサイト シールド

 

各セキュリティソフトのネットバンキング保護技術の評価結果については、下のリンク先にまとめてありますので、詳細はこちらをご覧ください。

セキュリティソフトのネットバンキング保護性能の比較

 

Web脅威対策

AVG インターネット セキュリティのWebの脅威からの保護機能は"非常に高い"と考えます。

第3者機関によるAV-Comparativesの評価

AV-ComparativesのWebサイト閲覧中の保護能力を評価するReal-World Protection Tests(詳細は上で記載)では、過去3回のテストでは「Advanced+」の評価を得ています。

 

リンク スキャナー

AVG インターネット セキュリティには、リンク スキャナーという機能があり、ユーザーが閲覧しようとしているWebサイトへの通信をスキャンし、有害なウェブサイトへのアクセスを防止することが可能です。

リンク スキャナーは、Webブラウザ全体を参照しているわけではなく、Webサイトを表示する際に送信されるHTTP通信 (URL含む) を監視しています。従って特定のブラウザでのみ動作するのではなく、すべてのブラウザで動作可能です。FacebookやTwitterを含むすべてのリンクで機能します。

 

ウェブシールド機能

ウェブシールドの設定画面
ウェブシールドによって危険を回避

AVG インターネット セキュリティは、オンラインシールドという機能も持っています。この機能は、リンクスキャナのように通信を見るのではなく、Webページが表示される前にそのコンテンツをスキャンし、怪しいスクリプトやプログラムが含まれている場合に、そのページをブロックします。さらに、ダウンロードしたファイルがコンピュータに到着する前にスキャンを行います。ファイルに隠されているマルウェアなどからコンピュータを保護します。

また、新しい機能として、AIを活用したフィッシング脅威検知機能が搭載されています。ウェブサイトを分析したり、デザインを検証することで、危険のあるウェブサイトをブロックします。

画像のように、フィッシング詐欺サイトがウェブシールドによってブロックされました。

 

迷惑メール対策

第3者機関のAV-Comparativesによる2016年のAnti-Spam Testsによると、AVG インターネット セキュリティのアンチスパム機能は、平均以上の成績を収めています。

本ソフトウェア運用以前にメールボックスにある迷惑メールの削除機能は備わっていませんが、運用後は、97.81%の確率で迷惑メールを受信拒否できるとAnti-Spam Testsの報告にあります。

加えて、メール シールドには、若干の知識があれば細かく設定できる用意がされています。一方、アンチスパムの設定は、以前よりもシンプルになっています。

メール シールド

メール シールドの設定画面

 

アンチスパム

アンチスパムの設定画面

 

その他のセキュリティソフトの迷惑メール対策性能については、こちらをご覧ください。

セキュリティソフトの迷惑メール対策性能の比較

 

脆弱性対策

AVG インターネット セキュリティは、PC内をスキャンし、脆弱性のあるアプリを洗い出すような機能はありません

 

ファイアウォール

AVG インターネット セキュリティのファイアウォール機能は、残念ながらデフォルトでは低いと考えられます。

第3者機関Matousecが行う、パソコンからインターネットへ情報が漏れる(リーク)テストでは、AVG インターネット セキュリティは7%というかなり低いスコアしか出しておらず、Not recommended(お勧めしない)という評価を受けています。ただし、これはデフォルトで設定されている自動フィルタによるテストと思われます。ユーザーに知識と経験があれば、自ネットワーク用に高度な設定ができる機能が用意されており、強力なファイアウォールを構築できます。

ファイアウォール設定では細かくカスタマイズが可能

 

ID・パスワード管理

AVG インターネット セキュリティには、ID・パスワード管理機能は実装されていません。

 

ペアレンタルコントロール

AVG インターネット セキュリティにはペアレンタルコントロール機能は実装されていません。

他ソフトの詳細な結果は、下のリンク先をご覧ください。

セキュリティソフトのペアレンタルコントロール機能の比較

 

その他の機能

ウェブカメラ プロテクション

マルウェア等の危険の一つとして、ウェブカメラが乗っ取られて、のぞき見されるという危険があります。

ウェブカメラ プロテクションの機能により、不正なアプリによりウェブカメラが乗っ取られることを防ぐことができます。もし、Webカメラを全く使用することがないのであれば、「情けは無用です」のモードに設定しておけば、カメラを使用しようとするすべてのアプリをブロックします。

ウェブカメラ プロテクションの設定画面

 

機密データ シールド

AVG インターネット セキュリティには、機密データ シールドという機能があります。

1台のWindowsPCに複数のアカウントがある場合でも、重要な機密ファイルを他のWindowsアカウントを使用しているユーザーによって開かれることを防ぐことができます。

ただし、機密データのファイルを自分で指定することはできません。AVG インターネット セキュリティがスキャンを行い、機密データだと認識したファイルを保護してくれます。

機密データシールドの設定画面

 

ファイル抹消

Windows上のファイルは、ごみ箱に入れて削除しても、簡単に復元されてしまいます。そのため、機密性の高いデータは、シュレッダーにかけるように、安全に削除する必要があります。AVG インターネット セキュリティのファイル抹消の機能を使用すると、安全にデータを削除することができます。

削除したいファイルを右クリックして、「AVGを使用して抹消する」を選択することでも、削除することが可能です。

ファイル抹消の画面

 

AVG PC TuneUP

AVG インターネット セキュリティは、PCを解析し、レジストリ エラー、不要なアプリ、不要なファイルなどをチェックすることが可能です。ただし、問題を修正するためには、「AVG PC TuneUp」という有料ソフトを別途購入する必要があります。

ただし、「AVG PC TuneUp」は、以前脆弱性が発見されており、使うにはためらいがあります(詳細はこちら)。また、値段も決して安くないです。

パフォーマンスの向上のためのスキャンが可能
問題修正にはAVG PC TuneUpの購入が必要

 

操作画面

メイン画面

AVG インターネット セキュリティのメイン画面は図のようになっています。

画面構成は大変シンプルで、大きな括りで5個の機能の設定呼び出しがそのままボタンになっています。

AVG インターネット セキュリティのメイン画面

 

「コンピュータ」の画面

メイン画面で「コンピュータ」をクリックしたときの画面です。

ここで、リアルタイムでPCを保護するための機能である、ファイルシールドと挙動監視シールドの[開始]と[停止]ができます。

「コンピュータ」の画面

 

「ウェブ&メール」の画面

メイン画面で「ウェブ&メール」をクリックしたときの画面です。

この画面で、ウェブ シールド、メール シールドの[有効][無効]を設定できます。

「ウェブ&メール」の画面

 

「ハッカーの攻撃」の画面

メイン画面で「ハッカーの攻撃」をクリックしたときの画面です。

この画面で、ファイアウォール、ランサムウェア プロテクションの[有効][無効]を設定できます。

また、ファイアウォールのオプション設定や、ランサムウェア プロテクションの動作設定画面を行うこともできます。

「ハッカーの攻撃」の画面

 

「支払」の画面

メイン画面で「支払」をクリックしたときの画面です。

この画面で、アンチスパム、偽ウェブサイト シールドの動作設定を行うことができます。

ただし、アンチスパムは手動でインストールする必要があります。

「支払」の画面

 

「メニュー」の画面

メイン画面で、右上の「メニュー」をクリックしたときの画面です。

設定、サイレントモード、隔離ファイル、ファイル抹消、サポート、ヘルプにリンクしています。

「メニュー」の画面

 

サポート

問い合わせは、基本的にフォームから行うようです。電話サポートの情報は見つかりませんでした。

問い合わせ窓口:AVG-個人向け製品のサポート

電話対応時間:不明

 

価格

価格は下表のようになっています。

以前は、1台版、3台版がありましたが、現在は台数無制限となっています。複数年版もありますが、別にお得ではなく、特にメリットもなさそうなので、単年版でよさそうです。

導入するデバイスが少ない時や、複数年版を購入する場合は、他のセキュリティソフトに比べて割高になるようです。

AVG インターネット セキュリティ
台数 年数 価格
無制限 1年 7,980円
2年 15,980円
3年 23,980円

 

無料版との違い

AVGと言えば、無料版の「AVG AntiVirus FREE」が有名ですが、AVG インターネット セキュリティと無料版の違いは次の通りです。

たまにしかインターネットを使わない、メールぐらいしかしないという場合は、無料アンチウイルスでもよいかもしれませんが、やはり有料版の方が保護力が高いです。

機能比較
  無料アンチウイルス インターネットセキュリティ
ウイルス対策
マルウェアをブロック
脅威をブロック
危険なリンク、ダウンロードをブロック
パフォーマンススキャン
PCのパフォーマンスの問題をスキャン
自動更新
セキュリティを自動的に最新の状態に更新
ランサムウェア対策
個人用フォルダを保護
 
ウェブカメラ保護
ウェブカメラ経由ののぞき見を防止
 
強化ファイアウォール
外部からの攻撃をブロック
 
偽サイト回避
ネットショッピングやバンキングの保護
 

 

無料版

古くから人気の無料版は現在も用意されており、こちらからダウンロードできます。

 

まとめ

AVG インターネット セキュリティは、アバストに買収されたことで、アバストと合わせると利用ユーザー数が4億人にもなり、世界最大規模の脅威検出ネットワークを持つようになりました。

そのため、驚異の検出が早く、また検出された新たな脅威はクラウド上へ送られ解析され、即座に対応されます。最新の脅威に対し迅速な対応を取れることは大きな強みだと思います。

リンクスキャナやウェブ シールド機能により、Webからの脅威にも強いと思われます。

台数無制限で使用できるようになったので、家族でたくさんのデバイスを使用している場合はお得度が増します。

他の有名な有料セキュリティソフトよりも、若干サポートが心もとないのがウィークポイントです。

無料体験版

30日間無料体験版もあります。

無料体験版はこちら

購入はこちら

AVG インターネット セキュリティは、以下のメーカーサイトから購入できます。

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関連ページ

他社のセキュリティソフトとの比較はこちらをご覧ください。