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dynabook、法人向けの軽量2-in-1 PC dynabook V83/HSに5G搭載モデルを追加

CPU | Core i7-1185G7 Core i7-1165G7 Core i5-1145G7 Core i5-1135G7 |
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メモリ | 8GB / 16GB |
ストレージ | PCIe SSD |
液晶サイズ | 13.3インチ |
液晶種類 | FHD IGZO 非光沢 |
質量 | 約979g |
バッテリー | 約24時間 |
WWAN | 4G / 5G対応 |
価格[税込] | 41万円台~ |
dynabookから販売されている、法人向けの軽量2-in-1 PCであるdynabook V83/HSに、5G対応モデルが追加されました。
約979gと非常に軽い13.3型のコンバーチブル型で、5Gにも対応したことで、より快適に使用できるビジネスPCとなりました。
ベースとなっているのは個人モデルのdynabook VZ/HPだと思いますが、LTEや5G対応、vProプロセッサーを選択できるのは、法人モデルのdynabook V83/HSだけです。
ビジネスPCとして、完成度が非常に高いと思いますが、価格も高いです。
製品の特徴
約979gと軽い13.3型2-in-1 PC
dynabook V83/HSは、質量が約979gと非常に軽い、13.3型のコンバーチブル型PCです。

現在販売されている13型クラスのコンバーチブル型PCとの質量を比較したグラフを見ると、その軽さが分かります。しかも、LIFEBOOK WU3/F1が、50Whバッテリーを搭載時に約989gで、最大約23時間のバッテリー駆動が可能なのに対して、dynabook V83/HSは、バッテリー容量は不明(dynabook VZ/HPは約54Wh)ですが、約979gで、最大約24時間のバッテリー駆動が可能となっています。長時間バッテリー駆動できる機種としては、現時点でトップクラスの軽さです。
日常的に持ち運ぶ方、外で作業をすることが多い方に適しています。また、自在に変形できるので、ビジネスシーンのあらゆる場面で使用しやすいです。
dynabook VZ/HPをベースにした法人向けPC
dynabook V83/HSは、質量やボディ形状、その他の特徴などが、dynabook VZ/HPとよく似ています。dynabook VZ/HPをベースにした法人向けモデルだと思います。
多くの点で共通している部分があるので、dynabook VZ/HPのレビューも参考にしてください。(ただし、dynabook VZ/HPはLTEには対応していないなど、一部異なる部分があります)
なお、dynabook V83/HSは41万円台からと非常に高いですが、個人向けのdynabook VZ/HPは13万円台から購入できます。
5Gを選択可能に
dynabook V83/HS自体は、すでに販売されている機種ですが、2021年9月2日からは5G対応通信モジュールの選択が可能となりました。
ただし、4G LTEのワイヤレスWAN対応は28,600円なのに対して、5G対応ワイヤレスWAN対応は105,600円と高額です。

充電式のアクティブペンが付属
dynabook V83/HSには、下の画像のような充電式のアクティブペンが付属します。ペンは、本体収納タイプではありません。

vPro対応CPUを選択可能
dynabook V83/HSは、法人向けのモデルだけあって、CPUにはvPro対応のプロセッサーも選択できます。選択できるCPUの仕様は、下表のようになっています。
Core i7-1185G7 | Core i7-1165G7 | Core i5-1143G7 | Core i5-1135G7 | |
製造プロセス | 10nm SuperFin | |||
コア / スレッド数 | 4 / 8 | |||
cTDP-up周波数 | 3.0 GHz | 2.8 GHz | 2.6 GHz | 2.4 GHz |
cTDP-down周波数 | 1.2 GHz | 1.2 GHz | 1.1 GHz | 900 MHz |
ターボブースト時 | 4.8 GHz | 4.7 GHz | 4.4 GHz | 4.2 GHz |
キャッシュ | 12MB | 8MB | ||
Operating Range | 12W~28W | |||
グラフィックス | Intel Iris Xe | |||
グラフィックス 最大動的周波数 |
1.35 GHz | 1.3 GHz | ||
グラフィックス 実行ユニット |
96 | 80 | ||
vPro | 対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 |
4K画質の約800万画素カメラを搭載
dynabook V83/HSは、キーボード面の上部に、4K画質に対応した約800万画素のカメラを搭載しています。下の画像の、赤丸で囲った部分にカメラが配置されており、タブレット形状にした時に、リアカメラとして使用できます。

インターフェースなど
インターフェースは、下の画像の通りです。USB3.1、USB4 Type-C(Thuderbolt 4対応)x2、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。
軽量化のためだと思いますが、ビジネスPCに搭載されていることが多いLANポートは省かれています。


セキュリティ機能としては、指紋センサー、顔認証センサーを選択できます。
購入先
dynabook V83/HSは、下記のdynabook公式サイトで詳細を確認できます。法人モデルなので、購入時は下記のページからWebで問い合わせをするようになっています。
dynabook公式サイト

1975年生まれ。電子・情報系の大学院を修了。
2000年にシステムインテグレーターの企業へ就職し、主にサーバーの設計・構築を担当。2006年に「the比較」のサイトを立ち上げて運営を開始し、2010年に独立。
毎年、50台前後のパソコンを購入して検証。メーカーさんからお借りしているパソコンを合わせると、毎年合計約150台のパソコンの実機をテストしレビュー記事を執筆。
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