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【TGS 2017】東京ゲームショウ 2017 会場レポート
「さあ、現実を超えた体験へ。」東京ゲームショウ 2017 開幕!
ゲームは “遊び" から “体験" へ
こんにちは!the比較のゲーム記事関連担当の"つむじ"です。
今年もゲームの祭典「東京ゲームショウ 2017」が9月21日から24日にかけて開催されました。『さあ、現実を超えた体験へ。』をテーマに、各社から最新のゲームやデバイスが数多く出展され、かつてない盛り上がりとなりました。
今年はコンシューマー向けやスマートフォン向け、PC向けタイトルの発表だけでなく、VRを使った全く新しいゲーム体験ブースも増えており、驚きの連続でした。また日本HPやRazer、DELLやMSIなどPCデバイス関連もさらに増え、PCゲーム市場もさらに拡大したように思えます。
さらに「e-Sports X」ではFPSや格闘ゲームだけでなくMMOやスマートフォンゲームなど様々なジャンルのゲームの大会が行われるなど、国内でもe-Sportsをもっと盛り上げようという気概が感じられました。
特に今年のTGSはカプコンの「モンスターハンター:ワールド」やコナミの「ラブプラス EVERY」のブースが常に長蛇の列で人気を集めており、また、ほかのタイトルブースも、試遊コーナーは常に列が作られており、皆さんしっかりとゲームをプレイされていました。
どのタイトルもグラフィックスの向上やVRの導入など、ますます進化していき、ゲームはまさに“遊び"から“体験する"に変わったと感じたTGSでした。
筆者はビジネスデイである21日、22日と会場に行ってきたので、2日間の様子を写真と一緒にご紹介します。
ソニー・コンピュータエンタテインメント
ソニー・コンピュータエンタテインメントブースで一際目を引いていたのが、正面のショーケース内にディスプレイされたアンドロイドたち。微動だにしないどころか、眉ひとつ動かさないので「なんともリアルなアンドロイドだ!」と思いながら撮影していたら実は人間。「これは本物の人間が演じているんだ!」と気づくのには結構時間がかかりました。これはアンドロイドの世界を描いたアドベンチャー「Detroit Become Human」のプロモーションだそうです。
話題の「モンスターハンター:ワールド」コーナーでは試遊が可能なほか、こんがり肉を焼くことができるフォトスポットがあります。実際の協力プレイ映像は上のモニタで公開されていたので、立ち見の人も数多くいらっしゃいました。
PlayStation VR試遊コーナーでは「サマーレッスン」の新キャラクター新城ちさとに会えたり、「The Elder Scrolls V: Skyrim」のVR版などが遊べます。特にすごかったのが「グランツーリスモSPORT」のVRコーナー。レーシングチェアに乗り込みハンドルコントローラーで操作するので、まるで本物のレーシングカーに乗っているような気分でした。
そのほかにも「ドラゴンズクラウン・プロ」や「大神 絶景版」、「コール オブ デューティ ワールドウォーII」や「CODE VEIN(コードヴェイン)」など数多くの最新タイトルが楽しめました。
カプコン
カプコンブースではビジネスデイ初日である21日発売の「マーベル VS. カプコン:インフィニット」の試遊コーナーが大きく目立ちます。格闘ゲームファンである筆者は早く帰ってプレイしたいという気持ちを抑えつつ、クリアファイルがもらえるということで試遊。前作ほどのキャラクター数はないものの、コンボの爽快感と創作感は向上していると思います。ただグラフィックは前作のアメコミ風が良かったですね。
また今年の目玉でもあるカプコンのシリーズ最新作「モンスターハンター ワールド」も試遊プレイ。かなり早めに並んでも50分待ちという人気っぷりでした。ブース内はモンスターハンターの世界となるジャングル一色で、巨大なモンスターのフォトスポットも。
久しぶりとなる据置機でのモンハンですが、思っていた以上に完成度が高くて驚きでした。グラフィックも美しくモンスターの迫力、マップの凹凸した三次元感もすごく良いですね。何よりシームレスによるマップ移動がモンハンシリーズにおいては新鮮です。PCゲーマーとしてはPC版でも発売してくれるとうれしいのですが・・・発売が待ち遠しいです。
そのほかにも「デッドライジング4 スペシャルエディション」やNintendo Switch版「バイオハザード リべレーションズ」、ガラス越しの体感恋愛アドベンチャー「囚われのパルマ」、毎年恒例「東京マルイ シューティングレンジ」なども出展されていました。女性に向けた、彼と会えるVR面会「囚われのパルマ」に関しては、カプコンこんなのも作るんだ・・・とちょっと驚きでした。
セガゲームス
セガゲームスブースで最も目立つ「龍が如く」エリアでは、「龍が如くONLINE」、「龍が如く 極2」、そして最近発表されたばかりの「北斗が如く」が出展。試遊できるのは「龍が如く 極2」だけでしたが、ムービーシアターやフォトスポットが設置されていました。
試遊コーナーにはアトラスの作品もあり、「ドラゴンズクラウン・プロ」や、「D×2 真・女神転生リベレーション」、「ソニックフォース」、「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」、「ファンタシースターオンライン2」などが遊べます。
ソニックファンである筆者は「ソニックフォース」をプレイ。過去作の「ソニック ワールドアドベンチャー」を継承進化したような、3Dを音速で駆け巡るスピード感と爽快感で、プレイしていてとても気持ち良いですね。発売が待ち遠しいです。
「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」はなぜそのアニメとコラボしたのか謎ですが、私は小さい頃ゲームセンターでよくバーチャロンをプレイしていたので、懐かしさとしては期待作ですね。またヴァニラウェア作品のファンでもあるので、最新作である「十三機兵防衛圏」にも期待が高まります。
スクウェア・エニックス
巨大モーグリと巨大スライムが目立つスクウェア・エニックスブースでは、「ディシディア ファイナルファンタジー NT」やFFシリーズ30周年を記念して発売される「いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY」の他「サイコブレイク2」なども試遊できます。
スマートフォン向けアプリである「ファイナルファンタジーXV:新たなる王国」コーナーも、大きく併設されており、限定グッズがもらえる巨大ガチャなどもありました。
「ファイナルファンタジーXIV」コーナーでは、2017年10月31日配信予定のDLC「FFXV オンライン拡張パック:戦友」の試遊ができます。また会場内のプレイヤー同士でパーティを組んで戦う8人×8人の対人戦「ザ・フィースト」が実施されていました。対戦の様子は頭上のモニタで観戦できたので、かなりの立ち見客でごった返していました。勝ったチームには特製Tシャツが貰え、負けてもリストバンドが貰えるということでかなりの人気コーナーです。
また来年配信される「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」が4K液晶ディスプレイで設置されており、FINAL FANTASY XV仕様の真っ白なPCも飾られていました。
巨大なモーグリが目立つスクエニブース
コナミデジタルエンタテインメント
コナミデジタルエンタテインメントブースでは、常に男性の大行列が出来ていたのが「ラブプラス EVERY」コーナー。スマートフォン向けとして新たに登場した「ラブプラス EVERY」は、TGS限定としてモバイルVRで体験ができます。
これを女子高生(制服を着たコンパニオンさん)に優しく教えてもらいながら試遊できると言うのだから、それはもう人気が出ないわけがありません。あまりにも凄まじい大行列だったので、筆者は断腸の思いで見送りましたが、今冬のリリースがとても楽しみです。
そのほかにも「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS」コーナーでは、ジェフティのコックピットを模したPSVR体験が可能でした。また撮影禁止ではありましたが、「METAL GEAR SURVIVE」試遊コーナーは意外と人気でした。
この両タイトルはPCであるSTEAMからも配信予定というのは驚きですね。特に「Z.O.E」はPlayStation 2の頃に好きになったタイトルでもあるので発売が楽しみです。
コーエーテクモゲームス
コーエーテクモゲームスブースでは、三國無双シリーズ最新作である「真・三國無双8」や「ファイアーエムブレム無双」、アトリエシリーズ最新作である「リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~」などが試遊可能となっています。
またコーエーと言えば信長の野望ということで、最新作である「信長の野望・大志」も出展されていました。こちらは事前登録者のみの試遊となっていたのが残念です。
そのほかにもリリース中であるスマホゲーム「信長の野望 俺たちの戦国」、「拡張少女系トライナリー」、「信長の野望201X」などが出展されており、試遊することでキャラクター缶バッチが貰えます。
「真・三國無双8」コーナーのフォトスポットには「なりきり武将パネル」が設置されており、美人コスプレーヤーさんが写真を撮らせてくれます。
「真・三國無双8」一色のコーエーテクモゲームスブース
DMMゲームス
DMMゲームスでは新作スマホゲーム「デスティニーチャイルド」先行プレイができるほか、Live2Dで躍動するチャイルド達を大画面で観ることができます。
独特な世界観を放つ陰陽師ブースでは、シリアルカードが手に入るおみくじを引くことができ、刀剣乱舞のARアプリを使ったシアターも設置されていました。またビジネスデイ当日に配信が開始された「テラバトル2」ブースではPC版での共闘が試遊できます。
さらに大きく設置された話題の
「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」コーナーでは、最後の5人になるまで生き残ると、限定ドン勝Tシャツが貰えるPUBGチャレンジが実施。腕に自信のある猛者が数多く並んでおり、筆者もチャレンジしましたが、Tシャツは貰えず・・・。せめてキーコンフィグができていれば・・・。
WARGAMING JAPAN
今年で5回目の出展となるWARGAMING JAPANブースでは「World of Tanks」をはじめ、新作タイトルである「Total War:ARENA」が出展されていました。
ビジネスデイの2日目となる9月22日には毎年恒例となる「推奨PCメーカー対抗トーナメント」が実施。試合内容は見られなかったものの、PCメーカーでトップになったチームはツクモの「G-GEAR」だそうです。
「World of Tanks」試遊コーナーでは当サイトでもレビューしたマウスコンピュータの「LITTLEGEAR」が使用されており、コンパクトながらも性能の高さを見せつけてくれていました。
D3 パブリッシャー
D3 パブリッシャー ブースでは、シリーズ最新作である「地球防衛軍5」や「地球防衛軍4.1 ウイングダイバー・ザ・シューター」、そのほか「バレットガールズ ファンタジア」や「しあわせ荘の管理人さん。」などなど、なんと出展タイトルすべてが試遊台でプレイできます。ステージ横には地球防衛軍5に登場する「ギガンティック・アンローダー バルガ」が設置されており、ペダルを漕いで充電する「バルガ充電チャレンジ」なるものが実施されていました。どの挑戦者も顔を真っ赤にして必死に漕いでいたので、ノベルティ目当てでチャレンジするにしてはかなり厳しいのかも。
23/7 トゥエンティ スリーセブン
「23/7 トゥエンティ スリーセブン」ブースでは、ゲームに登場する武器を持ちながらコスプイヤー達と撮影できるフォトスポットや俳優の松平 健さんを招いたコスプレイベントを実施。「23/7 トゥエンティ スリーセブン」とは、「9時」が消滅した世界で時間を操作する現代ファンタジーRPGで、スマートフォン向けに配信予定のタイトル。コスプレもレベルが高く、この1タイトルにかなり気合の入ったブースでした。
Extractor.live
Live配信プラットフォームとなる「Extractor.live」ブースでは人気インフルエンサーたちが実際に「Extractor.live」を使ってブースからゲーム実況生配信。プレイしていたタイトルは「「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT DX(TM)」やスマートフォンアプリの「ロードオブダイス」、「ライトバイク2」など。ブース内はピカチュウが来ており、大勢のファンたちに囲まれていました。ピカチュウが可愛すぎます。
Flyhigh Works
スマートフォン向けアプリのファンタジーリズムゲーム「DEEMO」で有名な「Flyhigh Works」ブースでは、Nintendo Switchにて発売予定のタイトル「Deemo」や「スチームワールドディグ2」、「ピコンティア」などが試遊できます。どのタイトルもインディーズゲームらしい良さを持った世界観で、特に外国の方に人気でした。個人的には「ピコンティア」が古き良き2DRPGの雰囲気を作り出していて、好きなタイトルですね。
Xperia
Xperiaブースではスマートフォン「Xperia XZ Premium」を使って、最新ゲームの“PS4リモートプレイ”や、壁やテーブルなどに投影したスクリーンをタッチで操作できるゲームが試遊できます。そのほかFFや龍が如くなど、東京ゲームショウの人気ゲームキャラクターとコラボしたXperiaシリーズ用のスマートフォンケースを展示。今年はコンパニオンさんが水着を着てお風呂に入るイベントがなかったので残念でした。
Twitch
今年単独初出展となるTwitchブースでは、何やら「パートナーラウンジ」と呼ばれるカフェのようなエリアがあり、中には椅子やくつろげるソファなどがありました。どうやら関係者しか入れないようで、我々は外から眺めるだけという謎のブース。ステージでは人気ゲーム配信者が登壇し、ゲーム紹介やゲーム配信などが行われていました。ブース裏には「H1Z1」のゲームの試遊台があります。
モンスターエナジー
今年もモンスターエナジーブースでは「モンスターエナジー」が無料で配布。TGS会場を歩き疲れたところにオアシスとなるモンスターエナジーブースが緑色に妖しく光ります。配られていたのは新味となる「モンスターエナジーアブソリュートリーゼロ」。カロリーゼロのモンスターエナジーで、味もすっきりしていて美味い。疲れた身体にさらにブーストをかけてくれます。またブース内では「アサシンクリード オリジンズ」とのコラボキャンペーンで、わずか4台ですが試遊台が設置されていました。
そのほかのブース
そのほかにも、4Gamerブースではなぜかプロレスが開催されていたり、屈強な男たちが構える「LET IT DIE」コーナーでは18歳入場制限によるポールダンスが行われていたり、ロマンスゲームコーナーでは挙式が行われていたりと、ゲームショウとは思えない困惑するようなイベントも多数ありました。
イベントホールでは肉を中心としたご当地メニューが集まるフードコートがあり、腹を空かせた亡者たちがわらわらと行列を作っていました。何より一番人気だったのがステーキ丼で、ローストビーフ丼や牛タン丼などもありました。筆者はステーキ丼を頬張りました。
ほかにもまだまだ紹介仕切れないほどのイベントやブースがありましたが、書き切れないので割愛。ゲームが大好きという方は是非とも来年、会場に足を運んでみてください。
ブシロードブース
4Gamerブース でのプロレス
乙女チックパズル「ピタッチ!」
GAME ART×AQUA ブース
kongzong ブース
18禁の「LET IT DIE」コーナー
女性で賑わうロマンスゲームコーナー
グリーとレジーナエンターテインメントブース
ご当地メニューが集まるフードコート
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