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MSI、インテルおよびAMD版Copilot+ PC準拠 AI PCを発売

MSIから、最新CPUを搭載し、「Copilot+ PC」に準拠したノートPC、4機種5モデルが発表されました。2024年10月17日から順次販売開始予定となっています。
最新のインテル「Core Ultra シリーズ2」を搭載するPCが2機種、AMDの「Ryzen AI 300シリーズ」を搭載するPCが2機種となります。
公式サイト(Core Ultra シリーズ2)
公式サイト(Ryzen AI 300)
インテル Core Ultra(シリーズ2)搭載の新機種
Prestige 13 AI+ Evo A2VMシリーズ
「Prestige 13 AI+ Evo A2VMシリーズ」は、13.3型で、質量が約990g、厚みが約16.9mmと、軽量&スリムなボディで、持ち運びがしやすいモバイルノートPCです。
本機器は、2024年10月17日(木)より順次発売開始の予定となっています。
外観と、主な仕様は以下の通りです。


Prestige-13-AI+Evo-A2VMG-6403JP | Prestige-13-AI+Evo-A2VMG-4889JP | |
CPU・メモリ | Core Ultra 9 288V・32GB | Core Ultra 7 258V・32GB |
GPU | Intel Arc 140V GPU (CPU内蔵) | |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD | |
ディスプレイ | 13.3型 有機EL 光沢 | |
QWXGA+(2880x1800) DCI-P3 相当 |
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キーボード | シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード | |
Webカメラ | 500万画素(顔認証対応)、プライバシーシャッター付き | |
バッテリー | 75Wh 最大14時間(JEITA 3.0 動画再生時) 最大23時間(JEITA 3.0 アイドル時) |
|
サイズ | 299×210×16.9mm | |
質量 | 約990g |
上の表のような2つのモデルがあります。上位モデルでは、最大48TOPSのNPUを内蔵し、「Core Ultra (シリーズ2)」の中でも最上位となる「Core Ultra 9 288V」を搭載しています。パフォーマンス重視なら「Core Ultra 9 288V」、モバイルノートPCとしてのバランス重視であれば「Core Ultra 7 258V」といった感じで、用途に合わせて選ぶことができます。
省電力性能の高いプロセッサーに加えて、75Whと容量の大きなバッテリーを搭載しているので、出先でもバッテリー残量を気にせず作業を行うことができるでしょう。
ディスプレイは、QWXGA+(2880x1800)と解像度が高い、有機ELディスプレイです。DCI-P3相当と色域も広いので、精細で色鮮やかな美しい表示が可能です。外出先での、画像や動画の編集ソフトを使った作業にも活用できそうです。
ポート類には、Thunderbolt 4 Type-C(USB PD対応)x2、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。周辺機器との接続に関しても、不足はないでしょう。

Summit 13 AI+ Evo A2VMシリーズ
「Summit 13 AI+ Evo A2VMシリーズ」は、コンバーチブル型の2-in-1 PCです。約360度回転するヒンジにより、用途や場所に合わせて自在に変形することができます。13.3型で、質量は約1.35kgと、上記の「Prestige 13 AI+ Evo A2VMシリーズ」よりは重いですが、十分扱いやすい質量に収まっており、持ち出して使用することもできます。
「Summit 13 AI+ Evo A2VMシリーズ」は、2024年10月25日(金)より順次発売開始の予定となっています。
外観と、主な仕様は以下の通りです。
インクブラックのボディに、サイドはゴールドのカラーリングで、かっこいいです。


Summit-13-AI+Evo-A2VMTG-4779JP | |
CPU・メモリ | Core Ultra 7 258V・32GB |
GPU | Intel Arc 140V GPU (CPU内蔵) |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
ディスプレイ | 13.3型 タッチ対応 光沢 |
WUXGA(1920x1200) | |
キーボード | シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード |
Webカメラ | 207万画素(顔認証対応)、プライバシーシャッター付き |
バッテリー | 70Wh 最大24時間(JEITA 3.0 動画再生時) 最大30時間(JEITA 3.0 アイドル時) |
サイズ | 300.2×222.25×16.2mm |
質量 | 約1.35kg |
その他 | MSI Pen 2付属 |
最大47TOPSのNPUを内蔵する、「Core Ultra 7 258V」を搭載しています。大容量の70Whバッテリーを備えており、バッテリー駆動時間が長いです。極端に重い作業を行うのでなければ、出先で丸一日作業を行うような場合でも、バッテリー残量を気にする必要はなさそうです。
ディスプレイは、標準的な解像度のWUXGA液晶です。タッチ対応なので、指での操作や、付属のMSI Pen 2を使った手書き入力などを行うことができます。また、メーカーサイトを確認すると、100% sRGBとなっていたので、写真や動画をオリジナルに近い鮮やかな色で表示することができると思います。
ポート類は、下図の通りです。Thunderbolt 4 Type-C(USB PD対応)x2、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMIを備えており、不足のないポート構成です。

AMD Ryzen AI 300シリーズ搭載の新機種
Stealth A16 AI+ A3XVシリーズ
「Stealth A16 AI+ A3XVシリーズ」は、スリムで、軽めのボディが特徴的なゲーミングノートPCです。16型のボディに、Ryzen AI 9 HX 370 + GeForce RTX 4070と高性能パーツを搭載しながら、厚みは約19.95mm、質量は約2.1kgと、一般的なノートPCに近い薄さと軽さです。
持ち運びがしやすいゲーミングノートPCが欲しい方や、移動先で本格的な作業を行いたいクリエイターにおすすめの機種です。落ち着いたデザインなので、ビジネスシーンでも使いやすそうです。
「Stealth A16 AI+ A3XVシリーズ」は、2024年10月17日(木)より順次発売開始の予定となっています。
外観と、主な仕様は以下の通りです。


Stealth-A16-AI+A3XVGG-6303JP | |
CPU | AMD Ryzen AI 9 HX 370 |
GPU | GeForce RTX 4070 |
メモリ | 32GB LPDDR5X |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
ディスプレイ | 16型 有機EL 光沢 |
WQXGA(2560x1600) 240Hz、DCI-P3 相当 |
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キーボード | SteelSeries Per-Key RGB 日本語キーボード |
Webカメラ | 207万画素(顔認証対応)、プライバシーシャッター付き |
バッテリー | 99.9Wh 最大12時間(JEITA 3.0 動画再生時) 最大18時間(JEITA 3.0 アイドル時) |
サイズ | 355.8×259.7×19.95mm |
質量 | 約2.1kg |
「Ryzen AI 9 HX 370」+ GeForce RTX 4070(最大グラフィックスパワー:105W)という構成なので、スリムなボディながら、高めのゲーミング性能を期待することができるでしょう。移動先でも、本格的なゲームプレイが可能だと思います。また、RTX 4070だけでも、321TOPSと高いAI処理性能を備えているため、ローカル環境でAIを使った処理を行いたい方にも適しています。
ディスプレイは、WQXGA(256x1600)の16型有機ELディスプレイです。240Hzのハイリフレッシュレートに対応しているので、eスポーツタイトルなど、競技性の高いゲームを勝利にこだわってプレイすることもできるでしょう。また、高めの解像度で、DCI-P3相当と広色域広いので、画像・動画の編集作業や、3DCG作成など、負荷の高いクリエイティブワークに対する適性も高いです。
「Stealth A16 AI+ A3XVシリーズ」のポート類構成は、下図の通りです。USB4 Type-C(映像出力、USB PD対応)、USB3.2 Gen2 Type-C x2、HDMI、LANポート(2.5Gbps)を備えています。

Summit A16 AI+ A3HMシリーズ
「Summit A16 AI+ A3HMシリーズ」は、16型の大画面を搭載したコンバーチブル型2 in 1 PCです。
大きな画面で効率よく作業を行うことができます。大型なので、外に持ち出したり、片手持ちで使用するのにはあまり向いていませんが、タブレット形状にするとアクティブペンを使った手書き入力がしやすくなります。自在に変形することができるので、机以外の場所でも作業をすることができますし、ソファーやベットの上でネット閲覧や動画視聴を行うといった使い方もしやすいです。
「Summit A16 AI+ A3HMシリーズ」は、2024年10月25日(金)より順次発売開始の予定となっています。
外観と、主な仕様は以下の通りです。


Summit-A16-AI+A3HMTG-6203JP | |
CPU | Ryzen AI 9 365 |
GPU | AMD Radeon 880M (CPU内蔵) |
メモリ | 32GB LPDDR5X |
SSD | 1TB M.2 NVMe SSD |
ディスプレイ | 16型 タッチ対応 光沢 |
WQXGA(2560x1600)、165Hz | |
キーボード | シングルカラーバックライト内蔵日本語キーボード |
Webカメラ | 207万画素(顔認証対応)、プライバシーシャッター付き |
バッテリー | 82Wh 最大11時間(JEITA 3.0 動画再生時) 最大16時間(JEITA 3.0 アイドル時) |
サイズ | 358×258.55×17.35mm |
質量 | 約2.1kg |
その他 | MSI Pen 2付属 |
「Ryzen AI 9 365」、32GBメモリ、1TB SSDと余裕のあるスペックです。複数のアプリを同時に立ち上げて作業するような場合でも、快適に動作すると思います。
ディスプレイは、WQXGA液晶です。解像度が高めなので、1画面を広く使うことができ、複数のウィンドウを並べて効率よく作業を行うことができます。16型と大きめなので、100%スケール表示でも文字はそこまで小さくなりません。
MSI Pen 2が付属しており、ペンを使った手書き文字入力や、スケッチなども行うことができます。メーカーサイトでは、100% DCI-P3となっており、色域も広そうです。液タブとまではいきませんが、簡単なイラスト制作などにも対応できるのではないかと思います。
「Summit A16 AI+ A3HMシリーズ」の側面には、USB4 Type-C(映像出力、USB PD対応)x2、USB3.2 Gen2 Type-C x2、HDMI、microSDカードリーダーを備えています。

購入先
今回MSIから発表された、4機種5モデルは2024年10月17日(木)から順次発売開始の予定となっています。一部の製品に関しては、すでにMSIストアにて予約受付が始まっています。
MSIストアはこちら
パソコンSHOPアークならカスタマイズが可能
今回MSIから発表された、4機種5モデルのうち、Prestige 13 AI+ Evo A2VMシリーズの「Core Ultra 9 288V」搭載モデル以外は、パソコンSHOPアーク(Ark)でも販売予定となっており、予約受付が始まっています。
パソコンSHOPアーク(Ark)は、MSI認定のショップなので、パーツのカスタマイズが可能です。大容量ストレージを希望する方は、パソコンSHOPアーク(Ark)でカスタマイズして購入するといいです。

パソコンメーカーや家電量販店などのパソコン訪問サポートの仕事に従事。2018年頃からthe比較の記事執筆に参加。

the比較運営者。以前は、システムインテグレーターの企業にて、PCサーバーの設計・構築を担当。毎年約150台のパソコンの実機をレビュー。
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