MSI Raider GE76 12U の実機レビュー

更新日:
CPU Core i9-12900HK
GPU GeForce RTX 3080 Ti
GeForce RTX 3080
GeForce RTX 3070 Ti
メモリ 32GB / 64GB
(DDR5-4800)
ストレージ 1TB / 2TB NVMe SSD
液晶サイズ 17.3インチ
液晶種類 4K 120Hz 非光沢
WQHD 240Hz非光沢
質量 約2.9kg
バッテリー 99.9Wh
価格[税別] 35万円台~
全てが最高峰のゲーミングノート

MSI Raider GE76 12U は、ノート用の最上位プロセッサー「Core i9-12900HK」に、ノート用の最上位グラフィックス 「GeForce RTX 3080 Ti」を搭載した、最高峰の性能のゲーミングノートPCです。

高負荷なゲームを高解像度でプレイでき、eスポーツタイトルなどの軽めのゲームは最高設定でも高フレームレート維持できるマシンパワーです。

さらに、17.3型の大画面に高品質なサウンドで、迫力と臨場感のあるゲーム体験ができます。

価格はかなりのものですが、これ一台で最高のゲーム環境が揃うデスクトップいらずのゲーミングノートです。

公式サイトはこちら
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レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i9-12900HK、32GBメモリ、GeForce RTX 3080 TiWQHD 240Hz

 

目次

お忙しい方は、「MSI Raider GE76 12Uの特徴」のみお読みください。

 

MSI Raider GE76 12Uの特徴

ノート用グラフィックス最上位「RTX 3080 Ti 16GB」を搭載

MSI Raider GE76 12U は、グラフィックスにノート用グラフィックス最上位クラスである「GeForce RTX 3080 Ti Laptop 16GB」を搭載しており、高負荷なゲームも高解像度、高フレームレートで快適にプレイすることができます。

また、16GBものVRAMを搭載しているので、ノートPCではこれまでパワー不足であったレイトレーシング環境も60 fps以上で快適に動作するマシンパワーを持っています。

ノートPCでは最上位のゲーミング性能

 

気になる最大グラフィックスパワーを確認すると、175Wと非常に高い設定値になっています。

RTX 3080 Ti Laptopの最大グラフィックパワーは175W

 

ベンチマークスコアは下記の通り、最上位クラスというだけあって、トップクラスのスコアとなっています。TGP 175WのRTX 3080とそれほどスコアが変わりませんでしたが、実際の負荷の重いゲームでは、VRAM 16GBを搭載したRTX 3080 Tiの方がフレームレートは優位です。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score
ハイエンド RTX 3080 Ti 16GB 175W 12841
RTX 3080 8GB 175W 12797
RTX 3080 16GB 165W 11879
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3080 8GB 105W 10258
ミドルハイ RTX 3070 140W 10543
RTX 3070 145W 10259
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3070 85W 8838
ミドルレンジ RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 115W 8243
RTX 3060 75W 7047
RTX 3060 65W 6450
エントリー RTX 3050Ti 60W 5127
RTX 3050 95W 5054
RTX 3050Ti 40W 4166
RTX 3050 40W 3980
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット)は最大グラフィックスパワー (TGP)

 

第12世代インテル最上位の「Core i9-12900HK」を搭載

MSI Raider GE76 12Uは、第12世代インテルプロセッサー最上位の「Core i9-12900HK」を搭載しており、下記のベンチマークスコアの通り、マルチスコア、シングルスコアともにトップクラスです。既存のゲーミングノートPCに搭載されることが多かった、Ryzen 9 5900HXやCore i7-11800Hをはるかに超える高いスコアです。

高い処理性能は、ゲーム時だけでなく、RAW現像や、動画の編集作業といった、クリエイター向けソフトを使用する場合もメリットとなります。

CINEBENCH R23 ~ マルチコア ~
Core i9-12900HK 17173
Core i7-12700H 17073
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i7-11800H 11893
CINEBENCH R23 ~ シングルコア ~
Core i9-12900HK 1918
Core i7-12700H 1769
Core i7-11800H 1511
Ryzen 9 5900HX 1463
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

大画面+高解像度+高リフレッシュレート+高品質サウンド

MSI Raider GE76 12U は、17.3型の大画面に「4K 120Hz」または「WQHD 240Hz」の高解像度かつ高リフレッシュレートの液晶を搭載しています。

特にWQHD(2560x1440)+高リフレッシュレート液晶は、フルHDよりも標的が大きくはっきりと表示され、捉えやすくなり、エイム精度が向上すると言われており、2022年のeスポーツシーンは、1440pに高リフレッシュレート液晶が主流になると言われています。

さらに、左右には「DYNAUDIO」の高品質スピーカーとウーファーを搭載しており、大画面+高解像度+高リフレッシュレート+高品質サウンドで迫力かつ臨場感のあるゲーム体験ができます。

また、液晶の色域も広く、ゲームだけでなく、クリエイティブワークにも使えます。

17.3型の大画面+高解像度+高リフレッシュレート液晶に加え、高品質なスピーカーを搭載

 

RGBライティングでゲーミングらしさを演出

MSI Raider GE76 12Uは、本体正面部分とキーボードがRGBライティングに対応しています。また、キーボードは操作性と耐久性に定評のあるSteelSeries製のゲーミングキーボードを採用しており、別途キーボードを用意する必要がなく快適にゲームを楽しめます。

RGBライティングに対応したSteelSeries製キーボードを搭載

 

RGBライティングの設定は、SteelSeriesの専用ソフトウェア 「SteelSeries Engine」から行います。キーごとに色を設定したり、数種類ある発光パターンから選ぶことができます。

キーマクロも組むことができ、ゲーミングヘッドセットなどの、その他のSteelSeriesの製品を使用する場合は、このソフトウェアから一括管理することができます。

SteelSeries Engine

 

ゲーム中もしっかり冷却して安定動作

MSI Raider GE76 12U は、最上位のCPUとGPUを搭載している分、しっかりとした放熱性能が求められます。

本製品では、下の写真のように、底面から吸気し、側面・背面の4か所から排気する構造となっており、内部には、2基のファンと、6本のヒートパイプが配置されています。

ハイエンドのゲーミング性能なので、ゲーム時のCPU・GPUの温度は低くはありませんが、高いパフォーマンスを引き出しつつも、安定して動作するように、サーマルコントロールもしっかりしているようでした(詳細は「CPU温度のチェック」をご確認ください)。

長時間のゲームでも安心してプレイできると思います。

底面から吸気し、側面と背面から排気

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで快適に動きます。
動画鑑賞 当サイト計測で、sRGBカバー率99.9%と色鮮やかな表示ができる17.3型液晶を搭載しています。スピーカー音も良いので、快適に動画鑑賞できます。
RAW現像
画像編集
○+ CPU性能はとても高いです。ディスプレイの色域もDCI-P3 100%クラスもあります。ただし、Adobe RGBを100%カバーするまでの色域はないので、DTP用途で使う場合は、カラーマネージメントモニターなどを接続した方がいいです。
動画編集 高い性能のCPU・GPUを搭載し、4K動画でも短時間で書き出すことができます。編集作業も快適です。
ゲーム + RTX 3080 Ti + 240Hz液晶を搭載し、負荷の重いゲームから競技性の高いゲームまで最高設定で快適にプレイすることができます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

本製品は、「MSI Center」のアプリから、動作モードを変更することができます。ここでは「究極のパフォーマンス」にしてゲームのフレームレートを計測しています。

また、「Advanced Setting」からGPUコアとVRAMを200MHzまでオーバークロックが可能です。ただし、今回はオーバークロックはしていません。

さらに、グラフィックスの出力元を切り替える「GPU Switch」という機能も備えています。ここでは、外部グラフィクスから直接出力する「ディスクリートグラフィックスモード」でも計測を行っています。

「MSI Center」で動作モードを変更可能
「Advanced Setting」からGPUコアとVRAMのオーバークロックが可能
「General Setting」から「GPU Switch」の切り替えが可能

 

各ゲームの平均フレームレート

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

最上位のRTX 3080 Tiを搭載しているので、負荷の高い「サイバーパンク 2077」や「ウォッチドッグス レギオン」も、高解像度、最高設定で快適に動作します。ディスクリートモードだとさらにフレームレートが向上するので、高解像度でもDLSSと併用すれば、かなりフレームレートに余裕が出ると思います。

また、16GBものVRAMを搭載しているので、負荷が重くなるレイトレーシング環境でも60 fps以上で快適にプレイすることができます。

ゲーミングノートPCとしては、現時点でトップクラスの性能を備えており、多くのゲームを快適にプレイできるでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 ウルトラ 93 fps 94 fps
レイトレ:ウルトラ 73 fps 73 fps
2560x1440 ウルトラ 58 fps 59 fps
レイトレ:ウルトラ 58 fps 59 fps
※ベンチマークで計測
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti 175W 94 fps [ディスクリート]
93 fps [MSHybrid]
RTX 3070 140W 70 fps
RTX 3060 115W 62 fps
RTX 3060 130W 61 fps
RTX 3050Ti 40W 29 fps
重い部類のゲーム
ウォッチドッグス レギオン(DX12)
解像度 品質 レイトレ DLSS MSHybrid ディスクリート
1920x1080 最大 オフ オフ 85 fps 88 fps
最大 高性能 73 fps 79 fps
2560x1440 オフ オフ 66 fps 68 fps
最大 高性能 66 fps 71 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、品質:最大、レイトレ:オフ、DLSS:オフ)
RTX 3080 Ti 175W 88 fps [ディスクリート]
85 fps [MSHybrid]
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 87 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 81 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 78 fps
RTX 3080 16GB 165W 74 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 74 fps
RTX 3080 16GB 140W 73 fps
RTX 3080 8GB 105W 73 fps
RTX 3070 145W 68 fps
RTX 3070 95W 65 fps
RTX 3060 130W 60 fps
RTX 3060 95W 58 fps
RTX 3060 115W 46 fps
RTX 3060 90W 44 fps
RTX 3050 95W 29 fps
RTX 3050Ti 60W 28 fps
RTX 3050 60W 22 fps
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 エクストリーム 94 fps 97 fps
2560x1440 79 fps 82 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、エクストリーム)
RTX 3080 Ti 175W 97 fps [ディスクリート]
94 fps [MSHybrid]
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 88 fps
RTX 3070 145W 74 fps
RTX 3060 130W 57 fps
RTX 3060
115W 52 fps
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3(DX12)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 ウルトラ 111 fps 113 fps
2560x1440 80 fps 81 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti 175W 113 fps [ディスクリート]
111 fps [MSHybrid]
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 108 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 101 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 99 fps
RTX 3080 16GB 165W 96 fps
RTX 3080 16GB 140W 92 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 92 fps
RTX 3080 8GB 105W 84 fps
RTX 3070 95W 78 fps
RTX 3060 130W 73 fps
RTX 3060 115W 72 fps
RTX 3060 90W 64 fps
RTX 3060 75W 62 fps
RTX 3050Ti 60W 49 fps
RTX 3050 60W 42 fps
RTX 3050 95W 41 fps
RTX 3050Ti 40W 35 fps
GTX 1650   31 fps
GTX 1650Ti   29 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 高品質 123 fps 127 fps
2560x1440 97 fps 97 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 3080 Ti 175W 127 fps [ディスクリート]
123 fps [MSHybrid]
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 121 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 116 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 113 fps
RTX 3080 16GB 140W 108 fps
RTX 3080 16GB 165W 107 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 101 fps
RTX 3080 8GB 105W 95 fps
RTX 3070 95W 87 fps
RTX 3060 130W 84 fps
RTX 3060 115W 80 fps
RTX 3060 90W 75 fps
RTX 3060 75W 73 fps
RTX 3050Ti 60W 54 fps
RTX 3050 95W 50 fps
RTX 3050Ti 40W 47 fps
RTX 3050 60W 46 fps
GTX 1650Ti   43 fps
GTX 1650   36 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 ウルトラ 132 fps 134 fps
2560x1440 99 fps 107 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 3080 Ti 175W 134 fps [ディスクリート]
132 fps [MSHybrid]
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 127 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 127 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 123 fps
RTX 3080 16GB 140W 114 fps
RTX 3080 16GB 165W 112 fps
RTX 3070 145W 107 fps
RTX 3060 130W 97 fps
RTX 3070Ti 105W 94 fps
RTX 3070 100W 91 fps
RTX 3060 90W 82 fps
RTX 3060 115W 81 fps
RTX 3050Ti 95W 65 fps
RTX 3050Ti 60W 63 fps
RTX 3050 95W 61 fps
RTX 3050 60W 53 fps
RTX 3050Ti 40W 48 fps
GTX 1650Ti   46 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 最高 148 fps 159 fps
2560x1440 112 fps 114 fps
他のGPUとの比較(1920×1080、最高、DLSS:オフ)
RTX 3080 Ti 175W 159 fps [ディスクリート]
148 fps [MSHybrid]
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 133 fps
RTX 3080 16GB
※ディスクリートモード
165W 130 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 129 fps
RTX 3080 16GB 165W 121 fps
RTX 3080 8GB 105W 115 fps
RTX 3070 145W 113 fps
RTX 3070 95W 108 fps
RTX 3060 130W 105 fps
RTX 3060 115W 96 fps
RTX 3060 75W 92 fps
RTX 3080 16GB 140W 91 fps
RTX 3060 90W 90 fps
RTX 3050Ti 60W 68 fps
RTX 3050 95W 63 fps
RTX 3050 60W 56 fps
RTX 3050Ti 40W 54 fps
GTX 1650Ti   50 fps
GTX 1650   42 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 最高品質 170 fps 176 fps
2560x1440 132 fps 136 fps
カッコ【】内は、ディスクリートモードのフレームレート
他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 3080 Ti 175W 176 fps [ディスクリート]
170 fps [MSHybrid]
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 160 fps
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
135W 153 fps
RTX 3070
※ディスクリートモード
140W 148 fps
RTX 3080 8GB 135W 146 fps
RTX 3080 16GB 165W 134 fps
RTX 3060 130W 125 fps
RTX 3060 115W 114 fps
RTX 3060 90W 114 fps
RTX 3050Ti 60W 94 fps
RTX 3050Ti 95W 92 fps
RTX 3050 95W 89 fps
RTX 3050 60W 84 fps
GTX 1650Ti   68 fps
GTX 1650   65 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト(Ver.19)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 最高設定 117 fps 134 fps
2560x1440 79 fps 97 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 高設定 258 fps 264 fps
2560x1440 190 fps 193 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
PUBG: BATTLEGROUNDS
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 最高設定 260 fps 270 fps
2560x1440 176 fps 180 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
モンスターハンターライズ(DX12)
解像度 品質 MSHybrid ディスクリート
1920x1080 高設定 160 fps 175 fps
2560x1440 135 fps 143 fps

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

Raider GE76 12Uのディスプレイのチェックです。

本製品のモデルは、WQHD 240Hzの超高リフレッシュレートに対応しており、残像も少ないので、ゲームがしやすい液晶です。色域も広いので、クリエイティブな用途にも使えます。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では307cd/m2と普通です。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

下表のとおり、色域は広いです。

  カバー率
sRGBカバー率 99.9%
DCI-P3カバー率 98.3%
Adobe RGBカバー率 87.8%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや青みが強いですが、ゲーム用途ならこのくらいのほうが見やすいかもしれません。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきも感じません。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)は検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーボードの1つのキーを押してから、その文字が画面に表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約32msでした。一般的なノートPCは80ms前後が多かったので、本製品の表示遅延はかなり少ない方です。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを1/2000のシャッタースピードで撮影し、普通のノートPCの60Hzパネル(1秒間に60フレームを表示)と比較しました。普通のノートPCは2フレーム前くらいまで残像が表示されていたのに対し、本製品は240Hzパネル(1秒間に240フレームを表示)のディスプレイで、1フレーム前くらいまでしか表示されていなかったので、本製品のディスプレイの残像はかなり少ないと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約18mm、縦:約19mm、キーストロークは約2.0mmです。横のキーピッチが少し狭いため、人によってはやや窮屈に感じるかもしれません。ただ、キーストロークは深めで、しっかりとした打鍵感があり、キー自体は押しやすいです。

「W」キーを認識しやすくする突起が設けられていたり、矢印キーのサイズが大きめだったりと、ゲームのしやすいキーボードだと思います。

一方、右シフトキーが「Enter」キーの真下ではなくサイズもやや小さめ、「Fn」キーが右の「Ctrl」キーの隣に配置されている、矢印キーがテンキーに入り込んでいる、という部分はやや変則的ですが、ゲーム時には、特に不便は感じないでしょう。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

タッチパッド表面はさらさらで操作しやすいですが、クリックボタンはやや固め(押すときに力が必要)です。マウスの使用を推奨します。

タッチパッド

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「バランス」モードと、最も高いパフォーマンスが出る「究極のパフォーマンス」モードでベンチマークなどを計測しました。

CPU

Raider GE76 12Uは、14コア(Pコア6つ+Eコア8つ)を搭載した第12世代最上位プロセッサー「Core i9-12900HK」を搭載しています。ベンチマークの結果は、以下の通りです。

ノート用CPUではシングルコア、マルチコアともに、トップクラスのスコアが出ています。

また、動作モード「究極のパフォーマンス」の方がパフォーマンスが上がり、スコアが高くなります。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Core i9-12900HK
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HK 17173 [究極のパフォーマンス]
15643 [バランス]
Core i7-12700H 16389
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
12359
Core i7-11800H 11893
Core i5-11400H 9971
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 5 5600H 9363
Ryzen 5 5600U 8491
Ryzen 7 5700U 8445
Core i7-11370H 7123
Core i7-1195G7 6594
Ryzen 5 5500U 6250
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 3 5300U 5492
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900HK 1918 [究極のパフォーマンス]
1883 [バランス]
Core i7-12700H 1823
Core i7-1195G7 1634
Core i9-11900H 1570
Apple M1 Max/Pro
10コアCPU
1531
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1511
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5600H 1375
Ryzen 5 5600U 1369
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Ryzen 5 5500U 1185
Ryzen 3 5300U 1123
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPUクロック、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリの仕様は、「DDR5-4800」です。次世代メモリだけあって、高速です。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
32GB(16GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.37GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスにはノート用グラフィックス最上位である「GeForce RTX 3080 Ti Laptop 16GB」を搭載しています。ベンチマークの結果は以下の通り、トップクラスのスコアです。

なお、3DMarkに関しては、動作モードを「バランス」モードから「究極のパフォーマンス」モードに変更しても、スコアはそれほどアップしませんでした。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
MSHybridグラフィックモード
ディスクリートグラフィックモード
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080 Ti 16GB
※ディスクリートモード
175W 12841 [究極のパフォーマンス]
12504 [バランス]
RTX 3080 8GB
※ディスクリートモード
175W 12797
RTX 3080 Ti 16GB
※MSハイブリッドモード
175W 12614 [究極のパフォーマンス]
12318 [バランス]
RTX 3080 8GB
※MSハイブリッドモード
175W 12491
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 115W 8243
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
GTX 1660Ti   5667
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス(RTX 3070の最大グラフィックスパワーは不明)
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認した「GeForce RTX 3080 Ti Laptop 16GB」の情報は次の通りです。動作モードを変更しても、GPUクロックなどに変化はありませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、1TBのPCIe Gen4 SSDを搭載しています。アクセス速度も非常に高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
1TB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
6734
PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。カードを挿してもそれほど出っ張りはありません。読み込み速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、動作モードは「究極のパフォーマンス」モード、GPU Switchは「MSハイブリッド」モードで計測しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CPUが高速なので、書き出し時間は非常に高速です。もちろん、それ以外の処理も速く、サクサクRAW現像ができます。

Core i9-12900H
32GBメモリ
37秒
Core i9-12900HK
32GBメモリ
39秒
Core i9-11900H
16GBメモリ
44秒
Core i7-12700H
16GBメモリ
45秒
Core i9-11980HK
64GBメモリ
46秒
Core i7-11800H
16GBメモリ
53秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
56秒 (MacBook Pro 16)
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
56秒 (MacBook Pro 14)
Apple M1
16GBメモリ
66秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1195G7
16GBメモリ
66秒
Core i7-11370H
16GBメモリ
72秒
Core i7-1185G7
16GBメモリ
74秒
Ryzen 9 5900HX
32GBメモリ
76秒
Core i7-1165G7
16GBメモリ
89秒
Ryzen 7 5800H
16GBメモリ
93秒
Ryzen 7 5800U
16GBメモリ
95秒
Ryzen 7 5700U
16GBメモリ
100秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

ノートパソコンとしては、過去一番速い書き出し時間です。ワープスタビライザーなど分析に時間のかかるエフェクトなども高速で、快適に作業できます。今回は試していませんが、8K動画の編集にも使えるでしょう。

4K動画の書き出し
Core i9-12900HK
RTX 3080 Ti (175W)
3分09秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i5-11400H
RTX 3060 (115W)
3分45秒
Core i7-12700H
RTX 3070Ti (105W)
3分51秒
Core i7-11800H
RTX 3070 (140W)
3分53秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Ryzen 5 5600H
RTX 3060 (130W)
5分27秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Apple M1 9分14秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
DaVinci Resolve Studio 17 Betaによる書き出し時間

Davinci Resolveの書き出しも高速です。

Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分15秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
3分48秒
Core i9-12900HK
RTX 3080 Ti (175W)
3分52秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
4分16秒
Core i7-11370H
RTX 3050Ti (60W)
4分18秒
Core i5-11400H
GTX 1650
4分19秒
Core i5-11400H
RTX 3060 (115W)
4分36秒
Ryzen 5 5600H
RTX 3060 (130W)
5分22秒
Ryzen 5 5600H
RTX 3050 (60W)
5分22秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Apple M1 6分20秒 (MacBook Pro 13)
Core i7-1195G7 12分44秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間
※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで処理するソフトウェアエンコードは非常に速いです。

Core i9-12900HK 7分12秒
Core i7-12700H 7分50秒
Core i9-11900H 8分20秒
Ryzen 9 5900HX 8分26秒
Ryzen 5 5600H 10分43秒
Ryzen 7 5800U 11分39秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Blender Benchmarkによるレンダリングスコア

Blenderベンチマークも、TOP12%のランキングに入っています。

OptiXでの実行したときのスコア

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「2.9kg」と記載されており、当サイトの計測でもほぼ同程度の質量でした。ACアダプターも含めると4kg近くと重いです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.969kg
ACアダプター+電源ケーブル 1.174kg

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量はメーカー公表値では99.9Whとなっており、非常に大きい容量です。なお、バッテリー駆動時間は公表されていません。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。大容量バッテリーでもCPUとグラフィックスともに最高峰のパーツを搭載しているので、バッテリー駆動時間はあまり長くないようです。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法
(2) PCMark 10 Modern Office 2時間57分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 10 Gaming 1時間19分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、プライバシーシャッターは付いていません。また、IRカメラも非搭載なので、Windows Helloの顔認証は使用できません。

Webカメラ

 

Webカメラは、約207万画素の高解像度カメラを搭載しています。やや暖色系ですが、解像度が高いため精細な映像です。

本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影

 

1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

スピーカーは前述の通り、DYNAUDIOの高品質スピーカーを搭載しています。ステレオスピーカーがキーボードサイドに2箇所、ウーファーが側面に2箇所配置されており、ゲーム、動画、音楽どれも臨場感があって音の広がりを感じます。

ノートPC基準で10点満点で採点すると、7点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

ステレオスピーカー+ウーファー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、ここではすべてMSHybridモードで計測しています。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度の推移を確認します。

「バランス」モードのときは、CPU電力は77W前後で推移していますが、その後70W前後に下がります。それにともなって、CPU温度は最初は95℃まで上昇してますが90℃まで下がります。ただ、どちらにしろ高めの温度です。

「究極のパフォーマンス」モードは、CPU電力がやや上昇しますが、CPU温度の推移は似たようなものです。

  • バランス
  • 究極のパフォーマンス
CPU電力
CPU温度
CPU電力
CPU温度

 

ゲーム時のCPU、GPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU/GPU温度は下図の通りです。

「バランス」モードだとCPU温度は90℃前後、GPU温度は最大で85℃前後です。

「究極のパフォーマンス」モードの場合、冷却ファンが最大になり、CPU温度は80℃前後、GPU温度は80℃前後で抑えられています。

ファンの音は気になりますが、長時間ゲームをする時は冷却性能の高い「究極のパフォーマンス」の方がいいでしょう。

  • バランス
  • 究極のパフォーマンス
CPU温度
GPU温度
CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時はファンが動作していないとほぼ動作音は聞こえません。FF15ベンチマークを実行したときは、「バランス」モードだとファンは控えめに動作しますが、「究極のパフォーマンス」モードだとファンが最大で動作するため、かなり高めの騒音値となります。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時
左から2~3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム時はキーボード面の温度が上がりますが、「バランス」モードより、「究極のパフォーマンス」モードの方がファンの回転数がアップするため、表面温度が少し低めになっています。

なお、ボディが大きめなこともあり、キーボード面の温度が上がっても、パームレスト部の温度はそれほど変化していません。ゲーム時でも手のひらの不快感はほとんどありません。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。処理を開始して、10分経過後に確認できた最も高い数値を掲載しています。ただ、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

アイドル時はそれほど高い消費電力ではありませんが、高性能パーツを搭載しているため、ゲーム時はかなりの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

Raider GE76 12Uの外観のチェックです。

液晶周りはブラックですが、パームレスト面は濃い紺色のようなカラーになっています。また、正面側が光っている点も特徴的です。

 

天板はパームレスト部分などに比べると、やや明るい色で、MSIのドラゴンマークが配置されています。

 

ヒンジ部分のごつごつした感じがかっこいいです。

 

液晶を閉じた時の画像です。ボディの厚みは25.9mmとなっています。

 

インターフェイスは、側面にフルサイズのUSB、USB-C(映像出力対応)、SDカードリーダーがあり、背面には電源コネクター、HDMI、Mini DisplayPort、Thunderbolt 4、LAN (2.5Gbps)を備えています。

 

液晶の開く角度はそれほど大きくはありませんが、デスクの上に置いて使う分には、特に問題はないでしょう。

 

底面です。底面から吸気する構造になっています。

 

吸気しやすいよう、ゴム足は高めになっています。

 

ネジの1つに「FACTORY SEAL」が貼られています。このシールを剥がすと、保証対象外となるので、ご注意下さい。

 

ACアダプターは大型で厚みがあり、重いです。

 

ACアダプターの容量は330Wです。

 

まとめ

以上が、MSI Raider GE76 12Uのレビューです。

ノートPCの中では最上位のプロセッサー「Core i9-12900HK」に、最上位グラフィックスである 「GeForce RTX 3080 Ti」を搭載した、最高峰の性能のゲーミングノートPCです。

搭載されているディスプレイも高性能で色域が広く、ゲームのしやすい液晶です。ゲームが主ならWQHD+240Hz液晶、クリエイティブな作業もするなら4K+120Hz液晶がおすすめです。

また、17.3型の大画面に高品質なサウンドで臨場感と迫力のある映像体験が可能です。

MSI Raider GE76 12Uは、デスクトップいらずの、最高のゲーム体験ができる一台だと思います。

ただし、高性能なパーツを搭載している分、発熱も多く、「究極のパフォーマンス」モードだと冷却時の騒音が気になるかもしれません。

 

RTX 3080 Ti搭載の最高峰ゲーミングノート

MSI Raider GE76 12U

特徴

  • ノート向け最上位「Core i9-12900HK」搭載
  • ノート向け最上位「GeForce RTX 3080 Ti」搭載
  • 17.3型の大画面で高い品質の液晶

こんなあなたに

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