※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

レノボ IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型 (AMD)の購入レビュー

更新日:
CPU Ryzen 5 8645HS
Ryzen 7 8845HS
GPU CPU内蔵 /
GeForce RTX 3050
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 512GB / 1TB SSD
液晶サイズ 14型 16:10
液晶種類 2880x1800 OLED
質量 約1.46kg
バッテリー 最大 約19.7時間 (84Wh)
価格[税込] 12万円台~
Ryzen 8045シリーズ搭載の高コスパノート

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、最新のRyzen 8045シリーズプロセッサーと、2.8K有機ELディスプレイを搭載し、12万円台(税込)~と、コスパの高い14型ノートPCです。

今回試したRyzen 7 8845HSは、非常に高いCPU性能と、軽くゲームもできる内蔵GPUを搭載した優れたプロセッサーでした。

一般用途だけでなく、ライトな画像・動画編集や、ゲームも楽しむことができる機種です。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 7 8845HS、16GBメモリ、512GB SSD、2.8K 有機EL

 

セール情報

以下のページで、レノボのパソコンのセールを実施中です。

 

the比較限定クーポン(X1 Carbon用)

レノボ様から人気のモバイルノートPC『ThinkPad X1 Carbon』が最大10,000円OFFとなるクーポンをいただきました。

レノボ ThinkPad X1 Carbon

 

目次

お忙しい方は、「IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型 の特徴」のみお読みください。

 

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型の特徴

AMD Ryzen 8045シリーズを搭載

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、最新のAMD Ryzen 8045 (HS)シリーズプロセッサーを搭載しています。これは、デフォルトTDPが45Wと高く、ゲーミングノートPCなどに多く採用されるタイプのプロセッサーです。本機器では、Ryzen 5 8645HSまたはRyzen 7 8845HSを選択することができます。

AMD Ryzen 8045 (HS)シリーズ搭載

 

今回は、Ryzen 7 8845HS搭載モデルをチェックしましたが、CPUのベンチマークテストでは、ゲーミングノートPCで計測したCore i7-13700HとCore i5-13500Hの代表的なスコアの中間ぐらいの数値が出ていました。一般向けのスリムタイプのノートPCとしては、非常に高い処理性能を備えています。重い作業でも、快適にこなすことができると思います。

CINEBENCH R23(マルチコア)
Core i7-13700H 17622
Ryzen 7 8845HS 16387
Core i5-13500H 15302
Core Ultra 7 155H 14073
Core i7-1360P 9720

 

CPU内蔵グラフィックスの性能も高いです。グラフィックス性能を測る3DMark Night Raidでは、内蔵GPU性能の高いCore Ultra 7 155Hの代表的なスコアと同程度の数値が出ていました。

ゲーミングノートPCには及びませんが、一般ノートPCよりも高いグラフィックス性能を備えているので、画質を落とせば軽めのゲームで遊ぶことができますし、FHD動画の簡単な編集なども行えます。

3DMark Night Raid(Graphics score)
GeForce RTX 3050 52196
Core Ultra 7 155H
Intel Arc Graphics
35888
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M
35241
Core i7-1360P
Intel Xe Graphics
21897

 

Core i7-13700Hに近いCPU性能で、Core Ultra 7 155Hの内蔵GPUに近いグラフィック性能の非常に優秀なプロセッサーです。

 

2.8K有機ELディスプレイを搭載

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、2.8K (2880x1800), 光沢, 400nit, 100% DCI-P3, 120Hzの有機ELディスプレイを搭載しています。

解像度が高いので、一般的なFHD(1920x1080)解像度と比べると、画像などの精細さが一目で分かります。また、100%スケールで表示すると、文字が小さくはなりますが、1画面に表示できる情報量が多く、複数のウィンドウを並べて効率よく作業を行うことができます。

また、有機ELディスプレイらしく、黒の表現力が高いですし、DCI-P3 100%と色域が広く、色鮮やかな表示が可能なので、写真や動画を美しい画面で見ることができます。

高精細、広色域の有機ELディスプレイを搭載

 

ただし、光沢ディスプレイなので、下図のように周りのものや光が画面に映り込みます。調べ物や、Officeソフトでの作業など、文字を追うような用途に長時間使用する場合は、映り込みが気になるかもしれません。

なお、兄弟機種のIdeaPad Pro 5i Gen 9 14型 (インテル Core Ultra)では、非光沢のIPS液晶も選択することができました。本機器では光沢の有機ELディスプレイしかないのが、やや残念です。仕事などで長い時間作業を行う予定であれば、非光沢液晶が選択できるインテル Core Ultra モデルを検討してもいいと思います。

光沢ディスプレイなので映り込みがある

 

軽めのゲームで息抜きができる

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、CPU内蔵グラフィックスとしては高めの性能と、120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載しており、軽めのゲームであれば、画質を落とすことで60 fps以上のフレームレートが出ます。

例えば、1920x1200解像度で、PSO2ニュージェネシスは最低画質で60fps以上、原神であれば中画質でも60 fps以上出ていました。また、フォートナイトは、「パフォーマンス - 低グラフィック忠実度」の設定であれば、123 fps出ており、多少カクつくこともありますが、思ったよりもプレイしやすかったです。息抜きに、軽めのゲームを短時間プレイして遊ぶのにいいと思います。

ただし、頻繁にゲームをする方は、ゲーミングノートPCの方がおすすめです。なお、ゲームフレームレートの詳細については、こちらをご確認ください。

軽めのゲームが楽しめる

 

高いコストパフォーマンス

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、高めの性能と、有機ELディスプレイを搭載しつつ、コスパも高いノートPCです。

Ryzen 7 8845HS、16GBメモリ、512GB SSD、2.8K有機ELを搭載したモデルを12万円台(税込)から購入することができます。

高いコストパフォーマンス

 

GeForce RTX 3050が搭載可能

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は上述の通りCPU内蔵グラフィックスとしては高めのグラフィックス性能を備えていますが、外部GPUに「GeForce RTX 3050 Laptop」を搭載することもできます。

内蔵GPU搭載モデルよりも快適に動画編集やゲームをしたい方は、「GeForce RTX 3050 Laptop」搭載を選択するといいでしょう。

なお、「GeForce RTX 3050 Laptop」搭載にすると、自動的にメモリは16GBになってしまいます。外部GPUを選択し、クリエイティブな作業により適した構成にすると32GBメモリが選べなくなってしまうというのはやや残念でした。

GeForce RTX 3050が搭載可能

 

大容量バッテリーを搭載

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、84Whバッテリーを搭載しています。一般向けのノートPCとしてはかなり大きめの容量です。そのため、デフォルトTDP:45Wのプロセッサーで、高めの処理性能を備えた機種ではありますが、バッテリー駆動時間も長めです。宅内だけでなく、外に持ち出して作業をするのにも適しています。

大容量バッテリー搭載

 

メモリの換装、2nd ストレージの搭載はできない

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型の内部を確認すると、メモリはオンボードメモリでした。購入後に、セルフカスタマイズでメモリの増設や換装を行うことはできません。購入時に十分な容量のメモリを選んでおくようにしましょう。

また、メインSSD以外に、空きのM.2スロットが無いので、ストレージの増設を行うことはできません。インテルモデルの兄弟機種であるIdeaPad Pro 5i Gen 9 14型には、空きのM.2スロットもあったので、ここは少し残念な部分です。

また、メインSSDも、M.2 2242 SSDとなります。M.2 2280のSSDへの換装もできないのでご注意下さい。

メインSSDはType 2242

 

インテルモデルとの比較

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型には、Core Ultra Hシリーズプロセッサーを搭載した、IdeaPad Pro 5i Gen 9 14型という兄弟機種もあります。ここでは、本機器と、兄弟機種の簡単な比較を行います。

インテルモデルのIdeaPad Pro 5i Gen 9 14型は、2.8KのIPS液晶も選択することができます。Webでの情報検索や、Officeソフトの使用など、一般的な用途には非光沢でフリッカーの発生もないIPS液晶の方が使いやすいかもしれません。

また、表には載っていませんが、空きのM.2スロットがあるので、セルフカスタマイズ(自己責任)でストレージの増設ができるのもポイントです。

AMDモデルのIdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、外部GPUに「GeForce RTX 3050 Laptop」を選択することができます。また、似たような構成で比べると、AMDモデルの方が少し安いです。

なお、当サイトでは、兄弟機種であるインテルモデルのレビューも行っていますので、こちらも参考にしてください。

IdeaPad Pro 5 Gen 9シリーズの比較
  [本機器]
IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型
(AMD)
[兄弟機種]
IdeaPad Pro 5i Gen 9 14型
(インテル Core Ultra)
CPU Ryzen 5 8645HS
Ryzen 7 8845HS
Core Ultra 5 125H
Core Ultra 7 155H
Core Ultra 9 185H
GPU CPU内蔵 /
GeForce RTX 3050
CPU内蔵
メモリ 16GB / 32GB
ストレージ 512GB / 1TB SSD
液晶 14型
2880x1800 OLED
14型
2880x1800 IPS
2880x1800 OLED
価格[税込] 12万円台~ 13万円台~

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックと、画面比16:10の2.8Kディスプレイで、快適に作業を行うことができます
動画鑑賞 美しい表示の2.8K有機ELディスプレイを搭載しており、動画鑑賞を快適に行うことができます。
RAW現像
画像編集
100%DCI-P3の有機ELディスプレイを搭載しています。処理性能も高く、画像編集に適しています。
動画編集 △~○ CPU内蔵グラフィックスとしては高めの性能を備えており、FHD動画であればある程度快適に編集作業を行えます。RTX 3050搭載モデルであれば、さらに快適に編集作業が行えると思います。
ゲーム △~○ CPU内蔵グラフィックスにしては性能が高いので、軽めのゲームであれば、画質を落とすことでプレイすることができます。RTX 3050搭載モデルであれば、快適さもアップするでしょう。ただし、本格的にゲームをしたいのであれば、ゲーミングノートPCの方がおすすめです。

 

ディスプレイのチェック

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、2.8K(2880x1800)、100% DCI-P3、120Hz、光沢表面の有機ELディスプレイを搭載しています。

パネルは、「LEN8ABA」でした。

2.8Kと解像度が高く、100% DCI-P3と色域も広いです。有機ELらしく、メリハリのある美しい表示で写真や動画を見ることができます。100%スケールで表示すると、ペイン(枠)の多いソフトでの作業もしやすいので、クリエイティブな作業に適したディスプレイだと思います。

詳細については、以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域・輝度
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトで計測した色域は下表の通りで、色域はとても広いです。最大輝度は、当サイトの計測では374cd/m2とやや高めです。

  カバー率
sRGBカバー率 100%
DCI-P3カバー率 100%
Adobe RGBカバー率 99%
ガモット図
※ i1 Display PlusでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色揃って1:1に近い直線になっており、自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢ディスプレイなので、周囲の物や光が画面に映り込みます。ギラつきはほとんど感じませんでした。

画面への映り込み

どの輝度でも、有機EL特有のフリッカー(ちらつき)が検出されました。約238Hzと周波数が低いので、人によっては目が疲れやすくなるなど体への影響を感じるかもしれません。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型のキーボードのチェックです。

実測値で、キーピッチは横:約19mm強、縦:約18mm、キーストロークは約1.3mmでした。やや浅めのキーストロークです。

主要なキーのサイズはほぼ揃っています。ただし、「Backspace」キーは「\」キーと同じ枠に配置されており、サイズもやや小さいので、押し間違えることがありました。また、「Enter」キーもややスリムです。この辺りに慣れれば、全体としては普通の打ちやすさのキーボードだと思います。

タッチパッドの使いやすさは普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトを搭載しています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型のパフォーマンスをチェックします。

本機器では、「Lenovo Vantage」というアプリの「電源およびパフォーマンス」で、動作モードを変更することができます。ここでは、デフォルトの「インテリジェント・クーリング」と、高いパフォーマンスが出る「エクストリーム・パフォーマンス」で計測した各種ベンチマークの結果を掲載します。

「電源およびパフォーマンス」

 

CPU

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、最新のAMD Ryzen 8045(HS)シリーズを搭載しています。「Zen 4」世代、デフォルトTDP:45Wで、AIエンジンも搭載したプロセッサーで、ゲーミングノートPCなど高いパフォーマンスを必要とするノートPCに採用されることが多いです。本機器では、Ryzen 5 8645HSまたはRyzen 7 8845HSを選択することができます。

今回は、Ryzen 7 8845HS搭載モデルをチェックしており、ベンチマークの結果は以下の通りです。

一般ユーザー向けのスリムなボディなので、パフォーマンスはやや控えめなのかもしれませんが、マルチコアでは、第13世代Core i5-13500Hを上回り、Core i7-13700Hに近いスコアが出ており、一般向けのノートPCとしてはかなり高めの性能を備えています。

シングルコアでは、Ryzenプロセッサーの中では高めのスコアですが、インテルCPUと比べるとそれほど高い数値ではありませんでした。

なお、動作モードを変更しても、マルチコアスコアに大きな変化はありませんでした。基本的に、いつでも「インテリジェント・クーリング」モードで使用していいと思います。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 7 8845HS
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 7945HX 33229
Core i9-14900HX 29314
Core i9-13980HX 28398
Core i9-13950HX 27983
Core i9-13900HX 24314
Core i7-14700HX 21893
Core i9-13900H 19299
Core i7-13700HX 18283
Ryzen 7 7840HS 17922
Core i7-13700H 17622
Ryzen 7 8845HS 16387 [エクストリーム・パフォーマンス]
16151 [インテリジェント・クーリング]
Core i5-13500H 15302
Core i7-12700H 14546
Core Ultra 7 155H 14073
Ryzen 7 7735HS 14068
Ryzen 7 6800H 13999
Core i5-12500H 13213
Core Ultra 5 125H 12239
Ryzen 5 6600H 10470
Core i7-1370P 10449
Ryzen 5 7535HS 10356
Ryzen 7 7735U 10122
Ryzen 7 7730U 10051
Core i7-1360P 9720
Core i5-1340P 9688
Core Ultra 5 125U 9553
Core 5 120U 9317
Ryzen 5 7535U 8757
Ryzen 5 7530U 8403
Core i7-1255U 8300
Core i5-1335U 8249
Core i7-1250U 7435
Ryzen 3 7330U 5141
Core i3-1215U 4969
Core i7-1165G7 4720
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 2196
Core i7-14700HX 2113
Core i9-13950HX 2097
Core i9-13980HX 2061
Core i9-13900H 2016
Core i9-13900HX 1968
Ryzen 9 7945HX 1951
Core i7-13700H 1898
Core 5 120U 1879
Core i7-13700HX 1868
Core i7-1360P 1826
Core i7-12700H 1823
Core Ultra 7 155H 1810
Core i5-13500H 1785
Core i7-1255U 1776
Ryzen 7 7840HS 1764
Core i5-12500H 1727
Core i5-1335U 1723
Core i5-1340P 1722
Core Ultra 5 125H 1712
Core i7-1370P 1707
Ryzen 7 8845HS 1698 [インテリジェント・クーリング]
1682 [エクストリーム・パフォーマンス]
Core i3-1215U 1592
Core Ultra 5 125U 1581
Ryzen 7 7735HS 1538
Ryzen 7 6800H 1522
Core i7-1250U 1495
Ryzen 7 7735U 1476
Ryzen 5 6600H 1476
Ryzen 5 7535U 1471
Ryzen 5 7535HS 1463
Core i7-1165G7 1447
Ryzen 7 7730U 1440
Ryzen 5 7530U 1439
Ryzen 3 7330U 1358
 :本製品で選択できるプロセッサー(Ryzen 5 8645HSは計測したことがないので不明)
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

CINEBENCH 2024
Ryzen 7 8845HS
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-14900HX 1748
Core i9-13900HX 1512
Core i7-14700HX 1280
Ryzen 9 8945HS 919
Ryzen 7 8845HS 919 [エクストリーム・パフォーマンス]
899 [インテリジェント・クーリング]
Core i7-13700H 855
Core Ultra 7 155H 825
Core i5-13500H 778
Core Ultra 5 125H 669
Core i7-1360P 664
Core i5-1340P 599
Ryzen 7 7730U 575
Core Ultra 5 125U 572
Core 5 120U 558
Ryzen 5 7530U 477
Core i5-1335U 435
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-14900HX 128
Core i7-14700HX 124
Core i9-13900HX 119
Core i7-13700H 114
Core 5 120U 110
Core i5-1335U 109
Ryzen 9 8945HS 106
Core i5-13500H 105
Core Ultra 7 155H 103
Core Ultra 5 125H 101
Ryzen 7 8845HS 101 [エクストリーム・パフォーマンス]
98 [インテリジェント・クーリング]
Ryzen 7 7730U 99
Core i7-1360P 99
Core i5-1340P 99
Core Ultra 5 125U 94
Ryzen 5 7530U 84

 

メモリ

メモリはLPDDR5x-6400で、帯域幅は広めでした。なお、オンボードメモリなので増設・換装はできません。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GBメモリ
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
DDR5-5600
デュアルチャネル
66.34GB/s
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
54GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
LPDDR5x-6400
デュアルチャネル
52.24GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値です。理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックス性能のチェックです。

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型のグラフィックスは、Ryzen 8045(HS)シリーズの内蔵グラフィックス「Radeon 780M」です。また、外部GPUに、GeForce RTX 3050を選択することもできます。

今回は、Ryzen 7 8845HSに内蔵された「Radeon 780M」で、3DMark Night Raidのベンチマークスコアは以下の通りです。

インテルのCore Ultra 7 155Hなどとほぼ同じスコアが出ており、CPU内蔵グラフィックスとしては高い性能を備えていることが分かります。このぐらいの性能があれば、FHD動画の編集などもある程度快適に行うことができるでしょう。もっと本格的に動画編集などを行いたい場合は、外部GPUにGeForce RTX 3050を選択するといいです。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Ryzen 7 8845HS
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce RTX 3050 52196
GeForce RTX 2050 48410
GeForce GTX 1650 45149
Core Ultra 7 155H
Intel Arc GPU
35888
GeForce MX550 35717
Core Ultra 5 125H
Intel Arc GPU
35271
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M
35241 [エクストリーム・パフォーマンス]
34661 [インテリジェント・クーリング]
GeForce MX450 30425
Ryzen 7 6800U
Radeon 680M
30319
Ryzen 7 7735U
メモリLPDDR5-6400
28714
Core i7-1360P
メモリLPDDR5-4800
21897
Core i7-1260P
メモリDDR5-4800
20478
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core 5 120U
メモリLPDDR5X-5200
18333
Core Ultra 5 125U
メモリDDR5-5600
18235
Core i7-1355U
メモリDDR4-3200
18235
Core i5-1340P
メモリLPDDR5-4800
17774
Ryzen 7 7730U
メモリLPDDR4X-4266
17524
Ryzen 5 7530U
メモリLPDDR4X-4266
16389
Core i7-1255U
メモリDDR4-3200
16093
Ryzen 7 5825U
メモリDDR4-3200
15728
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7300
5101
 PCIe Gen3 SSD 3500
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを備えています。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型で計測した各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「エクストリーム・パフォーマンス」モードで計測しました。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

まずまずの現像速度ですが、Core Ultra 7 155Hよりはやや遅かったです。

各種パラメーターを変更する現像処理を行ったときは、高い性能の外部GPUを搭載したモデルと比べるとややもたつきはありますが、十分使えます。

Core i9-13900H
RTX 4090 (150W)
38秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900HX
RTX 4080 (175W)
39秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-13900H
57秒
Core i7-13700H
RTX 4070 (140W)
60秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H
RTX 4060 (140W)
63秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-13700H 68秒
Core Ultra 7 155H 72秒
Core i7-12650H
RTX 4050 (45W)
76秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Ryzen 7 8845HS 77秒
Core i5-13500H 80秒
Ryzen 7 6800H 82秒
Core i7-1360P 88秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i5-1340P 93秒
Core Ultra 5 125U 103秒
Core 5 120U 106秒
Ryzen 7 7735U 108秒
Ryzen 7 7730U 115秒
Core i5-1335U 128秒
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

処理に時間のかかるニューラルフィルターを実行しましたが、内蔵GPUも使って処理する「スーパーズーム(x2)」が非常に速かったです。ただし、ほぼCPUのみで処理する「JPEGのノイズを削除」の処理はあまり速くありませんでした。

  本製品 参考
Core i7-1360P
ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約2秒 約3秒
ニューラルフィルター(スーパーズーム(x2)) 1分18秒 約4分16秒
ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 4分08秒 約2分41秒
※ 6000x4000のRAWデータを編集
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

FHD動画の書き出し速度は速かったです。Core Ultra 7 155Hとほぼ同じ書き出し時間でした。実際に編集作業を行ってみても、重いアニメーションのエフェクトなどを使わない簡単な編集であれば、問題なくできました。趣味程度に使うのではあれば、本製品でも問題ないでしょう。

FHD動画の書き出し
Core i7-12650H
GeForce MX550
2分01秒
Core i7-1185G7
GTX 1650 Max-Q
2分10秒
Core i7-1185G7
MX450
2分28秒
Core Ultra 7 155H
Intel Arc
2分29秒
Ryzen 7 8845HS
Radeon 780M
2分34秒
Core i7-1360P
Intel Iris Xe
2分49秒
Core 5 120U
Intel Graphics
3分02秒
Core i5-1340P
Intel Iris Xe
3分03秒
Ryzen 7 6800U
Radeon 680M
3分05秒
Core Ultra 5 125U
Intel Graphics
3分15秒
Core i5-1335U
Intel Iris Xe
3分17秒
Ryzen 7 7735U
Radeon 680M
3分51秒
Ryzen 5 7530U
Radeon Graphics
4分31秒
※ FHD/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

以下、比較的軽めのゲームを選んで、どのくらいフレームレートが出るのかチェックしました。

今回、インテル Core Ultra 5 125Hを搭載した兄弟機種のIdeaPad Pro 5i Gen 9とスコアを比較しています。

なお、CPU内蔵グラフィックスでゲームをする場合、数分経つとフレームレートが大きく落ちるケースがあります。そのため、10分くらい普通にゲームをしたり、ベンチマークソフトを回したりした後、実際にフレームレートを計測しています。

 

ファイナルファンタジー 14 暁月の終焉

「ファイナルファンタジー 14 暁月の終焉」のベンチマークのスコアを掲載します。1920x1200、標準品質であれば58 fpsと、ぎりぎりゲームを楽しめる平均フレームレートが出ていました。ただ、このゲームに関してはCore Ultra 5 125Hのほうが高いスコアが出ていました。

ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ
解像度 品質 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1200 標準品質 58 fps / 8119 79 fps / 11288
高品質 49 fps / 6971 59 fps / 8569
最高品質 39 fps / 5753 44 fps / 6330
2880x1800 標準品質 33 fps / 4848 35 fps / 5196
他のGPUとの比較(1920x1200 or 1920×1080、標準品質)
Georce GTX 1650
(1920x1080)
115 fps
GeForce MX550
(1920x1080)
104 fps
Core Ultra 7 155H
(1920x1200)
81 fps
Core Ultra 5 125H
(1920x1200)
79 fps
Ryzen 7 8845HS
(1920x1200)
58 fps
Ryzen 7 PRO 7840U
(1920x1200)
52 fps
※ GTX 1650とMX550は、1920x1080での計測結果なので注意

 

PSO2 ニュージェネシス

PSO2 ニュージェネシスは、「最低」のグラフィック品質なら、74 fpsとまずまずのフレームレートが出ていました。ただ、こちらもCore Ultra 5 125Hを搭載した兄弟機種の方が高いフレームレートが出ていました。

PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1200 最低 74 fps / 10361 91 fps / 14836
59 fps / 6640 54 fps / 5291
ウルトラ 28 fps / 1528 35 fps / 1685
他のGPUとの比較(1920x1200 or 1920×1080、最低品質)
Georce GTX 1650
(1920x1080)
139 fps ※
GeForce MX550
(1920x1080)
117 fps ※
Core Ultra 7 155H
(1920x1200)
92 fps
Core Ultra 5 125H
(1920x1200)
91 fps
Ryzen 7 PRO 7840U
(1920x1200)
85 fps
Ryzen 7 8845HS
(1920x1200)
74 fps
※ GTX 1650とMX550は、1920x1080での計測結果なので注意

 

原神

原神は、1920x1200、中設定でも、上限の60 fpsが出ていました。また、このゲームは、本製品のほうが高いフレームレートが出ていました。

原神
解像度 グラフィック品質 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1200 最低 60 fps(上限) 60 fps(上限)
60 fps(上限) 56 fps
59 fps 45 fps
2880x1800 最低 60 fps(上限) 60 fps(上限)
37 fps 32 fps

 

ARK: Survival Evolved

ARK: Survival Evolvedは、1920x1200、低設定であれば、96 fpsと十分なフレームレートが出ていましたが、低設定だと画質が結構悪いです。中設定にすれば画質は良くなりますが、フレームレートが60 fpsを下回ります。ただし、Core Ultra 5 125Hを搭載したIdeaPad Pro 5i Gen 9よりは高いフレームレートが出ていました。

ARK: Survival Evolved
解像度 品質 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1200 低設定 96 fps 88 fps
中設定 55 fps 44 fps

 

VALORANT

VALORANTについては、低設定であれば、100 fpsを超える平均フレームレートで、快適にゲームが出来ます。Core Ultra 5 125Hと比較すると同じくらいのフレームレートでした。

VALORANT
解像度 品質 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1200 低設定 164 fps 165 fps
高設定  73 fps 96 fps
2880x1800 低設定  161 fps 152 fps
※プラクティスモードで計測

 

Apex

Apexは、平均フレームレートで90 fps出ていました。FPSゲームの場合、もう少しフレームレートが欲しいところですが、エンジョイ勢ならやれなくもないと思います。Core Ultra 5 125H搭載の兄弟機種よりは高いフレームレートが出ていました。

Apex Legends
解像度 品質 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1200 低設定 90 fps 67 fps
※トレーニングモードで計測

 

フォートナイト

フォートナイトについては、DirectX 12だと重いので、レンダリングモードを「パフォーマンス - 低グラフィック忠実度」にして計測しました。Core Ultra 5 125H搭載の兄弟機種では、結構カクつきを感じましたが、本製品であれば多少カクつくときはあるものの、思ったよりもプレイしやすかったです。空いた時間にたまにゲームをするくらいなら、使えるのではないかと思います。

フォートナイト [チャプター5 シーズン2]
解像度 その他設定 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1200 3D解像度:100%
メッシュ:高
描画距離:最高
123 fps 88 fps
※バトルロワイヤル ソロで計測

 

ドラゴンクエストX

ドラゴンクエストXは十分なスコアではありますが、Core Ultra 5 125H搭載の兄弟機種よりは低めのフレームレートでした。

ドラゴンクエストX
解像度 品質 IdeaPad Pro 5 Gen 9
Ryzen 7 8845HS
IdeaPad Pro 5i Gen 9
Core Ultra 5 125H
1920x1080 最高品質 12027(すごく快適) 18001(すごく快適)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型は、USB4ポートと、USB3.2 Gen2 Type-Cポートをそれぞれ1つずつ備えています。なお、どちらのポートもPower Deliveryと、DisplayPortに対応しています。

USB4ポートの動作チェックの結果は下表のとおりです。

PD充電器での充電に関しては、出力が65Wのものでも充電できてはいましたが、警告が表示されます。できれば、付属のACアダプターと同じ100Wぐらいの出力があるPD充電器を使った方がいいと思います(なお、GeForce RTX3050搭載モデルの場合は、付属のACアダプターは140Wになります)。

USB4ポートの動作チェック
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック △ ※3
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック △ ※3
PD充電器
※1
140W アドテック PD3.1充電器
100W Anker PowerPort III
65W Lenovo GaN充電器 △ ※3
45W Lenovoウルトラポータブル
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740 △ ※3
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 低速ケーブルであるとの警告が表示されるものの充電は可能

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細は下図の通りです。4K、60Hz、8ビット、YCbCr444で表示することができました。なお、仕様を見るとHDMI2.1となっています。

4Kモニター(BenQ EX3210U)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型の質量は、仕様値で「約1.46kg」となっており、実測値もほぼ同じでした。14型ノートPCとしては、特別軽い機種ではありませんが、高いパフォーマンスを備えつつ、扱いやすい質量で、持ち出すことも可能だと思います。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.487kg
ACアダプター+電源ケーブル 378g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

まず、バッテリー容量ですが、84Whと大容量です。

バッテリー容量

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は下表の通りです。

動画再生のような負荷の軽い作業であれば、(2)のように長い時間のバッテリー駆動が可能です。通常の使用状況に近い、少し負荷がかかる作業を連続して行うと、(3)ぐらいの駆動時間になります。ノートPCとしては、比較的長めのバッテリー駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  Ryzen 7 8845HS Ryzen 7 8845HS
GeForce RTX 3050
(1) JEITA3.0(アイドル時) 約17.3時間 約16.3時間
(2) JEITA3.0(動画再生時) 約12.7時間 約12.9時間
(3) CPU6%、iGPU5%の負荷 5時間52分
(1)、(2) メーカー公表値
(3) Premiere Proで480x320の動画をプレビュー再生(リピート)させたとき。画面輝度は約120cd/m2

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラには、プライバシーシャッターが付いています。また、IRカメラも付いているので、Windows Helloの顔認証を使用することができます。

Webカメラは、FHD 1080p カメラです。比較的自然な画像でした。

FHD 1080p RGB+IR Hybrid Webカメラ
Webカメラ
本製品のカメラで撮影
※クリックすると拡大できます。
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows標準のカメラアプリで撮影
 

スピーカー

スピーカーは、底面の左右に2.0W x2のステレオスピーカーが配置されています。音質はやや良く、ノートPC基準で10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「インテリジェント・クーリング」モードの場合、CPU電力は54W前後から徐々に下がり、約49Wで落ち着き、そのまま推移しています。一般向けのスリムタイプのノートPCですが、デフォルトTDP:45Wを超えるCPU電力で動作しています。CPU温度は82℃前後で落ち着いており、心配のない温度です。

「エクストリーム・パフォーマンス」モードにすると、CPU電力は60W前後から徐々に下がり、55W前後をキープして動作しています。CPU温度は90℃前後で落ち着いており、やや高めの温度ではあります。

なお、動作モードを変更しても、そこまでベンチマークスコアは変わらないので、基本的に「インテリジェント・クーリング」での運用で十分だと思います。

  • インテリジェント・クーリング時
  • エクストリーム・パフォーマンス時
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

静音性のチェック

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型の動作音(静音性)のチェック結果です。こちらは、「インテリジェント・クーリング」モードでの計測となります。

アイドル時はほぼ無音です。負荷がかかるとファンが回転し始めるため騒音値は上がります。それでも、エンコードのような高い負荷がかかるような場合でも、他のノートPCと比べると低めの動作音です。静かな環境でも使いやすいです。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Premiere Proでプレビュー再生(320pの低画質動画)
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手のひらを置くパームレストの温度変化は重要です。

キーボード面の温度はそれほど上がっていません。パームレスト部の温度も低く保たれているので、不快感なくタイピングすることができます。

底面の温度も低めに抑えられていました。ただし、エンコードのような負荷の高い作業を行う場合は、机の上など放熱しやすい状態で行った方がいいと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

消費電力は低めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型の外観をチェックします。

スタンダードなデザインのノートPCです。狭額縁ベゼルで、美しい表示の有機ELディスプレイが映えます。

なお、ボディカラーは、アークティックグレーです。仕事用途にも違和感なく使用することができます

 

天板です。目立つロゴなどもなく、シンプルです。

 

本体の高さは、約15.99mm(最薄部)と薄いです。

 

側面のインターフェースはご覧の通りです。USB3.2 Gen1 Type-A x2、USB4、USB3.2 Gen2 Type-C、HDMI、SDカードスロットを備えています。USB-Cタイプの2つのポートは、Power Deliveryと、DisplayPortに対応しています。

ポート類は、種類も数も揃っています。

 

液晶面は約180度開き、ほぼフラットになります。

 

底面です。

 

底面カバーを外すと、このような内部が現れます。冷却ファン2基と、ヒートパイプ2本でCPUの熱を冷却しています。一般的なノートPCよりも少し高めの冷却機構です。

メモリはオンボードなので、増設・換装はできません。

 

ストレージには、Type 2242のM.2 SSDが搭載されていました。空きのM.2スロットはないので、ストレージの増設はできません。

 

標準のACアダプターは100Wです。コンセント側のケーブルが太いので、ややかさばります。持ち出すときは、コンパクトなPD充電器の方が便利だと思います。

なお、GeForce RTX 3050搭載モデルの場合は、140WのACアダプターが付属します。

 

まとめ

以上が、IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型のレビューです。

最新プロセッサーによる高めの性能と、美しい表示のディスプレイを備えつつ、コスパが高い14型ノートPCです。

一般向けのスリムタイプのボディですが、プロセッサーには、デフォルトTDPが45Wと高い、AMD Ryzen 8045 (HS)シリーズを搭載しています。同タイプのノートPCの中では高い処理性能と、グラフィックス性能を備えており、快適に作業を行うことができます。また、FHD動画の一般的な編集作業をある程度快適に行うことができますし、ライトにゲームを楽しむことも可能です。

もっと高いグラフィックス性能を必要とする場合は、GeForce RTX 3050搭載モデルを選択することができます。

ディスプレイには、2.8Kの有機ELディスプレイを搭載しています。高精細かつ、色鮮やかなディスプレイで、画像や動画を美しい表示で見ることができます。

このように一般ノートPCよりも高めの性能と、美しい有機ELディスプレイを搭載しながら、12万円台(税込み)から購入することができるので、コスパが高いです。

1kgを切るような軽さではありませんが、扱いやすく、持ち出すこともできる質量に収まっていますし、バッテリー駆動時間も比較的長いです。また、SDカードリーダーなど、ポート類も揃っています。

やや残念なのは、光沢ディスプレイなので映り込みがあり、有機EL特有のフリッカーもある点です。長時間文字を追うような用途だと、目が疲れやすくなるかもしれません。用途によっては、IPS液晶を選択できる兄弟機種のインテルモデルも併せて検討してみるといいでしょう。また、GeForce RTX 3050を選択すると、メモリは16GB固定になり、32GBメモリを選択することができません。このあたりが気にならなければ、普通の機種よりも性能が高いノートPCとして、非常におすすめです。

 

Ryzen 8045シリーズ搭載の高コスパノート

レノボ IdeaPad Pro 5 Gen 9 14型

特徴

  • 最新のAMD Ryzen 8045 (HS)シリーズ搭載
  • 2.8K有機ELディスプレイを搭載
  • 高いコストパフォーマンス

こんなあなたに

  • 性能が高めでコスパも高い機種が欲しい方
  • ライトに動画編集やゲームなどもしたい方
公式サイトはこちら

 

 

関連ページ