レノボ Legion 570 Pro(16型 AMD)の実機レビュー

更新日:
CPU Ryzen 5 6600H
Ryzen 7 6800H
Ryzen 9 6900HX
GPU GeForce RTX 3050 Ti
GeForce RTX 3060
メモリ 16 / 32GB DDR5-4800
ストレージ 最大1TB PCIe SSD
液晶サイズ 16インチ
液晶種類 1920×1200 165Hz
2560×1600 165Hz
質量 約2.5kg
バッテリー 約11時間 (80Wh)
価格[税込] 16万円台~
品質高めのミドルスペック・ゲーミングノート

Legion 570 Proは、ボディの質感や、冷却性に優れた品質の高いミドルスペックゲーミングノートPCです。

CPUには、AMD Ryzen 6000シリーズを搭載し、最大でRyzen 9 6900HXの高性能プロセッサーが搭載できます。グラフィックスは、GeForce RTX 3050 TiまたはRTX 3060で、いずれも最大グラフィックスパワーは高めです。

ディスプレイも、画面比が16:10で、色域も比較的広く、165Hzの高リフレッシュレートにも対応。解像度は2種類から選ぶことが出来ます。ゲームだけでなく画像編集などにも使えるディスプレイです。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 7 6800H、16GBメモリ、RTX 3050 Ti 4GB、2560×1600液晶

 

セール情報

以下のページでレノボのパソコンのセールを実施中です。

 

目次

お忙しい方は、「Legion 570 Proの特徴」のみお読みください。

 

Legion 570 Proの特徴

16:10のディスプレイを搭載

ゲーミングノートPCのディスプレイは、リフレッシュレートは高いものの、色域が狭く色がくすんで見える液晶が割と多いですが、Legion 570 ProはsRGB 100%クラスの液晶を搭載しており、色が鮮やかに表示されます。グラフィックの美しさを楽しむゲームをする方におすすめです。

さらに、画面比が16:10になっていることで、縦の比率が高く、ブラウザなども見やすいです。加えて、解像度は1920×1200と2560×1600の2種類があり、好きなほうを選ぶことができます。ゲーム目的なら1920×1200、クリエイティブワーク目的なら2560×1600のディスプレイがいいと思います。

広めの色域で色鮮やかなゲーム映像
解像度が異なる2種類のディスプレイ

 

ただ、今回2560x1600のディスプレイを搭載していますが、キーボードを押してから、文字が表示されるまでの遅延の計測値が、他のノートに比べて大きいのがやや気になりました。実際にゲームをした限りでは気になりませんでしたが、プロゲーマーレベルになると、違いを感じるかもしれません。そういった意味でも、ゲームをするなら1920x1200ドットの液晶のほうがいいでしょう。

 

最大Ryzen 9 6900HXを搭載

プロセッサーには、最新のAMD Ryzen 6000シリーズを搭載しています。

標準ではRyzen 7 6800Hを搭載しており、カスタマイズモデルでは下記の通り、Ryzen 5 6600HやRyzen 9 6900HXを搭載することもできます。GeForce RTX 3050 Tiを搭載してゲームをするなら、Ryzen 5 6600Hでもいいと思います。GeForce RTX 3060を搭載するならRyzen 7 6800Hがバランスがいいと思います。CPUに負荷のかかるクリエイター向けソフトを使うなら、Ryzen 9 6900HXへ上げるのもいいでしょう。

AMD Ryzen 6000シリーズモバイルを搭載

 

ディスクリートモードに変更可能

Legion 570 Proのグラフィックスには、エントリークラスのGeForce RTX 3050 Tiまたは、ミドルクラスのGeForce RTX 3060を搭載しています。

今回のレビュー機で搭載されていたGeForce RTX 3050 Tiの最大グラフィックスパワーを確認すると、95Wと高めの設定値でした。また、GeForce RTX 3060を搭載した場合の最大グラフィックスは、仕様を確認すると、140Wとなっており、こちらも高い設定値です。

エントリークラスのグラフィックスだと、ディスクリートモードに対応していないことも多いですが、Legion 570 Proでは、RTX 3050 Tiでもディスクリートモードに対応しており、通常よりもパフォーマンスを多少伸ばすことができます。

※ディスクリートモードとは

ディスクリートモードとは、CPU内蔵グラフィックスを介さずに、外部グラフィックスから直接映像を出力するモード。遅延やオーバーヘッドが発生しないため、フレームレートが伸びます。ただし、アイドル時の消費電力が高くなります

 

3DMarkのベンチマークスコアを確認すると、今まで計測したGeForce RTX 3050 Tiの中でもトップクラスのスコアでした。

3DMark Time Spy グラフィックススコア
RTX 3060
※ディスクリート
140W 8847
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050Ti
※ディスクリート
95W 6041
RTX 3050 Ti 85W 5933
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

スポーツカーのようなデザイン

下位モデルのIdeaPad Gaming 370は、樹脂製のボディでやや安っぽさを感じますが、Legion 570 Proはアルミ製のボディを採用しており質感が良いです。また、メーカーサイトには「eSportにマッチしたアグレッシブなデザインを採用」と書かれており、排気口はスポーツカーのようなデザインになっています。

アルミニウムボディ
スポーツカーのような排気口

 

背面にポート類が集中して使いやすい

ゲーミングノートPCは、外部モニターやLAN、ケーブル、有線マウスなど割とケーブルを接続することが多い製品ですが、側面に端子があると、マウス操作などの結構邪魔になったりします。Legion 570 Proは、背面にポート類が集中しており、ケーブルを複数接続しても邪魔にならず、ディスプレイを開けばケーブルが隠れるため、見た目もいいです。

また、側面にはUSBポートもあるので、頻繁に抜き差しする機器は、こちらのポートに接続するといいでしょう。

背面にポート類が集中

 

レノボの類似製品との比較

レノボには、同じようなスペックの機種が複数存在し、違いが分かりにくいと思います。ここでは、Ryzenプロセッサーを搭載した似たようなスペックの次の3機種を比較してみます。

まず、本製品のLegion 570 Proですが、高い性能のCPUやグラフィックスを選択することができます。ストレージもGen4のSSD、ディスプレイも画面比16:10の高解像度液晶を搭載しています。また、アルミニウム製でボディの質感も良くなっています。

Legion 570は、ディスプレイが16:9のFHD液晶である点が他と異なります。ゲーム目的なら、このFHD液晶でも十分です。むしろゲームは16:9をベースに作られているケースが多く、16:10だと端が切れる場合もあるので、16:9のほうがゲームに適しているかもしれません。ただ、クリエイティブワークもするなら16:10のほうがいいでしょう。

下位モデルにあたるIdeaPad Gaming 370は、ボディが樹脂製でやや安っぽく見えるものの、画面比が流行りの16:10です。最低価格も安いので、低予算で購入したい方におすすめです。SSDがGen3で他機種より見劣りするものの、カスタマイズで、2nd SSDとしてGen4のSSDを増設することができます。

レノボの類似製品との比較
  Legion 570 Pro Legion 570 IdeaPad Gaming 370
画像
CPU Ryzen 5 6600H
Ryzen 7 6800H
Ryzen 9 6900HX
Ryzen 5 6600H Ryzen 5 6600H
Ryzen 7 6800H
グラフィックス RTX 3050 Ti
RTX 3060
RTX 3050 Ti RTX 3050
RTX 3050 Ti
メモリ規格 DDR5-4800
メモリ 16GB / 32GB 16GB 8GB / 16GGB
1st SSD 512GB Gen4
1TB Gen4
512GB Gen4 512GB Gen3
1TB Gen3
2nd SSD スロットはあるが
カスタマイズは
不可
スロットはあるが
カスタマイズは
不可
256GB Gen4
512GB Gen4
1TB Gen4
画面サイズ 16インチ 15.6インチ 16インチ
画面比 16:10 16:9 16:10
解像度 1920×1200 165Hz
2560×1600 165Hz
1920×1080 165Hz 1920×1200 165Hz
2560×1600 165Hz
カメラ HD 720p FHD 1080p FHD 1080p
USB-C 3つ 3つ 1つ
質量 約 2.5kg 約 2.4kg 約 2.6kg
バッテリー 80Wh 60Wh 71Wh
ACアダプター 230W 230W 170W
価格 16万円台~ 14万円台~ 12万円台~

 

各用途の快適度

Legion 570 Proの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
画面比16:10で、Web閲覧やOffice作業がしやすいです。
オンライン会議 いずれも普通の品質ですが、ウェブカメラ、マイク、スピーカーを備えており、オンライン会議をすぐに始めることができます。
動画鑑賞 sRGB 100%クラスの液晶を搭載し、綺麗な映像で動画を視聴することができます。
RAW現像
画像編集
AMD Ryzen 6000のHシリーズプロセッサーを搭載し、各種処理が比較的速いです。外部グラフィックスも搭載しているので、GPUを使う処理も速いです。ただし、印刷用の画像編集の場合は、Adobe RGB 100%の外部ディスプレイを用意したほうがいいです。なお、この用途で使うなら、メモリはできるだけ多く積んでおきましょう。
動画編集 高い性能のCPUに、RTX 3060などの外部グラフィックスを搭載し、さらにディスプレイの解像度も高いため、動画編集がしやすいです。
ゲーム 165Hz液晶、RTX 3050 TiまたはRTX 3060を搭載し、グラフィック設定を調整することで高いフレームレートが出ます。ゲームをやる機会が多いなら人気のRTX 3060がおすすめです 。

 

ディスプレイのチェック

Legion 570 Proのディスプレイは、以下の2種類から選択することができます。

選択できるディスプレイ

(1) WUXGA(1920×1200)、非光沢、100% sRGB165Hz、300nit

(2) WQXGA(2560×1600)、非光沢、100% sRGB、165Hz、500nit

 

今回は(2)のディスプレイを搭載しています。パネルは、「BOE 0A9B」でした。

色域は広めで、ゲームから画像・動画編集など、クリエイティブな用途にも使えると思います。最大輝度は、当サイトの計測では520cd/m2とかなり高めです。

その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定結果は、以下のとおりです。色域は広めです。

  カバー率
sRGBカバー率 99.5%
DCI-P3カバー率 76.4%
Adobe RGBカバー率 75.9%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、各色がほぼ1:1の直線となっており、ほぼ補正されていません。自然な発色であることが分かります。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきはややありますが、ほぼ気にならないでしょう。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)はありませんでした。目にも優しいディスプレイです。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約110msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、一般的なノートPCよりやや遅延があります。ゲーミングノートPCにしては遅延が大きいと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、1秒間に165回フレームを書き換える液晶で2フレーム前くらいまで残像がありました。普通のノートPCは、1秒間に60回フレームを書き換える液晶で2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品の液晶は、一般的なノートPCの液晶より、残像は抑えられていると言えます。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

次は、Legion 570 Proのキーボードとタッチパッドをチェックします。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約18.5mmと十分です。キーストロークは約1.4mmとなっており、深くはありませんが、最近のノートパソコンとしては標準的な数値だと思います。

主要なアルファベットキーのサイズは概ね揃っていますが、「Backspace」キーや、「半角/全角」キーのサイズが、他より小さめです。特にBackspaceキーの右隣にも間隔を開けずに他のキーがあるため、慣れないとタイプミスしやすいかもしれません。キートップは湾曲しており、押しやすいです。総じて、普通の打ちやすさのキーボードかなと思います。

テンキーについては、横幅がやや狭いものの、標準的な4列テンキーで、入力がしやすいです。矢印キーはかなり大きくて押しやすいです。

タッチパッドの操作性は普通で、クリックボタンも普通の押しやすさです。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードにはバックライトも搭載しています。ホワイトバックライトと4-Zone RGBバックライトの2種類あり、今回は後者を搭載しています。ゲーミングPCらしい派手さがあります。派手なバックライトが必要ない方は、ホワイトバックライトを選ぶといいでしょう。


4ゾーンのRGBバックライト

選べるキーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

動作モード

Legion 570 Proは、「Lenovo Vantage」というレノボ提供の管理アプリから、サーマル・モード設定を変更することができます。ここでは、デフォルトの「バランス・モード」と「パフォーマンス・モード」で各種ベンチマークを計測しています。

サーマル・モード設定

 

また、同じく「Lenovo Vantage」から、GPU動作モードも変更することができます。基本的にはデフォルトの「ハイブリッド・モード」で計測していますが、3DMarkのみ「dGPUモード」でも計測しています。

GPU動作モード

 

CPU

プロセッサーにはAMD Ryzen 6000シリーズを搭載することができます。Ryzen 7 6800HでのCINEBENCH R23のスコアは以下の通りで、マルチコアは高いスコアです。シングルコアはインテルCPUほど高くありませんが、まずまずのスコアだと思います。

なお、デフォルトの「バランス・モード」より、「パフォーマンス・モード」のほうがややスコアは高いです。少しでも処理を早く終わらせたい場合は「パフォーマンス・モード」するといいでしょう。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 7 6800H
他のCPUとの比較(マルチコア)
Core i9-12900HX 21233
Core i9-12900H 19223
Core i7-12800HX 17492
Core i5-12500H 14673
Core i7-12700H 14546
Ryzen 7 6800H 13657 [パフォーマンス・モード]
12473 [バランス・モード]
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-1280P 11801
Ryzen 7 6800U 10830
Ryzen 7 5825U 10040
Ryzen 7 5800U 9429
Ryzen 5 5600H 9255
Core i7-1260P 9032
Core i5-11400H 8514
Core i5-1240P 8409
Core i7-1255U 8300
Ryzen 5 5625U 8107
Core i5-1235U 7589
Core i7-1195G7 6594
Core i7-1185G7 6229
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-12900H 1920
Core i9-12900HX 1916
Core i7-12700H 1823
Core i7-1260P 1802
Core i7-1255U 1776
Core i9-12800HX 1760
Core i7-1280P 1751
Core i5-12500H 1727
Core i5-1235U 1675
Core i7-1195G7 1634
Core i7-1185G7 1517
Ryzen 7 6800H 1515 [パフォーマンス・モード]
1515 [バランス・モード]
Ryzen 7 6800U 1504
Core i5-1240P 1483
Ryzen 7 5825U 1460
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1429
Ryzen 5 5625U 1383
Core i5-1135G7 1294
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

なお、高負荷時のCPU電力、CPU温度は「パーツの温度のチェック」で記載しています。

 

メモリ

メモリは最新のDDR5-4800を搭載しています。DDR5-4800の割には狭い帯域でしたが、DDR4-3200よりは広いです。

標準構成では16GBを搭載していますが、クリエイター向けソフトを使うなら、32GBにするのがいいと思います。また、スロット式のメモリなので、自分でメモリを増設することもできます(パーツ交換は自己責任でお願いします)。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
16GB(8GBx2)メモリ
最大32GBまで選択可能
他のメモリとの比較(帯域のベンチマーク)
LPDDR5-6000
デュアルチャネル
64.52GB/s
DDR5-5200
デュアルチャネル
62.38GB/s
LPDDR5-5200
デュアルチャネル
58.49GB/s
DDR5-4800
デュアルチャネル
52.25GB/s
38.88GB/s
LPDDR5-4800
デュアルチャネル
51.68GB/s
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
51.65GB/s
DDR4-3200
デュアルチャネル
30.66GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
※実際のノートPCで計測した実測値で、理論的な最大値ではありません

 

グラフィックス

グラフィックスには、エントリークラスのGeForce RTX 3050 TiまたはミドルクラスのGeForce RTX 3060まで搭載することができます。レビュー機ではGeForce RTX 3050 Tiを搭載しており、最大グラフィックスパワーは、95Wと高めの設定値でした。

また、GeForce RTX 3060を搭載した場合の最大グラフィックスは、仕様を確認すると、140Wとなっており、こちらも高い設定値です。

GeForce RTX 3050 Tiの最大グラフィックスパワー

 

ベンチマークの結果は以下の通り、最大グラフィックスパワーが高めに設定されていることもあり、GeForce RTX 3050 Tiの中ではとても高いスコアが出ています。なお、3DMarkに関しては、ハイブリッドモードも、dGPUモードも、スコアはほぼ変わりませんでした。実際のゲームの場合だと、大きく変わるタイトルもあります。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~
ハイブリッドモード
dGPUモード
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 3080
  17064
デスクトップ用
RTX 3070
  13393
RTX 3080Ti 16GB 175W 12614
RTX 3080Ti 16GB 150W 12194
RTX 3080 16GB 140W 11552
RTX 3080 16GB 130W 11361
RTX 3080Ti 130W 11108
RTX 3070Ti 130W 10758
RTX 3070 130W 10327
RTX 3080 8GB 105W 10258
RTX 3070Ti 105W 9901
RTX 3070 95W 9220
RTX 3060
※dGPUモード
140W 8847
RTX 3060 130W 8302
RTX 3060 95W 7519
RTX 3060 75W 7047
RTX 3050Ti
※dGPUモード
95W 6041 [パフォーマンス・モード]
5765 [バランス・モード]
RTX 3050Ti
※ハイブリッドモード
95W 6035 [パフォーマンス・モード]
5772 [バランス・モード]
RTX 3050Ti 60W 5292
RTX 3050Ti 40W 4560
RTX 3050 65W 4560
GTX 1650Ti   3700
GTX 1650   3494
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3050 Ti Laptopの情報は次の通りです。ブーストクロックなど標準的な数値です。なお、動作モードを変更しても、GPUクロックに変化はありませんでした。

GeForce RTX 3050 Ti Laptopのスペック

 

ストレージ

ストレージには、PCIe Gen4 SSDを搭載しており、非常に高速です。カスタマイズから最大で1TBに容量を増やすことができます。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe Gen4 SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 約7000
6766
PCIe Gen3 SSD 約3500
SATA SSD 約550
2.5インチHDD 約150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし計測した平均フレームレートを掲載します。

ここでは、サーマル・モード設定を「パフォーマンス・モード」、GPU動作モードを「dGPUモード」にして計測してます。

解像度は1920x1200と、2560x1600で計測しています。一部、16:10比率を選択できないタイトルでは、1920×1080で計測しています。

各ゲームの平均フレームレート

今回は、GeForce RTX 3050 Tiで計測した平均フレームレートを掲載します。

まず、2560x1600の解像度の場合、GeForce RTX 3050 Tiではスペック不足です。この解像度でゲームをしたいならGeForce RTX 3060を搭載しましょう。 RTX 3060でもゲームによってはスペックが足りないと思います。

1920x1200の解像度の場合、GeForce RTX 3050 Tiでは、APEXなどの軽めのタイトルなら、設定を落とすことで高めのフレームレートが出ます。ただし、サイバーパンク2077などの重いゲームはかなりグラフィック品質設定を下げる必要があります。重いゲームをしたり、高いフレームレートを安定して出したいなら、GeForce RTX 3060のほうがいいでしょう。

以下のゲームのフレームレートについて
グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP)
重い部類のゲーム
サイバーパンク2077(DX12)
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 86 fps
ウルトラ 38 fps(45 fps)
レイトレ:低 40 ps
2560x1600 80 fps
ウルトラ 26 fps(35 fps)
レイトレ:低 32 ps
※括弧内はDLSSを自動に設定
重い部類のゲーム
Forza Horizon 5(DX12)
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 128 fps
最高 40 fps
2560x1600 107 fps
最高 35 fps
重い部類のゲーム
ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界(DX12)
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 125 fps
ウルトラ 55 fps
2560x1600 81 fps
ウルトラ 27 fps
重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15(DX11)
解像度 品質 平均 fps
1920x1080 軽量品質 115 fps
高品質 62 fps
2560x1440 軽量品質 80 fps
高品質 44 fps
中程度の重さのゲーム
PSO2 ニュージェネシス
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 148 fps
ウルトラ 72 fps
2560x1600 116 fps
ウルトラ 48 fps
中程度の重さのゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー(DX12)
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 最低 136 fps
最高 72 fps
2560x1600 最低 97 fps
最高 46 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 暁月のフィナーレ(DX11)
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 標準(ノート) 115 fps
最高品質 62 fps
2560x1600 標準(ノート) 80 fps
最高品質 44 fps
中程度の重さのゲーム
フォートナイト
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 低設定 158 fps
最高設定 67 fps
2560x1600 低設定 153 fps
最高設定 46 fps
※バトルラボで計測

また、フォートナイトでよく使われる以下の設定でも計測しました。

解像度 レンダリングモード
3D解像度
メッシュ
平均 fps
1920x1200 パフォーマンス(ベータ)
100%
167 fps
2560x1600 130 fps
軽い部類のゲーム
Apex Legends(DX11)
解像度 品質 平均 fps
1920x1200 低設定 200 fps
高設定 95 fps
2560x1600 低設定 128 fps
高設定 70 fps
※トレーニングモードで計測

 

その他のゲーム

上に掲載していない他のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

クリエイターソフトの処理時間

以下、各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでも、動作モードは「パフォーマンス・モード」、GPU動作モードは「dGPUモード」で計測しています。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

インテル第12世代プロセッサーと比べると、やや劣る書き出し時間ですが、十分実用範囲内の速度だと思います。なお、「書き出しにGPUを使用」をONにすることで、書き出し時間が短くなります。

Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
32秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i9-12900HX 47秒
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
52秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3060 (130W)
53秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
58秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H
RTX 3050 (65W)
59秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-12700H 60秒
Core i7-1280P 64秒
Core i5-12500H 69秒
Ryzen 7 6800H
RTX 3050Ti (95W)
73秒 [書き出しにGPUを使用をON]
Core i7-1260P 81秒
Ryzen 7 6800H 82秒
Ryzen 7 6800U 89秒
Core i7-1255U 112秒
Ryzen 7 5825U 151秒
※2022年6月より、GPUを使用した書き出しも出来るようになったので、この機能が使えるPCは、機能をONにしたときの書き出し時間も掲載しています。
※プロファイル補正、露光量+1、シャドウ+10、自然な彩度+10、ノイズ軽減+10を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

GeForce RTX 3050 Tiのグラフィックスを搭載しているので、そこそこの書き出し時間です。1トラックの4K動画の編集であれば、問題なく出来ると思います。本格的に動画編集をしたいなら、VRAMが多いGeForce RTX 3060のほうがおすすめです。

4K動画の書き出し
Core i9-12900HX
RTX 3080 Ti (175W)
3分14秒
Core i5-12500H
RTX 3060 (140W)
3分20秒
Core i7-12700H
RTX 3080 (175W)
3分24秒
Apple M1 Max
10CPU/32GPU
3分26秒 (MacBook Pro 16)
Core i7-12800HX
RTX 3070 Ti (150W)
3分34秒
Core i9-11900H
RTX 3080(140W)
3分36秒
Core i9-11980HK
RTX 3080 (165W)
3分45秒
Core i9-12900HX
RTX 3080Ti (130W)
3分48秒
Core i9-12900H
RTX 3070Ti (120W)
3分49秒
Core i7-12700H
RTX 3070Ti (105W)
3分51秒
Core i7-1180H
RTX 3070 (140W)
3分53秒
Core i7-11800H
RTX 3060 (130W)
4分04秒
Ryzen 7 6800H
RTX 3050Ti(95W)
4分20秒
Ryzen 9 5900HX
RTX 3080 (130W)
4分55秒
Core i7-11800H
RTX 3050Ti (60W)
5分08秒
Apple M1 Pro
10CPU/16GPU
5分51秒 (MacBook Pro 14)
Core i5-11400H
RTX 3050 (65W)
5分59秒
Core i7-10750H
GTX 1650
6分34秒
Apple M2
8CPU/10GPU
6分41秒 (MacBook Pro 13)
Core i5-10300H
GTX 1650
8分21秒
Core i7-1165G7 14分12秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

ソフトウェアエンコードは、Core i7-12700Hと同じくらい高速です。

Core i9-12900HX 5分28秒
Core i7-12800HX 6分18秒
Core i9-12900HX 6分33秒
Core i9-12900HK 7分12秒
Core i5-12500H 7分46秒
Core i7-12700H 7分50秒
Ryzen 7 6800H 7分58秒
Core i9-11900H 8分20秒
Core i7-1280P 10分59秒
Ryzen 7 5825U 11分15秒
Core i7-1260P 12分43秒
Core i5-1240P 14分19秒
Ryzen 7 5800U 14分35秒
Ryzen 7 5700U 15分05秒
Core i7-1195G7 16分14秒
Core i7-1185G7 16分37秒
Core i7-1165G7 24分17秒
Core i5-1135G7 26分03秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)
ハードウェアエンコード

ハードウェアエンコードは非常に速いです。今回のテストではNVENCよりも、Ryzenの内蔵GPUを使ったエンコードのほうが速かったです。

Ryzen 7 6800H 43秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800U 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 5 6600H 45秒 (AMD Media SDK)
Ryzen 7 6800H
RTX 3050 Ti
55秒 (NVENC)
Ryzen 5 6600H
RTX 3050
56秒 (NVENC)
Core i7-1280P
RTX 3060
1分05秒 (NVENC)
Ryzen 7 5825U 1分07秒 (AMD Media SDK)
Core i7-1260P 1分28秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1280P 1分34秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i7-1255U 1分39秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1240P 1分42秒 (Intel Media SDK Hardware)
Core i5-1235U 1分47秒 (Intel Media SDK Hardware)
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.5kg」と記載されています。実測値は、以下の通りで、仕様値とほぼ同じ結果でした。ノートPCなので、デスクトップPCよりは持ち運びに便利ですが、そこまで軽い製品ではないので、基本的には据え置きで使うのがおすすめです。使わない時は別の場所に収納して、使うときだけ取り出すような運用であれば、この質量でも問題ないでしょう。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 2.451kg
ACアダプター 861g

 

バッテリー駆動時間のチェック

Legion 570 Proのバッテリー駆動時間をチェックします。

本機のバッテリー容量は80Whと、比較的多めの容量です。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は以下の通りです。動画再生程度の軽い負荷であれば、割とバッテリーは持ちます。ゲーム時のバッテリー駆動時間はそれほど長くありません。動画編集などをしたときも、2時間程度のバッテリー駆動時間ではないかと思います。基本的には、ACアダプターに接続して使うことをおすすめします。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0 約11時間
(2) 動画再生時 4時間06分
(3) FF14ベンチマーク(ループ再生) 1時間10分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) FF14ベンチをループ実行

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

液晶上部に720p HDのウェブカメラを搭載しています。下位モデルのIdeaPad Gaming 370でも1080p FHDのウェブカメラだったので、やや残念ですが、オンライン会議程度なら問題ない画質です。

また、電子式のプライバシーシャッターがついており、右側面のスイッチをONにすると、カメラを物理的に使用できないようにすることができます。

Webカメラ
右側面にある電子式プライバシーシャッター

 

スピーカー

底面の左右に2W x2のスピーカーが配置されています。音質は普通で、ノートPC基準で10点満点で5点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。なお、GPU動作モードは「ハイブリッド・モード」で計測しています。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「バランス・モード」でのCPU電力は、約55Wで推移し、CPU温度は70℃前後と問題ない温度です。

「パフォーマンス・モード」でのCPU電力は78Wまで上がりパフォーマンスが上がります。このときのCPU温度は85℃前後まで上がりますが、問題ない範囲の温度だと思います。このCPU電力でこの温度なら、冷却性能は高いと思います。

CPU電力
CPU温度

 

FF15ベンチ実行時の温度

下図は、ゲーム時のCPU温度、GPU温度の詳細です。

「バランス・モード」のときも「パフォーマンス・モード」のときも、CPU温度およびGPU温度は70℃前後で推移しており問題ない温度です。安心してゲームができるでしょう。

CPU温度
GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。GPU動作モードは「ハイブリット・モード」で計測しています。次の「表面温度のチェック」と「消費電力のチェック」も同様です。

全体的にやや高めの騒音値かなと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2~3番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

どちらのモードも、キーボード表面の温度はあまり上昇しません。パームレスト部分もほとんど温度は変わらずで、高負荷時でも熱による不快感はほぼ感じないと思います。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高い性能のCPUおよびグラフィックスに、高解像度ディスプレイを搭載しているため、消費電力は高めです。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST8
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

外観のチェックです。

筐体カラーはストームグレーで、ボディの質感は良いです。

 

天板には「LEGION」のロゴが印字されています。背面の排気口はスポーツカーのようでかっこいいです。

 

閉じた状態です。本体の厚みは約19.9~26.4mmとなっています。

 

内部の熱は側面と背面の計4ヵ所から排気されます。

 

側面のポート類はご覧の通りです。右側面にはマイク/ヘッドホン端子、USB 3.2(Type-A)×1、左側面にはUSB 3.2(Type-C)×2、背面にはLANポート、USB 3.2(Type-C)×1、HDMI、USB 3.2(Type-A)×2を備えています。

 

背面が出っ張ったようなデザインを採用しており、ディスプレイを開いても、排気口を塞ぐことなく、放熱性を高めています。また、背面のインターフェースにアクセスしやすく、コードも絡みにくいデザインだと思います。

 

液晶の開く最大の角度はご覧の通りです。

 

底面は、大きく通気口が取られています。

 

底面から吸気できるよう、ゴム足は高めです。

 

底面カバーを外したときの画像はご覧の通りです。太めのヒートパイプ3本と、下からSSD側にも回り込んでいる細めのヒートパイプが1本、そして2つのファンで冷却します。

 

メモリは換装することが可能です。

 

M.2 SSDは80mmのものが搭載されており、熱伝導シートも貼られていました。

 

本体の左側にも、空いているM.2スロットがあります。底面カバーを外せる方なら、自分でM.2 SSDを増設してもいいと思います。ただし、パーツの増設・換装は自己責任でお願いします。

 

ACアダプターは薄型で、持ち運びしやすいサイズだと思います。

 

ACアダプターの容量は230Wです。

 

まとめ

以上が、Legion 570 Proのレビューです。

冷却性や、ボディの質感に優れ、品質が高めのミドルスペックのゲーミングノートPCです。価格も高くなく、GeForce RTX 3060あたりのミドルスペックのゲーミングノートPCが欲しい方におすすめです。

グラフィックスは、dGPUモードに対応し、また最大グラフィックスパワーも高いため、同じグラフィックスを搭載した他機種よりも高いフレームレートが出ます。

CPUには、AMD Ryzen 6000シリーズを搭載しています。以前はAdobeソフトなどとの相性が悪い印象がありましたが、この6000シリーズはそんなことはなく、汎用的に使えるプロセッサーだと思います。

ディスプレイはWUXGA(1920×1200)またはWQXGA(2560×1600)の2種類から目的に応じて選択することができ、どちらも165Hzの高リフレッシュレート対応で、100% sRGBと高色域です。

ゲーム目的ならWUXGA(1920×1200)、動画編集などのクリエイティブワーク目的ならWQXGA(2560×1600)がおすすめです。

 

品質高めのミドルスペック・ゲーミングノート

レノボ Legion 570 Pro

特徴

  • dGPUに対応し、最大グラフィックスパワーも高め
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