レノボ Legion Slim 750i(第10世代インテル) の特徴

更新日:2021年1月19日
CPU Core i7-10750H
GPU GTX 1660Ti Max-Q
RTX 2060 Max-Q
メモリ 16GB
ストレージ PCIe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD IPS 144Hz 非光沢
UHD IPS 非光沢
質量 約1.86kg
バッテリー 最大 約8時間 (71Wh)
価格[税別] 20万円台~
持ち運びやすいミドルクラスのゲーミングノートPC

Legion Slim 750iは、質量が約1.86kgと、15.6型でミドルスペックのゲーミングノートPCとしては非常に軽く、持ち運びがしやすい機種です。

144Hz液晶搭載モデルを選択すると、滑らかな映像でFPS系のゲームを楽しむことができます。UHD液晶モデルなら、100% Adobe RGBの色域を持っており、クリエイティブな作業も適しています。

持ち運ぶことを想定しているミドルクラスのゲーマー、クリエイターのどちらにもピッタリの1台です。

公式サイトはこちら

Legion Slim 750i(第10世代インテル)の特徴

軽くてスリムなゲーミングノートPC

Legion Slim 750i は、「Slim」というだけあって、ゲーミングノートPCとしてはスリムなボディが特徴的です。また、質量も約1.86kgと、一般的な15.6型ノートPCと同程度の軽さです。

薄型ボディ

 

参考までに、下表ではグラフィックスにミドルレンジのGeForce RTX 2060を搭載する15.6型ゲーミングノートPCとのサイズ・質量比較を行いました。

Dell G3 15やLegion 750iぐらいのサイズと質量が、15.6型のゲーミングノートPCとしては標準的です。それ以外の3機種は軽さが特徴となっている機種です。本機のグラフィックスは、最大でGeForce RTX 2060 Max-Qなので、これらの比較した機種よりは少しパフォーマンスが下がるものの、ミドルレンジのゲーミングノートPCとしては、軽くて、スリムな部類に分類される機種であることが分かります。

取り回しがしやすいだけでなく、カバンへの収まりがよく、持ち運びもしやすいです。また、ゲーム目的以外にも、持ち運びしやすい、スペック高めのクリエイター用ノートPCとして使用してもいいと思います。

RTX 2060搭載ゲーミングノートPCの「サイズ」の比較
  奥行 高さ
マウス G-Tune E5-144 355.5 236.7 19.9
Legion Slim 750i 356 250 15.9
MSI GF65 Thin 359 254 21.7
GALLERIA GR2060RGF-T 359.8 243 20.5
Legion 750i 359.3 259 19.9
Dell G3 15(3500) 365.5 254 21.6
※ 単位はmm
RTX 2060搭載ゲーミングノートPCの「質量」の比較
マウス G-Tune E5-144 約1.77kg
Legion Slim 750i 約1.86kg
MSI GF65 Thin 約1.86kg
GALLERIA GR2060RGF-T 約1.9kg
Legion 750i 約2.25kg
Dell G3 15(3500) 約2.34kg
 :標準的な15.6型のゲーミングノートPC

 

ミドルレンジのゲーミング性能

Legion Slim 750iの搭載するGPUは、GeForce GTX 1660Ti Max-Q、もしくはGeForce RTX 2060 Max-Qです。ゲーミングノートPCとしては、ミドルクラスの性能となります。

例えば、FHD解像度であれば、重めのゲームでもグラフィックス設定を調整することで、60fpsを超えるゲームが多いと思います。多くのゲームを快適にプレイできるグラフィックスなので、軽量で、スリムなボディに搭載するグラフィックスとしてバランスがいいです。

RTX 2060は、RTXシリーズに搭載されるRTコアやTensorコアにより、リアルタイム・レイトレーシングや、DLSSといった機能を十分に用いることができ、よりきれいな画像でのゲームプレイが可能となります。

一方、そこまでゲーム画質にこだわらないので、価格を抑えて、そこそこ快適にゲームをプレイしたい、という方にはGTX 1660Ti Max-Qを搭載したモデルを選択するといいと思います。

ノート用グラフィックス性能の比較
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
ハイエンド RTX 2080 9450
RTX 2070 SUPER 8074
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
ミドルレンジ RTX 2060 6163
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5626
GTX 1660Ti Max-Q 4735
エントリー AMD Radeon RX 5500M 4342
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
 :本機器で選択できるグラフィックス

 

CPUは標準的なCore i7-10750H

Legion Slim 750iは、ゲーミングノートPCとしては標準的な第10世代Core i7-10750Hを搭載しています。

ゲーミングノートPCとしては、ちょうどいいCPUです。また、後述しますが、クリエイティブな作業にも適していると思います。

CPU性能の目安 ~ CINEBENCH R23 マルチコア ~
Core i7-10875H 10369
Core i7-10750H 6839
Ryzen 7 4700U 6499
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 5 4500U 4764
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i7-1065G7 3965
 :本機器が搭載するプロセッサー

 

用途に合わせて選べる液晶

Legion Slim 750iでは、以下のように、FHD IPS液晶と、UHD IPS液晶の2種類があります。

Legion Slim 750iで選択できる液晶

FHD IPS, 非光沢, 144Hz駆動, 100% sRGB, 3ms

UHD IPS, 非光沢, 60Hz駆動, 100% Adobe RGB, DisplayHDR 400

 

ゲーミング用途であれば、FHD液晶が最適です。ハイリフレッシュレート、かつ反応速度も速く、FPS系のゲームのプレイなどにも適しています。また、100% sRGBと色域も広いので、ウェブコンテンツの作成や、FHD動画の編集作業等にも十分対応できるでしょう。

一方、UHD液晶は、高解像度で、100% Adobe RGBとより色域が広いです。広色域液晶を活用して、印刷用の写真編集や、3DCG作成など、より広い範囲のクリエイティブ作業に適しています。ゲームであれば、映像を楽しむタイプのゲームに適していますが、GeForce RTX 2060 Max-Qでは高いフレームレートは出せないでしょう。

広色域液晶を搭載

 

画像・動画編集も快適に行えるスペック

全く同じ構成ではありませんが、Legion Slim 750iで選択できる構成に似た機種による、画像・映像の書き出しにかかる時間は、以下のグラフのような感じでした。参考となりそうな部分を黄色でマークしていますが、Lightroom Classic CCによるRAW現像の時間、Premiere Pro CCによる動画の書き出し時間共に、十分速く、実用的なレベルです。

液晶の特性も含めて、クリエイター用のノートPCとしても、十分使えるレベルだと思います。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間の比較
Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
76秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
82秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間の比較
Core i9-10980HK/32GB
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10750H/16GB
GeForce RTX 2060
4分51秒
Core i5-10300H/16GB
GeForce GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H/16GB
GeForce GTX 1650
5分44秒
Core i9-9980HK/16GB
Radeon Pro 5500M(8GB)
8分15秒 (MacBook Pro 16インチ)
Core i5-10300H/8GB
GeForce GTX 1650
8分21秒
Core i7-1068NG7/32GB
Intel Iris Plus
19分35秒 (MacBook Pro 13インチ)
Core i7-1060NG7/16GB
Intel Iris Plus
26分57秒 (MacBook Air)
Core i7-10510U/16GB
Intel UHD
49分32秒
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間

 

おそらくオンボード+スロットのメモリ構成

Legion Slim 750iのメモリ構成は、仕様では、オンボード8GBとなっているので、オンボード8GB+スロットメモリ8GBの合計16GB構成となっていると思われます。

クリエイティブな作業用途であれば、もっと多くのメモリを積んだ方が快適に動作する場合もありそうですが、仕様表では最大16GBとなっています。メモリスロットを1つ備えているとすれば、自己責任でメモリの増設を行えるかもしれませんが、その場合でもデュアルチャンネルで動作するのは、8GB+8GBの16GB分だけになります。

大容量メモリのバージョンもあれば、なおよかったです。

 

高い冷却性能

ミドルレンジのゲーミングスペックを、スリムなボディに搭載しており、十分のパフォーマンスを発揮するためには、高い冷却性能が必要となります。

そこで、Legion Slim 750iでは、優れたエアフローを実現するColdfront 2.0冷却システムを採用しています。82枚の液晶ポリマーブレードのデュアルファンシステムを搭載しており、比較的静かに、高い冷却性を実現することができるようになっています。

また、Q-Control 3.0を使用して、静音性優先や、パフォーマンス優先のように設定を変更することも可能です。

デュアルファン

 

TrueStrikeキーボード搭載

Legion Slim 750iは、下の画像のようなテンキー付きTureStrikeキーボードを備えています。

最新のテクノロジーを採用し、キートラベルは約1.3mmとやや浅めですが、適度なタイプ感があるようです。矢印キーもフルサイズなので、矢印キーを使うゲームもプレイしやすいです。

キーボードには、バックライトも搭載しています。

キーボード

 

71Whバッテリー搭載

Legion Slim 750iは、71Whのバッテリーを搭載しています。

15.6型のノートPCとしては大きめの容量なので、ミドルクラスのゲーミングノートPCですが、最大約8時間のバッテリー駆動が可能となっています。ちょっとした作業であれば、電源に接続することなく使用することもできそうです。

また、急速充電にも対応しており、30分で最大50%の充電が可能です。

 

SDカードスロットもあり

Legion Slim 750iは、15.6型のゲーミングノートPCとしては珍しく、フルサイズのSDカードリーダーを備えています。デジカメなどからの写真や動画の取り込みがしやすく、クリエイターも使いやすいと思います。

その他、背面にはDC-In、USB3.1 x2、側面にはUSB-C x2(Thunderbolt 3対応)を備えています。HDMI出力端子はないので、外部ディスプレイを使用する場合は、Thunderbolt 3対応のUSB-Cポートで接続することになります。

背面
側面

 

フルアルミニウムボディ

Legion Slim 750iのボディには、アルミニウムを採用しています。軽量でも、質感と、堅牢性が高く、持ち運びにも適した構成です。

ボディカラーは、スレートグレーです。

フルアルミボディ
レーザー刻印のロゴ

 

液晶は180度開き、フラットになります。

液晶の開角度は180度

 

その他の特徴

Legion Slim 750iは、指紋センサーが電源ボタン統合されており、指紋認証でWindowsにログインすることができます。なお、IRカメラは非搭載なので、顔認証には対応していません。

ウェブカメラには、プライバシーシャッターを備えており、盗撮などを防止することができます。

無線規格は、最新のWi-Fi 6に対応しています。対応機器を使用することで、オンラインでのゲームのダウンロードなどをより高速に行うことができます。

 

ライバル機種の紹介

Legion Slim 750iのライバル機種となるような軽さで、しかも8コアCPUと、RTX 2060を搭載している、マウスのG-Tune E5-144を簡単にご紹介します。

G-Tune E5-144の方が、CPU、GPUともに性能は上です。なおかつ質量はLegion Slim 750iよりも少し軽いです。軽さと、パフォーマンスの高さを求めるならば、G-Tune E5-144が適していると思います。

一方、Legion Slim 750iは、GTX 1660Ti Max-Qモデルを選択することで、価格を抑えつつ、軽くてそこそこゲームを楽しめるゲーミングノートPC購入できる可能性があります。また、100% Adobe RGBと、非常に色域の広いUHD液晶搭載モデルがあります。クリエイティブな作業の種類によっては、こちらの方が適性が高いということもあるでしょう。

マウス G-Tune E5-144 [ライバル機種]

 

まとめ

Legion Slim 750iの最大の特徴は、約1.86kgという軽さと、コンパクトさです。15.6型のミドルクラス ゲーミングノートPCですが、持ち運びがしやすいです。

Core i7-10750H + GTX 160Ti Max-Q、もしくはRTX 2060 Max-Qという構成は、多くのタイトルのゲームを快適にプレイできるちょうどいいスペックです。また、クリエイティブな用途にも適しています。

ゲームメインやFHD動画編集であれば144Hz駆動 100% sRGBのFHD液晶、高解像度写真や4K動画の編集が主であれば100% Adobe RGBのUHD液晶がおすすめです。

フルアルミボディにより質感も高く、派手過ぎないデザインなので、クリエイティブな仕事に使用しても違和感がありません。

持ち出せて、快適に使えるゲーミング、もしくはクリエイター向けノートPCを探している方におすすめの機種です。

持ち運びやすいミドルクラスのゲーミングノートPC

Legion Slim 750i

特徴

  • 約1.86kgと軽いゲーミングノートPC
  • 100% Adobe RGBのUHD液晶モデルも
  • 高質感のフルアルミボディ

こんなあなたに

  • ミドルクラスのゲーミングPCを持ち出したい
  • 動画・画像編集もでるPCを持ち出したい
公式サイトはこちら

 

関連ページ