ドスパラ GALLERIA GR2060RGF-Tの実機レビュー

更新日:2020年8月7日
CPU Ryzen 7 4800H
GPU GeForce RTX 2060
メモリ 16GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
液晶サイズ 15.6インチ
液晶種類 FHD 非光沢 120Hz
質量 約1.9kg
バッテリー 約8.8時間
価格[税別] 12万円台~
高いコスパの軽量ゲーミングノート

GALLERIA GR2060RGF-Tは、性能の高いRyzenプロセッサーを搭載した15.6インチのゲーミングノートPCです。

グラフィックスにはミドルクラスのGeForce RTX 2060を搭載し、比較的高い性能でありながら、質量が約1.9kgと軽い点も特徴です。

価格も12万円台(税別)からと比較的安価で、コストパフォーマンスの高いゲーミングノートPCです。

なお、先日レビューした「GALLERIA GCL2060RGF-T」は兄弟機種となり、外観は同じでCPUや液晶などが異なります。

公式サイトはこちら

 

レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 7 4800H、 16GBメモリ、GeForce RTX 2060、512GB NVMe SSD

 

目次

お忙しい方は、「GALLERIA GR2060RGF-Tの特徴」のみお読みください。

 

GALLERIA GR2060RGF-Tの特徴

Ryzenプロセッサー搭載

GALLERIA GR2060RGF-Tは、8コア16スレッドの非常に高い性能の「Ryzen 7 4800H」を搭載しています。ボディが同じでCPUが異なるCore i7-10750H搭載のGALLERIA GCL2060RGF-TとCINEBENCH 20のスコアを比較すると、マルチスレッドにおいては、本機のほうが約1.3倍も高いスコアです。

Ryzenプロセッサー搭載
CPU性能の目安
~CINEBENCH R20 マルチコア~
Ryzen 7 4800H 4387 [本製品]
Ryzen 9 4900HS 4250
Core i9-10980HK 4014
Core i7-10875H 3557
Core i9-9980HK 3552
Core i7-10750H 3235 [GCL2060RGF-T]

 

グラフィックスはミドルクラス

グラフィックスは、ミドルクラスの中では上位となるGeForce RTX 2060を搭載しています。負荷の重いゲームも高設定以上で快適に動作し、負荷の軽いゲームでは高設定でも120 fps以上を維持できるゲームがほとんどです。ジャンルを問わず幅広いゲームに対応することができるでしょう。詳しくはゲームベンチマークをご覧ください。

ノート用グラフィックス性能の比較
~ 3DMark Time Spy - Graphics score ~
ハイエンド RTX 2080 9450
RTX 2070 SUPER 8074
RTX 2080 Max-Q 8068
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
ミドルレンジ RTX 2060 6163 [本製品]
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5626
エントリー AMD Radeon RX 5500M 4342
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494

 

120Hzの高リフレッシュレートパネルを搭載

最近のゲーミングノートPCは、高リフレッシュレート液晶を搭載した製品がほとんどです。本機も120Hz駆動の液晶を搭載しており、通常の60Hzよりも2倍描写するので、非常に滑らかな映像を表示することができます。ただし、残像感がやや多く感じ、せっかくの高リフレッシュレート液晶がもったいないなと思いました。

高リフレッシュレート液晶

 

高性能でも軽量でスリムなボディ

GALLERIA GR2060RGF-Tは、これほど高い性能のパーツを搭載していながらも、軽量かつ薄型です。

これならバッグに入れての持ち運びも可能でしょう。外出先や友人宅、ゲームの大会での練習用にも視野に入れることのできる製品です。

高性能でも薄型・軽量で持ち運びしやすい

 

キー形状と配列は独特

GALLERIA GR2060RGF-Tは、Enterキーが英語キーボードのように横長になっています。現在、日本語キーボードで、Enterキーの上側を叩く方は、最初の頃はタイプミスするかもしれません。

また、後ろの括弧(]など)やアンダーバー(_)の配置が通常とは異なります。テンキーも3列しかなく、「+」や「-」の位置が異なります。さらに、矢印キーが微妙な位置にあります。

日本語キーボードと英語キーボードの中間に位置するような、独特のキー配列・形状なので、慣れが必要になってくると思います。

ENTERキーが横長

 

ライバル機種との比較

ここでは、CPUが異なるけれど同じボディを搭載した「ドスパラ GALLERIA GCL2060RGF-T」と、同じグラフィックスを搭載し2kg未満のゲーミングノート「マウス G-Tune E5-144」と、本製品とを比較します。

GR2060RGF-T(本製品)は、Ryzen 7 4800Hを搭載し、CPU性能が高く、何より価格が12万円台からと最も安価です。sRGBカバー率が63.4%と色域が狭いのと、キーボード形状が特殊なのが難点ですが、コストパフォーマンスにおいては、この3機種の中では最高だと思います。

動画や画像編集もする方で、ある程度広い色域を求めるなら、ドスパラ GALLERIA GCL2060RGF-Tか、マウス G-Tune E5-144が良いと思います。

ライバル機種との比較
  ドスパラ
GALLERIA
GR2060RGF-T
ドスパラ
GALLERIA
GCL2060RGF-T
マウス
G-Tune E5-144
画像
CPU Ryzen 7 4800H Core i7-10750H Core i7-10875H
GPU GeForce RTX 2060
液晶 15.6型 FHD 非光沢
リフレッシュレート 120Hz 144Hz 144Hz
sRGBカバー率 63.4% 93.6% 94.6%
質量 約1.9kg 約1.85kg 約1.77kg
価格[税別] 12万円台~ 15万円台~ 17万円台~
レビュー   レビュー レビュー
※sRGBカバー率は当サイトの計測値です。

 

各用途の快適度

GALLERIA GR2060RGF-Tの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分すぎるスペックなので、快適に作業ができるでしょう。
動画鑑賞 映像が観やすく、スペックも十分ですが、液晶の鮮やかさはイマイチです。スピーカー音もそこまで良くもありません。
RAW現像
画像編集
液晶の色域が狭く、画像の編集を行うような用途には向いていません。また、Lightroomの場合、現像処理もけっこう時間がかかっていました。
動画編集 比較的快適に動作します。ただ、液晶の色域が狭いので、色調整をするような方には適しません。
ゲーム GeForce RTX 2060に120Hz駆動液晶を搭載し、高いグラフィック設定で快適にゲームができます。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

動作モード

ゲームに付属のベンチマーク機能のスコア、または実際にゲームをプレイし、Afterburnerで計測したフレームレートを掲載します。

なお、本製品は、「Office Mode」「Game Mode」「Turbo Mode」の3つでパフォーマンスモードを変更できますが、ここでは「Turbo Mode」にして計測しています。動作モードを変更するには、プリインストールされている「Gaming Center」から「Operating Mode」を選択します。キーボード上部のショートカットキーからも変更が可能です。

プリインストールされている「Gaming Center」からも変更可能
ワンボタンで動作モードの切り替えが可能

 

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルのフレームレートを掲載します。すべて同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。120Hz液晶を搭載しているため、常に120 fps以上出せることが望ましいです。

ほとんどのゲームは、高設定以上で平均フレームレートが120 fpsを超えています。設定を下げる必要なく、120Hz環境で快適なプレイが可能です。

また、Core i7-10750Hを搭載した兄弟機種のGALLERIA GCL2060RGF-Tともフレームレートを比較してみましたが、同程度もしくは若干高いフレームレートでした。

軽い部類のゲーム
Apex Legends
1920x1080 低設定 193 fps
高設定 123 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高設定)
RTX 2080 190 fps
RTX 2070 SUPER 163 fps
RTX 2080 Max-Q 148 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 144 fps
RTX 2070 138 fps
RTX 2060 123 fps [レビュー機で計測]
118 fps [GCL2060RGF-Tで計測]
RTX 2070 Max-Q 120 fps
RTX 2060 Max-Q 113 fps
GTX 1660Ti 113 fps
Radeon RX 5500M 82 fps
GTX 1650Ti 76 fps
GTX 1650 70 fps
※トレーニングモードで計測
軽い部類のゲーム
VALORANT
1920x1080 低設定 315 fps
高設定 250 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高設定
RTX 2070 SUPER 307 fps
RTX 2060 250 fps [レビュー機で計測]
Radeon RX 5500M 215 fps
※プラクティスモードで計測(マルチスレッドレンダリング有効)
軽い部類のゲーム
フォートナイト
1920x1080 低設定 205 fps
高設定 137 fps
最高設定 110 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高設定)
RTX 2070 SUPER 151 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 136 fps
RTX 2060 110 fps [レビュー機で計測]
Radeon RX 5500M 103 fps
GTX 1650Ti 78 fps
GTX 1650 74 fps
※バトルラボで計測
軽い部類のゲーム
PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
1920x1080 非常に低い 172 fps
154 fps
ウルトラ 122 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 2070 SUPER 167 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 163 fps
RTX 2080 160 fps
RTX 2080 Max-Q 145 fps
RTX 2070 134 fps
RTX 2060 122 fps [レビュー機で計測]
120 fps [GCL2060RGF-Tで計測]
RTX 2060 Max-Q 120 fps
GTX 1660Ti 110 fps
RTX 2070 Max-Q 107 fps
Radeon RX 5500M 86 fps
GTX 1650Ti 82 fps
GTX 1650 69 fps
※トレーニングモードで計測
[以上のゲームのベンチマークスコアおよびフレームレートについて]
※表示しているのは平均フレームレートです
※グラフは、ノート用グラフィックスのみで比較しています
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

各ゲームのフレームレートは、目安として、おおよそ60 fpsを超えていれば、快適に動作すると思って下さい。

負荷の重いゲームも、高設定以上で快適なプレイが可能です。

重い部類のゲーム
ファイナルファンタジー 15
1920x1080 軽量品質 10854 / 108 fps
標準品質 8551 / 85 fps
高品質 6597 / 66 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、高品質)
RTX 2070 SUPER 88 fps
RTX 2080 Max-Q 83 fps
RTX 2070 80 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 78 fps
RTX 2070 Max-Q 70 fps
RTX 2060 66 fps [レビュー機で計測]
65 fps [GCL2060RGF-Tで計測]
GTX1660Ti 63 fps
RTX 2060 Max-Q 62 fps
GTX 1650Ti 43 fps
GTX1060 41 fps
GTX 1650 40 fps
Radeon RX 5500M 39 fps
GTX1050Ti 26 fps
重い部類のゲーム
シャドウオブザトゥームレイダー
1920x1080 最低 107 fps
89 fps
最高 77 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 2070 SUPER 104 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 94 fps
RTX 2080 Max-Q 90 fps
RTX 2070 88 fps
RTX 2070 Max-Q 79 fps
RTX 2060 77 fps [レビュー機で計測]
75 fps [GCL2060RGF-Tで計測]
RTX 2060 Max-Q 71 fps
GTX 1660Ti 69 fps
Radeon RX 5500M 53 fps
GTX 1650Ti 50 fps
GTX 1060 46 fps
GTX 1650 46 fps
GTX 1050Ti 30 fps
重い部類のゲーム
モンスターハンターワールド:アイスボーン
1920x1080 96 fps
68 fps(81 fps)
最高 53 fps(70 fps)
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高)
RTX 2070 SUPER 73 fps(94 fps)
RTX 2080 SUPER Max-Q 65 fps(85 fps)
RTX 2070 65 fps(85 fps)
RTX 2060 53 fps(70 fps) [レビュー機で計測]
53 fps(70 fps) [GCL2060RGF-Tで計測]
RTX 2060 Max-Q 50 fps(64 fps)
GTX 1660Ti 46 fps(62 fps)
Radeon RX 5500M 43 fps(56 fps)
GTX 1650Ti 34 fps(46 fps)
GTX 1650 32 fps(42 fps)
※カッコ内は「FidelityFX CAS + Upscaling」有効時
重い部類のゲーム
ボーダーランズ3
1920x1080 114 fps
63 fps
ウルトラ 52 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、ウルトラ)
RTX 2070 SUPER 77 fps
RTX 2060 52 fps [レビュー機で計測]
Radeon RX 5500M 44 fps
中程度の重さのゲーム
ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ
1920x1080 標準(ノート) 14927 / 124 fps
高(ノート) 14010 / 111 fps
最高品質 12815 / 94 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2070 SUPER 127 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 118 fps
RTX 2080 Max-Q 117 fps
RTX 2070 114 fps
RTX 2060 99 fps [GCL2060RGF-Tで計測]
94 fps [レビュー機で計測]
RTX 2070 Max-Q 98 fps
GTX 1660Ti 95 fps
RTX 2060 Max-Q 91 fps
Radeon RX 5500M 73 fps
GTX 1650Ti 73 fps
GTX1650 64 fps
中程度の重さのゲーム
ファークライ ニュードーン
1920x1080 低品質 102 fps
高品質 87 fps
最高品質 78 fps
他のグラフィックスとの比較(1920×1080、最高品質)
RTX 2070 SUPER 95 fps
RTX 2080 SUPER Max-Q 93 fps
RTX 2080 Max-Q 91 fps
RTX 2070 84 fps
RTX 2070 Max-Q 83 fps
RTX 2060 78 fps [レビュー機で計測]
78 fps [GCL2060RGF-Tで計測]
RTX 2060 Max-Q 75 fps
GTX 1660Ti 73 fps
Radeon RX 5500M 68 fps
GTX 1650Ti 61 fps
GTX 1650 56 fps
軽い部類のゲーム
ドラゴンクエストX
1920x1080 最高品質 18375(すごく快適)
※約5500で60fps
[以上のゲームのベンチマークスコアおよびフレームレートについて]
※表示しているのは平均フレームレートです
※グラフは、ノート用グラフィックスのみで比較しています
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[レビュー機で計測]と書かれたグラフィックス以外は、他のPCで計測した代表値です

 

上に掲載した以外のゲームのフレームレートについては、下を参考にしてください。

 

ディスプレイのチェック

ディスプレイの詳細なチェックです。

本製品は120Hzの高リフレッシュレートに対応しているものの、色域が狭いです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では277cd/m2とやや低めです。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 画素・
    ギラつき
  • 映り込み
  • フリッカー

色域は狭いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は63.4%、sRGB比は63.6%でした。

ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや青色が強いですが、色域が狭いディスプレイは黄色っぽく見えるので、このくらいの設定でもいいかと思います。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

画素形状です。ギラつきは特に感じません。

画面拡大

非光沢液晶ですので、映り込みは低減されています。

画面への映り込み

調光によるフリッカーがないかを確認してみました。正確な確認方法ではありませんが、フリッカーは確認できませんでした。

フリッカーのテスト
※カメラのシャッタースピードを1/2000秒にして撮影したときの画面

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約59msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延はやや少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

本製品の液晶パネル(120Hz)について「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを1/2000のシャッタースピードで撮影し、普通のノートPCの液晶パネル(60Hz)と比較しました。普通のノートPCは2フレーム前くらいまで残像が表示されていましたのに対し、本製品は、120Hzではあるものの、3~4フレーム前くらいまで残像が見えていました。高リフレッシュレート液晶は残像も少ないことが多いですが、本製品は高リフレッシュレート液晶の割には残像が多いかなと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

キーボードとタッチパッドのチェックです。

実測で、キーピッチは横:約19mm、縦:約19mmです。キーストロークは約1.6mmです。十分なキーピッチとキーストロークがあり、押しやすさは普通です。

キー配列や形状については、上述した通りで、「ENTER」キーが横長だったり、アンダーバーなどの配置が違っていたり、テンキーが3列しかなかったりする点が残念です。

キーボード全体図
キーの拡大図

 

タッチパッドの操作性は普通です。


タッチパッド

 

キーボードにはLEDバックライトが搭載しています。明るさは4段階で調整できます。

キーボードバックライト

 

LEDキーボードバックライトは、前述したプリインストールされている「Gaming Center」から「Lighting」を選択します。キーごとに色を変えることはできず、発光パターンも少ないです。


GamingCenter

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。上で掲載した動作モードを「Turbo Mode」と「Game Mode」にした場合の計測結果を掲載します。

CPU

CPUには高い性能のRyzen 7 4800Hを搭載しています。「Game Mode」と「Turbo Mode」ではスコアに差はほとんどありませんでした。

CPU性能の評価
~ CINEBENCH R20 ~
Turbo Mode
Game Mode
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 7 4800H 4387 [Turbo Mode]
4386 [Game Mode]
Ryzen 9 4900HS 4250
Core i9-10980HK 4014
Core i7-10875H 3557
Core i9-9980HK 3552
Core i7-10750H 3235 [GCL2060RGF-Tで計測]
Core i7-9750H 2640
Core i7-10710U 2211
Core i5-10300H 2113
Core i5-9300H 1880
Core i7-10510U 1459
Core i5-10210U 1418
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-10980HK 507
Core i7-10750H 506 [GCL2060RGF-Tで計測]
Core i7-10875H 495
Ryzen 9 4900HS 488
Core i9-10980HK 489
Ryzen 7 4800H 477 [Turbo Mode]
476 [Game Mode]
457
Ryzen 5 4600H 443
※緑色のバーが、本製品で選べるCPUです
※[Turbo Mode]、[Game Mode]と書かれていないCPUは、他のPCで計測した代表値です

 

グラフィックス

グラフィックスには、GeForce RTX 2060 6GBを搭載しています。ここでは、「Game Mode」よりも「Turbo Mode」の方がスコアがやや高かったです。

3DMark Time Spy
~ グラフィックス性能の評価 ~

Turbo Mode

Game Mode
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
デスクトップ用
RTX 2080Ti
12388
デスクトップ用
RTX 2080 SUPER
10674
デスクトップ用
RTX 2070 SUPER
9583
RTX 2080 9456
RTX 2070
SUPER
8322
RTX 2080
Max-Q
8068
RTX 2070 7778
RTX 2070 SUPER Max-Q 7425
RTX 2080
SUPER Max-Q
7302
RTX 2070
Max-Q
7216
RTX 2060 6163 [Turbo Mode]
5702 [Game Mode]
RTX 2060 Max-Q 5676
GTX 1660Ti 5667
Radeon RX 5500M 4342
GTX 1650Ti 3700
GTX 1650 3494
GTX 1050Ti 2201
GTX 1050 1689
※緑色のバーが、本製品で選べるグラフィックスです
※[Turbo Mode]、[Game Mode]と書かれていないグラフィックスは、他のPCで計測した代表値です

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 2060 6GBの情報は次の通りです。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

ストレージには、512GBのNVMe SSDを搭載しています。ストレージのカスタマイズは出来ません。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB NVMe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe-NVMe SSD 1500 ~ 3600
2056 [レビュー機で計測]
SATA-AHCI SSD 550
HDD 140
※緑色のバーが、本製品で選べるストレージです

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。速度は遅いです。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。こちらは、「Turbo Mode」で計測したもののみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

CINEBENCH R20では最速スコアでしたが、Lightroomの現像は思ったほど速くはありませんでした。最適化されていないのか、シングルコア性能が影響しているのか分かりませんが、Ryzenプロセッサーは全体的に思ったほど現像時間は速くありません。

Core i9-10980HK
32GBメモリ
68秒
Core i7-10875H
16GBメモリ
70秒
Core i7-10750H
16GBメモリ
76秒
Core i7-9750H
16GBメモリ
85秒
Ryzen 9 4900HS
16GBメモリ
87秒
Ryzen 7 4700U
16GBメモリ
91秒
Ryzen 7 4800H
16GBメモリ
94秒 [レビュー機で計測]
Core i7-10710U
16GBメモリ
96秒
Core i7-10510U
16GBメモリ
109秒
※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測。
※「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください。
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

GeForce RTX 2060の外部グラフィックスを搭載しているため、速い書き出し時間です。

Core i9-10980HK/16GB
GeForce RTX 2070 SUPER
4分04秒
Core i9-10980HK/32GB
RTX 2080 Super Max-Q
4分18秒
Core i7-10750H/16GB
GeForce RTX 2060
4分51秒
Ryzen 7 4800H/16GB
GeForce RTX 2060
4分59秒 [レビュー機で計測]
Core i5-10300H/16GB
GeForce GTX 1650Ti
5分18秒
Core i7-10750H/16GB
GeForce GTX 1650
6分34秒
Core i9-9980HK/16GB
Radeon Pro 5500M(8GB)
8分15秒 (MacBook Pro 16インチ)
Core i5-10300H/8GB
GeForce GTX 1650
8分21秒
Core i7-1068NG7/32GB
Intel Iris Plus
19分35秒 (MacBook Pro 13インチ)
Core i7-1060NG7/16GB
Intel Iris Plus
26分57秒 (MacBook Air)
Core i7-10510U/16GB
Intel UHD
49分32秒
※テストに使う元動画およびエフェクト内容を変更しました
※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間
※ グラフィックスは全てノートPC用
※[レビュー機で計測]と書かれていないものは、他のPCで計測した代表値です
TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるエンコード時間

こちらも非常に高速です。

  エンコード時間
x265でエンコード (※1) 10分09秒
NVENCでエンコード (※2) 54秒
QSVでエンコード (※3)
VCEでエンコード(※4) 56秒
XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間
※1 "4K"や"8K"にも対応したx264の後継のエンコーダー。エンコードは遅いが画質が綺麗
※2 NVIDIAのKeplerコア以降のGPUに搭載されるハードウェアエンコーダー
※3 CPU内蔵のハードウェアエンコーダー
※4 AMD APU内蔵のハードウェアエンコーダー(AMD Media SDK)
x265でのエンコード時間
Ryzen 7 4800H 10分09秒 [レビュー機で計測]
Ryzen 9 4900HS 10分55秒
Ryzen 7 4800H 11分00秒
Core i9-10980HK 11分11秒
Core i7-10875H 11分54秒
Ryzen 5 4600H 13分10秒
Core i7-10750H 13分29秒
Ryzen 7 4700U 15分44秒
Core i7-10710U 19分05秒
Ryzen 5 4500U 19分49秒
Ryzen 3 4300U 25分22秒
Core i7-10510U 28分32秒
Core i5-10210U 28分53秒
Core i3-10110U 42分20秒
※[レビュー機で計測]と書かれたCPU以外は、他のPCで計測した代表値です
x265でエンコード時間中のCPUクロック
SPECviewperf 13
GeForce RTX 2060

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約1.9kg」と記載されています。公表値よりやや重い結果となりましたが、それでも2.0kgを切っており、高性能なパーツを搭載しているゲーミングPCにしては、かなり軽量です。ACアダプターは軽くはないですが、ゲーミングノートにしては薄型で軽いので、カバンに入れて持ち運びやすいです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.989kg
ACアダプター 843g

 

バッテリー駆動時間のチェック

バッテリー駆動時間のチェックです。

本機のバッテリー容量は46.74Whです。ゲーミングノートとしてはやや少なめの容量です。

バッテリー容量は46.74Wh

 

当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。高性能パーツを搭載しているので、ゲームをするとそれほど持ちません。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)
  バッテリー駆動時間
(1) JEITA2.0測定方法 約8.8時間
(2) 動画再生時 5時間00分
(3) PCMark 8 Work テスト
(4) PCMark 10 Battery (Gaming) 1時間16分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(3) ブラウザでのショッピング/大量の画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャットなどを実行
(4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

 


 

 

以下、静音性、パーツの温度、表面温度、消費電力を計測していますが、搭載するパーツの種類によって結果は変わります。また、以下のチェックでは一部を除いて「Turbo Mode」で計測しています。

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でもやや動作音があります。ゲーム時はかなり高い動作音です。なお、Game ModeとTurbo Modeでは、どちらも騒音値はほぼ同じでした。

騒音値
Game Mode
Turbo Mode
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)
左から3番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fpsに制限(標準品質(デスク)、1920x1080)
左から4番目:FF14 紅蓮ベンチマーク ループ実行 60fps制限なし(最高品質、1920x1080)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

エンコード時の温度の詳細

下図は、CPU使用率がほぼ100%になるエンコード時のCPU温度の詳細です。80℃前半~後半で推移しており、やや高めの温度ですが、問題ない範囲でしょう。なお、こちらもGame ModeとTurbo Modeで違いはほとんどありませんでした。

CPU温度
Game Mode
Turbo Mode
x265でエンコード中のCPU温度

 

ゲーム時のGPU温度の詳細

ゲームベンチマーク実行中のGPU温度は下図の通りです。なお、こちらはTurbo Modeのみ計測しています。70℃台で推移しており、問題ない温度です。

CPU温度
Turbo Mode
x265でエンコード中のCPU温度

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。

ゲーム中はキーボード中央部分が少し熱くなります。ただ、パームレスト部分はそれほど熱くならないため、手のひらは熱くなりにくいです。

PC本体の表面温度
Turbo Mode
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

高性能パーツを搭載していることにより、消費電力は高めです。

消費電力
Turbo Mode
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

GALLERIA GR2060RGF-Tの外観のチェックです。

なお、以前レビューしたGALLERIA GCL2060RGF-Tと同じ筐体です。


 

天板にはGALLERIAのロゴとエンブレムが刻印されています。

 

Webカメラは、PC本体の下側にあります。

 

閉じた時の画像です。前後どちらから見てもスリムなボディです。

 

側面のポートです。miniDP、HDMI、USB-C、有線LANなどポートは揃っています。なお、USB-Cはデータ通信のみ対応です。

 

液晶が開く最大の角度です。

 

スピーカーは背面にあります。音質は、ノートPC基準で、10点満点で採点すると4点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面です。

 

底面カバーを開けたときの画像です。冷却ファンは2つで、背面と側面の合計4方向から排気します。

 

DDR4-3200のメモリが2つ搭載されています。メモリのメーカーは選べないので、何が搭載されるかは分かりません。

 

M.2 SSDは2スロットあります。

 

2.5インチストレージが入りそうなスペースもありますが、コネクタやケーブルはありません。

 

ACアダプターは薄型で、ゲーミングノート用としてはそれほど大きくありません。

 

コネクタ部分は排熱口には当たらない設計になっています。

 

ACアダプターの詳細は以下の通りです。

 

まとめ

以上が、GALLERIA GR2060RGF-Tのレビューです。

高い性能のRyzen 7 4800Hに、グラフィックスも負荷の高いゲームも高いフレームレートで動作するRTX 2060を搭載しています。

薄型かつ軽量ボディで、バッグに入れての持ち運びもでき、場所を選ばずゲームができるのも大きな特徴です。

これほどの性能で価格が12万円台からというのも嬉しいです。

色域が狭いのと、特殊なキーボード形状に目を瞑れば、高いコストパフォーマンスのゲーミングノートだと思います。

もう少し色域が広い製品が良ければ、兄弟機種の「GALLERIA GCL2060RGF-T」がいいでしょう。

 

高いコスパの軽量ゲーミングノート

ドスパラ GALLERIA GR2060RGF-T

特徴

  • Ryzen 7 4800H + RTX 2060を搭載
  • 高い性能でも軽量・薄型
  • 120Hz駆動の高リフレッシュレート液晶

こんなあなたに

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