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HP OmniBook 5シリーズのタッチパネル対応スタンダードPC、3機種8モデルを発売

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HP OmniBook 5-fmの写真

HPより、スタンダードクラスのホームノートPC、HP OmniBook 5シリーズの最新3機種8モデルが発売されました。従来のPavilionシリーズに置き換わる新シリーズの製品です。

「HP OmniBook 5 16-bc」、「HP OmniBook 5 16-ag」、「HP OmniBook 5 16-af」の3機種で、いずれも16型サイズのノートPCです。

ここでは、3機種に共通の特徴と、各機種の特徴を簡単に紹介しています。用途に合った機種を選ぶための参考にしてください。

公式サイトはこちら

 

製品の特徴

スタンダードクラスのノートPC

HP OmniBook 5シリーズは、従来のHP Pavilionシリーズに置き換わる、スタンダードクラスのノートPCです。まだ発売から間もなく、価格はやや高く感じますが、もう少しすると割引価格で購入することができるようになると思います。コスパ重視でノートPCを選びたい方に適したシリーズとなるでしょう。

 

なお、今回発表されたHP OmniBook 5シリーズの機種は、HP OmniBook 5 16-bc、HP OmniBook 5 16-ag、HP OmniBook 5 16-afの3機種です。最初に、3機種に共通した特徴から紹介します。

 

HP OmniBook 5シリーズ共通の特徴

16型のホームノートPC

今回発表された、HP OmniBook 5シリーズの3機種は、どれも16型サイズのホームノートPCです。

質量は約1.77kg~1.79kgとなっており、宅内での移動や、収納・取り出しはしやすいですが、積極的に外に持ち出して使うようなサイズ感ではありません。

 

1920x1200ドットのタッチ液晶搭載

今回発表された、HP OmniBook 5シリーズの3機種は、画面比16:10、解像度:1920x1200ドットのタッチ対応液晶を搭載しています。

ノートPCとしては大きめの画面なので、文字が見やすく、作業がしやすいでしょう。また、指で画面をタッチして操作することができるので、マウス操作に慣れていないご年配の方や、タブレットやスマホに慣れている子どもさんなどにも使いやすいと思います。

 

キーボード

今回発表された、HP OmniBook 5シリーズの3機種は、下図のようなキーボードを搭載しています(国内モデルは、日本語キーボードです)。標準的な配列の4列テンキーが付いているので、数字の入力もしやすいです。また、バックライト付きキーボードなので、薄暗い場所でもタイピングがしやすいでしょう。

 

ポート構成

今回発表された、HP OmniBook 5シリーズの3機種は、ポート類の構成も同じで、下図のようになっています。USB Type-A 10Gbps、USB Type-A 5Gbps、USB Type-C 10Gbps(Power Delivery、DisplayPort対応)x2、HDMI2.1を備えています。

 

続く部分では、各機種の仕様や簡単な特徴を紹介します。

 

HP OmniBook 5 16-bcの仕様・特徴

HP OmniBook 5 16-bcの簡単な仕様は、下表の通りです。

HP OmniBook 5 16-bcの仕様
  スタンダードモデル パフォーマンスモデル
CPU Ryzen 5 8540U Ryzen 7 8840U
メモリ 16GB(オンボード)
SSD 512GB PCIe Gen4 SSD
ディスプレイ 16.0インチ
1920x1200 IPS タッチ
Webカメラ 1080p フルHD IR カメラ
バッテリー 最大 12時間30分
質量 約1.79kg
ボディカラー グレイシャーシルバー

 

搭載しているCPUは、AMDのRyzen 8040 Uシリーズです。

最新の「Zen 4」世代、デフォルトTDP:28Wのプロセッサーです。一般用途には十分の処理性能と、グラフィックス性能を備えた、コスパの高いCPUです。ウェブ閲覧や、動画視聴、Officeソフトでの作業など、ホームノートPCの一般的な使い方であれば、こちらの機種がおすすめです。

なお、Ryzen 5 8540UはNPUを内蔵していませんが、Ryzen 7 8840Uは、AI処理用のNPUを内蔵しています。ただし、ローカル環境でのAI処理に関しては、最大16 TOPSと高い性能ではありません。ローカル環境でAIを使った処理をしたい方などには、こちらの機種はあまり向いていません。

Ryzen 5 8540U、Ryzen 7 8840Uについての詳細な情報については、こちらもご確認ください。

 

HP OmniBook 5 16-bcのボディカラーは、グレイシャーシルバーです。

 

HP OmniBook 5 16-agの仕様・特徴

HP OmniBook 5 16-agの簡単な仕様は、下表の通りです。

HP OmniBook 5 16-agの仕様
  スタンダードプラスモデル パフォーマンスプラスモデル
CPU Ryzen AI 5 340 Ryzen AI 7 350
メモリ 16GB(オンボード) 32GB(オンボード)
SSD 512GB PCIe Gen4 SSD 1TB PCIe Gen4 SSD
ディスプレイ 16.0インチ
1920x1200 IPS タッチ
Webカメラ 1080p フルHD IR カメラ
バッテリー 最大 16時間30分
質量 約1.79kg
ボディカラー スカイブルー

 

搭載するCPUは、AMDのRyzen AI 300シリーズです。

Ryzen AI 5 340と、Ryzen AI 7 350を選ぶことができますが、どちらも最大50 TOPSのNPUを内蔵しており、マイクロソフトが定義する、Copilot+ PCの基準に準拠した製品となります。ローカル環境で生成AIを使ったサービスを試してみたい方などは、こちらの機種が適しています。

また、基本的な処理性能、グラフィックス性能に関しても、上で紹介したHP OmniBook 5 16-bcが搭載するRyzen 8040 Uシリーズよりもポテンシャルは少し高めです。仕事などで、負荷のかかる作業をすることが多い方にも、こちらの機種がおすすめです。パフォーマンスプラスモデルであれば、32GBメモリ、1TB SSDを搭載しており、かなり余裕があります。マルチタスクや、メモリの消費量が大きいアプリを使う方などは、パフォーマンスプラスモデルを選ぶといいです。

他機種ではありますが、Ryzen AI 7 350については、当サイトでもレビューしていますので、こちらもご確認ください。

 

HP OmniBook 5 16-agのボディカラーは、スカイブルーです。

 

HP OmniBook 5 16-afの仕様・特徴

HP OmniBook 5 16-afの簡単な仕様は、下表の通りです。

HP OmniBook 5 16-afの仕様
  スタンダードモデル パフォーマンスモデル
CPU Core Ultra 5 225U Core Ultra 7 255U
メモリ 16GB(オンボード) 32GB(オンボード)
SSD 512GB PCIe Gen4 SSD 1TB PCIe Gen4 SSD
ディスプレイ 16.0インチ
1920x1200 IPS タッチ
Webカメラ 1080p フルHD IR カメラ
バッテリー 最大 19時間
質量 約1.77kg
ボディカラー グレイシャーシルバー / スカイブルー

 

インテルのCore Ultra(シリーズ2)を搭載した製品となります。PBP(プロセッサーベース電力):15Wの一般ノートPC向けのCPUです。省電力性能が高いプロセッサーなので、他の2機種よりもバッテリー駆動時間(仕様値)が長いです。

ただし、処理性能や、グラフィックス性能は普通です。NPU性能も最大11 TOPSと高くありません。同じCore Ultra(シリーズ2)でも、内蔵グラフィックスの性能が高かいCore Ultra 200Hシリーズや、AI処理用のNPUの性能が高いCore Ultra 200Vシリーズと混同しないようにしてください。

インテルCPUの方が好みで、Web閲覧、動画視聴、Officeソフトでの作業など、一般的な用途に気持ちよく使うことができる機種が欲しい方に適しています。

 

HP OmniBook 5 16-afにおいては、ボディカラーにグレイシャーシルバーと、スカイブルーの両方を選ぶことができます。

 

購入先

今回発売されたHP OmniBook 5シリーズは、HPの公式オンラインストアから購入することができます。

公式サイトはこちら

 

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