HP ENVY x360 15-ee(ee1000)2021年モデルの実機レビュー

更新日:
CPU Ryzen 7 5700U
Ryzen 5 5500U
メモリ 8GB / 16GB
ストレージ PCIe NVMe SSD
液晶サイズ 15.6型
液晶種類 FHD IPS 光沢
質量 約2.0kg
バッテリー 最大約14時間
価格[税込] 10万円台~
良質な15.6型2-in-1 PCが10万円台~

HP ENVY x360 15-eeは、質感の良いメタルボディに、広めの色域の液晶を搭載した15.6型の2-in-1 PCです。

別売りのペンを使用することで、さらに用途が広がります。室内で自由なスタイルで使用したい方や、1台を多目的に使用したい方におすすめです。

この品質高めのPCが、 10万円台(税込)からと価格になっており、コストパフォーマンスも高いです。

なお、インテル第11世代Core搭載モデルもあり、記事内で比較も行っています。

公式販売サイトはこちら

 

レビュー機は、当サイトの購入品です。今回は以下の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Ryzen 5 5500U、8GBメモリ(4GB x2)、512GB PCIe SSD

 

 

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目次

お忙しい方は、「HP ENVY x360 15-eeの特徴」のみお読みください。

 

HP ENVY x360 15-eeの特徴

場所を選ばず使えるコンバーチブル型PC

ENVY x360 15-eeは、コンバーチブル型の2-in-1 PCです。コンバーチブル型としては大きめの15.6型ですし、質量も約2.0kgあるので、外で持ち歩くような機種ではありませんが、室内で自由なスタイルで使用するのに適しています。

ラップトップ形状であれば、一般的なノートPCと同じように使うことができます。

ラップトップ形状

 

その他、下の画像のように、使用する場所に合わせて変形することができます。

テント形状であれば、狭い場所でも置くことができ、タッチ操作もしやすいです。スタンド形状であれば、画面が近くなるので動画を見るときなどの没入感が高まります。メモやスケッチをするときは、タブレット形状が使いやすいです。

テント形状
スタンド形状
タブレット形状

 

Ryzen 5000シリーズを搭載

ENVY x360 15-eeは、処理性能が高く、コスパも優れており、人気のあるAMD Ryzen 5000シリーズを搭載しています。

Ryzen 5000シリーズ搭載

 

大体の処理性能は、下のグラフのような感じです。インテルの最新の第11世代Coreプロセッサーをはるかに超える高いマルチコア性能を備えています。一方、シングルコアの性能はインテルの第11世代Coreの方が高いです。

なお、ENVY x360 15には、インテルの第11世代Core搭載モデルもあります。この後の部分で、AMD
モデルとインテルモデルの比較を行っているので、使用したいアプリの適性などによって、どちらのモデルにするかを選択するといいでしょう。

CPU性能の目安
~ CINEBENCH R23~
マルチコア
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 5 5500U 7375
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
シングルコア
Core i7-1165G7 1447
Core i5-1135G7 1294
Ryzen 7 5700U 1264
Ryzen 5 5500U 1179

 

100% sRGBクラスの色鮮やかな液晶を搭載

ENVY x360 15-eeは、100% sRGBクラスと色域が広めの液晶を搭載しています。

当サイトの計測結果でも、sRGBカバー率が98.8%とほぼ同等値でした。色鮮やかな表示が可能なので、写真を見たり、動画を視聴したりするのに適しています。また、sRGB環境で作成されたウェブページなどの画像も、比較的正確に表示することができます。

100% sRGBクラスの液晶を搭載

 

アクティブペンを使用可能

ENVY x360 15-eeは、アクティブペンにも対応しています。

ペンを使用することで、ペンでの操作や、手書きでの簡単なメモが取れます。さらに、下の画像のようにお絵かきにも使用できます。

アクティブペンにも対応

 

ENVY x360 15-eeでは、アクティブペンは別売りとなっています。必要な場合は、購入時にHP MPPアクティブペンを一緒に購入することができます。

このHP MPPアクティブペンは、4096段階の筆圧検知と、傾き検知に対応しており、少し本格的なドローイングにも使用できる性能です。充電式になっており、USB-Cケーブルで本体と接続することで、充電できます。

なお、Microsoft Penプロトコルに対応したものであれば、別のペンも使用できると思います。

HP MPPアクティブペン

 

斜めの直線をゆっくり描くと、わずかにジッター(波打ち)が発生しますが、そこまで酷くはありません。

ジッター(波打ち)の確認

 

メモリはデュアルチャネル・換装も可能

ENVY x360 15-eeは、下の画像のようなスロットメモリを備えています。

メモリ構成には、8GBと16GBの2種類がありますが、どちらも2枚挿しのデュアルチャネル構成となっており、プロセッサー内蔵グラフィックスの性能を十分に発揮することができます。

スロットメモリなので、メモリの換装も可能です。

メモリスロット

 

なお、Ryzen 5 5500U搭載モデルでは、メモリを8GBと16GBから選択することができます。価格が高くないので、最初から16GBメモリを選択しておくといいと思います。

メモリのカスタマイズ

 

質感の高いメタルボディ

ENVY x360 15-eeは、アルミニウム素材のユニボディで、剛性と質感が高いです。室内で持ち運ぶときも、安心です。

背面部のヒンジや排気口も周りもシンプルながら、スマートなデザインとなっています。

質感の高いアルミボディ
ヒンジと排気口周り

 

この品質で10万円台~

このようにENVY x360 15-eeは、品質が高めのノートPCですが、10万円台~(税込)と価格もリーズナブルです。格安機種ではなく、ワンランク上のPCを使いたい方や、10万円前後の予算で快適に使えるPCを探している方におすすめの機種です。

質の高い15.6型2-in-1 PC

 

インテルモデルとAMDモデルの比較

ENVY x360 15には、AMDモデルのENVY x360 15-ee1000に加えて、インテルモデルのENVY x360 15-ed1000があります。(それぞれに旧モデルもありますが、ここでは最新モデルのみを紹介しています。)

インテルモデルと、AMDモデルの基本的な仕様は下表のとおりです。

インテルモデルは、第11世代Coreプロセッサーを搭載しています。最新モデルはWood Editionとなり、パームレスト部に本物の木材を使用した、ちょっとこだわったデザインです。こちらは、HP MPPアクティブペンが付属しているのも特徴となっています。シングルコアの性能が高く、PhotoshopやLightroom Classic CCなどのクリエイター向けソフトなどを使用して、趣味レベルのクリエイティブな作業も行いたい方は、インテルモデルの方が適しています。

AMDモデルは、AMD Ryzenを搭載しています。処理性能が非常に高いのに、価格はインテルモデルより安いのが特徴です。Officeソフトなども非常に快適に動作しますし、複数のアプリを同時に立ち上げても遅くなりにくいです。コスパを重視する方におすすめです。

インテルモデル(HP ENVY x360 15-ed000シリーズ)
スタンダード
モデル
パフォーマンス
モデル
Core i5-1135G7 Core i7-1165G7
8GBメモリ 16GBメモリ
512GB SSD
HP MPPアクディブペン 付属
118,580円 クーポン適用後
133,297円
※2021年8月31日時点の税別価格です
※12万円以上の構成の場合こちらのクーポンを使うことで安く購入できます
AMDモデル(HP ENVY x360 15-ee1000シリーズ)
スタンダード
モデルG2
パフォーマンス
モデルG2
Ryzen 5 5500U Ryzen 7 5700U
8GB / 16GB メモリ 16GBメモリ
512GB SSD
HP MPPアクディブペン 別売り
104,800円~ クーポン適用後
137,900円
※2021年8月31日時点の税別価格です
※12万円以上の構成の場合こちらのクーポンを使うことで安く購入できます

 

7%OFFクーポンの使用をおすすめ

上でも紹介しましたが、ENVY x360 15-eeでも、12万円以上であれば、the比較向けの7%OFF特別クーポンを使用できます。

Ryzen 5 5500U搭載のスタンダードモデルG2は、価格が12万円を下回っていますが、オプションを加えて税抜の総額が12万円を超えると、この7%OFFクーポンを使用することができます。例えば、メモリを16GBにし、HP MPPアクティブペンと、Office H&Bを追加すると、このクーポンを適用した金額で購入できます。12万円以上の金額には、標準保証のアップグレードなどにかかる費用もカウントされるので、必要なオプションを追加して、お得に購入することをおすすめします。

7%OFFクーポンの使用例
スタンダードモデルG2 パフォーマンスモデルG2
[クーポン適用構成]
Ryzen 5 5500U
8GB 16GB
512GB SSD
HP MPPアクディブペン なし
Office なし
HP MPPアクディブペン 付き
Office H&B 付き
104,800円 (税込) クーポン適用後
129,791円 (税込)
※2021年8月31日時点の税別価格です
※12万円以上の構成の場合こちらのクーポンを使うことで安く購入できます
7%OFFクーポン適用時

 

各用途の快適度

各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度
用途 快適度 コメント
Web閲覧
Office作業
十分なスペックで、快適に作業できます。
オンライン会議 カメラ・マイク・スピーカーを搭載しており、普通にオンライン会議に参加できます。
動画鑑賞 ディスプレイの色域が広めで、スピーカー音もよく、快適に動画鑑賞できます。
RAW現像
画像編集
sRGBカバー率98.8%と色域が広めなので、RAW現像や画像編集にも対応できます。ただし、Ryzenプロセッサーなので、ソフトによっては思ったよりも処理に時間がかかることがあります。この用途には、インテルモデルの方がいいと思います。
動画編集 △~○ FHD動画のライトな編集であれば、スペック的には対応可能です。ただし、動画編集に使用することが多い場合は、外部グラフィックスを搭載した機種のほうがいいです。
ゲーム 外部グラフィックスを搭載していないため、ゲーム向きではありません。ただし、グラフィックス品質を下げることで、軽いゲームなら出来るものもあります。

 

ディスプレイのチェック

HP ENVY x360 15-eeのディスプレイのチェックです。

色域が広めで、フリッカーも発生しておらず、質の良い液晶を搭載しています。ただし、光沢液晶なので、映り込みがあります。最大輝度は、当サイトの計測では369cd/m2とやや高めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。

  • 色域
  • RGB
    発色特性
  • 視野角
  • 映り込み・
    ギラつき
  • フリッカー

当サイトの測定結果は、以下のとおりです。色域は広いです。

  カバー率
sRGBカバー率 98.8%
DCI-P3カバー率 75.1%
Adobe RGBカバー率 74.3%
ガモット図
※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を見てみると、緑と赤が少し強めに発色しています。ただ、そこまで気にするほどではなく、ほぼ自然な発色です。

ガンマ補正曲線
※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

IPSパネルを搭載し、視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

光沢液晶なので、画面への映り込みがあります。ギラつきは感じませんが、タッチパネルの電極線がやや見えます。

画面への映り込み

PWM調光によるフリッカー(ちらつき)の有無の確認結果です。輝度をいくつにしても、フリッカーは検出されませんでした。

PWM調光の有無の確認
※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

HP ENVY x360 15-eeのキーボードのチェックです。

実測で、キーピッチは約18.7mm x 18.7mm、キーストロークは約1.5mmです。キートップはほぼフラットです。ファンクションキーのサイズは小さめです。また、電源ボタンが「delete」キーの左隣というやや変則的な場所に配置されています。その他のキーの配置はほぼ標準的です。

実際にタイプしてみると、割としっかりとした打鍵感があります。普通の打ちやすさのキーボードです。一般的な4列テンキーも付いており、数字の入力もしやすいです。

タッチパッドの使い心地も普通です。

キーボード全体図
※画像をクリックすると拡大できます
キーの拡大図

 

キーボードバックライトも付いています。

キーボードバックライト

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。

本製品は、HP Command Centerで動作モードを変更することができます。今回は、「最適」と、高いパフォーマンスを発揮できる「パフォーマンスモード」の両方で計測しています。

HP Command Center - サーマルプロファイル

 

CPU

HP ENVY x360 15 (ee1000)は、AMD Ryzen 5000シリーズを搭載しています。

今回は、Ryzen 5 5500U搭載モデルをチェックしましたが、結果は以下のとおりです。

シングルコアの性能はあまり高くありませんが、マルチコアでは高めのスコアが出ていました。パフォーマンスモードにすることで、処理性能が更にアップしています。

CINEBENCH R23
~ CPU性能の評価 ~
Ryzen 5 5500U
他のCPUとの比較(マルチコア)
Ryzen 9 5900HX 13382
Core i9-11900H 13266
Ryzen 7 5800H 12604
Core i7-11800H 10593
Core i7-10875H 10579
Core i7-10870H 10139
Core i9-11980HK 10083
Ryzen 5 5600H 9255
Core i5-11400H 8514
Ryzen 7 5700U 8445
Ryzen 7 5800U 8086
Ryzen 5 5500U 7375 [パフォーマンスモード]
6489 [最適]
6250
Core i7-11370H 7123
Core i7-10750H 6839
Core i5-10500H 6805
Core i7-1185G7 6229
Ryzen 3 5300U 5492
Core i7-1165G7 4720
Core i5-1135G7 4424
Core i3-1115G4 3149
他のCPUとの比較(シングルコア)
Core i9-11900H 1570
Core i7-11370H 1519
Core i7-1185G7 1517
Core i7-11800H 1507
Ryzen 9 5900HX 1463
Core i9-11980HK 1450
Core i7-1165G7 1447
Core i5-11400H 1442
Ryzen 7 5800H 1435
Ryzen 7 5800U 1382
Ryzen 5 5600H 1354
Core i7-10875H 1306
Core i5-1135G7 1294
Core i7-10750H 1277
Ryzen 7 5700U 1264
Core i3-1115G4 1217
Core i7-10870H 1212
Ryzen 5 5500U 1185
1179 [パフォーマンスモード]
1178 [最適]
Core i5-10500H 1162
Ryzen 3 5300U 1123
 :本製品で選択できるプロセッサー
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

メモリ

メモリは、DDR4-3200となっており普通の速度です。スロットメモリなので、メモリの換装が可能です。

SiSoftware Sandra 2020
~メモリ性能の評価 ~
8GB(4GBx2)メモリ
他のメモリとの比較(帯域)
LPDDR4X-4266
デュアルチャネル
最大 約68.2GB/s (34.1GB/s x2)
DDR4-3200
デュアルチャネル
最大 約51.2GB/s (25.6GB/s x2)
26.66GB/s
DDR4-2666
デュアルチャネル
最大 約42.6GB/s (21.3GB/s x2)
DDR4-3200
シングルチャネル
最大 約25.6GB/s
 :本製品で選択できるメモリ
 :レビュー機で計測したスコア

 

グラフィックス

グラフィックスは、Ryzen 5 5500Uの内蔵グラフィクスで、性能は以下の通りです。

内蔵グラフィックスとしては、標準的な性能です。

3DMark Night Raid
~ グラフィックス性能の評価 ~
Ryzen 5 5500U
他のグラフィックスとの比較(Graphics score)
GeForce GTX 1650 45149
GeForce MX450 30425
Core i7-1165G7
メモリLPDDR4X-4266
20052
Core i5-1135G7
メモリLPDDR4X-4266
18718
Ryzen 7 5800U
メモリLPDDR4X-4266
17020
GeForce MX330 16714
Ryzen 9 4900HS 16322
GeForce MX250 15406
Ryzen 7 5800U
メモリDDR4-3200
14816
Ryzen 7 5700U
メモリDDR4-3200
14368
Core i7-1165G7
メモリDDR4-3200
14247
Ryzen 5 5500U
メモリDDR4-3200
13273 [パフォーマンスモード]
13202 [最適]
Core i5-1135G7
メモリDDR4-3200
13316
Core i3-1115G4
メモリDDR4-3200
11487
Ryzen 3 5300U
メモリDDR4-3200
11321
 :本製品で選択できるグラフィックス
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

ストレージ

ストレージには、PCIe-NVMe SSDを搭載しており、読み書きともに高速です。

CrystalDiskMark
~ ストレージ性能の評価 ~
512GB PCIe SSD
他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] )
PCIe Gen4 SSD 7000
PCIe Gen3 SSD 3500
2885
SATA SSD 550
2.5インチHDD 150
 :本製品で選択できるストレージ
 :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

SDカードスロット

フルサイズのSDカードスロットを搭載しています。出っ張りが少ないので、挿したまま持ち運んでもよさそうです。アクセス速度は普通です。

CrystalDiskMark
~ SDカードスロット性能 ~
最大300MB/sのUHS-Ⅱのカードで測定

 

その他のベンチマーク

その他のベンチマーク、LightroomやPremiere Proの書き出し時間、Apexやフォートナイトなどのフレームレートなどについては、下のリンク先をご覧ください。他の機種で計測したスコアではありますが、ほぼ変わらないので参考になると思います。

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト

USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートを利用して、純正以外の充電器やドックが使えるかを試しました。

USB Type-Cポートは、DisplayPort、Power Deliveryに対応しており、以下のような結果となりました。多くの場合に、「製品付属の電源アダプターをおすすめします」という警告が表示されましたが、45W以上の出力があれば、USB-Cアダプターでの本体への給電もできました。

AMDモデルのUSB Type-Cポートのテスト結果
  充電 モニター
出力
有線LAN
ドック ThinkPad USB Type-C ドック
ThinkPad Thunderbolt 3 ドック ○ ※3 × ×
PD充電器
※1
61W RAVPower GaN充電器 ○ ※3
45W Lenovoウルトラポータブル ○ ※3
30W RAVPower GaN充電器 ×
18W cheero充電器 ×
モニター
※2
EIZO ColorEdge CS2740
Philips 258B6QUEB/11 ○ ※3
※1 Power Delivery対応の充電器
※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター
※3 「製品付属の電源アダプターをおすすめします」との警告が表示されるが充電は可能

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときのディスプレイ情報は下の通りです。4K、60Hz、8ビット、YCbCr444で出力できていました。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

HP ENVY x360 15-eeの質量のチェックです。

メーカー仕様値は「約2.0kg」となっていますが、当サイトによる実測では、仕様値よりも軽かったです。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)
  質量
PC本体 1.892kg
ACアダプター+電源ケーブル 294g

 

バッテリー駆動時間のチェック

HP ENVY x360 15-eeのバッテリー駆動時間をチェックします。

バッテリー容量は、51Whです。

バッテリー容量

 

バッテリー駆動時間は下の通りです。15.6型のノートPCとしては、やや長めの駆動時間です。

バッテリー駆動時間
  バッテリー駆動時間
(1) MobileMark 2018 最大14時間
(2) PCMark 10 Modern Office 12時間4分
(3) 動画再生時
(4) PCMark 8 Work 9時間36分
※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス
(1) メーカー公表値
(2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理
(3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生
(4) ブラウザでのショッピング/画像閲覧、文書作成、表計算、ビデオチャット等。やや重めの作業

 

充電速度は普通です。

1時間あたりの充電容量
純正ACアダプター
アイドル時
68%(約34Wh)
※PCの充電残量が10%から充電を開始し、1時間でどのくらい充電残量が増えたかを計測

 

Webカメラ・スピーカーのチェック

Webカメラ

Webカメラの解像度は1280x720(約92万画素)です。広角気味のレンズで、色温度は高めです。ノートPCのWebカメラとしては、画質は"普通"もしくは"やや悪い"かなと思います。

Webカメラのスイッチが有り、OFFにすることができます。

Webカメラ
WebカメラのOFFスイッチ
Webカメラの画質
本製品のカメラで撮影
※Webカメラの前にマネキンを置いて、約40cm離し、Windows 10標準のカメラアプリで撮影
1万円以上する外付けのLogicool StreamCam C980のカメラで撮影
※撮影方法は上と同じ

 

スピーカー

スピーカーは、キーボード面の上部と、両側面の斜めになった部分に、Audio by Bang & Olufsenのトリプルスピーカーを搭載しています。最大音量は大きいです。音質も比較的良く、ノートPC基準で10点満点で6点といったところです(5点が普通です。音質についての評価はあくまで主観です。ご了承下さい)。

スピーカー

 

パーツの温度のチェック

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU温度およびCPU電力の推移を確認します。

「最適」モードでは、CPU電力が25W前後で推移しています。CPU温度は一旦97℃前後まで上がりますが、すぐに下がり、80℃台後半を維持しています。

「パフォーマンスモード」では、CPU電力が35W前後と高めで推移しているので、CPU温度もほぼ100℃近くで高止まりしています。この状態が長く続くと、心配です。

「最適」モードでも、Ryzen 5 5500Uのパフォーマンスを十分発揮できているので、通常は「最適」モードで使用したほうが安心だと思います。

  • 最適
  • パフォーマンスモード
CPU電力&CPUクロック
CPU温度
CPU電力&CPUクロック
CPU温度

 

静音性のチェック

HP ENVY x360 15-eeの動作音(静音性)のチェック結果です。なお、デフォルトの「最適」モードで計測しています。

アイドル時はほぼ無音です。エンコードのような高負荷時は騒音値が上がります。それでも、やや低めの騒音値だと思います。

騒音値
計測機器:リオン NL-42K
部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB
※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です
※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です
※約10分経過後に計測しています
【PCの状態】
左から1番目:アイドル時(何も操作していない状態)
左から2番目:Filmora 9 の動画編集ソフトでプレビュー再生
左から3番目:TMPGEnc Video Mastering Works でエンコードした時(x265)

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。もし、表面温度が高すぎると、作業中に手のひらが熱くなり、不快になります。特に、手の平を置くパームレストの温度変化は重要です。

表面温度はやや低めに抑えられています。ただし、エンコード時は、パームレスト部の温度も少し上がり、手のひらにやや暖かさを感じます。

PC本体の表面温度
サーモグラフィー:FLIR ONE PRO
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後に計測しています

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。数値は変動しますが、約10分経過後から確認できた最も高い数値を掲載しています。

モバイル向けのプロセッサー搭載なので、低めの消費電力です。

消費電力
測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7
※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです
※約10分経過後から確認できた中で最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

HP ENVY x360 15-eeの外観のチェックです。

ボディカラーは、ナイトフォールブラックです。落ち着きのある外見で、質感もいいです。

 

天板です。中央にhpのロゴマークがはいっています。

 

閉じた状態です。本体の厚みは約18.9mmです。比較的薄型で、扱いやすいです。

 

指紋認証センサーを備えています。スリープ状態の時に指をタッチすると、電源ボタンを押さなくても、スリープ解除およびログインまで行うことができて便利です。

 

インターフェースは下の画像のとおりです。USB(5Gbps)x2、USB-C(10Gbps, Power Delivery, DisplayPort対応)、HDMI、SDカードリーダーを備えています。

 

底面です。ネジ穴が隠されており、とてもスッキリとした見た目です。

 

ゴムカバーを外すと、ネジがあります。

 

底面カバーを取り外すと、内部は下の画像のようになっています。2つのファンがありますが、ヒートパイプは1本なので、思ったほどの冷却性能ではありませんでした。

 

放熱しやすい金属のカバーを外すと、メモリスロットがあります。メモリの換装が可能です。なお、8GBメモリ、16GBメモリのどちらもデュアルチャネル(2枚挿し)となっています。

 

M.2 SSDにも放熱用のカバーが付いています。こちらも換装できそうです。

 

ACアダプターの容量は65Wです。丸みを帯びたデザインで、サイズも比較的コンパクトです。

 

まとめ

以上が、HP ENVY x360 15-eeのレビューです。

HP ENVY x360 15-eeは、良質な15.6型2-in-1 PCを10万円台からとリーズナブルな価格で購入できる機種です。

処理性能が高いRyzen 5000シリーズを搭載し、多くの作業が快適です。また、sRGB 100%クラスの色域が広めの液晶を搭載し、ペン入力にも対応しています。写真の編集やドローイングなどのライトなクリエイティブ作業にも使用でき、多目的に活用できます。

ボディの質感や、デザイン性も高いので、プライベートだけでなく、ビジネスの場面で使用しても違和感がありません。

トータルで見て、大きな欠点のない良機です。少し良質なPC、または、室内で多目的に使用できるPCを探している方にちょうどいい機種だと思います。

高めの処理性能で、質感も高い2-in-i PCが10万円台~

HP ENVY x360 15-ee

特徴

  • 100% sRGBクラスと色域広めの液晶を搭載
  • アクティブペンも使用できる2-in-1 PC
  • 高処理性能で見た目もよくて10万円台~

こんなあなたに

  • 宅内で多目的に使える快適ノートPCが欲しい方
  • お絵かきや写真編集などの趣味にも使いたい方
公式販売サイト(AMDモデル)はこちら インテルモデルはこちら

 

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